JP4245439B2 - いびき防止装置 - Google Patents

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Description

この発明は、いびきをかいている就寝者のいびきを止めるためのいびき防止装置に関する。
多くの人は睡眠中いびきをかいている。このいびきは同室に就寝している他者の睡眠を妨げる。そこで、いびきを止めるためのいびき防止装置が開発されている。
このようないびき防止装置として特許文献1のようものが知られている。この装置は、マットレスを多数区分に分割し、その区分に空気、液体又はゲル状の流体を充填する。また、各分割された部分にはそれぞれ圧力、振動、温度を感知するセンサが設けられている。そして、このセンサからの情報に基づいて寝ている人の位置、呼吸数、心拍、いびき、うめきなどを検出し、これら情報を基に、寝返りを誘発するようにマットレスの形状を時間的に変化させる、寝返りによりいびきを停止させるようにしたものであると記述されている。
しかしながら、この従来装置においては、マットレスの多数に分割された区分に空気を供給し、空気圧により区分を膨らませ様とする場合、就寝する人の重量により区分の膨らみ速度や膨らみ程度が変化するため、就寝する人の重量によってはいびきを防止することができなかったり、睡眠の妨げになったりするという問題があった。
また、就寝する人の重量により区分の膨らみ速度や膨らみ程度が変化するため、就寝する人の重量によってはいびきを防止することができなかったり、睡眠の妨げになったりするという問題があった。
特開平11−342049号公報
そこで、本発明は、従来技術におけるこのような問題点に鑑みなされたものであって、就寝する人の体重に左右されないで睡眠を妨げずにいびきを防止することのできるいびき防止装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明のいびき防止装置は、
寝具上に仰臥して就寝している人と寝具との間に、人の脊椎を中心として左右に対称的に配置された複数の空気袋と、空気袋に空気を供給する空気ポンプと、空気袋と空気ポンプとを接続する空気配管と、空気配管に設置された流量調節弁および空気袋を給排気制御する給排気弁と、就寝している人のいびきを感知するいびきセンサと、就寝している人が寝具上の左右何れに偏って位置しているかを検知する位置センサと、就寝している人の重量を検知する重量センサと、重量センサが検知した重量に対応して前記流量調節弁の開度を設定する制御部とを備え、
制御部は、いびきセンサによりいびきが感知されたときに、位置センサにより検出される就寝者の左右の偏り情報に基づき、偏っている側の空気袋に空気を供給すべく該空気袋に対応する給排気弁を給気状態にして前記空気ポンプを駆動すると共に、前記流量調節弁を、重量センサが検知した重量に対応した開度に設定して、就寝者の重量に左右されることなく、前記空気袋を一定量膨張させるようにしたことを特徴とする。
本発明のいびき防止装置によれば、就寝している人の重量を検知する重量センサと就寝している人が寝具上の左右何れに偏って位置しているかを検知する位置センサとを設け、制御部により、重量センサが検知する重量に対応して流量調節弁の開度を調整しているので、就寝者の重量に左右されることなく、人が偏っている側の空気袋を一定量膨張させ、就寝者の体を傾けて、睡眠を妨げないいびき防止操作を行うことができる。
以下各実施例について図面に基づいて説明する。
先ず、本発明の基になる実施例1について図1〜図4に基づいて説明する。なお、請求項1に掲げた本発明の実施例は、後述する実施例3である。図1は実施例1に係るいびき防止装置の概略機器構成図である。図2は同いびき防止装置の片方の背中空気袋を就寝者の頭上側から見た正面図であって、背中空気袋が膨張していないときの状態図である。図3は同いびき防止装置の就寝者の頭上側から見た正面図であって、背中空気袋が膨張しているときの状態図である。図4は同いびき防止装置制御フローチャートである。
実施例1に係るいびき防止装置は、図1〜図4に示すように、マットレス、布団、ベッドなど寝具1上に、枕空気袋2及び背中空気袋3が載置されている。この枕空気袋2及び背中空気袋3は、空気ポンプ4、流量調節弁5、給排気弁6これら機器を接続する空気配管7などとともに空気回路を構成している。また、実施例1のいびき防止装置は、流量センサ8、いびきセンサ9及び位置センサ10を備え、これらセンサからの情報により空気回路を制御する制御部11を備えている。
なお、以下の説明における左右は就寝者から見た方向をいう。したがって、例えば、図1における紙面上の右側は、以下でいう左側であり、図1における紙面上の左側は以下でいう右側に相当する。
上記における枕空気袋2は、ポリエチレンシートにより形成されたものであって、左枕空気袋21と右枕空気袋22とを備えている。左枕空気袋21及び右枕空気袋22は、寝具1上の所定位置に仰臥する人の枕の下面側において、仰臥して就寝する人の脊椎を中心として左右対称的に配置されている。各枕空気袋21、22の幅は、一方の枕空気袋21、22を膨張させることにより、就寝者を所定角度に傾斜させるのに適した寸法とされている。
背中空気袋3は、左背中空気袋31と右背中空気袋32とからなる。左背中空気袋31と右背中空気袋32とは、寝具1上の所定位置に仰臥して就寝する人の脊椎を中心として左右に対称的に配置されている。各背中空気袋31、32は、寝具1上の所定位置に仰臥して就寝する人の肩から腰上部に至る長さを備えている。
空気ポンプ4は、ダイヤフラム型ポンプが用いられている。このダイヤフラム型ポンプは、吐出側圧力の最高値が一定圧力になるとそれ以上には上昇しない構造になっている。なお、空気ポンプ4が空気袋2、3に空気を供給する運転を行っている場合であって、空気袋の圧力がこの空気ポンプ4の最高圧力に達した場合、空気ポンプ4の運転をそのまま継続しても、空気ポンプ4自体は支障をきたさないような構造になっている。
空気ポンプ4の吐出側は、空気配管7により、給排気弁6を構成する左枕三方弁64及び枕三方弁63を介し枕空気袋2に接続され、左背中三方弁62及び右背中三方弁61を介し背中空気袋3に接続されている。また、本実施例では、左枕空気袋21及び左背中空気袋31は同時に膨張収縮する空気袋群を構成し、また、右枕空気袋22及び右背中空気袋32は同時に膨張収縮する空気袋群を構成している。なお、各空気袋21、22、31、32毎に三方弁61、62、63、64が取り付けられているので、枕空気袋21、22と背中空気袋31、32とをタイミングをずらせて膨張させるようにしてもよい。
左枕三方弁64枕三方弁63、左背中三方弁62及び右背中三方弁61は、同一のものでよく、枕空気袋2及び背中空気袋3を空気ポンプ4の吐出側に接続する給気位置と、枕空気袋2及び背中空気袋3内を外気に接続するとともに、空気ポンプ4の吐出側を閉塞する排気位置と、枕空気袋2及び背中空気袋3の出口を閉鎖する閉鎖位置とを備えるものが用いられる。すなわち、各三方弁61、62、63、64は、給気位置にしたときは空気ポンプ4からの空気を枕空気袋2又は背中空気袋3に供給することができ、排気位置にしたときは枕空気袋2又は背中空気袋3内の空気を外部に放出することができ、閉鎖位置にしたときは枕空気袋2又は背中空気袋3内に供給された空気をそのまま枕空気袋2又は背中空気袋3内に維持することができるものである。
いびきセンサ9は、いびき音やいびきの振動を捉えて、いびきの有無を検出するものであって、従来公知のものでよい。
位置センサ10は、就寝者の体重が寝具1上で左右何れの側に多くの体重が掛かっているかを相対的に比較して、就寝者の就寝位置が左右何れかを判定するものであればよく、従来公知の適宜のものでよい。
制御部11は、流量センサ8、いびきセンサ9、位置センサ10からの情報に基づいて、就寝者のいびきを防止するように予め設定されたプログラムに基づき給排気弁6、空気ポンプ4などの各機器を制御するものである。
次に、上記のように構成されたいびき防止装置の制御について、図4のフローチャートに基づき説明する。
図4に示すように、運転スイッチが投入されて運転が開始されると、いびきセンサ9によりいびきが検知され(ステップS1)、いびきの有無が判定される(ステップS2)。いびきなしと判定されたときは、前のステップに戻りいびき検出が継続される。いびきありと検出された場合は、位置センサ10により検出された就寝位置側の給排気弁6を給気位置として空気ポンプ4を運転して給気する(ステップS3)。これにより、例えば、就寝位置が左側であって左側の空気袋21、31を膨張させたときは、図3のように就寝者の体を右斜め側に向けることができる。
次いで、空気配管7中に設けた流量センサ8により現在流れている空気流量を測定する(ステップS4)。現在流れている空気流量が予め機械に設定されている空気流量と比較して多いか少ないか判断される(ステップS5)。空気流量が設定値より多い場合は流量調節弁5の開度を絞り(ステップS6)、空気流量が設定値より少ない場合は流量調節弁5の開度を開く(ステップS7)ように制御する。このようにすると、予め設定されている空気流量が空気袋2、3に送られることになるので、就寝者の重量に左右されないで一定の空気量を空気袋2、3に供給することができる。
次に給気時間が所定時間を経過したどうか判定する(ステップS8)。給気時間が所定時間を経過していないときは枕空気袋2及び背中空気袋3が所定の膨張率に達していないことになるので、給気運転を継続する(ステップS8→S3)。また、給気時間が所定時間を経過したときは枕空気袋2及び背中空気袋3が所定の膨張率に達していることになる。このときは、給排気弁6を閉鎖位置にして膨張させた空気袋2、3をその状態で所定時間保持する(ステップS9)。そして、所定保持時間が経過した時点で、給排気弁6を排気位置として膨張させた空気袋2、3を排気する(ステップS10)。
実施例1のいびき防止装置は、以上のように構成されているので、次のような作用効果を奏することができる。
(1) 空気配管7に設置された流量調節弁5により空気袋2、3に供給される空気流量を可変としているので、いびきセンサ9が作動して空気袋2、3を膨らませるときに、その速度を可変とすることができる。したがって、空気流量を就寝者の重量により左右されないように調整することが可能となり、睡眠を妨げないいびき防止装置にすることができる。
(2)また、この実施例1のいびき防止装置では、空気ポンプ4から空気袋2、3に供給される空気流量を検知する流量センサ8を設け、制御部11により、流量センサ8が検知する空気流量が予め設定された空気流量となるように流量調節弁の開度を制御しているので、就寝者の重量に左右されないように空気袋への空気流量を自動的に設定することが可能になる。したがって、睡眠を妨げないいびき防止操作を行うことができる。
(3) また、空気袋21、22、31、32を、寝具1上の所定位置に就寝する人の脊椎を中心として左右に対称的に配置し、いびきセンサ9がいびきを感知したときに、位置センサ10により検知された就寝者の位置する側の空気袋を膨張するようにしているので、就寝者の睡眠を妨げることなく就寝者のいびきを止めることができる。
次に実施例2を説明する。実施例2は、実施例1における流量センサ8の使用を止めて、空気袋の膨張率を測定する膨張センサを取り付けたものである。この実施例2を図5及び図6に基づき説明する。図5は本発明の実施例2に係るいびき防止装置の膨張センサの原理説明図である。図6は同いびき防止装置における制御フローチャートである。なお、図5及び図6において、実施例1と同一又は相当する個所には同一の符号を付しその説明を省略する。
実施例2のいびき防止装置に用いる膨張率センサの構成20は、図5に示されるように、背中空気袋の上下面にシート状の電極を貼り付けたものである。図5における左図は背中空気袋3が収縮した状態図であり、電極25、電極26間の距離Lが小さい。しかし、このLは背中空気袋が膨張すると、同図右側に示すように大きくなる。一方、電極25、26間の静電容量は、距離Lに反比例する。したがって、電極間21、22の静電容量値を測定することにより背中空気袋3の膨張率を測定することが可能となる。
本実施例2では、この膨張率センサを左右の背中空気袋31、32に取り付けているが、枕空気袋2に取り付けることも可能である。
なお、上記のように、流量センサ8を使用せず、膨張率センサ20を体重の影響を受ける背中空気袋3に取り付けている点を除いて、他の機器構成は実施例1の場合と同一である。
上記のように構成されたいびき防止装置は、図6の制御フローチャートに示すように制御される。
すなわち、本実施例2に係るいびき防止装置では、運転が始まると、適宜の時間間隔で、いびきセンサ9によりいびきが検知され(ステップS21)、いびきの有無が判定される(ステップS22)。いびきなしと判定されたときは、前のステップに戻りいびき検出が継続される。いびきありと検出された場合は、位置センサ10により検出された就寝位置側の給排気弁6を給気位置として空気ポンプ4を運転して給気する(ステップS23)。これにより、例えば、就寝位置が左側であって左側の空気袋21、31を膨張させたときは、図3のように就寝者の体を右斜め側に向けることができる。
次いで、背中空気袋3に設けられた膨張率センサ20により、背中空気袋3の現在の膨張率が所定時間間隔で測定される(ステップS24)。制御部11では、この情報から膨張速度が計算され、所定の膨張速度との比較が行われる(ステップS25)。この結果、膨張速度が設定値より大きい場合は流量調節弁5の開度を小さくして背中空気袋3への空気供給量を減少させ(ステップS26)、膨張速度が設定値より小さい場合は流量調節弁5の開度を大きくして背中空気袋3への空気供給量を多くするように制御する(ステップS27)。このように制御すると、予め設定されている空気流量で空気が空気袋2、3に送られることになる。したがって、就寝者の重量に左右されないで一定の空気量を空気袋2、3に供給することができる。
次に給気時間が所定時間を経過したどうか判定する(ステップS28)。給気時間が所定時間を経過していないときは枕空気袋2及び背中空気袋3が所定の膨張率に達していないことになるので、給気運転を継続する(ステップS28→S23)。また、給気時間が所定時間を経過したときは枕空気袋2及び背中空気袋3が所定の膨張率に達していることになる。このときは、給排気弁6を閉鎖位置にして膨張させた空気袋2、3をその状態で所定時間保持する(ステップS29)。そして、所定保持時間が経過した時点で、給排気弁6を排気位置として膨張させた空気袋2、3を排気する(ステップS30)。
以上のように構成された実施例2のいびき防止装置によれば、空気袋3の膨張率を検知する膨張率センサ20を設け、制御部11により、膨張率センサ20が検知する膨張率が予め設定された膨張速度で大きくなるように流量調節弁の開度を制御しているので、就寝者の重量に左右されないように空気袋2、3の膨張速度を自動的に設定することが可能になる。したがって、睡眠を妨げないいびき防止操作を行うことができる。
また、膨張率センサ20は、空気袋の上下に電極25、26を設け、この電極25、26間の距離Lが変化することにより静電容量が変化することを応用した構成としているので、簡単な構成である。また、電極はシート状のものであるので、就寝者に違和感を与えない膨張率センサに形成することができる。
また、実施例2のいびき防止装置は、前述の実施例1における効果3を奏することもできる。
次に実施例3を説明する。実施例3は本発明の実施例であり、実施例1における流量センサ8を用いないで就寝者の重量を測定する重量センサを設け、測定された重量に対応して空気流量を制御するようにしたものである。この実施例3を図7及び図8に基づき説明する。図7は本発明の実施例3に係るいびき防止装置の概略機器構成図である。図8は同いびき防止装置における制御フローチャートである。なお、図7及び図8において、実施例1と同一又は相当する個所には同一の符号を付しその説明を省略する。
実施例3に係る機器構成は、図7に示すようなものであるが、この機器構成としては、実施例1に用いられていた流量センサ8が用いられていない。その代わりとして、寝具1に就寝者の重量を測定する重量センサ35が設けられている。また、制御部11には、管理テーブル36が付設されている。
また、実施例3に係るいびき防止装置は、図8のように制御される。
運転が始まると、適宜の時間間隔でいびきセンサ9によりいびきが検知され(ステップS31)、いびきの有無が判定される(ステップS32)。いびきなしと判定されたときは、前のステップに戻りいびき検出が継続される。いびきありと検出された場合は、寝具1に設置された重量センサ35により就寝者の重量を測定する(ステップS33)。制御部11では、重量センサ35からの情報に基づき管理テーブル36から流量調節弁5の開度設定値を読み出す(ステップS34)。これに基づき、就寝者の重量に見合う流量調節弁5の開度を設定する(ステップS35)。次いで、空気ポンプ4を作動して給気運転を行う(ステップS36)。したがって、就寝者の重量に左右されないで一定の空気量を空気袋2、3に供給することができる。
次に給気時間が所定時間を経過したどうか判定する(ステップS37)。給気時間が所定時間を経過していないときは枕空気袋2及び背中空気袋3が所定の膨張率に達していないことになるので、給気運転を継続する(ステップS37→S36)。また、給気時間が所定時間を経過したときは枕空気袋2及び背中空気袋3が所定の膨張率に達していることになる。このときは、給排気弁6を閉鎖位置にして膨張させた空気袋2、3をその状態で所定時間保持する(ステップS38)。そして、所定保持時間が経過した時点で、給排気弁6を排気位置として膨張させた空気袋2、3を排気する(ステップS39)。
以上のように構成された実施例3のいびき防止装置によれば、就寝している人の重量を検知する重量センサ35を設け、制御部11により、重量センサ35が検知する重量に対応して流量調節弁5の開度を調整しているので、就寝者の重量に左右されないように空気袋2、3への空気流量を自動的に設定することが可能になる。したがって、睡眠を妨げないいびき防止操作を行うことができる。
また、実施例3のいびき防止装置は、前述の実施例1における効果3を奏することもできる。
次に実施例4を説明する。実施例4は、実施例1における流量センサ8を用いないで就寝者の重量を使用者が手入力し、そのデータの基づき空気袋の膨張速度及び最終膨張率を決定するようにしたものである。この実施例4を図9及び図10に基づき説明する。図9は本発明の実施例4に係るいびき防止装置の概略機器の要部構成図である。図10は同いびき防止装置における制御フローチャートである。なお、図9及び図10において、実施例1と同一又は相当する個所には同一の符号を付しその説明を省略する。
実施例4に係る機器構成は、実施例1に用いられていた流量センサ8を用いていない。その代わりとして、図9に示すように、操作ユニット45が使用されている。
この操作ユニット45は、就寝する人の重量を手入力すると、空気流量及び背中空気袋31、32の最終膨張率が所定値となるように、予め設定されたテーブルに従い流量調節弁の開度及び空気ポンプの運転時間を所定値に設定するものである。
このように構成された実施例4は、次のように制御される。
先ず、操作ユニット45に使用者が自分の体重を入力する(ステップS41)。操作ユニット45は、入力されたデータに基づきいびき防止動作を行うと、予め操作ユニット45内に準備されている管理テーブルに基づき流量調節弁の開度及び空気ポンプの運転時間の設定を行う(ステップS42)。これにより、就寝者の体重に対応した流量調節弁の開度、及び給気時間が設定されることになる。
就寝者が床に付くと適宜の時間間隔でいびきセンサ9によりいびき検知が行われる(ステップS43)。そして、いびきが検知されると(ステップS44)、位置センサ10により検出された就寝位置側の給排気弁6を給気位置として、空気ポンプ4を運転して給気運転が行われる(ステップS45)。したがって、例えば、就寝位置が左側であって左側の空気袋21、31を膨張させたときは、前述の図3のように就寝者の体を右斜め側に向けることができる。
次に給気時間が所定時間を経過したどうか判定する(ステップS46)。給気時間が所定時間を経過していないときは枕空気袋2及び背中空気袋3が所定の膨張率に達していないことになるので、給気運転を継続する(ステップS46→S45)。また、給気時間が所定時間を経過したときは枕空気袋2及び背中空気袋3が所定の膨張率に達していることになる。このときは、給排気弁6を閉鎖位置にして膨張させた空気袋2、3をその状態で所定時間保持する(ステップS47)。そして、所定保持時間が経過した時点で、給排気弁6を排気位置として膨張させた空気袋2、3を排気する(ステップS48)。
以上のように構成された実施例4のいびき防止装置によれば、操作ユニット45で就寝する人の重量を手入力すると、空気流量及び空気袋2、3の最終膨張率が所定値となるように、操作ユニット45が予め設定されたテーブルに従い流量調節弁5の開度及び空気ポンプ4の運転時間を設定するので、いびきセンサ9によりいびきを感知したときに、就寝者の重量に左右されないように空気袋2、3を所定の時間で、所定の膨張率にすることができる。したがって、睡眠を妨げないいびき防止操作を行うことができる。
また、実施例2のいびき防止装置は、前述の実施例1における効果3を奏することもできる。
上記実施例4において、操作ユニット45を、使用者の好みにより任意の空気流量及び空気袋31、32の最終膨張率を入力すると、予め設定されたテーブルに従い流量調節弁5の開度及び空気ポンプ4の運転時間を所定値に設定するように構成してもよい。この場合は、この設定された流量調節弁5の開度及び空気ポンプ4の運転時間に従い運転されるのであって、基本的には図10におけるステップS41及びステップS42の内容が異なるだけで、その後の処理は同一となる。
本発明のいびき防止装置は、一般家庭、宿泊施設等において、就寝時にいびきをかく人が同室にいる場合に用いる。このいびき防止装置を用いることにより、同室者はいびきにより睡眠が妨げられること無くすことができる。
本発明の実施例1に係るいびき防止装置の概略機器構成図である。 同いびき防止装置の背中空気袋を就寝者の頭上側から見た正面図であって、背中空気袋が膨張していないときの状態図である。 同いびき防止装置の就寝者の頭上側から見た正面図であって、背中空気袋が膨張しているときの状態図である。 同いびき防止装置制御フローチャートである。 本発明の実施例2に係るいびき防止装置の膨張センサの原理説明図である。 同いびき防止装置における制御フローチャートである。 本発明の実施例3に係るいびき防止装置の概略機器構成図である。 同いびき防止装置における制御フローチャートである。 本発明の実施例4に係るいびき防止装置の概略機器の要部構成図である。 同いびき防止装置における制御フローチャートである。
符号の説明
1 寝具
2 枕空気袋
3 背中空気袋
4 空気ポンプ
5 流量調節弁
6 給排気弁
8 流量センサ
9 いびきセンサ
10 位置センサ
11 制御部
20 膨張率センサ
21 左枕空気袋
22 右枕空気袋
25 電極
26 電極
31 左背中空気袋
32 右背中空気袋
35 重量センサ
36 管理テーブル
45 操作ユニット
61 左枕三方弁
62 左枕三方弁
63 左背中三方弁
64 右背中三方弁

Claims (1)

  1. 寝具上に仰臥して就寝している人と寝具との間に、人の脊椎を中心として左右に対称的に配置された複数の空気袋と、空気袋に空気を供給する空気ポンプと、空気袋と空気ポンプとを接続する空気配管と、空気配管に設置された流量調節弁および空気袋を給排気制御する給排気弁と、就寝している人のいびきを感知するいびきセンサと、就寝している人が寝具上の左右何れに偏って位置しているかを検知する位置センサと、就寝している人の重量を検知する重量センサと、重量センサが検知した重量に対応して前記流量調節弁の開度を設定する制御部とを備え、
    制御部は、いびきセンサによりいびきが感知されたときに、位置センサにより検出される就寝者の左右の偏り情報に基づき、偏っている側の空気袋に空気を供給すべく該空気袋に対応する給排気弁を給気状態にして前記空気ポンプを駆動すると共に、前記流量調節弁を、重量センサが検知した重量に対応した開度に設定して、就寝者の重量に左右されることなく、前記空気袋を一定量膨張させるようにしたことを特徴とするいびき防止装置。
JP2003290970A 2003-08-08 2003-08-08 いびき防止装置 Expired - Fee Related JP4245439B2 (ja)

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