JP4237776B2 - ピッチャーおよびそれを用いる電解水生成装置 - Google Patents

ピッチャーおよびそれを用いる電解水生成装置 Download PDF

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Description

本発明は、ピッチャーおよびそれを用いる装置に関し、特に、ピッチャーを用いるバッチ式の電解水生成装置に関する。
電解水生成装置は、水に少量の塩素系電解物質を溶かした水溶液(被電解水)を電気分解することにより、酸性の電解水とアルカリ性の電解水とを生成する装置である。この電解水生成装置では、例えば、電解槽内を隔膜で仕切ることにより陽極槽と陰極槽とに分け、陽極槽内に陽極板を配置し、陰極槽に陰極板を配置する。そして、陽極槽及び陰極槽内に少量の塩素系電解物質を溶かした水溶液水を供給した後、陽極と陰極との間に直流を流す。その結果、被電解水が電気分解されて、陽極槽からは生成する塩素ガスを溶存する酸性の電解水を、また、陰極槽からは水酸化ナトリウムを含むアルカリ性の電解水を得ることができる(例えば、特許文献1参照)。この電解水生成装置によれば、電解条件にもよるが、pH(水素イオン濃度)が2.0〜3.5の酸性電解水を、水素イオン濃度が10.5〜12.0のアルカリ性電解水を得ることができる。
ここで、被電解水として水に0.2%以下のNaClを溶かした水溶液を用い、生成した酸性電解水のpHが2.2〜2.7で、有効塩素濃度20〜60mg/kgを含む場合には、生成した強酸性電解水は厚生労働省から食品添加物として認可される。なお、有効塩素とは、殺菌効果のある塩素系物質をいい、酸性電解水中には、HClO(次亜塩素酸)、ClO(次亜塩素酸イオン)などの有効塩素が含まれている。
ところで、上記説明した従来の電解水生成装置の中には、小型で可搬型に構成された、設置位置を自由に変更してどこでも手軽に上記の電解水を生成することができる可搬型の電解水生成装置が知られている。例えば、少量の塩素系電解物質を溶かした原料水溶液を約20分で2リットル電気分解することにより強酸性電解水と強アルカリ性水とを生成するバッチ式で可搬型の電解水生成装置が市販されている。
この小型で可搬型の電解水生成装置を用いて電解水を生成する場合のユーザの動作を考えてみると、ユーザはまず上部が開口したピッチャーなどの専用容器に2リットル程度の原料水溶液を入れる。次に、電解水生成装置の上蓋を開け、上記専用容器を持ち上げて、電解水生成装置の上部に配置された電解槽に原料水溶液を注ぎ込む。次に、上蓋を閉じた後、電解水生成装置の電解槽の下部に空となった専用容器を設置する。そして、電解水生成装置を20分程度作動することにより電解水を生成する。その後、生成した電解水を電解槽から専用容器に移して貯水する。そして、専用容器に貯水された電解水を必要に応じて使用する。その結果、得られる強酸性電解水(強酸性次亜塩素酸水)は、各種殺菌用として使用することができる。このように、専用容器は、原料水溶液の供給用として、および、生成した電解水の貯水用として共用することができる。
特開2003−159591号公報
しかしながら、上記説明した小型で可搬型の電解水生成装置で使用するピッチャーなどの専用容器には、原料水溶液を電解槽に供給する場合と生成した電解水を貯水する場合に以下の問題がある。
まず専用容器を原料水溶液の供給容器として使用する場合には、上記電解水生成装置は小型とはいえ1回の電解水を生成のために2リットル程度の原料水溶液が必要である。そのため、電解水の生成のたびに、原料水溶液を入れて重くかつ上部が開いているピッチャーなどの専用容器を電解水生成装置の上部に配置される電解槽の上まで持ち上げて、電解槽に注ぎ込まなければならない。そのため、この操作を行う際に、原料水溶液の一部が電解槽に注がれず外にこぼれる場合がある。片手で行おうとすると、その危険性は更に高くなる。
一方、この専用容器を生成した電解水の貯水容器として使用する場合には、専用容器に貯水された強酸性電解水(強酸性次亜塩素酸水)を生成後すぐに全部を使用するとは限らない。例えば、少しずつ使用する場合も考えられる。しかし、上部に開口したピッチャーなどの専用容器に生成した強酸性電解水を貯水後、使用せずそのまま放置すると、強酸性電解水中に含まれる次亜塩素酸や次亜塩素酸イオンなどの有効塩素が少しずつ大気中に気散してしまう。その結果、しばらく放置後に強酸性電解水を使用とすると、所望の殺菌効果が得られない場合も考えられる。
本発明は、上記説明した従来技術の問題点を解決することを出発点としてなされたものであり、その目的は、収容した水溶液を別の容器に移す際に収容した水溶液をこぼさずに移すとともに、収容した水溶液に気散成分が含まれる場合に気散成分の外部への気散を低減するピッチャーを提供することである。
また、本発明の別の目的は、上記ピッチャーを電解水生成用の原料水溶液供給容器としておよび生成した気散成分を含む強酸性電解水の貯水容器として使用する電解水生成装置を提供することである。
上記目的を達成するための本発明のピッチャーは、以下の構成を有する。すなわち、開口した上端部を有して水溶液を収容する容器本体と、前記上端部を密閉する上蓋とを備えるピッチャーであって、前記上蓋中に前記水溶液を注ぎ出すための開口部と、前記開口部を開閉する開閉部分と、前記開閉部分の周囲を覆い前記容器本体を前記開閉部分で気密にするパッキン部とを有し、前記開口部で前記パッキン部を密着して前記開口部を密閉する第1状態と、前記容器本体の内部と外部とを前記開口部を介して連通する第2状態とにするピッチャー開閉手段と、を有し、前記パッキン部は前記容器本体を気密に保持する材料で形成されており、前記ピッチャー開閉手段は、第1方向からの力を受ける第1受力部を有し、前記第1受力部が力を受けると前記開口部を前記第1状態から前記第2状態に変化するように前記開閉部分を回転移動する移動方向変更部と、前記第1方向と異なる第2方向からの力を受ける第2受力部を有し、前記第2受力部が力を受けると前記開口部を前記第1状態から前記第2状態に変化するように前記開閉部分を回転移動する連結部と、前記開閉部分と結合するバネ部であって、前記第2方向の反対方向から前記開閉部分に力を印加し前記パッキン部を前記開口部に押しつけて前記開口部を密閉するバネ部と、を有することを特徴とする。
ここで例えば、前記材料は耐蝕性材料であることが好ましい。
ここで例えば、前記耐蝕性材料は、三元フッ素ゴムを含むフッ素樹脂であることが好ましい。
ここで例えば、前記水溶液は次亜塩素酸を含むことが好ましい。
本発明の電解水生成装置は、以下の構成を有する。すなわち、開口した上端部を有し、上記に記載のピッチャーを前記開口部が前記ピッチャーの下方向に位置する状態で保持する電解槽と、前記電解槽の下方向に配置され、前記開口部が前記ピッチャーの上方向に位置する状態で前記ピッチャーを収容する収容部と、を有することを特徴とする。
ここで例えば、前記電解槽は、陽極部および陰極部と、前記陽極部および陰極部の各底部に配置された電解水取出口と、を有し、前記電解水取出口に配置された開閉弁と、前記開閉弁に接続される第1端部と前記第1端部と反対側の第2端部とを有し、前記第1端部と第2端部間の長さが変更可能な多段中空パイプと、前記第1端部に接続された第1シャフトと前記第2端部に接続された第2シャフトとを有し、前記第1シャフトと前記第2シャフトとの距離を変えることにより前記多段中空パイプの前記長さを変更する駆動制御手段と、を更に有し、前記電解水取出口の垂直下方に前記ピッチャー開閉手段が配置され、前記駆動制御部により前記多段中空パイプの前記長さが伸ばされると、前記開閉弁が前記電解水取出口の上方向に移動して前記電解水取出口を開くとともに前記多段中空パイプの第2端部が垂直下方に移動して前記ピッチャー開閉手段を開くことが好ましい。
ここで例えば、前記ピッチャーを前記電解槽の陽極部で生成した次亜塩素酸を含む強電解水の収容容器として使用することが好ましい。
本発明によれば、収容した水溶液を別の容器に移す際に収容した水溶液をこぼさずに移すとともに、収容した水溶液に気散成分が含まれる場合に気散成分の外部への気散を低減するピッチャーを提供することができる。
また、本発明によれば、上記ピッチャーを電解水生成用の原料水溶液供給容器としておよび生成した気散成分を含む強酸性電解水の貯水容器として使用する電解水生成装置を提供することができる。
<第1の実施形態>
以下、本発明の水溶液を収容するピッチャーおよびこのピッチャーを用いる装置について図面を参照しながら説明する。なお、以下の説明では、本発明のピッチャーを用いる装置の一例として電解水生成装置を例に説明する。ピッチャー内に収容する水溶液としては、電解水生成装置で使用する原料水溶液(水に少量のNaClを溶かした被電解水)および電解水生成装置で生成して電解槽の陽極部から得られる有効塩素を含む強酸性電解水(陽極水)を例に取り説明する。
しかし、本発明はこれらに限定されるものではない。例えば、ピッチャーは、水溶液の運搬や気散しやすい溶存ガスを含む水溶液の貯水に使用するものであれば、どのような用途にも使用できる。また、ピッチャーを用いる装置としては、電解水生成装置に限らず本ピッチャーを適用できる装置であればどのような装置であってもよい。また、以下に示す構成は、一例であり、本発明の技術的思想を満足するものであれば、その構成や配置は適時変更が可能である。
まず、本発明のピッチャーについて図1を用いて説明する。
[ピッチャー:図1]
本発明のピッチャー(陽極水用)1は、図1に示すように、開口した上端部を有して水溶液を収容する容器本体6と、容器本体6の上端部の開口を密閉する上蓋4とから形成されている。容器本体6と上蓋4の水溶液が接する部分はポリプロピレンなどの耐蝕性材料によって作製されている。また、ピッチャー開閉部2のパッキン部2b−3は耐蝕性に加えて、弾力性、密閉性が必要であるため、フッ素樹脂材料などの耐蝕性材料、例えば、三元フッ素ゴムで形成されている。そのため、本ピッチャーを少量の食塩を含む水溶液を電気分解して得られる腐食性でありかつ気散成分である有効塩素(次亜塩素酸、次亜塩素酸イオンなど)を含む強酸性電解水の貯蔵するために使用することができる。また、上蓋4の内壁には容器本体6の上端部をはめ込む深い溝部が設けられている。そのため容器本体6を上蓋4の溝部にはめ込むことにより、容器本体6と上蓋4とはこの溝部を介して一体化され容器本体の内部は密閉にされる。そのため、ピッチャー1を傾けても容器本体6に収容された水溶液はこぼれる心配はない。なお、上蓋4の溝部に三元フッ素ゴムなどのフッ素樹脂材料で形成されたパッキンをはめ込む構造としても良い。この場合には、更に密閉性を高めることができる。さらに、容器本体6と上蓋4との密閉性を高めるためのバネ構造などの開閉機構を設けても良い。上蓋4には、開口部3、ピッチャー開閉部2、プッシュレバー5が取り付けられ、容器本体6には取っ手7が取り付けられている。開口部3は、容器本体6に収容された水溶液を別の容器に移すときの水溶液の注入口である。ピッチャー開閉部2は、開口部3を開閉するものであり、この開口部3は、通常、ピッチャー開閉部2によって閉じられ、開口部3を密閉するパッキンによって内部は密閉されている。そのため、ピッチャー1は、水溶液が気散成分を含む場合でも水溶液中に含まれる気散性成分を容器本体6内に保持することができるので、気散成分を外部に気散することなく貯水することができる。
また、ピッチャー1は、収容した水溶液を別の容器に移す場合、開口部3はピッチャー開閉部2により密閉されているので、ピッチャー1を傾けても容器本体6に収容された水溶液が移動中にこぼれる心配はない。また、取っ手7を用いることで簡単にピッチャー1を移動することができる。また、収容した水溶液を別の容器に移す場合には、ピッチャー開閉部2の開閉手段であるプッシュレバー5を押して力をピッチャー開閉部2に印加して開口部3を開くことにより、開口部3から水溶液を簡単に移すことができる。なお、上蓋4にプッシュレバー5を押し込んだ状態で保持するロック機構を設けることによりプッシュレバー5を押し込んだ状態で保持するようにしてもよい。
次に、上記説明した本発明のピッチャー(陽極水用)1及びピッチャー1を用いる電解水生成装置について順次詳細に説明する。
[ピッチャー開閉部の構造:図2A〜3C]
次に、図2A〜3Cを用いてピッチャー開閉部2を用いた開口部3の開閉について説明する。ここで、ピッチャー開閉部2が開口部3を閉じた状態(第1状態)とは容器内部を密閉にする状態をいい、ピッチャー開閉部2が開口部3を開いた状態(第2状態)とは、容器内部と外部とを開口部を介して連通する状態をいう。
図2Aおよび2Bは、ピッチャー開閉部2がピッチャー1の開口部3を閉じた状態において上蓋4を上部方向からおよび下部方向から観察した図である。図2Cはピッチャー開閉部2が開口部3を閉じた状態において、2つの方向(X方向、Y方向)からのいずれかの力を受けて開口部3を開く動作の開始を説明する模式図である。一方、図3Aおよび3Bは、ピッチャー開閉部2が2つの方向からのいずれかの力を受けて開口部3を開いた状態における上蓋4を上部方向からおよび下部方向から観察した図である。図3Cはピッチャー開閉部2が図2Cに示す2つの方向(X方向、Y方向)からのいずれかの力を受けて開口部3が開いた状態を説明する模式図である。
まず、ピッチャー開閉部2の詳細な構成を図2A〜3Cを参照しながら説明する。ピッチャー開閉部2の一端はプッシュレバー5に隣接して配置され(図2A)、ピッチャー開閉部2の他端はバネ固定部8に結合している(図2B)。ピッチャー開閉部2は、移動方向変更部2a、連結部2b、バネ部2cから形成されている(図2C)。
移動方向変更部2aは、プッシュレバー5の移動により伝達される第1方向(X方向)からの力を受ける第1受力部2a−1を有しており、第1受力部2a−1が力を受けると回転移動する。連結部2bは、開口部3を開閉する開閉部分2b−1と、開閉部分2b−1の周囲を覆い容器本体6を開閉部分2b−1で気密にするパッキン部2b−3と、第2方向(Y方向)からの力を受ける第2受力部2b−2とを有しており、移動方向変更部2aと結合している。そのため、移動方向変更部2aが第1受力部2a−1に力を受けて回転移動するときに一緒に回転移動する。
また、連結部2bは第2受力部2b−2が第2方向(Y方向)からの力を受けると第2方向の下方に回転移動する。また、連結部2bは、図3Bに示す開口部3の接触部3aにパッキン部2b−3を密着して開口部3を密閉(図2A〜2Cに示す第1状態)にし、開口部3の接触部3aに密着したパッキン部2b−3を回転移動させて容器本体6の内部と外部とを開口部3を介して連通(図3A〜3Cに示す第2状態)にする。ここで、接触部3aをテーパー状として容器内部の密閉性を高め、接触部3aに接するパッキン部2b−3の形状もまた接触部3aに合わせてテーパー状とすることがより好ましい。バネ部2cは、平板状であり、開閉部分2b−1で連結部2bと結合しており、第1方向(X方向)あるいは第2方向(Y方向)からの力がバネ部2cに印加されない場合において、第2方向(Y方向)の反対方向から開閉部分2b−1に力を印加してパッキン部2b−3を開口部3に押しつけて開口部3を密閉(図2A〜2Cに示す第1状態)している。
[ピッチャー開閉部の開閉動作:図2C、3C]
次に、上記説明した構成を有するピッチャー開閉部2が第1方向(X方向)または第2方向(Y方向)からの力を受けて開口部3を開閉する動作について、図2Cと図3Cを用いて説明する。
まず、ピッチャー開閉部2が第1方向(X方向)からの力を受けて開閉部3を開く動作について説明する。図2Cにおいて、移動方向変更部2aの第1受力部2a−1が第1方向(X方向)からの力を受けると、図3Cに示すように移動方向変更部2aは受けた力をバネ部2cに伝達する。すると、移動方向変更部2aが軸Cを軸に図の矢印の方向に回転移動してバネ部2cが収縮することにより開口部3が閉じた状態(第1状態)から開いた状態(第2状態)に変化する。この結果、ピッチャー開閉部2は第1方向(X方向)からの力を受けると開閉部3を開くことができる。
次に、ピッチャー開閉部2が第2方向(Y方向)からの力を受けて開閉部3を開く動作について説明する。図2Cにおいて、連結部2bの第2受力部2b−2が第2方向(Y方向)から降下してくる開閉パイプ25と接触して開閉パイプ25から第2方向の力を受けると、図3Cに示すように連結部2bは受けた力をバネ部2cに伝達する。すると、連結部2bが移動方向変更部2aとともに回転移動してバネ部2cが収縮することにより開口部3が閉じた状態(第1状態)から開いた状態(第2状態)に変化する。この結果、ピッチャー開閉部2は第2方向(X方向)からの力を受けると開閉部3を開くことができる。
次に、上記説明したピッチャー1を電解水生成装置用の陽極水用ピッチャーとして使用する例について図4〜11を用いて説明する。
[電解水生成装置の全体構成:図4]
図4は、電解水生成装置10の全体構成を説明する図である。電解水生成装置10の上部には後述する電解槽15が配置されている。図4は、陽極水用ピッチャー1を電解槽15の下方方向に配置されるピッチャー収容部14(図5参照)に、ピッチャー開閉部2を電解槽15の方向に向けて配置した状態を示している。またピッチャー収容部14には陰極水用ピッチャー11も配置されている。図4の状態において、電解水を生成し、その後、生成した電解水をピッチャー1とピッチャー11に供給する。なお、陰極水用のピッチャー11は、容器本体の容積などが異なるが、基本的な構成は、上記説明した陽極水用ピッチャー1と同じである。従って、その説明は重複するので、ここでの説明は省略する。
[電解槽への原料水溶液の供給:図5]
次に、電解水生成装置10を用いる電解水の生成工程について詳細に説明する。図5は、電解槽15に原料水溶液を供給する最初の工程を説明する図である。
原料水溶液の供給工程では、使用者は、図5に示すように、電解水生成装置10の本体上蓋12を開き、その上部に配置された電解槽15の上に原料水溶液が満たされたピッチャー1を図に示すように横向きにし、開口部3がピッチャーの下方向に位置するように配置する。図のようにピッチャー1がセットされると、電解槽15の上部に配置された不図示の開閉機構によってピッチャー開閉部2が開き、ピッチャー1から電解槽内に原料水溶液が自動落下により供給される。
[電解槽の構成:図6]
次に、図6を用いて、電解槽15の構成について説明する。電解槽15は隔膜固定板とその両側に陽極および陰極を有する仕切り18によって仕切られた陽極部16と陰極部17よりなる。また、陽極部16と陰極部17の底部にはそれぞれ電解水取出口20、21が配置されている。なお、電解槽15で原料水溶液を電気分解し、電解水を生成する際は、電解水取出口20、21は、電解水取出口の開閉弁22,23(図7参照)によって閉じられている。また、電解水の生成が終了すると、生成した電解は、電解水取出口の開閉弁22,23を開くことによりただちに陽極水用ピッチャー1と陰極水用ピッチャー11に供給される。この電解水生成後に即座に生成した2つの電解水を陽極水用ピッチャー1と陰極水用ピッチャー11に供給して保存する理由は、電解槽に生成した各電解水は長期間放置されると、陽極部16と陰極部17とを仕切る隔膜を通して混合し、各成分が混ざってしまうためである。従って、生成した2つの電解水は、生成したままの各成分濃度で維持するためにただちに陽極部16と陰極部17から陽極水用ピッチャー1と陰極水用ピッチャー11に移送される。この生成した電極水を陽極水用ピッチャー1と陰極水用ピッチャー11に移送する方法については後述する。
[駆動部と電解槽の接続関係:図7]
次に、図7と図8を用いて電解槽15で生成した電極水を陽極水用ピッチャー1と陰極水用ピッチャー11とに供給する工程で用いる駆動部の構成について説明する。
図7は、電解槽と駆動部との接続関係および電解槽で生成した電解水を駆動部が取り出す動作を説明する図である。なお図7では説明をわかりやすくするため仕切り18を除いている。図7の陽極部(右側)は、駆動部が開閉弁22を電解槽15の上方向に移動して電解水取出口20を開いた状態を示している。この状態において、ピッチャー1の上方に配置されるピッチャー開閉部の開閉パイプ24は、下方向に移動しピッチャー開閉部2を開いた状態としている。そのため、この状態において、電解槽15で生成した陽極水はピッチャー1に供給される。一方、図7の陰極部(左側)は、駆動部が開閉弁22を電解槽15の下方向に移動し電解水取出口20が閉じた状態を示している。この状態において、ピッチャー開閉部の開閉パイプ24はピッチャー11の上方に保持されているためピッチャー開閉部2は閉じた状態となっている。そのため、この状態において、原料水溶液を電解槽15に注入し、電解槽15で電解水を生成する。
[駆動部とピッチャーの接続関係:図8]
図8は、駆動部とピッチャーとの接続関係および電解槽で生成した電解水をピッチャーに供給する動作を説明する図である。図8の陽極部(右側)は、駆動部が開閉弁22を電解槽15の下方向に移動し電解水取出口20が閉じた状態を示している。この状態において、ピッチャー開閉部の開閉パイプ24はピッチャー1の上方に保持されているためピッチャー開閉部2は閉じた状態となっている。この電解水取出口20を閉じた状態において、原料水溶液を電解槽15に注入する。そして、注入された原料水溶液は電解槽15で電気分解されて、電解水が生成する。次に、図8の陰極部(左側)は、駆動部が開閉弁23を電解槽15の上方向に移動して電解水取出口20を開いた状態を示している。この状態において、ピッチャー11の上方に配置されるピッチャー開閉部の開閉パイプ25は、下方向に移動してピッチャー開閉部2を開いた状態にする。その結果、この状態において、電解槽15で生成した電解水は、開かれた電解水取出口20から開かれたピッチャー開閉部2を経由してピッチャー11に供給される。
[電解水取出口とピッチャー開閉部の開閉:図9、10]
次に、図9、図10を用いて、陽極部の電解水取出口20の開閉弁22とピッチャー開閉部2とを開閉して陽極部で生成した陽極水をピッチャー1に供給する動作について説明する。なお以下の動作は、陰極部で生成した陰極水をピッチャー11に供給するときの動作と同じである。
図9は、電解水取出口20とピッチャー開閉部2とを閉じた状態(電解槽で電解水を生成する状態)を示す図であり、図10は、電解水取出口20とピッチャー開閉部2とを開いた状態(電解水取出口からピッチャー開閉部に生成した電解水を供給する状態)を示す図である。
まず図9を用いて、駆動部の構成について説明する。駆動部は、駆動部26,多段中空パイプ、第1シャフト27,第2シャフト28,第3シャフト29,第4シャフト30から構成されている。多段中空パイプは第1端部と反対側の第2端部とを有し、第1端部は開閉弁22に接続されており、第1端部と第2端部間の長さが変更可能である。また、多段中空パイプの第1端部は第3シャフト29と接続され、多段中空パイプの第2端部(ピッチャー開閉部の開閉パイプ24)は第4シャフト30と接続され、第3シャフト29は第2シャフト28と接続され、第2シャフト28は第1シャフト27と接続され,第1シャフト27は駆動部26と接続されている。駆動部26は、第3シャフト29と第4シャフト30との距離を変えることにより多段中空パイプの長さを変更することができる。なお、電解水取出口の開閉弁22とピッチャー開閉部の開閉パイプ25とは同一直線上に配置されている。このため、駆動部26が第3シャフト29と第4シャフト30とを互いに離れるように駆動すると電解水取出口の開閉弁22は上部方向に移動し、同時に、ピッチャー開閉部の開閉パイプ25が下部方向に移動する(このとき、電解水取出口20とピッチャー開閉部2とは開いた状態となる)。なお、上記説明した駆動部は、陽極部と陰極部とで同じものが使用される。
次に、駆動部が電解槽15の陽極部で生成した陽極水をピッチャー1に供給する動作について説明する。図9は、駆動部が原料水溶液を電解槽に注入する前に行う動作である。図9に示すように、駆動部26は、第3シャフト29と第4シャフト30とを互いに接するまで駆動するので、この動作により電解水取出口の開閉弁22とピッチャー開閉部の開閉パイプ25とは最も接近し、電解水取出口の開閉弁22が電解槽15の下方向に移動して電解水取出口20を閉じ、開閉パイプ25をピッチャー開閉部2の上方向に移動して開口部3が閉じられる。
一方、図10は、駆動部が電解槽15の陽極部で生成した電解水をピッチャー1に供給する際に行う動作である。図10に示すように、駆動部26は、第3シャフト29と第4シャフト30とを互いに最も離れるまで移動するので、この動作より電解水取出口の開閉弁22とピッチャー開閉部の開閉パイプ25とは最も離れ、電解水取出口の開閉弁22が電解槽15の上方向に移動して電解水取出口20を開き、開閉パイプ25をピッチャー開閉部2の連結部2bに接触させて開口部3を開く。
そこで、駆動部が電解槽15への原料水溶液の供給前に図9の動作を行い、陽極部で生成した陽極水をピッチャー1に供給する前に図10の動作を行うことにより、電解水生成装置で電解水を生成し、生成した電解水をピッチャーで貯水することができる。
[電解水の生成とピッチャーの貯水性能]
最後に、上記説明した電解水生成装置を用いて電解水を生成し、生成した酸性電解水をピッチャーに貯水して保存する場合のピッチャーの性能について説明する。
本電解水生成装置では、pHや有効塩素量の異なる電解水を製造することができる。本電解水生成装置でpHや有効塩素量を変化させる場合、製造条件である電気分解時間などを変化させて行えばよい。一例を示せば、pHが3.5の酸性電解水を製造する場合には、電解槽に2リットルの原料水溶液(少量の塩化ナトリウムを含む)を入れて、2分間電気分解を行い、pHが2.5のより強酸性電解水を製造する場合には、10分間電気分解を行う。すると、本電解水生成装置では、電気分解後、駆動部(ACソレノイド)が自動的に作動して、電解水取出口の開閉弁とピッチャーのピッチャー開閉部を開き、生成した電解水を各ピッチャーに自動回収する。その後、駆動部(ACソレノイド)が自動的に作動して、電解水取出口の開閉弁とピッチャーのピッチャー開閉部を閉じてピッチャー内を密閉状態にして保持する。その結果、従来のような上部が開いている解放式のピッチャーに保存する場合に比べて、気散成分を含む酸性電解水中の有効塩素を高く保持することができる。
例えば、pHが2.5、有効塩素量を40ppm含む酸性電解水を生成直後にピッチャーに入れて密閉して室内に保存した(保存条件:室内、窓寄り、自然光下、室温平均25℃)ところ、120時間後の有効塩素量は20ppmであった。一方、同じ条件で製造した酸性電解水をピッチャーの上蓋を外して同一条件の室内に保存したところ、120時間後の有効塩素量は5ppmであった。
この結果から、本ピッチャーの密閉構造が酸性電解水中の有効塩素量を高濃度に保持するために有効であることが分かった。
以上説明したように、本発明のピッチャーは、電解水生成装置で使用する場合、原料水溶液を電解槽に移す際に原料水溶液をこぼれさずに電解槽に移すことができる。また、本発明のピッチャーは、生成した電解水に含まれる気散成分(有効塩素)を容器内から外部に気散させないで保持することができる。
なお、上記説明で使用した構成は、一例であり、本発明の技術的思想を満足するものであれば、その構成や配置は適時変更が可能である。例えば、開閉弁の代わりに逆止弁などを使用してもよい。また、吸着剤の形状は、適時、変更することができる。
陽極水用ピッチャーの全体構成を示す図である。 開口部が閉じた状態におけるピッチャー上蓋の構成を説明する図である。 開口部が閉じた状態におけるピッチャー上蓋(裏面)の構成を説明する図である。 2つの異なる方向から力をピッチャー開閉部に印加する方法を説明する図である。 開口部が開いた状態におけるピッチャー上蓋の構成を説明する図である。 開口部が開いた状態におけるピッチャー上蓋(裏面)の構成を説明する図である。 2つの異なる方向から力をピッチャー開閉部に印加して開口部を開く動作を説明する図である。 電解水生成装置の全体構成を説明する図である。 陽極水用ピッチャーを電解槽上部に設置した状態を説明する図である。 電解槽の構成を説明する図である。 電解槽の電解水取出口に電解槽開閉弁を配置した状態で、電解槽の開閉弁を開いた状態(陽極部)と閉じた状態(陰極部)を説明する図である。 電解槽と開閉パイプとの関係を説明する図であり、開閉パイプによってピッチャー開閉部を開いた状態(陰極部)と閉じた状態(陽極部)を説明する図である。 電解槽開閉弁とピッチャー開閉部とを開閉する多段パイプを縮めた状態(電解水の生成時)の駆動部を説明する図である。 電解槽開閉弁とピッチャー開閉部とを開閉する多段パイプを伸ばした状態(生成した電解水の排出時)の駆動部を説明する図である。
符号の説明
1 ピッチャー(陽極水用)
2 ピッチャー開閉部
2a 移動方向変更部
2a−1 第1受力部
2b 連結部
2b−1 開閉部分
2b−2 第2受力部
2b−3 パッキン部
2c バネ部
3 開口部
3a 接触部
4 上蓋
5 プッシュレバー
6 容器本体
7 取っ手
8 バネ固定部
9 リブ部
10 電解水生成装置
11 ピッチャー(陰極水用)
12 本体上蓋
13 目盛
14 ピッチャー収容部
15 電解槽
16 電解槽陽極部
17 電解槽陰極部
18 仕切り
20 電解水取出口
21 電解水取出口
22 電解水取出口の開閉弁
23 電解水取出口の開閉弁
24 ピッチャー開閉部の開閉パイプ
25 ピッチャー開閉部の開閉パイプ
26 駆動部
27 第1シャフト
28 第2シャフト
29 第3シャフト
30 第4シャフト

Claims (7)

  1. 開口した上端部を有して水溶液を収容する容器本体と、前記上端部を密閉する上蓋とを備えるピッチャーであって、
    前記上蓋中に前記水溶液を注ぎ出すための開口部と、
    前記開口部を開閉する開閉部分と、前記開閉部分の周囲を覆い前記容器本体を前記開閉部分で気密にするパッキン部とを有し、前記開口部で前記パッキン部を密着して前記開口部を密閉する第1状態と、前記容器本体の内部と外部とを前記開口部を介して連通する第2状態とにするピッチャー開閉手段と、を有し、
    前記パッキン部は前記容器本体を気密に保持する材料で形成されており、
    前記ピッチャー開閉手段は、
    第1方向からの力を受ける第1受力部を有し、前記第1受力部が力を受けると前記開口部を前記第1状態から前記第2状態に変化するように前記開閉部分を回転移動する移動方向変更部と、
    前記第1方向と異なる第2方向からの力を受ける第2受力部を有し、前記第2受力部が力を受けると前記開口部を前記第1状態から前記第2状態に変化するように前記開閉部分を回転移動する連結部と、
    前記開閉部分と結合するバネ部であって、前記第2方向の反対方向から前記開閉部分に力を印加し前記パッキン部を前記開口部に押しつけて前記開口部を密閉するバネ部と、
    を有することを特徴とするピッチャー。
  2. 前記材料は耐蝕性材料であることを特徴とする請求項1に記載のピッチャー。
  3. 前記耐蝕性材料は、三元フッ素ゴムを含むフッ素樹脂であることを特徴とする請求項2に記載のピッチャー。
  4. 前記水溶液は次亜塩素酸を含むことを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれか1項に記載のピッチャー。
  5. 開口した上端部を有し、請求項1乃至請求項のいずれか1項に記載のピッチャーを前記開口部が前記ピッチャーの下方向に位置する状態で保持する電解槽と、
    前記電解槽の下方向に配置され、前記開口部が前記ピッチャーの上方向に位置する状態で前記ピッチャーを収容する収容部と、
    を有することを特徴とする電解水生成装置。
  6. 前記電解槽は、陽極部および陰極部と、前記陽極部および陰極部の各底部に配置された電解水取出口と、を有し、
    前記電解水取出口に配置された開閉弁と、
    前記開閉弁に接続される第1端部と前記第1端部と反対側の第2端部とを有し、前記第1端部と第2端部間の長さが変更可能な多段中空パイプと、
    前記第1端部に接続された第1シャフトと前記第2端部に接続された第2シャフトとを有し、前記第1シャフトと前記第2シャフトとの距離を変えることにより前記多段中空パイプの前記長さを変更する駆動制御手段と、
    を更に有し、
    前記電解水取出口の垂直下方に前記ピッチャー開閉手段が配置され、
    前記駆動制御部により前記多段中空パイプの前記長さが伸ばされると、前記開閉弁が前記電解水取出口の上方向に移動して前記電解水取出口を開くとともに前記多段中空パイプの第2端部が垂直下方に移動して前記ピッチャー開閉手段を開くことを特徴とする請求項に記載の電解水生成装置。
  7. 前記ピッチャーを前記電解槽の陽極部で生成した次亜塩素酸を含む強電解水の収容容器として使用することを特徴とする請求項に記載の電解水生成装置。
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