JP4246284B2 - シールリング - Google Patents

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JP4246284B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、シールリングに関し、具体的には、金型、油圧シリンダ、及び空気シリンダ等の圧力装置におけるシールに用いられるシールリングに関する。本発明は、更に具体的には、金型におけるオス型の外周面又はメス型におけるキャビティの内周面に嵌装されるシールリングに関する。本発明は、特に、金型のオス型又はメス型に装着した場合において、成形を多数回行った後においても摩耗が少なく、摩耗時においても高いシール性を有し、且つオス型をメス型に着脱する際にオス型又はメス型から脱落することの無いシールリングに関する。
【0002】
更に、本発明は、金型に関し、具体的には前記シールリングをオス型の外周面又はメス型におけるキャビティの内周面に嵌装した金型に関する。
【0003】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
積層電子部品等のように加圧成形中にガスが発生する被成形物の成形に使用される金型においては、オス型及びメス型によって形成される成形室を減圧又は真空にして成形を行うことによって、前記被成形品の内部における空洞の発生を防止することが広く行われている。
【0004】
前記金型においては、従来は、例えばオス型の外周にOリングを嵌装し、オス型とメス型との間を気密にシールすることが広く行われてきた。
【0005】
しかし、前記金型においては、成形を何回も行うと、オス型に嵌装したOリングの外周がメス型の内壁と擦れることによって摩耗し、しかもOリングは摩耗するとシール性が低下するので、従来の金型においては、Oリングが摩耗したらOリングを交換するしかなかった。
【0006】
更に、前記金型においては、オス型をメス型に挿入する際にOリングがめくれ、最悪の場合には前記Oリングが脱落するという問題もあった。
【0007】
本発明は、長期の使用後も摩耗が少なく、摩耗時においてもシール性能が低下することがなく、金型等の圧力装置に装着した場合において、圧力装置におけるオス型及びピストン等の部材を、メス型及びシリンダ等の凹陥部を有する部材に容易に嵌装でき、且つ前記部材からの脱落が生じることのないシールリングを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決することを目的とするシールリングは、
(1)突出部を有する突出部材、前記突出部材における突出部が挿入される凹陥部を有する凹陥部材、及び前記突出部材における突出部と前記凹陥部材における凹陥部との間に形成される、内部が加圧又は減圧される加減圧室を備える金型における
前記突出部材における突出部の外周面、及び前記凹陥部材における凹陥部の内周面の一方に装着される、可撓性を有する無端状の固定リップ部と、
前記加減圧室の内部が加圧又は減圧されるときには、前記加減圧室の内外における圧力差によって、前記突出部材における突出部の外周面、及び前記凹陥部材における凹陥部の内周面の他方に押圧されることにより、前記凹陥部の内周面と前記突出部の外周面との間をシールする、前記固定リップ部におけるそれぞれの縁部から前記固定リップ部の内側に延びる可撓性を有する2個の無端状のシールリップ部、又は、前記固定リップ部における両方の縁部に挟まれた中央部から前記固定リップ部のそれぞれの縁部に向かって延びる可撓性を有する2個の無端状のシールリップ部と
を備えることを特徴とするシールリング、及び
(2)前記(1)における固定リップ部は、前記(1)における突出部材が有する突出部の外周面に装着される固定リップ部であるシールリング
である。
【0009】
本発明によれば、更に、前記(2)に記載されたシールリングが外周面に装着されたオス型と、前記オス型が挿入されるキャビティを有するメス型とを備える金型も提供される。
【0010】
【発明の実施の形態】
1.本発明に係るシールリングの例
本発明のシールリングにおける、オス型とメス型とを備える金型のオス型に装着されるシールリングの一例を図1に示す。
【0011】
図1に示されたシールリング10は、オス型Aにおける突出部A1の外周面に設けられた凹溝A3に嵌装される無端状の固定リップ部1と、前記固定リップ部1における外周面の一方の縁部から、前記固定リップ部1の外周面に沿って他方の縁部に向かって延びる無端状のシールリップ部2とを備える。固定リップ部1及びシールリップ部2のいずれも可撓性を有する部材である。
【0012】
図1に示すように、前記固定リップ部1は、互いに平行に形成された外側の面1aと内側の面1bとを有している。前記固定リップ部1において前記内側の面1bが凹溝A3の底面に当接している。
【0013】
尚、前記シールリング10は、前記固定リップ部1におけるシールリップ部2が延びる側の縁部が、後述するメス型Bにオス型を挿入する方向を向くように、前記凹溝A3に嵌装される。ここで、オス型Aをメス型Bに挿入する方向を図1において白抜きの矢印で示さす。
【0014】
前記固定リップ部1における外側の面1aには、シールリング10を前記凹溝A3に固定する帯状の部材であるシールリング固定プレートA4の一方の面が当接し、前記固定リップ部1は、前記シールリング固定プレートA4と凹溝A3の底面との間に挟持されている。
【0015】
前記シールリング固定プレートA4及びシールリング10は、皿頭ボルトA41によって凹溝A3の内部に固定されている。
【0016】
一方、シールリップ部2は、前記固定リップ部1の外側の面1aに対して平行に延びる内側の面2bと、外周方向に向かって突出する凸面状の外側の面2aとを備える。したがって、前記シールリング10は、全体としてU字型の縦断面形状を有し、前記固定リップ部1と前記シールリップ部2との間には無端状に延びる溝4が形成される。
【0017】
前記外側の面2aには、周方向に沿って延びる稜線3が形成されている。前記外側の面2aは、両側の縁部から前記稜線3に向かって拡大する錐面状に形成されている。
【0018】
図1に示されるシールリングを装着したオス型を備えた金型の例を図2に示す。
【0019】
図2に示すように、金型Mは、オス型Aとメス型Bとを備える。オス型Aは、突出部A1を有し、前記突出部A1と凹溝A3との間の部分には、V字形の断面を有するガス抜き溝A2が設けられている。一方、メス型Bは、内部にキャビティB1を備える。オス型Aにおける突出部A1の端面がキャビティB1の端面に対向するように、オス型Aは前記キャビティB1に挿入される。オス型Aをメス型Bに嵌合した状態においては、前記キャビティB1の内壁と突出部A1の外壁とで、内部に被成型物(図示せず。)が装入される成形室Cが形成される。
【0020】
図2に示される金型Mは、本発明のシールリングによってシールされる圧力装置に相当する。前記金型Mが備えるメス型Bは、前記圧力装置が備える凹陥部材に相当し、キャビティB1は、前記凹陥部材が備える凹陥部に相当する。図2に示されるオス型Aは、前記圧力装置が備える突出部材に相当し、突出部A1は、前記突出部材における突出部に相当する。成形室Cは、前記圧力装置における加減圧室に相当する。図1に示されたシールリング10における固定リップ部1及びシールリップ部2は、それぞれ、本発明のシールリングにおける固定リップ部及びシールリップ部に相当する。
【0021】
図2に示すように、オス型Aをメス型Bに挿入した状態においては、シールリング10が備えるシールリップ部2は、外側の面2aにおける稜線3の部分においてのみキャビティB1の内壁に当接している。したがって、オス型Aの突出部A1をキャビティB1に着脱する際の、シールリング10とキャビティB1の内壁面との摩擦は極めて小さく、シールリング10の摩耗も少ない。更に、前記シールリング10の備える固定リップ部1は、前述のように、シールリング固定プレートA4及び皿頭ボルトA41によって凹溝A3の内部に固定されているから、オス型Aをメス型Bに着脱する際にシールリング10がめくれて脱落することが無い。
【0022】
ここで、ガス抜き溝A2を通して成形室Cの内部の空気を排出すると、前記シールリング10における溝4に加わる大気圧によって、シールリップ部2は、図2における黒矢印で示したようにキャビティB1の内壁に向かって拡張して、稜線3において強く押圧される。よって、前記シールリング10とキャビティB1との間の気密性が高くなるから、成形室Cの内部は高い真空度に保たれる。更に、シールリング10が摩耗した場合においても、成形室Cの内部を減圧又は真空にすれば、シールリング10における溝4に加わる大気圧によってシールリップ部2は摩耗前と同様にキャビティB1に強く押圧されるから、成形室C内部は、シールリング10が摩耗していないときと同様に高い真空度に保持される。
【0023】
2.本発明のシールリングに関する一般的説明
本発明のシールリングは、突出部を有する突出部材と、前記突出部材が挿入される凹陥部を有する凹陥部材と、前記突出部材における突出部と前記凹陥部材における凹陥部との間に形成される、内部が加圧又は減圧される加減圧室とを備える、金型、油圧シリンダ、及び空気圧シリンダ等の圧力装置における、前記突出部材における突出部と前記凹陥部材における凹陥部との間のシールに用いられる。
【0024】
前記圧力装置における突出部材としては、金型におけるオス型、並びに油圧シリンダ及び空気圧シリンダにおけるピストン等を挙げることができる。一方凹陥部材としては、金型におけるメス型、並びに油圧シリンダ及び空気圧シリンダにおけるシリンダ等を挙げることができる。
【0025】
本発明のシールリングが備える固定リップ部及びシールリップ部は、いずれも可撓性を有し、無端状に形成されている。
【0026】
前記固定リップ部は、前記圧力装置における、前記凹陥部材における凹陥部の内周面、及び前記突出部材における突出部の外周面のいずれかにおける所定の位置に本発明のシールリングを保持する機能を有する。
【0027】
一方、前記シールリップ部は、前記加減圧室の内部が加圧又は減圧されるときには、前記加減圧室の内外における圧力差によって変形して、前記凹陥部材における凹陥部の内周面、及び前記突出部材における突出部の外周面の他方に押圧され、これによって前記突出部の外周面と凹陥部の内周面との間をシールする機能を有する。
【0028】
本発明のシールリングにおいては、前記固定リップ部の両方の縁部から前記シールリップ部が延びてもよく、前記固定リップ部の一方の縁部から前記シールリップ部が延びてもよい。又、前記固定リップ部における両方の縁部に挟まれた中央部から前記シールリップ部が延びてもよい。
【0029】
本発明のシールリングとしては、例えば、前記突出部材における突出部の外周面上に装着される第1の態様のシールリングと、前記凹陥部材が有する凹陥面の内周面上に装着される第2の態様のシールリングとを挙げることができる。
【0030】
2.1 第1の態様のシールリング
2.1.1 固定リップ部
第1の態様のシールリングにおいては、前述のように、固定リップ部は、前記圧力装置における、前記突出部材における突出部の外周面上に装着される。したがって、固定リップ部における内側の面が前記突出部に当接する。
【0031】
前記固定リップ部を突出部材における突出部の外周面に装着する方法としては、例えば、前記突出部の外周面に凹溝を設け、この凹溝に固定リップ部を嵌装する方法を挙げることができる。固定リップ部を突出部材における突出部の外周面に装着する方法としては、このほか、固定リップ部を、適宜の固定手段によって前記突出部における外周面上に固定する方法を挙げることができる。前記固定手段として、具体的には、固定ボルト、前記図1及び図2に示されたシールリング固定プレートのような帯状部材、並びに接着等を挙げることができる。尚、前記凹溝に固定リップ部を嵌装して固定する場合においても、固定ボルト、固定プレート、及び接着等によって、前記固定リップ部を前記凹溝に固定することができる。
【0032】
第1の態様のシールリングにおいては、前記固定リップ部は、前記突出部の外周面状に装着できる限り、断面形状に特に制限はない。固定リップ部の断面形状としては、例えば、長方形、正方形、台形、五角形、六角形、三角形、円形、楕円形、半円形、及び半楕円形等の各種の形状を挙げることができる。
【0033】
前記固定リップ部の材質としては、熱可塑性エラストマ及び加硫ゴム等の可撓性材料を挙げることができる。又、前記固定リップ部の内部に、金属製の帯状部材、金属線製のメッシュ、平行に配列されたピアノ線、アラミド繊維製のメッシュ、及びアラミド繊維製のフェルト等の芯材を埋め込んでもよい。
【0034】
2.1.2 シールリップ部
第1の態様のシールリングにおいては、シールリップ部は、前記加減圧室の内部が加圧又は減圧されるときには、前記加減圧室の内外における圧力差によって外側に拡大し、前記凹陥部材における凹陥部の内周面に押圧される。これによって、前記突出部材における突出部と前記凹陥部材における凹陥部との間は気密にシールされる。
【0035】
前記機能を有するシールリップ部としては、固定リップ部における一方の縁部又は両方の縁部から、前記前記固定リップ部における、前記突出部材の備える突出部に当接する面とは反対側の面、即ち固定リップ部の外側の面に沿って延びる無端状の部材を挙げることができる。
【0036】
前記シールリップ部を有するシールリングとしては、固定リップ部における一方の縁部から他方の縁部に向かって固定リップ部の外側の面に沿って延びるシールリップ部を有するシールリングを挙げることができる。前記シールリングにおいては、前記固定リップ部とシールリップ部とによって略U字型又は略V字型の縦断面が形成される。
【0037】
前記シールリップ部を有するシールングとしては、他に、固定リップ部におけるそれぞれの縁部から前記固定リップ部の外側の面に沿って延びる2つのシールリップ部を有するシールリングを挙げることができる。前記2つのシールリップ部を有するシールリングにおいては、前記2つのシールリップ部は、一方のシールリップ部の縁部と、他方のシールリップ部の縁部とが向かい合わせになり、前記固定リップ部と共に略C字型の縦断面をなすように形成されることが好ましい。
【0038】
第1の態様のシールリングとしては、更に、前記固定リップ部の外側の面における中央部から前記固定リップ部の一方の縁部に向かって、前記固定リップ部の外側の面に沿って延びる1個のシールリップ部を有するシールリング、及び前記固定リップ部の外側の面における中央部から前記固定リップ部のそれぞれの縁部に向かって、前記固定リップ部の外側の面に沿って延びる2個のシールリップ部を有するシールリング等を挙げることができる。
【0039】
第1の態様のシールリングにおいては、加減圧室が常圧のときにおいても、シールリップ部の外側の面の少なくとも一部が凹陥部材における凹陥部の内周面に当接した状態にあることが好ましい。これは、シールリングの外側の面が前記凹陥部の内周面に当接していれば、シールリップ部の外側の面と前記凹陥部材における凹陥面の内周面との間において漏れを生することがなく、加減圧室を加圧又は減圧したときに突出部材における突出部と前記凹陥部材における凹陥部との間を確実にシールすることができるからである。
【0040】
又、シールリップ部の外側の面は、凸面状に形成されていることが好ましい。これは、シールリップ部の外側の面が凸面状に形成されていれば、加減圧室の内部が常圧の場合における凹陥部材における凹陥部の内周面とシールリップ部の外側の面との間の接触面積が小さくなる故に、前記凹陥部材の凹陥部への突出部材における突出部の着脱が容易になるからである。
【0041】
前記シールリップ部における外側の面の形状としては、両側の縁部から中央部に向かって拡大する錐面等の形状を挙げることができる。他には、部分円形及び部分楕円形等の断面形状を有する、両側の縁部から中央部に向かって突出する曲面状の形状等を挙げることができる。尚、前記外側の面上における頂部において周方向に延びる稜線が形成されていてもよい。
【0042】
又、シールリップ部の外側の面全体を凸面状に形成する代わりに、前記外側の面上に、外側に向かって突出する、周方向に延びる凸起部を形成することもできる。前記凸起部の断面形状には特に制限はなく、例えば三角形状、台形状、半円状、半楕円状等の形状を挙げることができる。
【0043】
第1の態様のシールリングにおいては、シールリップ部は、前記固定リップ部と一体に形成することができる。シールリップ部と固定リップ部とが一体に形成されたシールリングは、射出成形及び機械切削等の方法によって容易に製造できる点で好ましい。
【0044】
又、シールリップ部を固定リップ部とは別個の無端状の部材として形成し、前記シールリップ部における縁部の一方を、接着、熱融着、及び嵌合等の適宜の手段によって、固定リップ部の縁部又は中央部に結合して前記第1の態様のシールリングを形成することもできる。
【0045】
2.2 第2の態様のシールリング
2.2.1 固定リップ部
第2の態様のシールリングにおいては、前述のように、固定リップ部は、前記凹陥部材が備える凹陥部の内周面上に装着される。したがって、前記固定リップ部における外側の面が前記凹陥部の内周面に当接する。
【0046】
前記固定リップ部を前記凹陥部の内周面に装着する方法としては、例えば、前記凹陥部の内周面上に凹溝を設け、この凹溝に嵌装する方法を挙げることができる。前記固定リップ部を前記凹陥部の内周面に装着する方法としては、このほか、前記固定リップ部を、適宜の固定手段によって内周面上に固定する方法を挙げることができる。前記固定手段としては、前記第1の態様のシールリングについての説明において挙げた手段を挙げることができる。前記凹溝に固定リップ部を嵌装して固定する場合においても、前記説明において挙げた固定手段によって前記固定リップ部を前記凹溝に固定することができる。
【0047】
第2の態様のシールリングにおいても、前記固定リップ部の断面形状に特に制限はない。固定リップ部の断面形状としては、例えば、長方形、正方形、台形、五角形、六角形、三角形、円形、楕円形、半円形、及び半楕円形等の各種の形状を挙げることができる。
【0048】
前記固定リップ部の材質としては、第1の態様のシールリングについての説明において述べた可撓性材料を挙げることができる。又、前記固定リップ部の内部に、金属製の帯状部材、金属線製のメッシュ、平行に配列されたピアノ線、アラミド繊維製のメッシュ、及びアラミド繊維製のフェルト等の芯材を埋め込むことができる点も前記第1の態様のシールリングと同様である。
【0049】
2.2.2 シールリップ部
前記第2の態様のシールリングにおいては、シールリップ部は、前記加減圧室の内部が加圧又は減圧されるときには、前記加減圧室の内外における圧力差によって、突出部材における突出部の外周面に押圧される。これによって前記突出部材における突出部と前記凹陥部材における凹陥部との間は気密にシールされる。
前記機能を有するシールリップ部としては、固定リップ部における一方の縁部又は両方の縁部から、前記固定リップ部における、前記凹陥部材が有する凹陥部の内周面に当接する面とは反対側の面、即ち固定リップ部の内側の面に沿って延びる無端状の部材を挙げることができる。
【0050】
前記シールリップ部を有するシールリングとしては、固定リップ部における一方の縁部から他方の縁部に向かって固定リップ部の内側の面に沿って延びるシールリップ部を有するシールリングを挙げることができる。前記シールリングにおいては、前記固定リップ部とシールリップ部とによって略U字型又は略V字型の縦断面が形成される。
【0051】
第2の態様のシールリングとしては、他に、固定リップ部におけるそれぞれの縁部から前記固定リップ部の内側の面に沿って延びる2つのシールリップ部を有するシールリングを挙げることができる。前記シールリングにおいては、前記2つのシールリングは、一方のシールリップ部の縁部と、他方のシールリップ部の縁部とが向かい合わせになり、且つ固定リップ部と共に略C字型の縦断面をなすように形成されることが好ましい。
【0052】
第2の態様のシールリングとしては、更に、前記固定リップ部の内側の面における中央部から前記固定リップ部の一方の縁部に向かって、前記固定リップ部の内側の面に沿って延びる1個のシールリップ部を有するシールリング、及び前記固定リップ部の外側の面における中央部から前記固定リップ部のそれぞれの縁部に向かって、前記固定リップ部の内側の面に沿って延びる2個のシールリップ部を有するシールリング等を挙げることができる。
【0053】
前記第2態様のシールリングにおいては、シールリップ部は、加減圧室の内部が常圧のときにおいても内側の面が突出部材における突出部の外周面に当接するように形成されていることが好ましい。これは、第1の態様のシールリングにおける場合と同様の理由による。
【0054】
又、シールリップ部の内側の面が凸面状に形成されていれば、第1の態様のシールリングと同様の理由により前記凹陥部材の凹陥部への突出部材における突出部の着脱が容易になる。
【0055】
前記シールリップ部における内側の面の形状としては、両側の縁部から中央部に向かって縮小する、錐面等の形状を挙げることができる。他には、部分円形及び部分楕円形等の断面形状を有する、内側に向かって突出する曲面状の形状等を挙げることができる。尚、前記内側の面上における前記頂部において周方向に延びる稜線が形成されていてもよい。
【0056】
又、シールリップ部の内側の面全体を凸面状に形成する代わりに、前記内側の面上に、周方向に延びる凸起部を形成することもできる。前記凸起部の断面形状には特に制限はなく、例えば三角形状、台形状、半円状、半楕円状等の形状を挙げることができる。
【0057】
前記シールリップ部は前記固定リップ部と一体に形成することができる。又、シールリップ部を別個の無端状の部材として形成し、前記シールリップ部における縁部の一方を、接着、熱融着、及び嵌合等の適宜の手段によって、固定リップ部の内側の面に結合して前記第2の態様のシールリングを形成することもできる。
【0058】
3.本発明のシールリングにおける他の例
本発明のシールリングの内、固定リップ部のそれぞれの縁部から延びる2個のシールリップ部を備えるシールリングの例を図3に示す。図3において、図1と同一の符号は、特に断りがない限りは図1における同一物を示す。尚、図3における白抜きの矢印は、オス型をメス型に挿入する方向を示す。
【0059】
図3に示されたシールリング10は、オス型Aにおける突出部A1の外周面に設けられた凹溝A3に嵌装される、無端状の固定リップ部1と、前記固定リップ部1の両方の縁部に形成された、前記固定リップ部の外側の面に沿って延びる2個の無端状のシールリップ部21及び22とを備える。固定リップ部1、シールリップ部21、及びシールリップ部22のいずれも可撓性を有する部材である。尚、図3においては、シールリング10は、シールリップ部22がオス型Aをメス型Bに挿入する方向に向くように、オス型Aにおける突出部A1の有する凹溝A3に嵌装されている。
【0060】
前記固定リップ部1は、図1に示されたシールリングにおける固定リップ部1と同様の形状を有している。
【0061】
一方、シールリップ部21及びシールリップ部22は、それぞれ、前記固定リップ部1の外側の面1aに対して平行に延びる内側の面21b及び22bと、外側に向かって突出する凸面を形成する外側の面21a及び22aとを備える。したがって、固定リップ部1とシールリング21との間、及び固定リップ部とシールリング22との間には、それぞれU字型の溝41及び42が形成され、前記シールリング10は、全体としてC字型の断面形状を有する。
【0062】
前記シールリップ部21及び22における外側の面21a及び22aには、それぞれ周方向に延びる稜線31及び32が形成されている。そして、前記外側の面21aにおけるシールリップ部21の両側の縁部と稜線31との間の部分は、錐面状に形成されている。これは、外側の面22aについても同様である。
【0063】
図3に示されるシールリング10は、図1におけるシールリングと同様、前記固定リップ部1の外側の面1aに当接する帯状部材であるシールリング固定プレートA4及び皿頭ボルトA41によって凹溝A3の底面に固定されている。
【0064】
前記図3に示されるシールリングが嵌装されたオス型Aを備える金型の一例を図4に示す。図4において、図2と同一の符号は、特に断りがない限りは図2における同一物を示す。図4に示された金型Mは、前記オス型Aと前記オス型が嵌合されるメス型Bとを備える。
【0065】
図4に示される金型Mは、本発明のシールリングによってシールされる圧力装置に相当する。図4に示されるメス型Bは、前記圧力装置が備える凹陥部材に相当し、キャビティB1は、前記凹陥部材が備える凹陥部に相当する。オス型Aは、前記圧力装置が備える突出部材に相当し、突出部A1は、前記突出部材が備える突出部に相当する。成形室Cは、前記圧力装置における加減圧室に相当する。図1に示されたシールリング10が備える固定リップ部1は、本発明のシールリングにおける固定リップ部に相当し、シールリップ部21及び22は、それぞれ、本発明のシールリングにおけるシールリップ部に相当する。
【0066】
オス型Aをメス型Bに挿入した状態においては、シールリング10が備えるシールリップ部21及び22は、前記稜線31及び32の部分においてのみ、メス型BにおけるキャビティB1の内壁に当接している。したがって、図1におけるシールリングと同様に、オス型Aをメス型Bに着脱する際においては、シールリング10とキャビティB1の内壁面との摩擦が極めて小さく、又、シールリング10の摩耗も少ない。更に、前記シールリング10は、前述のようにシールリング固定プレートA4及び皿頭ボルトA41によって凹溝A3の内部に固定されているから、オス型Aをメス型Bに着脱する際にシールリング10がめくれて脱落することが無い。
【0067】
前記成形室Cの内部の空気を排出すると、前記シールリング10における溝42に加わる大気圧によって、シールリップ部22が外側に拡張して稜線32においてキャビティB1の内壁に強く押圧される。よって、前記シールリング10とキャビティB1との間の気密性が高くなるから、成形室Cの内部は高い真空度に保たれる。更に、シールリング10が摩耗した場合においても、成形室Cの内部を減圧又は真空にすれば、同様に、シールリップ部2が外側に拡張しキャビティB1の内壁に強く押圧されるから、成形室C内部は、シールリング10が摩耗していないときと同様に高い真空度に保持される。
【0068】
図3に示されたシールリング10を、以上説明した場合とは逆に、シールリップ部21がオス型Aをメス型Bに挿入する方向に向くように、オス型Aにおける突出部A1の凹溝A3に装着した場合にも、前記成形室の内部の空気を排出すると、前記シールリング10における溝41に加わる大気圧によって、シールリップ部21が外側に拡張して稜線31においてキャビティB1の内壁に強く押圧される。よって、この場合においても同様に成形室Cの内部は高い真空度に保たれる。更に、シールリング10が摩耗した場合においても、成形室の内部を減圧又は真空にすれば、シールリング10における溝41に加わる大気圧によってシールリップ部2が外側に拡張してキャビティB1の内壁に強く押圧されるから、成形室C内部は、シールリング10が摩耗していないときと同様に高い真空度に保持される。
【0069】
このように、図3に示されたシールリングは、図1におけるシールリングが有する特長に加えて、シールリングをいずれの向きに嵌装しても良好なシール性能が得られるという特長を有する。
【0070】
図1に示されたシールリングにおいて、シールリップ部2の外側の面2aが、部分円状の断面を有する曲面状に形成されているシールリングの一例を図5に示す。図5において、図1と同一の符号は、特に断らない限り図1における同一物を示す。尚、図5に示されたシールリング10も又、オス型とメス型とを有する金型におけるオス型に装着されるシールリングである。
【0071】
図5に示されたシールリング10は、前述のように、シールリップ部2の外側の面2aが前記曲面状に形成されている以外は、図1におけるシールリングと同様の構成を有している。
【0072】
一方、図3に示されたシールリングにおいて、シールリップ部21の外側の面21a及びシールリップ部22の外側の面22aがいずれも部分円状の断面形状を有する曲面状に形成されているシールリングの一例を図6に示す。図6において、図3と同一の符号は、特に断らない限り図3における同一物を示す。尚、図6に示されたシールリング10も又、突出部を有するオス型と前記突出部が挿入されるキャビティを備えるメス型とを有する金型における、オス型の突出部に装着されるシールリングである。
【0073】
図6に示されたシールリング10は、前述のように、シールリップ部21の外側の面21a及びシールリップ部22の外側の面22aがいずれも前記曲面状に形成されている以外は、図3におけるシールリングと同様の構成を有している。
【0074】
図5及び図6に示されたシールリングにおいては、いずれも、メス型に設けられたキャビティの内周面に当接するシールリップ部の外側の面が滑らかな曲面状に形成されているから、オス型が備える突出部の前記キャビティへの挿入がより円滑に行えるという特長がある。
【0075】
固定リップ部の外側の面における中央部から両方の縁部に向かって延びる2つのシールリップ部を有するシールリングの例を図7に示す。図7において、図1と同一の符号は、特に断らない限り図1における同一物を示す。
【0076】
図7に示されたシールリング10は、オス型Aにおける凹溝A3に嵌装される無端状の固定リップ部1と、前記固定リップ部1における外側の面の中央部から前記固定リップ部における外側の面における両側の縁部に向かって延びる2個の無端状のシールリップ部23及び24とを備える。固定リップ部1、シールリップ部23、及びシールリップ部24のいずれも可撓性を有する部材である。
【0077】
シールリップ部23及びシールリップ部24は、前述のように、いずれも一方の縁部において、固定リップ部1の外側の面における中央部に繋がり、他方の縁部は、固定リップ部の縁部に向かって延びている。シールリップ部23及び24は、それぞれ、前記固定リップ部1の外側の面1aに対して略平行に延びる内側の面23b及び24bと、外側に向かって突出する凸面を形成する外側の面23a及び24aとを備える。したがって、固定リップ部1とシールリップ部23との間、及び固定リップ部1とシールリップ部24との間には、それぞれU字型の溝43及び44が形成されている。
【0078】
前記シールリップ部23及び24における外側の面23a及び24aには、それぞれ周方向に延びる稜線33及び34が形成されている。そして、前記外側の面23aは、両方の縁部から稜線33に向かって拡大する錐面状に形成されている。これは、外周面24aについても同様である。
【0079】
前記シールリング10は、シールリップ部23とシールリップ部24との間の部分において、皿頭ボルトA41によって凹溝A3の底面に固定されている。
【0080】
前記図7に示されるシールリングが装着されたオス型Aをメス型Bに挿入した状態を図8に示す。図8において、図2と同一の符号は、特に断りがない限りは図2における同一物を示す。
【0081】
図8に示されるメス型Bは、本発明のシールリングによってシールされる圧力装置が備える凹陥部材に相当し、キャビティB1は、前記凹陥部材が備える凹陥部に相当する。図8に示されるオス型Aは、前記圧力装置が備える突出部材に相当し、突出部A1は、前記突出部材の備える突出部に相当する。前記成形室Cは、前記圧力装置における加減圧室に相当する。図7に示されたシールリング10が備える固定リップ部1は、本発明のシールリングにおける固定リップ部に相当する。前記シールリング10が備えるシールリップ部23及び24は、それぞれ、本発明のシールリングにおけるシールリップ部に相当する。
【0082】
オス型Aをメス型Bに挿入した状態においては、シールリング10が備えるシールリップ部23及び24は、前記稜線33及び34の部分においてのみ、メス型BにおけるキャビティB1の内壁に当接している。したがって、オス型Aをメス型Bに着脱する際においては、シールリング10とキャビティB1の内壁面との摩擦が極めて小さく、又、シールリング10の摩耗も少ない。更に、前記シールリング10は、前述のように皿頭ボルトA41によって凹溝A3の内部に固定されているから、オス型Aをメス型に着脱する際にシールリング10がめくれて脱落することが無い。
【0083】
前記オス型Aとメス型によって形成される成形室の内部の空気を排出すると、前記シールリング10における溝43に加わる大気圧によって、シールリップ部23が外側に拡張して稜線33においてキャビティB1の内壁に強く押圧される。よって、前記シールリング10とキャビティB1との間の気密性が高くなるから、成形室Cの内部は高い真空度に保たれる。
【0084】
図7に示されたシールリング10を、シールリップ部23が、オス型Aをメス型Bに挿入する方向に向くように装着した場合においては、前記成形室Cの内部の空気を排出すると、成形室Cの内外における圧力差によって、シールリップ部24が外側に拡張して稜線34においてキャビティB1の内壁に強く押圧される。よって、この場合においても同様に成形室Cの内部は高い真空度に保たれる。
【0085】
このように、図7に示されたシールリングも又、図3におけるシールリングと同様に、シールリングをいずれの向きに嵌装しても良好なシール性能が得られるという特長がある。
【0086】
【発明の効果】
本発明によれば、凹陥部を有する凹陥部材及び前記凹陥部に挿入される突出部材における突出部を備える金型などの圧力装置に装着したときに、前記突出部材を前記凹陥部材に容易に着脱でき、突出部材を凹陥部材に着脱する際に、凹陥部を有する凹陥部材又は突出部材における突出部から脱落することがなく、長期間使用したときの摩耗が少なく、且つ、摩耗時においてもシール性能が低下することがないシールリングが提供される。
【0087】
本発明によって提供されるシールリングのうち、固定リップ部における両方の縁部からシールリップ部が延びるシールリングは、シールリングをいずれの向きに装着しても同じように良好なシール性能が得られるという特長がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明のシールリングにおける、オス型とメス型とを備える金型のオス型に装着されるシールリングの一例を示す縦断面図である。
【図2】図2は、図1に示されたシールリングが装着されたオス型を備える金型の一例を示す縦断面図である。
【図3】図3は、本発明のシールリングの内、固定リップ部のそれぞれの縁部から延びる2個のシールリップ部を備えるシールリングの例を示す縦断面図である。
【図4】図4は、図3に示されたシールリングが装着されたオス型を備える金型の一例を示す縦断面図である。
【図5】図5は、図1に示されたシールリングにおいて、シールリップ部の外側の面が部分円状の断面形状を有する曲面状に形成されているシールリングの一例を示す縦断面図である。
【図6】図6は、図3に示されたシールリングの有する2つのシールリップ部における外側の面が部分円状の断面形状を有する曲面状に形成されているシールリングの一例を示す縦断面図である。
【図7】図7は、固定リップ部の外側の面における中央部から延びる2つのシールリップ部を有するシールリングの例を示す縦断面図である。
【図8】図8は、図7に示されるシールリングが装着されたオス型を備える金型の一例を示す断面図である。
【符号の簡単な説明】
1…固定リップ部、2、21、22、23、24…シールリップ部、3、31、32、33、34…稜線、4、41、42、43、44…溝、10…シールリング、A…オス型、A1…突出部、A3…凹溝、A4…シールリング固定プレート、B…メス型、B1…キャビティ、C…成形室

Claims (3)

  1. 突出部を有する突出部材、前記突出部材における突出部が挿入される凹陥部を有する凹陥部材、及び前記突出部材における突出部と前記凹陥部材における凹陥部との間に形成される、内部が加圧又は減圧される加減圧室を備える金型における
    前記突出部材における突出部の外周面、及び前記凹陥部材における凹陥部の内周面の一方に装着される、可撓性を有する無端状の固定リップ部と、
    前記加減圧室の内部が加圧又は減圧されるときには、前記加減圧室の内外における圧力差によって、前記突出部材における突出部の外周面、及び前記凹陥部材における凹陥部の内周面の他方に押圧されることにより、前記凹陥部の内周面と前記突出部の外周面との間をシールする、前記固定リップ部におけるそれぞれの縁部から前記固定リップ部の内側に延びる可撓性を有する2個の無端状のシールリップ部、又は、前記固定リップ部における両方の縁部に挟まれた中央部から前記固定リップ部のそれぞれの縁部に向かって延びる可撓性を有する2個の無端状のシールリップ部とを備えることを特徴とするシールリング。
  2. 前記請求項1における固定リップ部は、前記請求項1における突出部材が有する突出部の外周面に装着される固定リップ部である請求項1に記載のシールリング。
  3. 前記請求項1における突出部材としてオス型を備え、前記請求項1における凹陥部材としてメス型を備え、且つ前記オス型の外周面に前記請求項2に記載のシールリングが装着されてなることを特徴とする金型。
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