JP4243811B2 - リサイクル傘 - Google Patents

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Description

本発明は、製作時における組立てが容易であるのみでなく、修理および分解も容易で、材質別に分別することができ、さらに再利用を可能にすることを目的としたリサイクル傘に関し、特に、親骨に対する生地(シート)の取付け構造に関するものである。
通常の傘は、金属製部材(中軸、親骨,支え骨等)と、一般に合成樹脂(以下単に「樹脂」と呼ぶ)からなる非金属製部材(手元、上ろくろ、下ろくろ、シート等)から構成されているが、各部材は恒久的にあるいは分解が極めて困難な状態で連結されている。
したがって、従来の傘は、製作時における組立てに手間がかかるのみでなく、修理も困難で、壊れた傘を廃棄する場合にも、金属製部材と非金属製部材とを分離して分別廃棄することが困難なため、貴重な資源のリサイクルを困難にしていた。
最近、特に環境汚染問題がクローズアップされている中、傘の分別廃棄を義務付ける地方自治体も多くなってきたために、傘の金属製部材と非金属製部材との分別廃棄を容易にすることが要望されている。
従来、傘の生地を親骨取り付ける場合、生地を糸で縫い合わせる(綴じる)ことによって行なっていた。この綴じ作業はいうまでもなく、また糸で綴じられた生地を親骨から取り外す際にも手間を要するものであった。
そこで本発明は、上述の綴じ作業を省略することができる、親骨に対する生地の取付け構造を提供することを目的とするものである。
なお、以下の説明において、上部または上方は傘の石突き側を意味し、下部または下方は傘の手元側を意味するものとする。
本発明によるリサイクル傘は、中軸に摺動自在に嵌装された下ろくろに根元部を取り外し可能に枢支されかつ先端部を親骨の中間部に枢支された複数本の支え骨の上記根元部が、上記下ろくろから取り外されることにより、上ろくろに枢支されている複数本の親骨が、支え骨の先端部を取り付けたままで「お猪口」状態になり得る構成を前提として、
上記上ろくろに枢支される複数本の親骨に取り付けられる生地の裏面の記親骨との接触部に、各親骨がそれぞれ挿通されるループ状片が取付けられ、これらループ状片は、親骨の両端のほぼ中間に対応する位置で、かつ親骨に対する支え骨の枢支点よりも先端側に取り付けられてなることを特徴とするものである。
上記下ろくろは、支え骨の根元部を枢支する支え骨枢支部材と、この支え骨骨枢支部材を取外し可能に嵌着した下ろくろ本体とから構成され、上記支え骨枢支部材が上記下ろくろ本体から取外されることにより、上記支え骨が上記支え骨枢支部材から外れるように構成されていることが好ましい。
本発明によれば、生地の裏面に各親骨がそれぞれ挿通されるループ状片が取付けられていることにより、面倒な綴じ作業を省略することができ、また親骨と生地との分解も容易である。そして、下ろくろに根元部を取り外し可能に枢支されかつ先端部を親骨の中間部に枢支された複数本の支え骨の上記根元部が、下ろくろから取り外されることにより、上ろくろに枢支されている複数本の親骨が、支え骨の先端部を取り付けたままで「お猪口」状態になり得るように構成され、かつ上記ループ状片が、親骨の両端のほぼ中間に対応する位置でかつ親骨に汁対する支え骨の枢支点よりも先端側に取り付けられていることにより、親骨に対する生地の取付け、取外しを、支え骨の先端部を親骨に取り付けたままで、すべての親骨をいわゆる「お猪口」状態にすることにより、一挙に行なうことができる利点がある。
さらに、上記下ろくろが、支え骨の根元部を枢支する支え骨枢支部材と、この支え骨骨枢支部材を取外し可能に嵌着した下ろくろ本体とから構成されている場合には、上記支え骨枢支部材を上記下ろくろ本体から取外すことにより、支え骨の根元部を容易に下ろくろから取り外すことができる
以下、図面を参照して本発明によるリサイクル傘の好ましい実施の形態について詳細に説明する。図1は、本発明による傘の閉状態における全体構成を、一部を省略して示す概略図である。
図1において、この傘1は、金属製の中軸(支柱)2と、この中軸2の上端部に嵌装固定された合成樹脂製の上ろくろ3と、この上ろくろ3に根元部を枢着された複数の金属製親骨4と、これら親骨4に沿って張架された布製または樹脂製の生地(シート)Sと、上ろくろ3を生地Sとともに中軸2に固定する陣笠5と、中軸2に摺動自在に嵌装された合成樹脂製の下ろくろ6と、この下ろくろ6に根元部を枢着されかつ先端部を親骨4の中間部の点Pにおいて枢着された複数の金属製支え骨8と、中軸2の下端部に固定された合成樹脂製の手元10とを備えている。中軸2の上端には石突き14が嵌着されている。
また、この傘1の閉状態において、下ろくろ6を手元10に近接した位置に係止するための金属製留め金(はじき)12が、中軸2の外周面から突出する方向にばね付勢された態様で中軸2に出没自在に設けられている。
図2は、図1の傘1の上端部の分解正面図である。なお、図2においては、一対の上ろくろ位置決め孔16を備えた中軸2が、その軸線の周りで90°回転した状態で示されている。上ろくろ3は、上ろくろ本体18と、親骨枢支ディスク20と、親骨外れ防止ナット22とによって構成されている。上ろくろ3の上には生地Sを介して陣笠5が螺着される。
図3A〜図3Dは上ろくろ本体18を示し、図3Aは平面図、図3Bは正面図、図3Cは底面図、図3Dは図3Aの3D−3D線に沿う断面図である。
この上ろくろ本体18は、中軸2の上ろくろ位置決め穴16に係入される互いに対向する一対の突起24,24を内周面に備えた中軸挿通孔26と、親骨4の根元部を収容するための8個の親骨収容溝28を周縁にほぼ等間隔に放射状に形成した円板状のフランジ30とを同軸的に備えた円筒体からなり、フランジ30の上方には、環状の親骨枢支ディスク20が嵌着される円筒部31が連接され、さらにこの円筒部31の上方には、雄ねじ32が上端まで形成されているとともに、この上端から軸線を含む面に沿って下方へ延びる一対の割溝34,34が設けられている。
上ろくろ本体18の内周面に形成されている上記一対の突起24,24は、図3Aおよび図3Cから明らかなように、上記割り溝34,34および軸線を含む面に対して軸線上で直交する面上にあり、かつ上記円筒部31からフランジ30に亘る内周面に形成されている。そして上記割り溝34,34は、上ろくろ本体18の上端から軸線と平行に下方へ向かってフランジ30を通過してフランジ30の下方まで延びている。
フランジ30には、一つの同心円上に整列する8個のディスク位置決め孔36が、隣接する親骨収容溝28,28の間の位置においてフランジ30を貫通して形成されている。
図4A〜図4Dは親骨枢支ディスク20を示し、図4Aは平面図、図4Bは正面図、図4Cは底面図、図4Dは図4Aの4D−4D線に沿った断面図である。
上ろくろ本体18のフランジ30上に添接可能に構成された親骨枢支ディスク20は、上ろくろ本体18のフランジ30とほぼ同径の外径と、上ろくろ本体18の円筒部31に嵌着可能な内径の軸孔37とを備えて環状に構成され、フランジ30の親骨収容溝28に対応する8個の親骨収容溝38を備えている。またその底面には、フランジ30の8個のディスク位置決め孔36に嵌合する8本の位置決め突起40を備え、この親骨枢支ディスク20がフランジ30上に添接されると、双方の親骨収容溝28,38が一致するように構成されている。
親骨枢支ディスク20の上面には、親骨4の根元部に形成された突軸44(図5A)を枢支するための突軸枢支溝42が、各親骨収容溝38の両側に親骨収容溝38と直交するように形成されている。また、親骨枢支ディスク20の上面の軸孔37の周囲には突縁46が形成されている。
図5Aは、親骨4の根元部を示す底面図、図5Bは親骨4の根元部が親骨枢支ディスク20に枢支された状態を示す平面図である。親骨4の根元部4aは、上記親骨収容溝28,38内に挿入可能なように平に潰されるとともに、枢軸となる突軸44が一体に形成されている。そして、突軸44を備えた全ての親骨4の根元部4aを、図5Bに示すように親骨枢支ディスク20の上面に開口する親骨収容溝38および突軸枢支溝42に取り付けると、図5Bに示す状態となる。
図6A,図6Bは親骨外れ防止ナット22の断面図および底面図を示し、その軸孔47の内周面には、上ろくろ本体18の円筒部31の雄ねじ32に螺着される雌ねじ48を備え、かつ底面の軸孔47の周囲には、親骨枢支ディスク20の突縁46に嵌着される環状凹部50を備えている。この親骨外れ防止ナット22は、図5Bに示すようにすべての親骨4の根元部4aを取り付けた親骨枢支ディスク20に上方から嵌着することによって、親骨4の外れ防止して、上ろくろ3に対する親骨4の取り付け作業を容易にする機能を有する。
なお、親骨外れ防止ナット22の代わりに、上ろくろ本体18の円筒部31の根元に比較的きつく嵌着される親骨外れ防止リングを用いてもよい。
以上のような構成を有する上ろくろ本体18および親骨枢支ディスク20を備えた上ろくろ3を中軸2に取り付ける場合には、先ず上ろくろ本体18の突起24,24と、中軸2の上ろくろ位置決め孔16,16との方位を整合させた態様で上ろくろ本体18を上方から中軸2に挿入するが、突起24,24が中軸2に当接すると、割溝34,34が突起24,24よりも下方まで延びていることにより、上ろくろ本体18が弾性的に開いて中軸2の外周面における突起24,24の摺動が許容され、突起24,24が上ろくろ位置決め孔16,16に係入した時点で、上ろくろ本体18は原状に復帰する。
次に、上方から中軸2に挿入した親骨枢支ディスク20を上ろくろ本体18の円筒部31に嵌着し、親骨枢支ディスク20の位置決め突起40を上ろくろ本体18のフランジ30の位置決め孔36に嵌合させた状態で、親骨枢支ディスク20にすべての親骨4の根元部を枢支させた後、親骨枢支ディスク20の上方に露出する雄ねじ32に親骨外れ防止ナット22を螺着して親骨枢支ディスク20の上面に蓋をする。
図7A,図7Bは陣笠と呼ばれる固定部材5の断面図および底面図を示し、この陣笠5は、その中軸2に挿通する軸孔51の中間部に、上ろくろ本体18の雄ねじ32に嵌着される雌ねじ52を備え、かつその底面に、親骨外れ防止ナット22を収容する凹部5を備えている。そして、中軸2が挿通される中心孔(図示せず)を備えた生地Sを親骨外れ防止ナット22上に被せた後、陣笠5を上ろくろ本体18の雄ねじ32の上端部に螺着することにより、上ろくろ3が中軸2に強固に固定される。
次に、中軸2に摺動自在に嵌装される下ろくろ6は、図8A〜図8Dに示す支え骨枢支部材54と、この支え骨枢支部材54の下側に連結される、図9A〜図9Cに示すような下ろくろ本体56とから構成されている。
図8Aは支え骨枢支部材54の平面図、図8Bは正面図、図8Cは底面図、図8Dは図8Aの8D−8D線に沿った断面図である。
中軸2が通る軸孔57を備えた支え骨枢支部材54は、支え骨8の根元部を収容するための8個の支え骨収容溝58を軸孔57の周囲にほぼ等間隔に放射状に形成した比較的厚い環状の支え骨枢支ディスク部60と、このディスク部60の下面から同軸的に一体に垂設された、下ろくろ本体56との連結用円筒部62とから構成され、ディスク部60の下面には、図5Aに示した親骨4の場合と同様に支え骨8の根元部に形成された突軸(図示せず)を枢支するための、突軸枢支溝42と同様の突軸枢支溝64が、各支え骨収容溝58の両側に支え骨収容溝58と直交するように形成されている。またディスク部60の下面には、下ろくろ本体56に対して支え骨枢支部材54を位置決めするための位置決め穴66も開口している。連結用円筒部62の外周には、係合突条68が環設されている。
図9Aは下ろくろ本体56の平面図、図9Bはその正面図、図9Cは図9Aの9C−9Cに沿った断面図である。上記支え骨枢支部材54の軸孔57と同径の軸孔67を有し、かつ傘1の開閉操作時の掴み部となる細長い円筒部7を備えた下ろくろ本体56は、支え骨枢支部材54のディスク部60とほぼ同径のフランジ70を上端に備え、上面中央には、支え骨枢支部材54の円筒部62を取り外し可能に嵌着させる凹部72が同軸的に開口している。凹部72の内周面には、支え骨枢支部材54の円筒部62の外周面に形成された突条68と係合する溝74が環設されている。また、円筒部7の周面には、「はじき」と呼ばれる留め金12を出没させる細長い開口部76が形成されている。
フランジ70の上面には、支え骨枢支部材54の位置決め用孔66に係入する2本の位置決め用突起78,78が凹部72を挟んで対向しており、さらに、突起78,78と90°偏位した位置のフランジ70の周縁の上面の2箇所には、その部位のフランジ部分が下方へ湾曲した態様でフランジ70の厚さとほぼ同一の深さを有する凹溝80,80が形成されている。これら凹溝80,80は、支え骨枢支部材54が下ろくろ本体56に嵌着された場合に、ディスク部60との間に間隙を形成し、支え骨枢支部材54を下ろくろ本体56から取り外す場合には、適当な取外し用工具の先端をこの間隙に挿入し、かつこの工具をこじることにより、係合突条68と係合溝74との係合が外れて、支え骨枢支部材54と下ろくろ本体56とを分離させることができ、これによって、支え骨8が下ろくろ6から外れるようになっている。
図10は、中軸2の下端部とともに示す手元10の一部を断面とした分解正面図である。この手元10は、中軸2の下端部の挿入孔82を有する端部の外周に雄ねじ84を形成した合成樹脂製の手元本体90と、中軸2が挿通される軸孔86を備えかつ手元本体90の雄ねじ84に螺着される雌ねじ88を軸孔86の手元本体90側に形成した手元固定キャップ92とを有する。
手元本体90の中軸挿入孔82に挿入される中軸2の端部には、下端から所定距離だけ隔てた位置に環状溝81が形成され、この環状溝81に、中軸2が中軸挿入孔82から抜け出るのを防止する抜け手段を手元固定キャップ92とともに構成するストップリング93が嵌着される。中軸2の先端縁の一部には回転防止用の切欠き83が形成されている。
上記ストップリング93は、環状溝81に嵌着された状態における外径が、手元固定キャップ92の軸孔86の内径よりも大径でかつ雌ねじ88の内径よりも小径になるように形成されている。
一方、手元本体90の中軸挿入孔82の底端には、中軸2の切欠き83と係合する係合部94が設けられている。図11Aは手元本体90の要部の平面図を示し、図11Bは図10の11B−11B線に沿った断面図である。この係合部94は、中軸2の切欠き83が約90°の角度間隔を保って4個形成されている場合には、図11Aおよび図11Bに示すように、十字状の突縁からなり、中軸2の切欠き83が約180°の角度間隔を保って2個形成されている場合には、図11Cに示すようにI字状の突縁からなる。
このような構成を有する手元10を中軸2に取り付ける場合には、先ず手元固定キャップ92を中軸2の環状溝81が設けられている部位よりも上方まで挿入して環状溝81を手元固定キャップ92の下端よりも下方に露出させ、この環状溝81にストップリング93を嵌着する。一方、手元本体90の雄ねじ84の根元には予めワッシャ95を嵌めておく。次に中軸2の下端部を手元本体90の中軸挿入孔82に挿入し、中軸2の切欠き83を係合部94に係合させる。次に手元固定キャップ92を手元本体90の雄ねじ84に螺着すると、図12に示す状態となり、手元10が中軸2に強固に、かつ取外し可能に固定される。
次に親骨4に対する生地(シート)の取付け構造について図13および図14A,図14Bを参照して説明する。図13は生地Sの部分的裏面図、図14Aは図13のA部の拡大図、図14Bは生地Sのループ状片96に親骨を挿通した状態を示す図13のA部の拡大図である。
本実施の形態においては、8本の親骨4が上ろくろ3を中心にして取り付けられる生地Sの裏面の親骨4との接触部に、各親骨4がそれぞれ遊びなく挿通される寸法を有するループ状片96が予め生地Sに縫い込まれている。
生地Sに対するループ状片96の取付け位置は、親骨4の両端のほぼ中間に対応する位置で、かつ親骨4に対する支え骨8の枢支点P(図1参照)よりも先端側に設定される。そして、親骨4に対する生地(シート)Sの取付けに際しては、親骨4の組付けに先立って8本の親骨4を所謂「お猪口」状態にすることにより、各親骨4の露先側からそれぞれループ状片96を親骨4に挿入することができ、これによって生地Sと8本の親骨4とを容易に結合することができる。
次に、上述のような構成を有する傘1の、廃棄に際しての好ましい分解手順について説明する。
(1)先ず、傘1を開いた状態で、支え骨枢支部材54を前記した態様で下ろくろ本体56から外し、すべての支え骨8の根元部を支え骨枢支部材54から外す。
(2)陣笠5を緩む方向に回して上ろくろ本体18の円筒状部分31から外して中軸2から抜き取り、次いで親骨外れ防止ナット22を円筒状部分31から外して、すべての親骨4の根元部を親骨枢支ディスク20から外して、親骨4を生地Sおよび支え骨8とともに中軸2から取り去る。この際、親骨4を所謂「お猪口」状態にすることにより、生地Sのループ状片96を各親骨4の露先側に抜くことにより、生地Sを親骨4から外すことができる。
(3)親骨枢支ディスク20、上ろくろ本体18、支え骨枢支部材54および下ろくろ本体56を中軸2から上方へ抜き去る。
(4)手元10の手元固定キャップ92を緩む方向に回して手元本体90から外し、中軸2を手元本体90から抜き去り、次いで手元固定キャップ92を中軸2の上方へ抜き去る。
このようにして、金属製部材と樹脂製部材とが容易に分離され、完全な分別廃棄を可能にする。
本発明による傘の閉状態における全体構成を、一部を省略して示す概略図 傘の上端部の分解正面図 上ろくろ本体の平面図 上ろくろ本体の正面図 上ろくろ本体の底面図 図3Aの3D−3D線に沿う断面図 親骨枢支ディスクの平面図 親骨枢支ディスクの正面図 親骨枢支ディスクの底面図 図4Aの4D−4D線に沿った断面図 親骨の根元部の底面図 親骨の根元部が親骨枢支ディスクに枢支された状態を示す平面図 親骨外れ防止ナットの断面図 親骨外れ防止ナットの底面図 陣笠の断面図 陣笠の底面図 支え骨枢支部材の平面図 支え骨枢支部材の正面図 支え骨枢支部材の底面図 図8Aの8D−8D線に沿った断面図 下ろくろ本体の平面図 下ろくろ本体の正面図 図9Aの9C−9Cに沿った断面図 中軸の下端部とともに示す一部を断面とした手元の分解正面図 手元本体の要部の拡大平面図 図10の11B−11B線に沿った拡大断面図 図11Bの変形を示す拡大断面図 中軸と手元との結合状態を示す断面図 生地の部分的裏面図 図13のA部の拡大図 生地のループ状片に親骨を挿通した状態を示す図13のA部の拡大図
符号の説明
1 傘
2 中軸
3 上ろくろ
4 親骨
6 下ろくろ
8 支え骨
10 手元
12 支え骨
16 上ろくろ位置決め穴
18 上ろくろ本体
20 親骨枢支ディスク
22 親骨外れ防止ナット
24 係合突起
28,38 親骨収容溝
30 フランジ
34 割溝
42,64 突軸枢支溝
54 支え骨枢支部材
90 手元本体
92 手元固定キャップ
96 ループ状片

Claims (3)

  1. 中軸に摺動自在に嵌装された下ろくろに根元部を取り外し可能に枢支されかつ先端部を親骨の中間部に枢支された複数本の支え骨の前記根元部が、前記下ろくろから取り外されることにより、上ろくろに枢支されている複数本の親骨が、前記支え骨の先端部を取り付けたままで「お猪口」状態になり得るように構成されたリサイクル傘であって、
    前記親骨に取り付けられる生地の裏面の前記親骨との接触部に、各親骨がそれぞれ挿通されるループ状片が取付けられ
    該ループ状片は、前記親骨の両端のほぼ中間に対応する位置でかつ前記親骨に対する前記支え骨の先端部の枢支点よりも先端側に取り付けられてなることを特徴とするリサイクル傘。
  2. 前記下ろくろが、前記支え骨の根元部を枢支する支え骨枢支部材と、該支え骨骨枢支部材を取外し可能に嵌着した下ろくろ本体とから構成され、前記支え骨枢支部材が前記下ろくろ本体から取り外されることにより、前記支え骨の根元部が前記支え骨枢支部材から外れるように構成されてなることを特徴とする請求項1記載のリサイクル傘。
  3. 前記下ろくろの支え骨枢支部材は、前記支え骨の根元部を収容する複数の支え骨収容溝を放射状に形成しかつ枢軸となる突軸を根元部に備えた支え骨の前記突軸を枢支するための突軸枢支溝を前記支え骨収容溝と直交するように下面に開口させた環状の支え骨枢支ディスク部と、該ディスク部の下面の中央部から同軸的に下方に垂設された連結用円筒部とを一体に備えており、
    前記下ろくろ本体は、前記支え骨枢支部材の支え骨枢支ディスク部の下面に添設される該ディスク部とほぼ同径のフランジを上端に備え、かつ前記支え骨枢支部材の円筒部が取外し可能に嵌着される凹部を上面中央に開口させてなるものであることを特徴とする請求項2記載のリサイクル傘。
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