JP4249425B2 - インターポーレータ - Google Patents

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    • G06F17/00Digital computing or data processing equipment or methods, specially adapted for specific functions
    • G06F17/10Complex mathematical operations
    • G06F17/17Function evaluation by approximation methods, e.g. inter- or extrapolation, smoothing, least mean square method

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本出願は、2001年3月14日に出願されたドイツ特許出願第101 12275.6号に対する優先権を主張するものであり、当該出願の全内容は、参照を通じてこれに採り入れられている。
【0002】
本発明は、補間時点の微調整が可能なインターポーレータに関する。例えば、その種のインターポーレータは、リサンプラにおいて使用されている。
【0003】
【従来の技術】
該当するインターポーレータを備えたリサンプラが、ヨーロッパ特許公報第0665 546 A2号に開示されている。それにおいては、インターポーレータが、対応する係数メモリを伴う2つのFIRフィルタを含む。周知のインターポーレータにおける欠点は、1ステージの中だけで設計されていることである。高い精度が要求される場合には、インターポーレータの位相ステップ・サイズが比較的小さくなければならず、その結果、係数メモリ内に比較的多数の係数を記憶(store)、即ち、各位相ステップ・サイズに関する係数の完全なセットを記憶しなければならない。これによってメモリに係るコストが高くなり、リサンプラのモノリシック集積化が行われる場合には、係数メモリのためのチップ・エリアが大きくなるという結果がもたらされる。更に、メモリ・アクセス時間が比較的長く、その結果として処理速度が遅くなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、メモリ・コストを比較的低く抑えつつ、高い補間精度を実現することができるインターポーレータ及び補間方法を明細に記すという目的を基礎としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明のこの目的及びその他の目的は、インターポーレータに関しては特許請求の範囲の請求項1の特徴、即ち、入力信号シーケンスの各サンプリング周期の中央において前記入力信号シーケンスの補間を行い、それにより中間信号シーケンスを生成する第1のハーフ・バンド・フィルタ、前記コントロール信号によって指定される前記補間時点の前の時点で、可能性のある補間時点のあらかじめ決定されたパターン内にある時点において前記中間信号シーケンスの補間を行う第1の多相フィルタ、前記コントロール信号によって指定される前記補間時点の後の時点で、可能性のある補間時点のあらかじめ決定されたパターン内にある時点において前記中間信号シーケンスの補間を行う第2の多相フィルタ、及び前記第1及び第2の多相フィルタの前記補間時点に関連する前記コントロール信号によって指定される前記補間時点の位置に依存するように前記第1及び第2の多相フィルタの補間値の間の線形補間を行う線形補間フィルタことを通じて達成され、補間方法に関しては請求項6の特徴、即ち、入力信号シーケンスの各サンプリング周期の中央において前記入力信号シーケンスの補間を行うこと及びそれにより中間信号シーケンスを生成すること、前記コントロール信号によって指定される前記補間時点の前の時点で、可能性のある補間時点のあらかじめ決定されたパターン内にある第1の時点で第1の多相フィルタの前記中間信号シーケンスの補間を行うこと及びそれぞれの場合において第1の補間値を生成すること、前記コントロール信号によって指定される前記補間時点の後の時点に、可能性のある補間時点のあらかじめ決定されたパターン内にある第2の時点で第2の多相フィルタにおける前記中間信号シーケンスの補間を行うこと及び第2の補間値を生成すること並びに前記第1及び第2の補間時点に関連する前記コントロール信号によって指定される前記補間時点の位置に依存するように前記第1及び第2の補間値の線形補間を行うことを含むことことを通じて達成される。従属請求項は、本発明の追加の好適な発展に関連する。
【0006】
本発明は、ハーフ・バンド・フィルタ内において、入力信号シーケンスのサンプリング周期の中央における補間を行い、それにより入力信号シーケンスのサンプリング周期を1/2にするアプローチを基礎としている。従って、同一の精度を前提とした場合には、ハーフ・バンド・フィルタを上流に接続していない場合に比べて、下流に接続される多相フィルタの位相ステップ数が、その1/2でなければならないことになる。多相フィルタの係数のためのメモリ・コストは、この方法によって既に、1/2になる。下流に接続される線形補間から、一層のメモリ・コストの削減がもたらされる。
【0007】
2つの多相フィルタが使用され、それにおいて一方の多相フィルタが、補間時点前のあらかじめ決定された位相ステップのパターンにおいて補間を行い、他方の多相フィルタが、補間時点後の位相ステップのパターンにおいて補間を行うという事実、そして、線形補間フィルタが、2つの多相フィルタの2つの補間の結果の間における線形補間を行うという事実から精度の向上が得られる。また、線形補間が下流に接続されていることから、多相フィルタの位相ステップ幅を抑えることが可能になり、その結果、メモリ・コストが下げられる。更に、顕著な利点として、同一の補間精度を達成する場合に、多相フィルタ内に備えられる乗算器の数が著しく少なくなることが挙げられる。
【0008】
帯域幅を制限するために、第2のハーフ・バンド・フィルタを上流に接続してもよい。
【0009】
第1のハーフ・バンド・フィルタ内におけるアップ−サンプリングにもかかわらず多相フィルタ内のプロセッシング・クロック・レートの増加を行わなくて済むようにするため、直列配置された遅延エレメントの第1の系列に対して第1のハーフ・バンド・フィルタの偶数番の出力値を供給し、直列配置された遅延エレメントの第2の系列に対して第1のハーフ・バンド・フィルタの奇数番の出力値を供給する。多相フィルタの乗算器は、切り替えデバイス(マルチプレクサ)を介して、交互に遅延エレメントの第1及び第2の系列に接続される。
【0010】
補間時点が、多相フィルタの最後の位相ステップと次のサンプリング時点の間に存在する場合には、サンプリング周期によるシフトがなされた第1のハーフ・バンド・フィルタの出力信号シーケンスを2つの多相フィルタの一方に供給しなければならない。これは、切り替えデバイス(マルチプレクサ)を用いて行うことが可能であり、この場合においては、それが、1遅延エレメント分のオフセットがある態様の一連の遅延エレメントにアクセスする。
【0011】
このように、本発明のインターポーレータは、請求項1に記載の通り、ディジタル出力信号シーケンス(y(k))を生成することを目的として、コントロール信号(S)によって指定される補間時点(Δt/Tr1)においてディジタル入力信号シーケンス(x(k))の補間を行うインターポーレータにおいて、
それぞれの場合に、前記入力信号シーケンス(x(k))の各サンプリング周期(Tr1)の中央において前記入力信号シーケンス(x(k))の補間を行い、それにより中間信号シーケンス(z(k))を生成する第1のハーフ・バンド・フィルタ、
前記コントロール信号(S)によって指定される前記補間時点(Δt/Tr1)の前の時点で、可能性のある補間時点のあらかじめ決定されたパターン内にある時点(tL)において前記中間信号シーケンス(z(k))の補間を行う第1の多相フィルタ、
前記コントロール信号(S)によって指定される前記補間時点(Δt/Tr1)の後の時点で、可能性のある補間時点のあらかじめ決定されたパターン内にある時点(tR)において前記中間信号シーケンス(z(k))の補間を行う第2の多相フィルタ、及び
前記第1及び第2の多相フィルタの前記補間時点(tL、tR)に関連する前記コントロール信号(S)によって指定される前記補間時点(Δt/Tr1)の位置に依存するように前記第1及び第2の多相フィルタの補間値(yPPF_L(k)、yPPF_R(k))の間の線形補間を行う線形補間フィルタ
を含
前記多相フィルタが、それぞれの場合において直列に配置された複数の遅延エレメントの第1の系列であって、それに対して中間信号シーケンスの奇数番の値(z(2k+1))が供給される第1の系列、直列に配置された複数の遅延エレメントの第2の系列であって、それに対して中間信号シーケンスの偶数番の値(z(2k))が供給される第2の系列及び複数の乗算器であって、その第1の入力が、それぞれの場合において割り当て済みの切り替えデバイスを介して、前記第1の系列及び前記第2の系列のうちの一方の遅延エレメントに接続され得る複数の乗算器を有することを特徴とする
また、請求項2記載のインターポーレータは、請求項1記載のインターポーレータにおいて、少なくとも1つの第2のハーフ・バンド・フィルタが前記第1のハーフ・バンド・フィルタの上流に接続されており、前記第1のハーフ・バンド・フィルタの伝達関数(H2(f))が概略で一定となる周波数範囲への帯域制限を行うことを特徴とする。
また、請求項3記載のインターポーレータは、請求項1記載のインターポーレータにおいて、前記多相フィルタが、それぞれの場合において直列に配置された複数の遅延エレメントの系列及び複数の乗算器を有し、前記乗算器の第1の入力は、それぞれの場合において割り当て済みの切り替えデバイスを介して、割り当て済みの遅延エレメントの入力若しくは出力に接続され得ることを特徴とする。
また、請求項4記載のインターポーレータは、請求項3記載のインターポーレータにおいて、前記乗算器の第2の入力が、係数メモリに接続されており、それにおいて、コントロール信号(S)に依存するように、それぞれの切り替えデバイスに関する補間時点(tL、tR)に関連付けされた係数(a、b、c、d)が選択されることを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の例として示す実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明によるインターポーレータ1のブロック図を表している。ディジタル入力信号シーケンスx(k)は、オプションの1つとして、切り替えデバイス(マルチプレクサMUX)2を介し、第1のハーフ・バンド・フィルタ(HBF)3に直接渡すことも可能であり、また第2のハーフ・バンド・フィルタ(HBF)4を介して間接的に第1のハーフ・バンド・フィルタ3に渡すこともできる。第2のハーフ・バンド・フィルタ4は、伝達関数H(f)を有し、サンプリング・レートを変更しない(アップ−サンプリング・ファクタup=1)。第1のハーフ・バンド・フィルタ3は、伝達関数H(f)を有し、因数を2としてサンプリング・レートを増加させる(アップ−サンプリング・ファクタup=2)。第1のハーフ・バンド・フィルタ3は、中間信号シーケンスz(k)を生成する。
【0013】
第1のハーフ・バンド・フィルタ3の下流には、多相フィルタ(PPF)5が接続されている。図4を参照するとわかるが、多相フィルタ5は、第1の多相フィルタ5a及び第2の多相フィルタ5bに更に分割され、それぞれの場合において、伝達関数H(f)を有し、例えば、因数を128(アップ−サンプリング・ファクタup=3)としてサンプリング・レートを増加させる。
【0014】
多相フィルタ5の下流には、伝達関数H(f)を有する線形補間フィルタ(LINT)6が接続されている。出力信号シーケンスy(k)は、この線形補間フィルタ6の出力において得られる。
【0015】
図2は、入力信号シーケンスx(k)の−帯域幅に関する−許容スペクトルIn(f)を、第1のハーフ・バンド・フィルタ3の伝達関数H(f)、多相フィルタ5の伝達関数H(f)及び線形補間フィルタ6の伝達関数H(f)とともに示している。出力信号シーケンスy(k)のスペクトルOut(f)は、入力スペクトルIn(f)に伝達関数H(f)、H(f)及びH(f)を乗ずることによって生成される。この場合においては、切り替えデバイス2が、第2のハーフ・バンド・フィルタ4をバイパスするように切り替えられている。
【0016】
周知のように、ハーフ・バンド・フィルタ3の伝達関数H(f)は、f/fr2=0.25に関して対称であり、0.31・fr1又は0.115fr2において勾配が始まる。これにおいて、fr1は、入力信号シーケンスx(k)のサンプリング周期であり、fr2は、第1のハーフ・バンド・フィルタ3の出力における中間信号シーケンスz(k)のサンプリング周期である。入力信号シーケンスx(k)のフーリエ変換が間隔fr1において周期的に繰り返されるのに対し、伝達関数H(f)は、間隔fr2において周期的に繰り返される。
【0017】
多相フィルタ5の伝達関数H(f)は、同様に0.31・fr1又は0.115・fr2において開始し、fr3=128・fr2において周期性を呈する勾配を有する。寄生パスバンドが間に挟まれる形で生じるが、それらは第1のハーフ・バンド・フィルタ3の伝達関数H(f)がブロックするスペクトル範囲内に落ちる。伝達関数H(f)のタスクには、H(f)の反復スペクトルの抑圧が含まれている。
【0018】
線形補間フィルタ6の伝達関数H(f)は、連続的に下がり、f/fr3=1においてゼロ・ポイントに到達する。従って、線形補間フィルタ6の伝達関数H(f)は、f/fr3=1において伝達関数H(f)及びH(f)のパスバンドが一致する状態をブロックする。入力信号シーケンスx(k)の帯域幅fpassが0.31・fr1より小さい限り、入力信号シーケンスx(k)が、ひずみならびに干渉を受けることのない形で出力信号シーケンスy(k)に写像される。
【0019】
入力信号シーケンスx(k)が帯域制限を受けていない場合には、図3にその伝達関数H(f)を示した第2のハーフ・バンド・フィルタ4が上流に接続される。この第2のハーフ・バンド・フィルタ4の伝達関数H(f)は、0.19・fr1において開始し、0.31・fr1においてゼロ・ポイントに到達する勾配を有する。従って、第2のハーフ・バンド・フィルタ4は、第1のハーフ・バンド・フィルタ3の伝達関数H(f)が一定になる周波数範囲に帯域の制限を行う。
【0020】
図4は、第2のハーフ・バンド・フィルタ4及び切り替えデバイス2を除いた、インターポーレータ1の、幾分か詳細なブロック図を示している。図4を参照すると、第1の多相フィルタ5a及び第2の多相フィルタ5bが、第1のハーフ・バンド・フィルタ3の下流に接続されており、第1の多相フィルタ5aの補間値yPPF_L(k)及び第2の多相フィルタ5bの補間値yPPF_R(k)が、ともに線形補間フィルタ6に供給されていることがわかる。入力信号シーケンスx(k)のサンプリング周期Tr1=1/fr1に相対的な補間時点Δt/Tr1は、タイマ7が生成するコントロール信号Sによって指定される。
【0021】
本発明による補間方法について、図5を参照して説明する。時間の関数として表されるアナログ信号が、時点k・Tr1においてサンプリングされる。これらのサンプルは、入力信号シーケンスx(k)を構成する。入力信号シーケンスx(k)は、中黒の丸によって図5に示されている。図示の例においては、サンプリング時点が、リサンプラによって少なくなるように意図されている。つまり、図5に図示されているように、サンプリング時点間の間隔は、出力信号シーケンスy(k)の方が大きくなる。インターポーレータ1のタスクは、出力信号シーケンスy(k)のサンプリング時点における振幅値を、これらは斜方形を用いて図5に示され、入力信号シーケンスx(k)から補間することである。入力信号シーケンスx(k)の先行するサンプリング時点を基準とした補間時点Δt/Tr1が、タイマ7により、コントロール信号Sの形でインターポーレータ1に伝えられる。更に、入力信号シーケンスx(k)の、それぞれのサンプリング間隔内において、出力信号シーケンスy(k)の値の補間を行うべきか否かを示すイネーブル信号Eも送られる。
【0022】
補間が行われる間の本発明による手順は、次のようになる。即ち、第1のハーフ・バンド・フィルタ3において、それぞれの場合に、入力信号シーケンスx(k)の各サンプリング周期Tr1の中央における補間が実行され、中間信号シーケンスz(k)が生成される。補間が、必ずサンプリング周期Tr1の中央においてもたらされることから、言い換えると入力信号シーケンスx(k)に対して常に同一となる位相シフトを伴うことから、ハーフ・バンド・フィルタ3が固定係数を伴って動作可能な限りはハーフ・バンド・フィルタ3の複雑性が制限される。しかしながら、位相ステップ・サイズTr3が同一であることを前提とすれば、中間信号シーケンスz(k)のサンプリング周期Tr2に関する位相ステップ数が、入力信号シーケンスx(k)のサンプリング周期Tr1に関する位相ステップ数の1/2にしかならない。従って、多相フィルタ5a及び5bの係数メモリ内に用意しておかなければならない係数の数がわずか1/2となり、それは、同一精度であればメモリのコストが1/2になることを意味する。更に、多相フィルタ5a及び5b内において必要とされる乗算器の数がはるかに少なくなる。
【0023】
第1の多相フィルタ5aは、コントロール信号Sによって指定される補間時点Δtの前の時点tにおいて中間信号シーケンスz(k)の補間を行うが、この補間時点tは、多相フィルタについてあらかじめ決定された、可能性のある補間時点のパターン内に含まれている。これに対して、第2の多相フィルタ5bは、コントロール信号Sによって指定される補間時点Δtの後の時点tにおいて中間信号シーケンスz(k)の補間を行うが、この補間時点は、あらかじめ決定された、可能性のある補間時点のパターン内に含まれている。
【0024】
最後に、それぞれt及びtにおいて求められたこれら2つの補間値yPPF_L及びyPPF_Rの間の線形補間が、線形補間フィルタ6によってもたらされる。続いて行われる線形補間により、最終的な補間値yLINTが求められる。
【0025】
図7は、多相フィルタ5aの実施の形態を例示しており、多相フィルタ5bについてもこれと同様になる。図を参照すると、一連の遅延エレメント(レジスタ)8a、8b、8c及び8dが備わっていることがわかる。ここでは、4つの遅延エレメント8a〜8dだけを備えた非常に簡略化された例を示した。遅延エレメント8a〜8dは、それぞれ切り替えデバイス(マルチプレクサMUX)9a、9b、9c及び9dを介して、対応する乗算器11a、11b、11c及び11dのそれぞれの第1の入力10a、10b、10c及び10dに接続される。乗算器11a、11b、11c及び11dのそれぞれの第2の入力12a、12b、12c及び12dは、係数メモリ13a、13b、13c及び13dに接続されている。コントロール信号t/Tr2は、多相フィルタ5aが補間を行うべき位相ステップを指定する。
【0026】
図5及び図7に例示した、非常に簡略化した実施の形態においては、中間信号シーケンスz(k)のサンプリング周期Tr2が8つの位相ステップに更に分割されており、言い換えるとそれは、多相フィルタ5aが、可能性のある8つの補間時点のパターンで補間を行うことができるということになる。従って、図6の左端に示されているように、位相ステップ数を3ビットで表すことができる。可能性のある8つの位相ステップのそれぞれに関して、それぞれの場合に関連付けされた係数が係数メモリ13a〜13dから選択される。例を示せば、位相ステップ001の場合には、乗算器11a用に係数aが選択され、乗算器11b用に係数bが選択され、乗算器12c用に係数cが選択され、乗算器12d用に係数dが選択される。最後の、7番目の位相ステップ111の場合においては、係数のセットa、b、c及びdが選択される。これら2つの多相フィルタ5a及び5bは、図5を参照するとわかるように、それぞれの場合に、隣接する補間時点において補間を行う。
【0027】
独特な特徴が現れるケースがあり、中間信号シーケンスz(k)のサンプリング間隔の最後の位相ステップにおいて、即ち、この例であれば7番目の位相ステップ111で、多相フィルタ5aは補間を行うが、多相フィルタ5bは、既に、中間信号シーケンスz(k)の、その後に続く次のサンプリング間隔の最初の位相ステップ000において補間を行っている。図7に例示した実施の形態においては、最初の位相ステップ000に関して、それぞれの場合に係数メモリ13a〜13dから、中間信号シーケンスの最後のサンプルと相対的な位相シフトを行わない係数0を読み出すことによってこの問題を解決している。しかしながら、中間信号シーケンスの次のサンプルz(k+1)は、切り替えデバイス9a〜9dを介してアクセスされる。図6を参照するとわかるが、多相フィルタ5bの係数が、それぞれの場合に、多相フィルタ5aの係数に対して1位相ステップだけ循環シフトされており、即ち、多相フィルタ5aに係数のセットa、b、c及びdが割り当てられる場合には、既に、多相フィルタ5bには、係数0、1、0、0が割り当てられている。
【0028】
乗算器11a〜11dの出力は、従来的な方法で加算器14に渡される。加算器14の出力15は、線形補間フィルタ6に接続されている。
【0029】
図8は、多相フィルタ5a及び5bそれぞれの第2の例とする実施の形態を示している。中間信号シーケンスz(k)のサンプリング・レートfr2は、入力信号シーケンスx(k)のサンプリング・レートfr1の2倍の大きさである。従って、図7に例示した多相フィルタ5a及び5bの実施の形態は、2倍のクロック・レートで動作しなければならないことになる。しかしながら、インターポーレータ1内において統一されたクロック・レートを使用すると有利である。これを達成するため、図8に例示した実施の形態においては、遅延エレメント8a、8b、8c...が、2つの系列16及び17にそれぞれ配置されている。第1のハーフ・バンド・フィルタ3の奇数番の出力値、つまり中間信号シーケンスの奇数番の値z(2k+1)は、遅延エレメント8a、8cの第1の系列17に送られる。これに対して、第1のハーフ・バンド・フィルタ3の偶数番の出力値、つまり中間信号シーケンスの偶数番の値z(2k)は、遅延エレメント8b...を含む第2の系列16に渡される。続いて、クロックfr1を伴う遅延エレメント8a、8b、8cの2つの系列16及び17をクロックすることができる。それぞれの場合における中間信号シーケンスz(k)の値が、既に、2つの系列16及び17に割り当てられていることから、切り替えデバイス9a〜9dの接続割り当ては、図8に示されているような形に修正されることになる。それぞれの場合において、切り替えデバイス9a〜9dの一方の入力が第1の系列17に接続され、切り替えデバイス9a〜9dの他方の入力が第2の系列16に接続される。
【0030】
図9は、線形補間フィルタ6の手順を示している。多相フィルタ5aは、補間値yPPF_L(k)を生成する。多相フィルタ5bは、補間値yPPF_R(k)を生成する。多相フィルタ5bは、補間値yLINT(k)を生成する。線形補間フィルタ6は、その時点で有効な時間オフセットΔt/Tr3に従って補間を行い(図5及び9参照)、その結果として最終的な補間値yLINT(k)が求められる。
【0031】
コントロール信号Sの解釈においては、最上位ビットが、サンプリング間隔Tr1の前半において補間が行われるか、あるいは後半において補間が行われるかについて決定し、一連の中位のビットが、多相フィルタ5a及び5bの位相ステップを定義し、まだ考慮されていない最下位ビットが、線形補間フィルタ6をドライブするといった態様でその手順を考えることができる。
【0032】
本発明は、例示した実施の形態に限定されることなく、例えば、多相フィルタ5a及び5bの別の実施の形態においても使用することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるインターポーレータのブロック図である。
【図2】 入力信号及び出力信号のスペクトルを、第1のハーフ・バンド・フィルタ、多相フィルタ及び線形補間フィルタの伝達関数とともに示した説明図である。
【図3】 入力信号及び出力信号のスペクトルを、第2のハーフ・バンド・フィルタ、第1のハーフ・バンド・フィルタ、多相フィルタ及び線形補間フィルタの伝達関数とともに示した説明図である。
【図4】 本発明によるインターポーレータの別のブロック図である。
【図5】 本発明による補間方法を説明するための説明図である。
【図6】 2つの多相フィルタの係数を位相ステップの関数として示した説明図である。
【図7】 本発明によるインターポーレータの多相フィルタの、第1の例として示した実施の形態のブロック図である。
【図8】 本発明によるインターポーレータの多相フィルタの、第2の例として示した実施の形態のブロック図である。
【図9】 線形補間を説明するための説明図である。
【符号の説明】
1 インターポーレータ
2 切り替えデバイス
3 第1のハーフ・バンド・フィルタ
4 第2のハーフ・バンド・フィルタ
5 多相フィルタ
5a 第1の多相フィルタ
5b 第2の多相フィルタ
6 線形補間フィルタ
8a 遅延エレメント(レジスタ)
8b 遅延エレメント(レジスタ)
8c 遅延エレメント(レジスタ)
8d 遅延エレメント(レジスタ)
9a 切り替えデバイス(マルチプレクサMUX)
9b 切り替えデバイス(マルチプレクサMUX)
9c 切り替えデバイス(マルチプレクサMUX)
9d 切り替えデバイス(マルチプレクサMUX)
10a 乗算器の第一の入力
10b 乗算器の第一の入力
10c 乗算器の第一の入力
10d 乗算器の第一の入力
11a 乗算器
11b 乗算器
11c 乗算器
11d 乗算器
12a 乗算器の第二の入力
12b 乗算器の第二の入力
12c 乗算器の第二の入力
12d 乗算器の第二の入力
13a 係数メモリ
13b 係数メモリ
13c 係数メモリ
13d 係数メモリ
14 加算器(summer)
16 遅延エレメントの第2の系列
17 遅延エレメントの第1の系列

Claims (4)

  1. ディジタル出力信号シーケンス(y(k))を生成することを目的として、コントロール信号(S)によって指定される補間時点(Δt/Tr1)においてディジタル入力信号シーケンス(x(k))の補間を行うインターポーレータにおいて、
    それぞれの場合に、前記入力信号シーケンス(x(k))の各サンプリング周期(Tr1)の中央において前記入力信号シーケンス(x(k))の補間を行い、それにより中間信号シーケンス(z(k))を生成する第1のハーフ・バンド・フィルタ、
    前記コントロール信号(S)によって指定される前記補間時点(Δt/Tr1)の前の時点で、可能性のある補間時点のあらかじめ決定されたパターン内にある時点(tL)において前記中間信号シーケンス(z(k))の補間を行う第1の多相フィルタ、
    前記コントロール信号(S)によって指定される前記補間時点(Δt/Tr1)の後の時点で、可能性のある補間時点のあらかじめ決定されたパターン内にある時点(tR)において前記中間信号シーケンス(z(k))の補間を行う第2の多相フィルタ、及び
    前記第1及び第2の多相フィルタの前記補間時点(tL、tR)に関連する前記コントロール信号(S)によって指定される前記補間時点(Δt/Tr1)の位置に依存するように前記第1及び第2の多相フィルタの補間値(yPPF_L(k)、yPPF_R(k))の間の線形補間を行う線形補間フィルタ
    を含
    前記多相フィルタが、それぞれの場合において直列に配置された複数の遅延エレメントの第1の系列であって、それに対して中間信号シーケンスの奇数番の値(z(2k+1))が供給される第1の系列、直列に配置された複数の遅延エレメントの第2の系列であって、それに対して中間信号シーケンスの偶数番の値(z(2k))が供給される第2の系列及び複数の乗算器であって、その第1の入力が、それぞれの場合において割り当て済みの切り替えデバイスを介して、前記第1の系列及び前記第2の系列のうちの一方の遅延エレメントに接続され得る複数の乗算器を有することを特徴とするインターポーレータ。
  2. 少なくとも1つの第2のハーフ・バンド・フィルタが前記第1のハーフ・バンド・フィルタの上流に接続されており、前記第1のハーフ・バンド・フィルタの伝達関数(H2(f))が概略で一定となる周波数範囲への帯域制限を行うことを特徴とする請求項1記載のインターポーレータ。
  3. 前記多相フィルタが、それぞれの場合において直列に配置された複数の遅延エレメントの系列及び複数の乗算器を有し、前記乗算器の第1の入力は、それぞれの場合において割り当て済みの切り替えデバイスを介して、割り当て済みの遅延エレメントの入力若しくは出力に接続され得ることを特徴とする請求項1記載のインターポーレータ。
  4. 前記乗算器の第2の入力が、係数メモリに接続されており、それにおいて、コントロール信号(S)に依存するように、それぞれの切り替えデバイスに関する補間時点(tL、tR)に関連付けされた係数(a、b、c、d)が選択されることを特徴とする請求項3記載のインターポーレータ。
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