JP4246224B2 - 放送受信装置 - Google Patents

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Description

この発明は、チューナユニットを含む放送受信装置に関する。
日本では、テレビ放送がアナログ方式からデジタル方式に切り替えられることが予定されている。デジタル方式では、地上放送と衛星放送が行なわれる。デジタル放送を受信するチューナの一例として、デジタル方式衛星放送受信機が特開平9−214843号公報(特許文献1)に開示されている。
特開平9−214843号公報
現在、各地でデジタル方式の地上放送が開始され、テレビ放送はデジタル方式とアナログ方式の両方で行なわれている。
これに伴い、地上(地上波)デジタル放送、地上(地上波)アナログ放送および衛星放送を受信することができる構成のテレビジョン受信機(以下、テレビと称する。)が近年増加している。
しかし、特開平9−214843号公報(特許文献1)記載のチューナと、地上デジタル放送を受信するチューナと、地上アナログ放送を受信するチューナとを組み合わせてテレビを製造する方法では、各チューナを組み合わせることによって設計および製造工程が複雑になり、製造コストが増大してしまう。たとえば、地上放送用のチューナおよび衛星放送用のチューナが別の基板に配置されている場合には、基板間を接続するためのケーブルの配置、およびテレビ内の各基板の配置等を行なうための設計および製造工程が複雑になってしまう。それゆえに、コンパクトなチューナユニットが望まれる。
その一方、今後アナログ方式のテレビ放送の終了時期が近づくにつれて、デジタル方式のみを受信再生可能なテレビの需要も見込まれる。したがって、アナログ・デジタル共用テレビとデジタル専用テレビの両方の開発が必要である。この場合、以下の問題点について留意しなければならない。
図18は、アナログ・デジタル共用のチューナユニットの配置検討例である。
第1には、図18に示すような配置を採用し、アナログ・デジタル共用のチューナユニットを開発する場合、開発したチューナユニットからアナログ復調部の部品をマウントしないようにしてデジタル専用受信チューナとして使用することもできる。これを搭載するテレビ受像機等のセット側は共用が可能であるが、アナログ復調部が中央に配置されており、この部分をなくしたとしても、チューナ全体のサイズは変わらないのでチューナのコストをあまり下げることはできない。
第2には、図18に示す配置からチューナサイズを小さくしてデジタル専用テレビを開発することにすると、開発した共用チューナユニットから再設計が必要となる。またセット側でもチューナのレイアウトに合わせる変更が必要となり、セット側の再設計も必要となる。このため、2機種の開発を総合してみると設計効率が悪くなる。
本発明の目的は、アナログ・デジタル共用型からデジタル専用型への変更が容易な放送受信装置を提供することである。
この発明は、第1の局面においては、放送受信装置であって、第1の辺、第1の辺の一方端に接続される第2の辺、第1の辺に対向する第3の辺、第1の辺の他方端に接続され第2の辺と対向する第4の辺を有する四角形の実装領域を含む基板を備える。実装領域は、第1の辺の一部および第2の辺の一部に接する矩形状の第1の領域と、第1の辺の一部および第4の辺の一部に接する矩形状の第2の領域と、第3の辺に接し、かつ第2の辺の一部および第4の辺に接する矩形状の第3の領域と、第4の辺に接し、かつ第2の領域と第3の領域との間に配置される第4の領域とを含む。放送受信装置は、第1の領域に配置され、外部から与えられる地上放送信号をIF信号に周波数変換する地上放送用チューナ部と、第3の領域に配置され、地上放送用チューナ部で周波数変換されたIF信号を復調する地上放送用アナログ復調部と、第2の領域に配置され、外部から与えられる衛星放送信号を衛星放送信号より低い周波数帯の信号に周波数変換する衛星放送用チューナ部と、第4の領域に配置され、地上放送用チューナ部および衛星放送用チューナ部のいずれかから与えられる信号を復調するデジタル復調部とをさらに備える。
好ましくは、放送受信装置は、基板が格納されるシールドケースをさらに備える。基板の接地パターンとシールドケースとは、電気的に接続される。
好ましくは、放送受信装置は、基板が格納されるシールドケースと、シールドケースの内部の空間において第1〜第4の領域の各領域を他の領域と区切るシールド壁とをさらに備える。基板の接地パターンとシールドケースとは、電気的に接続される。
好ましくは、地上放送用チューナ部、衛星放送用チューナ部の各々は、フェーズロックループ回路で制御される局部発振回路を含む。放送受信装置は、地上放送用チューナ部、衛星放送用チューナ部の各々のフェーズロックループ回路に共通する基準信号を与える基準発振回路をさらに備える。
好ましくは、第1の辺から実装領域の外に向けて基板上に配置され、外部から与えられる地上放送信号を受ける地上放送用入力端子と、第1の辺から実装領域の外に向けて基板上に配置され、かつ地上放送用入力端子と並んで配置され、外部から与えられる衛星放送信号を受ける衛星波放送用入力端子とをさらに備える。
より好ましくは、地上放送用チューナ部は、地上放送用入力端子から送られる信号を受ける第1のフィルタを含む。放送受信装置は、第1のフィルタの出力する信号を分配して放送受信装置外部に出力する出力端子をさらに備える。
より好ましくは、衛星放送用チューナ部は、衛星放送用入力端子から送られる信号を受ける第1のフィルタを含む。放送受信装置は、第1のフィルタの出力する信号を分配して放送受信装置外部に出力する出力端子をさらに備える。
より好ましくは、地上放送用チューナ部は、地上放送用入力端子から送られる信号を受ける第1のフィルタを含む。衛星放送用チューナ部は、衛星放送用入力端子から送られる信号を受ける第2のフィルタを含む。放送受信装置は、第1のフィルタの出力する信号を分配して放送受信装置外部に出力する第1の出力端子と、第2のフィルタの出力する信号を分配して放送受信装置外部に出力する第2の出力端子とをさらに備える。
好ましくは、放送受信装置は、地上放送信号および衛星放送信号を受ける入力端子と、入力端子から地上放送用チューナ部に信号を伝達する経路上に設けられ、地上放送信号を選択的に透過させる第1のフィルタと、入力端子から衛星放送用チューナ部に信号を伝達する経路上に設けられ、衛星放送信号を選択的に透過させる第2のフィルタとをさらに備える。
より好ましくは、放送受信装置は、第1のフィルタによって選択的に透過された地上放送信号を分岐して出力する出力端子をさらに備える。
より好ましくは、放送受信装置は、第2のフィルタによって選択的に透過された衛星放送信号を分岐して出力する出力端子をさらに備える。
さらに好ましくは、入力端子は、実装領域の第1〜4の辺のいずれか1つの辺に最も近くなるように配置され、出力端子は、入力端子と同様に、1つの辺に最も近くなるように配置される。
さらに好ましくは、入力端子は、実装領域の第1〜4の辺のいずれか1つの辺に最も近くなるように配置され、出力端子は、1つの辺とは異なる辺に最も近くなるように配置される。
より好ましくは、放送受信装置は、第1のフィルタによって選択的に透過された地上放送信号を分岐して出力する第1の出力端子と、第2のフィルタによって選択的に透過された衛星放送信号を分岐して出力する第2の出力端子をさらに備える。
さらに好ましくは、入力端子は、実装領域の第1〜4の辺のいずれか1つの辺に最も近くなるように配置され、第1、第2の出力端子の少なくとも一方は、入力端子と同様に、1つの辺に最も近くなるように配置される。
さらに好ましくは、入力端子は、実装領域の第1〜4の辺のいずれか1つの辺に最も近くなるように配置され、第1、第2の出力端子の少なくとも一方は、1つの辺とは異なる辺に最も近くなるように配置される。
好ましくは、上記いずれかの放送受信装置は、アナログ方式地上放送、デジタル方式地上放送、およびデジタル方式衛星放送を受信可能に構成される。
本発明によれば、アナログ・デジタル共用型からデジタル専用型への変更が容易となり、開発の工数やコストの面で有利である。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰返さない。
[実施の形態1]
図1は、本発明の実施の形態1に係る放送受信装置の実装概略図である。
図1を参照して、この放送受信装置は、地上放送用チューナ部101と、地上放送用アナログ復調部102と、衛星放送用チューナ部103と、デジタル復調部104とを備える。
放送受信装置は、辺S1、辺S1の一方端に接続される辺S2、辺S1に対向する辺S3、辺S1の他方端に接続され辺S2と対向する辺S4を有する四角形の実装領域を含む基板K1を備える。
この実装領域は、辺S1の一部および辺S2の一部に接する矩形状の領域A1と、辺S1の一部および辺S4の一部に接する矩形状の領域A2と、辺S3に接し、かつ辺S2の一部および辺S4に接する矩形状の領域A3と、辺S4に接し、かつ領域A2と領域A3との間に配置される領域A4とを含む。
地上放送用チューナ部101は、領域A1に配置され、外部から与えられる地上放送信号をIF信号に周波数変換する。地上放送用アナログ復調部102は、領域A3に配置され、地上放送用チューナ部101で周波数変換されたIF信号を復調する。衛星放送用チューナ部103は、領域A2に配置され、外部から与えられる衛星放送信号を衛星放送信号より低い周波数帯の信号に周波数変換する。デジタル復調部104は、領域A4に配置され、地上放送用チューナ部101および衛星放送用チューナ部103のいずれかから与えられる信号を復調する。
受信部100は、地上放送信号および衛星放送信号を受信する。より詳細には、受信部100は、アンテナ(入力端子)ANT1〜ANT2を含む。
地上放送用入力端子(ANT1)は、辺S1から実装領域の外に向けて基板K1上に配置され、外部から与えられる地上放送信号を受ける。衛星波放送用入力端子(ANT2)は、辺S1から実装領域の外に向けて基板K1上に配置され、かつ地上放送用入力端子と並んで配置され、外部から与えられる衛星放送信号を受ける。
より具体的には、アンテナANT1は、地上放送信号、たとえば470MHz〜770MHzの周波数帯のUHF(Ultra High Frequency)信号、UHFより低い周波数帯のVHF(Very High Frequency)ハイバンド信号またはVHFハイバンドより低い周波数帯のVHFローバンド信号を外部から入力する端子である。アンテナANT2は、たとえば950MHz〜2150MHzの周波数帯の衛星放送信号を外部から入力する端子である。また、アンテナANT1は地上放送用チューナ部101に接続され、また、アンテナANT2は衛星放送用チューナ部103に接続される。
アンテナANT1〜ANT2は、基板K1の同一端部、すなわち基板K1の実装面の同一辺側に配置される。このような構成により、この放送受信装置を搭載するテレビ等の製品設計が容易になる。たとえば、製品の基板の端部付近にこの放送受信装置を配置し、製品用のケースの、アンテナANT1〜ANT2のみが製品外部に現れるようにアンテナANT1〜ANT2の対応する位置に穴を空けることにより、製品外部から放送受信装置のアンテナANT1〜ANT2に配線を直接接続することができ、製品設計の簡易化を図ることができる。
一般に衛星放送用チューナ部103は地上放送用チューナ部101よりも実装領域が小さい。このため、地上放送用チューナ部101および衛星放送用チューナ部103をそれぞれ領域A1,A2に配置して上下に並べ、将来デジタル専用チューナを生産する際には不要となる地上放送用アナログ復調部102は、アンテナANT1,ANT2が配置されている辺S1と反対側の辺S3付近の基板K1の端部の領域A3に配置する。そして、四角形の基板K1の実装面のうち、衛星放送用チューナ部103と地上放送用アナログ復調部10の間の余った領域A4に地上放送および衛星放送用のデジタル復調部104を実装することにより、基板K1の実装面を最小化することができ、放送受信装置の小型化を図ることができる。
なお、アンテナANT1〜ANT2が基板K1の左側の同一端部に配置される場合には、領域A1〜A4は全体として図1とは左右逆に配置される。また、アンテナANT1〜ANT2が上下逆に配置される場合には、領域A1〜A4は全体として図1とは上下逆に配置される。
地上放送用チューナ部101は、アンテナANT1に入力された地上放送信号をIF信号に周波数変換する。
地上放送用アナログ復調部102は、入力された地上放送信号が地上アナログ放送信号である場合には、地上放送用チューナ部101で周波数変換されたIF信号を復調(検波)して復調信号(検波信号)を出力する。より詳細には、地上放送用アナログ復調部102は、IF信号を復調してビデオ信号と、SIF(Sound Intermediate Frequency)信号およびオーディオ信号の少なくともいずれか一方とを出力する。
衛星放送用チューナ部103は、アンテナANT2に入力された衛星放送信号を復調して復調信号を出力する。
地上放送用および衛星放送用のデジタル復調部104は、地上放送用チューナ部101から受けたIF信号または衛星放送用チューナ部103から受けたI/Q信号を復調処理して図示しないTS(Transport Stream)デコーダに出力する。
図2は、本発明の実施の形態1に係る放送受信装置の構造を示す斜視図である。
図2を参照して、この放送受信装置は、図1で示した構成に加えて、シールドケースK2〜K4と、シールドケースK2〜K4で囲まれる内部の空間において領域A1〜A4の各領域を他の領域と区切るシールド壁K5〜K7とをさらに備える。
シールドケースK2〜K3は、放送受信装置の完成状態において放送受信装置の蓋となる。シールドケースK4は、放送受信装置の完成状態において放送受信装置の側壁となる。シールドケースK2〜K4は、基板K1を格納する。シールド板K5〜K7は、シールドケースK4の内側に配置され、シールドケースK4に電気的に接続される。
シールド板K5〜K7に形成されたシャーシ足K11〜K13,K17が基板K1に形成されたシャーシ足用穴K14〜K16,K18にそれぞれ挿入され電気的に接続される。シャーシ足用穴K14〜K16,K18は、基板K1のGNDパターンと電気的に接続されている。したがって、基板K1のGND(接地)パターンとシールドケースK2〜K4とが電気的に接続される。
このような構成により、放送受信装置外部からの干渉波を低減し、放送受信装置の受信特性の劣化を防ぐことができる。
また、シールド板K5〜K7は、基板K1がシールドケースK2〜K4内に格納された状態において、地上放送用チューナ部101と、地上放送用アナログ復調部102と、衛星放送用チューナ部103と、デジタル復調部104とを空間的に分離する。
このような構成により、地上放送用チューナ部101、地上放送用アナログ復調部102、衛星放送用チューナ部103およびデジタル復調部104間の相互の干渉を低減し、放送受信装置の受信特性の劣化を防ぐことができる。
図3は、図1に示した放送受信装置の構成を示す機能ブロック図である。
図3を参照して、アンテナANT1には、地上放送信号が外部から入力される。アンテナANT2には、衛星放送信号が外部から入力される。アンテナANT1は地上放送用チューナ部101に接続され、また、アンテナANT2は衛星放送用チューナ部103に接続される。
地上放送用チューナ部101は、アンテナANT1に入力された地上放送信号をIF信号に周波数変換する。地上放送用チューナ部101で周波数変換されたIF信号を復調(検波)して復調信号(検波信号)を出力する。
衛星放送用チューナ部103は、アンテナANT2に入力された衛星放送信号を復調して復調信号を出力する。
地上放送用および衛星放送用のデジタル復調部104は、地上放送用チューナ部101から受けたIF信号または衛星放送用チューナ部103から受けたI/Q信号を復調処理して図示しないTS(Transport Stream)デコーダに出力する。
図4は、地上放送用チューナ部101および地上放送用アナログ復調部102の構成を示す機能ブロック図である。
図4を参照して、地上放送用チューナ部101は、ローパスフィルタ4と、アッテネータ1と、バンドパスフィルタ2と、RFアンプ3と、バンドパスフィルタ7〜9と、RFアンプ10〜12と、バンドパスフィルタ13〜15と、ミキサPLL部51と、IFアンプ26と、バンドパスフィルタ27と、SAWフィルタ28と、IFアンプ29と、SAWフィルタ30と、DC−DCコンバータ46と、スイッチSW2とを含む。なお、地上放送用チューナ部101は、バンドパスフィルタ2の代わりにハイパスフィルタを含む構成であってもよく、バンドパスフィルタ27の代わりにローパスフィルタを含む構成であってもよい。
また、地上放送用アナログ復調部102は、SAWフィルタ32〜33と、コンデンサ42と、コイル43と、アンプ44と、アナログ復調部52とを含む。
ミキサPLL部51は、たとえば1個のICであり、混合回路16〜18と、局部発振回路19〜21と、AGC検波回路22と、スイッチSW1と、IFアンプ23〜25と、IFアンプ31と、PLL(フェイズロックループ)回路45とを含む。
アナログ復調部52は、たとえば1個のICであり、VIFアンプ34と、映像復調回路35と、イコライザアンプ36と、SIFアンプ37と、音声検波回路38と、FM(Frequency Modulation)検波回路39と、AF(Audio Frequency)アンプ40と、VCO(Voltage Controlled Oscillator)41とを含む。
また、本発明の実施の形態1に係る放送受信装置は、基準発振回路50を備える。基準発振回路50は、水晶47と、発振器48とを含む。基準発振回路50は、発振してたとえば4MHzの基準信号を生成する。
[地上放送用チューナ部101]
次に、地上放送用チューナ部101について説明する。
アッテネータ1は、アンテナANT1からローパスフィルタ4を経由して入力された地上放送信号を減衰させる。アッテネータ1は、AGC制御信号に基づいて減衰量を変更する。
バンドパスフィルタ2は、アッテネータ1を通過した地上放送信号の周波数成分のうち所定帯域外の成分を減衰させる。
RFアンプ3は、バンドパスフィルタ2を通過した地上放送信号を増幅する。
バンドパスフィルタ7〜9は、RFアンプ3で増幅された地上放送信号の周波数成分のうち所定帯域外の成分を減衰させる。ここで、バンドパスフィルタ7を通過する地上放送信号はUHF信号であり、バンドパスフィルタ8を通過する地上放送信号はVHFハイバンド信号であり、バンドパスフィルタ9を通過する地上放送信号はVHFローバンド信号である。
RFアンプ10〜12は、バンドパスフィルタ7〜9を通過した信号をそれぞれ増幅する。また、RFアンプ10〜12は、AGC制御信号に基づいてゲインを変更する。
バンドパスフィルタ13〜15は、それぞれRFアンプ10〜12で増幅された地上放送信号の周波数成分のうち所定帯域外の成分を減衰させる。
混合回路16〜18は、バンドパスフィルタ13〜15を通過した地上放送信号と、局部発振回路19〜21から受けた局部発振信号とをそれぞれ乗算することにより地上放送信号をIF(Intermediate Frequency)信号に周波数変換する。IF信号は、たとえば57MHzである。
IFアンプ23は、混合回路16〜18から受けたIF信号を増幅する。IFアンプ24〜25は、IFアンプ23から受けたIF信号を増幅する。IFアンプ26は、IFアンプ24から受けたIF信号を増幅する。
バンドパスフィルタ27は、IFアンプ26で増幅されたIF信号の周波数成分のうち所定帯域外の成分を減衰させる。
SAWフィルタ28は、IFアンプ25から受けたIF信号の周波数成分のうち所定帯域外の成分を減衰させる。IFアンプ29は、SAWフィルタ28を通過したIF信号を増幅する。SAWフィルタ30は、IFアンプ29から受けたIF信号の周波数成分のうち所定帯域外の成分を減衰させる。
RFアンプ31は、SAWフィルタ30通過したIF信号を増幅し、図3におけるデジタル復調部104へ出力する。RFアンプ31から放送受信装置外部へ出力されたIF信号はデジタル復調部104において復調される。また、RFアンプ31は、デジタル復調部104から受けたAGC制御信号AGC2に基づいてゲインを変更し、デジタル復調部104が受けるIF信号のレベルを一定にする。
AGC検波回路22は、IFアンプ23から受けたIF信号のレベルに基づいてデジタルRFAGC制御信号を生成する。
PLL回路45は、放送受信装置外部から受けた制御信号SCL2および制御信号SDA2によって送信されてくるPLLパラメータ、ならびに基準発振回路50から受けた基準信号に基づいて局部発振回路19〜21の発振周波数を制御する。
たとえば、PLL回路45は、局部発振回路19〜21からの局部発振信号をそれぞれ所定の分周比で分周した信号と、基準発振回路50からの基準信号との位相を比較する。そして、PLL回路45は、位相比較結果に基づいて局部発振回路19〜21の発振周波数を制御する。局部発振回路19〜21は、PLL回路45の制御に基づいて発振し、局部発振信号を出力する。
DC−DCコンバータ46は、外部から受けた5Vの直流電圧B5を31Vの直流電圧に変換し、ミキサPLL部51に供給する。また、ミキサPLL部51には外部から5Vの直流電圧B4が供給される。
スイッチSW1およびスイッチSW2は、いずれか一方をオン状態とし他方をオフ状態とすることにより、AGC検波回路22で生成されたデジタルRFAGC制御信号、または後述する地上放送用アナログ復調部102で生成されたアナログRFAGC制御信号をRFアンプ10〜12、アッテネータ1および放送受信装置外部へ出力する。放送受信装置外部へ出力されるRFAGC制御信号は、通常、モニタ用である。
[地上放送用アナログ復調部102]
次に、同じく図4を参照して、地上放送用アナログ復調部102について説明する。
SAWフィルタ32〜33は、バンドパスフィルタ27を通過したIF信号の周波数成分のうち所定帯域外の成分を減衰させる。SAWフィルタ32を通過するIF信号は、音声信号用の帯域におけるIF信号である。また、SAWフィルタ33を通過するIF信号は、映像信号用の帯域におけるIF信号である。
VIFアンプ34は、SAWフィルタ32を通過したIF信号を増幅する。
映像復調回路35は、VCO41から受けた発振信号に基づいて、VIFアンプ34から受けたIF信号を復調し、ビデオ信号として出力する。ここで、VCO41の生成する発振信号は、コンデンサ42の容量値およびコイル43のインダクタンス値に応じて周波数が変わる。
イコライザアンプ36は、映像復調回路35から受けたビデオ信号に含まれるノイズの除去およびビデオ信号の振幅特性の調整等を行なう。
アンプ44は、イコライザアンプ36から受けたビデオ信号を増幅し、放送受信装置外部へビデオ信号VOUTを出力する。
SIFアンプ37は、SAWフィルタ33を通過したIF信号を増幅する。
音声検波回路38は、VCO41から受けた発振信号に基づいて、SIFアンプ37から受けたIF信号を復調し、SIF信号をFM検波回路39および放送受信装置外部へ出力する。
FM検波回路39は、音声検波回路38から受けたSIF信号をFM検波し、オーディオ信号としてAFアンプ40へ出力する。
AFアンプ40は、FM検波回路39から受けたオーディオ信号を増幅し、放送受信装置外部へオーディオ信号AOUTを出力する。
ここで、映像復調回路35、音声検波回路38およびFM検波回路39のうちの少なくともいずれかひとつは、入力したIF信号のレベルに基づいてアナログRFAGC制御信号を生成する。
また、映像復調回路35、音声検波回路38およびFM検波回路39のうちの少なくともいずれかひとつは、VCO41のフリーラン周波数と入力したIF信号の周波数とのずれを表わすAFT信号を放送受信装置外部へ出力する。通常、AFT信号は、放送受信装置を備えたテレビ等において放送局の有無を判別するチャンネルサーチ機能を実現するために用いられる。
アナログ復調部52には外部から5Vの直流電圧B6が供給される。
[衛星放送用チューナ部103]
図5は、衛星放送用チューナ部103の構成を示す機能ブロック図である。
図5を参照して、衛星放送用チューナ部103は、ハイパスフィルタ61と、RFアンプ62と、ミキサPLL部53と、ローパスフィルタ78と、コンデンサC1〜C3とを含む。
ミキサPLL部53は、たとえば1個のICであり、RFアンプ63と、AGCアンプ64と、混合回路65〜66と、アンプ67〜68と、ローパスフィルタ69〜70と、アンプ71〜72と、AGC制御回路73と、シフター(移相回路)74と、アンプ75と、VCO76と、PLL回路77とを含む。
ハイパスフィルタ61は、アンテナANT2から入力された衛星放送信号の周波数成分のうち、所定周波数以下の成分を減衰させる。
RFアンプ62は、ハイパスフィルタ61を通過した衛星放送信号を増幅する。RFアンプ63は、RFアンプ62から受けた衛星放送信号を増幅する。AGCアンプ64は、RFアンプ63から受けた衛星放送信号を増幅する。また、AGCアンプ64は、AGC制御回路73の制御に基づいてゲインを変更する。
AGC制御回路73は、図3のデジタル復調部104に含まれるIQ復調回路(PSK復調回路)から受けたAGC制御信号AGC1に基づいてAGCアンプ64のゲインを制御する。
混合回路65〜66は、AGCアンプ64から受けた衛星放送信号と、シフター74から受けた局部発振信号とを乗算することにより衛星放送信号をIF信号またはベースバンド信号に周波数変換し、それぞれI信号およびQ信号として出力する。
RFアンプ67〜68は、混合回路65〜66からそれぞれ受けたI信号およびQ信号を増幅する。
ローパスフィルタ69〜70は、RFアンプ67〜68からそれぞれ受けたI信号およびQ信号の周波数成分のうち、所定周波数以下の成分を減衰させる。
RFアンプ71〜72は、ローパスフィルタ69〜70を通過したI信号およびQ信号を増幅し、放送受信装置外部へ出力する。RFアンプ71〜72から放送受信装置外部へ出力されたI信号およびQ信号は、図3のデジタル復調部104において復調される。
VCO76は、ローパスフィルタ78を通過したPLL回路77からの制御信号および基準発振回路50から受けた基準信号に基づいて発振し、局部発振信号を出力する。
シフター74は、VCO76から受けた局部発振信号を90度の位相差を有する2つの局部発振信号に分岐して混合回路65〜66へ出力する。また、シフター74は、混合回路65〜66へ出力する局部発振信号の少なくともいずれか一方をアンプ75へ出力する。アンプ75は、シフター74から受けた局部発振信号を増幅し、PLL回路77へ出力する。
PLL回路77は、放送受信装置外部から受けた制御信号SCL1および制御信号SDA1によって送られてくるPLLパラメータ、ならびにアンプ75から受けた局部発振信号に基づいて制御信号を生成し、ローパスフィルタ78へ出力する。
ローパスフィルタ78は、PLL回路77から受けた制御信号の周波数成分のうち、所定周波数以上の成分を減衰させる。
コンデンサC1〜C3は、前段回路および後段回路間の直流電圧の影響を防ぐために配置される。
RFアンプ62と、ミキサPLL部53とに放送受信装置外部から直流電圧B2が供給される。放送受信装置外部から供給される電圧B1は、放送受信装置経由でアンテナANT2側のLNB(Low Noise Block down converter)に供給される。
図6は、図3におけるデジタル復調部104の構成を示す機能ブロック図である。
図6を参照して、デジタル復調部104は、A/D変換器90と、OFDM復調回路92と、OFDM復調回路92の出力の誤り訂正を行なう誤り訂正回路94と、PSK復調回路96と、PSK復調回路96の出力の誤り訂正を行なう誤り訂正回路98とを含む。
デジタル復調部104としては、たとえば複合型デジタル復調ICを用いることができる。このような、OFDM復調を行なうデジタル復調部とPSK復調を行なうデジタル復調部とが同一チップ上に集積化された複合型デジタル復調IC(Integrated Circuit)の登場により、地上波デジタルチューナ部と衛星デジタルチューナ部とが同一筐体内に収納された地上波/衛星デジタル複合型チューナの開発が容易となった。
A/D変換器90は、地上放送用チューナ部101から受けたIF信号、または衛星デジタルチューナ部103で受信されたI信号およびQ信号をデジタル信号に変換する。
OFDM復調回路92は、デジタル信号に変換されたIF信号をOFDM復調およびQAM復調する。OFDM復調回路92の出力は、誤り訂正回路94によって誤り訂正されてTS信号に変換される。
PSK復調回路96は、デジタル信号に変換されたI信号およびQ信号をQPSK(Phase Sift Keying)復調または8PSK復調する。PSK復調回路96の出力は、誤り訂正回路98によって誤り訂正されてTS信号に変換される。
図示しないバックエンド部は、TS信号をデコードし、映像信号、音声信号およびデータを出力する。
ところで、衛星デジタル放送を受信するチューナと、地上デジタル放送を受信するチューナと、地上アナログ放送を受信するチューナとを組み合わせてテレビを製造する方法では、各チューナを組み合わせることによって設計および製造工程が複雑になり、製造コストが増大してしまうという問題点があった。
しかしながら、本発明の実施の形態1に係る放送受信装置では、地上放送用チューナ部101と、地上放送用アナログ復調部102と、衛星放送用チューナ部103と、デジタル復調部104とは、同一基板上に配置されている。したがって、地上放送用チューナ部101と、地上放送用アナログ復調部102と、衛星放送用チューナ部103と、デジタル復調部104とを含むテレビ等の設計および製造工程の簡易化を図ることができ、製造コストを低減することができる。
さらに、本発明の実施の形態1に係る放送受信装置を設計しておけば、アナログ地上放送を受信する必要がないテレビを製造する場合にも、単に基板K1に地上放送用アナログ復調部102を実装しないだけで対応することができる。したがって、製造工程の簡易化を図ることができる。
また、地上放送用チューナ部101、地上放送用アナログ復調部102、衛星放送用チューナ部103、およびデジタル復調部104のすべてを基板K1に実装する場合および一部を基板K1に実装する場合で放送受信装置の形状を共通化することができ、高価なテレビセットおよび廉価なテレビセット等を共通設計することができ、設計および製造工程を大幅に効率化することができる。
さらに、アナログ復調部102を基板端部に配置しているので、デジタル専用チューナを実現する場合に、必要なピン配置はそのままで基板を小型化することができ、将来のコストダウンも容易であり、この場合テレビセットも大きな変更を要しない。
次に、本発明の他の実施の形態について図面を用いて説明する。なお、以降についても実施の形態1と図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰返さない。
[実施の形態2]
図7は、実施の形態2に係る放送受信装置の構成を示す機能ブロック図である。
図7を参照して、実施の形態2に係る放送受信装置は、図3に示した実施の形態1に係る放送受信装置の構成に加えて、他の機器に放送信号を分配する端子T1,T2を含む。他の構成については図3で説明しているので、ここでは説明は繰返さない。
図8は、図7の端子T1が接続される位置を示した回路図である。
図8を参照して、バンドパスフィルタ2からRFアンプ3に出力された信号が端子T1に分配される。
すなわち、地上放送用チューナ部101は、地上放送用入力端子から送られる信号を受けるフィルタ(2)を含む。放送受信装置は、フィルタ(2)の出力する信号を分配して放送受信装置外部に出力する出力端子(T1)をさらに備える。
図8の他の部分の構成については、図4で説明済みであるためここでは説明は繰返さない。
図9は、図7の端子T2が接続される位置を示した回路図である。
図9を参照して、ハイパスフィルタ61からRFアンプ62に出力された信号が端子T2に分配される。
すなわち、衛星放送用チューナ部103は、衛星放送用入力端子(ANT2)から送られる信号を受けるフィルタ(61)を含む。放送受信装置は、フィルタ(61)の出力する信号を分配して放送受信装置外部に出力する出力端子(T2)を含む。
図9の他の部分の構成については、図5で説明済みであるためここでは説明は繰返さない。
図10は、端子T1,T2がシールドケースにどのように取り付けられているかを示す図である。
図10を参照して、アンテナANT1,ANT2および端子T1,T2は、基板K1の同一端部、すなわち基板K1の実装面の同一辺側に並んで配置される。
すなわち、図8に示すように地上放送用チューナ部101は、地上放送用入力端子から送られる信号を受ける第1のフィルタ(2)を含み、図9に示すように衛星放送用チューナ部103は、衛星放送用入力端子から送られる信号を受ける第2のフィルタ(61)を含む。そして、放送受信装置は、第1のフィルタの出力する信号を分配して放送受信装置外部に出力する第1の出力端子(T1)と、第2のフィルタの出力する信号を分配して放送受信装置外部に出力する第2の出力端子(T2)とを含む。
このような構成により、この放送受信装置を搭載するテレビ等の製品設計が容易になる。たとえば、製品の基板の端部付近にこの放送受信装置を配置し、製品用のケースの、アンテナANT1、ANT2および分配出力端子T1,T2のみが製品外部に現れるように、アンテナANT1、ANT2および分配出力端子T1,T2の対応する位置に穴を空けることにより、製品外部から放送受信装置のアンテナANT1、ANT2および分配出力端子T1,T2に配線を直接接続することができ、製品設計の簡易化を図ることができる。
[実施の形態3]
実施の形態3は、地上放送用のアンテナおよび衛星放送用のアンテナを共用する放送受信装置に関する。以下で説明する内容以外の構成および動作は実施の形態1に係る放送受信装置と同様である。
図11は、本発明の実施の形態3に係る放送受信装置の構成を示す機能ブロック図である。
図11を参照して、この放送受信装置は、実施の形態1に係る受信部100の代わりに受信部105を備える。受信部105は、アンテナANT3と、ローパスフィルタ81と、ハイパスフィルタ82と、コンデンサC4とを含む。
アンテナANT3は、地上放送信号および衛星放送信号の含まれる無線信号を外部から入力する。
ローパスフィルタ81は、アンテナANT3から入力された無線信号の周波数成分のうち所定周波数以上の成分を減衰させて地上放送信号を抽出し、地上放送用チューナ部101へ出力する。
ハイパスフィルタ82は、アンテナANT3から入力された無線信号の周波数成分のうち所定周波数以下の成分を減衰させて衛星放送信号を抽出し、衛星放送用チューナ部103へ出力する。
ここで、ローパスフィルタ81で減衰する信号成分の最小周波数は、地上放送信号で最も高い周波数帯のUHF信号を減衰させず、かつ、衛星放送信号を通過させない周波数であることが好ましい。
また、ハイパスフィルタ82が減衰する信号成分の最大周波数は、衛星放送信号を減衰させず、かつ、地上放送信号を通過させない周波数であることが好ましい。
したがって、ローパスフィルタ81で減衰する信号成分の最小周波数およびハイパスフィルタ82が減衰する信号成分の最大周波数の大小関係は特に限定されるものではなく、いずれかが大きくてもよいし、あるいは等しい関係であってもよい。
コンデンサC4は、前段回路および後段回路間の直流電圧の影響を防ぐために配置される。
すなわち、図11に示す放送受信装置は、地上放送信号および衛星放送信号を受ける入力端子(ANT3)と、入力端子から地上放送用チューナ部101に信号を伝達する経路上に設けられ、地上放送信号を選択的に透過させる第1のフィルタ(81)と、入力端子から衛星放送用チューナ部103に信号を伝達する経路上に設けられ、衛星放送信号を選択的に透過させる第2のフィルタ(82)とを含む。
したがって、本発明の実施の形態3に係る放送受信装置では、地上放送信号および衛星放送信号を受信するアンテナが共通化され、実施の形態1に係る放送受信装置よりもさらに放送受信装置および放送受信装置を搭載するテレビ等の小型化および製造コストの低減を図ることができる。
[実施の形態4]
実施の形態4は、地上放送用のアンテナおよび衛星放送用のアンテナを共用する放送受信装置に関する。以下で説明する内容以外の構成および動作は実施の形態3に係る放送受信装置と同様である。
図12は、本発明の実施の形態4に係る放送受信装置の構成を示す機能ブロック図である。
図12を参照して、この放送受信装置は、実施の形態3に係る受信部105の代わりに受信部106を備える。受信部106は、アンテナANT3と、ローパスフィルタ81と、ハイパスフィルタ82と、コンデンサC4と、分配器83と、分配出力端子T1を含む。
分配器83は、ローパスフィルタ81を通過した減衰後の地上放送信号を分配して地上放送用チューナ部101へ出力し、また、分配出力端子T1を介して放送受信装置外部へ出力する。
すなわち、図12に示す構成では、放送受信装置は、地上放送信号および衛星放送信号を受ける入力端子(ANT3)と、入力端子から地上放送用チューナ部101に信号を伝達する経路上に設けられ、地上放送信号を選択的に透過させる第1のフィルタ(81)と、入力端子から衛星放送用チューナ部103に信号を伝達する経路上に設けられ、衛星放送信号を選択的に透過させる第2のフィルタ(82)と、第1のフィルタによって選択的に透過された地上放送信号を分岐して出力する出力端子(T1)とを含む。
このような構成により、たとえば、この放送受信装置を搭載するテレビ等の装置とは別の装置の入力端子とこの放送受信装置の分配器83の出力端子T1とを接続することができ、簡単に複数の装置で地上放送信号を受信することができる。
図13は、本発明の実施の形態4に係る放送受信装置の構造を示す斜視図である。
図13を参照して、アンテナANT3および分配出力端子T1は、基板K1の同一端部、すなわち基板K1の実装面の同一辺側に配置される。なお、他の部分については、図2で説明した斜視図と同様な構成を有しているので説明は繰返さない。
基板K1においては、入力端子(ANT)は、四角形の実装領域の4つの辺のいずれ
か1つの辺に最も近くなるように配置され、出力端子(T1)は、入力端子と同様に、同じ1つの辺に最も近くなるように配置される。
このような構成により、この放送受信装置を搭載するテレビ等の製品設計が容易になる。たとえば、製品の基板の端部付近にこの放送受信装置を配置し、製品用のケースの、アンテナANT3および分配出力端子T1のみが製品外部に現れるようにアンテナANT3および分配出力端子T1の対応する位置に穴を空けることにより、製品外部から放送受信装置のアンテナANT3および分配出力端子T1に配線を直接接続することができ、製品設計の簡易化を図ることができる。
[実施の形態5]
図14は、本発明の実施の形態5に係る放送受信装置の構成を示す機能ブロック図である。
図14を参照して、この放送受信装置は、実施の形態3に係る受信部105の代わりに受信部107を備える。受信部10は、アンテナANT3と、ローパスフィルタ81と、ハイパスフィルタ82と、コンデンサC4と、分配器84と、分配出力端子T2とを含む。
分配器84は、ハイパスフィルタ82を通過した減衰後の衛星放送信号を分配して衛星放送用チューナ部103へ出力し、また、分配出力端子T2を介して放送受信装置外部へ出力する。
すなわち、図14に示す構成では、放送受信装置は、地上放送信号および衛星放送信号を受ける入力端子(ANT3)と、入力端子(ANT3)から地上放送用チューナ部101に信号を伝達する経路上に設けられ、地上放送信号を選択的に透過させる第1のフィルタ(81)と、入力端子(ANT3)から衛星放送用チューナ部103に信号を伝達する経路上に設けられ、衛星放送信号を選択的に透過させる第2のフィルタ(82)と、第2のフィルタ(82)によって選択的に透過された衛星放送信号を分岐して出力する出力端子(T2)とを含む。
このような構成により、たとえば、この放送受信装置を搭載するテレビ等の装置とは別の装置の入力端子とこの放送受信装置の分配器84の出力とを接続することができ、簡単に複数の装置で衛星放送信号を受信することができる。
[実施の形態6]
図15は、本発明の実施の形態6に係る放送受信装置の構成を示す機能ブロック図である。
図15を参照して、この放送受信装置は、実施の形態3に係る受信部105の代わりに受信部108を備える。受信部10は、アンテナANT3と、ローパスフィルタ81と、ハイパスフィルタ82と、コンデンサC4と、分配器83と、分配出力端子T1と、分配器84と、分配出力端子T2とを含む。
分配器83は、ローパスフィルタ81を通過した減衰後の地上放送信号を分配して地上放送用チューナ部101へ出力し、また、分配出力端子T1を介して放送受信装置外部へ出力する。
分配器84は、ハイパスフィルタ82を通過した減衰後の衛星放送信号を分配して衛星放送用チューナ部103へ出力し、また、分配出力端子T2を介して放送受信装置外部へ出力する。
すなわち、図15に示す構成では、放送受信装置は、地上放送信号および衛星放送信号を受ける入力端子(ANT3)と、入力端子(ANT3)から地上放送用チューナ部101に信号を伝達する経路上に設けられ、地上放送信号を選択的に透過させる第1のフィルタ(81)と、入力端子(ANT3)から衛星放送用チューナ部103に信号を伝達する経路上に設けられ、衛星放送信号を選択的に透過させる第2のフィルタ(82)と、第1のフィルタ(81)によって選択的に透過された地上放送信号を分岐して出力する第1の出力端子(T1)と、第2のフィルタ(82)によって選択的に透過された衛星放送信号を分岐して出力する出力端子(T2)とを含む。
このような構成により、たとえば、この放送受信装置を搭載するテレビ等の装置とは別の装置の入力端子とこの放送受信装置の分配器84の出力とを接続することができ、簡単に複数の装置で地上放送信号および衛星放送信号を受信することができる。
[変形例]
図16は、本発明の第1の変形例に係る放送受信装置の構成を示す機能ブロック図である。
図16は、本発明の第1の変形例に係る放送受信装置は、地上放送用チューナ部101および衛星放送用チューナ部103で共通に使用する基準発振回路50Aを備える。基準発振回路50Aは、水晶47Aと、発振器48Aとを含む。基準発振回路50Aは、発振してたとえば4MHzの基準信号を生成する。
すなわち、地上放送用チューナ部101、衛星放送用チューナ部103の各々は、フェーズロックループ回路45,77で制御される局部発振回路19〜21,76を含む。そして、放送受信装置は、地上放送用チューナ部101、衛星放送用チューナ部103の各々のフェーズロックループ回路に共通する基準信号を与える基準発振回路(50A)を含む。
地上放送用チューナ部101の内部および衛星放送用チューナ部103の内部には基準発振回路50が不要となるので、その分コストが低減される。
つまり、本発明の実施の形態1に係る放送受信装置では、地上放送用チューナ部101および衛星放送用チューナ部103で基準発振回路50Aを共通に使用する。このような構成により、放送受信装置および放送受信装置を搭載するテレビ等の一層の小型化および製造コストの低減を図ることができる。
図17は、本発明の第2の変形例に係る放送受信装置の実装概略図である。
図17に示す変形例においては、入力端子であるアンテナANT1は、実装領域の前記辺S1に最も近くなるように配置されている。また、入力端子であるアンテナANT2または出力端子である端子T1は、辺S1とは異なる辺S3に最も近くなるように配置されている。
このような端子配置としても、放送受信装置が組み込まれる受像機の形状によっては使いやすい場合がある。たとえば、受像機の前面と背面に端子を設けるような場合にこのような放送受信装置は好適に用いることができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の実施の形態1に係る放送受信装置の実装概略図である。 本発明の実施の形態1に係る放送受信装置の構造を示す斜視図である。 図1に示した放送受信装置の構成を示す機能ブロック図である。 地上放送用チューナ部101および地上放送用アナログ復調部102の構成を示す機能ブロック図である。 衛星放送用チューナ部103の構成を示す機能ブロック図である。 図3におけるデジタル復調部104の構成を示す機能ブロック図である。 実施の形態2に係る放送受信装置の構成を示す機能ブロック図である。 図7の端子T1が接続される位置を示した回路図である。 図7の端子T2が接続される位置を示した回路図である。 端子T1,T2がシールドケースにどのように取り付けられているかを示す斜視図である。 本発明の実施の形態3に係る放送受信装置の構成を示す機能ブロック図である。 本発明の実施の形態4に係る放送受信装置の構成を示す機能ブロック図である。 本発明の実施の形態4に係る放送受信装置の構造を示す斜視図である。 本発明の実施の形態5に係る放送受信装置の構成を示す機能ブロック図である。 本発明の実施の形態6に係る放送受信装置の構成を示す機能ブロック図である。 本発明の第1の変形例に係る放送受信装置の構成を示す機能ブロック図である。 本発明の第2の変形例に係る放送受信装置の実装概略図である。 アナログ・デジタル共用のチューナユニットの配置検討例である。
符号の説明
1 アッテネータ、2,7〜9,13〜15,27 バンドパスフィルタ、3,10〜12,31,62,63,67〜68,71〜72 RFアンプ、4 ローパスフィルタ、16〜18 混合回路、19〜21,76 局部発振回路、22 検波回路、23〜25,26,29 IFアンプ、28,30,32,33 SAWフィルタ、34 VIFアンプ、35 映像復調回路、36 イコライザアンプ、37 SIFアンプ、38 音声検波回路、39 検波回路、40 AFアンプ、42,C1〜C4 コンデンサ、43 コイル、44,75 アンプ、45,77 PLL回路、46 DC−DCコンバータ、47,47A 水晶、48,48A 発振器、50,50A 基準発振回路、51,53 ミキサPLL部、52 アナログ復調部、61,82 ハイパスフィルタ、64 AGCアンプ、65〜66 混合回路、69〜70,78,81 ローパスフィルタ、73 AGC制御回路、74 シフター、83,84 分配器、92 OFDM復調回路、94,98 誤り訂正回路、96 PSK復調回路、100,105〜108 受信部、101 地上放送用チューナ部、102 アナログ復調部、103 衛星放送用チューナ部、104 デジタル復調部、ANT1〜ANT3 アンテナ、K1 基板、K11〜K13,K17 シャーシ足、K14〜K16,K18 シャーシ足用穴、K2〜K4 シールドケース、K5〜K7 シールド壁、SW1,SW2 スイッチ、T1,T2 分配出力端子、S1〜S4 辺、A1〜A4 領域。

Claims (17)

  1. 第1の辺、前記第1の辺の一方端に接続される第2の辺、前記第1の辺に対向する第3の辺、前記第1の辺の他方端に接続され前記第2の辺と対向する第4の辺を有する四角形の実装領域を含む基板を備え、
    前記実装領域は、
    前記第1の辺の一部および前記第2の辺の一部に接する矩形状の第1の領域と、
    前記第1の辺の一部および前記第4の辺の一部に接する矩形状の第2の領域と、
    前記第3の辺に接し、かつ前記第2の辺の一部および前記第4の辺の一部に接する矩形状の第3の領域と、
    前記第4の辺に接し、かつ前記第2の領域と前記第3の領域との間に配置される第4の領域とを含み、
    前記第1の領域に配置され、外部から与えられる地上放送信号をIF信号に周波数変換する地上放送用チューナ部と、
    記第2の領域に配置され、外部から与えられる衛星放送信号を前記衛星放送信号より低い周波数帯の信号に周波数変換する衛星放送用チューナ部と、
    前記第4の領域に配置され、前記地上放送用チューナ部および前記衛星放送用チューナ部のいずれかから与えられる信号を復調するデジタル復調部とをさらに備え、
    前記第3の領域には、前記地上放送用チューナ部で周波数変換されたIF信号を復調する地上放送用アナログ復調部が配置可能であり、
    前記第3の領域を削除すると前記第3の辺に対向する前記第1の領域の端部と前記第3の辺に対向する前記第4の領域の端部を含む新たな辺が前記四角形の実装領域の前記第1の辺に対向する辺となるように前記第3の領域が設けられている、放送受信装置。
  2. 前記基板が格納されるシールドケースをさらに備え、
    前記基板の接地パターンと前記シールドケースとは、電気的に接続される、請求項1に記載の放送受信装置。
  3. 前記基板が格納されるシールドケースと、
    前記シールドケースの内部の空間において前記第1〜第4の領域の各領域を他の領域と区切るシールド壁とをさらに備え、
    前記基板の接地パターンと前記シールドケースとは、電気的に接続される、請求項1に記載の放送受信装置。
  4. 前記地上放送用チューナ部、前記衛星放送用チューナ部の各々は、フェーズロックループ回路で制御される局部発振回路を含み、
    前記地上放送用チューナ部、前記衛星放送用チューナ部の各々のフェーズロックループ回路に共通する基準信号を与える基準発振回路をさらに備える、請求項1〜3のいずれか1項に記載の放送受信装置。
  5. 前記第1の辺から前記実装領域の外に向けて前記基板上に配置され、外部から与えられる前記地上放送信号を受ける地上放送用入力端子と、
    前記第1の辺から前記実装領域の外に向けて前記基板上に配置され、かつ前記地上放送用入力端子と並んで配置され、外部から与えられる前記衛星放送信号を受ける衛星波放送用入力端子とをさらに備える、請求項1に記載の放送受信装置。
  6. 前記地上放送用チューナ部は、
    前記地上放送用入力端子から送られる信号を受ける第1のフィルタを含み、
    前記第1のフィルタの出力する信号を分配して前記放送受信装置外部に出力する出力端子をさらに備える、請求項5に記載の放送受信装置。
  7. 前記衛星放送用チューナ部は、
    前記衛星放送用入力端子から送られる信号を受ける第1のフィルタを含み、
    前記第1のフィルタの出力する信号を分配して前記放送受信装置外部に出力する出力端子をさらに備える、請求項5に記載の放送受信装置。
  8. 前記地上放送用チューナ部は、
    前記地上放送用入力端子から送られる信号を受ける第1のフィルタを含み、
    前記衛星放送用チューナ部は、
    前記衛星放送用入力端子から送られる信号を受ける第2のフィルタを含み、
    前記第1のフィルタの出力する信号を分配して前記放送受信装置外部に出力する第1の出力端子と、
    前記第2のフィルタの出力する信号を分配して前記放送受信装置外部に出力する第2の出力端子とをさらに備える、請求項5に記載の放送受信装置。
  9. 前記地上放送信号および前記衛星放送信号を受ける入力端子と、
    前記入力端子から前記地上放送用チューナ部に信号を伝達する経路上に設けられ、前記地上放送信号を選択的に透過させる第1のフィルタと、
    前記入力端子から前記衛星放送用チューナ部に信号を伝達する経路上に設けられ、前記衛星放送信号を選択的に透過させる第2のフィルタとをさらに備える、請求項1に記載の放送受信装置。
  10. 前記第1のフィルタによって選択的に透過された前記地上放送信号を分岐して出力する出力端子をさらに備える、請求項9に記載の放送受信装置。
  11. 前記第2のフィルタによって選択的に透過された前記衛星放送信号を分岐して出力する出力端子をさらに備える、請求項9に記載の放送受信装置。
  12. 前記入力端子は、前記実装領域の前記第1〜4の辺のいずれか1つの辺に最も近くなるように配置され、
    前記出力端子は、前記入力端子と同様に、前記1つの辺に最も近くなるように配置される、請求項10または11に記載の放送受信装置。
  13. 前記入力端子は、前記実装領域の前記第1〜4の辺のいずれか1つの辺に最も近くなるように配置され、
    前記出力端子は、前記1つの辺とは異なる辺に最も近くなるように配置される、請求項10または11に記載の放送受信装置。
  14. 前記第1のフィルタによって選択的に透過された前記地上放送信号を分岐して出力する第1の出力端子と、
    前記第2のフィルタによって選択的に透過された前記衛星放送信号を分岐して出力する第2の出力端子をさらに備える、請求項9に記載の放送受信装置。
  15. 前記入力端子は、前記実装領域の前記第1〜4の辺のいずれか1つの辺に最も近くなるように配置され、
    前記第1、第2の出力端子の少なくとも一方は、前記入力端子と同様に、前記1つの辺に最も近くなるように配置される、請求項14に記載の放送受信装置。
  16. 前記入力端子は、前記実装領域の前記第1〜4の辺のいずれか1つの辺に最も近くなるように配置され、
    前記第1、第2の出力端子の少なくとも一方は、前記1つの辺とは異なる辺に最も近くなるように配置される、請求項14に記載の放送受信装置。
  17. 前記放送受信装置は、アナログ方式地上放送、デジタル方式地上放送、およびデジタル方式衛星放送を受信可能に構成される、請求項1〜16のいずれか1項に記載の放送受信装置。
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