JP4240668B2 - 天井埋込形空気調和機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、天井埋込形空気調和機に係わり、より詳細には、吸込グリル開閉部の構成に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の天井埋込形空気調和機は、図2、図3、図5および図6にて示すように、化粧パネル1の中央に、一端を同化粧パネル1に軸支したL字状リンク9の他端に一側を軸支することにより開閉自在に吸込グリル2を設け、同吸込グリル2の他側に備えた開閉軸と平行な方向に揺動する係止フック17を前記化粧パネルに形成した係止孔19に係止してなる構成であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、本構成では、部品寸法のバラツキにより前記係止孔19が前記係止フック17に対して開閉軸に直角な開閉軸から離れる方向にズレた場合、前記吸込グリル2が同一方向にズレることにより、図3に示すように、前記L字状リンク9の作用により本来Uの位置にある前記吸込グリル2がDの位置に下がり前記化粧パネル1との間に隙間が生じることにより、シール性の悪化による露付きや外観不良等の問題が発生していた。
本発明においては、上記の問題点に鑑み、化粧パネルにL字状リンクにより開閉自在に軸支された吸込グリルを閉じたとき、吸込グリルが下方に下がり隙間の生じることのない天井埋込形空気調和機を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決するため、化粧パネルの中央に設けた吸込口に、一側を前記吸込口の一側の化粧パネルに軸支したL字状リンクの先端に軸支し、他側に備えた開閉軸と平行な方向に揺動する係止フックを前記吸込口の他側の化粧パネルに設けた係止孔に係止する開閉自在な吸込グリルを設けてなる天井埋込形空気調和機において、
前記係止フックの側面を前記係止孔の前記係止フックから見て開閉側の側壁により開閉軸方向に付勢するとともに、前記係止孔の側壁に下方に拡開するテーパーを設けた構成となっている。
【0005】
また、前記係止フック上端の開閉側の角にテーパーを設けた構成となっている。
【0006】
更に、前記係止孔を、ナイロンやポリアセタール等の潤滑性の高い合成樹脂にて係止孔部材として形成し、同係止孔部材を前記化粧パネルに装着した構成となっている。
【0007】
【発明の実施の形態】
図1乃至図5にて示す本発明の実施例により、本発明の実施の形態について説明する。
図1の全体構成図に示すように、天井面に下方を向いて設置しABS(アクリルニトリルブタジエンスチレン)等の合成樹脂にて形成された化粧パネル1の中央の吸込口1aに開閉自在に吸込グリル2を、外周部四辺に異なる方向を向いた四つの吹出口7を設け、前記吸込グリル2の上面にフィルタ3を、上方にモータ5にて駆動される送風ファン4を設け、同送風ファン4の外周に熱交換器6を設け、前記送風ファン4にて、前記吸込グリル2より室内空気を前記フィルタ3にて濾過して吸込み、前記熱交換器6にて熱交換した空気を前記吹出口7より吹き出す。
図2の斜視図に示すように、前記吸込グリル2は、前記化粧パネル1の開口凹部の一側に形成したフック8にL字状リンク9の一端の上方軸部10を係止し、同L字状リンク9の他端の下方軸部11に前記吸込グリル2の一側を押え金具12にて軸支して開閉可能とし、前記フィルタ3を脱着して清掃や交換できるようにしている。
一方、図4乃至図5の断面図に示すように、前記吸込グリル2の他側に、揺動軸13を保持具14により保持することにより開閉軸と平行な方向に揺動可能なように軸支され、ねじりコイルばね15により係止方向に付勢され上端の開閉側の角にテーパー16を形成された係止フック17が設けられ、同係止フック17が前記化粧パネル1の開口凹部の他側に形成され前記係止フック17から見て開閉側の側壁に下方に拡開するテーパー18を形成した係止孔19に係止することにより前記吸込グリル2は閉じている。
【0008】
上記構成において、次にその作用と効果について説明する。
前記吸込グリル2は開く場合、前記L字状リンク9の上方軸部10と下方軸部11との2段階の軸により開くことにより、前記L字状リンク9にて前記吸込グリル2が下方に下がり、前記吸込グリル2の側面が前記化粧パネル1と干渉し難くなるため、前記化粧パネル1と前記吸込グリル2とを薄くすることができる。また、前記吸込グリル2が閉じるとき、前記係止フック17が前記係止孔19側壁のテーパー18と前記係止フック17上端角のテーパー16とによりガイドされることにより、後述のように前記係止フック17の側面が前記係止孔19の側壁により開閉軸方向に付勢される状態でも、スムーズに閉じることができる。更に、前記吸込グリル2は閉じたとき、前記係止フック17の側面が前記係止孔19の側壁により開閉軸方向に付勢されることにより、前記化粧パネル1が開閉軸方向に付勢されるため、前記化粧パネル1が図3のようにDの位置に下がることを防止することができる。
なお、本実施例においては、前記係止孔19は前記化粧パネル1に直接形成しているが、ナイロンやポリアセタール等の潤滑性の高い合成樹脂にて係止孔部材(図示省略)として形成し、前記化粧パネル1に装着すれば、その潤滑性の高さにより、よりスムーズに前記係止フック17と前記係止孔19を係止することができる。
【0009】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、化粧パネルにL字状リンクにより開閉自在に軸支された吸込グリルを閉じたとき、吸込グリルが下方に下がり隙間の生じることのない天井埋込形空気調和機となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明および従来の天井埋込形空気調和機の全体構成を示す断面図である。
【図2】本発明および従来の天井埋込形空気調和機の下方から見た斜視図で、(A)は全体、(B)は要部である。
【図3】本発明および従来の天井埋込形空気調和機の要部断面図である。
【図4】本発明による天井埋込形空気調和機の一実施例の要部断面図である。
【図5】本発明および従来の天井埋込形空気調和機の要部断面図である。
【図6】従来の天井埋込形空気調和機の要部断面図である。
【符号の説明】
1 化粧パネル
1a 吸込口
2 吸込グリル
9 L字状リンク
16 テーパー
17 係止フック
18 テーパー
19 係止孔
Claims (3)
- 化粧パネルの中央に設けた吸込口に、一側を前記吸込口の一側の化粧パネルに軸支したL字状リンクの先端に軸支し、他側に備えた開閉軸と平行な方向に揺動する係止フックを前記吸込口の他側の化粧パネルに設けた係止孔に係止する開閉自在な吸込グリルを設けてなる天井埋込形空気調和機において、
前記係止フックの側面を前記係止孔の前記係止フックから見て開閉側の側壁により開閉軸方向に付勢するとともに、前記係止孔の側壁に下方に拡開するテーパーを設けてなることを特徴とする天井埋込形空気調和機。 - 前記係止フック上端の開閉側の角にテーパーを設けてなることを特徴とする請求項1記載の天井埋込形空気調和機。
- 前記係止孔を、ナイロンやポリアセタール等の潤滑性の高い合成樹脂にて係止孔部材として形成し、同係止孔部材を前記化粧パネルに装着してなることを特徴とする請求項1記載の天井埋込形空気調和機。
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