JP4242608B2 - ペットをつなぐ柱 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、柱にペットをつなぐに適した柱である。
【0002】
【従来の技術】
従来、買物や散歩等の途中でペットをつなぐ時、近くのガードレールや樹木等を利用して、柱状部の先端からペットリードの輪状部をかけることでつないだり、ペットリードを巻きつけたうえでペットリード自体を結んでいた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
これまでには、次のような欠点があった。
(イ)輪状部をかける場合は、ペットリードの長さを調整することができない。これにより、ペットの行動範囲が広く通行人等の第3者に迷惑がかかった。
(ロ)ペットリードの長さを短くするために結ぶ方法の場合、片手で結ぶことはもちろん、片手で解くことすら難しかった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
柱に、軸の先端に止めを有するフック部材を上下に2ヶ所以上設けて、そのフック部材が伸縮可能な仕組みをもつ柱を、基礎に固定する。
本発明は、以上のような構成によりなる、ペットをつなぐ柱である。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例について説明する。
(イ)図1に示すように、柱(1)の上下2ヶ所にフック部材を取り付ける。
具体的には、図2及び図3で示すように、上下2ヶ所にボルト(12)の通る穴の開いた鉄板(10)と、鉄板(10)の穴の上下間より小さい磁石(11)を、両面テープ等で張り合わせ、その鉄板(10)の穴からボルト(12)を上下穴に通す。次に、柱(1)の外側からボルト(12)が通る太さでボルト(12)より少し短い筒状の軸(9)を、柱(1)の上下の筒状の軸(9)が入る大きさの各穴に少し差し込み、その差し込んだ柱(1)の内側から、前記のボルト(12)を差し込んだ鉄板(10)を入れ、上下の筒状の軸(9)に上下の各ボルト(12)を、外側に向けて通す。各筒状の軸(9)より少し突出した各ボルト(12)に、筒状の軸(9)の口径より小さいがボルト(12)の口径より広い穴の開いた止め(8)を入れて、ナット(7)を締める。その際、ナット(7)が緩まないように、点付け溶接を行うか、少し突出したボルト(12)のネジヤマ部分を少し潰して、ナット(7)が外れないようにして、その上から止め(8)より大きい安全ゴムキャップ(6)を、止め(8)にかぶせる。
(ロ)柱(1)にフック部材を付けたら、柱(1)の上部に防錆と安全の為、キャップ(2)を付ける。
(ハ)図4で示したように、柱(1)の口径より若干小さい外径の挿入部材を有する基礎(3)の取り付けは、地盤の良いコンクリート等の床の部分に、基礎(3)のアンカー用の穴の位置に一致するように、ドリル等で4ヶ所穴を開ける。そして、アンカー(4)を打ち込み、基礎(3)が垂直になるよう打ち込んだアンカー(4)に、勾配用調整プレート(14)を入れてから、基礎(3)を上から落として、アンカー(4)付属のナットを締める。
(ニ)基礎(3)と柱(1)の装着は、図4及び図5で示したように基礎(3)が全部かくれ、内径が柱(1)より少し大きいカバー(15)を先に柱(1)の下側から装着し、上に持ち上げておく。次に基礎(3)の上に柱(1)を装着し、固定ボルト(5)の穴を合わせ、固定ボルト(5)を貫通させ、付属のナットで固定する。前記カバー(15)を上から落とし完成である。以上の固定機構は、限定されるものではない。
本発明は以上の構成よりなり、以下のように使用する。
(ホ)図6は、フック部材の軸(9)部の伸縮を示したものである。
鉄板(10)に付けた磁石(11)が、柱(1)の内側間をくっつき合い、その結果柱(1)より突出したフック部材が伸縮する。
(ヘ)図7は、ペットリードの巻き方の一例を示したものである。
ペットリードの輪状部を、上下いずれかの止め(8)部分に掛け(図8参照)、軸(9)部分まで輪状部を挿入したら、そのままフック部材の上下間でペットリードを巻きつけ長さを調整する。
尚、ペットが動いてもペットリードが止め(8)部分で止まるので、ペットリードが、外れることはない。
以上、巻き方はこれに限らず長さ調整できる。
(ト)図8は、止め(8)部のペットリードの掛け方の説明である。
以下、手順を説明する。
A、止め(8)のガイドノーズ(16a)に、ペットリードの輪状部を掛ける。
B、輪状部を回し、次のガイドノーズ(16b)をかわす。
C、次のガイドノーズ(16c)の先端の延長線上位置まで、ペットリードの輪状部の付け根部分を回し込む。この際、若干押し掛けにすると止め(8)の輪郭がガイドとなり、簡単に止め(8)を通加させることができる。
D、そのまま輪状部が、軸(9)の方へ落ちて引っ掛け完了である。
(チ)図9は、止め(8)部の応用型でこの形でもよい。
この形もガイドノーズ(16)にペットリードの輪状部を掛け、その輪状部をA角→B角→C角→D角の順にかわし、輪状部を軸(9)の方へ押し込むと輪状部が軸(9)に落ちて、引っ掛け完了となりペットリードを上下間の軸(9)に巻き付け、長さ調整して使用する。
(リ)図10は、止め(8)部の応用型でこの形でもよい。
この形もペットリードの輪状部をガイドノーズ(16)に掛け、そのまま輪郭に沿って輪状部を回し、一周したら軸(9)の方へ輪状部を押し込み引っ掛け完了となり、ペットリードを上下間の軸(9)に巻き付け、長さ調整して使用する。
(ヌ)図11は、請求項4記載の止め(8)部の応用型である。
この形は、ペットリードの輪状部をガイドノーズ(16)で掛け、次第に幅の広くなっていくガイドライン(17)に沿って輪状部をおろしていき、輪状部の先端が止め(8)部の裏側の軸(9)についたら、輪状部のつけ根部分を軸(9)の方に押し込んで引っ掛け完了となり、ペットリードを上下間の軸(9)に巻き付け、長さ調整して使用する。
以上の止め(8)部材の形は、限定されるものではない。
【0006】
【発明の効果】
(イ)フック部材間でペットリードを巻き付ければ、結ばずに長さの調整が容易にでき、ペットの行動範囲も限定できる。
(ロ)柱のフック部材間にペットリードをつなぐ際、巻き付けることも解くことも、片手だけで容易に行える。
(ハ)上下のフック部材が柱の中に伸縮することにより、使用時は伸ばすことはもちろん、未使用時は縮ませることで通行人等の第3者に対して、安全である。
(ニ)フック部材の止め部分にガイドノーズがあることで、これにペットリードの輪状部を引っ掛け、輪状部を片手で操作するだけでガードレール等の大きな止めに対して、両手で輪状部を広げることなく容易に通すことができる。
(ホ)柱を所定の位置に設置すれば、第3者等も容易にペットの存在を確認できる。尚、等間隔に設置すれば、ペット間の不詳時も激減する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の斜視図である。
【図2】 本発明の一部を切り欠いた構造図である。
【図3】 本発明のフック部分の構造図である。
【図4】 本発明の基礎部分の構造図である。
【図5】 本発明の基礎にカバーの付いた基礎完成図である。
【図6】 本発明のフック部材の伸縮工程の構造図である。
【図7】 本発明の実施の一例である。
【図8】 本発明の止め部、引っ掛け方法である。(A→B→C→D)
【図9】 本発明の止め部分の応用型である。
【図10】 本発明の止め部分の応用型である。
【図11】 本発明の請求項4記載の、止め部分の応用型である。
【符号の説明】
1 柱
2 キャップ
3 基礎
4 アンカー
5 固定ボルト
6 安全ゴムキャップ
7 ナット
8 止め
9 軸
10 鉄板
11 磁石
12 ボルト
13 ナット
14 勾配用調整プレート
15 カバー
16;16a;16b;16c ガイドノーズ
17 ガイドライン
Claims (3)
- 柱本体と、柱本体を地面や床に固定する固定機構と、前記柱本体の側面の上下位置に少なくとも2ヶ所以上設けられたフック部材とにより構成され、前記フック部材は、巻き取り用の軸と軸の先端に設けられた止めにより構成され、そのフック部材には、ペットリードの輪状部を着脱可能に取り付けられるとともに、2ヶ所以上の前記フック部材間にペットリードを巻き付けて、そのペットリードの長さを調整できることを特徴とする、ペットをつなぐ柱。
- フック部材の止め部分に、側辺方向に突出したガイドノーズを有することを特徴とする、請求項1に記載のペットをつなぐ柱。
- フック部材の止め部分の任意の一部に、ペットリード輪状部の挿入部が構成され、止め部分を通過させる幅まで次第に幅が広くなるガイドラインを設けたことを特徴とする、請求項1に記載のペットをつなぐ柱。
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