JP4252327B2 - 電子部品の実装機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、プリント基板に対して電子部品を実装する電子部品の実装機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
プリント基板に対して電子部品を実装する電子部品の実装機としては、一般にプリント基板を保持する基板保持手段と、この基板保持手段により保持されたプリント基板に対して電子部品を搬送して実装するヘッドユニットとを備え、ヘッドユニットが、概ね直交するX軸、Y軸の2方向に電子部品を移動可能に支持されているものが知られている。
【0003】
このような実装機において実装効率向上等を図るため、個別に移動可能な複数のヘッドユニットを設けたものもある。
【0004】
例えば、特許文献1、特許文献2には、ベースフレーム上に設置されるX、Yガントリーと、X、Yガントリーの所定部位に設置される複数のヘッドユニットと、電子部品の部品供給装置とを備えた表面実装装置およびその方法の技術が開示されている。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−171094
【特許文献2】
特開2002−198693
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述の公報に開示された電子部品の実装機など従来の技術では、複数のヘッドユニットにおいて、電子部品を搬送することが可能な可動領域が構造的に互いにオーバーラップし、ヘッドユニット同士が衝突する可能性があるという問題がある。これらの電子部品の実装機では、一般に複数のヘッドユニットの動きを制御装置のソフトウェアで制御することにより、ヘッドユニット同士の衝突を回避しているが、この制御装置が故障した場合など、万一の場合にはヘッドユニット同士が衝突する可能性を皆無にすることができないという不具合があった。
【0007】
また、これら従来の電子部品の実装機においては、ヘッドユニットがプリント基板に電子部品を実装した後、部品供給装置まで電子部品を受け取りに行って帰って来るまでに時間がかかるため時間的ロスが生じる結果、実装の効率を飛躍的に向上させることが困難であるという不具合があった。
【0008】
本発明は上記不具合に鑑みてなされたものであり、ヘッドユニット同士の衝突の可能性を皆無にしながら、プリント基板への電子部品の実装効率を飛躍的に向上させることができる電子部品の実装機を提供することを課題としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための本発明は、予め設定されたプリント基板可動範囲においてプリント基板をX軸、Y軸の2方向に移動可能に保持する基板保持手段と、上記プリント基板に実装される電子部品を供給する複数の電子部品供給装置と、上記各電気部品供給装置と上記プリント基板可動範囲との間にそれぞれ配置されて、上記基板保持手段により保持されたプリント基板に対して対応する電子部品供給装置から供給された電子部品を搬送して実装する複数のヘッドユニットと、上記ヘッドユニットをそれぞれ個別に上記X軸、Y軸の2方向に移動可能に支持するX、Yガントリーと、上記X、Yガントリーをそれぞれ支持するベースフレームとを備え、上記X、Yガントリーは、上記Y軸に沿って配置されたY軸ガイドレールと、このY軸ガイドレールにガイドされるように上記ヘッドユニット毎に設けられたヘッドユニット支持部材とを有し、上記複数のヘッドユニットは、互いにオーバーラップしないそれぞれの可動領域で、各ヘッドユニットが上記ヘッドユニット支持部材に沿ってX軸方向に移動するとともに、各ヘッドユニット支持部材が上記Y軸ガイドレールに沿って上記電子部品供給装置と上記プリント基板可動範囲との間を平行移動することにより、それぞれの可動領域の一の位置に設けられた上記電子部品供給装置から少なくとも一つの電子部品を受け取り、かつ受け取った電子部品をそれぞれの可動領域の他の位置に設定された実装部において停止した状態でプリント基板に実装するものであり、上記複数のヘッドユニットのそれぞれの実装部は、プリント基板可動範囲の中央部に集中的に配置されており、上記基板保持手段は、上記複数のヘッドユニットのそれぞれの実装部にプリント基板を順次移動させるとともに、上記実装部において静止した状態にあるヘッドユニットが保持している電子部品を、プリント基板のプリント基板可動範囲に実装することができるようにプリント基板を移動させるものであり、上記Y軸ガイドレールは、Y軸方向のほぼ中央にストッパー機構を有しており、このストッパー機構により、その両側に位置するヘッドユニット支持部材が、それぞれストッパー機構を越えてY軸方向に移動することを規制されているものであることを特徴とする電子部品の実装機である。
【0010】
本発明によれば、複数のヘッドユニットのそれぞれの可動領域が互いにオーバーラップしないように独立して設けられるとともに、基板保持手段が、複数のヘッドユニットのそれぞれの実装部にプリント基板を順次移動させ、かつヘッドユニットが保持している電子部品を、プリント基板の実装位置に実装することができるようにプリント基板を移動させるので、ヘッドユニット同士の衝突の可能性を皆無にしながら、次々にプリント基板への電子部品の実装効率を飛躍的に向上させることができる。
【0012】
また、ヘッドユニットのそれぞれの実装部が、プリント基板可動範囲の中央部に集中的に配置されているので、基板保持手段の移動経路を短くすることができる結果、プリント基板への電子部品の実装効率を飛躍的に向上させることができる。
【0013】
また、上記ヘッドユニットは、概ね直交するX軸、Y軸の2方向に少なくとも一つの電子部品を移動可能に支持されていることが好ましい。
【0014】
このようにすれば、電子部品供給装置と実装部とがそれぞれのヘッドユニットの可動領域のどこに設けられていても、対応可能である結果、汎用性の高い電子部品の実装機とすることができる。
【0015】
また、本発明において、上記ヘッドユニット及び上記基板保持手段の作動を制御する制御手段を備え、この制御手段は、上記複数のヘッドユニットのうちの一のヘッドユニットが電子部品のプリント基板への実装を完了し、かつ上記基板保持手段がこのうちの一のヘッドユニットによる実装を完了したプリント基板を他のヘッドユニットの実装部に搬送した状態で、他のヘッドユニットが、この他のヘッドユニットの実装部への電子部品の搬送を完了しているように制御することが好ましい。
【0016】
このようにすれば、一のヘッドユニットが電子部品のプリント基板への実装を完了し、基板保持手段がこの実装を完了したプリント基板を他のヘッドユニットの実装部に搬送した状態で、他のヘッドユニットが、実装部への電子部品の搬送を完了しているように制御するので、他のヘッドユニットにおいてただちに電子部品のプリント基板への実装を開始することができる結果、時間的ロスの少ない効率の良い電子部品の実装機とすることができる。
【0017】
また、上記複数のヘッドユニットは、実装機に対して4つ設けられ、各ヘッドユニットが互いに独立して作動可能となっていることが好ましい。
【0018】
このようにすれば、実装機に対して上記複数のヘッドユニットが、4つ設けられることにより、ヘッドユニットの実装部への電子部品の搬送に時間的余裕が生じるので、一のヘッドユニットが電子部品のプリント基板への実装を完了し、基板保持手段がこの実装を完了したプリント基板を他のヘッドユニットの実装部に搬送した状態で、他のヘッドユニットが、実装部への電子部品の搬送を確実に完了させることができる結果、より時間的ロスの少ない効率の良い電子部品の実装機とすることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照しながら本発明の好ましい実施の一形態について詳述する。図1は本発明の実施の形態に係る電子部品の実装機10の構成を示す概念図であり、図2は電子部品の実装機10の構成を示す平面図である。また、図3は電子部品の実装機10の構成を示す正面図である。なお、以下の説明では、図1と図2とにおいて、図面上左右の方向をX軸方向、上下の方向をY軸方向とする。
【0020】
これらの図に示すように、本発明の実施の形態に係る電子部品の実装機10は、プリント基板1に対して電子部品を搬送して実装する4つのヘッドユニット3と、プリント基板1を保持する基板保持手段4と、上記4つのヘッドユニット3をそれぞれX軸、Y軸の2方向に移動可能に支持するX、Yガントリー5と、X、Yガントリー5をそれぞれ支持するベースフレーム6(図2、図3)とを備えている。
【0021】
上記4つのヘッドユニット3は、本実施形態では、それぞれに複数の吸着ノズル2を有し、1個の吸着ノズル2に対し1個ずつ電子部品(図示せず)を吸着して保持するように構成されている。
【0022】
上記X、Yガントリー5は、X軸方向に延びる4つのヘッドユニット支持部材5aと、このヘッドユニット支持部材5aに対して直交するように設けられた平行な3個のY軸ガイドレール5b(図2参照。図1では両側のY軸ガイドレール5bのみ図示)とを有している。そして、各ヘッドユニット3が、各ヘッドユニット支持部材5aに設けられた図略のX軸サーボモータによりボールねじを介して駆動され、ヘッドユニット支持部材5aに沿って移動するとともに、各ヘッドユニット支持部材5aが、それぞれに対して設けられたY軸サーボモータ5c(図2)によりボールねじを介して駆動されてY軸ガイドレール5bに沿って平行移動する。このようにして、各ヘッドユニット3が互いに独立してそれぞれX軸、Y軸の2方向に移動することができるようになっている。
【0023】
ここで、ヘッドユニット支持部材5aは、ベースフレーム6のほぼ中央線5d(中央のY軸ガイドレール5b上の線)を境にして左右2つずつ配設されている。そして左側の2つのヘッドユニット支持部材5aは左側と中央のY軸ガイドレール5bに両端が支持され、右側の2つのY軸ガイドレール5bは、Y軸方向のほぼ中央に図略のストッパー機構を有しており、このストッパー機構により、中央線5eを境にしてその両側に位置するヘッドユニット支持部材5aが、それぞれ中央線5eを越えてY軸方向に移動することができないように構成されている。
【0024】
その結果、4つのヘッドユニット3は、電子部品可動領域A、B、C、Dが互いにオーバーラップしないように独立して設けられる。
【0025】
また、この4つのヘッドユニット3は、それぞれの可動領域A、B、C、Dの一の位置に設けられたフィーダ7(電子部品供給装置)から電子部品を受け取り、かつ受け取った電子部品をそれぞれの可動領域A、B、C、Dの他の位置に設定された実装部8において停止した状態でプリント基板1に実装するものであり、上記4つのヘッドユニット3のそれぞれの実装部8は、プリント基板可動範囲の中央部に集中的に配置されている。
【0026】
上記基板保持手段4は、本実施形態においては、Y軸方向にプリント基板1を搬送する図略のプリント基板搬送コンベアからプリント基板1を受け取るとともに、プリント基板1を保持して上記4つのヘッドユニット3のそれぞれの実装部8にプリント基板1を順次移動させるように構成されている。
【0027】
また、基板保持手段4は、それぞれの実装部8において、プリント基板1を実装部8に対応する範囲内でX、Y軸方向に移動させることにより、その実装部8において静止した状態にあるヘッドユニット3が、保持している電子部品を、プリント基板1における各電子部品の実装位置に実装することができるようになっている。
【0028】
次に図4〜図5に示すように、本発明の実施の形態に係る電子部品の実装機10の作用について説明する。
【0029】
図4は、本発明の実施の形態に係る電子部品の実装機10の制御を示すフロー図である。
【0030】
図4を参照して、例えば可動領域Aについて説明する。なお、可動領域B、C、Dについても同様の制御を行う。
【0031】
ステップS1において、ヘッドユニット3をそれぞれの可動領域Aの一の位置に設けられたフィーダ7(電子部品供給装置)の位置に戻す。
【0032】
次に、ステップS2において、ヘッドユニット3の各吸着ノズル2に電子部品を吸着して保持することにより、フィーダ7から電子部品を受け取る。
【0033】
また、ステップS3において、ヘッドユニット3を図略の部品認識カメラ、上に移動させ、このカメラによる部品の撮像に基づいて部品認識を行い、電子部品が正しくヘッドユニット3の吸着ノズル2に吸着されているかどうかを判別するとともに、部品吸着位置のずれを調べる。
【0034】
そして、ステップS4において、X軸サーボモータ、Y軸サーボモータ5cを制御してヘッドユニット3を可動領域Aの他の位置に設定された実装部8に移動させる。
【0035】
ここで、ステップS5において、可動領域Aの実装部8においてプリント基板1に実装する順番になったかどうかを判断し、YESならば、次にステップS6に進み、NOならば、プリント基板1に実装する順番になるまで、ステップS5を繰返す。
【0036】
そして、プリント基板1に実装する順番になったと判断されれば、ステップS6において、停止した状態で電子部品を実装部8においてプリント基板1に実装する。この時、基板保持手段4は、この実装部8において静止した状態にあるヘッドユニット3が保持している電子部品を、プリント基板1の実装位置に実装することができるようにプリント基板1を移動させる。
【0037】
ステップS7において、ヘッドユニット3が保持している電子部品を全て実装したかどうかを判断し、YESならば、次にステップS8に進み運転を終了する。また、NOならば、ステップS1に戻って、プリント基板1に電子部品を全て実装するまで、ステップS1からステップS7までを繰返す。
【0038】
また、図5は本発明の実施の形態に係る電子部品の実装機10のタイムチャートである。
【0039】
図示のように、可動領域Dにおいて、ヘッドユニット3が、ステップS1からステップS4まで進む間に、すなわち、一のヘッドユニット3が電子部品の実装を終えてからフィーダ7(電子部品供給装置)で受け取った電子部品を可動領域Dの他の位置に設定された実装部8に移動させるまでに、可動領域A、B、CのステップS5からステップS7までの工程、すなわち、実装部8においてプリント基板1に実装する順番になったかどうかの判断(ステップS5)と、プリント基板1への実装(ステップS6)と、電子部品を全て実装したかどうかの判断(ステップS7)が、可動領域A、B、Cそれぞれのヘッドユニット3について順次完了しているように構成されている。
【0040】
また、この間、基板保持手段4は、4つのヘッドユニット3のそれぞれの実装部8にプリント基板1を順次移動させるとともに、実装部8において静止した状態にあるヘッドユニット3が保持している電子部品を、プリント基板1の実装位置に実装することができるようにプリント基板1を移動させる。
【0041】
そして、4つのヘッドユニット3のうちの一のヘッドユニット3が電子部品のプリント基板1への実装を完了し、かつ基板保持手段4がプリント基板1を他のヘッドユニット3の実装部8に搬送した状態で、他のヘッドユニット3が、この他のヘッドユニット3の実装部8への電子部品の搬送を完了しており、他のヘッドユニット3においてただちに電子部品のプリント基板1への実装が開始される。
【0042】
以上説明したように、本発明の実施の形態に係る電子部品の実装機10によれば、複数のヘッドユニット3のそれぞれの可動領域A、B、C、Dが互いにオーバーラップしないように独立して設けられるとともに、基板保持手段4が、複数のヘッドユニット3のそれぞれの実装部8にプリント基板1を順次移動させ、かつヘッドユニット3が保持している電子部品を、プリント基板1の実装位置に実装することができるようにプリント基板1を移動させるので、ヘッドユニット3同士の衝突の可能性を皆無にしながら、次々に電子部品を効率良くプリント基板1の実装位置に実装することができる。
【0043】
また、ヘッドユニット3のそれぞれの実装部8が、プリント基板可動範囲の中央部に集中的に配置されているので、基板保持手段4の移動経路を短くすることができる結果、電子部品を効率良くプリント基板1の実装位置に実装することができる。
【0044】
また、概ね直交するX軸、Y軸方向に電子部品を搬送することができるように、それぞれのヘッドユニット3が構成されているので、電子部品供給装置と実装部8とがそれぞれのヘッドユニット3の可動領域A、B、C、Dのどこに設けられていても、対応可能である結果、汎用性の高い電子部品の実装機10とすることができる。
【0045】
また、一のヘッドユニット3が電子部品のプリント基板1への実装を完了し、基板保持手段4がこの実装を完了したプリント基板1を他のヘッドユニット3の実装部8に搬送した状態で、他のヘッドユニット3が、実装部8への電子部品の搬送を完了しているように制御するので、他のヘッドユニット3においてただちに電子部品のプリント基板1への実装を開始することができる結果、時間的ロスの少ない効率の良い電子部品の実装機10とすることができる。
【0046】
実装機10に対して上記複数のヘッドユニット3が4つ設けられていれば、ヘッドユニット3の実装部8への電子部品の搬送に時間的余裕が生じるので、一のヘッドユニット3が電子部品のプリント基板1への実装を完了し、基板保持手段4がこの実装を完了したプリント基板1を他のヘッドユニット3の実装部8に搬送した状態で、他のヘッドユニット3が、実装部8への電子部品の搬送を確実に完了させることができる結果、より時間的ロスの少ない効率の良い電子部品の実装機10とすることができる。
【0047】
上述した実施の形態は本発明の好ましい具体例を例示したものに過ぎず、本発明は上述した実施の形態に限定されない。
【0048】
例えば、本実施形態においては、プリント基板1に対して電子部品を搬送して実装するヘッドユニット3を4個設けているが必ずしもヘッドユニット3は、4個に限定されない。可動領域が互いにオーバーラップしないように独立して設けられるのであれば、図6に示すように、2個の場合も採用可能である。
【0049】
また、ヘッドユニット3は、必ずしも吸着ノズル2を有したものに限定されない。機械的に電子部品を保持するなど種々の設計変更が可能である。
【0050】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、ヘッドユニット同士の衝突の可能性を皆無にしながら、プリント基板への電子部品の実装効率を飛躍的に向上させることができるという顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係る電子部品の実装機の構成を示す概念図である。
【図2】 本発明の実施の形態に係る電子部品の実装機の構成を示す平面図である。
【図3】 本発明の実施の形態に係る電子部品の実装機の構成を示す正面図である。
【図4】 本発明の実施の形態に係る電子部品の実装機の図略の制御装置による制御を示すフロー図である。
【図5】 本発明の実施の形態に係る電子部品の実装機のタイムチャートである。
【図6】 本発明の実施の形態に係る電子部品の実装機の変形例を示す概念図である。
【符号の説明】
1 プリント基板
2 電子部品
3 ヘッドユニット
4 基板保持手段
7 フィーダ(電子部品供給装置)
8 実装部
10 電子部品の実装機
A、B、C、D 可動領域
Claims (4)
- 予め設定されたプリント基板可動範囲においてプリント基板をX軸、Y軸の2方向に移動可能に保持する基板保持手段と、上記プリント基板に実装される電子部品を供給する複数の電子部品供給装置と、上記各電子部品供給装置と上記プリント基板可動範囲との間にそれぞれ配置されて、上記基板保持手段により保持されたプリント基板に対して対応する電子部品供給装置から供給された電子部品を搬送して実装する複数のヘッドユニットと、上記ヘッドユニットをそれぞれ個別に上記X軸、Y軸の2方向に移動可能に支持するX、Yガントリーと、上記X、Yガントリーをそれぞれ支持するベースフレームとを備え、
上記X、Yガントリーは、上記Y軸に沿って配置されたY軸ガイドレールと、このY軸ガイドレールにガイドされるように上記ヘッドユニット毎に設けられたヘッドユニット支持部材とを有し、
上記複数のヘッドユニットは、互いにオーバーラップしないそれぞれの可動領域で、各ヘッドユニットが上記ヘッドユニット支持部材に沿ってX軸方向に移動するとともに、各ヘッドユニット支持部材が上記Y軸ガイドレールに沿って上記電子部品供給装置と上記プリント基板可動範囲との間を平行移動することにより、それぞれの可動領域の一の位置に設けられた上記電子部品供給装置から少なくとも一つの電子部品を受け取り、かつ受け取った電子部品をそれぞれの可動領域の他の位置に設定された実装部において停止した状態でプリント基板に実装するものであり、
上記複数のヘッドユニットのそれぞれの実装部は、プリント基板可動範囲の中央部に集中的に配置されており、
上記基板保持手段は、上記複数のヘッドユニットのそれぞれの実装部にプリント基板を順次移動させるとともに、上記実装部において静止した状態にあるヘッドユニットが保持している電子部品を、プリント基板のプリント基板可動範囲に実装することができるようにプリント基板を移動させるものであり、
上記Y軸ガイドレールは、Y軸方向のほぼ中央にストッパー機構を有しており、このストッパー機構により、その両側に位置するヘッドユニット支持部材が、それぞれストッパー機構を越えてY軸方向に移動することを規制されているものである
ことを特徴とする電子部品の実装機。 - 上記ヘッドユニットは、概ね直交するX軸、Y軸の2方向に少なくとも一つの電子部品を移動可能に支持されていることを特徴とする請求項1記載の電子部品の実装機。
- 上記ヘッドユニット及び上記基板保持手段の作動を制御する制御手段を備え、この制御手段は、上記複数のヘッドユニットのうちの一のヘッドユニットが電子部品のプリント基板への実装を完了し、かつ上記基板保持手段がこのうちの一のヘッドユニットによる実装を完了したプリント基板を他のヘッドユニットの実装部に搬送した状態で、他のヘッドユニットが、この他のヘッドユニットの実装部への電子部品の搬送を完了しているように制御することを特徴とする請求項1または2に記載の電子部品の実装機。
- 上記複数のヘッドユニットは、実装機に対して4つ設けられ、各ヘッドユニットが互いに独立して作動可能となっていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の電子部品の実装機。
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