JP5848971B2 - 装置、方法、及びプログラム - Google Patents

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Description

本出願は、装置、方法、及びプログラムに関する。特に、本出願は、タッチスクリーンを有する装置、その装置を制御する方法、及びその装置を制御するためのプログラムに関する。
タッチスクリーンを備えるタッチスクリーンデバイスが知られている。タッチスクリーンデバイスには、例えば、スマートフォン及びタブレットが含まれる。タッチスクリーンデバイスは、タッチスクリーンを介して指、ペン、又はスタイラスペンのジェスチャを検出する。そして、タッチスクリーンデバイスは、検出したジェスチャに従って動作する。検出したジェスチャに従った動作の例は、例えば、特許文献1に記載されている。
タッチスクリーンデバイスの基本的な動作は、デバイスに搭載されるOS(Operating System)によって実現される。タッチスクリーンデバイスに搭載されるOSは、例えば、Android(登録商標)、BlackBerry(登録商標) OS、iOS、Symbian(登録商標) OS、Windows(登録商標) Phoneである。
国際公開第2008/086302号
タッチスクリーンデバイスの多くは、利用者の誤操作の防止およびセキュリティの観点から、利用者によって操作されない期間がある期間継続するとロック状態へ移行する。ロック状態において、タッチスクリーンデバイスは、特定の操作を除いて、利用者の操作を受け付けない。特定の操作とは、例えば、ロック状態を解除するためのロック解除操作である。
ところで、タッチスクリーンデバイスは、ロック解除操作を検出すると、ロック状態を解除して、特定の操作以外の他の操作が可能な状態に復帰する。しかしながら、ロック解除操作は、タッチスクリーンを介して行われるものが多く、意図せずにロック状態が解除されてしまい、結果的に誤作動を起す可能性がある。
このような理由により、意図せずにロック状態が解除される可能性を低くすることができる装置、方法、及びプログラムに対する必要性がある。
1つの態様に係る装置は、第1の操作を検出する操作部と、第2の操作を検出するタッチスクリーンディスプレイと、ロック状態において前記操作部により第1の操作が検出されているときに、前記タッチスクリーンディスプレイによって第2の操作が検出された場合に、前記ロック状態を解除するコントローラとを備え、前記タッチスクリーンディスプレイは、前記ロック状態において、ロック画面および前記ロック画面に配置される第1のオブジェクトを表示し、前記第1のオブジェクトに対応するタッチジェスチャを前記第2の操作として検出し、前記コントローラは、前記ロック状態において前記操作部により前記第1の操作が検出された場合に、前記第1のオブジェクトの表示態様を変更し、前記第1の操作が検出されなくなってから、所定時間経過後に前記第1のオブジェクトの表示態様を元に戻す
1つの態様に係る方法は、操作部とタッチスクリーンディスプレイを備える装置を制御する方法であって、第1の操作を前記操作部によって検出するステップと、ロック状態において、ロック画面および前記ロック画面に配置される第1のオブジェクトを前記タッチスクリーンディスプレイに表示するステップと、前記第1のオブジェクトに対応するタッチジェスチャを第2の操作として前記タッチスクリーンディスプレイによって検出するステップと、ロック状態において前記操作部により第1の操作が検出されているときに、前記タッチスクリーンディスプレイによって前記第2の操作が検出された場合に、前記ロック状態を解除するステップと、前記ロック状態において前記操作部により前記第1の操作が検出された場合に、前記第1のオブジェクトの表示態様を変更するステップと、前記第1の操作が検出されなくなってから、所定時間経過後に前記第1のオブジェクトの表示態様を元に戻すステップとを含む。
1つの態様に係るプログラムは、操作部とタッチスクリーンディスプレイを備える装置に、第1の操作を前記操作部によって検出するステップと、ロック状態において、ロック画面および前記ロック画面に配置される第1のオブジェクトを前記タッチスクリーンディスプレイに表示するステップと、前記第1のオブジェクトに対応するタッチジェスチャを第2の操作として前記タッチスクリーンディスプレイによって検出するステップと、ロック状態において前記操作部により第1の操作が検出されているときに、前記タッチスクリーンディスプレイによって前記第2の操作が検出された場合に、前記ロック状態を解除するステップと、前記ロック状態において前記操作部により前記第1の操作が検出された場合に、前記第1のオブジェクトの表示態様を変更するステップと、前記第1の操作が検出されなくなってから、所定時間経過後に前記第1のオブジェクトの表示態様を元に戻すステップとを実行させる。
図1は、実施形態に係るスマートフォンの外観を示す斜視図である。 図2は、実施形態に係るスマートフォンの外観を示す正面図である。 図3は、実施形態に係るスマートフォンの外観を示す背面図である。 図4は、ホーム画面の一例を示す図である。 図5は、ロック画面の一例を示す図である。 図6は、スマートフォン1の構成を示すブロック図である。 図7は、ボタンに対する操作が検出されているときにアイコンの表示態様を変更する制御の例を示す図である。 図8は、アイコンに対するタッチジェスチャが検出された場合にロック状態を解除する制御の例を示す図である。 図9は、アイコンに対するタッチジェスチャが検出された場合にロック状態を解除する制御の他の例を示す図である。 図10は、第1の操作が操作部により検出されているときに、第2の操作がタッチスクリーンディスプレイによって検出された場合にロック状態を解除する制御を実行する処理手順を示す図である。
図面を参照しつつ実施形態を詳細に説明する。以下では、タッチスクリーンを備える装置の一例として、スマートフォンについて説明する。
(実施形態)
図1から図3を参照しながら、本実施形態に係るスマートフォン1の全体的な構成について説明する。図1から図3に示すように、スマートフォン1は、ハウジング20を有する。ハウジング20は、フロントフェイス1Aと、バックフェイス1Bと、サイドフェイス1C1〜1C4とを有する。フロントフェイス1Aは、ハウジング20の正面である。バックフェイス1Bは、ハウジング20の背面である。サイドフェイス1C1〜1C4は、フロントフェイス1Aとバックフェイス1Bとを接続する側面である。以下では、サイドフェイス1C1〜1C4を、どの面であるかを特定することなく、サイドフェイス1Cと総称することがある。
スマートフォン1は、タッチスクリーンディスプレイ2と、ボタン3A〜3Cと、照度センサ4と、近接センサ5と、レシーバ7と、マイク8と、カメラ12とをフロントフェイス1Aに有する。スマートフォン1は、スピーカ11と、カメラ13とをバックフェイス1Bに有する。スマートフォン1は、ボタン3D〜3Fと、コネクタ14とをサイドフェイス1Cに有する。以下では、ボタン3A〜3Fを、どのボタンであるかを特定することなく、ボタン3と総称することがある。ボタン3A〜3Cは、操作部の一例である。
タッチスクリーンディスプレイ2は、ディスプレイ2Aと、タッチスクリーン2Bとを有する。ディスプレイ2Aは、液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display)、有機ELパネル(Organic Electro−Luminescence panel)、又は無機ELパネル(Inorganic Electro−Luminescence panel)等の表示デバイスを備える。ディスプレイ2Aは、文字、画像、記号、及び図形等を表示する。
タッチスクリーン2Bは、タッチスクリーン2Bに対する指、ペン、又はスタイラスペン等の接触を検出する。タッチスクリーン2Bは、複数の指、ペン、又はスタイラスペン等がタッチスクリーン2Bに接触した位置を検出することができる。
タッチスクリーン2Bの検出方式は、静電容量方式、抵抗膜方式、表面弾性波方式(又は超音波方式)、赤外線方式、電磁誘導方式、及び荷重検出方式等の任意の方式でよい。以下では、説明を簡単にするため、タッチスクリーン2Bが接触を検出する指、ペン、又はスタイラスペン等を単に「指」ということがある。
スマートフォン1は、タッチスクリーン2Bにより検出された接触、接触が検出された位置、接触が検出された間隔、及び接触が検出された回数の少なくとも1つに基づいてジェスチャの種別を判別する。ジェスチャは、タッチスクリーン2Bに対して行われる操作である。スマートフォン1によって判別されるジェスチャには、タッチ、ロングタッチ、リリース、スワイプ、タップ、ダブルタップ、ロングタップ、ドラッグ、フリック、ピンチイン、ピンチアウト等が含まれる。
「タッチ」は、タッチスクリーン2Bに指が触れるジェスチャである。スマートフォン1は、タッチスクリーン2Bに指が接触するジェスチャをタッチとして判別する。「ロングタッチ」は、タッチスクリーン2Bに指が一定時間以上触れるジェスチャである。スマートフォン1は、タッチスクリーン2Bに指が一定時間以上接触するジェスチャをロングタッチとして判別する。
「リリース」は、指がタッチスクリーン2Bから離れるジェスチャである。スマートフォン1は、指がタッチスクリーン2Bから離れるジェスチャをリリースとして判別する。「スワイプ」は、指がタッチスクリーン2Bに接触したままで移動するジェスチャである。スマートフォン1は、指がタッチスクリーン2Bに接触したままで移動するジェスチャをスワイプとして判別する。
「タップ」は、タッチに続いてリリースをするジェスチャである。スマートフォン1は、タッチに続いてリリースをするジェスチャをタップとして判別する。「ダブルタップ」は、タッチに続いてリリースをするジェスチャが2回連続するジェスチャである。スマートフォン1は、タッチに続いてリリースをするジェスチャが2回連続するジェスチャをダブルタップとして判別する。
「ロングタップ」は、ロングタッチに続いてリリースをするジェスチャである。スマートフォン1は、ロングタッチに続いてリリースをするジェスチャをロングタップとして判別する。「ドラッグ」は、移動可能なオブジェクトが表示されている領域を始点としてスワイプをするジェスチャである。スマートフォン1は、移動可能なオブジェクトが表示されている領域を始点としてスワイプをするジェスチャをドラッグとして判別する。
「フリック」は、タッチに続いて指が一方方向へ高速で移動しながらリリースするジェスチャである。スマートフォン1は、タッチに続いて指が一方方向へ高速で移動しながらリリースするジェスチャをフリックとして判別する。フリックは、指が画面の上方向へ移動する「上フリック」、指が画面の下方向へ移動する「下フリック」、指が画面の右方向へ移動する「右フリック」、指が画面の左方向へ移動する「左フリック」等を含む。
「ピンチイン」は、複数の指が近付く方向にスワイプするジェスチャである。スマートフォン1は、複数の指が近付く方向にスワイプするジェスチャをピンチインとして判別する。「ピンチアウト」は、複数の指が遠ざかる方向にスワイプするジェスチャである。スマートフォン1は、複数の指が遠ざかる方向にスワイプするジェスチャをピンチアウトとして判別する。
スマートフォン1は、タッチスクリーン2Bを介して判別するこれらのジェスチャに従って動作を行う。このため、利用者にとって直感的で使いやすい操作性が実現される。判別されるジェスチャに従ってスマートフォン1が行う動作は、ディスプレイ2Aに表示されている画面に応じて異なる。以下では、説明を簡単にするために、「タッチスクリーン2Bがジェスチャを検出し、検出されたジェスチャの種別をスマートフォン1がXと判別すること」を、「スマートフォン1がXを検出する」、又は「コントローラがXを検出する」と記載することがある。
図4を参照しながら、ディスプレイ2Aに表示されるホーム画面の例について説明する。図4は、ホーム画面の一例を示している。ホーム画面は、デスクトップ、又は待受画面と呼ばれることもある。ホーム画面は、ディスプレイ2Aに表示される。ホーム画面は、スマートフォン1にインストールされているアプリケーションのうち、どのアプリケーションを実行するかを利用者に選択させる画面である。スマートフォン1は、ホーム画面で選択されたアプリケーションをフォアグランドで実行する。フォアグランドで実行されるアプリケーションの画面は、ディスプレイ2Aに表示される。
スマートフォン1は、ホーム画面にアイコンを配置することができる。図4に示すホーム画面40には、複数のアイコン50が配置されている。それぞれのアイコン50は、スマートフォン1にインストールされているアプリケーションと予め対応付けられている。スマートフォン1は、アイコン50に対するジェスチャを検出すると、そのアイコン50に対応付けられているアプリケーションを実行する。例えば、スマートフォン1は、メールアプリケーションに対応付けられたアイコン50に対するタップが検出されると、メールアプリケーションを実行する。
アイコン50は、画像と文字列を含む。アイコン50は、画像に代えて、記号又は図形を含んでもよい。アイコン50は、画像又は文字列のいずれか一方を含まなくてもよい。アイコン50は、配置パターンに基づいて配置される。アイコン50の背後には、壁紙41が表示される。壁紙は、フォトスクリーン又はバックスクリーンと呼ばれることもある。スマートフォン1は、任意の画像を壁紙41として用いることができる。利用者の設定に従って任意の画像が壁紙41として決定されてもよい。
スマートフォン1は、ホーム画面の数を増減することができる。スマートフォン1は、例えば、ホーム画面の数を利用者による設定に従って決定する。スマートフォン1は、ホーム画面の数が複数であっても、選択された1つをディスプレイ2Aに表示する。
スマートフォン1は、ホーム画面上に、1つ又は複数のロケータを表示する。ロケータの数は、ホーム画面の数と一致する。ロケータは、どのホーム画面が現在表示されているかを示す。現在表示されているホーム画面に対応するロケータは、他のロケータと異なる態様で表示される。
図4に示す例では、4つのロケータ51が表示されている。これは、ホーム画面40の数が4つであることを示す。さらに、図4に示す例では、左から2番目のシンボルが他のシンボルと異なる態様で表示されている。これは、現在、左から2番目のホーム画面がディスプレイ2Aに表示されていることを示している。
スマートフォン1は、ホーム画面を表示中にジェスチャを検出すると、ディスプレイ2Aに表示するホーム画面を切り替える。例えば、スマートフォン1は、右フリックを検出すると、ディスプレイ2Aに表示するホーム画面を1つ左のホーム画面に切り替える。例えば、スマートフォン1は、左フリックを検出すると、ディスプレイ2Aに表示するホーム画面を1つ右のホーム画面に切り替える。
ディスプレイ2Aの上端には、領域42が設けられている。領域42には、充電池の残量を示す残量マーク43、及び通信用の電波の電界強度を示す電波レベルマーク44が表示される。スマートフォン1は、領域42に、時刻、天気、実行中のアプリケーション、通信システムの種別、電話のステータス、装置のモード、装置に生じたイベント等を表示してもよい。このように、領域42は、利用者に対して各種の通知を行うために用いられる。領域42は、ホーム画面40以外の画面でも設けられることがある。領域42が設けられる位置は、ディスプレイ2Aの上端に限定されない。
図4に示したホーム画面40は、一例であり、各種の要素の形態、各種の要素の配置、ホーム画面40の数、及びホーム画面40での各種の操作の仕方等は上記の説明の通りでなくてもよい。
図5を参照しながら、ディスプレイ2Aに表示されるロック画面の例について説明する。図5は、ロック画面の一例を示す図である。スマートフォン1は、図4に示すホーム画面40の他に、図5に示すロック画面60をディスプレイ2Aに表示する。ロック画面60は、利用者の誤操作の防止およびセキュリティの観点から、ロック状態のときにディスプレイ2Aに表示される。
図5に示すロック画面60には、ホーム画面40の壁紙41とは異なる壁紙61の上に複数のアイコン62a〜62eが配置された状態で表示される。アイコン62aは、音楽コンテンツの再生機能などを提供する音楽アプリケーションに対応するアイコンである。アイコン62bは、写真撮影機能を提供するカメラアプリケーションに対応するアイコンである。アイコン62cは、電子メールの送受信機能などを提供するメールアプリケーションに対応するアイコンである。アイコン61dは、WEBブラウジングの機能を提供するブラウザアプリケーションに対応するアイコンである。アイコン61eは、ロック状態を解除する機能に対応するアイコンである。アイコン62a〜61dは、第2のオブジェクトの一例である。アイコン61eは、第1のオブジェクトの一例である。ロック画面60に表示されるアイコンの数および壁紙61の画像は、本実施形態における一例であり、図5に示す例に限定されない。例えば、ロック画面60に表示されるアイコンの数は、図5に示す例よりも多くてもよいし、少なくてもよい。例えば、ロック画面60に表示される壁紙61の画像上に、メールの受信および電話の着信などの日時以外の情報が表示されてもよい。
図6は、スマートフォン1の構成を示すブロック図である。スマートフォン1は、タッチスクリーンディスプレイ2と、ボタン3と、照度センサ4と、近接センサ5と、通信ユニット6と、レシーバ7と、マイク8と、ストレージ9と、コントローラ10と、スピーカ11と、カメラ12及び13と、コネクタ14と、加速度センサ15と、方位センサ16と、ジャイロスコープ17とを有する。
タッチスクリーンディスプレイ2は、上述したように、ディスプレイ2Aと、タッチスクリーン2Bとを有する。ディスプレイ2Aは、文字、画像、記号、又は図形等を表示する。タッチスクリーン2Bは、ジェスチャを検出する。
ボタン3は、利用者によって操作される。ボタン3は、ボタン3A〜ボタン3Fを有する。コントローラ10はボタン3と協働することによってボタン3に対する操作を検出する。ボタン3に対する操作は、例えば、クリック、ダブルクリック、トリプルクリック、プッシュ、及びマルチプッシュである。
ボタン3A〜3Cは、例えば、ホームボタン、バックボタン、又はメニューボタンである。ボタン3Dは、例えば、スマートフォン1のパワーオン/オフボタンである。ボタン3Dは、スリープ/スリープ解除ボタンを兼ねてもよい。ボタン3E及び3Fは、例えば、音量ボタンである。
照度センサ4は、照度を検出する。照度は、光の強さ、明るさ、又は輝度を示す。照度センサ4は、例えば、ディスプレイ2Aの輝度の調整に用いられる。近接センサ5は、近隣の物体の存在を非接触で検出する。近接センサ5は、例えば、タッチスクリーンディスプレイ2が顔に近付けられたことを検出する。照度センサ4及び近接センサ5は、一つのセンサとして構成されていてもよい。
通信ユニット6は、無線により通信する。通信ユニット6によって行われる通信方式は、無線通信規格である。無線通信規格として、例えば、2G、3G、4G等のセルラーフォンの通信規格がある。セルラーフォンの通信規格として、例えば、LTE(Long Term Evolution)、W−CDMA(Wideband Code Division Multiple Access)、CDMA2000、PDC(Personal Digital Cellular)、GSM(登録商標)(Global System for Mobile Communications)、PHS(Personal Handy−phone System)等がある。無線通信規格として、例えば、WiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)、IEEE802.11、Bluetooth(登録商標)、IrDA(Infrared Data Association)、NFC(Near Field Communication)等がある。通信ユニット6は、上述した通信規格の1つ又は複数をサポートしていてもよい。
レシーバ7及びスピーカ11は、コントローラ10から送信される音声信号を音声として出力する。レシーバ7は、例えば、通話時に相手の声を出力するために用いられる。スピーカ11は、例えば、着信音及び音楽を出力するために用いられる。レシーバ7及びスピーカ11の一方が、他方の機能を兼ねてもよい。マイク8は、利用者等の音声を音声信号へ変換してコントローラ10へ送信する。
ストレージ9は、プログラム及びデータを記憶する。ストレージ9は、コントローラ10の処理結果を一時的に記憶する作業領域としても利用される。ストレージ9は、半導体記憶デバイス、及び磁気記憶デバイス等の任意の非一過的(non−transitory)な記憶デバイスを含んでよい。ストレージ9は、複数の種類の記憶デバイスを含んでよい。ストレージ9は、メモリカード、光ディスク、又は光磁気ディスク等の可搬の記憶媒体と、記憶媒体の読み取り装置との組み合わせを含んでよい。
ストレージ9に記憶されるプログラムには、フォアグランド又はバックグランドで実行されるアプリケーションと、アプリケーションの動作を支援する制御プログラムとが含まれる。アプリケーションは、例えば、ディスプレイ2Aに画面を表示させ、タッチスクリーン2Bによって検出されるジェスチャに応じた処理をコントローラ10に実行させる。制御プログラムは、例えば、OSである。アプリケーション及び制御プログラムは、通信ユニット6による無線通信又は非一過的な記憶媒体を介してストレージ9にインストールされてもよい。
ストレージ9は、例えば、制御プログラム9A、メールアプリケーション9B、ブラウザアプリケーション9C、カメラアプリケーション9D、音楽アプリケーション9E、使用状況データ9Y、及び設定データ9Zを記憶する。メールアプリケーション9Bは、電子メール機能を提供する。電子メール機能は、例えば、電子メールの作成、送信、受信、及び表示等を可能にする。ブラウザアプリケーション9Cは、WEBブラウジング機能を提供する。WEBブラウジング機能は、例えば、WEBページの表示、及びブックマークの編集等を可能にする。カメラアプリケーション9Dは、写真撮影機能を提供する。音楽アプリケーションは、音楽コンテンツの再生およびソートなどの機能を提供する。使用状況データ9Yは、スマートフォン1にインストールされているアプリケーションの使用状況に関する情報を含む。例えば、使用状況データ9Yは、画面、行、列、画像、名前、インストール日時、使用回数、及び最終使用日時等の項目を有し、スマートフォン1にインストールされているアプリケーション毎にデータを保持する。設定データ9Zは、スマートフォン1の動作に関する各種の設定に関する情報を含む。
制御プログラム9Aは、スマートフォン1を稼働させるための各種制御に関する機能を提供する。制御プログラム9Aは、例えば、通信ユニット6、レシーバ7、及びマイク8等を制御することによって、通話を実現させる。制御プログラム9Aが提供する機能には、ロック状態においてボタン3により第1の操作が検出されているときに、タッチスクリーン2Bによって第2の操作が検出された場合に、ロック状態を解除する機能が含まれる。制御プログラム9Aが提供する機能は、メールアプリケーション9B等の他のプログラムが提供する機能と組み合わせて利用されることがある。
コントローラ10は、演算回路である。演算回路は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、SoC(System−on−a−chip)、MCU(Micro Control Unit)、又はFPGA(Field−Programmable Gate Array)である。コントローラ10は、スマートフォン1の動作を統括的に制御して各種の機能を実現する。
具体的には、コントローラ10は、ストレージ9に記憶されているデータを必要に応じて参照しつつ、ストレージ9に記憶されているプログラムに含まれる命令を実行する。そして、コントローラ10は、データ及び命令に応じて機能部を制御し、それによって各種機能を実現する。コントローラ10は、検出部の検出結果に応じて、制御を変更することがある。機能部は、ディスプレイ2A、通信ユニット6、マイク8、及びスピーカ11を含むが、これらに限定されない。検出部は、タッチスクリーン2B、ボタン3、照度センサ4、近接センサ5、レシーバ7、カメラ12、カメラ13、加速度センサ15、方位センサ16、及びジャイロスコープ17を含むがこれらに限定されない。
コントローラ10は、例えば、制御プログラム9Aを実行することにより、ロック状態においてボタン3により第1の操作が検出されているときに、タッチスクリーン2Bによって第2の操作が検出された場合に、ロック状態を解除する。
カメラ12は、フロントフェイス1Aに面している物体を撮影するインカメラである。カメラ13は、バックフェイス1Bに面している物体を撮影するアウトカメラである。
コネクタ14は、他の装置が接続される端子である。コネクタ14は、USB(Universal Serial Bus)、HDMI(High−Definition Multimedia Interface)(登録商標)、ライトピーク(サンダーボルト(登録商標))、イヤホンマイクコネクタのような汎用的な端子であってもよい。コネクタ14は、Dockコネクタのような専用の端子でもよい。コネクタ14に接続される装置は、例えば、外部ストレージ、スピーカ、及び通信装置である。
加速度センサ15は、スマートフォン1に働く加速度の方向及び大きさを検出する。方位センサ16は、地磁気の向きを検出する。ジャイロスコープ17は、スマートフォン1の角度及び角速度を検出する。加速度センサ15、方位センサ16及びジャイロスコープ17の検出結果は、スマートフォン1の位置及び姿勢の変化を検出するために、組み合わせて利用される。
図6においてストレージ9が記憶するプログラムの一部又は全部は、通信ユニット6による無線通信で他の装置からダウンロードされてもよい。図7においてストレージ9が記憶するプログラムの一部又は全部は、ストレージ9に含まれる読み取り装置が読み取り可能な非一過的な記憶媒体に記憶されていてもよい。図7においてストレージ9が記憶するプログラムの一部又は全部は、コネクタ14に接続される読み取り装置が読み取り可能な非一過的な記憶媒体に記憶されていてもよい。非一過的な記憶媒体は、例えば、CD(登録商標)、DVD(登録商標)、Blu−ray(登録商標)等の光ディスク、光磁気ディスク、又はメモリカードである。
図6に示したスマートフォン1の構成は一例であり、本出願の要旨を損なわない範囲において適宜変更してよい。例えば、ボタン3の数と種類は図7の例に限定されない。スマートフォン1は、画面に関する操作のためのボタンとして、ボタン3A〜3Cに代えて、テンキー配列又はQWERTY配列等のボタンを備えていてもよい。スマートフォン1は、画面に関する操作のために、ボタンを1つだけ備えてよいし、ボタンを備えなくてもよい。図7に示した例では、スマートフォン1が2つのカメラを備えるが、スマートフォン1は、1つのカメラのみを備えてもよいし、カメラを備えなくてもよい。図7に示した例では、スマートフォン1が位置及び姿勢を検出するために3種類のセンサを備えるが、スマートフォン1は、このうちいくつかのセンサを備えなくてもよい。あるいは、スマートフォン1は、位置及び姿勢の少なくとも一つを検出するための他の種類のセンサを備えてもよい。
図7〜図9を参照しながら、制御プログラム9Aが提供する機能に基づく制御の例について説明する。制御プログラム9Aが提供する機能には、ロック状態においてボタン3により第1の操作が検出されているときに、タッチスクリーン2Bによって第2の操作が検出された場合に、ロック状態を解除する機能が含まれる。
図7は、ボタンに対する操作が検出されているときにアイコンの表示態様を変更する制御の例を示している。図7は、操作部の一例であるボタン3Aに対して利用者による操作が検出された場合に、ロック画面60に表示されたアイコン62eの表示態様が変更される様子を示している。
図7に示すステップS11は、ディスプレイ2Aに、ロック画面60が表示された状態を示している。図7に示すステップS12は、利用者の左手の親指によりボタン3Aが操作され、ロック画面60に表示されているアイコン62eが、ステップS11よりも拡大表示された状態を示している。
スマートフォン1は、ボタン3Aの検出結果を取得する。そして、スマートフォン1は、ステップS12に示すように、ボタン3Aに対する利用者の操作が検出された場合には、ロック画面60に表示されているアイコン62eを拡大表示する。スマートフォン1は、任意の倍率でアイコン62eを拡大する。これにより、利用者は、ボタン3Aに対する操作が行われていることを認識できる。
図7に示す場合では、スマートフォン1は、ボタン3Aに対する利用者の操作が検出されているときに、アイコン62eを拡大表示する例を説明したが、アイコン62eの色を変更したり、アイコン62eを振動させたりしてもよい。
図7に示す場合では、スマートフォン1は、ボタン3Aに対する利用者の操作が検出されているときに、アイコン62eを拡大表示する例を説明したが、ボタン3Aに対して利用者による操作が検出されなくなったときに、アイコン62eを元の大きさに戻してもよい。あるいは、スマートフォン1は、ボタン3Aに対して利用者による操作が検出されなくなってから一定時間経過後に、アイコン62eを元の大きさに戻してもよい。
図7に示す場合では、スマートフォン1は、ロック状態の解除操作を受け付け可能な状態にあることを利用者に示す目的で、ボタン3Aに対する利用者の操作が検出されているときに、ロック状態を解除する為の機能に対応するアイコン62eの拡大表示する例を説明したが、これには限定されない。例えば、スマートフォン1は、ボタン3Aに対する利用者の操作が検出されているときに、ロック画面60に表示されているアイコン62a〜62eを全ての表示態様を変更してもよい。
図7に示す場合において、スマートフォン1は、ボタン3Bまたはボタン3Cに対する利用者の操作が検出されているときに、アイコン62eを拡大表示してもよい。
図8は、アイコンに対するタッチジェスチャが検出された場合にロック状態を解除する制御の例を示している。図8は、ボタン3Aに対して利用者による操作が検出されているときに、第1のオブジェクトの一例であるアイコン62eに対するタップが検出されることにより、ロック状態が解除され、ディスプレイ2Aにホーム画面40が表示される様子を示している。
図8に示すステップS21は、利用者の左手の親指によりボタン3Aが操作されているときに、利用者の右手の人差し指によりロック画面60に表示されているアイコン62eがタップされた状態を示している。図8に示すステップS22は、ロック状態が解除され、ディスプレイ2Aにホーム画面40が表示された様子を示している。
スマートフォン1は、タッチスクリーン2Bの検出結果を取得する。そして、スマートフォン1は、ステップS21及びステップS22に示すように、ボタン3Aに対する操作が検出されているときに、アイコン62eに対するタップが検出されることを条件に、ロック状態を解除して、ディスプレイ2Aにホーム画面40を表示する。このように、本実施形態によれば、ロック状態を解除するために、ボタン3Aおよびアイコン62dに対する2つの操作を必要とする。このようなことから、本実施形態によれば、意図せずにロック状態が解除されてしまうことをできるだけ防止できる。
図8に示す場合では、スマートフォン1は、ボタン3Aに対する利用者の操作が検出されているときに、アイコン62eに対するタップが検出されることを条件に、ロック状態を解除する例を説明したが、これには限定されない。例えば、スマートフォン1は、タップの代わりに、アイコン62eに対するダブルタップ、タッチ、ロングタッチ、フリックおよびスワイプが検出されることを条件に、ロック状態を解除してもよい。あるいは、スマートフォン1は、タップの変わりに、アイコン62eのドラッグが検出された場合に、ロック状態を解除してもよい。このとき、スマートフォン1は、一定距離以上アイコン62eがドラッグされた場合にロック状態を解除してもよい。あるいは、スマートフォン1は、ドラッグしたアイコン62eをリリースさせるための目印を画像またはアイコンなどでロック画面60に設け、その目印までアイコン62eがドラッグされた場合にロック状態を解除してもよい。
図8に示す場合では、スマートフォン1が、ボタン3Aに対する利用者の操作が検出されているときに、アイコン62eに対するタップが検出されることを条件に、ロック状態を解除する例を説明したが、これには限定されない。例えば、ロック画面60にアイコン62eがない場合、スマートフォン1は、ロック画面60に対するタッチジェスチャが検出されることを条件にロック状態を解除してもよい。すなわち、スマートフォン1は、ボタン3Aに対する操作が検出されているときに、ロック画面60に表示されているアイコン62a〜62d以外へのタップがタッチスクリーン2Bにより検出された場合にロック状態を解除する。
図9は、アイコンに対するタッチジェスチャが検出された場合にロック状態を解除する制御の他の例を示している。図9は、ボタン3Aに対して利用者による操作が検出されているときに、第2のオブジェクトの一例であるアイコン62dに対するタップが検出されることにより、ロック状態が解除され、ディスプレイ2Aにホーム画面40が表示される様子を示している。
図9に示すステップS31は、利用者の左手の親指によりボタン3Aが操作されているときに、利用者の右手の人差し指によりロック画面60に表示されているアイコン62dがタップされた状態を示している。図9に示すステップS32は、ロック状態が解除され、ディスプレイ2Aにホーム画面40が表示された様子を示している。
スマートフォン1は、タッチスクリーン2Bの検出結果を取得する。そして、スマートフォン1は、ステップS31及びステップS32に示すように、ボタン3Aに対する利用者の操作が検出されているときに、アイコン62dに対するタップが検出されることを条件に、ロック状態を解除して、アイコン62dに対応するブラウザアプリケーション9Cを実行する。ステップS32に示すように、スマートフォン1は、ブラウザアプリケーション9Cの画面63をディスプレイ2Aに表示する。このように、本実施形態によれば、ロック状態を解除するために、ボタン3Aおよびアイコン62dに対する2つの操作を必要とする。このようなことから、本実施形態によれば、意図せずにロック状態が解除されてしまうことをできるだけ防止できる。さらに、本実施形態によれば、ロック状態を解除するとともに、アプリケーションを実行できるので、効率的な操作も実現できる。
図9に示す場合では、スマートフォン1は、ボタン3Aに対する利用者の操作が検出されているときに、アイコン62dに対するタップが検出されることを条件に、ロック状態を解除する例を説明したが、これには限定されない。例えば、スマートフォン1は、図8に示す例と同様に、タップの代わりに、アイコン62dに対するダブルタップ、タッチ、ロングタッチ、フリック、スワイプおよびドラッグが検出されることを条件に、ロック状態を解除して、アイコン62dに対応するアプリケーションを実行してもよい。
図9に示す場合では、スマートフォン1は、ロック状態を解除して、アイコン62dに対応するブラウザアプリケーション9Cを実行する例を説明したが、ロック状態を維持しつつ、アイコン62dに対応するブラウザアプリケーション9Cを実行してもよい。この場合、スマートフォン1は、ブラウザアプリケーション9Cを実行した後、再びロック状態に戻る。
図9に示す場合において、スマートフォン1は、ボタン3Aに対する利用者の操作が検出されているときに、他のアイコン62a〜62cのいずれか1つに対するタップが検出されることを条件に、ロック状態を解除して、アイコン62a〜62cに対応するアプリケーションを実行してもよい。
図10を参照しながら、制御プログラム9Aが提供する機能に基づく制御の処理手順の例について説明する。図10は、第1の操作が操作部により検出されているときに、第2の操作がタッチスクリーンディスプレイによって検出された場合にロック状態を解除する制御を実行する処理手順を示している。図10に示す処理手順は、コントローラ10が、制御プログラム9Aを実行することによって実現される。図10に示す処理手順は、ロック状態の継続中、コントローラ10によって繰り返し実行される。
図10に示すように、コントローラ10は、ステップS101として、操作部の検出結果を取得する。例えば、コントローラ10は、操作部の一例であるボタン3Aによる検出結果を取得する。
コントローラ10は、ステップS102として、操作部に対する第1の操作が検出されたか否かを判定する。例えば、コントローラ10は、操作部の一例であるボタン3Aに対する操作が検出されたか否かを判定する。
コントローラ10は、判定の結果、操作部に対する第1の操作が検出された場合には(ステップS102,Yes)、ステップS103として、オブジェクトの表示態様を変更する。例えば、コントローラ10は、ロック画面60に表示されているアイコン62eを拡大表示する。
コントローラ10は、ステップS104として、タッチスクリーン2Bの検出結果を取得する。続いて、コントローラ10は、ステップS105として、オブジェクトに対する第2の操作が検出されたか否かを判定する。例えば、コントローラ10は、ボタン3Aに対する操作が検出されているときに、タッチスクリーン2Bによりアイコン62eに対するタップが検出されたか否かを判定する。あるいは、コントローラ10は、ボタン3Aに対する操作が検出されているときに、タッチスクリーン2Bによりアイコン62a〜60dのいずれか1つに対するタップが検出されたか否かを判定する。
コントローラ10は、判定の結果、オブジェクトに対する第2の操作が検出された場合には(ステップS105,Yes)、ロック状態を解除し、処理を終了する。一方、コントローラ10は、判定の結果、オブジェクトに対する第2の操作が検出されなかった場合には(ステップS105,No)、ロック状態を解除せず、処理を終了する。
ステップS102において、コントローラ10は、判定の結果、操作部に対する第1の操作が検出されなかった場合には(ステップS102,No)、処理を終了する。
添付の請求項に係る技術を完全かつ明瞭に開示するために特徴的な実施形態に関し記載してきた。しかし、添付の請求項は、上記実施形態に限定されるべきものでなく、本明細書に示した基礎的事項の範囲内で当該技術分野の当業者が創作しうるすべての変形例及び代替可能な構成により具現化されるべきである。
例えば、図7に示した各プログラムは、複数のモジュールに分割されていてもよい。あるいは、図7に示した各プログラムは、他のプログラムと結合されていてもよい。
上記の実施形態では、タッチスクリーンを備える装置の一例として、スマートフォンについて説明したが、添付の請求項に係る装置は、スマートフォンに限定されない。添付の請求項に係る装置は、スマートフォン以外の携帯電子機器であってもよい。携帯電子機器は、例えば、モバイルフォン、タブレット、携帯型パソコン、デジタルカメラ、メディアプレイヤ、電子書籍リーダ、ナビゲータ、及びゲーム機である。あるいは、添付の請求項に係る装置は、据え置き型の電子機器であってもよい。据え置き型の電子機器は、例えば、デスクトップパソコン、及びテレビ受像器である。
1 スマートフォン
2 タッチスクリーンディスプレイ
2A ディスプレイ
2B タッチスクリーン
3 ボタン
4 照度センサ
5 近接センサ
6 通信ユニット
7 レシーバ
8 マイク
9 ストレージ
9A 制御プログラム
9B メールアプリケーション
9C ブラウザアプリケーション
9D カメラアプリケーション
9E 音楽アプリケーション
9Y 使用状況データ
9Z 設定データ
10 コントローラ
11 スピーカ
12、13 カメラ
14 コネクタ
15 加速度センサ
16 方位センサ
17 ジャイロスコープ
20 ハウジング

Claims (4)

  1. 第1の操作を検出する操作部と、
    第2の操作を検出するタッチスクリーンディスプレイと、
    ロック状態において前記操作部により第1の操作が検出されているときに、前記タッチスクリーンディスプレイによって第2の操作が検出された場合に、前記ロック状態を解除するコントローラと
    を備え、
    前記タッチスクリーンディスプレイは、
    前記ロック状態において、ロック画面および前記ロック画面に配置される第1のオブジェクトを表示し、前記第1のオブジェクトに対応するタッチジェスチャを前記第2の操作として検出し、
    前記コントローラは、
    前記ロック状態において前記操作部により前記第1の操作が検出された場合に、前記第1のオブジェクトの表示態様を変更し、
    前記第1の操作が検出されなくなってから、所定時間経過後に前記第1のオブジェクトの表示態様を元に戻す装置。
  2. 前記タッチスクリーンディスプレイは、前記ロック状態において、前記ロック画面に配置され、アプリケーションと対応付けられた第2のオブジェクトをさらに表示し、
    前記コントローラは、前記操作部により第1の操作が検出されているときに、前記タッチスクリーンディスプレイによって前記第2のオブジェクトに対応するタッチジェスチャが検出された場合に、前記第2のオブジェクトに対応付けられたアプリケーションを実行する請求項1に記載の装置。
  3. 操作部とタッチスクリーンディスプレイを備える装置を制御する方法であって、
    第1の操作を前記操作部によって検出するステップと、
    ロック状態において、ロック画面および前記ロック画面に配置される第1のオブジェクトを前記タッチスクリーンディスプレイに表示するステップと、
    前記第1のオブジェクトに対応するタッチジェスチャを第2の操作として前記タッチスクリーンディスプレイによって検出するステップと、
    ロック状態において前記操作部により第1の操作が検出されているときに、前記タッチスクリーンディスプレイによって前記第2の操作が検出された場合に、前記ロック状態を解除するステップと、
    前記ロック状態において前記操作部により前記第1の操作が検出された場合に、前記第1のオブジェクトの表示態様を変更するステップと、
    前記第1の操作が検出されなくなってから、所定時間経過後に前記第1のオブジェクトの表示態様を元に戻すステップと
    を含む方法。
  4. 操作部とタッチスクリーンディスプレイを備える装置に、
    第1の操作を前記操作部によって検出するステップと、
    ロック状態において、ロック画面および前記ロック画面に配置される第1のオブジェクトを前記タッチスクリーンディスプレイに表示するステップと、
    前記第1のオブジェクトに対応するタッチジェスチャを第2の操作として前記タッチスクリーンディスプレイによって検出するステップと、
    ロック状態において前記操作部により第1の操作が検出されているときに、前記タッチスクリーンディスプレイによって前記第2の操作が検出された場合に、前記ロック状態を解除するステップと、
    前記ロック状態において前記操作部により前記第1の操作が検出された場合に、前記第1のオブジェクトの表示態様を変更するステップと、
    前記第1の操作が検出されなくなってから、所定時間経過後に前記第1のオブジェクトの表示態様を元に戻すステップと
    を実行させるプログラム。
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