JP4243675B2 - 移動無線装置及びそれを用いたネットワーク商取引システム - Google Patents

移動無線装置及びそれを用いたネットワーク商取引システム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、移動無線装置及びそれを用いたネットワーク商取引システムに関し、特に、指紋センサを搭載した移動無線装置及びそれを用いたネットワーク商取引システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、携帯電話機などの移動無線装置は、急速に種々の機能が搭載されており、今後、携帯電話機を用いた電子商取引によって商品等を購入したり、購入した商品の決済をすることが予測される。そのため、商品等の購入者を特定することにより、いたずらや盗難品である携帯電話機などによって電子商取引における商品等の購入を防止したり、携帯電話機で決済する個人を認証する機能が求められている。
【0003】
また、携帯電話機は、一般に数字キーなどを押下してもそれを無効にする機能(以下、「キーロック」と称する。)が設けられており、予め登録等した暗証番号を入力することによりキーロックの設定、解除を行っている。
【0004】
図8は、特開2000−165378号公報に記載されている指紋認証装置のブロック図である。図8に示す指紋認証装置は移動無線装置に搭載されており、移動無線装置機の電源スイッチ100に指紋読取部200を設けている。電源スイッチ100を押すと、指紋認証部400において指紋認証が行なわれ、その結果、指紋登録部300に登録した指紋と一致している場合には、移動無線装置機を動作させる。
【0005】
さらに、マイクロフォン(マイク)600から入力された音声の声紋を、声紋登録部700に登録された声紋と声紋認証部800において照合し、それらが一致したら通話可能とする。通話を開始した後に、一定時間経過したら、タイマ部900により移動無線装置本体の電源をオフにする。動作状態のままでの紛失や盗難の場合でも、不正使用を防止できる。
【0006】
また、電源スイッチ100を押すという簡単な操作だけで指紋認証ができ、移動無線装置機のセキュリティを高めることができる。また、通話キーに多段キーを用いて、半押しで指紋認証と乱数発生を行ない、全押しで通話を行なうようにすることもできる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の技術は、電源スイッチの指紋読み取り部(以下、「指紋センサ」と称する。)を設けているものの、移動無線装置の小型化に伴って、電源スイッチが小さくなると、十分な指紋認証が行えない場合がある。具体的には、指紋センサの大きさは、指紋を精度よく検出するためには、指がほぼ完全に指紋センサ上に置かれる必要があるので、15mm角程度の大きさが必要であると考えられる。
【0008】
そこで、本発明は、携帯電話機などの移動無線装置の小型化にともなって搭載しているキーが小さくなっても、指紋を精度よく認証できるようにすることを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明の移動無線装置は、指紋センサ機能を有し押下された位置に応じて異なる指示を入力するキーと、前記指紋センサによって検知された指紋を登録するメモリと、前記メモリに登録されている指紋と新たに前記指紋センサによって検知された指紋とを照合する指紋照合部と、前記指紋照合部の照合結果、前記指紋が一致したときのみ前記キーから指示を入力できるように切り替える切替部とを備えることを特徴とする。
【0010】
また、本発明は、上記移動無線装置と、前記移動無線装置の使用者に対して商品又は役務を提供する提供者が取り扱う提供用端末と、前記提供用末と前記移動無線装置とを接続するネットワークとを備えたネットワーク商取引システムであって、前記提供用端末は、前記使用者指紋を登録する登録手段と、前記移動無線装置に対して前記ネットワークを介して指紋を返信するように要求する要求手段と、前記要求手段による要求に応じて前記移動無線装置から前記ネットワークを介して返信される指紋を受信する受信手段と、前記受信手段によって受信された指紋と前記登録手段によって登録されている指紋とを照合する照合手段とを備え、前記照合手段による照合の結果に基づいて前記商品又は役務を提供することを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について、図面を用いて説明する。
【0012】
「構成の説明」
図1は、本発明の実施形態に係る携帯電話機の模式的な外観図である。図1には、基地局との間で電波の送受信を行うアンテナ1と、指紋センサ機能を有しており発呼、この切断等の指示を入力するキー2と、電話番号を入力したり表示部6の表示内容をスクロールする数字キー3と、主として通話時にユーザの声を集音するマイクロフォン4と、主として通話時に相手の声を出力するスピーカ5と、日時・電話番号・電子商取引時の指示等を表示する表示部6とを示している。
【0013】
なお、符号2は、指紋センサとして用いている場合には、指紋センサ2として説明する。
【0014】
図2は、図1の内部構成図を示す模式的なブロック図である。図2には、各々複数のセルが2次元に配列されている領域21〜23を有する指紋センサ2と、指紋センサ2からの出力をCPU24による設定に従って指紋照合部27と演算部28〜30とのいずれかに出力する分岐部25と、指紋センサ2から出力された信号とメモリ34に登録されている指紋とを照合する指紋照合部27と、予め携帯電話機の使用者等が自己の指紋を登録するメモリ26と、各領域21〜23に配列されているセルから出力されるセル信号の和を算出する演算部28〜30と、演算部28〜30の出力を比較するコンパレータ部31と、領域21〜23にそれぞれ対応して設けられコンパレータ部31の比較結果に応じて領域21〜23が押下された旨の信号を出力するキー制御部32〜34と、キー制御部32〜34や指紋総合部27の出力に基づいて各種制御信号を生成するCPU24とを示している。
【0015】
なお、各セルは、ピッチが50〜100μmで配列した微小なセンサー画素のセルである。また、CPU24と分岐部25とにより切替部を構成しており、演算部28〜30とコンパレータ部31とにより検出部を構成している。
【0016】
図3は、図2の領域21〜23の拡大図である。図3には上記のようにセル43が2次元の配列されている様子を図示している。各領域21〜23は、たとえば物理的に線が引かれることによって区分されていても、そうでなくてもよいが、指紋センサ2として使用する場合には全ての領域21〜23の全てから出力される信号を用いて指紋照合を行うようにしている。
【0017】
また、各領域21〜23をキー2として用いる場合には、各領域21〜23に配列されているセル43から出力されるセル信号に基づいて、いずれの指示が入力されたかを判別するようにしている。
【0018】
図4は、図3の断面図であり、ユーザが指紋センサ2に指42を置いた様子を示している。指42には指紋の隆起している隆線部40と、そうでない谷部41とがあり、指紋センサ2にユーザが指42を置くと、シリコンの半導体素子などからなる各セル43は指紋の凹凸部をいわゆる静電容量方式などによって検知する。
【0019】
すなわち図4に示すように、隆線部40と谷部41とでは、それぞれ各セル43までの距離や面積が異なるので、それらの間で静電容量が異なり、静電容量の相違に基づいて指紋の凹凸部を検知する。なお、指紋センサ2は、圧力方式や光方式などの他の方式を採用してもよい。
【0020】
ちなみに圧力方式とは、基板表面を導電性の圧電材料等によって覆うことにより、指42を指紋センサ2に置いたときに、隆線部40だけが圧電材料等に接触するので、隆線部40と接触する圧電材料下の抵抗の変化に基づいて指紋を検知する方式をいう。光方式とは基板に発光素子を設けて、ユーザが指紋センサ2に指を置いたときに、発光素子から指に対して光を当てて、指紋の凹凸部に応じた光の反射角度に基づいて指紋を検知する方式をいう。
【0021】
「動作の説明」
つぎに、本実施形態に係る携帯電話機の動作について説明する。なお、以下の説明では、各領域21〜23に、それぞれたとえば通話の開始の際に押下される「通話キー」、通話の終了の際に押下される「切キー」、上記したキーロックの設定及び解除の際に押下される「ファンクションキー」としての機能を設定している場合を例とし、さらに携帯電話機には、「指紋の登録」、「指紋センサーに指を置く」、「電子商取引」などを実行可能とするメニューを備えており、また、たとえば数字キーの「4」、「6」、「2」、「8」を、表示内容をそれぞれ左右上下にスクロールするのに用いることができるように設定している。
【0022】
まず、図1に示す携帯電話機のユーザは、携帯電話機本体の電源をオンした状態で、たとえば領域23を押下すると、表示部6に種々のメニューが表示される。そして、ユーザが表示部6に表示されている各種メニューの中から、所要のキーを押下して「指紋の登録」という旨のメニューを選択、決定すると、CPU24は、表示部6に「指紋センサーに指を置いてください。」という旨を表示する。
【0023】
ユーザがその指示に応じて指紋センサ2に指を置くと、領域21〜23に配列されている各セルからそれぞれ信号が出力される。各領域21〜23から出力された信号は、分岐部25に入力され、指紋照合部27側へ出力される。換言すると、指紋の登録の際には、CPU24から分岐部25に対して、入力した信号を指紋照合部27側へ出力するように設定されている。
【0024】
つづいて、指紋照合部27は、分岐部25から出力された信号をスルーして、それらをメモリ26に登録する。なお、ユーザの指がたとえば図6(a)に示すように領域21,22にしか接触していない場合や、図6(b)に示すように領域22,23にしか接触していない場合などには、表示部6に「指紋センサの中央部に指を移動させてください」という旨を表示して、指紋照合の際に用いる量を増やして、指紋照合の確実性を担保するようにしている。
【0025】
以上説明した手順によって、携帯電話機のユーザの指紋がメモリ26に登録される。なお、この後にメモリ26は登録が完了した旨の信号をCPU24に対して出力する。すると、CPU24は、分岐部25に対して、入力された信号を演算部28側へ出力するように設定する。
【0026】
つぎに、キーロックの設定及び解除の動作について説明する。キーロックの設定を行う場合には、たとえば、ユーザが図1に示す携帯電話機で通話していないときに、領域23を押下すると、表示部6に種々のメニューが表示される。そして、ユーザが各種メニューの中から、所要のキーなどを押下してキーロックに関するメニューを選択、決定すると、CPU24は、たとえば「指紋センサーに指を置いてください。」という旨を表示部6に表示する。また、CPU24は、分岐部25への入力信号を指紋照合部27側へ出力するように設定する。
【0027】
それから、表示部6に表示されている指示に従って、ユーザが指紋センサ2に指を置くと、領域21〜23のそれぞれから信号が出力される。各領域21〜23から出力された信号は、分岐部25に入力され、指紋照合部27側へ出力される。つづいて、指紋照合部27は、分岐部25から出力された信号の入力をトリガとして、メモリ26に登録されているユーザの指紋を参照して、指紋の照合を行う。
【0028】
なお、ユーザの指がたとえば図6(a)に示すように領域21,22にしか接触していない場合や、図6(b)に示すように領域22,23にしか接触していない場合などには、表示部6に「指紋センサの中央部に指を移動させてください」という旨を表示して、指紋照合が行えるようにしている。
【0029】
指紋照合の結果はCPU24へ送られる。CPU24は、メモリ26に登録されている指紋と、指紋センサ2から指紋照合にあたり検知された指紋とが一致しているという旨の結果が送られてきた場合には、表示部6にたとえば鍵の形をした絵を表示する。
【0030】
一方、メモリ26に登録されている指紋と、指紋センサ2から指紋照合にあたり検知された指紋とが一致していないという旨の結果が送られてきた場合には、表示部26にたとえば「指紋が照合できませんでした。」という旨を表示する。また、CPU24は、分岐部25への入力信号を演算部28側へ出力するように設定し、キーロックの設定が終了する。
【0031】
また、設定しているキーロックを解除するためには、たとえば、ユーザが図1に示す携帯電話機で通話していないときに、領域23を押下することによって、表示部6に表示される種々のメニューの中から、キーロックに関するメニューを選択、決定すると、表示部6には、たとえば「指紋センサーに指を置いてください。」という旨が表示され、分岐部25は入力信号を指紋照合部27側へ出力するように設定される。
【0032】
それから、表示部6に表示されている指示に従って、ユーザが指紋センサ2に指を置くと、キーロックの設定時の手順の同様の手順によって指紋の照合が行われ、メモリ26に登録されている指紋と、指紋センサ2から指紋照合にあたり検知された指紋とが一致しているという旨の結果が送られてきた場合には、表示部6に表示している鍵の形をした絵を消す。
【0033】
一方、メモリ26に登録されている指紋と、指紋センサ2から指紋照合にあたり検知された指紋とが一致していないという旨の結果が送られてきた場合には、表示部26にたとえば「指紋が照合できませんでした。」という旨を表示する。さらに、分岐部25に対して入力信号を演算部28側へ出力するように設定し、設定しているキーロックが解除される。
【0034】
なお、以上キーロックの設定及び解除の手順について説明したが、その他にも、通話の禁止の設定及び解除や、登録している電話番号の呼出、削除の禁止の設定及び解除など、携帯電話機に一般的に備えられている種々の機能の設定及び解除の際にも、キーロックの設定及び解除の際の手順と同様の手順により指紋の照合を行えるようにしている。
【0035】
つぎに、キー2として使用する場合の動作について説明する。なお、説明の都合上、各領域21〜23に配列されているセルに代えて、押下の有無だけを検知する圧電素子を配列した場合を例とする。
【0036】
上記のように、指紋照合の後には、分岐部25は入力信号を演算部28〜30側へ出力するように設定されているので、ユーザが領域21〜23のいずれかを押下した際に各領域21〜23から出力される信号は、演算部28〜30側へ出力される。そのため、たとえばユーザが図6(a)に示すような態様で領域21を押下すると、領域21から分岐部25へ信号が出力される。このとき、領域22からも分岐部25へ信号が出力される。
【0037】
分岐部25へ出力された各信号は、演算部28,29で各圧電素子の信号の和が算出され、演算結果がコンパレータ部31へ出力される。具体的には、図6(a)では、たとえば概念的には18個の圧電素子のうち、領域21では15個の圧電素子から信号が出力され、領域22では4個の圧電素子から信号が出力され、領域23では0個の圧電素子から信号が出力されるので、各圧電素子は押下された場合には「1」、押下されない場合には「0」が出力されるとすれば、演算部28からコンパレータ部31には「15」が出力され、演算部29からコンパレータ部31には「4」が出力され、演算部30からコンパレータ部31には「0」が出力される。
【0038】
コンパレータ部31では各出力を比較して、一番大きい領域を制御するキー制御部を駆動する。ここでは、領域21からの信号に基づく演算結果が一番大きいので、領域21に対応して設けられているキー制御部32が駆動される。すると、キー制御部32は、CPU24に対して領域21が押下された旨の信号を出力する。CPU24は、この信号を入力すると発呼可能状態にする。
【0039】
また、同様に、図6(b)や図5に示す態様で、それぞれ領域23,22が押下された場合にも、CPU24にはそれぞれ領域23,22が押下された旨の信号が入力され、種々のメニューが表示部6に表示されたり、通話の切断がされる。
【0040】
なお、通話時には、マイクロフォン4でユーザの発した声を集音し、集音した声に基づく音声信号を符号、変調した高周波信号をアンテナ1及び管轄される基地局等を介して相手側へ送信し、また相手側から基地局等を介して送信された高周波信号をアンテナ1によって受信し、その信号を復調、複合した電気信号に基づく音声信号をスピーカ5から出力する。
【0041】
さらに、コンパレータ部31における動作は、上記の手順に代えて、たとえば各領域21〜23の中央付近や端部付近の特定の1個または複数個の圧電素子から出力される信号の和を相互に比較することにより、どのキーがユーザに押下されたかを早く特定するようにしてもよい。
【0042】
つぎに、図1に示す携帯電話機を電子商取引によって商品を購入する際に使用したり、購入した商品の決済をする際に使用する場合の動作について説明する。まず、ユーザは電子商取引における商品又は役務の提供者の操作する提供用端末に、商品等の購入代金の引き落とし先の銀行口座の口座番号や自己の指紋などを登録しておく。
【0043】
そして、ユーザがたとえば領域23を押下することによって表示部6に表示される各種メニューのうち、「電子商取引」という旨のメニューを選択、決定すると、携帯電話機は管轄される基地局等を介してインターネットなどのネットワークに接続される。
【0044】
つづいて、ユーザがたとえばWWW(world wide web)などの情報サービスを通じて、インターネット上で商品等の販売を行っている者が開設しているホームページにアクセスすると、表示部6に各種商品等のカタログ等が表示される。そして、ユーザが表示されているカタログの中から所望の商品等を選択する。
【0045】
つづいて、電子商取引における商品等の提供者は、携帯電話機に対して、予め登録してあるユーザの銀行の口座番号などを送信する。すると、携帯電話機では、その口座番号などが表示され、ユーザに対して表示内容に誤りがないかの確認を促す。ユーザが表示内容に誤りがない旨を電子商取引における商品等の販売元に対して返信すると、つづいて携帯電話機に対して、ユーザが指紋センサ2に指42をおくように促す指示が送信される。
【0046】
ユーザがこの指示に応じて指紋センサ2上に指42を置くと、指紋センサ2からの信号が符号、変調され、インターネットを介して電子商取引における商品等の提供者側に対して返信される。そして、この販売元で登録されている指紋と返信された信号とが一致していれば、登録されている銀行口座から商品等の購入代金の引き落としを行うとともに後日郵送などによって購入商品等がユーザに届けられる。
【0047】
一方、商品等の提供者側で登録されている指紋と携帯電話機側から返信された指紋とが一致していなければ、商品等の販売を行わず、その旨を携帯電話機側へ送信する。この際、ユーザは再度、指紋センサ2を用いて自己の指紋を商品等の提供者側へ返信し直すことが可能であるが、指紋の返信を数回繰り返しても、提供者側で登録されている指紋と返信された信号とが一致していないと判断されれば、セキュリティ確保のためたとえば強制的に提供者側で携帯電話機との接続が切断される。
【0048】
なお、以上本実施形態では、指紋センサー2をたとえば3つの指示を入力できるキー2と兼用した場合を例に説明したが、図7に示すようにたとえば4つの指示を入力できるキーと兼用してもよく、携帯電話機の小型化により各キーに要求される大きさに応じた数のキーと兼用するようにすればよい。
【0049】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の移動無線装置によると、キーロックなどの際や、電子商取引における商品等の購入や、購入代金の決済の際に、使用者本人であるかどうかの認証を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る携帯電話機の模式的な外観図である。
【図2】図1の内部構成図を示す模式的なブロック図である。
【図3】図2の領域21〜23の拡大図である。
【図4】図3の断面図である。
【図5】図3の領域22を中心に指を置いた際に指紋センサで認識される指紋を示す図である。
【図6】図3の領域21又は23を中心に指を置いた際に指紋センサで認識される指紋を示す図である。
【図7】図1の携帯電話機の指紋センサの他の例を示す図である。
【図8】従来の指紋認証装置のブロック図である。
【符号の説明】
1 アンテナ
2 キー(指紋センサ)
3 数字キー
4 マイクロフォン
5 スピーカ
6 表示部
21〜23 領域
24 CPU
25 分岐部
26 メモリ
27 指紋照合部
28〜30 演算部
31 コンパレータ部
32〜34 キー制御部
40 隆線部
41 谷部
42 指
43 セル

Claims (5)

  1. 指紋センサ機能を有し押下された位置に応じて異なる指示を入力するキーと、
    前記指紋センサによって検知された指紋を登録するメモリと、
    前記メモリに登録されている指紋と新たに前記指紋センサによって検知された指紋とを照合する指紋照合部と、
    前記指紋照合部の照合結果、前記指紋が一致したときのみ前記キーから指示を入力できるように切り替える切替部とを備えることを特徴とする移動無線装置。
  2. 前記キーが押下されたときに、該キーにおける押下位置に基づいて入力される指示を検出する検出部を備えることを特徴とする請求項1記載の移動無線装置。
  3. 前記指紋センサは複数のセル又は圧電素子が備えてられており、前記指紋の凹凸に応じて前記各セル又は前記各圧電素子から出力される信号のレベルに基づいて指紋を検知することを特徴とする請求項1又は2記載の移動無線装置。
  4. 前記指紋センサは発光素子が備えられており、前記発光素子から照射された光の反射光に基づいて指紋を検知することを特徴とする請求項1又は2記載の移動無線装置。
  5. 前記指紋センサは15mm角以上の大きさであることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項記載の移動無線装置。
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