JP5483008B2 - 携帯端末装置 - Google Patents

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本発明は、キー操作を無効・解除する携帯端末装置に関する。
近年、キー操作を無効・解除する携帯端末装置が開発されている。この携帯端末装置は、例えば、ユーザが携帯端末装置を鞄に入れているような状態で、使用していないにも関わらず、キー操作部がどこかに触れて携帯端末装置が誤操作してしまうのを防止するために、キー操作部の操作を無効にすることができる。あるいは、ユーザが携帯端末装置を紛失したときのセキュリティの確保として、キー操作部の操作を無効(禁止)にすることができる。このため、携帯端末装置は、キー操作部の操作を無効にするキーロック設定処理と、キー操作部の操作を有効にするキーロック解除処理とを実行する。
キーロック設定処理において、第1従来例の携帯端末装置では、利用者(ユーザ)が設定メニュー画面を表示部に表示させて、その設定メニュー画面の欄にパスワードとして複数桁の数字等の文字列を入力し、この文字列を登録文字列として記憶部に登録すると共に、キー操作部の操作を無効にする。キーロック解除処理において、第1従来例の携帯端末装置は、待ち受け画面を表示部に表示しているときに、利用者がキー操作部を操作した場合、文字列の入力を要求する。第1従来例の携帯端末装置は、利用者が文字列を解除時文字列として入力したときに、登録文字列と解除時文字列とが一致した場合に、キー操作部の操作を有効にする。
これにより、第1従来例の携帯端末装置は、登録文字列と解除時文字列とが一致しなかった場合は、キー操作部の操作の無効が継続され、誤操作を防止したり、セキュリティを確保したりすることができる。
しかし、第1従来例の携帯端末装置では、上記の文字列として使用可能な桁数と使用可能な文字(例えば数字)とが限られており、セキュリティとしては低いものである。
この問題を回避するために、第2従来例の携帯端末装置として、タッチパネルを搭載した携帯端末装置が特開2007−257140号公報に記載されている。
キーロック設定処理において、第2従来例の携帯端末装置は、タッチパネルにパスワードとして軌跡を手書き入力したときに、その軌跡を表す登録パスワードを生成し、登録パスワードを記憶部に登録すると共に、キー操作部の操作を無効にする。キーロック解除処理において、第2従来例の携帯端末装置は、待ち受け画面を表示部に表示しているときに、利用者がキー操作部を操作した場合、パスワードの入力を要求する。第2従来例の携帯端末装置は、利用者がタッチパネルにパスワードとして軌跡を手書き入力したときに、その軌跡を表す解除時パスワードを生成し、登録パスワードの軌跡と解除時パスワードの軌跡とが一致した場合、キー操作部の操作を有効にする。
これにより、第2従来例の携帯端末装置は、登録パスワードの軌跡と解除時パスワードの軌跡とが一致しなかった場合は、キー操作部の操作の無効が継続され、誤操作を防止したり、セキュリティを確保したりすることができる。
特開2007−257140号公報 特開2005−018229号公報
しかし、第2従来例の携帯端末装置では、利用者が携帯端末装置を持ちながら、タッチパネルにパスワードとして軌跡を手書き入力する場合、キーロック設定処理で生成される登録パスワードと、キーロック解除処理で生成される解除時パスワードとで異なる可能性がある。
即ち、第2従来例の携帯端末装置は、利用者が一方の手で携帯端末装置を持ちながら、他方の手でキーロック設定処理、キーロック解除処理を実施している場合、キーロック設定処理で登録パスワードが生成されるときの携帯端末装置の傾きと、キーロック解除処理で解除時パスワードが生成されるときの携帯端末装置の傾きは、全く同じとは限らない。この場合、利用者が同じ軌跡を入力しても、傾きの違いにより、登録パスワードの軌跡と解除時パスワードの軌跡とが一致しない状態が発生し、ユーザの利便性が高いものとは言えない。
本発明の課題は、キーロック設定処理で登録パスワードが生成されるときの携帯端末装置の傾きと、キーロック解除処理で解除時パスワードが生成されるときの携帯端末装置の傾きが異なる場合でも、ユーザの利便性を損なうことなく、誤操作を防止したり、セキュリティを確保したりすることができる携帯端末装置を提供することにある。
本発明の携帯端末装置は、記憶部と、座標領域を有するタッチパネルと、複数のキーを備えたキー操作部と、自己の装置の傾きを検出する検出部と、キーロック設定処理とキーロック解除処理とを実行する制御部とを具備している。制御部は、キーロック設定処理において、利用者がタッチパネルにパスワードとして軌跡を手書き入力したときに、その軌跡と、その軌跡を表す座標領域とを含む登録パスワード座標データを生成し、検出部により検出された傾きを表す登録時傾きデータを生成し、登録パスワード座標データと登録時傾きデータとを記憶部に登録すると共に、キー操作部の操作を無効にする。制御部は、キーロック解除処理において、利用者がタッチパネルにパスワードとして軌跡を手書き入力したときに、その軌跡と、その軌跡を表す座標領域とを含む解除時パスワード座標データを生成し、検出部により検出された傾きを表す解除時傾きデータを生成し、登録時傾きデータが表す傾きに対して、解除時傾きデータが表す傾きの変化を表す傾き変化量を算出し、傾き変化量に従って、解除時パスワード座標データの座標領域を登録パスワード座標データの座標領域に変換し、登録パスワード座標データの軌跡と解除時パスワード座標データの軌跡とが一致した場合、キー操作部の操作を有効にする。
本発明の携帯端末装置では、キーロック設定処理で登録パスワード(登録パスワード座標データ)が生成されるときの携帯端末装置の傾きと、キーロック解除処理で解除時パスワード(解除時パスワード座標データ)が生成されるときの携帯端末装置の傾きが異なる場合でも、その傾きの変化量に従って、解除時パスワード座標データの座標領域を登録パスワード座標データの座標領域に変換する。これにより、正しい位置で、登録パスワード座標データの軌跡と解除時パスワード座標データの軌跡とを比較することができる。利用者(この場合、ユーザ)は、タッチパネルにパスワードを入力する際、携帯端末装置の傾きを気にしないで、パスワードとして軌跡を手書き入力するだけである。このため、本発明の携帯端末装置によれば、ユーザの利便性を損なうことがない。
また、本発明の携帯端末装置では、登録パスワード座標データの軌跡と、解除時パスワード座標データの軌跡とが一致した場合に、キー操作部の操作を有効にする。このため、本発明の携帯端末装置によれば、キー操作部がどこかに触れて携帯端末装置が誤操作してしまうのを防止したり、利用者(この場合、ユーザ)が携帯端末装置を紛失したときのセキュリティを確保したりすることができる。
このように、本発明の携帯端末装置によれば、ユーザの利便性を損なうことなく、誤操作を防止したり、セキュリティを確保したりすることができる。
図1は、本発明の実施形態による携帯端末装置の構成を示すブロック図である。 図2Aは、本発明の実施形態による携帯端末装置の動作として、キーロック設定処理を示すフローチャートである。 図2Bは、本発明の実施形態による携帯端末装置の動作として、キーロック解除処理を示すフローチャートである。 図3Aは、本発明の実施形態による携帯端末装置の動作を説明するための図である。 図3Bは、本発明の実施形態による携帯端末装置の動作を説明するための図である。 図3Cは、本発明の実施形態による携帯端末装置の動作を説明するための図である。 図3Dは、本発明の実施形態による携帯端末装置の動作を説明するための図である。
以下に添付図面を参照して、本発明の実施形態による携帯端末装置について詳細に説明する。
[構成]
図1は、本発明の実施形態による携帯端末装置の構成を示すブロック図である。
本発明の実施形態による携帯端末装置は、アンテナ1、無線部2、制御部3、キー操作部4、表示部5、記憶部8を具備している。
本発明の実施形態による携帯端末装置は、無線部2、アンテナ1を介して基地局と通信を行う携帯型のコンピュータであり、制御部3としては、CPU(Central Processing Unit)が例示され、記憶部8としては、記録媒体であるメモリが例示される。メモリ8には、コンピュータに実行させるためのコンピュータプログラムが記憶されている。制御部3は、起動時などにメモリ8からコンピュータプログラムを読み取って実行する。
キー操作部4は、複数のキーを備えている。制御部3は、利用者(ユーザ)によるキー操作部4の操作に応じたキー操作処理を実行し、その実行結果を表示部5に表示する。
本発明の実施形態による携帯端末装置は、例えば、携帯電話機であり、更に、マイク9、スピーカ10、音声コーデック部11を具備している。制御部3は、その制御により、自己の装置(携帯電話機)と相手先の電話機とで通話する通話処理を実行する。
通話処理において、無線部2は、アンテナ1にて相手先の電話機からの信号を受信し、その信号を復調して受信データとして制御部3に出力する。制御部3は、受信データから音声信号を取り出して音声コーデック部11に出力し、音声コーデック部11は、音声信号に対してデジタル/アナログ(D/A)変換を施してアナログ信号を生成し、スピーカ10は、そのアナログ信号を音声として出力する。
また、通話処理において、音声コーデック部11は、マイク9により入力された音声に対してアナログ/デジタル(A/D)変換を施して音声信号を生成し、制御部3は、その音声信号を含む送信データを生成し、無線部2は、送信データを変調してアンテナ1から送信する。
本発明の実施形態による携帯端末装置は、更に、タッチパネル6、検出部7を具備している。
タッチパネル6は、座標領域を有している。タッチパネル6は、表示部5とは別に設けられてもよいし、表示部5として設けられてもよい。
検出部7は、自己の装置(携帯端末装置)の傾きを検出する。例えば、検出部7は、加速度センサである。以下、検出部7を加速度センサ7と称する。加速度センサ7は、3軸の加速度センサが例示され、地球の重力加速度を計測することで、携帯端末装置の傾きを検出する。
制御部3は、更に、キー操作部4の操作を無効にするキーロック設定処理と、キー操作部4の操作を有効にするキーロック解除処理とを実行する。
[動作]
図2A、図2Bは、本発明の実施形態による携帯端末装置の動作を示すフローチャートである。具体的には、図2Aは、キーロック設定処理を示すフローチャートであり、図2Bは、キーロック解除処理を示すフローチャートである。
まず、キーロック設定処理について説明する。
キー操作部4の複数のキーのうちの特定キーは、キーロック設定処理を実行するためのキーである。この場合、制御部3は、利用者がキー操作部4の複数のキーのうちの特定キー以外のキーを操作しているとき、引き続き、キー操作処理を実行する(ステップS11−NO)。
制御部3は、利用者によるキー操作部4の操作に応じて、利用者に対してキーロック設定処理を開始するか否かを選択させるための開始問い合わせ画面を表示部5に表示する開始問い合わせ処理を実行する。この開始問い合わせ処理において、利用者がキーロック設定処理の開始を選択しない場合、制御部3は、引き続き、キー操作処理を実行する(ステップS11−NO)。
制御部3は、利用者がキー操作部4の上記の特定キーを操作したときにキーロック設定処理を実行する(ステップS11−YES)。又は、開始問い合わせ処理において、利用者がキー操作部4を操作してキーロック設定処理の開始を選択した場合、制御部3は、キーロック設定処理を実行する(ステップS11−YES)。
例えば、利用者は、図3Aに示されるような状態において、一方の手で携帯端末装置を持ちながら、タッチパネル6にパスワードとして軌跡“2”を他方の手で手書き入力する。このときに、制御部3は、タッチパネル6から上記の軌跡“2”を読み取り/入力し(ステップS12)、登録パスワード座標データLを生成する(ステップS13)。図3Aに示されるように、登録パスワード座標データLは、そのときの軌跡“2”と、その軌跡“2”を表す座標領域“B1→B2→B3→C2→D1→D2→D3”とを含んでいる。
同時に、図3Aに示されるように、制御部3は、加速度センサ7により検出された傾きを読み取り/入力し、その傾きを表す登録時傾きデータ“X0、Y0、Z0”を生成する(ステップS14)。ここで、加速度センサ7により検出された傾きが“0、−1、0”である場合、登録時傾きデータ“X0、Y0、Z0”は“0、−1、0”を表している。
制御部3は、登録パスワード座標データLと登録時傾きデータ“X0、Y0、Z0”とをメモリ8に登録すると共に、キー操作部4の操作を無効にする(ステップS15)。
次に、キーロック解除処理について説明する。
制御部3は、待ち受け画面を表示部5に表示しているときに、利用者がキー操作部4を操作した場合、パスワードの入力を要求するためのパスワード要求画面を表示部5に表示する(ステップS21−NO)。
例えば、利用者は、図3Bに示されるような状態(図3Aに示される状態に対して+90度傾けた状態)において、一方の手で携帯端末装置を持ちながら、タッチパネル6にパスワードとして軌跡“2”を他方の手で手書き入力する(ステップS21−YES)。このときに、制御部3は、タッチパネル6から上記の軌跡“2”を読み取り/入力し(ステップS22)、解除時パスワード座標データMを生成する(ステップS23)。図3Bに示されるように、解除時パスワード座標データMは、そのときの軌跡“2”と、その軌跡“2”を表す座標領域“D1→C1→B1→C2→D3→C3→B3”とを含んでいる。
同時に、図3Bに示されるように、制御部3は、加速度センサ7により検出された傾きを読み取り/入力し、その傾きを表す解除時傾きデータ“X1、Y1、Z1”を生成する(ステップS24)。ここで、加速度センサ7により検出された傾きが“1、0、0”である場合、解除時傾きデータ“X1、Y1、Z1”は“1、0、0”を表している。
制御部3は、登録時傾きデータ“X0、Y0、Z0”が表す傾き“0、−1、0”に対して、解除時傾きデータ“X1、Y1、Z1”が表す傾き“1、0、0”の変化“+90度”を表す傾き変化量ΔXYZを算出する(ステップS25)。ここで、傾き“0、−1、0”に対する傾き“1、0、0”の変化量ΔXYZ“+90度”を算出する方法は公知なので、その詳細な説明は省略する。
制御部3は、傾き変化量ΔXYZ“+90度”に従って、解除時パスワード座標データMの座標領域“D1→C1→B1→C2→D3→C3→B3”を登録パスワード座標データLの座標領域“B1→B2→B3→C2→D1→D2→D3”に変換する(ステップS26)。即ち、制御部3は、解除時パスワード座標データMの座標領域が登録パスワード座標データLの座標領域に対して傾き変化量ΔXYZ“+90度”だけずれているため、解除時パスワード座標データMの座標領域を、座標領域“C2”を中心に−90度だけ回転させて、登録パスワード座標データLの座標領域に合わせる。
制御部3は、登録パスワード座標データLの軌跡“2”と解除時パスワード座標データMの軌跡“2”とを比較する(ステップS27)。
ここで、登録パスワード座標データLの軌跡“2”と解除時パスワード座標データMの軌跡“2”とが一致した場合(ステップS27−YES)、制御部3は、キー操作部4の操作を有効にする(ステップS28)。
一方、登録パスワード座標データLの軌跡“2”と解除時パスワード座標データMの軌跡“2”とが一致しない場合(ステップS27−No)、制御部3は、パスワードが一致していない旨を表すエラー情報を表示部5に表示して、利用者に通知する(ステップS29)。
ステップS29において、制御部3は、エラー情報を利用者に通知したときに、タッチパネル6にパスワードを再度入力するか否かを選択させるための再入力問い合わせ処理を実行する。この再入力問い合わせ処理において、利用者がタッチパネル6にパスワードとして軌跡“2”を手書き入力した場合、制御部3は、キーロック解除処理を実行する。
同様に、利用者は、図3Cに示されるような状態(図3Aに示される状態に対して+270度傾けた状態)において、一方の手で携帯端末装置を持ちながら、タッチパネル6にパスワードとして軌跡“2”を他方の手で手書き入力した場合(ステップS21−YES)、制御部3は、上述のステップS22〜S29を実行する。この場合、解除時パスワード座標データMは、軌跡“2”と、その軌跡“2”を表す座標領域“B3→C3→D3→C2→B1→C1→D1”とを含み、解除時傾きデータ“X1、Y1、Z1”は“−1、0、0”を表し、変化量ΔXYZは“+270度”である。
また、同様に、利用者は、図3Dに示されるような状態(図3Aに示される状態に対して+180度傾けた状態)において、一方の手で携帯端末装置を持ちながら、タッチパネル6にパスワードとして軌跡“2”を他方の手で手書き入力した場合(ステップS21−YES)、制御部3は、上述のステップS22〜S29を実行する。この場合、解除時パスワード座標データMは、軌跡“2”と、その軌跡“2”を表す座標領域“D3→D2→D1→C2→B3→B2→B1”とを含み、解除時傾きデータ“X1、Y1、Z1”は“0、1、0”を表し、変化量ΔXYZは“+180度”である。
[効果]
前述したように、特開2007−257140号公報に記載された技術(第2従来例の携帯端末装置)は、利用者が一方の手で携帯端末装置を持ちながら、他方の手でキーロック設定処理、キーロック解除処理を実施している場合、キーロック設定処理で登録パスワードが生成されるときの携帯端末装置の傾きと、キーロック解除処理で解除時パスワードが生成されるときの携帯端末装置の傾きは、全く同じとは限らない。この場合、利用者が同じ軌跡を入力しても、傾きの違いにより、登録パスワードの軌跡と解除時パスワードの軌跡とが一致しない状態が発生し、ユーザの利便性が高いものとは言えない。
一方、本発明の実施形態による携帯端末装置では、キーロック設定処理で登録パスワード(登録パスワード座標データL)が生成されるときの携帯端末装置の傾きと、キーロック解除処理で解除時パスワード(解除時パスワード座標データM)が生成されるときの携帯端末装置の傾きが異なる場合でも、その傾きの変化量ΔXYZに従って、解除時パスワード座標データMの座標領域を登録パスワード座標データLの座標領域に変換する。これにより、正しい位置で、登録パスワード座標データLの軌跡と解除時パスワード座標データMの軌跡とを比較することができる。利用者(この場合、ユーザ)は、タッチパネル6にパスワードを入力する際、携帯端末装置の傾きを気にしないで、パスワードとして軌跡を手書き入力するだけである。このため、本発明の実施形態による携帯端末装置によれば、ユーザの利便性を損なうことがない。
また、本発明の実施形態による携帯端末装置では、登録パスワード座標データLの軌跡と、解除時パスワード座標データMの軌跡とが一致した場合に、キー操作部4の操作を有効にする。このため、本発明の実施形態による携帯端末装置によれば、キー操作部4がどこかに触れて携帯端末装置が誤操作してしまうのを防止したり、利用者(この場合、ユーザ)が携帯端末装置を紛失したときのセキュリティを確保したりすることができる。
このように、本発明の実施形態による携帯端末装置によれば、ユーザの利便性を損なうことなく、誤操作を防止したり、セキュリティを確保したりすることができる。
[補足]
特開2005−018229号公報には、3軸の加速度センサを備えた端末が記載されている。3軸の加速度センサは、地球の重力加速度を計測することで、端末の傾きを検出し、端末は、その傾きにより表示を切り換えている。特開2005−018229号公報に記載された技術は、例えば、第1の傾きにおいて、第1の位置で表示データを表示部に表示し、第2の傾きにおいて、第2の位置で上記の表示データを表示部に表示しているため、同じデータを座標変換している。このため、第1のデータの座標に合わせて、第2のデータの座標を変換するものではない。従って、特開2007−257140号公報に記載された技術(第2従来例の携帯端末装置)に、特開2005−018229号公報に記載された技術を適用しても、本発明の効果を実現できない。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
記憶部と、
座標領域を有するタッチパネルと、
複数のキーを備えたキー操作部と、
自己の装置の傾きを検出する検出部と、
キーロック設定処理とキーロック解除処理とを実行する制御部とを具備し、
前記制御部は、
前記キーロック設定処理において、
利用者が前記タッチパネルにパスワードとして軌跡を手書き入力したときに、その軌跡と、その軌跡を表す座標領域とを含む登録パスワード座標データを生成し、
前記検出部により検出された傾きを表す登録時傾きデータを生成し、
前記登録パスワード座標データと前記登録時傾きデータとを前記記憶部に登録すると共に、前記キー操作部の操作を無効にし、
前記キーロック解除処理において、
利用者が前記タッチパネルに前記パスワードとして軌跡を手書き入力したときに、その軌跡と、その軌跡を表す座標領域とを含む解除時パスワード座標データを生成し、
前記検出部により検出された傾きを表す解除時傾きデータを生成し、
前記登録時傾きデータが表す傾きに対して、前記解除時傾きデータが表す傾きの変化を表す傾き変化量を算出し、
前記傾き変化量に従って、前記解除時パスワード座標データの座標領域を前記登録パスワード座標データの座標領域に変換し、
前記登録パスワード座標データの軌跡と前記解除時パスワード座標データの軌跡とが一致した場合、前記キー操作部の操作を有効にする
携帯端末装置。
(付記2)
前記制御部は、前記キーロック解除処理において、
前記登録パスワード座標データの軌跡と前記解除時パスワード座標データの軌跡とが一致しない場合、前記パスワードが一致していない旨を表すエラー情報を利用者に通知する
付記1に記載の携帯端末装置。
(付記3)
前記制御部は、
前記エラー情報を利用者に通知したときに、前記タッチパネルに前記パスワードを再度入力するか否かを選択させるための再入力問い合わせ処理を実行し、
前記再入力問い合わせ処理において、利用者が前記タッチパネルに前記パスワードとして軌跡を手書き入力した場合、前記キーロック解除処理を実行する
付記2に記載の携帯端末装置。
(付記4)
前記制御部は、
利用者が前記キー操作部の前記複数のキーのうちの特定キーを操作したときに前記キーロック設定処理を実行する
付記1〜3のいずれかに記載の携帯端末装置。
(付記5)
前記制御部は、
利用者による前記キー操作部の操作に応じて、利用者に対して前記キーロック設定処理を開始するか否かを選択させるための開始問い合わせ処理を実行し、
前記開始問い合わせ処理において、利用者が前記キー操作部を操作して前記キーロック設定処理の開始を選択した場合、前記キーロック設定処理を実行する
付記1〜3のいずれかに記載の携帯端末装置。
(付記6)
前記検出部は、加速度センサである
付記1〜5のいずれかに記載の携帯端末装置。
(付記7)
記憶部と、座標領域を有するタッチパネルと、複数のキーを備えたキー操作部と、自己の装置の傾きを検出する検出部とを備えた携帯端末装置がキーロック設定処理とキーロック解除処理とを実行する方法であって、
前記キーロック設定処理において、
利用者が前記タッチパネルにパスワードとして軌跡を手書き入力したときに、その軌跡と、その軌跡を表す座標領域とを含む登録パスワード座標データを生成するステップと、
前記検出部により検出された傾きを表す登録時傾きデータを生成するステップと、
前記登録パスワード座標データと前記登録時傾きデータとを前記記憶部に登録すると共に、前記キー操作部の操作を無効にするステップと、
前記キーロック解除処理において、
利用者が前記タッチパネルに前記パスワードとして軌跡を手書き入力したときに、その軌跡と、その軌跡を表す座標領域とを含む解除時パスワード座標データを生成するステップと、
前記検出部により検出された傾きを表す解除時傾きデータを生成するステップと、
前記登録時傾きデータが表す傾きに対して、前記解除時傾きデータが表す傾きの変化を表す傾き変化量を算出するステップと、
前記傾き変化量に従って、前記解除時パスワード座標データの座標領域を前記登録パスワード座標データの座標領域に変換するステップと、
前記登録パスワード座標データの軌跡と前記解除時パスワード座標データの軌跡とが一致した場合、前記キー操作部の操作を有効にするステップと
を具備する携帯端末装置のキーロック設定・解除方法。
(付記8)
前記キーロック解除処理において、
前記登録パスワード座標データの軌跡と前記解除時パスワード座標データの軌跡とが一致しない場合、前記パスワードが一致していない旨を表すエラー情報を利用者に通知するステップ
を更に具備する付記7に記載の携帯端末装置のキーロック設定・解除方法。
(付記9)
前記エラー情報を利用者に通知したときに、前記タッチパネルに前記パスワードを再度入力するか否かを選択させるための再入力問い合わせ処理を実行するステップと、
前記再入力問い合わせ処理において、利用者が前記タッチパネルに前記パスワードとして軌跡を手書き入力した場合、前記キーロック解除処理を実行するステップと
を更に具備する付記8に記載の携帯端末装置のキーロック設定・解除方法。
(付記10)
利用者が前記キー操作部の前記複数のキーのうちの特定キーを操作したときに前記キーロック設定処理を実行するステップ
を更に具備する付記7〜9のいずれかに記載の携帯端末装置のキーロック設定・解除方法。
(付記11)
利用者による前記キー操作部の操作に応じて、利用者に対して前記キーロック設定処理を開始するか否かを選択させるための開始問い合わせ処理を実行するステップと、
前記開始問い合わせ処理において、利用者が前記キー操作部を操作して前記キーロック設定処理の開始を選択した場合、前記キーロック設定処理を実行するステップと
を更に具備する付記7〜9のいずれかに記載の携帯端末装置のキーロック設定・解除方法。
(付記12)
付記7〜11のいずれかに記載の携帯端末装置のキーロック設定・解除方法の各ステップをコンピュータに実行させるコンピュータプログラム。
1 アンテナ、
2 無線部、
3 制御部、
4 キー操作部、
5 表示部
6 タッチパネル、
7 加速度センサ(検出部)、
8 メモリ(記憶部)、
9 マイク、
10 スピーカ、
11 音声コーデック部

Claims (10)

  1. 記憶部と、
    座標領域を有するタッチパネルと、
    複数のキーを備えたキー操作部と、
    自己の装置の傾きを検出する検出部と、
    キーロック設定処理とキーロック解除処理とを実行する制御部と
    を具備し、
    前記制御部は、
    前記キーロック設定処理において、
    利用者が前記タッチパネルにパスワードとして軌跡を手書き入力したときに、その軌跡と、その軌跡を表す座標領域とを含む登録パスワード座標データを生成し、
    前記検出部により検出された傾きを表す登録時傾きデータを生成し、
    前記登録パスワード座標データと前記登録時傾きデータとを別々に前記記憶部に登録すると共に、前記キー操作部の操作を無効にし、
    前記キーロック解除処理において、
    利用者が前記タッチパネルに前記パスワードとして軌跡を手書き入力したときに、その軌跡と、その軌跡を表す座標領域とを含む解除時パスワード座標データを生成し、
    前記検出部により検出された傾きを表す解除時傾きデータを生成し、
    前記登録時傾きデータが表す傾きに対して、前記解除時傾きデータが表す傾きの変化を表す傾き変化量を算出し、
    前記傾き変化量に従って、前記解除時パスワード座標データの座標領域を前記登録パスワード座標データの座標領域に変換し、
    前記登録パスワード座標データの軌跡と前記解除時パスワード座標データの軌跡とが一致した場合、前記キー操作部の操作を有効にする
    携帯端末装置。
  2. 前記制御部は、前記キーロック解除処理において、
    前記登録パスワード座標データの軌跡と前記解除時パスワード座標データの軌跡とが一致しない場合、前記パスワードが一致していない旨を表すエラー情報を利用者に通知する
    請求項1に記載の携帯端末装置。
  3. 前記制御部は、
    前記エラー情報を利用者に通知したときに、前記タッチパネルに前記パスワードを再度入力するか否かを選択させるための再入力問い合わせ処理を実行し、
    前記再入力問い合わせ処理において、利用者が前記タッチパネルに前記パスワードとして軌跡を手書き入力した場合、前記キーロック解除処理を実行する
    請求項2に記載の携帯端末装置。
  4. 前記制御部は、
    利用者が前記キー操作部の前記複数のキーのうちの特定キーを操作したときに前記キーロック設定処理を実行する
    請求項1〜3のいずれかに記載の携帯端末装置。
  5. 前記制御部は、
    利用者による前記キー操作部の操作に応じて、利用者に対して前記キーロック設定処理を開始するか否かを選択させるための開始問い合わせ処理を実行し、
    前記開始問い合わせ処理において、利用者が前記キー操作部を操作して前記キーロック設定処理の開始を選択した場合、前記キーロック設定処理を実行する
    請求項1〜3のいずれかに記載の携帯端末装置。
  6. 前記検出部は、加速度センサである
    請求項1〜5のいずれかに記載の携帯端末装置。
  7. 記憶部と、座標領域を有するタッチパネルと、複数のキーを備えたキー操作部と、自己の装置の傾きを検出する検出部とを備えた携帯端末装置がキーロック設定処理とキーロック解除処理とを実行する方法であって、
    前記キーロック設定処理において、
    利用者が前記タッチパネルにパスワードとして軌跡を手書き入力したときに、その軌跡と、その軌跡を表す座標領域とを含む登録パスワード座標データを生成するステップと、
    前記検出部により検出された傾きを表す登録時傾きデータを生成するステップと、
    前記登録パスワード座標データと前記登録時傾きデータとを別々に前記記憶部に登録すると共に、前記キー操作部の操作を無効にするステップと、
    前記キーロック解除処理において、
    利用者が前記タッチパネルに前記パスワードとして軌跡を手書き入力したときに、その軌跡と、その軌跡を表す座標領域とを含む解除時パスワード座標データを生成するステップと、
    前記検出部により検出された傾きを表す解除時傾きデータを生成するステップと、
    前記登録時傾きデータが表す傾きに対して、前記解除時傾きデータが表す傾きの変化を表す傾き変化量を算出するステップと、
    前記傾き変化量に従って、前記解除時パスワード座標データの座標領域を前記登録パスワード座標データの座標領域に変換するステップと、
    前記登録パスワード座標データの軌跡と前記解除時パスワード座標データの軌跡とが一致した場合、前記キー操作部の操作を有効にするステップと
    を具備する携帯端末装置のキーロック設定・解除方法。
  8. 前記キーロック解除処理において、
    前記登録パスワード座標データの軌跡と前記解除時パスワード座標データの軌跡とが一致しない場合、前記パスワードが一致していない旨を表すエラー情報を利用者に通知するステップ
    を更に具備する請求項7に記載の携帯端末装置のキーロック設定・解除方法。
  9. 前記エラー情報を利用者に通知したときに、前記タッチパネルに前記パスワードを再度入力するか否かを選択させるための再入力問い合わせ処理を実行するステップと、
    前記再入力問い合わせ処理において、利用者が前記タッチパネルに前記パスワードとして軌跡を手書き入力した場合、前記キーロック解除処理を実行するステップと
    を更に具備する請求項8に記載の携帯端末装置のキーロック設定・解除方法。
  10. 請求項7〜9のいずれかに記載の携帯端末装置のキーロック設定・解除方法の各ステップをコンピュータに実行させるコンピュータプログラム。
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