JP4252706B2 - 蛇行防止ガイドテープ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば、電子写真方式を採用した複写機、レーザープリンタ等を構成する感光装置、中間転写装置、転写分離装置、搬送装置、帯電装置、現像装置等に使用されるエンドレスベルトの蛇行防止に用いて好適な蛇行防止ガイドテープに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の蛇行防止ガイドテープとしては、図5及び図6に示すようなものが知られている。
【0003】
このようなものでは、中間転写装置1が、感光ドラム2と、この感光ドラム2の表面を略均一に帯電させる帯電器3と、画像に対応した静電潜像を現像する現像器4と、この静電潜像を、複数のローラ5〜7により、内側面から支持されるエンドレスベルト8に転写する静電転写器9等とから主に構成されている。
【0004】
そして、前記ローラ7と、押圧ローラ10との間を通る記録紙11に、前記転写された画像が印刷される。
【0005】
このように、前記エンドレスベルト8を、高精度に回転駆動するには、前記各ローラ5〜7の軸が、平行で、各ローラ5〜7の真円度、真直度が高いこと等、各種条件が必要となる。
【0006】
これらの条件が満たされないと、前記エンドレスベルト8が蛇行して、露光位置や、転写位置がずれるため画像ムラや画像ずれが発生する虞があった。
【0007】
このため、このようなエンドレスベルト8の蛇行を防止するため、例えば、特開昭58−100145号公報に記載されている様に、駆動ロールにフランジを設けたり、或いは、特開昭59−203036号公報記載のように蛇行量を検出し、各ロールの平行度を制御する方法が提案されている。
【0008】
このような前記フランジを設ける方法では、蛇行量が大きいと、エンドレスベルト8が、このフランジに乗り上げて破断する虞があった。また、ロールの平行度を制御する方法では、構造が、複雑で、高価なものとなってしまうといった問題があった。
【0009】
また、蛇行防止用のガイドテープを前記エンドレスベルト8の内側に貼り付けて、前記各ローラ5〜7とのずれを防止する方法が、特開平7−187435号公報、特開平8−99706号公報、特開平8−225178号公報、特開平11−338174号公報、特開平11−338175号公報、特開平11−352832号公報、特許公開2000−29326号公報、特許公開2000−75728号公報等に記載されている。
【0010】
例えば、前記特開平7−187435号に記載されたものでは、図6に示すように、所定の硬度を有する蛇行防止ガイド基材12に、接着材を塗布することにより得られる接着層13を介して、引張弾性率5000Kg/cm2 以上の引っ張り強度を有する補強基材14が接着されて、蛇行防止ガイドテープ15が構成されている。なお、図中符号16は、前記エンドレスベルト8との接着に用いる接着層で、離型紙17が粘着面に離型自在となるように添着されている。
【0011】
このように構成された蛇行防止ガイドテープ15では、蛇行防止ガイド基材12によって、充分な蛇行防止効果と耐久性とを両立させつつ、この蛇行防止ガイド基材12に、接着材が塗布されて形成された接着層13を介して、前記補強基材14が接着されることにより、前記エンドレスベルト8への張付時における前記蛇行防止ガイド基材12の伸張を防止して、復元時の収縮による剥離が起こらないようにしている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の蛇行防止ガイドテープでは、前記蛇行防止ガイド基材12に、前記補強基材14を接着材で形成された接着層16を介して接着するように構成されているので、この蛇行防止ガイドテープを形成する際、別途、接着材を用意して、略均等に、前記蛇行防止ガイド基材12の一側面或いは、前記補強基材14の一側面に塗布しなければならない。
【0013】
このため、蛇行防止ガイドテープの作成が容易であるとは言い難く、製造コストの増大を抑制しがたいといった問題があった。
【0014】
そこで、この発明は、充分な蛇行防止効果と耐久性を両立させつつ、基材の伸張を防止して、復元時の剥離等の問題を解消すると共に、製造も容易な蛇行防止ガイドテープを提供することを課題としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため本願発明の請求項1に記載されたものではエンドレスベルトの蛇行を防止するための蛇行防止ガイドテープ本体と、前記エンドレスベルトの少なくとも一側面に前記蛇行防止ガイドテープ本体を貼設するための接着層と、を有する蛇行防止ガイドテープにおいて、前記蛇行防止ガイドテープ本体は、互いに等しい融点をもつウレタン素材からなり互いに硬度の異なる2つの基材層を有し、前記接着層側に高い硬度の前記基材層が位置するように前記両基材層が前記接着層に対して並列されて構成され、前記両基材層は、該両基材層間における一方の接触面が溶融された状態で積層されることにより溶着されていることを特徴としている。
【0016】
ここで、同一材質とは、例えば、ウレタン等の高分子素材或いは他の物質との樹脂化合物で、同一融点を有するもの同士のことである。
【0017】
このように構成された請求項1記載のものでは、硬度の異なる少なくとも2層の基材が、積層された状態で溶着される。このため、別途、接着層を形成する接着材等を塗布等する必要なく、接着材使用量を減少させることが出来ると共に、基材間を所定の温度で圧着するだけで、容易に、蛇行防止ガイドテープ本体の作成を行うことが出来る。
【0018】
また、請求項2に記載されたものでは、請求項1に記載された蛇行防止ガイドテープであって、前記接着層側に位置する前記基材層は、約75乃至120Hsの硬度であり、他方の前記基材層は、約45乃至75Hsの硬度であることを特徴としている。
【0019】
このように構成された請求項2記載のものでは、前記エンドレスベルト側に設けられる基材層は、他方の基材層に比して、高硬度であるので、前記エンドレスベルトへの張付時における該基材の伸張が防止されて、復元時の収縮率を少なくすることが出来るので、剥離が防止される。
【0020】
また、高硬度の基材層は、前記エンドレスベルトとの間に介在される接着材或いは、両面粘着テープの接着材に対する親和性が良好で、前記エンドレスベルトとの接着性を良好なものとすることが出来る。
【0021】
そして、請求項3に記載されたものでは、請求項1または請求項2に記載の蛇行防止ガイドテープであって、前記接着層側に位置する前記基材層は、積層方向で見た厚さ寸法が約0.1から0.4mmであり、他方の前記基材層は、厚さ寸法が約0.4から1.3mmであることを特徴としている。
【0022】
このように構成された請求項3記載のものでは、前記エンドレスベルト側の基材層に対して、他方側の基材層の表面を高硬度とすることにより、更に、耐摩耗性を向上させることが出来る。
【0023】
【発明の実施の形態1】
以下、本発明の具体的な実施の形態1について、図面を参照しつつ説明する。なお、前記従来例と同一乃至均等な部分については、同一符号を付して説明する。
【0024】
図1乃至図4は、この発明の実施の形態1の蛇行防止ガイドテープを示すものである。
【0025】
まず、構成を説明すると、この実施の形態1の蛇行防止ガイドテープ20は、コピー機等のローラ5周囲に巻き回されるエンドレスベルト8の一側面である内周面8aに貼設されて、前記ローラ5の外周面5aに凹設形成されたガイド溝部5bに係合することにより蛇行が防止されるものである。
【0026】
この蛇行防止ガイドテープ20では、主にエンドレスベルト8側に設けられるベルト側基材層21と、このベルト側基材層21のベルト貼接面21aと反対側に設けられる他方の基材層22とから蛇行防止ガイドテープ本体が構成されている。
【0027】
前記ベルト貼接面21aには、前記エンドレスベルト8との接着に用いる接着層16が形成され、離型紙17が離型自在となるように添着されている。
【0028】
この蛇行防止ガイドテープ20は、幅約3〜8mm、長さ約800mmの長尺形状を呈し、これらのベルト側基材層21及び他方の基材層22が同一のウレタン素材で構成されている。
【0029】
このうち、前記ベルト側基材層21は、JISAによる硬度が、90Hsのウレタン素材で構成されていて、厚みを約0.1〜0.4mmとしている。
【0030】
また、前記他方側の基材層22は、JISAによる硬度が、60Hsのウレタン素材で構成されて、厚みを約0.4〜1.3mmとしている。
【0031】
しかも、この実施の形態1の蛇行防止ガイドテープ20では、これらの前記ベルト側基材層21及び前記基材層22を積層して熱で溶着させている。
【0032】
次に、この実施の形態1の蛇行防止ガイドテープ20の作用について、この蛇行防止ガイドテープの製造工程に沿って説明する。
【0033】
この実施の形態1では、蛇行防止ガイドテープ20のうち、JISAによる硬度が、90Hsの比較的堅いウレタン素材で構成される前記ベルト側基材層21のベルト貼接面21aには、コーティング装置等により、前記接着層16を形成する接着材が塗布される。 この接着層16には、前記離型紙17が、貼設される。
【0034】
そして、このベルト側基材層21の上面には、接触面を熱した状態で、JISAによる硬度60Hsの比較的軟らかいウレタン素材で構成された前記基材層22が、積層されて所定の押圧力で圧接されて溶着される。
【0035】
前記ベルト側基材層21と基材層22とは、ウレタン素材の融点が同一の素材で構成されているので、少なくとも一方の基材層21,22が溶融した両基材層21,22の接触面では、他方の基材層22,21も溶融して、溶融したウレタン素材同士が混ざり合い、冷却による凝固で、相互に接着される。
【0036】
このように構成された実施の形態1の蛇行防止ガイドテープ20は、前記離型紙17を剥がし、図2に示すように、前記エンドレスベルト8の内周面8aに沿って貼設する。
【0037】
この際、前記蛇行防止ガイドテープ20のうち、エンドレスベルト8側に位置するベルト側基材層21が、JISAによる硬度90Hsの比較的硬いウレタン素材で構成されているので、伸張しにくい。
【0038】
また、高硬度のベルト側基材層21は、前記エンドレスベルト8との間に介在される接着層16に対する親和性が、前記低硬度の基材層22よりも比較的良好で、前記エンドレスベルト8との接着性を良好なものとすることが出来る。
【0039】
また、前記他方側の基材層22は、JISAによる硬度が、60Hsの比較的軟らかいウレタン素材で構成されているので、圧縮されて、前記ローラ5〜7の円弧に沿う半径方向距離の小さい内周面への貼設でも、容易に折曲されると共に、歪み応力が小さい状態で保持される。
【0040】
このように、前記エンドレスベルト8側に設けられるベルト側基材層21は、他方の基材層22に比して、高硬度であるので、前記エンドレスベルト8への張付時におけるこれらの各基材21,22の伸張が防止されて、復元時の収縮率を少なくすることが出来る。従って、前記蛇行防止ガイドテープ20のエンドレスベルト8からの剥離が防止される。
【0041】
また、この実施の形態1では、硬度の異なる2層のベルト側基材層21及び基材層22が、積層された状態で、加熱により溶着される。
【0042】
このため、別途、これらのベルト側基材層21及び基材層22間に、従来のように、接着材を塗布する等、接着層を形成する工程を行う必要が無い。
【0043】
従って、接着材使用量を減少させることが出来ると共に、基材間を所定の温度で圧着するだけで、容易に、蛇行防止ガイドテープ20の作成を行うことが出来る。
【0044】
上述してきたように、ベルト側基材層21及び基材層22を積層して熱で溶着させることにより、ガイドに必要な高さを得られ、充分な蛇行防止効果と耐久性を両立させつつ、基材の伸張が防止されて、復元時の剥離等の問題が解消されると共に、製造も容易な蛇行防止ガイドテープが提供される。
【0045】
【変形例1】
以下、本発明の具体的な実施の形態1の変形例1の蛇行防止ガイドテープ30について、図3を参照しつつ説明する。
【0046】
なお、前記実施の形態1と同一乃至均等な部分については、同一符号を付して説明する。
【0047】
図3は、この変形例1の蛇行防止ガイドテープ30を示すものである。
【0048】
まず、構成を説明すると、この変形例1の蛇行防止ガイドテープ30では、エンドレスベルト側に設けられるベルト側基材層31が、比較的低硬度であるJISAによる硬度60Hsのウレタン素材で構成されて、厚みを約0.4〜1.3mmとしている。
【0049】
また、他方の基材層32は、JISAによる硬度が、90Hsのウレタン素材で構成されて、厚みが約0.1〜0.4mmとすることにより、前記エンドレスベルト側のベルト側基材層31に対して、この他方側の基材層32で構成される表面を高硬度としている。
【0050】
次に、この変形例1の作用について説明する。
【0051】
この変形例1では、前記実施の形態1の作用効果に加えて、更に、前記エンドレスベルト側に設けられるベルト側基材層31に比して、表面を構成する他方の基材層32が、高硬度であるので、耐摩耗性を向上させることが出来る。
【0052】
【変形例2】
以下、本発明の具体的な実施の形態1の変形例2の蛇行防止ガイドテープ40について、図4を参照しつつ説明する。
【0053】
なお、前記実施の形態1と同一乃至均等な部分については、同一符号を付して説明する。
【0054】
図4は、この発明の実施の形態1の変形例2の蛇行防止ガイドテープ40を示すものである。
【0055】
まず、構成を説明すると、この変形例2の蛇行防止ガイドテープ40では、エンドレスベルト側に設けられるベルト側基材層43が、比較的高硬度であるJISAによる硬度90Hsのウレタン素材で構成されて、厚みを約0.1〜0.4mmとしている。
【0056】
また、他方の基材層41は、比較的低硬度であるJISAによる硬度が、90Hsのウレタン素材で構成されると共に、この基材層41の表面には、厚みを約0.1〜0.4mmとして比較的高硬度であるJISAによる硬度90Hsのウレタン素材で構成された表面側基材層42が覆っている。
【0057】
前記中間基材層41は、厚みが約0.4〜1.3mmを呈する、前記ベルト側基材層43及び表面側基材層41間に設けられてサンドイッチ状とされている。
【0058】
次に、この変形例2の作用について説明する。
【0059】
この変形例2では、実施の形態1の作用効果に加えて、更に、前記中間に設けられるベルト側基材層41に比して、表面を構成する他方の基材層42が、高硬度であるので、耐摩耗性を向上させることが出来る。
【0060】
また、前記中間基材層41と、各前記ベルト側基材層43及び表面側基材層41との間は、同一材質であるウレタン素材で構成されているので、加熱により、溶着出来、容易に3層のサンドイッチ状の蛇行防止ガイドテープ40を作成出来る。
【0061】
以上、この発明の実施の形態1及び変形例1,2を図面により詳述してきたが、具体的な構成はこの実施の形態1に限らず、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があってもこの発明に含まれる。
【0062】
例えば、前記実施の形態1では、前記ベルト側基材層21は、JISAによる硬度が、90Hsのウレタン素材で構成されていて、厚みを約0.1〜0.4mmとすると共に、前記他方側の基材層22は、硬度が、60Hsのウレタン素材で構成されて、厚みを約0.4〜1.3mmとしているが、特にこれに限らず、例えば、蛇行防止ガイドテープのベルト側基材層21を、約75乃至120Hsの硬度で構成されていると共に、前記他方側の基材層22を、約45乃至75Hsの硬度の同一素材で構成されているものであれば、例えばウレタン化合物等、ウレタン素材の混合物を含む他の樹脂化合物等、どのような材質で、しかも、どのように硬度の異なるものであっても、2層以上等、少なくとも2層の複数の層の基材が積層されて溶着されるものであればよい。
【0063】
また、実施の形態1では、コピー機のローラ5等に巻き回されたエンドレスベルトに、蛇行防止ガイドテープ20を用いたものを示して説明してきたが、このような電子写真方式を採用した複写機に限らず、レーザープリンタ等を構成する感光装置、中間転写装置、転写分離装置、搬送装置、帯電装置、現像装置等に使用される蛇行防止ガイドテープであるならば、形状、数量、適用箇所が特に限定されるものではない。
【0064】
更に、前記実施の形態1では、前記蛇行防止ガイドテープ20と、前記エンドレスベルト8との間の接着に、接着材で形成される接着層16が用いられているが、特にこれに限らず、例えば、接着材を少なくとも一部に有する両面粘着テープ等によって、接着層が形成されているものであっても良く、また、接着時に、塗布或いは、添着されるものであってもよい。
【0065】
【発明の効果】
以上説明してきたように、この発明の請求項1記載のものによれば、硬度の異なる少なくとも2層の基材が、積層された状態で溶着される。このため、別途、接着層を形成する接着材等を塗布等する必要なく、接着材使用量を減少させることが出来ると共に、基材間を所定の温度で圧着するだけで、容易に、蛇行防止ガイドテープの作成を行うことが出来る。
【0066】
また、請求項2に記載されたものでは、前記エンドレスベルト側に設けられる基材層は、他方の基材層に比して、高硬度であるので、前記エンドレスベルトへの張付時における該基材の伸張が防止されて、復元時の収縮率を少なくすることが出来るので、剥離が防止される。
【0067】
更に、高硬度の基材層は、前記エンドレスベルトとの間に介在される接着材或いは、両面粘着テープの接着材に対する親和性が良好で、前記エンドレスベルトとの接着性を良好なものとすることが出来る。
【0068】
そして、請求項3に記載されたものでは、前記エンドレスベルト側の基材層に対して、他方側の基材層の表面を高硬度とすることにより、更に、耐摩耗性を向上させることが出来る、という実用上有益な効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1で、蛇行防止ガイドテープの構成を説明する一部断面斜視図である。
【図2】実施の形態1の蛇行防止ガイドテープを用いたコピー機のローラ部分を示す一部断面斜視図である。
【図3】実施の形態1の変形例1の蛇行防止ガイドテープで、構成を説明する一部断面斜視図である。
【図4】実施の形態1の変形例2の蛇行防止ガイドテープで、構成を説明する一部断面斜視図である。
【図5】従来の蛇行防止ガイドテープを利用した中間転写装置の模式図である。
【図6】従来の蛇行防止ガイドテープの一部断面斜視図である。
【符号の説明】
5〜7 ローラ
5b ガイド溝部
8 エンドレスベルト
8a 内周面(一側面)
20,30,40
蛇行防止ガイドテープ(蛇行防止ガイドテープ本体)
21,31,43
ベルト側基材層
22,32,42
(他方側の)基材層
Claims (3)
- エンドレスベルトの蛇行を防止するための蛇行防止ガイドテープ本体と、前記エンドレスベルトの少なくとも一側面に前記蛇行防止ガイドテープ本体を貼設するための接着層と、を有する蛇行防止ガイドテープにおいて、
前記蛇行防止ガイドテープ本体は、互いに等しい融点をもつウレタン素材からなり互いに硬度の異なる2つの基材層を有し、前記接着層側に高い硬度の前記基材層が位置するように前記両基材層が前記接着層に対して並列されて構成され、
前記両基材層は、該両基材層間における一方の接触面が溶融された状態で積層されることにより溶着されていることを特徴とする蛇行防止ガイドテープ。 - 前記接着層側に位置する前記基材層は、約75乃至120Hsの硬度であり、他方の前記基材層は、約45乃至75Hsの硬度であることを特徴とする請求項1記載の蛇行防止ガイドテープ。
- 前記接着層側に位置する前記基材層は、積層方向で見た厚さ寸法が約0.1から0.4mmであり、他方の前記基材層は、厚さ寸法が約0.4から1.3mmであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の蛇行防止ガイドテープ。
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