JP4238664B2 - 車両用シートの取付構造 - Google Patents

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本発明は、シートの左右方向での位置を変化させることができる車両用シートの取付構造に関するものである。
一般に、ワゴン車等にあっては、シートが前後方向で三列配置されている。すなわち、フロントシート、セカンドシート、サードシートの三列である。このような三列シートにおけるセカンドシートは、前後方向で移動自在になっていると共に、左右方向での位置も変化させることができ、乗員の使用状況に応じたシート配列にすることができる。
すなわち、左右に2つ配置されたセカンドシートの一方を、他方から離間する方向へ移動させれば、それぞれのシートが中央にウォークスルー用の通路を有する独立したキャプテンシートとなり、逆に接近させて連続させれば2つのシートでベンチシートを構成することができる。
例えば、右シートを左右に位置変化させる構造としては、シートの下部に一対の係合部を設けると共に、フロアに該係合部と係脱自在な係合受部を二組設ける。すなわち、右シートにおける右位置用としての一組と、左位置用としての一組である。そして、右シートを左シートから離間させてキャプテンシートにする場合は、右位置用の係合受部に右シートの係合部を係合させ、また右シートを左シートに接近させてベンチシートにする場合は、左位置用の係合受部に右シートの係合部を係合させるようになっている。
特開平10−181392号公報
しかしながら、このような従来の技術にあっては、シートの左右位置を変化させるために、少なくとも一方のシートに対して二組の係合受部(4つ)をフロアに設ける必要があるため、左右一対のシートとしては、合計で最低三組(6つ)の係合受部が必要となる。そのため、フロアの構造が複雑になり、製造作業工数及びコストの増大を招いていた。
本発明は、このような従来の技術に着目してなされたものであり、少なくとも一方のシートに対して二組未満の係合受部をフロアに設けるだけで、シートの左右位置を変化させることができる車両用シートの取付構造を提供するものである。
請求項1記載の発明は、左右方向に2つ配置されたシートにおける各シートクッションの中央の下部に、それぞれ左右対称一組の係合部を一組づつ設け、フロアに、左右一組の係合受部を、各シートに対して一組づつ左右方向に沿って且つ所定の離間幅だけ離間させた状態で設け、シートクッションの係合部をフロアの係合受部に対して着脱自在に取付可能な車両用シートの取付構造であって、前記各シートクッションにおける左右一組の係合部から互いに対向する方向への第1張出幅と、互いに離反する方向への第2張出幅とが、各シートクッションにおいてそれぞれ同一であると共に、異なるシートクッションの間における第1張出幅同士及び第2張出幅同士がそれぞれ相違しており、且つフロアにおける各一組の係合受部間の離間幅に対して、各シートクッションの第1張出幅同士の和と、第2張出幅同士の和のいずれも等しいことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、左右方向に2つ配置されたシートにおける各シートクッションの中央の下部に、それぞれ左右対称一組の係合部を一組づつ設け、フロアに、左右一組の係合受部を、各シートに対して一組づつ左右方向に沿って且つ所定の離間幅だけ離間させた状態で設け、シートクッションの係合部をフロアの係合受部に対して着脱自在に取付可能な車両用シートの取付構造であって、前記各シートクッションにおける左右一組の係合部から互いに対向する方向への第1張出幅と、互いに離反する方向への第2張出幅とが、各シートクッションにおいてそれぞれ同一であると共に、異なるシートクッションの間における第1張出幅同士及び第2張出幅同士がそれぞれ相違しており、且つフロアにおける各一組の係合受部間の離間幅に対して、各シートクッションの第1張出幅同士の和と、第2張出幅同士の和のいずれも等しいことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、左右方向に2つ配置されたシートにおける各シートクッションの下部に、それぞれ左右対称一組の係合部を一組づつ設け、フロアに、左右一組の係合受部を、各シートに対して一組づつ左右方向に沿って且つ所定の離間幅だけ離間させた状態で設けると共に、該離間幅の中間位置に一組の係合部間の支持幅と同じ幅だけ各一組の係合部から離間した1つの係合受部を設け、シートクッションの係合部をフロアの係合受部に対して着脱自在に取付可能な車両用シートの取付構造であって、前記各シートクッションにおける左右一組の係合部から互いに対向する方向への第1張出幅が、互いに離反する方向への第2張出幅とが、それぞれ相違していると共に、フロアにおける各一組の係合受部間の離間幅に対して、各シートクッションの第1張出幅同士の和が等しく、且つ第2張出幅同士の和が小さく、更に、一組の係合部間の支持幅に対して、第2張出幅同士の和が等しいことを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両用シートの取付構造であって、前記係合受部が、前記フロアに対して前後スライド自在なライナーに設けられていることを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、各シートクッションの第1張出幅同士を対向させた配置にすることにより、シートクッションが互いに左右方向で連続した状態のベンチシートとなり、またシートを左右入れ替えて第2張出幅同士を対向させた逆の配置にすることにより、シートクッションが互いに左右方向で離間したキャプテンシートとなる。フロアには各シートに対して一組づつの係合受部を設けるだけで済み、それでも、シートの左右を逆にするだけで、シートの左右方向での位置を変化させることができる。
請求項2記載の発明によれば、シートの左右位置を入れ替えても、対向する第1張出幅同士の和と、第2張出幅同士の和のいずれもフロアの係合受部の離間幅に等しいため、シートクッションは常に連続したベンチシートとなる。但し、異なるシートクッション間では各第1張出幅同士及び第2張出幅同士がそれぞれ相違しているため、ベンチシートとしての位置は大きい幅のシートクッション側へ変位した状態となる。従って、シートの左右を逆にするだけで、ベンチシートの状態のまま左右方向での位置を変化させることができる。
請求項3記載の発明によれば、シートの左右を逆にすることにより、ベンチシートとキャプテンシートを切り換えることができる。また、第2張出幅同士を突き合わせたベンチシート状態のままで、フロアにおける係合受部を選択することにより、左右へ変位させることができる。フロアには2つのシートに対して二組半(5つ)の係合受部を設けるだけで、ベンチシートとキャプテンシートとの切り換えと、ベンチシートのままの左右変位を行うことができる。従来のように2つのシートに対して三組(6つ)の係合受部を設ける場合に比べて、フロアに設ける係合受部の数が少なくて済む。
請求項4記載の発明によれば、シートをライナーの上部に乗せた状態で前後にスライドさせることができる。
少なくとも一方のシートに対して二組未満の係合受部をフロアに設けるだけで、シートの左右位置を変化させることができる車両用シートの取付構造を提供する目的を、各シートクッションにおける左右一組の係合部から互い対向する方向への第1張出幅が、互いに離反する方向への第2張出幅と、それぞれ相違していると共に、フロアにおける各一組の係合受部間の離間幅に対して、各シートクッションの第1張出幅同士の和が等しく、且つ第2張出幅同士の和が小さいことで実現した。
図1〜図4は、本発明の第1実施例を示す図である。以下、ワゴン車における三列シートのセカンドシートを例に説明する。図1は、セカンドシートを正面から見た図で、右シート1Rと左シート1Lとから構成されている。右シート1Rと左シート1Lは左右対称構造のため、図2に示した左シート1Lの構造を代表して説明する。右シート1Rの構造は対応箇所の符号をRに変えるだけで、重複説明は省略する。
左シート1Lは、基本的にシートクッション2Lとシートバック3Lとから成る。シートクッション2Lの下部には左右一対のレッグ部材4Lが設けられ、該レッグ部材4Lの下端には、前方にヒンジ5Lが、後方にロック6Lが設けられている。これらヒンジ5Lとロック6Lにより、この第1実施形態の係合部7Lが形成される。係合部7L間は所定の支持幅Sに設定されている。
この支持幅Sで形成された係合部7Lは、シートクッション2Lの下面において左側へオフセットしており、シートクッション2Lにおける一対の係合部7Lよりも右側の第1張出幅2Laは、左側の第2張出幅2Lbよりも大きく形成されている。
左右のレッグ部材4Lの間には前方へ向いた操作レバー8Lが設けられている。この操作レバー8Lを持ち上げることにより、レッグ部材4Lの下方にあるロッド9Lが下降するようになっている。また、左側のレッグ部材4Lの側面には解除レバー10Lが設けられている。この解除レバー10Lを操作することにより、レッグ部材4Lの後方に設けられたロック6Lが開いた状態となる。
一方、左シート1Lの下方のフロアFには、係合部7Lと同じ支持幅Sのスライドレール11Lが前後方向に沿って設けられている。そのスライドレール11Lには前後に移動自体なライナー12Lが設けられている。このライナー12Lの前後には、ヒンジ5Lとロック6Lに係合するストライカ13Lが各々設けられている。また、前後のストライカ13Lの間には、前記ロッド9Lに対応するスイッチ14Lが設けられている。このライナー12L及びストライカ13Lにより、この第1実施形態の係合受部15Lが形成される。
スイッチ14Lがロッド9Lにて押されていない状態では、ライナー12Lはスライドレール11Lに固定された状態で、操作レバー8Lを持ち上げてロッド9Lを下降させるとスイッチ14Lが押されて、ライナー12Lのロック状態が解除される。そして、ライナー12L上に左シート1Lを載せたまま前後にスライドすることができる。スライド後、操作レバー8Lを下げた時点で再度ライナー12Lがスライドレール11Lに係合して、左シート1Lの前後位置が固定される。また、解除レバー10Lを操作することにより、ロック6Lとストライカ13Lとの係合を解除して、左シート1Lをヒンジ5Lを中心にして前方へ引き起こした後に、左シート1Lをライナー12Lから取り外すこともできる。
以上、左シート1Lを代表して構造を説明したが、前述のように、右シート1Rも左右対称の同じ構造をしている。すなわち、右シート1Rにも第1張出幅2Raと第2張出幅2Rbがあり、支持幅Sの係合部7Rも設けられている。また、フロアFには同様に支持幅Sの係合受部15Rが設けられている。そして、左右の係合受部15R、15Lの間には、支持幅Sよりも大きい離間幅Mが設けられている。
この離間幅Mと、右シート1R及び左シート1Lにおける第1張出幅2Ra、2Laと第2張出幅2Rb、2Lbは、特別な関係に設定されている。すなわち、各シート1R、1Lの第1張出幅2Ra、2La同士の和は、離間幅Mと等しくなるように設定されている(2Ra+2La=M)。また、第2張出幅2Rb、2Lb同士の和は、離間幅Mよりも小さくなるように設定されている(2Rb+2Lb<M)。
以下、この第1実施形態の作用を説明する。
ベンチシート(図3参照):
図3に示すように、右シート1Rを右側に配置し、左シート1Lを左側に配置すると、前述のように第1張出幅2Ra、2La同士の和が離間幅Mと等しいため、それぞれの第1張出幅2Ra、2Laが対向した状態で連続し、ベンチシートになる。
キャプテンシート(図4参照):
右シート1Rと左シート1Lを左右逆にすると、第2張出幅2Rb、2Lb同士が対向した状態になるが、第2張出幅2Rb、2Lb同士の和が離間幅Mよりも小さいため、右シート1Rと左シート1Lは中央にウォークスルー用の通路Wを空けた状態で離間し、それぞれがキャプテンシートとなる。
以上説明したように、この第1実施例によれば、フロアFには各シート1R、1Lに対してそれぞれ一組づつの係合受部15R、15Lを設けるだけで済み、各シート1R、1Lの配置を左右逆にするだけで、各シート1R、1Lとしての左右位置を変化させることができる。
図5及び図6は、本発明の第2実施例を示す図である。この第2実施例では、右シート16R及び左シート16Lにおいて、係合部17R、17Lがシートクッション18R、18Lの中央に形成され、先の第1実施形態のように左右どちらかへオフセットしていない。
従って、右シート16Rの第1張出幅18Raと第2張出幅18Rbは等しく(18Ra=18Rb)、左シート16Lの第1張出幅18Laと第2張出幅18Lbも等しい(18La=18Lb)。但し、右シート16Rと左シート16Lとでは、シートクッション18R、18L全体の幅が相違しており、右シート16Rのシートクッション18Rの方が左シート16Lのシートクッション18Lよりも小さい幅になっている。そのため、互いに対向する第1張出幅18Ra、18La同士、そして第2張出幅18Rb、18Lb同士は、右シート16Rと左シート16Lとで相違している。
また、一組の係合受部15R、15L間の離間幅Mとの関係においては、右シート16Rと左シート16Lの第1張出幅18Ra、18La同士の和と、第2張出幅18Rb、18Lb同士の和は、いずれも離間幅Mと等しく設定されている(18Ra+18La=M、18Rb+18Lb=M)。
以下、この第2実施例の作用を説明する。
右側通路のベンチシート(図5参照):
図5に示すように、右シート16Rを右側に配置し、左シート16Lを左側に配置した状態では、前述のように第1張出幅18Ra、18La同士の和が離間幅Mと等しいため、第1張出幅18Ra、18Laが対向した状態で連続し、ベンチシートになる。但し、第2張出幅18Rb、18Lbが第1張出幅18Ra、18Laより小さい方の右シート16Rが左シート16Lの右側に位置しているため、ウォークスルー用の通路Wは右側に形成される。
右側通路のベンチシート(図6参照):
右シート16Rと左シート16Lを左右逆にしても、対向する第2張出幅18Rb、18Lbの和が離間幅Mと等しいため、ベンチシートの状態は維持される。しかし、第2張出幅18Rb、18Lbが第1張出幅18Ra、18Laより小さい方の右シート16Rが左シート16Lの左側に位置するため、ウォークスルー用の通路Wは左側に形成される。
以上説明したように、この第2実施例も、フロアFに右シート16R及び左シート16Lに対してそれぞれ一組づつの係合受部15R、15Lを設けるだけで済み、それでも、右シート16Rと左シート16Lの左右を逆にするだけで、ベンチシートの状態のままで左右位置を変化させることができる。
図7〜図10は、本発明の第3実施例を示す図である。この第3実施例では、右シート19Rと左シート19Lの離間幅Mが、一組の係合受部15Lの支持幅Sの2倍あり、その離間幅Mの中央に更にもう1つの係合受部15Xを形成した。すなわち、右シート19Rと左シート19Lに対して、二組半の係合受部15R(×2)、15L(×2)、15Xを設けた(合計5つ)。そして、各シート19R、19Lにおける各シートクッション20R、20Lの第1張出幅20Ra、20Laと第2張出幅20Rb、20Lbは相違しており、第1張出幅20Ra、20La同士の和は離間幅Mに等しく、第2張出幅20Rb、20Lb同士の和は離間幅Mよりも小さいが、支持幅Sとは等しい関係になっている。
以下、この第3実施例の作用を説明する。
中央配置のベンチシート(図7参照):
図7に示すように、右シート19Rを右側に配置し、左シート19Lを左側に配置した状態では、各係合部7R、7Lが左右両側の二組の係合受部15R、15Lにそれぞれ係合され、中央の係合受部15Xが空いた状態となる。この状態で、互いに対向する第1張出幅20Ra、20La同士の和が離間幅Mと等しいため、それぞれの第1張出幅20Ra、20Laが対向した状態で連続し、左右中央に配置されたベンチシートとなる。
キャプテンシート(図8参照):
中央の係合受部15Xを空けたベンチシートの状態のまま、右シート19Rと左シート19L図7の配置位置を左右逆にすると、第2張出幅20Rb、20Lb同士が対向した状態になるが、第2張出幅20Rb、20Lb同士の和が離間幅Mよりも小さいため、右シート19Rと左シート19Lは中央にウォークスルー用の通路Wを空けた状態で離間し、それぞれがキャプテンシートとなる。
右側通路のベンチシート(図9参照):
第2張出幅20Rb、20Lb同士の和は、離間幅Mよりは小さいが、係合受部15R、15L、15Xのそれぞれの支持幅Sとは等しいため、図8の状態から、右側にある左シート19Lを、左側にある右シート19Rに近づけて、左シート19Lにおける係合部7Rの一方を中央の係合受部15Xに係合させる。そうすると、右側にウォークスルー用の通路Wが形成されたベンチシートとなる。
左側通路のベンチシート(図10参照):
図9の状態から、ベンチシート状態における各シート19R、19Lの係合部7R、7Lを、5つの係合受部15R、15L、15Xのうちの、右側の4つに係合させた状態にすると、各シート19R、19Lがベンチシート状態のまま右側に変位した状態となり、左側にウォークスルー用の通路Wが形成される。
以上説明したように、この第3実施例によれば、各シート19R、19Lを左右逆にすることにより、ベンチシートとキャプテンシートを切り換えることができる。また、ベンチシートにした状態のままで、フロアFにおける係合受部15R、15L、15Xを選択することにより、左右へ変位させることができる。このように、フロアFには2つのシート19R、19Lに対して二組半(5つ)の係合受部15R、15L、15Xを設けるだけで、ベンチシートとキャプテンシートとの切り換えと、ベンチシートのままの左右変位を行うことができる。従来のように2つのシートに対して三組(6つ)の係合受部を設ける場合に比べて、フロアFに設ける係合受部15Lの数が少なくて済む。
尚、以上の説明では、シートとして三列シートのセカンドシートを例にしたが、これに限定されない。
本発明の第1実施例に係るシートの係合部と、フロアの係合受部を示す概略正面図。 図1の左シートの構造を示す斜視図。 図1のシートをベンチシートにした状態を示す概略正面図。 図1のシートをキャプテンシートにした状態を示す概略正面図。 本発明の第2実施例に係る右側通路のベンチシートを示す概略正面図。 図5の左側通路のベンチシートを示す概略正面図。 本発明の第3実施例に係るベンチシート状態を示す概略正面図。 図7のシートをキャプテンシートにした状態を示す概略正面図。 図7のシートを右側通路としたベンチシートを示す概略正面図。 図7のシートを左側通路としたベンチシートを示す概略正面図。
符号の説明
1R、16R、19R 右シート
1L、16L、19L 左シート
2R、2L、18R、18L、20R、20L シートクッション
7R、7L、17R、17L 係合部
12R、12L ライナー
15R、15L、15X 係合受部
S 支持幅
M 離間幅
F フロア
W 通路

Claims (4)

  1. 左右方向に2つ配置されたシートにおける各シートクッションの下部に、それぞれ左右対称一組の係合部を一組づつ設け、フロアに、左右一組の係合受部を、各シートに対して一組づつ左右方向に沿って且つ所定の離間幅だけ離間させた状態で設け、シートクッションの係合部をフロアの係合受部に対して着脱自在に取付可能な車両用シートの取付構造であって、
    前記各シートクッションにおける左右一組の係合部から互い対向する方向への第1張出幅が、互いに離反する方向への第2張出幅より大きい幅寸法を有すると共に、フロアにおける各一組の係合受部間の離間幅各シートクッションの第1張出幅同士の和が等しく、且つ第2張出幅同士の和が小さいことを特徴とする車両用シートの取付構造。
  2. 左右方向に2つ配置されたシートにおける各シートクッションの中央の下部に、それぞれ左右対称一組の係合部を一組づつ設け、フロアに、左右一組の係合受部を、各シートに対して一組づつ左右方向に沿って且つ所定の離間幅だけ離間させた状態で設け、シートクッションの係合部をフロアの係合受部に対して着脱自在に取付可能な車両用シートの取付構造であって、
    前記各シートクッションにおける左右一組の係合部から互いに対向する方向への第1張出幅と、互いに離反する方向への第2張出幅とが、各シートクッションにおいてそれぞれ同一であると共に、異なるシートクッションの間における第1張出幅同士及び第2張出幅同士がそれぞれ相違しており、且つフロアにおける各一組の係合受部間の離間幅に対して、各シートクッションの第1張出幅同士の和と、第2張出幅同士の和のいずれも等しいことを特徴とする車両用シートの取付構造。
  3. 左右方向に2つ配置されたシートにおける各シートクッションの下部に、それぞれ左右対称一組の係合部を一組づつ設け、フロアに、左右一組の係合受部を、各シートに対して一組づつ左右方向に沿って且つ所定の離間幅だけ離間させた状態で設けると共に、該離間幅の中間位置に一組の係合部間の支持幅と同じ幅だけ各一組の係合部から離間した1つの係合受部を設け、シートクッションの係合部をフロアの係合受部に対して着脱自在に取付可能な車両用シートの取付構造であって、
    前記各シートクッションにおける左右一組の係合部から互いに対向する方向への第1張出幅が、互いに離反する方向への第2張出幅とが、それぞれ相違していると共に、フロアにおける各一組の係合受部間の離間幅に対して、各シートクッションの第1張出幅同士の和が等しく、且つ第2張出幅同士の和が小さく、更に、一組の係合部間の支持幅に対して、第2張出幅同士の和が等しいことを特徴とする車両用シートの取付構造。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両用シートの取付構造であって、
    前記係合受部が、前記フロアに対して前後スライド自在なライナーに設けられていることを特徴とする車両用シートの取付構造。
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