JP4240528B2 - ポンプ式液体容器の揚水パイプ - Google Patents

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Description

本発明は、揚水パイプに関し、特に圧力を導入して液体容器内の液体を外部へ注出するポンプ式液体容器の揚水パイプに関するものである。
従来、液体容器本体の内容器に収容されている液体をエアーポンプにより外部へ注出し得るようにしたポンプ式液体容器に用いられ、液体容器が転倒した時に内容器内の液体を止水する止水装置を設けた液体注出路が開示されている(例えば特許文献1)。この特許文献1によれば、内容器内への給液あるいは内容器内の残液を排出するときなど、蓋体を開放するだけで、液体注出路を取り外さなくても行なえ、止水装置部分の洗浄を容易に行なうことができるという効果を奏することができるものである。
ところが、止水装置は液体吸上管を液体容器本体から取り外し、液体吸上管内に洗浄水を通すことによってのみ洗浄することが可能な構成であるため、十分な洗浄を行なうことが困難であった。
このような問題点を解決するものとして、転倒時の液漏れ防止の安全弁機構を備えたエアーポット用中栓であって、安全弁機構を分解可能に構成したものが開示されている(例えば特許文献2)。この特許文献2によれば、安全弁機構を分解して、内部を含めて洗浄することができるという優れた効果を発揮することができるものである。
実開平5−80435号公報 特許第3675765号公報
しかしながら、上記した特許文献2においては、中栓蓋の導入口および弁受体の通気孔によってエアーポットの蓋を開ければ中栓を取らずに給液できるものの、エアーポットの開口に比べ、導入口及び通気孔のいずれもが格段に小さく、給液等の作業が困難であるという問題があった。また、放射状のリブを備えた安全弁カバーが、直接揚水パイプに接続されるものであるため、細部まで洗浄することが困難であるという問題があった。
そこで本発明は上記した問題点に鑑み、液体容器に給液等する作業性を向上し、細部まで容易に洗浄することができるポンプ式液体容器の揚水パイプを提供することを目的とする。
請求項1に係る発明は、液体容器本体内の液体を吸い上げる吸水管と、前記吸水管を外部へ連通する注水管と、前記液体容器本体の転倒時に止水する安全弁装置と、を備えるポンプ式液体容器の揚水パイプにおいて、前記安全弁装置は、前記吸水管と前記注水管とを連通してなる分解可能なケース本体と、該ケース本体内に着脱自在に装着され狭持部と受部を有する弁受体と、該弁受体の前記受部に支承される円錐形の弁体とを備え、前記弁受体は、受部の上端が前記ケース本体の底部に設けられた貫通穴より大きい外径を有し、かつ、受部の上端から狭持部の下端までの高さが、前記ケース本体の胴部に設けられた雌ネジの上端と略同じとなるように形成され、前記弁受体と弁体の誤組付を防止可能としたことを特徴とするものである。
また、発明は、前記安全弁装置は、前記液体容器本体の口部より下方であって、かつ、前記ケース本体の少なくとも一部が前記口部の内壁より外方となる位置に設置されたものである。
また、本発明は、弁体と弁受体の組付間違いを防ぐ誤組付防止構造を備えるものである。
本発明の請求項1記載のポンプ式液体容器の揚水パイプによれば、弁受体をケース本体の内部に着脱自在に装着することとしたので、細部まで容易に洗浄することができる。
また、請求項に記載のポンプ式液体容器の揚水パイプによれば、液体容器に給液あるいは液体容器内の残液を排出する際、蓋体を開放するだけで、揚水パイプを取り外さずに広い口部を形成することができ、液体容器に給液等する作業をより容易に行なうことができる。
また、請求項に記載のポンプ式液体容器の揚水パイプによれば、誤組付防止構造を設けたことにより、誤組付けしたことをユーザに認識させることができ、従来のように、洗浄後、再組立てしたときに弁受体と安全弁とを間違えて組み立ててしまうことを防いで、常に正しい状態で使用することができる。
以下図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明する。図1に示すポンプ式液体容器の揚水パイプ1(以下、揚水パイプという)は、ポンプ式液体容器2(以下、液体容器という)に着脱自在に備えられ、液体容器2内の液体を外部へ注出すると共に、液体容器2が転倒した時、液体容器2内の液体が漏れ出すのを防ぐ安全弁装置3を備える。
ここで、液体容器2は、ステンレス製の内容器4と外容器5とを先細に形成した開口端部で溶接等により結合して口部6を設け、内容器4と外容器5との間を真空に排気して真空層を設けた液体容器本体7と、ヒンジ8により前記口部6を開閉する蓋9とを備える。蓋9には、内容器4内へ圧力を導入するポンプ10が設けられている。
そして、液体容器2は、ポンプ10から内容器4内へ圧力が導入され、液体を揚水パイプ1から外部へ注出するものである。また、蓋9は係止機構11を備え、押圧部12を押すと係止が解除され、ヒンジ8を中心として蓋9を後方へ開放し、口部6を開口することができる構成となっている。
図2に示す揚水パイプ1は、全体として鉤形をなしており、液体容器本体7の口部6の前側に設置される。この揚水パイプ1は、内容器4内の液体を吸い上げる吸水管15と、吸水管15を外部へ連通する注水管16と、液体容器2の転倒時に止水する安全弁装置3とからなる。
安全弁装置3は、前記吸水管15と前記注水管16とを連通してなる分解可能なケース本体17と、安全弁13を備えた弁受体18とからなり、液体容器本体7の内部であって、かつ、口部6を先細りに形成することによって生じたスペースに設置される。
ケース本体17は、前記吸水管15に接続されている底部19を備えたケース体20と、前記注水管16に接続されている蓋体21とを備える。ケース体20と蓋体21は、ネジの螺合により分解可能に一体化される。
ケース体20は円盤状の前記底部19と、この底部19と一体的に設けられた筒状の胴部22とからなる。ケース体20の底部19は、中央に貫通穴23が形成され、該貫通穴23に向かって、すり鉢状に傾斜したテーパ面24と、前記テーパ面24の外周に設けられた座面25とからなる。また、底部19に形成された貫通穴23には、吸水管15に接続するための接続管26が鉛直下方に突設されている。尚、前記胴部22には雌ネジ27が形成されている。
蓋体21は、ケース体20の上部開口を塞ぐ円盤状の蓋部30と、前記ケース体20に螺合する雄ネジ28を形成した円筒状の接続部29とを有し、蓋部30の中央に開口穴31を形成して鉤形の注水管16が設けられている。接続部29は、ケース体20と蓋体21とを一体化したときに、接続部29の先端とケース体20の底部19との間に弁受体18を狭持し得る形状に形成される。蓋部30はケース体20の上部開口を塞ぐことのできる大きさに形成される。また、接続部29の基端には、ケース体20との気密を図るためのガスケット32を備える。また、注水管16は、安全弁装置3を液体容器7の内部のデッドスペースに設置し得るように形成されている。本実施例では、安全弁装置3は、液体容器本体7の口部6より下方であって、かつ、前記ケース本体17の少なくとも一部が前記口部6の内壁6aより外方となる位置に設置し得るように形成される。注水管16は、蓋部30の中央より鉛直上方に伸び、直角に曲げ形成されている。
弁受体18は、図3に示すように、ケース体20の底部19に設置され、ケース体20に螺合された蓋体21の接続部29とケース体20の座面25との間に狭持されることにより、円錐形の安全弁13をケース本体17に支承し得るように形成されている。この弁受体18は、リング状の狭持部35と、安全弁13を保持する受部36と、狭持部35と受部36とを連結する放射状に形成された連結杆37とからなる。狭持部35は、縦断面が矩形状からなり、中心軸に伸びる複数(図面上4個)の連結杆37で受部36と一体化されることにより、狭持部35と受部36との間に液体の通り穴38が形成されている。受部36は、円錐形の安全弁13を保持し得るようにすり鉢状に形成され、内側に軸方向に延びるリブ39が複数形成されている。また、受部36の上端には、液体の通り溝40が形成されている。通り溝40は、受部36の上端を湾曲状に形成した凹溝で形成されている。
また、吸水管15と注水管16は同軸上に形成されるものである。実際には、ケース体20の貫通穴23と、蓋体21の開口穴31とが同軸上に形成される。また、受部36は、図2に示すように、中央に抜き穴41が設けられている。
次に、上記構成の作用及び効果について説明する。
液体容器本体7に設置された揚水パイプ1は、ポンプ10により内容器4内に圧力が導入されると、吸水管15から液体を吸い上げる。液体は安全弁装置3を通り、注水管16から外部へ注出される。安全弁装置3は、安全弁13が自重により弁受体18に支承されているので、蓋体21の開口穴31を液体が通過することができる。このように、安全弁装置3は、ケース体20の底部19にテーパ面24を備え、弁受体18に通り穴38と、受部36に抜け穴41を設けたことにより、液体が溜まるのを防いで、汚れを付着しにくくすることができる。
また、弁受体18は、狭持部35と受部36とが複数の連結杆37により連結し、液体の通り穴38を設けたので、吸水管15から吸い上げられた液体の流路を塞ぐことがなく、スムーズに安全弁装置3内を液体が通過できる。
また、狭持部35と受部36とを複数の連結杆37により連結して液体の通り穴38を形成したことにより、安全弁装置3を小型化することができる。これにより、図4に示すように、液体容器本体7の口部6より下方であって、かつ、前記ケース本体17の少なくとも一部が前記口部6の内壁6aより外方となる位置に設置され、デッドスペースを有効に活用することによって、広い口部6を形成し、液体容器2に給液あるいは液体容器2内の残液を排出する際の作業性を向上することができる。
また、吸水管15と注水管16とを同軸上に形成したので、部品点数を少なくできることによって、製造コストを削減できるだけでなく、洗浄や組立の際の作業性を格段に向上することができる。
また、受部36の上端に湾曲状の通り溝40を設けて、受部36と蓋体21の接続部29内側との間にクリアランスを増やしたことにより、よりスムーズに安全弁装置3内を液体が通過することができる。
一方、液体容器2が転倒した場合には、安全弁13が弁受体18から離脱し、自重により蓋体21の開口穴31を閉塞することにより、液体の漏出を防止することができる。
弁受体18には、リブ39を複数設けたことにより、安全弁13と弁受体18の接触面積が小さくなるので、安全弁13が弁受体18に密着するのを防いで、安全弁13を弁受体18から確実に離脱させることができる。これにより、液体容器2が転倒した際、確実に液体の漏出を防ぐことができる。
また、転倒した液体容器2を元の姿勢に戻した場合には、弁受体18に抜き穴41を設けたことにより、弁受体18に液体が溜まらないので、元の姿勢で安全弁13を弁受体18にスムーズに戻すことができる。
また、弁受体18は通り溝40を上端に設け、弁受体18の全体高さを確保したので、離脱した安全弁13を確実に元の姿勢に戻すことができる。
次に揚水パイプ1を洗浄する場合について説明する。揚水パイプ1を洗浄するには、揚水パイプ1を液体容器本体7から取り外し、安全弁装置3を分解する。安全弁装置3を分解するには、ケース体20と蓋体21との螺合を解除し、安全弁13と弁受体18をそれぞれ取り出す。このように、安全弁装置3を分解することによって、容易に洗浄することができる。また、弁受体18をケース体20から分離可能としたことにより、細かい部分まで容易に洗浄することができる。
また、揚水パイプ1を設置した液体容器2に給液する場合は、図4に示すように、押圧部12を押して係止機構11の係止を解除し、蓋9を後側へ回動して口部6を開口させるだけで、揚水パイプ1を取り外さずに行なうことができる。また、安全弁装置3を口部6より下方であって、かつ、前記ケース本体17の少なくとも一部が前記口部6の内壁6aより外方となる位置に設置されているから、従来のように口部6の中央に安全弁装置3を設置した場合に比べ、口部6を格段に広く形成することができるので、容易に給液を行なうことができる。
次に、安全弁装置3が備える誤組付防止構造の概要について図5を参照して説明する。誤組付防止構造は、弁受体18と安全弁13とを間違えて組み付けてしまった場合でも、安全弁装置3を組立不可能とするか、注水管16または吸水管15のいずれかを閉塞し液体を注出不可能とすることによって、ユーザに、安全弁装置3が誤って組み付けられたことを認識させるものである。
まず、弁受体18を上下逆に組み付けた場合について説明する(図5(A))。受部36の上端が貫通穴23より大きい外形を有し、かつ、受部36の上端から狭持部35までの高さが、ケース体20の雌ネジ27の上端と略同じとなるように形成されている。この弁受体18を上下逆にしてケース体20に組み付けると、受部36の上端がテーパ面24に当接する。この状態で蓋体21をケース体20に螺合しようとしても、接続部29が弁受体18の狭持部35と干渉するため、接続部29の雄ネジ28を胴部22の雌ネジ27に螺合させることができない。このようにして、間違えて組み付けたことをユーザに認識させることができる。
次に、安全弁13を上下逆に組み付けた場合について説明する(図5(B))。正しい姿勢でケース体20に弁受体18を組み付けた後、安全弁13を上下逆にして弁受体18に組み付けると、安全弁13は、すり鉢状の受部36の上方に支承される。この状態で蓋体21を組み付けると、開口穴31が安全弁13によって閉塞される。この状態で揚水パイプ1を液体容器本体7に設置し、液体を注出しようとしても、安全弁13が開口穴31を閉塞しているので、液体を注出することができない。このようにして、間違えて組み付けたことをユーザに認識させることができる。
次に、安全弁13と弁受体18の組み付け順序を間違えた場合について説明する(図5(C))。弁受体18を組み付ける前に安全弁13をケース体20に挿入し、その後、弁受体18を組み付けると、安全弁13は貫通穴23に支承される。この状態で蓋体21を組み付けると、貫通穴23を閉塞した状態で安全弁13が固定される。この状態で揚水パイプ1を液体容器本体7に設置し、液体を注出しようとしても、安全弁13が貫通穴23を閉塞しているので、液体を注出することができない。このようにして、間違えて組み付けたことをユーザに認識させることができる。
上記のように、弁受体18と安全弁13とを間違えて組み付けた場合、誤組付防止構造が働くことによって組み付け間違いをユーザに認識させることができる。これに基づいて、ユーザは安全弁装置3を組み付け直すことにより、従来のように、洗浄後、再組立てしたときに弁受体18と安全弁13とを間違えて組み立ててしまうことを防ぐことができる。したがって、常に正しい状態で使用することができ、誤組立した状態で使用することによって、液体容器2が転倒した場合に不意に液体が漏出することを未然に防ぐことができる。
また、安全弁13を上下逆に組み付けた場合(図5(B))や、安全弁13と弁受体18の組み付け順序を間違えた場合(図5(C))には、液体容器2から液体を注出しようとしなければ、誤組付けしたことに気付かないものである。ところが、たとえ誤組付けした状態で液体容器2が転倒しても、安全弁13により貫通孔23又は開口穴31のいずれか一方が閉塞されているので、不意に液体が漏出することを確実に防ぐことができる。
また、ケース本体17内に組付ける部品が安全弁13と、弁受体18の2点のみで部品点数が少ないため、ユーザが経験によって容易に正しい手順で組み付けることができる。
上記のように本実施例では、安全弁装置3は、前記吸水管15と前記注水管16とを連通してなる分解可能なケース本体17と、安全弁13を備えた弁受体18とを備え、前記弁受体18を前記ケース本体17の内部に着脱自在に装着したから、安全弁装置3を小型化することによって液体容器2の口部6を広く形成でき、液体容器2に給液等する作業性を向上することができる。また、ケース本体17を分解可能とし、弁受体18をケース本体17から着脱自在としたので、細部まで容易に洗浄することができる。
また、安全弁装置3は、前記液体容器2の口部6より下方であって、かつ、前記ケース本体17の少なくとも一部が前記口部6の内壁6aより外方となる位置に設置されることとしたから、液体容器2に給液あるいは液体容器2内の残液を排出する際、蓋体9を開放するだけで、揚水パイプ1を取り外さずに広い口部6を形成することができ、作業性をより向上することができる。
また、安全弁装置3は、安全弁13と弁受体18の組付間違いを防ぐ誤組付防止構造を備えることとしたから、誤組付けしたことをユーザに認識させることができ、従来のように、洗浄後、再組立てしたときに弁受体18と安全弁13とを間違えて組み立ててしまうことを防いで、常に正しい状態で使用することができる。
本発明は、本実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。例えば、ケース体と蓋体とは螺合により分解可能に一体化するものについて説明したが、本発明はこれに限らず、嵌合や、係合によりケース本体を分解可能に一体化するものとしても良い。
本発明の揚水パイプを設置した液体容器の概略構成を示す縦断面図である。 揚水パイプの構成を示す縦断面図である。 安全弁と弁受体の構成を示す斜視図である。 蓋を開放した液体容器を示す縦断面図である。 誤組立て防止機構の構成を示す縦断面図であり、(A)弁受体を上下逆に組付けた場合、(B)安全弁を上下逆に組付けた場合、(C)弁受体より先に安全弁を組付けた場合を示す図である。
符号の説明
1 揚水パイプ
2 液体容器(ポンプ式液体容器)
3 安全弁装置
7 液体容器本体(内容器)
13 弁体(安全弁)
15 吸水管
16 注水管
17 ケース本体
18 弁受体
23 貫通穴
27 雌ネジ
35 挟持部
36 受部

Claims (1)

  1. 液体容器本体内の液体を吸い上げる吸水管と、前記吸水管を外部へ連通する注水管と、前記液体容器本体の転倒時に止水する安全弁装置と、を備えるポンプ式液体容器の揚水パイプにおいて、前記安全弁装置は、前記吸水管と前記注水管とを連通してなる分解可能なケース本体と、該ケース本体内に着脱自在に装着され狭持部と受部を有する弁受体と、該弁受体の前記受部に支承される円錐形の弁体とを備え、前記弁受体は、受部の上端が前記ケース本体の底部に設けられた貫通穴より大きい外径を有し、かつ、受部の上端から狭持部の下端までの高さが、前記ケース本体の胴部に設けられた雌ネジの上端と略同じとなるように形成され、前記弁受体と弁体の誤組付を防止可能としたことを特徴とするポンプ式液体容器の揚水パイプ。
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