JP4238098B2 - 操作感覚付与型入力装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電気機器を操作するための操作感覚付与型入力装置であって、特に、電気機器の異常を報知する手段を備えるものに関する。
<操作感覚付与型入力装置>
従来から、入力装置には、手動操作する操作部、例えばロータリノブと、このロータリノブの回転角を検出するロータリエンコーダと、ロータリノブに外力を与える外力付与手段、例えばモータと、ロータリエンコーダにより検出されたロータリノブの回転角に応じて、予め設定された操作感覚がロータリノブから操作者に付与されるように、モータを制御する制御手段とを備える操作感覚付与型入力装置がある。
この種の操作感覚付与型入力装置には、電気機器、例えばカーエアコンを操作する、すなわち、カーエアコンの制御項目である風量、温度および吹出口の設定を行うためのものがある。つまり、前記ロータリノブを、各制御項目の設定を行うために手動操作されるすべての制御項目に共通の操作部とし、ロータリノブから操作者に付与する操作感覚のパターンを各制御項目毎に異なるものに設定して、どの制御項目の設定を行っているかをロータリノブから得るクリック感覚等の操作感覚の違いから識別できるようにしたものがある(特許文献1参照)。
<異常報知装置>
また、従来から、異常報知装置には、ランプの点灯や点滅により異常を報知するもの、ブザーにより音で異常を報知するのもがあり、例えばカーエアコンにもそのようなものが適用されている。(特許文献2参照)
2002−189560公報(段落番号33、図6) 特願平10−324243号公報
操作感覚付与型入力装置にも、異常を報知する手段を設けることが要望されているが、上述した異常報知装置のように、音や光により異常を報知すると、操作者が気付かないことがあるので、携帯電話のバイブレータのように力学的感覚により異常を報知することが要望されている。しかし、操作感覚付与型入力装置にバイブレータのような装置を新たに設けるとなると、構造が複雑化し、コストアップを招いてしまうという問題があった。
本発明は、上述の実情を考慮してなされたものであり、その目的は、力学的感覚を操作者に付与するための装置を新たに設けることなく、力学的感覚により異常を報知することができる操作感覚付与型入力装置を提供することにある。
上述の目的を達成するために本発明は次の「〔1〕」〜「〔3〕」ように構成されている。
〔1〕 本発明は、回転操作される操作部と、この操作部の操作に応じて、この操作部に関連する電気機器の制御項目の設定を変更するための設定信号を出力する設定指令手段と、前記操作部に外力を与える外力付与手段と、前記操作部の操作に応じてクリック感覚が前記操作部から操作者に付与されるように、前記外力付与手段の正常時制御を行う制御手段を備え、前記制御手段、前記電気機器からの信号を基にこの電気機器の異常を判定するとともに、前記電気機器が異常と判定された状態で前記操作部が操作されると、前記操作部から操作者にクリック感覚が付与されず、前記操作部の操作が阻止されるように、前記外力付与手段に対して異常時制御を行うことを特徴とする。
〔2〕 本発明は、回転操作される操作部と、この操作部の操作に応じて、この操作部に関連する電気機器の制御項目の設定を変更するための設定信号を出力する設定指令手段と、前記操作部に外力を与える外力付与手段と、前記操作部の操作に応じてクリック感覚が前記操作部から操作者に付与されるように、前記外力付与手段の正常時制御を行う制御手段とを備え、前記制御手段は、前記電気機器からの信号を基にこの電気機器の異常を判定するとともに、前記電気機器が異常と判定された状態で前記操作部が操作されると、前記操作部から操作者にクリック感覚が付与されず、前記操作部が空転するように前記外力付与手段に対して異常時制御を行うことを特徴とする。
「〔1〕」のように構成された本発明では、操作感覚付与型入力装置を構成するために予め備えられている操作部、外力付与手段および制御手段を利用して、操作部から操作者に異常を示す力学的感覚として操作部の操作が阻止される感覚を付与するようにしている。これにより、力学的感覚を操作者に付与するための装置を新たに設けることなく異常を報知することができる。
「〔2〕」のように構成された本発明では、操作感覚付与型入力装置を構成するために予め備えられている操作部、外力付与手段および制御手段を利用して、操作部から操作者に異常を示す力学的感覚として操作部が空転する感覚を付与するようにしている。これにより、力学的感覚を操作者に付与するための装置を新たに設けることなく異常を報知することができる。
〔3〕 本発明は、「〔1〕」または「〔2〕」に記載の発明において、手動操作により電気機器の複数の制御項目を、択一的に選択するための選択信号を出力する選択指令手段を有し、前記操作部は、前記複数の制御項目のそれぞれの設定を変更するために操作される前記複数の制御項目に共通のものであり、前記設定指令手段は、前記操作部の操作に応じて、前記選択指令手段により選択された制御項目の設定を変更するための設定信号を出力するよう設定され、前記制御手段は、前記複数の制御項目のうちの1つが前記選択指令手段により選択されて、前記操作部が操作されると、前記外力付与手段の前記正常時制御を行い、前記電気機器からの信号を基に、この電気機器の前記複数の制御項目のそれぞれに関連する部分の異常を判定、前記複数の制御項目の少なくとも1つに関連する部分が異常と判定され、その異常と判定された制御項目が前記選択指令手段により選択された状態で前記操作部が操作されると、前記外力付与手段に対して前記異常時制御を行うことを特徴とする。
このように構成した本発明では、異常が検知された制御項目が選択されたときにのみ、異常を示す力学的感覚、すなわち操作部の操作が阻止される感覚または操作部が空転する感覚が操作部から操作者に付与されるようにしている。つまり、他の制御項目に関連する部分の異常が検知されていても、異常が検知されていない制御項目の設定を変更する際は、作部から操作者に異常を示す力学的感覚が付与されないようにしている。これにより、異常が検知されていない制御項目の設定の変更を妨げないようにすることができる。
以下に本発明の操作感覚付与型入力装置の一実施形態について説明する。
図1は本発明の操作感覚付与型入力装置の一実施形態を示す正面図、図2は本実施形態の本体を示す分解斜視図、図3は本実施形態の電気系統を示すブロック図、図4は本実施形態の動作を示すフローチャート、図5は図4の続きを示すフローチャートである。
本実施形態は、電気機器、例えばカーエアコンの制御項目、すなわち、風量、温度および吹出口の設定を行うための図1に示す操作感覚付与型入力装置1である。この操作感覚付与型入力装置1は、並設される複数、例えば第1〜第3表示エリア2A〜2Cを有し、これらの表示エリア2A〜2Cのそれぞれに、カーエアコンの風量の設定値、温度の設定値および吹出口の設定状態を表示する表示部2を備えている。
第1表示エリア2Aでは、風量の設定値を、自動制御を示す「AUTO」と、例えば6段階の風量の設定値を示す数字「0」〜「6」と、各数字間に設けられるバーとによって表示するようにしてある。つまり、自動制御が選択された場合には、「AUTO」のみを点灯させるように設定してある。また、風量の設定値を表示する場合は「0」〜「6」のすべての数字を点灯させておき、設定値を示す数字までの数字間に位置するバーを点灯させるようにしてある。例えば風量の設定値として「3」が選択された場合、「0」〜「6」のすべての数字と、「0」と「1」の間のバー、「1」と「2」の間のバー、「2」と「3」の間のバーが点灯する。
第2表示エリア2Bでは、温度の設定値を示す数字をデジタル表示するようにしてあり、16℃〜30℃までの範囲の温度の設定値を1℃刻みで表示するようにしてある。
また、第3表示エリア2Cには、顔側、胴側、足側のそれぞれへの風向を示す矢印を点灯させることによって、吹出口の設定状態を表示するようにしてある。また、吹出口の設定状態としては、足側のみへの送風、足側と胴側への送風、胴側のみへの送風、胴側と顔側への送風、顔側、胴側および足側の送風を表示するようにしてある。
第1〜第3表示エリア2A〜2Cのそれぞれの下部近傍には、押ボタンからなる第1〜第3選択ボタン3A〜3Cのそれぞれを配置してある。つまり、第1表示エリア2Aの下部近傍には、制御項目として風量を選択するための第1選択ボタン3Aを配置してある。同様に、第2表示エリア2Bの下部近傍には、制御項目として温度を選択するための第2選択ボタン3Bを配置してある。また同様に、第3表示エリア2Cの下部近傍には、制御項目として吹出口を選択するための第3選択ボタン3Cを配置してある。
また、第1〜第3選択ボタン3A〜2Cの下部近傍には、手動で回転操作されるロータリノブ4を配置してある。このロータリノブ4は、制御項目である風量、温度および吹出口のそれぞれの設定を変更するために操作されるものであり、これらの制御項目に共通の共通操作部である。
また、操作感覚付与型入力装置1は、図2に示すように、筐体を形成する表カバー6と裏カバー17を備えている。表カバー6には、第1〜第3選択ボタン3A〜3Cのそれぞれが摺動可能に挿入される摺動孔6a〜6cと、ロータリノブ4が摺動可能に嵌め込まれる凹部6eと、この凹部6eの中央に設けられモータ8にロータリノブ4を固定するためのホルダ5を回転可能に挿入する軸孔6dと、表示部2の輪郭を形成する枠部6fとを設けてある。
表カバー6と裏カバー17により構成される筐体の内部には、第1〜第3スイッチ16A〜16Cが設置されるプリント基板(PCB)15を収納してある。このプリント基板15は、裏カバー17に固定してある。また、第1〜第3選択ボタン3A〜3Cのそれぞれは、第1〜第3ボタンホルダ7A〜7Cのそれぞれにより保持してあり、第1〜第3スイッチ16A〜16Cがボタンホルダ7A〜7Cのそれぞれを介して第1〜第3選択ボタン3A〜3Cのそれぞれに押圧操作されるようにしてある。つまり、第1〜第3選択ボタン3A〜3Cと、第1〜第3ボタンホルダ7A〜7Cと、第1〜第3スイッチ16A〜16Cとにより、カーエアコンの制御項目である風量、温度および吹出口を択一的に選択するための選択信号を出力する選択指令手段を構成してある。
また、前記筐体の内部には、ロータリノブ4に外力を与える外力付与手段、すなわち、ロータリノブ4に回転力を与えるモータ8を収納してある。このモータ8には、モータ8の出力軸の回転角、すなわち、ロータリノブ4の回転角を検出して回転角信号を出力するロータリエンコーダ9を取り付けてある。つまり、ロータリノブ4と、このロータリノブ4が固定されるモータ8の出力軸と、ロータリエンコーダ9とによって、制御項目である風量、温度および吹出口の設定を変更するための設定信号を出力する設定指令手段を構成してある。なお、モータ8の回転力は、後述する制御装置20により制御し、これにより、ロータリノブ4の操作に応じた予め設定された操作感覚がロータリノブ4から操作者に付与されるようにしてある。
また、表カバー6とプリント基板15の間には、枠部6fに配置されて表示部2を構成するLCD10と、チップ型LED18からの光をLCD10に導く導光板13と、LCD10と導光板13の間に配置される光拡散シート11,12と、LCD10、導光板13および光拡散シート11,12を保持するとともに側部にチップ型LED18が設けられるLCDホルダ14とを配置してある。LCDホルダ14は、プリント基板15に固定してある。
また、操作感覚付与型入力装置1は、図3に示す制御装置20(マイクロコンピュータ)を備えている。この制御装置20は、CPU20a、ROM20bおよびEEPROM20cを備えている。
CPU20aは、第1〜第3スイッチ16A〜16CのそれぞれからのON信号、ロータリエンコーダ9からの回転角信号に応じて、モータ8の制御、LCD10の制御、および、カーエアコンの制御と行うとともに、制御装置20全体の制御を行うものである。
ROM20bは、モータ8の制御、LCD10の制御、カーエアコンの制御、および制御装置20全体の制御を行うための、制御プログラムや関数を予め記憶させるものである。なお、このROM20bは、カーエアコンに予め備えられているものであり、余っている記憶容量を使用して、操作感覚付与型入力装置1のモータ8およびLCD10を制御するための制御プログラムや関数を記憶させてある。
EEPROM20cは、カーエアコンに備えられる各センサにより検出された検出値、CPU20aにより算出される値、操作感覚付与型入力装置1のLCD10およびモータ8の制御状態、ロータリエンコーダ9により検出されたロータリノブ4の回転角を記憶するものである。
カーエアコンに備えられる各センサとは、ファンを回転させるファンモータ23の回転数を検出する回転数センサ30と、車外の温度を検出する外気温センサ31と、車内の温度を検出する内気温センサ32と、エンジン冷却水の温度を検出する水温センサ33と、車内に射し込む日射量を検出する日射センサ34と、エバポレータ温度の温度を検出するエバポレータ温度センサ35と、エアミックスダンパ(A/Mダンパ)の位置を検出するA/Mダンパ位置センサ36と、吹出口を開閉する吹出口ダンパの位置を検出する吹出口ダンパ位置センサ37である。
そして、制御装置20は、センサ30〜37からの検出電圧に応じて制御項目である風量、温度および吹出口のそれぞれに関連するカーエアコン部分の異常を判定するように設定してある。例えば、制御装置20は、上述の各センサ30〜37からの検出電圧が、予め設定した上限または下限を超えたときに、各センサ30〜37が異常(断線または短絡)であると判定するようにしてある。また、制御装置20は、回転数センサ30により検出された回転数が目標回転数と異なった状態が予め設定した時間続いたことを条件としてファンが異常であると判定し、内気温センサ32により検出された温度が他の内気温センサにより検出される温度と予め設定された温度以上異なっている状態が、予め設定された時間続いたことを条件として内気温センサ32が異常であると判定し、吹出口ダンパ位置センサ37により検出された位置が目標位置と異なった状態が予め設定した時間続いたことを条件として吹出口ダンパが異常であると判定するようにしてある。
また、制御装置20は、風量に関連するカーエアコン部分が異常と判定したときに、第1表示エリア2Aに「Err1」と表示するとともに、「AUTO」、「0」〜「6」および、数字間のすべてのバーを消灯するように、LCD10を制御する設定にしてある。また、制御装置20は、温度に関連するカーエアコン部分が異常と判定したときに、第2表示エリア2Bに「Err2」と温度の設定値とを表示するように、LCD10を制御する設定にしてある。また、制御装置20は、吹出口に関連するカーエアコン部分が異常と判定したときに、第3表示エリアに「Err3」を表示するとともに、風向を示すすべての矢印を消灯するように、LCD10を制御する設定にしてある。
また、制御装置20によるモータ8の制御には、カーエアコンが正常である場合の正常時制御(1)と、カーエアコンが異常である場合の異常時制御(2)とがある。これらのモータ8の制御を、図6〜9を用いて説明する。
図6は、風量設定時の操作感覚のパターンを示す図、図7は、カーエアコンの風量に関連する部分に異常がある状態において風量の設定を変更しようとしたときの力学的感覚のパターンを示す図、図8は、温度設定時の操作感覚のパターンを示す図、図9は、カーエアコンの温度に関連する部分に異常がある状態において温度の設定を変更しようとしたときの力学的感覚のパターンを示す図である。
(1)カーエアコンが正常である場合のモータ8の制御
制御装置20は、各制御項目毎に予め設定した異なる操作感覚のパターンに基づいて、モータ8を制御するように設定してある。操作感覚のパターンは、各制御項目毎にロータリノブ4から操作者に異なるクリック感覚が与えられたり、予め設定した回転角でロータリノブ4の回転が阻止されるように設定したものであり、次の3つのパターンを設定してある。
[風量設定の操作感覚のパターン]
図6に示す50が、風量設定時の操作感覚のパターンである。この操作感覚のパターン50は、ロータリノブ4の回転角が「AUTO」、「0」〜「6」のそれぞれに対応する回転角になる度毎にロータリノブ4から操作者にクリック感覚51が付与されるように設定してある。クリック感覚51は、「AUTO」、「0」〜「6」のそれぞれに対応する回転角近傍においてロータリノブの回転方向と同方向の回転力を、または回転方向と同方向の回転力に続けて反対方向の回転力を、一時的に与えることにより発生させる。
また、操作感覚のパターン50は、「AUTO」に対応する回転角を下限、「6」対応する回転角を上限としてロータリノブ4の回転が阻止されるように設定してある。「AUTO」に対応する回転角におけるロータリノブ4の回転の阻止は、操作者がロータリノブ4を左方向に回転させると、モータ8からロータリノブ4に右方向の最大回転力52が付与されて、これ以上左方向に回転させることができないと操作者に認識させることにより行う。また、「6」に対応する回転角におけるロータリノブ4の回転の阻止は、操作者がロータリノブ4を右方向に回転させると、モータ8からロータリノブ4に左方向の最大回転力53が付与されて、これ以上左方向に回転させることができないと操作者に認識させることにより行う。
なお、「AUTO」に対応する回転角において操作者がロータリノブ4を無理やり左方向に回転させた場合、操作者がロータリノブ4から手指を離したときに、ロータリノブ4が「AUTO」に対応する回転角に復帰するようにモータ8が制御される。また、「6」に対応する回転角において操作者がロータリノブ4を無理やり右方向に回転させた場合、操作者がロータリノブ4から手指を離したときに、ロータリノブ4の回転角が「6」に対応する回転角に復帰するようにモータ8が制御される。
[温度設定時の操作感覚のパターン]
図8に示す70が、温度設定時の操作感覚のパターンである。この操作感覚のパターン70は、ロータリノブ4の回転角が16℃〜30℃の範囲に対応する回転角の範囲で1℃に対応する回転角変化する度毎に、風量設定時のクリック感覚51よりも小さなクリック感覚71がロータリノブ4から操作者に付与されるように設定してある。このクリック感覚71は、ロータリノブ4の回転角が1℃に対応する回転角変化する度毎に、ロータリノブ4の回転方向と同方向の回転力を一時的に与えることにより発生させる。
また、操作感覚のパターン70は、16℃に対応する回転角を下限、30℃に対応する回転角を上限としてロータリノブ4の回転が阻止されるように設定してある。16℃に対応する回転角におけるロータリノブ4の回転の阻止は、操作者がロータリノブ4を左方向に回転させると、モータ8からロータリノブ4に右方向の最大回転力52が付与されて、これ以上左方向に回転させることができないと操作者に認識させることにより行う。また、30℃に対応する回転角におけるロータリノブ4の回転の阻止は、操作者がロータリノブ4を右方向に回転させると、モータ8からロータリノブ4に左方向の最大回転力53が付与されて、これ以上左方向に回転させることができないと操作者に認識させることにより行う。
なお、16℃に対応する回転角において操作者がロータリノブ4を無理やり左方向に回転させた場合、操作者がロータリノブ4から手指を離したときに、ロータリノブ4が16℃に対応する回転角に復帰するようにモータ8が制御される。また、30℃に対応する回転角において操作者がロータリノブ4を無理やり右方向に回転させた場合、操作者がロータリノブ4から手指を離したときに、ロータリノブ4の回転角が30℃に対応する回転角に復帰するようにモータ8が制御される。
[吹出口設定時の操作感覚のパターン]
吹出口設定時の操作感覚のパターンは、図示しないが、ロータリノブ4の回転角が足側のみへの送風、足側と胴側への送風、胴側のみへの送風、胴側と顔側への送風、顔側、胴側および足側の送風のそれぞれに対応する回転角になる度毎に、風量設定時よりも大きなクリック感覚がロータリノブ4から操作者に付与されるように設定してある。また、ロータリノブ4の回転角の上限と下限がなく、回転が阻止されないように設定してある。
(2)カーエアコンが異常である場合のモータ8の制御
制御装置20は、風量、温度および吹出口のそれぞれに関連するカーエアコン部分が異常と判定した状態では、異常を示す力学的感覚がロータリノブ4から操作者に付与されるように、モータ8を制御する設定にしてある。モータ8は、風量、温度および吹出口のそれぞれに関連するカーエアコン部分が異常と判定したとき、次のように制御される。
[風量に関連するカーエアコン部分に異常があるとき]
制御装置20では、風量に関連するカーエアコン部分が異常と判定された状態で、すなわち、回転数センサ30およびファンの少なくとも一方が異常と判定された状態で、第1選択ボタン3Aが操作され、設定を変更する制御項目として風量が選択されると、ロータリノブ4を図1の左右いずれの方向にも回転操作できないという力学的感覚を操作者に付与するために、ロータリノブ4の回転を阻止するようにモータ8を制御する設定にしてある。
例えば図7に示す力学的感覚のパターン60のように、前回設定された風量が「2」である場合、風量に関連するカーエアコン部分が異常と判定された状態で、ロータリノブ4が「2」に対応する回転角から左方向に回転操作されると、右方向の最大回転力52がモータ8からロータリノブ4に付与され、ロータリノブ4が「2」に対応する回転角から右方向に回転操作されると、左方向の最大回転力53がモータ8からロータリノブ4に付与されるように、モータ8が制御装置20によって制御される。
[温度に関連するカーエアコン部分に異常があるとき]
制御装置20では、温度に関連するカーエアコン部分が異常と判定された状態で、すなわち、外気温センサ31、内気温センサ32、水温センサ33、日射センサ34、エバポレータ温度センサ35、およびA/Mダンパ位置センサ36の少なくとも1つが異常と判定した状態で、第2選択ボタン3Bが操作され、設定を変更する制御項目として温度が選択されると、ロータリノブ4が空転しているという力学的感覚が操作者に付与されるように、モータ8からロータリノブ4に回転力を与えるのを中止する設定にしてある。つまり、図9に示す力学的感覚のパターン80のように、16℃〜30℃に対応する回転範囲において、上述の図8に示すクリック感覚71が発生しないように、モータ8の制御を中止するようにしてある。なお、このようにロータリノブ4から操作者にクリック感覚71が付与されないように状態でも、温度の設定は行えるようにしてある。
[吹出口に関連するカーエアコン部分に異常があるとき]
制御装置20では、吹出口に関連するカーエアコン部分が異常と判定された状態で、すなわち、吹出口ダンパ位置センサおよび吹出口ダンパの少なくとも一方が異常と判定された状態で、第3選択ボタン3Cが操作され、設定を変更する制御項目として吹出口が選択されると、ロータリノブ4を図1の左右いずれの方向にも回転操作できないという力学的感覚を操作者に付与するために、ロータリノブ4の回転を阻止するように、モータ8を制御する設定にしてある。
このように構成した本実施形態は、次のように動作する。
カーエアコンの作動中、制御装置20によって、前回設定された風量の設定値、温度の設定値、吹出口の設定状態にしたがってカーエアコン、すなわち、ファンモータ23、A/Mダンパモータ24、冷却装置26または加熱装置27、および吹出口ダンパモータ28の制御が行われている。
また、この制御装置20では、カーエアコンの制御が行われる一方で、図4,5に示す手順で、各制御項目に関連する異常の判定が行われている。
つまり、回転数センサ30からの回転数信号、外気温センサ31からの車外温度信号、内気温センサ32からの車内温度信号、水温センサ33からの水温信号、日射センサ34からの日射信号、エバポレータ温度センサ35からのエバポレータ温度信号、A/Mダンパ位置センサ36からのA/Mダンパ位置信号、および、吹出口ダンパ位置センサ37からの吹出口ダンパ位置信号のそれぞれに異常がないかどうかの判定、すなわち点検が行われる(手順S1〜S8)。
そして、回転数信号が異常と判定された場合(手順S1でYES)、Err1フラグが1にセットされる(手順S9)。また、車外温度信号、車内温度信号、水温信号、日射信号、エバポレータ温度信号、および、A/Mダンパ位置信号のうちの少なくとも1つが異常と判定した場合(手順S10〜S15のうちの少なくとも1つでYES)、Err2フラグが1にセットされる(手順S10〜S15)。また、吹出口ダンパ位置信号が異常と判定された場合(手順S8でYES)、Err3フラグが1にセットされる(手順S16)。
次に、第1〜第3スイッチ16A〜16CのいずれかがONになったかどうか、すなわち、第1〜第3選択ボタン3A〜3Cのいずれかの押圧操作によりいずれかの制御項目を選択するための選択指令信号が入力されたかどうかの判定が行われる(手順S17,S22,S27)。第1〜第3スイッチ16A〜16CのいずれもONにならなければ(手順S17,S22およびS27でNO)、上述の点検(手順S1〜S8)が再開される。
また、第1スイッチ16AがONになり(手順S17でYES)、上述の点検でErr1フラグが1にセットされていれば(手順S18でYES)、制御装置20によりLCD10が制御され、第1表示エリア2A「Err1」が表示される(S19)。また、ロータリノブ4の回転が変化すると、すなわち、ロータリノブ4が回転操作されると(手順S20でYES)、制御装置20により例えば図7に示すようにモータ8が制御されて、ロータリノブ4の回転を阻止するストップ制御が行われる(手順S21)。
そして、ロータリノブ4が所定時間、例えば2秒間行われないと、制御装置20により操作感覚付与型入力装置1が制御され、これにより、ロータリノブ4を回転させても、いずれの設定も変更されない表示モードに戻る。また、上述の点検(手順S1〜S8)が再開される。また、ロータリノブ4が回転操作されない場合も(手順S20でNO)、表示モードに戻り、点検(手順S1〜S8)が再開される。
また、第2スイッチ16BがONになり(手順S22でYES)、上述の点検でErr2フラグが1にセットされていれば(手順S23でYES)、制御装置20によりLCD10が制御され、第2表示エリア2B「Err2」が表示される(S24)。また、ロータリノブ4が回転操作されると(S25でYES)、制御装置20により図9に示すようにモータ8が制御されて、ロータリノブ4に図8に示すクリック感覚51が発生しないようにする空転制御が行われる(手順S26)。
このとき、第2表示エリア2Bには、「Err2」と温度の前回の設定値が表示されおり、ロータリノブ4から操作者にクリック感覚51は与えられないが、温度の設定は行うことは可能である。つまり、操作者がロータリノブ4を回転操作し、ロータリエンコーダ9から制御装置20にロータリノブ4の回転角を示す検出信号が入力されると、制御装置20によりLCD10が制御され、これにより、第2表示エリア2Bに表示される温度の設定値が、前回の設定値から増減する。温度の前回の設定値として「24」が表示されていた場合、操作者がロータリノブ4を図1の右方向に回転させていくと、「24」から「25」、「26」・・・「30」と1ずつ増加していき、左方向に回転させていくと「23」、「22」・・・「16」と1ずつ減少していく。
そして、ロータリノブ4の操作が2秒間行われないと、制御装置20により操作感覚付与型入力装置1が制御され、これにより、ロータリノブ4を回転させても、いずれの設定も変更されない表示モードに戻り、温度の設定が終了する。そして、点検(手順S1〜S8)が再開される。なお、ロータリノブ4が回転操作されない場合も(手順S25でNO)、表示モードに戻り、点検(手順S1〜S8)が再開される。
また、第3スイッチ16CがONになり(手順S27でYES)、上述の点検でErr3フラグが1にセットされていれば(手順S28でYES)、制御装置20によりLCD10が制御され、第3表示エリア2C「Err3」が表示される(S29)。また、ロータリノブ4が回転操作されると(S30でYES)、制御装置20によりモータ8が制御されて、ロータリノブ4の回転を阻止するストップ制御が行われる(手順S31)。
そして、ロータリノブ4の操作が2秒間行われないと、制御装置20により操作感覚付与型入力装置1が制御され、これにより、ロータリノブ4を回転させても、いずれの設定も変更されない表示モードに戻る。そして、点検(手順S1〜S8)が再開される。また、ロータリノブ4が回転操作されない場合も(手順S25でNO)、表示モードに戻り、点検(手順S1〜S8)が再開される。
なお、第1スイッチ16AがONになったときに(手順S17でYES)、Err1フラグが0であれば(手順S18でNO)、すなわち、風量に関連するカーエアコン部分に正常ならば、ストップ制御が行われないので、操作者がロータリノブ4を回転操作させることができる。つまり、操作者がロータリノブ4を回転操作し、ロータリエンコーダ9から制御装置20にロータリノブ4の回転角を示す検出信号が入力されて、制御装置20によりLCD10が制御されると、第1表示エリア2Aに表示されている風量の設定値が、前回の設定値から増減する。
これにより、風量の前回の設定値がとして例えば「3」が表示されていた場合、操作者がロータリノブ4を図1の右方向に回転させていくと、「0」〜「6」、「0」〜「3」までの各数字間のバーの点灯に加えて、「4」と「5」の間のバー、「5」と「6」の間のバーが順に点灯していく。また、ロータリノブ4を左方向に回転させていくと、「3」と「2」の間のバー、「2」と「1」の間のバー、「1」と「0」の間のバーが順に消灯していく。そして、さらにロータリノブ4を左方向に回転させると、「0」〜「6」のすべての数字も消灯し、「AUTO」のみが点灯する。
また、制御装置20では、このようにして第1表示エリア2Aの風量の設定値を示す表示を変化させる一方で、図6に示すようにモータ8の制御が行われ、これにより、例えば、ロータリエンコーダ9により検出されたロータリノブ4の回転角が、「AUTO」、「0」、「1」、「2」・・・「6」に対応する回転角になる度毎に、操作者はロータリノブ4からクリック感覚71を得る。
ロータリノブ4の操作が2秒間行われないと、制御装置20により操作感覚付与型入力装置1が制御され、これにより、ロータリノブ4を回転させても、いずれの設定も変更されない表示モードに戻り、風量の設定が終了する。
また、第2スイッチ16BがONになったときに(手順S22でYES)、上述の点検でErr2フラグが0であれば(手順S23でNO)、すなわち、温度に関連するカーエアコン部分が正常ならば、空転制御が行われないので、操作者はロータリノブ4の回転角を1℃に対応する回転角変化させる度毎に、ロータリノブ4からクリック感覚51を得ながら、温度の設定を行うことができる。
また、第3スイッチ16CがONになったときに(手順S27でYES)、Err3フラグが0であれば(手順S28でNO)、ストップ制御が行われないので、
操作者はロータリノブ4を回転操作できる。つまり、操作者がロータリノブ4を回転操作し、ロータリエンコーダ9から制御装置20にロータリノブ4の回転角を示す検出信号が入力されると、制御装置20によりLCD10が制御され、第3表示エリア2Cの吹出口の設定状態の表示が、前回設定された設定状態の表示から切り換わる。
これにより、操作者がロータリノブ4を図1の右方向に回転させていくと、前回の吹出口の設定として例えば胴のみへの送風と表示されていれば、胴側と顔側への送風の表示、顔側、胴側および足側への送風の表示、足側への送風の表示へと順に切り換わっていき、ロータリノブ4を左方向に回転させていくと、足側と胴側への送風の表示、足側のみへの送風の表示、顔側、胴側および足側への送風の表示へと順に切り換わっていく。
また、制御装置20では、このようにして第3表示エリア2Cに表示される吹出口の設定状態の表示を変化させる一方で、モータ8の制御が行われている。これにより、ロータリエンコーダ9により検出されたロータリノブ4の回転角が、足側のみへの送風、足側と胴側への送風、胴側のみへの送風、胴側と顔側への送風、顔側、胴側および足側への送風に対応する回転角になる度毎に、運転者はロータリノブ4からクリック感覚を得る。
ロータリノブ4の操作が2秒間行われないと、制御装置20により操作感覚付与型入力装置1が制御され、これにより、操作感覚付与型入力装置1は、ロータリノブ4を回転させても、いずれの設定も変更されない表示モードに戻り、吹出口の設定が終了する。
本実施形態は、次の効果を奏する。
バイブレータのよう力学的感覚を発生させる装置を新たに設けることなく、力学的感覚により異常を報知することができる操作感覚付与型入力装置を実現できる。
また、他の制御項目に関連する異常が検知されていても、異常が検知されていない制御項目の設定の変更する際は、ロータリノブ4から操作者に異常を示す力学的感覚を付与しないようにしてあるので、異常が検知されてない制御項目についての設定の変更を妨げないようにすることができる。
なお、本実施形態は、温度に関連する異常を検知したときにロータリノブ4を空転させ、風量および吹出口に関連する異常を検知したときにロータリノブ4の回転を阻止することにより、ロータリノブ4から操作者に与えられる操作感覚をカーエアコンの正常時と異なるものにしてあるが、本発明はこれに限るものではない。つまり、カーエアコンの正常時と異常時とでロータリノブ4から操作者に与えられる力学的感覚の違いが認識できれるものであればよく、例えばロータリノブ4を振動させたり、正常時よりもロータリノブ4の操作が重くなるようにロータリノブ4の回転方向と反対方向に一定の回転力を付与するなどしてもよい。
また、本実施形態は、カーエアコンを操作するのものであるが、本発明はこれに限るものではなく、車載用ラジオ、CDプレイヤ、MDプレイヤなど他の車載用電気機器を操作するものとしてもよい。
本発明の操作感覚付与型入力装置の一実施形態を示す正面図である。 本実施形態の本体を示す分解斜視図である。 本実施形態の電気系統を示すブロック図である。 本実施形態の動作を示すフローチャートである。 図4の続きを示すフローチャートである。 風量設定時の操作感覚のパターンを示す図である。 カーエアコンの風量に関連する部分に異常がある状態において風量の設定を変更しようとしたときの力学的感覚のパターンを示す図である。 温度設定時の操作感覚のパターンを示す図である。 カーエアコンの温度に関連する部分に異常がある状態において温度の設定を変更しようとしたときの力学的感覚のパターンを示す図である。
符号の説明
1 操作感覚付与型入力装置
2 表示部
2A 第1表示エリア
2B 第2表示エリア
2C 第3表示エリア
3A 第1選択ボタン
3B 第2選択ボタン
3C 第3選択ボタン
4 ロータリノブ
8 モータ
20 制御装置

Claims (3)

  1. 回転操作される操作部と、
    この操作部の操作に応じて、この操作部に関連する電気機器の制御項目の設定を変更するための設定信号を出力する設定指令手段と、
    前記操作部に外力を与える外力付与手段と、
    前記操作部の操作に応じてクリック感覚が前記操作部から操作者に付与されるように、前記外力付与手段の正常時制御を行う制御手段を備え、
    前記制御手段、前記電気機器からの信号を基にこの電気機器の異常を判定するとともに、前記電気機器が異常と判定された状態で前記操作部が操作されると、前記操作部から操作者にクリック感覚が付与されず、前記操作部の操作が阻止されるように、前記外力付与手段に対して異常時制御を行う
    ことを特徴とする操作感覚付与型入力装置。
  2. 回転操作される操作部と、
    この操作部の操作に応じて、この操作部に関連する電気機器の制御項目の設定を変更するための設定信号を出力する設定指令手段と、
    前記操作部に外力を与える外力付与手段と、
    前記操作部の操作に応じてクリック感覚が前記操作部から操作者に付与されるように、前記外力付与手段の正常時制御を行う制御手段とを備え、
    前記制御手段は、前記電気機器からの信号を基にこの電気機器の異常を判定するとともに、前記電気機器が異常と判定された状態で前記操作部が操作されると、前記操作部から操作者にクリック感覚が付与されず、前記操作部が空転するように前記外力付与手段に対して異常時制御を行う
    ことを特徴とする操作感覚付与型入力装置。
  3. 請求項1または2に記載の発明において、
    手動操作により電気機器の複数の制御項目を、択一的に選択するための選択信号を出力する選択指令手段を有し、
    前記操作部は、前記複数の制御項目のそれぞれの設定を変更するために操作される前記複数の制御項目に共通のものであり、
    前記設定指令手段は、前記操作部の操作に応じて、前記選択指令手段により選択された制御項目の設定を変更するための設定信号を出力するよう設定され、
    前記制御手段は、
    前記複数の制御項目のうちの1つが前記選択指令手段により選択されて、前記操作部が操作されると、前記外力付与手段の前記正常時制御を行い、
    前記電気機器からの信号を基に、この電気機器の前記複数の制御項目のそれぞれに関連する部分の異常を判定し、
    前記複数の制御項目の少なくとも1つに関連する部分が異常と判定され、その異常と判定された制御項目が前記選択指令手段により選択された状態で前記操作部が操作されると、前記外力付与手段に対して前記異常時制御を行う
    ことを特徴とする操作感覚付与型入力装置。
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