JP4238098B2 - 操作感覚付与型入力装置 - Google Patents
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Description
従来から、入力装置には、手動操作する操作部、例えばロータリノブと、このロータリノブの回転角を検出するロータリエンコーダと、ロータリノブに外力を与える外力付与手段、例えばモータと、ロータリエンコーダにより検出されたロータリノブの回転角に応じて、予め設定された操作感覚がロータリノブから操作者に付与されるように、モータを制御する制御手段とを備える操作感覚付与型入力装置がある。
また、従来から、異常報知装置には、ランプの点灯や点滅により異常を報知するもの、ブザーにより音で異常を報知するのもがあり、例えばカーエアコンにもそのようなものが適用されている。(特許文献2参照)
〔1〕 本発明は、回転操作される操作部と、この操作部の操作に応じて、この操作部に関連する電気機器の制御項目の設定を変更するための設定信号を出力する設定指令手段と、前記操作部に外力を与える外力付与手段と、前記操作部の操作に応じてクリック感覚が前記操作部から操作者に付与されるように、前記外力付与手段の正常時制御を行う制御手段とを備え、前記制御手段は、前記電気機器からの信号を基にこの電気機器の異常を判定するとともに、前記電気機器が異常と判定された状態で前記操作部が操作されると、前記操作部から操作者にクリック感覚が付与されず、前記操作部の操作が阻止されるように、前記外力付与手段に対して異常時制御を行うことを特徴とする。
〔2〕 本発明は、回転操作される操作部と、この操作部の操作に応じて、この操作部に関連する電気機器の制御項目の設定を変更するための設定信号を出力する設定指令手段と、前記操作部に外力を与える外力付与手段と、前記操作部の操作に応じてクリック感覚が前記操作部から操作者に付与されるように、前記外力付与手段の正常時制御を行う制御手段とを備え、前記制御手段は、前記電気機器からの信号を基にこの電気機器の異常を判定するとともに、前記電気機器が異常と判定された状態で前記操作部が操作されると、前記操作部から操作者にクリック感覚が付与されず、前記操作部が空転するように前記外力付与手段に対して異常時制御を行うことを特徴とする。
「〔2〕」のように構成された本発明では、操作感覚付与型入力装置を構成するために予め備えられている操作部、外力付与手段および制御手段を利用して、操作部から操作者に異常を示す力学的感覚として操作部が空転する感覚を付与するようにしている。これにより、力学的感覚を操作者に付与するための装置を新たに設けることなく異常を報知することができる。
制御装置20は、各制御項目毎に予め設定した異なる操作感覚のパターンに基づいて、モータ8を制御するように設定してある。操作感覚のパターンは、各制御項目毎にロータリノブ4から操作者に異なるクリック感覚が与えられたり、予め設定した回転角でロータリノブ4の回転が阻止されるように設定したものであり、次の3つのパターンを設定してある。
図6に示す50が、風量設定時の操作感覚のパターンである。この操作感覚のパターン50は、ロータリノブ4の回転角が「AUTO」、「0」〜「6」のそれぞれに対応する回転角になる度毎にロータリノブ4から操作者にクリック感覚51が付与されるように設定してある。クリック感覚51は、「AUTO」、「0」〜「6」のそれぞれに対応する回転角近傍においてロータリノブの回転方向と同方向の回転力を、または回転方向と同方向の回転力に続けて反対方向の回転力を、一時的に与えることにより発生させる。
図8に示す70が、温度設定時の操作感覚のパターンである。この操作感覚のパターン70は、ロータリノブ4の回転角が16℃〜30℃の範囲に対応する回転角の範囲で1℃に対応する回転角変化する度毎に、風量設定時のクリック感覚51よりも小さなクリック感覚71がロータリノブ4から操作者に付与されるように設定してある。このクリック感覚71は、ロータリノブ4の回転角が1℃に対応する回転角変化する度毎に、ロータリノブ4の回転方向と同方向の回転力を一時的に与えることにより発生させる。
吹出口設定時の操作感覚のパターンは、図示しないが、ロータリノブ4の回転角が足側のみへの送風、足側と胴側への送風、胴側のみへの送風、胴側と顔側への送風、顔側、胴側および足側の送風のそれぞれに対応する回転角になる度毎に、風量設定時よりも大きなクリック感覚がロータリノブ4から操作者に付与されるように設定してある。また、ロータリノブ4の回転角の上限と下限がなく、回転が阻止されないように設定してある。
制御装置20は、風量、温度および吹出口のそれぞれに関連するカーエアコン部分が異常と判定した状態では、異常を示す力学的感覚がロータリノブ4から操作者に付与されるように、モータ8を制御する設定にしてある。モータ8は、風量、温度および吹出口のそれぞれに関連するカーエアコン部分が異常と判定したとき、次のように制御される。
制御装置20では、風量に関連するカーエアコン部分が異常と判定された状態で、すなわち、回転数センサ30およびファンの少なくとも一方が異常と判定された状態で、第1選択ボタン3Aが操作され、設定を変更する制御項目として風量が選択されると、ロータリノブ4を図1の左右いずれの方向にも回転操作できないという力学的感覚を操作者に付与するために、ロータリノブ4の回転を阻止するようにモータ8を制御する設定にしてある。
制御装置20では、温度に関連するカーエアコン部分が異常と判定された状態で、すなわち、外気温センサ31、内気温センサ32、水温センサ33、日射センサ34、エバポレータ温度センサ35、およびA/Mダンパ位置センサ36の少なくとも1つが異常と判定した状態で、第2選択ボタン3Bが操作され、設定を変更する制御項目として温度が選択されると、ロータリノブ4が空転しているという力学的感覚が操作者に付与されるように、モータ8からロータリノブ4に回転力を与えるのを中止する設定にしてある。つまり、図9に示す力学的感覚のパターン80のように、16℃〜30℃に対応する回転範囲において、上述の図8に示すクリック感覚71が発生しないように、モータ8の制御を中止するようにしてある。なお、このようにロータリノブ4から操作者にクリック感覚71が付与されないように状態でも、温度の設定は行えるようにしてある。
制御装置20では、吹出口に関連するカーエアコン部分が異常と判定された状態で、すなわち、吹出口ダンパ位置センサおよび吹出口ダンパの少なくとも一方が異常と判定された状態で、第3選択ボタン3Cが操作され、設定を変更する制御項目として吹出口が選択されると、ロータリノブ4を図1の左右いずれの方向にも回転操作できないという力学的感覚を操作者に付与するために、ロータリノブ4の回転を阻止するように、モータ8を制御する設定にしてある。
操作者はロータリノブ4を回転操作できる。つまり、操作者がロータリノブ4を回転操作し、ロータリエンコーダ9から制御装置20にロータリノブ4の回転角を示す検出信号が入力されると、制御装置20によりLCD10が制御され、第3表示エリア2Cの吹出口の設定状態の表示が、前回設定された設定状態の表示から切り換わる。
2 表示部
2A 第1表示エリア
2B 第2表示エリア
2C 第3表示エリア
3A 第1選択ボタン
3B 第2選択ボタン
3C 第3選択ボタン
4 ロータリノブ
8 モータ
20 制御装置
Claims (3)
- 回転操作される操作部と、
この操作部の操作に応じて、この操作部に関連する電気機器の制御項目の設定を変更するための設定信号を出力する設定指令手段と、
前記操作部に外力を与える外力付与手段と、
前記操作部の操作に応じてクリック感覚が前記操作部から操作者に付与されるように、前記外力付与手段の正常時制御を行う制御手段とを備え、
前記制御手段は、前記電気機器からの信号を基にこの電気機器の異常を判定するとともに、前記電気機器が異常と判定された状態で前記操作部が操作されると、前記操作部から操作者にクリック感覚が付与されず、前記操作部の操作が阻止されるように、前記外力付与手段に対して異常時制御を行う
ことを特徴とする操作感覚付与型入力装置。 - 回転操作される操作部と、
この操作部の操作に応じて、この操作部に関連する電気機器の制御項目の設定を変更するための設定信号を出力する設定指令手段と、
前記操作部に外力を与える外力付与手段と、
前記操作部の操作に応じてクリック感覚が前記操作部から操作者に付与されるように、前記外力付与手段の正常時制御を行う制御手段とを備え、
前記制御手段は、前記電気機器からの信号を基にこの電気機器の異常を判定するとともに、前記電気機器が異常と判定された状態で前記操作部が操作されると、前記操作部から操作者にクリック感覚が付与されず、前記操作部が空転するように前記外力付与手段に対して異常時制御を行う
ことを特徴とする操作感覚付与型入力装置。 - 請求項1または2に記載の発明において、
手動操作により電気機器の複数の制御項目を、択一的に選択するための選択信号を出力する選択指令手段を有し、
前記操作部は、前記複数の制御項目のそれぞれの設定を変更するために操作される前記複数の制御項目に共通のものであり、
前記設定指令手段は、前記操作部の操作に応じて、前記選択指令手段により選択された制御項目の設定を変更するための設定信号を出力するよう設定され、
前記制御手段は、
前記複数の制御項目のうちの1つが前記選択指令手段により選択されて、前記操作部が操作されると、前記外力付与手段の前記正常時制御を行い、
前記電気機器からの信号を基に、この電気機器の前記複数の制御項目のそれぞれに関連する部分の異常を判定し、
前記複数の制御項目の少なくとも1つに関連する部分が異常と判定され、その異常と判定された制御項目が前記選択指令手段により選択された状態で前記操作部が操作されると、前記外力付与手段に対して前記異常時制御を行う
ことを特徴とする操作感覚付与型入力装置。
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JP2003314098A JP4238098B2 (ja) | 2003-09-05 | 2003-09-05 | 操作感覚付与型入力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Family Applications (1)
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