JP4249960B2 - 燃料電池セル - Google Patents
燃料電池セル Download PDFInfo
- Publication number
- JP4249960B2 JP4249960B2 JP2002248446A JP2002248446A JP4249960B2 JP 4249960 B2 JP4249960 B2 JP 4249960B2 JP 2002248446 A JP2002248446 A JP 2002248446A JP 2002248446 A JP2002248446 A JP 2002248446A JP 4249960 B2 JP4249960 B2 JP 4249960B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- single cell
- anode
- cathode
- fuel cell
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M8/00—Fuel cells; Manufacture thereof
- H01M8/10—Fuel cells with solid electrolytes
- H01M8/12—Fuel cells with solid electrolytes operating at high temperature, e.g. with stabilised ZrO2 electrolyte
- H01M8/1213—Fuel cells with solid electrolytes operating at high temperature, e.g. with stabilised ZrO2 electrolyte characterised by the electrode/electrolyte combination or the supporting material
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M8/00—Fuel cells; Manufacture thereof
- H01M8/04—Auxiliary arrangements, e.g. for control of pressure or for circulation of fluids
- H01M8/04082—Arrangements for control of reactant parameters, e.g. pressure or concentration
- H01M8/04089—Arrangements for control of reactant parameters, e.g. pressure or concentration of gaseous reactants
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M8/00—Fuel cells; Manufacture thereof
- H01M8/24—Grouping of fuel cells, e.g. stacking of fuel cells
- H01M8/241—Grouping of fuel cells, e.g. stacking of fuel cells with solid or matrix-supported electrolytes
- H01M8/2425—High-temperature cells with solid electrolytes
- H01M8/243—Grouping of unit cells of tubular or cylindrical configuration
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M8/00—Fuel cells; Manufacture thereof
- H01M8/24—Grouping of fuel cells, e.g. stacking of fuel cells
- H01M8/241—Grouping of fuel cells, e.g. stacking of fuel cells with solid or matrix-supported electrolytes
- H01M8/2425—High-temperature cells with solid electrolytes
- H01M8/2432—Grouping of unit cells of planar configuration
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M8/00—Fuel cells; Manufacture thereof
- H01M8/10—Fuel cells with solid electrolytes
- H01M8/12—Fuel cells with solid electrolytes operating at high temperature, e.g. with stabilised ZrO2 electrolyte
- H01M8/124—Fuel cells with solid electrolytes operating at high temperature, e.g. with stabilised ZrO2 electrolyte characterised by the process of manufacturing or by the material of the electrolyte
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/30—Hydrogen technology
- Y02E60/50—Fuel cells
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P70/00—Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
- Y02P70/50—Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は燃料電池セルに関し、更に詳細には固体電解質層を挟み込むカソード層とアノード層とに、燃料ガスと空気とが混合された混合ガスが供給される燃料電池セルに関する。
【0002】
【従来の技術】
燃料電池セルとしての円筒型燃料電池セルは、特開平7−282823号公報に提案されている。この円筒型燃料電池セルは、図17に示す様に、多孔性セラミックから成る円筒状基体100と、円筒状基体100の外周に形成された多孔性のアノード層(空気極)102と、アノード層102の外周面に形成されたイットリア添加安定化ジルコニアから成る固体電解質104と、固体電解質104の外周面に形成されたカソード層(燃料極)106とが同心円状に形成されている。
更に、この円筒型燃料電池セルには、インターコネクター108が、固体電解質104を貫通してアノード層102と接続し、カソード層106と非接触状態でセルの表面が露出している。
かかる円筒型燃料電池セルでは、900〜1000℃の雰囲気下で円筒状基体100内に空気を流すと共に、カソード層106の外周面に沿ってメタンや水素等の燃料ガスを流すことによって、空気中の酸素と燃料ガス中の燃料成分との電気化学的な反応に基づく起電力を発生させることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
図17に示す円筒型燃料電池セルによれば、平板型燃料電池セルに比較して、小型化できると共に、円筒状基体100内を流す空気と、カソード層106の外周面に沿って流す燃料ガスとの分離を容易に行うことができる。
しかし、円筒型燃料電池セルでも、その発電効率を向上すべく、アノード層102及びカソード層106の空気又は燃料ガスと接触する接触面積を拡大せんとすると、セルの直径を大径とせざるを得ず、燃料電池装置が大型化する。
そこで、本発明の課題は、アノード層及びカソード層の空気や燃料ガスと接触する接触面積を拡大しても、セルの大型化を防止し得る燃料電池セルを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明者等は、前記課題を解決すべく検討したところ、空気と燃料ガスとを確実に分離することを要する場合には、燃料電池セルの大きさは、アノード層とカソード層との空気や燃料ガスとの接触面積と比例する。
ところで、SCIENCE,Vol.288(2000),p2031-2033には、固体電解質層の両面側にカソード層とアノード層とが形成された燃料電池用セルを、メタンガスと酸素とが混合された混合燃料ガス内に載置しても、燃料電池用セルに起電力が発生することが報告されている。
このため、本発明者等は、空気と燃料ガスとが混合された混合ガスを用いれば、アノード層側に流す空気流とカソード層側に流す燃料流とを分離することを要せず、固体電解質層の両面側にカソード層とアノード層とが形成された燃料電池セルの形状を自由に変更できるものと考え検討した。その結果、混合ガスとの接触面積を可及的に増加し得る燃料電池セルを見出し、本発明に到達した。
【0005】
すなわち、本発明は、固体電解質層を挟み込むカソード層とアノード層とに、燃料ガスと空気とが混合された混合ガスが供給される燃料電池セルであって、該燃料電池セルは、前記カソード層、固体電解質層及びアノード層が積層されたシングルセル層又は複数層の前記シングルセル層が積層された積層体が渦巻状に巻かれて渦巻体に形成されていると共に、前記渦巻体の中心方向に互いに隣接する上層と下層とのシングルセル層又は積層体との対向面を形成するカソード層とアノード層とが、電気絶縁体を介して配設され、前記電気絶縁体が、混合ガスが通過し得る多孔質の電気絶縁体であることを特徴とする燃料電池セルにある。
また、本発明は、固体電解質層を挟み込むカソード層とアノード層とに、燃料ガスと空気とが混合された混合ガスが供給される燃料電池セルであって、該燃料電池セルは、前記カソード層、固体電解質層及びアノード層が積層されたシングルセル層又は複数層の前記シングルセル層が積層された積層体が、前記シングルセル層又は積層体の表面を形成するカソード層又はアノード層の表面同士が互いに対向するように折り畳まれた状態で渦巻状に巻き込まれて渦巻体に形成され、前記渦巻体の中心方向に互いに隣接する上層と下層とのシングルセル層又は積層体との対向面が、カソード層同士又はアノード層同士とによって形成されていると共に、前記カソード層及びアノード層に、又は前記上層と下層とのシングルセル層又は積層体との対向面の間に、前記混合ガスが通過し得るガス通路が形成されていることを特徴とする燃料電池セルにある。
更に、本発明は、固体電解質層を挟み込むカソード層とアノード層とに、燃料ガスと空気とが混合された混合ガスが供給される燃料電池セルであって、該燃料電池セルは、前記カソード層、固体電解質層及びアノード層が積層されたシングルセル層又は複数層の前記シングルセル層が積層された積層体がジグザグ状に折り畳まれた折畳体に形成されていると共に、前記折畳体の互いに隣接するシングルセル層又は積層体の各対向面が前記カソード層同士又はアノード層同士で形成され、且つ互いに隣接する前記シングルセル層又は積層体の各対向面の間に、混合ガスが通過するガス通路が形成されるようにスペース部材が配設されていることを特徴とする燃料電池セルにある。
【0006】
本発明に係る燃料電池セルは、カソード層、固体電解質層及びアノード層が積層されたシングルセル層又は複数層のシングルセル層が積層された積層体が、渦巻状に巻かれた渦巻体又はジグザグ状に折り畳まれた折畳体に形成されている。
更に、この渦巻体及び折畳体を構成するシングルセル層又は積層体のカソード層及びアノード層に、又は互いに隣接するシングルセル層又は積層体の対向面の間に、空気と燃料ガスが混合された混合ガスが通過し得るガス通路が形成されている。
また、かかる燃料電池セルには、空気と燃料ガスとの混合ガスが供給されるため、空気と燃料ガスとを分離することを要しない。
このため、シングルセル層又は積層体のアノード層及びカソード層の混合ガスとの接触面積を容易に拡大できる。
しかも、シングルセル層又は積層体のアノード層及びカソード層の混合ガスとの接触面積を拡大しても、シングルセル層又は積層体が渦巻状に巻かれた渦巻体又はジグザグ状に折り畳まれた折畳体であるため、そのサイズは急激に増大せず、セルの大型化を防止できる。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明に係る燃料電池セルの参考例を図1に示す。図1において、図1(a)は燃料電池セル10の側面図であり、図1(b)は燃料電池セル10の横断面図である。
図1(a)(b)に示す燃料電池セル10は、ヒータ14で加熱されるセラミック等の耐熱性を有する円筒状の筒状容器12内に、渦巻体16が収容されている。
この渦巻体16は、その部分断面図である図2に示す様に、固体電解質層18aがカソード層18bとアノード層18cとに挟み込まれるように、固体電解質層18a、カソード層18b及びアノード層18cが積層されたシングルセル層18が、電気絶縁体20を介して渦巻状に巻き込まれている。
【0008】
かかる固体電解質層18aは、酸素イオン誘導体であって、イットリウム(Y)やスカンジウム(Sc)等の周期律表第3族元素により部分安定化されたジルコニア酸化物、或いはサマリウム(Sm)やガドリウム(Gd)等がドープされたセリウム酸化物によって形成される。
更に、カソード層18bは、ストロンチウム(Sr)等の周期律表第3族元素が添加されたランタンのマンガン、ガリウム又はコバルト酸化化合物から形成され、アノード層18cは、固体電解質層18aを形成する固体電解質が10〜30wt%添加されたニッケルサーメット又は白金担持体によって形成されている。
この様にして形成されたカソード層18b及びアノード層18cは、多孔質層であって、その開気孔率を20%以上、好ましくは30〜70%、特に40〜50%とすることが好ましい。
尚、この様に、シングルセル層18を形成するカソード層18b及びアノード層18cが多孔質層であるため、電気絶縁体20は緻密層とすることができる。
【0009】
図1及び図2に示す多層の燃料電池用セル10を形成する渦巻体16は、以下の手順で製造できる。
先ず、固体電解質層18aを形成するグリーンシートを、カソード層18bを形成するグリーンシートとアノード層18cを形成するグリーンシートとによって挟み込み、シングルセル層18を形成するシングルセル層用グリーンシートを形成する。
更に、シングルセル層グリーンシートと、電気絶縁体20を形成するアルミナ等から成るグリーンシートとを積層した多層グリーンシートを、その一端側から他端側に巻き込んで捲込体を形成する。
次いで、捲込体を、緻密な固体電解質層18a及び電気絶縁体20が形成される雰囲気条件下で焼成することによって、図1(b)及び図2に示す渦巻体16を得ることができる。
【0010】
得られた渦巻体16は、図1(b)に示す様に、筒状容器12内に収容する。
筒状容器12内に収容された渦巻体16は、筒状容器12を囲うように配設されたヒータ14,14によって所定温度に加熱されつつ、筒状容器12の一端側から、空気と燃料ガスとが混合された混合ガスを供給する。
供給された混合ガスは、シングルセル層18を形成する、多孔質のカソード層18b及びアノード層18cを通過し、筒状容器12の他端側から排出される。この際に、カソード層18bでイオン化された酸素イオンは、固体電解質層18aを伝導されてアノード層18cの燃料ガスと電気化学的反応をし、カソード層18bとアノード層18cとから起電力を取出すことができる。この起電力の取出しは、渦巻体16の最上層を形成するシングルセル層18のカソード層18bとアノード層18cとから行うことが好ましい。
尚、アノード層18cで固体電解質層18aを伝導してきた酸素イオンと燃料ガスとが反応した反応ガスは、混合ガスと共に、筒状容器12の他端側から排出される。
【0011】
図2に示す渦巻体16は、電気絶縁体20,20の間に、固体電解質層18a、カソード層18b及びアノード層18cが積層されたシングルセル層18の一層が挟み込まれている。これに対し、図3に示す様に、電気絶縁体20,20の間に、二層のシングルセル層18,18が積層されて成る積層体が挟み込まれていてもよい。この場合、積層体を形成するシングルセル層18,18の一方を形成するアノード層18cと、他方のシングルセル層18を形成するカソード層18bとが接触するように積層する。
図2に示す渦巻体16では、電気絶縁体20が緻密層に形成されているが、本発明に係る燃料電池セルの一例の様に、電気絶縁体20を多孔質層に形成し、固体電解質層18a、カソード層18b及びアノード層18cを緻密層に形成してもよい。この場合、多孔質層である電気絶縁体20の開気孔率を20%以上、好ましくは30〜70%、特に40〜50%とすることが、混合ガスをシングルセル層18のカソード層18b及びアノード層18cに充分に供給でき好ましい。
また、図2及び図3に示す渦巻体16では、シングルセル層18を形成する固体電解質層18a、カソード層18b及びアノード層18c、及び電気絶縁体20の全てを、その開気孔率が20%以上、好ましくは30〜70%、特に40〜50%となる多孔質層に形成してもよい。
【0012】
ここで、図2及び図3に示す渦巻体16において、そのカソード層18b及びアノード層18cの開気孔率が不充分となって、混合ガスの通過量が不足する場合や緻密層から成るシングルセル層18を用いる場合には、電気絶縁体20に代えて、本発明に係る燃料電池セルの他の例である図4に示す様に、シングルセル層18,18の間に、複数のスペーサ部材30,30・・を配設して混合ガスの通路を形成してもよい。図4に示すスペーサ部材30は、アルミナセラミック等の電気絶縁体から成るものを用いる。シングルセル層18,18の互いに対向する対向面を形成する層が、アノード層18cとカソード層18bとであるため、両層の電気的な短絡を防止することが必要だからである。
このスペーサ部材30,30・・の形状は、渦巻体16の長手方向に延出された棒状体であってもよく、点状であってもよい。
【0013】
図2及び図3に示す渦巻体16には、シングルセル層18同士の電気的な短絡を防止する電気絶縁体20又は電気絶縁体から成るスペーサ部材30が必要であるが、本発明に係る燃料電池セルの他の例である図5に示す渦巻体16では、その部分断面図である図6に示す様に、電気絶縁体20を不要にできる。
図5及び図6に示す渦巻体16は、その中心方向に互いに隣接する上層のシングルセル層18と下層のシングルセル層18とが、カソード層18b,18b同士又はアノード層18c,18c同士で接触しているからである。
この図5及び図6に示す渦巻体16では、図2及び図3に示すシングルセル層18を形成する固体電解質層18a、カソード層18b及びアノード層18cと同一組成とすることができるが、少なくともカソード層18b及びアノード層18cを混合ガスが通過し得る多孔質層とする。この多孔質層としては、その開気孔率が20%以上、好ましくは30〜70%、特に40〜50%のものが好ましい。
また、この渦巻体16は、図5に示す様に、シングルセル層18の両端部が、渦巻体16の最上面側に位置するため、起電力を取出す取出線との接続を容易とすることができる。
【0014】
図5及び図6に示す渦巻体16を形成するには、固体電解質層18aを形成するグリーンシートを、カソード層18bを形成するグリーンシートとアノード層18cを形成するグリーンシートとによって挟み込み、シングルセル層18を形成するシングルセル層用グリーンシートを形成する。
次いで、図7に示す様に、シングルセル層用グリーンシート28を、カソード層18bを形成するグリーンシート又はアノード層18cを形成するグリーンシートの表面同士が互いに対向するように、その中央部近傍で折り返して二つ折りとする。
更に、折り返した端部から矢印B方向に巻き込み、グリーンシートから成る渦巻体を得る。
次いで、グリーンシートから成る渦巻体を所定温度で焼成することによって、図5及び図6に示す渦巻体16を形成できる。
尚、シングルセル層18を形成する固体電解質層18aを多孔質層に形成してもよく、図3に示す様に、シングルセル層18を多層に積層した積層体を折り畳んでもよい。
【0015】
図6に示す構造の渦巻体16は、図8に示す製造方法でも形成できる。この製造方法では、先ず、図8(a)に示す様に、二枚のシングルセル層用グリーンシート28,28を準備する。次いで、二枚のシングルセル層用グリーンシート28,28を、図8(b)に示す様に、アノード層18cを形成するグリーンシート28cが互いに接するように積層して積層体とする。その後、積層体を、その一端側から他端側方向に巻き込み、グリーンシートから成る渦巻体を得た後、所定温度で焼成することによって、図6に示す構造の渦巻体16を形成できる。
ここで、二枚のシングルセル層用グリーンシート28,28を積層する際に、図8(a)に示す様に、長さの異なるシングルセル層用グリーンシート28,28を用い、長いシングルセル層用グリーンシート28の一端側が、短いシングルセル層用グリーンシート28の一端側よりもはみだすように積層する。この様に積層した積層体を、シングルセル層用グリーンシート28,28の端部が揃えられている他端側から巻き込むことによって、図9に示す渦巻体16を得ることができる。図9に示す渦巻体16は、その最外周を形成するシングルセル層18,18のうち、内周側のシングルセル層18の端部が、外周側のシングルセル層18の端部よりもはみだす。このため、内周側のシングルセル層18のアノード層18cと、外周側のシングルセル層18のカソード層18bとから取出線19b,19cを容易に引き出すことができる。
尚、図8では、二枚のシングルセル層用グリーンシート28,28を、アノード層18cを形成するグリーンシート28cが互いに接するように積層して積層体としているが、カソード層18bを形成するグリーンシート28bが互いに接するように積層して積層体としてもよい。
【0016】
図5、図6及び図9に示す渦巻体16のカソード層18b及びアノード層18cの開気孔率が不充分となって、混合ガスの通過量が不足する場合や緻密層から成るシングルセル層18を用いる場合には、図10に示す様に、シングルセル層18,18の間に、複数のスペーサ部材30,30・・を配設して混合ガスの通路を形成する。
この図10に示すスペーサ部材30は、シングルセル層18,18の互いに対向する対向面を形成する層が、アノード層18c同士又はカソード層18b同士であるため、電気絶縁体であってもよく、導電体であってもよい。その形状も、渦巻体16の長手方向に延出された棒状体であってもよく、点状であってもよい。
【0017】
図1(b)、図5及び図9に示す渦巻体16は、図1(a)や図9に示す様に、アノード層18cとカソード層18bから起電力を取出す取出線を引き出し、ヒータ14で囲まれた耐熱性を有する円筒状の筒状容器12内に収容し、ヒータ14で所定温度に加熱しつつ、筒状容器12の一方側から混合ガスを矢印A方向に供給することによって発電することができる。
かかる渦巻体16を用いた燃料電池セルから成る燃料電池は、図1に示す様に、単一の燃料電池であってもよいが、所望の電圧、電流を得べく、図11(a)(b)に示す様に、渦巻体16を収容した複数個の筒状容器12,12・・を並列状又は直列状に電気的に接続して配設できる。
【0018】
図1〜図11では、円筒状の筒状容器12内に収容する渦巻体16について説明してきたが、本発明に係る燃料電池セルの参考例としては、図12に示す様に、カソード層42b、固体電解質層42a及びアノード層42cが積層されたシングルセル層42がジグザグ状に折り畳まれた折畳体40を用いることができる。
この折畳体40では、図13(参考例)に示す様に、互いに上下方向に隣接するシングルセル層42,42・・とは、カソード層42b同士又はアノード層42c同士で接触している。
更に、かかるカソード層42b及びアノード層42cは、混合ガスが通過し得る多孔質層である。この多孔質層としては、その開気孔率が20%以上、好ましくは30〜70%、特に40〜50%のものが好ましい。
このカソード層42b及びアノード層42cが露出する折畳体40の側端面の一方側から供給された混合ガスは、折畳体40のカソード層42b及びアノード層42cを通過し、電気化学的反応によって酸素と燃料ガスとが消費されつつ、電気化学的反応によって生成した生成ガスと共に、図12(参考例)に示す矢印Dに示す様に、折畳体40の他方の側端面から排出される。
かかる折畳体40は、図3に示す様に、複数層のシングルセル層42が積層された積層体をジグザグ状に折り畳んでもよい。
また、第1の折畳体40aと第2の折畳体40bとが、図14(参考例)に示す様に、直列状に接続されて配設されていてもよい。この直列状の配設は、折畳体40aの最下層を形成するアノード層42cと第2の折畳体40bを形成する最上層のカソード層42bとが、接触して為されている。
【0019】
図13(参考例)及び図14(参考例)に示す折畳体40は、固体電解質層42aを形成するグリーンシートを、カソード層42bを形成するグリーンシートとアノード層42cを形成するグリーンシートとによって挟み込み、シングルセル層42を形成するシングルセル層用グリーンシートを形成する。
更に、シングルセル層グリーンシートを、ジグザグ状に折り畳み予備成形品を成形する。
次いで、この予備成形品を所定の雰囲気条件下で焼成することによって、図13及び図14に示す折畳体40を得ることができる。
尚、図13(参考例)及び図14(参考例)に示す折畳体40では、固体電解質層42aは、緻密質層であっても、多孔質層であってもよい。
【0020】
図13(参考例)及び図14(参考例)に示す折畳体40では、互いに上下方向に隣接するシングルセル層42,42・・は、カソード層42b同士又はアノード層42c同士が接触している。このため、カソード層42b及びアノード層42cは多孔質層であることが必要であり、カソード層42b及びアノード層42cが緻密層であるシングルセル層42には適用できない。
これに対し本発明に係る燃料電池セルの他の例で用いる図15及び図16に示す折畳体40の場合には、互いに上下方向に隣接するシングルセル層42,42・・の間に、混合ガスが通過する通路が形成されているため、カソード層42b及びアノード層42cが緻密層であるシングルセル層42であっても、折畳体40を形成できる。
ここで、図15に示す折畳体40では、混合ガスが通過する通路は、互いに上下方向に隣接するシングルセル層42,42・・の間に多孔質層44に形成されている。この多孔質層44は、その開気孔率が20%以上、好ましくは30〜70%、特に40〜50%のアルミナ等のセラミックから成るものが好ましい。
【0021】
この図15に示す折畳体40を成形するには、多孔質層用のグリーンシートを焼成して、所定の開気孔率の多孔質層44を得る。次いで、シングルセル層グリーンシートを、予め焼成しておいた多孔質層44を挟みつつ、ジグザグ状に折り畳み予備成形品を成形する。その後、シングルセル層グリーンシートが緻密化する焼成条件で焼成することによって、図15に示す折畳体40を得ることができる。
また、図16に示す折畳体40では、シングルセル層42,42・・の間に、複数のスペーサ部材46,46・・を配設して混合ガスの通路を形成している。
この図16に示すスペーサ部材46は、シングルセル層42,42・・の互いに対向する対向面を形成する層が、アノード層42c同士又はカソード層42b同士であるため、電気絶縁体であってもよく、導電体であってもよい。その形状も、折畳体40の幅方向に延出された棒状体であってもよく、点状であってもよい。
【0022】
図12〜図14(参考例)、本発明に係る燃料電池セルの他の例である図15及び図16に示す折畳体40は、アノード層42cとカソード層42bから起電力を取出す取出線を引き出し、ヒータで囲まれた耐熱性を有する矩形状の筒状容器内に収容し、ヒータで所定温度に加熱しつつ、筒状容器の一方側から混合ガスを矢印D方向[図12(参考例)]に供給することによって発電できる。
この場合も、図11(a)(b)に示す様に、折畳体40を収容した複数個の筒状容器を並列状又は直列状に配設できる。
【0023】
【発明の効果】
本発明に係る燃料電池セルは、カソード層、固体電解質層及びアノード層が積層されたシングルセル層又は複数層のシングル層が積層された積層体が渦巻状に巻かれた渦巻体又はジグザグ状に折り畳まれた折畳体である。このため、渦巻体又は折畳体のサイズを急激に増大することなく、アノード層及びカソード層の混合ガスと接触する接触面積を容易に拡大できる。その結果、本発明に係る燃料電池セルを用いた燃料電池は、その小型化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る燃料電池セルの参考例を説明する側面図及び横断面図である。
【図2】 図1に示す燃料電池セルの渦巻体の部分断面図である。
【図3】 図1に示す燃料電池セルを形成する渦巻体の他の例を説明するための部分断面図である。
【図4】 本発明に係る燃料電池セルの一例を説明するための部分断面図である。
【図5】 本発明に係る燃料電池セルの他の例を説明するための横断面図である。
【図6】 図5に示す渦巻体の構造を説明するための部分断面図である。
【図7】 図5に示す構造の渦巻体の製造方法を説明するための説明図である。
【図8】 図6に示す構造の渦巻体を製造する他の製造方法を説明する説明図である。
【図9】 図8に示す製造方法で得られた渦巻体の部分断面図である。
【図10】 図5に示す渦巻体の他の例を説明する部分断面図である。
【図11】 図1(b)、図5又は図9に示す渦巻体16を用いた燃料電池セルから成る燃料電池の概略を説明する概略図である。
【図12】 本発明に係る燃料電池セルの参考例を説明する斜視図である。
【図13】 図12(参考例)に示す燃料電池セルの折畳体の断面図である。
【図14】 図12(参考例)に示す燃料電池セルの折畳体の他の例を示す断面図である。
【図15】 本発明に係る燃料電池セルの他の例で用いる折畳体を示す断面図である。
【図16】 本発明に係る燃料電池セルの他の例で用いる折畳体を示す断面図である。
【図17】 従来の燃料電池セルを説明する斜視図である。
Claims (10)
- 固体電解質層を挟み込むカソード層とアノード層とに、燃料ガスと空気とが混合された混合ガスが供給される燃料電池セルであって、
該燃料電池セルは、前記カソード層、固体電解質層及びアノード層が積層されたシングルセル層又は複数層の前記シングルセル層が積層された積層体が渦巻状に巻かれて渦巻体に形成されていると共に、
前記渦巻体の中心方向に互いに隣接する上層と下層とのシングルセル層又は積層体との対向面を形成するカソード層とアノード層とが、電気絶縁体を介して配設され、
前記電気絶縁体が、混合ガスが通過し得る多孔質の電気絶縁体であることを特徴とする燃料電池セル。 - 電気絶縁体が、電気絶縁材料から成る複数のスペース部材であって、互いに隣接する前記スペース部材の間には、混合ガスが通過するガス通路が形成されている請求項1記載の燃料電池セル。
- シングルセル層のカソード層及びアノード層が、混合ガスが通過し得る多孔質層である請求項1又は請求項2記載の燃料電池セル。
- シングルセル層のカソード層、固体電解質層及びアノード層が、混合ガスが通過し得る多孔質層として形成されている請求項1〜3のいずれか一項記載の燃料電池セル。
- 固体電解質層を挟み込むカソード層とアノード層とに、燃料ガスと空気とが混合された混合ガスが供給される燃料電池セルであって、
該燃料電池セルは、前記カソード層、固体電解質層及びアノード層が積層されたシングルセル層又は複数層の前記シングルセル層が積層された積層体が、前記シングルセル層又は積層体の表面を形成するカソード層又はアノード層の表面同士が互いに対向するように折り畳まれた状態で渦巻状に巻き込まれて渦巻体に形成され、
前記渦巻体の中心方向に互いに隣接する上層と下層とのシングルセル層又は積層体との対向面が、カソード層同士又はアノード層同士とによって形成されていると共に、
前記カソード層及びアノード層に、又は前記上層と下層とのシングルセル層又は積層体との対向面の間に、前記混合ガスが通過し得るガス通路が形成されていることを特徴とする燃料電池セル。 - カソード層及びアノード層の各々が、混合ガスが通過し得る多孔質層として形成されている請求項5記載の燃料電池セル。
- 上層と下層とのシングルセル層又は積層体との対向面の間に、混合ガスが通過するガス通路が形成されるようにスペース部材が配設されている請求項5又は請求項6記載の燃料電池セル。
- 固体電解質層を挟み込むカソード層とアノード層とに、燃料ガスと空気とが混合された混合ガスが供給される燃料電池セルであって、
該燃料電池セルは、前記カソード層、固体電解質層及びアノード層が積層されたシングルセル層又は複数層の前記シングルセル層が積層された積層体がジグザグ状に折り畳まれた折畳体に形成されていると共に、
前記折畳体の互いに隣接するシングルセル層又は積層体の各対向面が前記カソード層同士又はアノード層同士で形成され、
且つ互いに隣接する前記シングルセル層又は積層体の各対向面の間に、混合ガスが通過するガス通路が形成されるようにスペース部材が配設されていることを特徴とする燃料電池セル。 - カソード層及びアノード層の各々が、混合ガスが通過し得るように多孔質層として形成されている請求項8記載の燃料電池セル。
- 互いに隣接するシングルセル層又は積層体の各対向面の間に、混合ガスが通過し得るように多孔に形成された多孔体を配設する請求項8又は請求項9記載の燃料電池セル。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002248446A JP4249960B2 (ja) | 2002-08-28 | 2002-08-28 | 燃料電池セル |
CA002437324A CA2437324A1 (en) | 2002-08-28 | 2003-08-14 | Fuel cell formed into a spiral or folded member |
US10/642,342 US7264899B2 (en) | 2002-08-28 | 2003-08-18 | Fuel cell |
DE60323022T DE60323022D1 (de) | 2002-08-28 | 2003-08-22 | Brennstoffzelle |
EP03255236A EP1394885B1 (en) | 2002-08-28 | 2003-08-22 | Fuel cell |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002248446A JP4249960B2 (ja) | 2002-08-28 | 2002-08-28 | 燃料電池セル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004087366A JP2004087366A (ja) | 2004-03-18 |
JP4249960B2 true JP4249960B2 (ja) | 2009-04-08 |
Family
ID=31492567
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002248446A Expired - Fee Related JP4249960B2 (ja) | 2002-08-28 | 2002-08-28 | 燃料電池セル |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US7264899B2 (ja) |
EP (1) | EP1394885B1 (ja) |
JP (1) | JP4249960B2 (ja) |
CA (1) | CA2437324A1 (ja) |
DE (1) | DE60323022D1 (ja) |
Families Citing this family (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB0125276D0 (en) | 2001-10-20 | 2001-12-12 | Strathclyde | Improvements in fuel cells related devices |
EP1706914A2 (de) * | 2003-12-23 | 2006-10-04 | Universität Stuttgart | Elektrochemische zellenanordnung in taschenförmiger bauweise |
JP4931357B2 (ja) * | 2005-03-14 | 2012-05-16 | 新光電気工業株式会社 | 固体酸化物型燃料電池 |
GB0715225D0 (en) * | 2007-08-03 | 2007-09-12 | Rolls Royce Fuel Cell Systems | A fuel cell and a method of manufacturing a fuel cell |
CN101953008B (zh) * | 2007-11-06 | 2014-06-18 | 纳诺Cp有限责任公司 | 管状电化学电池 |
US8182959B2 (en) | 2007-11-06 | 2012-05-22 | Cp Sofc Ip, Llc | Tubular electrochemical cell |
JP5194943B2 (ja) * | 2008-03-28 | 2013-05-08 | 大日本印刷株式会社 | 固体酸化物形燃料電池の製造方法、及びこの方法により製造された固体酸化物形燃料電池 |
FR2977081B1 (fr) * | 2011-06-24 | 2014-10-24 | Commissariat Energie Atomique | Electrode a diffusion gazeuse de grande capacite |
JP5628971B1 (ja) * | 2013-06-13 | 2014-11-19 | 日本写真印刷株式会社 | マイクロ流体デバイス及び誘電泳動装置 |
US8871394B1 (en) * | 2014-03-07 | 2014-10-28 | ZAF Energy Systems, Incorporated | Metal-air battery with reduced gas diffusion layer |
GB201915438D0 (en) * | 2019-10-24 | 2019-12-11 | Ceres Ip Co Ltd | Metal-supported cell unit |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4876163A (en) * | 1987-12-18 | 1989-10-24 | Westinghouse Electric Corp. | Generator configuration for solid oxide fuel cells |
US4863813A (en) | 1988-09-15 | 1989-09-05 | Bell Communications Research, Inc. | Primary source of electrical energy using a mixture of fuel and oxidizer |
US5094928A (en) | 1990-04-20 | 1992-03-10 | Bell Communications Research, Inc. | Modular fuel cell assembly |
US4988582A (en) | 1990-05-04 | 1991-01-29 | Bell Communications Research, Inc. | Compact fuel cell and continuous process for making the cell |
US5219673A (en) | 1991-08-23 | 1993-06-15 | Kaun Thomas D | Cell structure for electrochemical devices and method of making same |
JPH0562692A (ja) | 1991-09-05 | 1993-03-12 | Fuji Electric Corp Res & Dev Ltd | 固体電解質型燃料電池 |
JPH07282823A (ja) | 1994-04-12 | 1995-10-27 | Kyocera Corp | 円筒型燃料電池セルの製造方法 |
US6054228A (en) * | 1996-06-06 | 2000-04-25 | Lynntech, Inc. | Fuel cell system for low pressure operation |
US6063517A (en) | 1997-10-16 | 2000-05-16 | Southwest Research Institute | Spiral wrapped cylindrical proton exchange membrane fuel cells and methods of making same |
GB0125276D0 (en) | 2001-10-20 | 2001-12-12 | Strathclyde | Improvements in fuel cells related devices |
US7049024B2 (en) * | 2003-04-30 | 2006-05-23 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Membrane electrode assemblies and method for manufacture |
-
2002
- 2002-08-28 JP JP2002248446A patent/JP4249960B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2003
- 2003-08-14 CA CA002437324A patent/CA2437324A1/en not_active Abandoned
- 2003-08-18 US US10/642,342 patent/US7264899B2/en active Active
- 2003-08-22 DE DE60323022T patent/DE60323022D1/de not_active Expired - Lifetime
- 2003-08-22 EP EP03255236A patent/EP1394885B1/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US7264899B2 (en) | 2007-09-04 |
EP1394885B1 (en) | 2008-08-20 |
DE60323022D1 (de) | 2008-10-02 |
JP2004087366A (ja) | 2004-03-18 |
EP1394885A1 (en) | 2004-03-03 |
CA2437324A1 (en) | 2004-02-28 |
US20040126636A1 (en) | 2004-07-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5251982B2 (ja) | インターコネクタ用材料、セル間分離構造体および固体電解質形燃料電池 | |
JP2945157B2 (ja) | 固体電解質型燃料電池及びその製造方法 | |
JP5133511B2 (ja) | 固体電解質型燃料電池スタック及び固体電解質型燃料電池モジュール | |
JP4249960B2 (ja) | 燃料電池セル | |
JP2008108647A (ja) | 改質器一体型燃料電池 | |
WO2014208730A1 (ja) | セル、セルスタック装置、モジュールおよびモジュール収納装置 | |
WO2008044429A1 (fr) | Structure support pour piles à combustible à électrolyte solide et module à piles à combustible à électrolyte solide doté de celle-ci | |
JP5377599B2 (ja) | 燃料電池セルならびにそれを用いたセルスタック装置、燃料電池モジュールおよび燃料電池装置 | |
JP5574891B2 (ja) | 固体酸化物形燃料電池セル | |
JP5328317B2 (ja) | 燃料電池セル、燃料電池セルスタック装置、燃料電池モジュールおよび燃料電池装置 | |
JP6999523B2 (ja) | 固体酸化物形燃料電池セル | |
JP5726023B2 (ja) | 固体酸化物形燃料電池セル、セルスタック装置、燃料電池モジュールおよび燃料電池装置 | |
CN110088965B (zh) | 单电池、单电池堆装置、模块以及模块收纳装置 | |
JP2004172062A (ja) | 燃料電池及び多層燃料電池用セル | |
JP5769646B2 (ja) | 導電体および固体酸化物形燃料電池セルならびにセルスタック、燃料電池装置 | |
JP6748518B2 (ja) | 電気化学反応セルの製造方法 | |
JP5363888B2 (ja) | 固体酸化物形燃料電池セルおよびその製法、ならびに燃料電池セルスタック装置、燃料電池モジュール、燃料電池装置 | |
JP2012178257A (ja) | 燃料電池用多孔質導電性支持体および固体酸化物形燃料電池セル | |
JP2008021596A (ja) | 固体電解質形燃料電池モジュール | |
JP2012178356A (ja) | 固体電解質型燃料電池システム | |
JP2012114033A (ja) | 燃料電池用支持体、燃料電池セル、燃料電池セル装置、燃料電池モジュールおよび燃料電池装置 | |
JP2005216619A (ja) | 燃料電池セル及び燃料電池 | |
CN111886737B (zh) | 单电池堆装置、模块以及模块收容装置 | |
US9666881B2 (en) | Solid electrolyte fuel cell | |
JP2005166314A (ja) | 燃料電池セル |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050527 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070402 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080805 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080925 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20081111 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20081126 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090113 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090116 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120123 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4249960 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120123 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120123 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120123 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130123 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130123 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130123 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140123 Year of fee payment: 5 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |