JP2013134694A - 装置、方法、及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】ロック解除操作の操作性を向上させること。
【解決手段】1つの態様において、装置(例えば、スマートフォン)1は、ロック画面および該ロック画面上を移動する第1のオブジェクトを表示するタッチスクリーンディスプレイと、第1のオブジェクトに対するタッチジェスチャがタッチスクリーンディスプレイによって検出された場合に、ロック画面が表示されるロック状態を解除するコントローラとを有する。例えば、装置(例えば、スマートフォン)1は、ロック画面に表示されている第1のオブジェクトに対するタッチが検出されると、オブジェクトに対応付けられているロック解除の機能を実行し、ロック状態を解除する。
【選択図】図7

Description

本出願は、装置、方法、及びプログラムに関する。特に、本出願は、タッチスクリーンを有する装置、その装置を制御する方法、及びその装置を制御するためのプログラムに関する。
タッチスクリーンを備えるタッチスクリーンデバイスが知られている。タッチスクリーンデバイスには、例えば、スマートフォン及びタブレットが含まれる。タッチスクリーンデバイスは、タッチスクリーンを介して指、ペン、又はスタイラスペンのジェスチャを検出する。そして、タッチスクリーンデバイスは、検出したジェスチャに従って動作する。検出したジェスチャに従った動作の例は、例えば、特許文献1に記載されている。
タッチスクリーンデバイスの基本的な動作は、デバイスに搭載されるOS(Operating System)によって実現される。タッチスクリーンデバイスに搭載されるOSは、例えば、Android(登録商標)、BlackBerry(登録商標) OS、iOS、Symbian(登録商標) OS、Windows(登録商標) Phoneである。
国際公開第2008/086302号
タッチスクリーンデバイスの多くは、利用者の誤操作の防止およびセキュリティの観点から、利用者からの操作が受け付けられない時間がある程度継続するとロック状態へと移行する。ロック状態では、タッチスクリーンデバイスは、特定の操作を除いて、利用者からの操作を受け付けない。特定の操作とは、例えば、ロック状態を解除するためのロック解除操作である。
このように、タッチスクリーンデバイスは、ロック状態に頻繁に移行するので、利用者がロック解除操作を行う頻度は高い。このような理由により、ロック解除操作の操作性を向上させることができる装置、方法、及びプログラムに対する必要性がある。
1つの態様に係る装置は、ロック画面および該ロック画面上を移動する第1のオブジェクトを表示するタッチスクリーンディスプレイと、前記第1のオブジェクトに対するタッチジェスチャが前記タッチスクリーンディスプレイによって検出された場合に、前記ロック画面が表示されるロック状態を解除するコントローラとを備える。
1つの態様に係る方法は、タッチスクリーンディスプレイを備える装置を制御する方法であって、ロック画面および該ロック画面上を移動する第1のオブジェクトをタッチスクリーンディスプレイに表示させるステップと、前記第1のオブジェクトに対するタッチジェスチャが前記タッチスクリーンディスプレイによって検出された場合に、前記ロック画面が表示されるロック状態を解除するステップとを含む。
1つの態様に係るプログラムは、タッチスクリーンディスプレイを備える装置に、ロック画面および該ロック画面上を移動する第1のオブジェクトをタッチスクリーンディスプレイに表示させるステップと、前記第1のオブジェクトに対するタッチジェスチャが前記タッチスクリーンディスプレイによって検出された場合に、前記ロック画面が表示されるロック状態を解除するステップとを実行させる。
図1は、実施形態に係るスマートフォンの外観を示す斜視図である。 図2は、実施形態に係るスマートフォンの外観を示す正面図である。 図3は、実施形態に係るスマートフォンの外観を示す背面図である。 図4は、ホーム画面の一例を示す図である。 図5は、ロック画面の一例を示す図である。 図6は、ロック画面の一例を示す図である。 図7は、実施形態に係るスマートフォンの構成を示すブロック図である。 図8は、ロック画面上を移動するオブジェクトに対するタッチジェスチャが検出された場合の制御の例を示す図である。 図9は、ロック画面上を移動するオブジェクトに対するタッチジェスチャが検出された場合の制御の他の例を示す図である。 図10は、アプリケーションの使用頻度に応じて、ロック画面60に表示されるオブジェクトの移動速度およびオブジェクトに含まれるアイコンの大きさを変更する制御の例を示す図である。 図11に、アプリケーションに発生したイベントに応じた表示態様の変更例を示す図である。 図12は、タッチスクリーンにより検出されるオブジェクトに対するタッチジェスチャに応じて、オブジェクトに対応付けられた処理を実行する処理手順を示す図である。
図面を参照しつつ実施形態を詳細に説明する。以下では、タッチスクリーンを備える装置の一例として、スマートフォンについて説明する。
(実施形態)
図1から図3を参照しながら、本実施形態に係るスマートフォン1の全体的な構成について説明する。図1から図3に示すように、スマートフォン1は、ハウジング20を有する。ハウジング20は、フロントフェイス1Aと、バックフェイス1Bと、サイドフェイス1C1〜1C4とを有する。フロントフェイス1Aは、ハウジング20の正面である。バックフェイス1Bは、ハウジング20の背面である。サイドフェイス1C1〜1C4は、フロントフェイス1Aとバックフェイス1Bとを接続する側面である。以下では、サイドフェイス1C1〜1C4を、どの面であるかを特定することなく、サイドフェイス1Cと総称することがある。
スマートフォン1は、タッチスクリーンディスプレイ2と、ボタン3A〜3Cと、照度センサ4と、近接センサ5と、レシーバ7と、マイク8と、カメラ12とをフロントフェイス1Aに有する。スマートフォン1は、スピーカ11と、カメラ13とをバックフェイス1Bに有する。スマートフォン1は、ボタン3D〜3Fと、コネクタ14とをサイドフェイス1Cに有する。以下では、ボタン3A〜3Fを、どのボタンであるかを特定することなく、ボタン3と総称することがある。
タッチスクリーンディスプレイ2は、ディスプレイ2Aと、タッチスクリーン2Bとを有する。ディスプレイ2Aは、液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display)、有機ELパネル(Organic Electro−Luminescence panel)、又は無機ELパネル(Inorganic Electro−Luminescence panel)等の表示デバイスを備える。ディスプレイ2Aは、文字、画像、記号、及び図形等を表示する。
タッチスクリーン2Bは、タッチスクリーン2Bに対する指、ペン、又はスタイラスペン等の接触を検出する。タッチスクリーン2Bは、複数の指、ペン、又はスタイラスペン等がタッチスクリーン2Bに接触した位置を検出することができる。
タッチスクリーン2Bの検出方式は、静電容量方式、抵抗膜方式、表面弾性波方式(又は超音波方式)、赤外線方式、電磁誘導方式、及び荷重検出方式等の任意の方式でよい。以下では、説明を簡単にするため、タッチスクリーン2Bが接触を検出する指、ペン、又はスタイラスペン等を単に「指」ということがある。
スマートフォン1は、タッチスクリーン2Bにより検出された接触、接触が検出された位置、接触が検出された間隔、及び接触が検出された回数の少なくとも1つに基づいてジェスチャの種別を判別する。ジェスチャは、タッチスクリーン2Bに対して行われる操作である。スマートフォン1によって判別されるジェスチャには、タッチ、ロングタッチ、リリース、スワイプ、タップ、ダブルタップ、ロングタップ、ドラッグ、フリック、ピンチイン、ピンチアウト等が含まれる。
「タッチ」は、タッチスクリーン2Bに指が触れるジェスチャである。スマートフォン1は、タッチスクリーン2Bに指が接触するジェスチャをタッチとして判別する。「ロングタッチ」は、タッチスクリーン2Bに指が一定時間以上触れるジェスチャである。スマートフォン1は、タッチスクリーン2Bに指が一定時間以上接触するジェスチャをロングタッチとして判別する。
「リリース」は、指がタッチスクリーン2Bから離れるジェスチャである。スマートフォン1は、指がタッチスクリーン2Bから離れるジェスチャをリリースとして判別する。「スワイプ」は、指がタッチスクリーン2Bに接触したままで移動するジェスチャである。スマートフォン1は、指がタッチスクリーン2Bに接触したままで移動するジェスチャをスワイプとして判別する。
「タップ」は、タッチに続いてリリースをするジェスチャである。スマートフォン1は、タッチに続いてリリースをするジェスチャをタップとして判別する。「ダブルタップ」は、タッチに続いてリリースをするジェスチャが2回連続するジェスチャである。スマートフォン1は、タッチに続いてリリースをするジェスチャが2回連続するジェスチャをダブルタップとして判別する。
「ロングタップ」は、ロングタッチに続いてリリースをするジェスチャである。スマートフォン1は、ロングタッチに続いてリリースをするジェスチャをロングタップとして判別する。「ドラッグ」は、移動可能なオブジェクトが表示されている領域を始点としてスワイプをするジェスチャである。スマートフォン1は、移動可能なオブジェクトが表示されている領域を始点としてスワイプをするジェスチャをドラッグとして判別する。
「フリック」は、タッチに続いて指が一方方向へ高速で移動しながらリリースするジェスチャである。スマートフォン1は、タッチに続いて指が一方方向へ高速で移動しながらリリースするジェスチャをフリックとして判別する。フリックは、指が画面の上方向へ移動する「上フリック」、指が画面の下方向へ移動する「下フリック」、指が画面の右方向へ移動する「右フリック」、指が画面の左方向へ移動する「左フリック」等を含む。
「ピンチイン」は、複数の指が近付く方向にスワイプするジェスチャである。スマートフォン1は、複数の指が近付く方向にスワイプするジェスチャをピンチインとして判別する。「ピンチアウト」は、複数の指が遠ざかる方向にスワイプするジェスチャである。スマートフォン1は、複数の指が遠ざかる方向にスワイプするジェスチャをピンチアウトとして判別する。
スマートフォン1は、タッチスクリーン2Bを介して判別するこれらのジェスチャに従って動作を行う。このため、利用者にとって直感的で使いやすい操作性が実現される。判別されるジェスチャに従ってスマートフォン1が行う動作は、ディスプレイ2Aに表示されている画面に応じて異なる。以下では、説明を簡単にするために、「タッチスクリーン2Bがジェスチャを検出し、検出されたジェスチャの種別をスマートフォン1がXと判別すること」を、「スマートフォン1がXを検出する」、又は「コントローラがXを検出する」と記載することがある。
図4を参照しながら、ディスプレイ2Aに表示されるホーム画面の例について説明する。図4は、ホーム画面の一例を示している。ホーム画面は、デスクトップ、又は待受画面と呼ばれることもある。ホーム画面は、ディスプレイ2Aに表示される。ホーム画面は、スマートフォン1にインストールされているアプリケーションのうち、どのアプリケーションを実行するかを利用者に選択させる画面である。スマートフォン1は、ホーム画面で選択されたアプリケーションをフォアグランドで実行する。フォアグランドで実行されるアプリケーションの画面は、ディスプレイ2Aに表示される。
スマートフォン1は、ホーム画面にアイコンを配置することができる。図4に示すホーム画面40には、複数のアイコン50が配置されている。それぞれのアイコン50は、スマートフォン1にインストールされているアプリケーションと予め対応付けられている。スマートフォン1は、アイコン50に対するジェスチャを検出すると、そのアイコン50に対応付けられているアプリケーションを実行する。例えば、スマートフォン1は、メールアプリケーションに対応付けられたアイコン50に対するタップが検出されると、メールアプリケーションを実行する。
アイコン50は、画像と文字列を含む。アイコン50は、画像に代えて、記号又は図形を含んでもよい。アイコン50は、画像又は文字列のいずれか一方を含まなくてもよい。アイコン50は、配置パターンに基づいて配置される。アイコン50の背後には、壁紙41が表示される。壁紙は、フォトスクリーン又はバックスクリーンと呼ばれることもある。スマートフォン1は、任意の画像を壁紙41として用いることができる。利用者の設定に従って任意の画像が壁紙41として決定されてもよい。
スマートフォン1は、ホーム画面の数を増減することができる。スマートフォン1は、例えば、ホーム画面の数を利用者による設定に従って決定する。スマートフォン1は、ホーム画面の数が複数であっても、選択された1つをディスプレイ2Aに表示する。
スマートフォン1は、ホーム画面40の上に、1つ又は複数のロケータを表示する。ロケータの数は、ホーム画面の数と一致する。ロケータは、どのホーム画面が現在表示されているかを示す。現在表示されているホーム画面に対応するロケータは、他のロケータと異なる態様で表示される。
図4に示す例では、4つのロケータ51が表示されている。これは、ホーム画面40の数が4つであることを示す。さらに、図4に示す例では、左から2番目のシンボルが他のシンボルと異なる態様で表示されている。これは、現在、左から2番目のホーム画面がディスプレイ2Aに表示されていることを示している。
スマートフォン1は、ホーム画面を表示中にジェスチャを検出すると、ディスプレイ2Aに表示するホーム画面を切り替える。例えば、スマートフォン1は、右フリックを検出すると、ディスプレイ2Aに表示するホーム画面を1つ左のホーム画面に切り替える。例えば、スマートフォン1は、左フリックを検出すると、ディスプレイ2Aに表示するホーム画面を1つ右のホーム画面に切り替える。
ディスプレイ2Aの上端には、領域42が設けられている。領域42には、充電池の残量を示す残量マーク43、及び通信用の電波の電界強度を示す電波レベルマーク44が表示される。スマートフォン1は、領域42に、時刻、天気、実行中のアプリケーション、通信システムの種別、電話のステータス、装置のモード、装置に生じたイベント等を表示してもよい。このように、領域42は、利用者に対して各種の通知を行うために用いられる。領域42は、ホーム画面40以外の画面でも設けられることがある。領域42が設けられる位置は、ディスプレイ2Aの上端に限定されない。
図4に示したホーム画面40は、一例であり、各種の要素の形態、各種の要素の配置、ホーム画面40の数、及びホーム画面40での各種の操作の仕方等は上記の説明の通りでなくてもよい。
図5及び図6を参照しながら、ディスプレイ2Aに表示されるロック画面の例について説明する。図5及び図6は、ロック画面の一例を示す図である。スマートフォン1は、図4に示すホーム画面40の他に、図5及び図6に示すロック画面60をディスプレイ2Aに表示する。ロック画面60は、利用者の誤操作の防止およびセキュリティの観点から、ロック状態の解除操作を含む特定の操作のみを受け付けるのが一般的である。これに対して、本実施形態では、ロック画面60が表示されている状態での利用方法を広げる趣旨から、ディスプレイ2Aにロック画面60を表示させるための操作およびロック状態を解除するためのロック解除操作などの特定の操作以外にも種々の操作を受け付ける。以下、説明の便宜上、ディスプレイ2Aにロック画面60が表示されている状態を「ロック状態」と表記する場合がある。
図5に示すロック画面60には、蜂のモデルの画像61を含むオブジェクト61a、蜂のモデルの画像61を含むオブジェクト61b、および蜂のモデルの画像61を含むオブジェクト61cが表示される。オブジェクト61aは、画像61と、ロック状態を解除する機能に対応するアイコン50aとを含む。オブジェクト61bは、画像61と、WEBブラウジング機能を提供するブラウザアプリケーションに対応するアイコン50bを含む。オブジェクト61cは、画像61と、写真撮影機能を提供するカメラアプリケーションに対応するアイコン50cを含む。画像61を含むオブジェクト61aは、第1のオブジェクトの一例である。画像61を含むオブジェクト61b、および画像61を含むオブジェクト61cは、第2のオブジェクトの一例である。
ロック画面60に表示されるオブジェクト61a、オブジェクト61bおよびオブジェクト61cは、図6のステップS1及びステップS2に示すように、ディスプレイ2Aにロック画面60が表示されている間、ロック画面60をランダムに移動する。例えば、オブジェクト61a〜61cは、ロック画面60の端まで到達した場合には、折り返して反対方向に移動する。あるいは、オブジェクト61a〜61cは、ロック画面60の端まで到達した場合には、ロック画面60の端に吸い込まれるように消えて、再び、ロック画面の60の他の端から出現して移動する。図5は、オブジェクト61a〜61cの3つのオブジェクトがロック画面60に表示される例を示しているが、ロック画面60に表示されるオブジェクトの数は、図5及び図6に示す例に限定されない。
図7は、スマートフォン1の構成を示すブロック図である。スマートフォン1は、タッチスクリーンディスプレイ2と、ボタン3と、照度センサ4と、近接センサ5と、通信ユニット6と、レシーバ7と、マイク8と、ストレージ9と、コントローラ10と、スピーカ11と、カメラ12及び13と、コネクタ14と、加速度センサ15と、方位センサ16と、ジャイロスコープ17とを有する。
タッチスクリーンディスプレイ2は、上述したように、ディスプレイ2Aと、タッチスクリーン2Bとを有する。ディスプレイ2Aは、文字、画像、記号、又は図形等を表示する。タッチスクリーン2Bは、ジェスチャを検出する。
ボタン3は、利用者によって操作される。ボタン3は、ボタン3A〜ボタン3Fを有する。コントローラ10はボタン3と協働することによってボタン3に対する操作を検出する。ボタン3に対する操作は、例えば、クリック、ダブルクリック、トリプルクリック、プッシュ、及びマルチプッシュである。
ボタン3A〜3Cは、例えば、ホームボタン、バックボタン、又はメニューボタンである。ボタン3Dは、例えば、スマートフォン1のパワーオン/オフボタンである。ボタン3Dは、スリープ/スリープ解除ボタンを兼ねてもよい。ボタン3E及び3Fは、例えば、音量ボタンである。
照度センサ4は、照度を検出する。照度は、光の強さ、明るさ、又は輝度を示す。照度センサ4は、例えば、ディスプレイ2Aの輝度の調整に用いられる。近接センサ5は、近隣の物体の存在を非接触で検出する。近接センサ5は、例えば、タッチスクリーンディスプレイ2が顔に近付けられたことを検出する。照度センサ4及び近接センサ5は、一つのセンサとして構成されていてもよい。
通信ユニット6は、無線により通信する。通信ユニット6によって行われる通信方式は、無線通信規格である。無線通信規格として、例えば、2G、3G、4G等のセルラーフォンの通信規格がある。セルラーフォンの通信規格として、例えば、LTE(Long Term Evolution)、W−CDMA(Wideband Code Division Multiple Access)、CDMA2000、PDC(Personal Digital Cellular)、GSM(登録商標)(Global System for Mobile Communications)、PHS(Personal Handy−phone System)等がある。無線通信規格として、例えば、WiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)、IEEE802.11、Bluetooth(登録商標)、IrDA(Infrared Data Association)、NFC(Near Field Communication)等がある。通信ユニット6は、上述した通信規格の1つ又は複数をサポートしていてもよい。
レシーバ7及びスピーカ11は、コントローラ10から送信される音声信号を音声として出力する。レシーバ7は、例えば、通話時に相手の声を出力するために用いられる。スピーカ11は、例えば、着信音及び音楽を出力するために用いられる。レシーバ7及びスピーカ11の一方が、他方の機能を兼ねてもよい。マイク8は、利用者等の音声を音声信号へ変換してコントローラ10へ送信する。
ストレージ9は、プログラム及びデータを記憶する。ストレージ9は、コントローラ10の処理結果を一時的に記憶する作業領域としても利用される。ストレージ9は、半導体記憶デバイス、及び磁気記憶デバイス等の任意の非一過的(non−transitory)な記憶デバイスを含んでよい。ストレージ9は、複数の種類の記憶デバイスを含んでよい。ストレージ9は、メモリカード、光ディスク、又は光磁気ディスク等の可搬の記憶媒体と、記憶媒体の読み取り装置との組み合わせを含んでよい。
ストレージ9に記憶されるプログラムには、フォアグランド又はバックグランドで実行されるアプリケーションと、アプリケーションの動作を支援する制御プログラムとが含まれる。アプリケーションは、例えば、ディスプレイ2Aに画面を表示させ、タッチスクリーン2Bによって検出されるジェスチャに応じた処理をコントローラ10に実行させる。制御プログラムは、例えば、OSである。アプリケーション及び制御プログラムは、通信ユニット6による無線通信又は非一過的な記憶媒体を介してストレージ9にインストールされてもよい。
ストレージ9は、例えば、制御プログラム9A、メールアプリケーション9B、ブラウザアプリケーション9C、カメラアプリケーション9D、使用状況データ9Y、及び設定データ9Zを記憶する。メールアプリケーション9Bは、電子メール機能を提供する。電子メール機能は、例えば、電子メールの作成、送信、受信、及び表示等を可能にする。ブラウザアプリケーション9Cは、WEBブラウジング機能を提供する。WEBブラウジング機能は、例えば、WEBページの表示、及びブックマークの編集等を可能にする。使用状況データ9Yは、スマートフォン1にインストールされているアプリケーションの使用状況に関する情報を含む。例えば、使用状況データ9Yは、画面、行、列、画像、名前、インストール日時、使用回数、及び最終使用日時等の項目を有し、スマートフォン1にインストールされているアプリケーション毎にデータを保持する。設定データ9Zは、スマートフォン1の動作に関する各種の設定に関する情報を含む。ストレージ9は、アプリケーションごとに、例えば、1日あたりの使用回数の平均値を記憶する。
制御プログラム9Aは、スマートフォン1を稼働させるための各種制御に関する機能を提供する。制御プログラム9Aは、例えば、通信ユニット6、レシーバ7、及びマイク8等を制御することによって、通話を実現させる。制御プログラム9Aが提供する機能には、ディスプレイ2Aにロック画面60を表示させる機能が含まれる。さらに、制御プログラム9Aが提供する機能には、ロック画面60の上を移動する第1のオブジェクトに対するタッチジェスチャが検出された場合に、ロック状態を解除する機能が含まれる。さらに、制御プログラム9Aが提供する機能には、ロック画面60の上を移動する第2のオブジェクトに対するタッチジェスチャが検出された場合に、第2のオブジェクトに対応付けられたアプリケーションを実行する機能が含まれる。制御プログラム9Aが提供する機能は、メールアプリケーション9B等の他のプログラムが提供する機能と組み合わせて利用されることがある。
コントローラ10は、演算回路である。演算回路は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、SoC(System−on−a−chip)、MCU(Micro Control Unit)、又はFPGA(Field−Programmable Gate Array)である。コントローラ10は、スマートフォン1の動作を統括的に制御して各種の機能を実現する。
具体的には、コントローラ10は、ストレージ9に記憶されているデータを必要に応じて参照しつつ、ストレージ9に記憶されているプログラムに含まれる命令を実行する。そして、コントローラ10は、データ及び命令に応じて機能部を制御し、それによって各種機能を実現する。コントローラ10は、検出部の検出結果に応じて、制御を変更することがある。機能部は、ディスプレイ2A、通信ユニット6、マイク8、及びスピーカ11を含むが、これらに限定されない。検出部は、タッチスクリーン2B、ボタン3、照度センサ4、近接センサ5、レシーバ7、カメラ12、カメラ13、加速度センサ15、方位センサ16、及びジャイロスコープ17を含むがこれらに限定されない。
コントローラ10は、例えば、制御プログラム9Aを実行することにより、ロック画面60の上を移動する第1のオブジェクトに対するタッチジェスチャの検出を契機として、ロック状態を解除する。あるいは、コントローラ10は、制御プログラム9Aを実行することにより、ロック画面60の上を移動する第2のオブジェクトに対するタッチジェスチャの検出を契機として、第2のオブジェクトに対応付けられているアプリケーションを実行する。
カメラ12は、フロントフェイス1Aに面している物体を撮影するインカメラである。カメラ13は、バックフェイス1Bに面している物体を撮影するアウトカメラである。
コネクタ14は、他の装置が接続される端子である。コネクタ14は、USB(Universal Serial Bus)、HDMI(High−Definition Multimedia Interface)(登録商標)、ライトピーク(サンダーボルト(登録商標))、イヤホンマイクコネクタのような汎用的な端子であってもよい。コネクタ14は、Dockコネクタのような専用の端子でもよい。コネクタ14に接続される装置は、例えば、外部ストレージ、スピーカ、及び通信装置である。
加速度センサ15は、スマートフォン1に働く加速度の方向及び大きさを検出する。方位センサ16は、地磁気の向きを検出する。ジャイロスコープ17は、スマートフォン1の角度及び角速度を検出する。加速度センサ15、方位センサ16及びジャイロスコープ17の検出結果は、スマートフォン1の位置及び姿勢の変化を検出するために、組み合わせて利用される。
図7においてストレージ9が記憶するプログラムの一部又は全部は、通信ユニット6による無線通信で他の装置からダウンロードされてもよい。図7においてストレージ9が記憶するプログラムの一部又は全部は、ストレージ9に含まれる読み取り装置が読み取り可能な非一過的な記憶媒体に記憶されていてもよい。図7においてストレージ9が記憶するプログラムの一部又は全部は、コネクタ14に接続される読み取り装置が読み取り可能な非一過的な記憶媒体に記憶されていてもよい。非一過的な記憶媒体は、例えば、CD(登録商標)、DVD(登録商標)、Blu−ray(登録商標)等の光ディスク、光磁気ディスク、又はメモリカードである。
図7に示したスマートフォン1の構成は一例であり、本出願の要旨を損なわない範囲において適宜変更してよい。例えば、ボタン3の数と種類は図7の例に限定されない。スマートフォン1は、画面に関する操作のためのボタンとして、ボタン3A〜3Cに代えて、テンキー配列又はQWERTY配列等のボタンを備えていてもよい。スマートフォン1は、画面に関する操作のために、ボタンを1つだけ備えてよいし、ボタンを備えなくてもよい。図7に示した例では、スマートフォン1が2つのカメラを備えるが、スマートフォン1は、1つのカメラのみを備えてもよいし、カメラを備えなくてもよい。図7に示した例では、スマートフォン1が位置及び姿勢を検出するために3種類のセンサを備えるが、スマートフォン1は、このうちいくつかのセンサを備えなくてもよい。あるいは、スマートフォン1は、位置及び姿勢の少なくとも一つを検出するための他の種類のセンサを備えてもよい。
図8〜図10を参照しながら、制御プログラム9Aが提供する機能に基づく制御の例について説明する。制御プログラム9Aが提供する機能には、ロック画面60の上を移動する第1のオブジェクトに対するタッチジェスチャの検出を契機としてロック状態を解除する機能、あるいは、ロック画面60の上を移動する第2のオブジェクトに対するタッチジェスチャの検出を契機として、第2のオブジェクトに対応付けられているアプリケーションを実行する機能が含まれる。
図8は、ロック画面60を表示させているロック状態で、タッチスクリーン2Bによりオブジェクトに対するタッチジェスチャが検出された場合の制御の例を示している。図8に示すステップS11〜ステップS12は、ロック状態が解除され、ロック画面60がホーム画面40に切り替わる様子を示している。
ステップS11では、オブジェクト61a〜61cを含むロック画面60が表示されているロック状態を示している。ステップS11では、利用者の指により、ロック画面60を移動するオブジェクト61aに対するタッチが行われた状態を示している。スマートフォン1は、タッチスクリーン2Bの検出結果を取得し、検出結果からオブジェクト61aに対するタッチが検出されると、オブジェクト61aに含まれるアイコン50aに対応付けられているロック解除の機能を実行し、ロック状態を解除する。ロック状態の解除後、スマートフォン1は、ステップS12に示すように、ディスプレイ2Aにホーム画面40を表示する。
図9は、ロック画面60を表示させているロック状態で、タッチスクリーン2Bによりオブジェクトに対するタッチジェスチャが検出された場合の制御の他の例を示している。図9に示すステップS21〜ステップS22は、ロック画面60がWEBブラウザの画面70に切り替わる様子を示している。
ステップS21では、オブジェクト61a〜61cを含むロック画面60が表示されているロック状態を示している。ステップS21では、利用者の指により、ロック画面60を移動するオブジェクト61bに対するタッチが行われた状態を示している。スマートフォン1は、タッチスクリーン2Bの検出結果を取得し、検出結果からオブジェクト61bに対するタッチが検出されると、オブジェクト61bに含まれるアイコン50bに対応付けられているブラウザアプリケーション9Cを実行する。続いて、スマートフォン1は、ステップS22に示すように、ディスプレイ2AにWEBブラウザの画面70を表示する。スマートフォン1は、ロック状態を維持したままオブジェクト61bに対応付けられているブラウザアプリケーション9Cを実行してもよい。すなわち、スマートフォン1は、ブラウザアプリケーション9Cを実行した後、再びロック状態に戻ってもよい。あるいは、スマートフォン1は、ロック状態を解除してオブジェクト61bに対応付けられているブラウザアプリケーション9Cを実行してもよい。すなわち、スマートフォン1は、ブラウザアプリケーション9Cを実行した後、ホーム画面40をディスプレイ2Aに表示させて、他のアプリケーションを実行できる状態にしてもよい。
図8に示す場合では、スマートフォン1は、ロック画面60の上を移動する第1のオブジェクトに対するタッチジェスチャに応じて、ロック画面が表示されるロック状態を解除する。このようなことから、本実施形態によれば、ロック解除操作の操作性を向上させることができる。図9に示す場合では、スマートフォン1は、ロック画面60の上を移動する第2のオブジェクトに対するタッチジェスチャに応じて、第2のオブジェクトに対応付けられたアプリケーションを実行する。このとき、スマートフォン1は、ロック状態を解除して第2のオブジェクトに対応付けられたアプリケーションを実行する。このようなことから、本実施形態によれば、ロック状態の解除とアプリケーションの実行を同時に行うことができ、ロック解除操作の操作性をさらに向上できる。
図8及び図9に示す場合では、スマートフォン1が、第1のオブジェクト又は第2のオブジェクトに対するタッチジェスチャとしてタッチを検出する制御の例を説明したが、これには限定されない。例えば、スマートフォン1は、第1のオブジェクト又は第2のオブジェクトに対するタッチジェスチャとして、ロングタッチ、タップ、ダブルタップまたはフリックを検出してもよい。あるいは、スマートフォン1は、第1のオブジェクト又は第2のオブジェクトに対するタッチジェスチャとして、第1のオブジェクト又は第2のオブジェクトに追随するスワイプを検出してもよい。例えば、スマートフォン1は、第1のオブジェクトの一例であるオブジェクト61aがロック画面60の上を移動した軌跡に対するスワイプの検出を契機として、オブジェクト61aに対応付けられているロック解除の機能を実行してもよい。あるいは、スマートフォン1は、第2のオブジェクトの一例であるオブジェクト61bがロック画面60の上を移動した軌跡に対するスワイプの検出を契機として、WEBブラウザを実行してもよい。
制御プログラム9Aが提供する機能には、アプリケーションの使用頻度またはアプリケーションに発生したイベントに応じて、ロック画面60に表示されるオブジェクトの大きさ、移動速度、出現頻度、出現期間、接触検出領域、及び移動パターンの少なくとも1つを変更する機能が含まれる。図10を参照しつつ、アプリケーションの使用頻度に応じて、ロック画面60に表示されるオブジェクトの移動速度およびオブジェクトに含まれるアイコンの大きさを変更する制御の例を説明する。図10は、アプリケーションの使用頻度に応じて、ロック画面60に表示されるオブジェクトの移動速度およびオブジェクトに含まれるアイコンの大きさを変更する制御の例を示す図である。
図10に示すロック画面60には、オブジェクト61a〜61cの3つのオブジェクトが表示されている。図10は、この3つのオブジェクトのうち、オブジェクト61bに含まれるアイコン50bに対応するアプリケーションの使用頻度が高い例を示している。使用頻度が高いとは、例えば、1日あたりの使用回数の平均値が、予め設定された閾値を上回っている場合などが考えられる。スマートフォン1は、例えば、毎日、予め設定された時刻に、ストレージ9に記憶されている使用状況データ9Yを取得する。スマートフォン1は、使用状況データ9Yに含まれるアプリケーションごとの使用回数を用いて、アプリケーションごとに、1日あたりの使用回数の平均値を算出する。スマートフォン1は、ストレージ9に記憶されているアプリケーションごとの1日あたりの使用回数の平均値を更新する。
スマートフォン1は、ディスプレイ2Aにロック画面60を表示する場合、ストレージ9からアプリケーションごとの使用頻度を取得する。スマートフォン1は、使用頻度の高いアプリケーションがある場合、このアプリケーションが対応付けられたオブジェクトをロック画面に表示する際に、例えば、オブジェクトの移動速度およびオブジェクトに含まれるアイコンの大きさを変更する。図10に示すように、スマートフォン1は、オブジェクト61bに対応するアプリケーション使用頻度が高い場合、つまり、使用回数の平均値が閾値を上回っている場合に、オブジェクト61aおよびオブジェクト61cよりも、オブジェクト61bの移動速度を遅くする。さらに、スマートフォン1は、オブジェクト61aに含まれるアイコン50aおよびオブジェクト61cに含まれるアイコン50cよりも、オブジェクト61bに含まれるアイコン50bを大きくする。
図10に示すように、スマートフォン1は、アプリケーションの使用頻度に応じて、ロック画面60に表示されるオブジェクトの大きさおよび移動速度を変更する。これにより、利用者は、例えば、使用頻度の高いアプリケーションほど容易に操作できる。
図10に示す場合では、スマートフォン1は、使用頻度が高いアプリケーションについて、オブジェクトの移動速度およびアイコンの大きさを変更する例を説明したが、これには限定されない。例えば、スマートフォン1は、使用頻度が高いアプリケーションについて、オブジェクトの移動速度またはアプリケーションに対応するアイコンの大きさのいずれか一方を変更してもよい。例えば、スマートフォン1は、閾値を複数設けて、使用頻度に応じて、オブジェクトの移動速度およびオブジェクトの大きさの少なくとも一方を段階的に変更してもよい。例えば、スマートフォン1は、使用頻度に比例して、オブジェクトの移動速度およびオブジェクトの大きさの少なくとも一方を変更してもよい。
図10に示す場合では、スマートフォン1は、使用頻度が高いアプリケーションに対応するオブジェクトの移動速度およびアイコンの大きさを変更する例を説明したが、これには限定されない。例えば、スマートフォン1は、アプリケーションの使用頻度に応じて、使用頻度が高いものほど移動速度が遅くなるように、それぞれのオブジェクトの移動速度を、他のオブジェクトとの間で相対的に変更してもよい。あるいは、スマートフォン1は、アプリケーションの使用頻度に応じて、使用頻度が高いものほどアイコンの大きさが大きくなるように、それぞれのオブジェクトに含まれるアイコンの大きさを、他のオブジェクトとの間で相対的に変更してもよい。
図10に示す場合では、スマートフォン1は、使用頻度が高いアプリケーションに対応するアイコンの大きさを変更する場合を説明したが、これには限定されない。例えば、スマートフォン1は、アイコンの大きさを変えずに、蜂のモデルの画像61の大きさを変更してもよい。あるいは、スマートフォン1は、アイコンの大きさ、および画像61の大きさの両方を変更してもよい。
図10に示す場合において、スマートフォン1は、オブジェクトの出現頻度、出現期間、接触検出領域、または移動パターンを変更してもよい。以下に説明する制御により、利用者は、使用頻度が高いアプリケーションを相対的に実行し易くなる。例えば、スマートフォン1は、使用頻度が高いアプリケーションに対応するオブジェクトは頻繁にロック画面60上に出現し、使用頻度が高いアプリケーションに対応するオブジェクトは滅多にロック画面60上に出現しないように制御を実行してもよい。
出現頻度および出現期間を変更する場合、スマートフォン1は、例えば、使用頻度が高いアプリケーションに対応するオブジェクトはロック画面60内に長時間留まり、使用頻度が高いアプリケーションに対応するオブジェクトは短時間でロック画面60外へ消える制御を実行してもよい。
接触検出領域を変更する場合、スマートフォン1は、例えば、使用頻度が高いアプリケーションに対応するオブジェクトについては、このオブジェクトに対するタッチジェスチャが検出される領域を広くする制御を実行してもよい。
移動パターンを変更する場合、スマートフォン1は、使用頻度が高いアプリケーションに対応するオブジェクトは規則的な移動パターンで移動させる制御を実行してもよい。スマートフォン1は、例えば、使用頻度が高いアプリケーションに対応するオブジェクトをロック画面60上で円を描くように移動させてもよい。スマートフォン1は、例えば、使用頻度が高いアプリケーションに対応するオブジェクトを、一定時間のホバリングと移動を繰り返すようにロック画面60上を移動させてもよい。一方で、スマートフォン1は、使用頻度が低いアプリケーションに対応するオブジェクトはロック画面60上で不規則に移動させる制御を実行してもよい。
図10に示す場合では、スマートフォン1は、アプリケーションの使用頻度として、1日あたりの使用回数の平均値を用いる場合を説明したが、これには限定されない。例えば、スマートフォン1は、使用頻度に代えて、アプリケーションの使用回数の累積値、アプリケーションの使用回数を正規化した値、最後に使用されてからの経過時間等の使用状況に関する他の指標を用いてもよい。
図10に示す場合では、スマートフォン1は、アプリケーションの使用頻度に応じて、対応するオブジェクトの表示態様を変更する例を説明したが、これには限定されない。例えば、スマートフォン1は、アプリケーションに発生したイベント、例えば、メールの受信、電話の着信、スケジュールに登録された予定などに応じて、対応するオブジェクトの表示態様を変更してもよい。これにより、利用者は、例えば、イベントの発生したアプリケーションを容易に操作できる。図11に、アプリケーションに発生したイベントに応じた表示態様の変更例を示す。
図11に示すように、スマートフォン1は、例えば、電話の着信があった場合に、通話のためのアプリケーションに対応付けられたオブジェクトの移動速度を遅くし、通話のためのアプリケーションに対応するアイコンの大きさを大きくしてもよい。スマートフォン1は、不在着信があった場合にも、図11に示すような表示態様に変更してもよい。図11に示す場合のほか、スマートフォン1は、例えば、メールの受信があった場合に、メールプログラム9Bに対応付けられたオブジェクトの移動速度を遅くし、メールプログラム9Bに対応するアイコンの大きさを大きくしてもよい。スマートフォン1は、例えば、スケジュールに登録された予定の時刻が迫った場合に、スケジュール管理のためのアプリケーションに対応付けられたオブジェクトの移動速度を遅くし、スケジュール機能に対応するアイコンの大きさを大きくしてもよい。スマートフォン1は、アプリケーションに発生したイベントに応じて、図10に示す場合と同様に、オブジェクトの出現頻度、出現期間、接触検出領域、または移動パターンを変更してもよい。
図12を参照しながら、制御プログラム9Aが提供する機能に基づく制御の処理手順の例について説明する。図12は、タッチスクリーン2Bにより検出されるオブジェクトに対するタッチジェスチャに応じて、オブジェクトに対応付けられた処理を実行する処理手順を示している。図12に示す処理手順は、コントローラ10が、制御プログラム9Aを実行することによって実現される。図12に示す処理手順は、ロック状態の継続中、コントローラ10によって繰り返し実行される。
図12に示すように、コントローラ10は、ステップS101として、オブジェクトの表示態様を更新する。例えば、コントローラ10は、使用頻度が高いアプリケーションに対応するオブジェクトの移動速度およびアイコンの大きさを変更したり、オブジェクトの出現頻度、出現期間、接触検出領域、または移動パターンを変更したりする。
続いて、コントローラ10は、ステップS102として、タッチスクリーンの検出結果を取得する。続いて、コントローラ10は、ステップS103として、ロック画面60に表示されているオブジェクトに対するタッチジェスチャが検出されたか否かを判定する。例えば、コントローラ10は、タッチスクリーン2Bの検出結果から、ロック画面60に表示されたオブジェクトに対するタッチが検出されたかどうかを判定する。
コントローラ10は、判定の結果、タッチジェスチャが検出された場合には(ステップS103,Yes)、ステップS104として、オブジェクトに対応付けられた処理を実行する。コントローラ10は、タッチスクリーン2Bの検出結果から、例えば、図8に示すオブジェクト61aに対するタッチが検出されると、オブジェクト61aに対応付けられているロック解除の機能を実行し、ロック状態を解除する。また、コントローラ10は、例えば、図9に示すオブジェクト61bに対するタッチが検出されると、オブジェクト61bに対応付けられているWEBブラウザを実行する。
これとは反対に、コントローラ10は、判定の結果、タッチジェスチャが検出されなかった場合には(ステップS103,No)、そのまま処理を終了する。
添付の請求項に係る技術を完全かつ明瞭に開示するために特徴的な実施形態に関し記載してきた。しかし、添付の請求項は、上記実施形態に限定されるべきものでなく、本明細書に示した基礎的事項の範囲内で当該技術分野の当業者が創作しうるすべての変形例及び代替可能な構成により具現化されるべきである。
例えば、図7に示した各プログラムは、複数のモジュールに分割されていてもよい。あるいは、図7に示した各プログラムは、他のプログラムと結合されていてもよい。
上記の実施形態では、タッチスクリーンを備える装置の一例として、スマートフォンについて説明したが、添付の請求項に係る装置は、スマートフォンに限定されない。添付の請求項に係る装置は、スマートフォン以外の携帯電子機器であってもよい。携帯電子機器は、例えば、モバイルフォン、タブレット、携帯型パソコン、デジタルカメラ、メディアプレイヤ、電子書籍リーダ、ナビゲータ、及びゲーム機である。あるいは、添付の請求項に係る装置は、据え置き型の電子機器であってもよい。据え置き型の電子機器は、例えば、デスクトップパソコン、及びテレビ受像器である。
1 スマートフォン
2 タッチスクリーンディスプレイ
2A ディスプレイ
2B タッチスクリーン
3 ボタン
4 照度センサ
5 近接センサ
6 通信ユニット
7 レシーバ
8 マイク
9 ストレージ
9A 制御プログラム
9B メールアプリケーション
9C ブラウザアプリケーション
9Y 使用状況データ
9Z 設定データ
10 コントローラ
11 スピーカ
12、13 カメラ
14 コネクタ
15 加速度センサ
16 方位センサ
17 ジャイロスコープ
20 ハウジング

Claims (7)

  1. ロック画面および該ロック画面上を移動する第1のオブジェクトを表示するタッチスクリーンディスプレイと、
    前記第1のオブジェクトに対するタッチジェスチャが前記タッチスクリーンディスプレイによって検出された場合に、前記ロック画面が表示されるロック状態を解除するコントローラと
    を備える装置。
  2. 前記タッチスクリーンディスプレイは、アプリケーションに対応付けられ、前記ロック画面上を移動する第2のオブジェクトをさらに表示し、
    前記コントローラは、前記第2のオブジェクトに対するタッチジェスチャが前記タッチスクリーンディスプレイによって検出された場合に、前記第2のオブジェクトに対応付けられたアプリケーションを実行する請求項1に記載の装置。
  3. 前記タッチスクリーンディスプレイは、アプリケーションの使用頻度に応じて、前記第2のオブジェクトを表示する際の大きさ、移動速度、出現頻度、出現期間、接触検出領域、及び移動パターンの少なくとも1つを変更する請求項2に記載の装置。
  4. 前記タッチスクリーンディスプレイは、アプリケーションに発生したイベントに応じて、前記第2のオブジェクトを表示する際の大きさ、移動速度、出現頻度、出現期間、接触検出領域、及び移動パターンの少なくとも1つを変更する請求項2に記載の装置。
  5. 前記コントローラは、前記第1のオブジェクトの移動に追随するタッチジェスチャが前記タッチスクリーンディスプレイによって検出された場合に、前記ロック状態を解除し、前記第2のオブジェクトの移動に追随するタッチジェスチャが前記タッチスクリーンディスプレイによって検出された場合に、前記第2のオブジェクトに対応付けられたアプリケーションを実行する請求項3に記載の装置。
  6. タッチスクリーンディスプレイを備える装置を制御する方法であって、
    ロック画面および該ロック画面上を移動する第1のオブジェクトをタッチスクリーンディスプレイに表示させるステップと、
    前記第1のオブジェクトに対するタッチジェスチャが前記タッチスクリーンディスプレイによって検出された場合に、前記ロック画面が表示されるロック状態を解除するステップと
    を含む方法。
  7. タッチスクリーンディスプレイを備える装置に、
    ロック画面および該ロック画面上を移動する第1のオブジェクトをタッチスクリーンディスプレイに表示させるステップと、
    前記第1のオブジェクトに対するタッチジェスチャが前記タッチスクリーンディスプレイによって検出された場合に、前記ロック画面が表示されるロック状態を解除するステップと
    を実行させるプログラム。
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