JP4241537B2 - 電動式船外機 - Google Patents

電動式船外機 Download PDF

Info

Publication number
JP4241537B2
JP4241537B2 JP2004218935A JP2004218935A JP4241537B2 JP 4241537 B2 JP4241537 B2 JP 4241537B2 JP 2004218935 A JP2004218935 A JP 2004218935A JP 2004218935 A JP2004218935 A JP 2004218935A JP 4241537 B2 JP4241537 B2 JP 4241537B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
outboard motor
electric
solar cell
motor
battery
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2004218935A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006036026A (ja
Inventor
隆司 清水
卓弥 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Co Ltd
Original Assignee
Suzuki Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Co Ltd filed Critical Suzuki Motor Co Ltd
Priority to JP2004218935A priority Critical patent/JP4241537B2/ja
Publication of JP2006036026A publication Critical patent/JP2006036026A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4241537B2 publication Critical patent/JP4241537B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Photovoltaic Devices (AREA)

Description

本発明は、電動式船外機に関する。
一般に、船外機はその動力源としてガソリン等を用いる内燃機関、いわゆるガソリンエンジン等を用いている。ガソリンエンジンは、燃料系統や吸・排気系統、電気系統、潤滑系統、さらには駆動系統と、構造が複雑であり部品点数も多く、さまざまな問題の原因となる箇所が多く含まれている。
さらに、近年においては環境問題がクローズアップされており、ガソリンや潤滑オイルの漏れ、排気ガスの水中への排出など、ガソリンエンジン搭載の船外機には問題点が多い。そこで、これらの問題点を鑑み、動力源に電動モータを備えた船外機が考案されている(例えば特許文献1参照)。
ところで、電動モータはバッテリによって駆動されるが、船外機は自動車等と異なって給油設備や充電設備のない水上を走行するため、途中でこのバッテリを充電することができない。よって、船外機は出航してから帰港するまでの充分な容量のバッテリを搭載しておかなければならない。また、電動モータの大型化に伴ってその消費電力も大きいため、航続距離を伸ばすためには容量の大きな大型のバッテリを搭載したり、予備のバッテリを搭載したりする必要があるが、重量が嵩んだり、余分なスペースが必要になるなど、特に小型の船舶にとっては好ましいものではない。
上記問題点の解決手段の一つとして、太陽電池を用いてバッテリを充電する技術が周知技術としてあり、その太陽電池の設置場所を示す例としては、例えば太陽電池を船体側に設置したものや(例えば特許文献2参照)、船外機の外形を構成するカバーの表面に太陽電池を設置したもの(例えば特許文献3参照)等がある。
特開昭59−45296号公報 特開平5−221381号公報 特開昭59−25078号公報
しかしながら、太陽電池を船体側に設置すると船内のスペースが狭くなるといった問題や、バッテリが船外機の本体内に搭載されている場合、充電のための配線が必要になるといった問題が生じる。
また、船外機の外形を構成するカバーの表面に太陽電池を設置する場合、十分な太陽電池の発電面積を確保できないといった問題や、船外機のメンテナンス時に船外機を船体から取り外して床等に載置する場合、カバー表面の太陽電池を破損する虞があるといった問題が生じる。
本発明は上述した事情を考慮してなされたもので、太陽電池の発電面積を十分に確保可能にすると共に、太陽電池の破損防止を図った電動式船外機を提供することを目的とする。
本発明に係る電動式船外機は、上述した課題を解決するために、請求項1に記載したように、電動モータと、この電動モータに電力を供給するバッテリと、上記電動モータを制御する制御ユニットとを備えた電動式船外機において、上記バッテリを充電する充電器と、この充電器に電力を供給する太陽電池とを備え、上記太陽電池の展開中は上記制御ユニットによって上記電動モータの回転数が所定値以上に上昇しないように制御設定したものである。
そして、上述した課題を解決するために、請求項2に記載したように、上記船外機の周囲を覆う船外機ケースと、この船外機ケースに開閉自在に取り付けられる蓋部材とで形成される上記太陽電池を収納可能な収納室を上記船外機ケースの側面部に沿わせて設け、上記収納室から展開された状態の上記太陽電池が、船体のトランサム上縁部より上方に位置するように配置したものである。
さらに、上述した課題を解決するために、請求項3に記載したように、電動モータと、この電動モータに電力を供給するバッテリと、上記電動モータを制御する制御ユニットとを備えた電動式船外機において、上記バッテリを充電する充電器と、この充電器に電力を供給する太陽電池とを備え、この太陽電池を収納可能な収納室を上記船外機の周囲を覆う船外機ケースの周囲に設けると共に、上記太陽電池を収納状態の少なくとも二倍以上の発電面積を得られるように展開可能に構成し、上記太陽電池を収納室から展開した状態が、上記船体のトランサム上縁部より上方位置に配置されるように構成したものである。
さらにまた、上述した課題を解決するために、請求項4に記載したように、電動モータと、この電動モータに電力を供給するバッテリと、上記電動モータを制御する制御ユニットとを備えた電動式船外機において、上記バッテリを充電する充電器と、この充電器に電力を供給する太陽電池とを備え、この太陽電池を収納可能な収納室を上記船外機の周囲を覆う船外機ケースの周囲に設けると共に、上記太陽電池を収納状態の少なくとも二倍以上の発電面積を得られるように展開可能に構成し上記太陽電池の展開中は上記制御ユニットによって上記電動モータの回転数が所定値以上に上昇しないように制御設定したものである。
本発明に係る電動式船外機によれば、十分な発電力を確保できるのでバッテリ電力の残量不足の心配を解消することができると共に、船外機のメンテナンス時に船外機を船体から取り外して床等に載置しても、太陽電池を破損することはない。
また、太陽電池の展開中でも低速であれば船舶を走行させることが可能となると共に、走行中や操舵中に太陽電池を破損させることもない。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明に係る電動式船外機の縦断面図であるまた、図2は同船外機の後面図である。図1および図2に示すように、この船外機1は上下方向に上からアッパーユニット2、ミドルユニット3、そしてロアーユニット4に大きく三分割されて構成され、各ユニット2〜4はその周囲を船外機ケース5〜7によって覆われる。
上部に位置するアッパーユニット2はその最上部が開口された左右二分割構造の合成樹脂製船外機ケースを構成するアッパーケース5と、このアッパーケース5の開口を塞ぐ蓋部材8とから構成され、この蓋部材8はアッパーケース5開口部の後縁に設けられたヒンジ9を介して開閉自在に取り付けられる。
一方、中間部に位置するミドルユニット3を構成する、船外機ケースを構成するミドルケース6はその上部にマウントケース10が設けられ、このマウントケース10にマウント装置を構成するアッパーマウント11が収納されると共に、このマウントケース10上に上記アッパーケース5が載置される。また、ミドルケース6の下部には他のマウント装置を構成するロアーマウント12が取り付けられる。
ロアーマウント12の上方にはミドルケース6の内部を上下に区画する隔壁13が設けられる。そして、この隔壁13より上方のミドルケース6内部はモータルームとして設定され、このモータルームにこの船外機1の動力源としての電動モータ14が収納される。
ミドルケース6の下部にはロアーユニット4を構成する、船外機ケースを構成するロアーケース7が設けられる。ロアーケース7の内部にはプロペラシャフト15が軸支され、その後端にプロペラ16が設けられる。そして、アッパーマウント11およびロアーマウント12が船外機1を船体20へ支持するブラケット装置17のスイベル部18に水平方向に回転自在に支持されると共に、ブラケット装置17のクランプ部19が船体20のトランサム21に固定され、スイベル部18はこのクランプ部19にチルト軸22を介して上下方向にチルト可能に軸支される。
さらに、アッパーマウント11が取り付けられたスイベル部18上部にはステアリングブラケット23が形成され、このステアリングブラケット23にハンドルブラケット24を介して操舵ハンドル25が取り付けられる。操舵ハンドル25は前方(図における左方)に向かって延び、この操舵ハンドル25を水平方向に振ることにより船外機1全体の向きを変えて船体20の操舵を行うことができるように構成される。
一方、上記隔壁13はモータ取り付けベースを兼ねており、モータルーム内のアッパーマウント11とロアーマウント12との間において、電動モータ14はモータ取り付けベース13の上部にその出力軸26がほぼ鉛直方向を向くよう縦置きに設けられ、例えばボルト27によって固定される。また、電動モータ14の出力軸26にはドライブシャフト28が結合されてミドルケース6およびロアーケース7の内部を下方に向かって延びる。そして、このドライブシャフト28の下端がベベルギヤ29を介してプロペラシャフト15に連結される。電動モータ14の出力、すなわち出力軸26の回転はドライブシャフト28およびベベルギヤ29を経てプロペラシャフト15に伝達され、プロペラ16を回転させる。
操舵ハンドル25を構成するハンドルハウジング30の先端には上記電動モータ14出力調整用のスロットルグリップ31が設けられると共に、ハンドルハウジング30内にはスロットルグリップ31の回動を電気信号に変換する可変抵抗器32が配置される。また、ハンドルハウジング30の上面には電動モータ14の正・逆転を切り替えるシフトスイッチ33が設けられる。
アッパーケース5内のマウントケース10上には電動モータ14に電力を供給する例えばリチウムイオンバッテリ等の充電式バッテリ34と、電動モータ14の回転数等を制御する制御ユニット35とが上下方向に配置される。なお、バッテリ34は制御ユニット35の上方に配置される。また、バッテリ34の下方、本実施形態置いてはさらに制御ユニット35の下方にはバッテリ34を充電する充電器36が配置される。なお、この充電器36は船外機1以外の場所(例えばマリーナや自宅)で充電作業できるよう、着脱可能に設定してもよい。
バッテリ34は例えばバッテリベース37に取り付けられる。このバッテリベース37は図示しないリンク機構を介して前記蓋部材8に作動連結され、この蓋部材8の開操作に連動してバッテリ34を前上がりに傾斜させてバッテリ34の着脱を容易にする。なお、蓋部材8を開操作した状態におけるバッテリ34の位置を図1に二点鎖線で示す。さらに、蓋部材8の前面には表示パネル38が一体に設けられる。
詳細には図示しないが、この表示パネル38にはバッテリ34の残量表示灯や電動モータ14の温度警告灯、さらにはキー式のメインスイッチ39が設けられる。キー(図示せず)は例えば中央のOFF位置で抜き差し可能に設定され、一方向のON位置に回すと運転可能に、他方向のOPEN位置に回すと蓋部材8のロック(図示せず)が解除されるように構成される。すなわちメインスイッチ39のキーは蓋部材8のロック開閉操作キーを兼ねており、また、メインスイッチ39がOFF位置でなければバッテリ34の着脱(交換)ができない構造とされる。
本発明に示す船外機1の冷却装置は水冷式である。電動モータ14の周囲にはモータカバー40が取り付けられ、電動モータ14とモータカバー40との間には冷却水が流れるウォータジャケット41が形成される。一方、例えばミドルケース6内のロアーケース7上面にはドライブシャフト28の回転によって駆動される例えば容積変動型冷却水ポンプ42が設けられ、この冷却水ポンプ42から上方の隔壁13下面に向かって前記冷却水パイプ43がドライブシャフト28に沿ってミドルケース6内を延びる。そして、隔壁13およびモータ取り付けベース13内には冷却水パイプ43と電動モータ14のウォータジャケット41とを連通する連通路44が形成される。
電動モータ14の回転に伴ってドライブシャフト28が回転すると、冷却水ポンプ42内の図示しないインペラが回転してロアーケース7に設けられた取水口45から外部の水を冷却水として取り込み、この冷却水を電動モータ14の周囲に形成されたウォータジャケット41に圧送して電動モータ14を強制的に冷却する。また、電動モータ14を冷却した後の冷却水は、例えば隔壁13に形成される図示しない冷却水排出通路からミドルケース6内に排出され、ロアーケース7から外部に排出されるようになっている。
本発明に係る電動式船外機1には前記バッテリ34を充電する充電器36に電力を供給する太陽電池46,47を備える。太陽電池46,47は例えばパネル状のものであって、アッパーケース5の周囲、本実施形態においてはアッパーケース5の両側部および後部の合計三箇所に設けられた収納室48,49に収納される。太陽電池46,47は収納状態の少なくとも二倍以上の発電面46a,47a積を得られるよう、複数枚の、本実施形態の場合三枚の太陽電池46,47が重なった状態で各収納室48,49に収納される。
各収納室48,49はそれぞれ下端がヒンジ50を介してアッパーケース5に開閉自在に取り付けられる蓋部材51,52とアッパーケース5の内壁とで区画形成されたものであり、蓋部材51,52を外側に開いて、重なった状態の太陽電池46,47を引き出すことにより、太陽電池46,47はスライドして展開される。なお、太陽電池46,47のスライド構造は周知技術が適用される。
アッパーケース5の両側部に配置された太陽電池46は例えば蓋部材51の内側に一体的に取り付けられる。蓋部材51はやや上向きの略水平状態に開かれ、太陽電池46の発電面46aを上方に向けた状態で保持すると共に、太陽電池46は船外機1の側方に向かってスライドし、図2の右側に示すように、展開される。
また、図2に示すように、船外機1の両側部に展開される太陽電池46は船体20のトランサム21上縁部より上方位置に配置される。なお、図2の左側は太陽電池46がアッパーケース5側部の収納室48に収納されている状態を示す。
一方、アッパーケース5の後部に配置された太陽電池47は例えばアッパーケース5側に取り付けられ、蓋部材52のみが単体で開かれる。蓋部材52は後方に向かってに開かれると共に、図1に二点鎖線で示すように、太陽電池47はその発電面47aを後方に向けた状態でアッパーケース5後面の形状に沿って鉛直方向にやや前傾した状態でスライドし、展開される。
なお、各太陽電池46,47の蓋部材51やアッパーケース5への取り付け部分(図示せず)には太陽電池46,47の発電面46a,47aが太陽の光を効率よく受けられるよう、若干の角度調整機能(図示せず)が備えられる。
電動モータ14上方、バッテリ34下方の空間のミドルユニット3を構成するミドルケース6上部には前記充電器36が配設され、各太陽電池46,47の基部と充電器36とが、また、充電器36とバッテリベース37とがそれぞれ配線接続される。なお、電動モータ14の回転数等を制御する制御ユニット35もしくはバッテリベース37と充電器36とを一体化(図示せず)してもよい。
充電器36を介した太陽電池46,47からバッテリ34への充電は太陽電池46,47の展開と同時に自動的に開始されるように設定される。充電の自動開始構造の一例としては、例えば蓋部材51,52のアッパーケース5への取り付け部分に開閉ポジションスイッチ53を設け、蓋部材51,52が開操作されると信号を出力する。この出力信号は制御ユニット35および充電器36が検出して太陽電池46,47が展開されたことを認識し、充電器36がバッテリ34に自動的に充電を行う。
また、制御ユニット35は蓋部材51,52が開操作された信号を受信すると、電動モータ14の回転数が所定値以上に上昇しないよう、スロットルグリップ31の回動位置に関わらず電動モータ14の回転数を制御するように設定される。
次に、本実施形態の作用について説明する。
電動モータ14付き船外機1を装備した船舶を、例えば釣り等のレジャーに使用する場合、釣り場においては通常船外機1を使用しないので、その間に太陽電池46,47を展開することによりバッテリ34に充電を行うことができる。その結果、釣り場までの走行で消費したバッテリ34の電力を釣りの間に補充することができ、バッテリ34電力の残量不足の心配を解消することができる。
また、太陽電池46,47を船舶の船体20側ではなく、船外機1側のアッパーケース5の周囲、例えばアッパーケース5の両側部および後部に収納可能に設けたので、船体20側のスペースを使用しないで済む。その結果、釣り等のレジャー時に太陽電池46,47が邪魔になることはない。さらにまた、バッテリ34も船外機1側に搭載されているので、配線が短くて済むと共に、船外機1の着脱時にその配線も着脱する必要がない。また、太陽電池46,47をアッパーケース5の収納室48,49に収納するようにしたことにより、船外機1のメンテナンス時に船外機1を船体20から取り外して床等に載置しても、太陽電池46,47を破損することはない。
さらに、太陽電池46,47が収納状態の少なくとも二倍以上の発電面積を得られるよう、複数枚の、例えば三枚の太陽電池46,47を重なった状態で各収納室48,49に収納し、使用時に外方へ展開可能に構成したことにより、十分な発電力を確保できる。
ところで、トローリング等、釣り中に船舶を走行させる場合がある。そこで、太陽電池46,47の展開中(すなわちバッテリ34の充電中)にも電動モータ14を作動させて船舶を走行可能とするが、高速走行すると例えば風圧等によって展開された太陽電池46,47を破損する虞があるため、太陽電池46,47の展開中は制御ユニット35が電動モータ14の回転数が所定値以上に上昇しないよう、スロットルグリップ31の回動位置に関わらず電動モータ14の回転数を制御するように設定したことにより、太陽電池46,47の展開中でも低速であれば船舶を走行させることが可能となり、トローリング時や釣り場の移動時などに一々太陽電池46,47を収納しなくてもよい。
また、低速走行中、操舵ハンドル25の操作によって船外機1全体の向きを変えて船体20の操舵を行うこともあるが、例えば船外機1の両側部に展開される太陽電池46を船体20のトランサム21上縁部より上方位置に配置したことにより、太陽電池46展開時に操舵しても太陽電池46は船体20と干渉しない。
なお、上述した実施形態おいてはアッパーケース5の両側部および後部の合計三箇所に太陽電池46,47を収納すると共に、各太陽電池46,47は三枚が重なった状態で各収納室48,49に収納された例を示したが、太陽電池46,47の収納室48,49の数や位置および太陽電池46,47の枚数は使用される船外機1の大きさや電動モータ14の出力に応じて適宜設定可能である。また、太陽電池46,47は展開時にはスライドさせるようにした例を示したが、例えば三面鏡のように折畳式にしてもよい。
さらに、詳細には図示しないが、アッパーケース5の後部に配置される太陽電池47をアッパーケース5の両側部に配置した太陽電池46と同様に後方へ略水平に展開するように設けてもよい。なお、上述した実施形態においてはアッパーケース5の後部に配置される太陽電池47をその発電面47aが後方を向いた状態でアッパーケース5後面の形状に沿って鉛直方向にやや前傾した状態で展開するようにしたが、この場合船外機1をチルトアップすると太陽電池47の発電面47aが上方を向いて効率よく太陽の光を受けることが可能になる。
本発明に係る電動式船外機の一実施形態を示す縦断面図。 図1に示す船外機の後面図。
符号の説明
1 電動式船外機
5 アッパーケース(船外機ケース)
14 電動モータ
20 船体
21 トランサム
34 バッテリ
35 制御ユニット
36 充電器
46,47 太陽電池
48,49 収納室
51,52 蓋部材
53 開閉ポジションスイッチ

Claims (4)

  1. 電動モータと、この電動モータに電力を供給するバッテリと、上記電動モータを制御する制御ユニットとを備えた電動式船外機において、
    上記バッテリを充電する充電器と、この充電器に電力を供給する太陽電池とを備え、
    上記太陽電池の展開中は上記制御ユニットによって上記電動モータの回転数が所定値以上に上昇しないように制御設定したことを特徴とする電動式船外機。
  2. 上記船外機の周囲を覆う船外機ケースと、この船外機ケースに開閉自在に取り付けられる蓋部材とで形成される上記太陽電池を収納可能な収納室を上記船外機ケースの側面部に沿わせて設け
    上記収納室から展開された状態の上記太陽電池が、船体のトランサム上縁部より上方に位置するように配置した請求項1に記載の電動式船外機。
  3. 電動モータと、この電動モータに電力を供給するバッテリと、上記電動モータを制御する制御ユニットとを備えた電動式船外機において、
    上記バッテリを充電する充電器と、この充電器に電力を供給する太陽電池とを備え、
    この太陽電池を収納可能な収納室を上記船外機の周囲を覆う船外機ケースの周囲に設けると共に、上記太陽電池を収納状態の少なくとも二倍以上の発電面積を得られるように展開可能に構成し、
    上記太陽電池を収納室から展開した状態が、上記船体のトランサム上縁部より上方位置に配置されるように構成したことを特徴とする電動式船外機。
  4. 電動モータと、この電動モータに電力を供給するバッテリと、上記電動モータを制御する制御ユニットとを備えた電動式船外機において、
    上記バッテリを充電する充電器と、この充電器に電力を供給する太陽電池とを備え、
    この太陽電池を収納可能な収納室を上記船外機の周囲を覆う船外機ケースの周囲に設けると共に、上記太陽電池を収納状態の少なくとも二倍以上の発電面積を得られるように展開可能に構成し、
    上記太陽電池の展開中は上記制御ユニットによって上記電動モータの回転数が所定値以上に上昇しないように制御設定したことを特徴とする電動式船外機。
JP2004218935A 2004-07-27 2004-07-27 電動式船外機 Active JP4241537B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004218935A JP4241537B2 (ja) 2004-07-27 2004-07-27 電動式船外機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004218935A JP4241537B2 (ja) 2004-07-27 2004-07-27 電動式船外機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006036026A JP2006036026A (ja) 2006-02-09
JP4241537B2 true JP4241537B2 (ja) 2009-03-18

Family

ID=35901483

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004218935A Active JP4241537B2 (ja) 2004-07-27 2004-07-27 電動式船外機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4241537B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101858399B1 (ko) * 2017-08-18 2018-05-15 군산대학교산학협력단 전동 선외기
US11148778B2 (en) 2019-07-25 2021-10-19 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Outboard motor
US11161583B2 (en) 2019-07-26 2021-11-02 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Marine propulsion unit

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5088959B2 (ja) * 2008-03-28 2012-12-05 ヤマハモーターエレクトロニクス株式会社 船舶推進装置
KR101983055B1 (ko) * 2018-03-15 2019-05-29 군산대학교산학협력단 내식성과 내마모성이 우수한 전동 선외기
EP4026766B1 (en) * 2021-01-08 2023-11-29 Taiga Motors Inc. Integrated electric outboard motor assembly

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101858399B1 (ko) * 2017-08-18 2018-05-15 군산대학교산학협력단 전동 선외기
US11148778B2 (en) 2019-07-25 2021-10-19 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Outboard motor
US11161583B2 (en) 2019-07-26 2021-11-02 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Marine propulsion unit

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006036026A (ja) 2006-02-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4193683B2 (ja) 電動式船外機
US8333626B2 (en) Hybrid outboard motor
US8298023B2 (en) Hybrid outboard motor
JP4337522B2 (ja) 電動式船外機
JPH0375396B2 (ja)
US8858280B1 (en) Marine engine rigging system
US20060040573A1 (en) Electric propulsion unit
ES2204550T3 (es) Helice de timon electrico con altura de construccion baja.
JP2012176695A (ja) 鞍乗型車両用電源接続部収納構造
US9365277B2 (en) Battery connection system for an outboard engine
JP4241537B2 (ja) 電動式船外機
CA1176917A (en) Arrangement for supplying air, fuel, power and control cables to a marine propulsion unit
JP5293335B2 (ja) ハイブリッド式船外機
US20230249795A1 (en) Integrated electric pontoon drive system
US9321516B1 (en) Hybrid propulsion system for a watercraft
JP2010228530A (ja) ハイブリッド式船外機
JP6107241B2 (ja) 電動船外機
JP2001270496A (ja) 船舶用推進装置
US7320628B2 (en) Outboard-type generator
JP4193682B2 (ja) 電動式船外機
JP5293334B2 (ja) ハイブリッド式船外機
JP2000142576A (ja) 船舶推進装置
US8979603B1 (en) Lubrication of a hybrid propulsion system for a watercraft
JP5293332B2 (ja) ハイブリッド式船外機
GB2481806A (en) Electric vehicle with removable engine for battery charging

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070529

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080417

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080507

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080707

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080902

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081030

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20081114

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20081209

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20081222

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120109

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4241537

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120109

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130109

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130109

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140109

Year of fee payment: 5