JP4247130B2 - 直接型メタノール燃料電池システム - Google Patents

直接型メタノール燃料電池システム Download PDF

Info

Publication number
JP4247130B2
JP4247130B2 JP2004017334A JP2004017334A JP4247130B2 JP 4247130 B2 JP4247130 B2 JP 4247130B2 JP 2004017334 A JP2004017334 A JP 2004017334A JP 2004017334 A JP2004017334 A JP 2004017334A JP 4247130 B2 JP4247130 B2 JP 4247130B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuel
methanol
container
aqueous solution
measurement
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004017334A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005209584A (ja
Inventor
浩久 宮本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2004017334A priority Critical patent/JP4247130B2/ja
Publication of JP2005209584A publication Critical patent/JP2005209584A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4247130B2 publication Critical patent/JP4247130B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells

Description

本発明は、小型携帯機器等、従来、電池を駆動用電源としてきた電子機器を駆動することが可能な直接型メタノール燃料電池システムに関する。
近年、情報化社会を支える携帯用電子機器の電源として、あるいは大気汚染や地球温暖化に対処するための電源として、燃料電池に対して期待が高まっている。
燃料電池のなかでも、メタノールから直接、プロトンを取り出すことにより発電を行う直接型メタノール燃料電池(DMFC)は、改質器が不要であり燃料容積が少なくて済む、という特性を有するので携帯用電子機器への応用も考えられ、多方面への応用の期待が高まりつつある。
特許文献1には、直接型メタノール燃料電池の燃料タンク内にメタノール濃度センサを設置し、検出したメタノール水溶液の濃度に基づいて燃料タンク内の濃度を調整することが提案されている。
しかしながら、メタノール濃度センサは温度特性を有しており、燃料タンク内に設置すると、燃料タンク内の液温は外部負荷(発電状況)に応じて可変しやすくて液温を一定に保つことが難しく、センサを安定に動作させることができないためにメタノール濃度が正しく検出されず、燃料電池システムを安定に長時間駆動することができなかった。
特開2003−132924号公報
本発明は、燃料のメタノール濃度を高精度で測定することが可能な直接型メタノール燃料電池システムを提供することを目的とする。
本発明に係る直接型メタノール燃料電池システムは、アノード極、カソード極及び前記アノード極と前記カソード極の間に配置される電解質膜を含む起電部と、
メタノール含有水溶液を含む燃料が収容された燃料容器と、
前記燃料容器内の前記燃料の一部が収容される測定容器と、
前記燃料容器から前記測定容器に前記燃料の一部を送液するための送液機構と、
前記測定容器中の前記燃料の液温を前記燃料容器中の前記燃料の液温よりも低温に保持するための冷却装置と、
前記測定容器中の前記燃料のメタノール濃度を測定する濃度センサと
前記測定容器中の前記燃料を前記燃料容器に戻すための循環機構と
を具備することを特徴とするものである。
本発明によれば、燃料のメタノール濃度を高精度で測定することが可能な直接型メタノール燃料電池システムを提供することができる。
以下、本発明に係る直接型メタノール燃料電池システムの第1〜第2の実施形態について図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明に係る直接型メタノール燃料電池システムの第1の実施形態の構成を模式的に示した図面である。図2は、図1の直接型メタノール燃料電池システムに用いられる冷却装置の別な例を模式的に示した図面である。
直接型メタノール燃料電池(DMFC)の起電装置1は、起電部2と、アノード流路板3と、カソード流路板4とを備える。起電部2は、アノードカーボンペーパーのようなアノード集電体5及びアノード触媒層6を含むアノード極7と、カソード集電体8及びカソード触媒層9を含むカソード極10と、アノード極7およびカソード極10の間に配置される電解質膜11を含む。電解質膜11には、例えば、高プロトン伝導性を有するナフィオン膜が用いられる。アノード触媒層6に用いられる触媒には、例えば、被毒の少ないPtRuが用いられ、カソード触媒層9に用いられる触媒としては、例えばPtが用いられる。
アノード流路板3は、アノード集電体5側に配設され、これにはメタノール供給口12とメタノール排出口13とを有するアノード流路14が形成されている。燃料としてのメタノール水溶液が収容されているメタノール水溶液容器(燃料容器)15は、アノード流路板3のメタノール供給口12に燃料導入管16によって接続されている。この燃料導入管16には、送液ポンプ17が介在されている。
メタノール水溶液は、メタノール水溶液容器15から送液ポンプ17によりアノード流路板3のメタノール供給口12に供給され、この流路板の溝の部分、即ちアノード流路14を流れる。アノード流路板3の凸部分はアノード集電体5と接しており、アノード流路14を流れるメタノール水溶液がアノード集電体5にしみ込むことにより、アノード触媒層6にメタノール水溶液が供給される。しかし、供給されたメタノール水溶液のすべてがアノード集電体5にしみ込むわけではなく、残ったメタノール水溶液はメタノール排出口13から、燃料排出パイプ18を通してメタノール水溶液容器15に導かれる。
燃料導入管16は、送液ポンプ17の上流側で分岐しており、上流側分岐管19aには測定容器20が接続されている。測定容器20には、メタノール水溶液容器15内のメタノール水溶液の一部が濃度測定のために一時的に収容される。メタノール水溶液の濃度を測定するためのメタノール濃度センサ(図示しない)は、測定容器20内に内蔵されている。例えばペルチェ素子を備えた冷却装置21は、測定容器20内のメタノール水溶液が冷却保持されるように測定容器20に設置されている。下流側分岐管19bは、一端が測定容器20の出口部に接続され、かつ他端が送液ポンプ17の下流側に位置する燃料導入管16に接続されている。
一方、カソード流路板4は、起電装置1のカソード集電体8側に配設されており、これには、酸化剤供給口22と酸化剤排出口23を有するカソード流路24が形成されている。酸化剤供給口22には送気パイプ25が接続され、この送気パイプ25に送気ポンプ26が接続されている。この送気ポンプ26は、例えば空気のような酸化剤を外部からこの酸化剤供給口22に送り込む。
送気ポンプ26により酸化剤供給口22から取り入れられた空気は、カソード流路板4の溝、即ちカソード流路24を通って流れ、カソード触媒層9にしみ込む。そして残った空気は、酸化剤排出口23から、排気パイプ27を介してメタノール水溶液容器15に導かれる。燃料カートリッジ28はメタノール水溶液容器15に燃料補充用ポンプ29を介して接続されており、メタノール水溶液容器15中のメタノール濃度が薄くなると、燃料補充用ポンプ29が駆動して例えば98%濃度のメタノール水溶液がこのカートリッジ28から供給される。
また、気液分離材30は、排気パイプ27を介してメタノール水溶液容器15に導かれた成分のうち、気体状の水蒸気などを蒸発させる。圧力調整弁31は、メタノール水溶液容器15の内圧が高くなったときに内圧を大気圧程度に下げる機能を有する。
このような構造の直接型メタノール燃料電池発電装置において、アノード触媒層6にメタノール水溶液が供給され、触媒反応によってプロトン(陽子)を発生させ、発生したプロトンが電解質膜11を通り抜け、カソード触媒層9に供給された酸素と触媒上で反応することにより、発電が行われる。
送液ポンプ17を駆動してメタノール水溶液容器15からメタノール水溶液をアノード流路板3に供給する際、燃料導入管16を流れるメタノール水溶液の一部は、分岐管19aから測定容器20内に貯蔵される。すなわち、送液ポンプ17は、メタノール水溶液容器15から測定容器20への送液機構を兼ねている。メタノール水溶液容器15内のメタノール水溶液は、この容器15内に燃料排出パイプ18から導入された排出燃料及び排気パイプ27から導入された排気ガスにより加熱され、温度が起電部2とほぼ等しくなっている。メタノール濃度センサの種類によっても多少異なるが、例えばメタノール水溶液の屈折率、音速、誘電率などの物性値を検知し濃度を測定する方式では、センサは温度特性を有している。これらの物性値は測定温度が高くなるに従い、S/N比が低下し、濃度センシングの精度が低下してしまう。そこで、濃度センサの測定感度を十分に確保するために、測定容器20内に収容されたメタノール水溶液をメタノール水溶液容器15内のメタノール水溶液の温度よりも低くなるまで冷却装置21により冷却する。測定容器20内のメタノール水溶液の温度とメタノール水溶液容器15内のメタノール水溶液の温度との差は10℃以上あることが望ましい。温度差は、大きい方が測定誤差が小さくなるため、メタノール水溶液が凝固しない程度に大きくすると良い。
次いで、濃度センサによりメタノール水溶液濃度の測定を行なう。このとき検知されるメタノール水溶液濃度はさらに上流に配置されているメタノール水溶液容器15内の状況を検知することになる。この検知された濃度情報に基づいて燃料補充用ポンプ29を適宜動作させ、メタノール水溶液容器15内の濃度を調整する。温度測定後、測定容器20内のメタノール水溶液は、下流側分岐管19bを通して燃料導入管16に戻され、アノード流路板3のアノード流路14に供給される。よって、この実施形態の場合、メタノール水溶液容器15からアノード流路板3へメタノール水溶液を送液する機構が、濃度測定後のメタノール水溶液をアノード流路板3に供給する機構を兼ねている。
濃度センサとしては、例えば、超音波振動素子などを挙げることができる。この超音波振動素子を濃度センサとして使用した場合、液温を低くする方が水とメタノールでの音速の違いを大きくすることができるため、測定精度をより高くすることができる。
以上説明した第1の実施形態によれば、メタノール水溶液容器15中のメタノール水溶液の濃度を高精度で検出することが可能であるため、安定した濃度検出が可能であり、その結果長期間にわたって安定に負荷へ電力を供給することができ、実用的な直接型メタノール燃料電池システムが得られる。同時に、メタノール水溶液容器15から測定容器20へのメタノール水溶液への供給を送液ポンプ17で行なうことができるため、アノード流路への供給と測定容器への供給を一つのポンプでまかなうことができ、補器の出力をより小さくすることができる。
前述した図1では、濃度センサ設置位置は、送液ポンプ17の上流側から分岐した分岐管19aに接続した場合について説明したが、分岐管ではなく送液ポンプ17の下流側に設置することも可能であり、メタノール濃度センサの設置位置に関しては、特に限定する必要はない。
前述した図1では、冷却装置21としてペルチェ素子を使用した例を説明したが、冷却装置は特に限定されず、例えば、カソード極から排出されるカソード排気ガス(例えば、水、水蒸気、炭酸ガスを含む)を凝縮して水を回収するための凝縮器を使用しても良い。この例を図2を参照して説明する。
カソード極10から排出されたカソード排気ガスは、カソード流路板4の酸化剤排出口23から排気パイプ27に送られる。この排気パイプ27を流れる排気ガスをメタノール水溶液容器15に直接送らずに、まず、凝縮器32に送気する。カソード排気ガスは、凝縮器32内のフィンにより冷却され、生成した水が排気パイプ27を通ってメタノール水溶液容器15に戻される。この凝縮器32は、燃料電池システムの中で最も温度の低い箇所のため、濃度センサ付き測定容器20を凝縮器32に近接して配置することによって、測定容器20内のメタノール水溶液を冷却することが可能である。測定容器20内のメタノール水溶液の温度は、メタノール水溶液容器15内のメタノール水溶液の温度よりも低くすることが望ましく、凝固が生じない限り温度差を大きくすると良い(温度差は10℃以上が適当である)。なお、凝縮器32にファン33を設けることによって、冷却効果をさらに高めることができるため、濃度測定による発電待機時間を短縮することができる。また、このファン33によって上流側分岐管19aを冷却すると、メタノール水溶液を測定容器20に導入される前から冷却することができる。
この測定容器20内のメタノール水溶液の濃度を濃度センサによって検出する。検知されるメタノール水溶液濃度はさらに上流に配置されているメタノール水溶液容器15内の状況を検知することになる。この検知された濃度情報に基づいて燃料補充用ポンプ29を適宜動作させ、メタノール水溶液容器15内の濃度を調整する。濃度測定後、測定容器20内のメタノール水溶液は、分岐管19bを通して燃料導入管16に戻され、アノード流路板3のアノード流路14に供給される。
このように凝縮器32を冷却装置21として用いると、濃度測定のために新たに冷却装置を導入する必要がなく、既存のシステムを利用することができるため、発電システムの小型化、補器の出力の増加の回避、コスト削減を図ることができる。
(第2の実施形態)
図3は、本発明に係る直接型メタノール燃料電池システムの第2の実施形態の構成を模式的に示した図面である。図3は、図2の直接型メタノール燃料電池システムに用いられる冷却装置の別な例を模式的に示した図面である。なお、図1及び図2で説明したのと同様な部材については同符号を付して説明を省略する。
この第2の実施形態では、燃料導入管16を分岐させて測定容器20を設ける代わりに、メタノール水溶液容器15に測定容器20を接続する。
すなわち、濃度センサ付き測定容器20は、燃料配管34によりメタノール水溶液容器15に接続されている。測定容器20には循環ポンプ36が配管35aにより接続されている。循環ポンプ36は、メタノール水溶液容器15に配管35bにより接続されている。循環ポンプ36は、メタノール水溶液容器15から測定容器20への送液機構と、測定容器20からメタノール水溶液容器15に戻す循環機構を兼ねる。ペルチェ素子を備えた冷却装置21は、測定容器20内のメタノール水溶液が冷却されるように測定容器20に取り付けられている。
このような構成の直接型メタノール燃料電池システムによれば、循環ポンプ36を駆動してメタノール水溶液容器15から測定容器20に所望量のメタノール水溶液を供給する。測定容器20内のメタノール水溶液をペルチェ素子により冷却してメタノール水溶液容器15内のメタノール水溶液の液温よりも低くした後、濃度センサによる濃度測定を行なう。測定容器20内のメタノール水溶液の温度は、凝固が生じない限り温度差を大きくすると良い(温度差は10℃以上が適当である)。
検知されるメタノール水溶液濃度は上流に配置されているメタノール水溶液容器15内の状況を検知することになる。この検知された濃度情報に基づいて燃料補充用ポンプ29を適宜動作させ、メタノール水溶液容器15内の濃度を調整する。濃度測定後に再び循環ポンプ36を駆動し、測定容器20内のメタノール水溶液を配管35bからメタノール水溶液容器15に戻す。
以上説明した第2の実施形態によれば、メタノール水溶液容器15中のメタノール水溶液の濃度を高精度で測定することが可能であるため、安定した濃度検出が可能であり、その結果長期間にわたって安定に負荷へ電力を供給することができ、実用的な直接型メタノール燃料電池システムが得られる。同時に、濃度測定用に冷却したメタノール水溶液をメタノール水溶液容器15に戻しているため、アノード流路板4に供給するメタノール水溶液の温度を一定に保つことができる。
前述した図3では、冷却装置21としてペルチェ素子を使用した例を説明したが、冷却装置は特に限定されず、例えば、カソード極から排出されるカソード排気ガスを凝縮して水分を回収するための凝縮器を使用しても良い。この例を図4を参照して説明する。
濃度センサ付き測定容器20を凝縮器32に近接して配置することによって、測定容器20内のメタノール水溶液を冷却する。測定容器20内のメタノール水溶液の温度は、メタノール水溶液容器15内のメタノール水溶液の温度よりも低くすることが望ましく、凝固が生じない限り温度差を大きくすると良い(温度差は10℃以上が適当である)。なお、凝縮器32にファン33を設けることによって、冷却効果をさらに高めることができるため、濃度測定による発電待機時間を短縮することができる。また、ファン33で燃料配管34を冷却することによって、メタノール水溶液を測定容器20に導入する前から冷却することができる。
濃度測定後、測定容器20内のメタノール水溶液は、配管35bを通してメタノール水溶液容器15に戻される。
このように凝縮器32を冷却装置21として用いると、濃度測定のために新たに冷却装置を導入する必要がなく、既存のシステムを利用することができるため、発電システムの小型化、補器の出力の増加の回避、コスト削減を図ることができる。
前述した図1〜図4では、燃料カートリッジ28をメタノール水溶液容器15に着脱自在な状態で取り付けた例を説明したが、図5に例示されるように燃料カートリッジ28をメタノール水溶液容器15に一体化させることも可能である。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
本発明に係る直接型メタノール燃料電池システムの第1の実施形態の構成を模式的に示した構成図。 図1の直接型メタノール燃料電池システムに用いられる冷却装置の別な例を示す模式図。 本発明に係る直接型メタノール燃料電池システムの第2の実施形態の構成を模式的に示した構成図。 図3の直接型メタノール燃料電池システムに用いられる冷却装置の別な例を示す模式図。 図1,図3の直接型メタノール燃料電池システムに用いられる燃料カートリッジの別な例を示す模式図。
符号の説明
1…起電装置、2…起電部、3…アノード流路板、4…カソード流路板、5…アノード集電体、6…アノード触媒層、7…アノード極、8…カソード集電体、9…カソード触媒層、10…カソード極、15…メタノール水溶液容器(燃料容器)、16…燃料導入管、17…送液ポンプ、19a…上流側分岐管、19b…下流側分岐管、20…濃度センサ付き測定容器、21…冷却装置、26…送気ポンプ、27…排気パイプ、28…燃料カートリッジ、32…凝縮器、33…ファン。

Claims (4)

  1. アノード極、カソード極及び前記アノード極と前記カソード極の間に配置される電解質膜を含む起電部と、
    メタノール含有水溶液を含む燃料が収容された燃料容器と、
    前記燃料容器内の前記燃料の一部が収容される測定容器と、
    前記燃料容器から前記測定容器に前記燃料の一部を送液するための送液機構と、
    前記測定容器中の前記燃料の液温を前記燃料容器中の前記燃料の液温よりも低温に保持するための冷却装置と、
    前記測定容器中の前記燃料のメタノール濃度を測定する濃度センサと
    前記測定容器中の前記燃料を前記燃料容器に戻すための循環機構と
    を具備することを特徴とする直接型メタノール燃料電池システム。
  2. 前記測定容器中の前記燃料を前記アノード極に供給するための供給機構をさらに備えることを特徴とする請求項1記載の直接型メタノール燃料電池システム。
  3. 前記カソード極からの排出ガスを冷却して前記排出ガスから水分を回収するための凝縮器を更に備え、前記凝縮器が前記冷却装置を兼ねることを特徴とする請求項1〜2いずれか1項記載の直接型メタノール燃料電池システム。
  4. 前記冷却装置は、ペルチェ素子を備えることを特徴とする請求項1〜3いずれか1項記載の直接型メタノール燃料電池システム。
JP2004017334A 2004-01-26 2004-01-26 直接型メタノール燃料電池システム Expired - Fee Related JP4247130B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004017334A JP4247130B2 (ja) 2004-01-26 2004-01-26 直接型メタノール燃料電池システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004017334A JP4247130B2 (ja) 2004-01-26 2004-01-26 直接型メタノール燃料電池システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005209584A JP2005209584A (ja) 2005-08-04
JP4247130B2 true JP4247130B2 (ja) 2009-04-02

Family

ID=34902204

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004017334A Expired - Fee Related JP4247130B2 (ja) 2004-01-26 2004-01-26 直接型メタノール燃料電池システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4247130B2 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100601977B1 (ko) * 2004-12-09 2006-07-18 삼성에스디아이 주식회사 메탄올 농도 측정장치
US20070072022A1 (en) 2005-09-29 2007-03-29 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Fuel cell system and transport equipment including the same
JP4939786B2 (ja) * 2005-09-29 2012-05-30 株式会社東芝 燃料電池及び燃料電池システム
JP4911562B2 (ja) * 2005-09-30 2012-04-04 三洋電機株式会社 燃料電池システム
JP4911946B2 (ja) * 2005-10-18 2012-04-04 ヤマハ発動機株式会社 燃料電池システムおよびその燃料濃度検出方法。
JP4732296B2 (ja) * 2005-11-16 2011-07-27 シャープ株式会社 燃料電池
US8007952B2 (en) 2006-03-27 2011-08-30 Sanyo Electric Co., Ltd. Fuel cell
JP5153083B2 (ja) * 2006-03-27 2013-02-27 三洋電機株式会社 燃料電池
JP4880394B2 (ja) * 2006-07-26 2012-02-22 日本電気株式会社 液体供給容器及びこれを備えた燃料電池システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005209584A (ja) 2005-08-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3870455B2 (ja) 一酸化炭素濃度低減装置およびその方法並びに燃料電池発電装置
JP4334578B2 (ja) 燃料電池システム
JP2001256988A (ja) 燃料電池システムおよび燃料電池の運転方法
JP2004207129A (ja) 直接型メタノール燃料電池システム、携帯用電子機器及び直接型メタノール燃料電池システムの液体燃料残存量の検出方法
JP2007514281A (ja) イオンフィルタを有する燃料電池システム
JP4680530B2 (ja) 燃料電池システム
JP4247130B2 (ja) 直接型メタノール燃料電池システム
US7582371B2 (en) Fuel cell system having fuel and water controlling means
JP2004507053A (ja) 燃料電池のアノード液体中の燃料濃度の調節方法および付属装置
US8227118B2 (en) Method of driving fuel cell device
JP5254022B2 (ja) 動的に制御可能な直接酸化型燃料電池システムおよびその方法
KR100906204B1 (ko) 농도 센서를 사용하지 않는 액체형 연료 전지의 연료 농도제어 방법 및 장치, 이를 이용한 액체형 연료 전지 장치
US8637199B2 (en) Fuel cell using organic fuel
JP2009110924A (ja) 燃料電池システム
WO2009093729A1 (en) Determination of fuel concentration in a direct liquid fuel cell system
US8597847B2 (en) Fuel cell system and transportation equipment including the same
KR101040838B1 (ko) 연료전지 시스템 및 이를 위한 유체 센싱 장치
KR100982324B1 (ko) 연료전지 시스템
JP2006066318A (ja) 燃料電池システム及びその運転方法
JP2012164516A (ja) 燃料電池システム
KR100639011B1 (ko) 열교환기를 이용한 연료전지 제어 시스템
JP2009016311A (ja) 燃料電池
JP2009123443A (ja) 燃料電池
JP2002151115A (ja) 燃料電池システム
KR20070039362A (ko) 수위 감지 수단 및 연료 전지 시스템

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070719

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070807

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071005

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090106

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090109

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120116

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees