JP2016221451A - 電解水生成装置および電解ユニット - Google Patents

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Masahiro Yokota
昌広 横田
二階堂 勝
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勝 二階堂
修 小野
Osamu Ono
修 小野
齋藤 誠
Makoto Saito
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Abstract

【課題】電解生成物を生成水容器の水に速やかに対流拡散させるとともに、塩素ガスの水面からの拡散を抑制し、信頼性の高い電解水生成装置および電極ユニットを提供する。【解決手段】実施形態によれば、電解水生成装置は、生成水容器12と、生成水容器内の水に含浸される電解ユニットと、を備える。電解ユニットは、隔膜で仕切られ電解液を収納する電解液室20と、隔膜を挟んで互いに対向する第1電極34aおよび第2電極34bと、第1電極を収容する撹拌室26と、取水口28aと、排水口28bと、取水口から排水口へ導く撹拌室壁部と、撹拌室壁部の内面に設けられ撹拌室内の水の流れを撹拌する凹凸部60と、を備えている。【選択図】図1

Description

ここで述べる実施形態は、電解水生成装置および電解ユニットに関する。
従来、次亜塩素酸水やアルカリイオン水などの電解水を電解により生成する電解水生成装置が知られている。このような電解水生成装置としては、1隔膜2室型の電解槽や、2隔膜3室型の電解槽に電解液および水を流水して電解水を生成する流水式の電解水生成装置が提案されている。
また、給排水に係る配管を持たず比較的簡素な構造の電解水生成装置として、陽極および陰極を有し電解液を隔離した電解ユニット(電極ユニット)を既存の水槽に投入し、この水槽内の水を電解水に変える、静水式(あるいはバッチ式)の電解水生成装置が提案されている。このような構成であれば、電解液を電解液室に隔離したまま電解による生成水を取り出すことができる。更に、静水状態の水を電解するため、配管が簡略化され、電解特性も安定し、使用できる隔膜の種類を増やすことができる。
特許第3500173号公報 特許第3551288号公報 特開平11−319829号公報 特開2003−53344号公報 特開2004−2900937号公報
しかしながら、上述した静水式(バッチ式)の電解水生成装置では、水槽の水が静止しているため、電極近傍で生じた生成物が水槽の水に混ざり難く、生成水に生成物の濃度ムラが生じ易い。また、次亜塩素酸生成のように陽極で塩素ガスが生じる可能性のある電解では、陽極近傍に高濃度で強酸性の水領域が生じ易い。同領域では、塩素ガス発生量が上がり、そのまま水面から大気中に塩素ガスが出やすい状況となる。特に、水槽の水が不足して陽極が水面から出ている状態では、直接的に塩素ガスが大気中に拡散する可能性がある。
本実施形態が解決しようとする課題は、電解生成物を水槽の水に速やかに対流拡散させるとともに、塩素ガスの水面からの拡散を抑制し、信頼性の高い静水式の電解水生成装置および電解ユニットを提供することにある。
実施形態によれば、電解水生成装置は、水を収容する生成水容器と、前記生成水容器と隔膜で仕切られ電解液を収納する電解液室と、前記隔膜を挟んで互いに対向する第1電極および第2電極と、を具備し、前記生成水容器内の水に含浸される電解ユニットと、を備えている。電解ユニットは、前記第1電極を収容する撹拌室と、前記撹拌室の下部に連通する取水口と、前記撹拌室の上部に連通する排水口と、前記第1電極に対向して設けられ前記第1電極の近傍の水を前記取水口から前記排水口へ導く撹拌室壁部と、前記撹拌室壁部の内面に設けられ前記撹拌室内の水の流れを撹拌する凹凸部と、を備えている。
図1は、第1の実施形態に係る電解水生成装置の断面図。 図2は、第1の実施形態に係る電解水生成装置の電極ユニットを示す斜視図。 図3は、変形例に係る電解ユニットの断面図。 図4は、第2の実施形態に係る電解水生成装置の断面図。 図5は、第3の実施形態に係る電解水生成装置の断面図。
以下に、図面を参照しながら、種々の実施形態について説明する。なお、実施形態を通して共通の構成には同一の符号を付すものとし、重複する説明は省略する。また、各図は実施形態とその理解を促すための模式図であり、その形状や寸法、比などは実際の装置と異なる個所があるが、これらは以下の説明と公知の技術を参酌して適宜、設計変更することができる。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係る電解水生成装置の全体構成を示す断面図、図2は、電解水生成装置の電解ユニットを示す斜視図である。
本実施形態において、電解水生成装置10は、容器内に収容された静水状態の水を電解水に生成する、すなわち、電解水に変える、静水式あるいはバッチ式の電解水生成装置として構成されている。図1に示すように、電解水生成装置10は、水等の液体を収容する生成水容器(水槽)12と、生成水容器12の上部開口12aに脱着自在に装着され、生成水容器12内に支持および配置される電解ユニット(電極ユニット)16と、生成水容器12が載置および支持される支持台70と、を備えている。支持台70は、電解ユニット16の電極に電解電力を供給する後述の給電部30を備えている。
生成水容器12は、耐酸性、耐アルカリ性に優れ、かつ透明で内部が視認可能なガラスや樹脂、例えば、ガラスや塩化ビニールやポリプロピレンやポリエチレンなどにより形成されている。生成水容器12は、上部開口12a有し、上部が細く絞られた円錐台状、三角フラスコ状に形成されている。生成水容器12は、例えば、1Lの水を収容可能な容量に形成されている。
生成水容器12を上部の径が小さい、すなわち、上部が細く絞られた形状とすることにより、生成水容器12内に収容される水の水面の面積が小さくなる。水中に溶けずに生じるわずかな塩素ガスが大気中に拡散する水面の面積を減らすことで、大気中への塩素ガスの拡散を極力抑制する効果がある。なお、本実施形態では、生成水容器12は、上部開口12aから生成水容器12内に向かって延出した円筒形状のユニットガイド15を一体に有している。ユニットガイド15の径は、上部開口12aの径よりも小さく設定されている。電解ユニット16を生成水容器12に装着する際、ユニットガイド15は電解ユニット16の挿入をガイドする。このユニットガイド15により、生成水容器12内の水面を面積が更に小さくすることができる。ユニットガイド15の上部開口12a側の上部分は、円錐形状に徐々に拡径している。この上部分に複数の取水孔(排気孔を兼ねている)17(図2参照)が設けられている。
図1および図2に示すように、電解ユニット16は、円板形状に形成された支持体(蓋体)14と、支持体14に支持され、支持体と同軸的に位置するほぼ円筒形状の筐体18と、筐体18の下端部に設けられた排水機構(排水蓋)50と、を備えている。
支持体14は、例えば、塩化ビニールやポリプロピレンやポリエチレンなどの耐酸性、耐アルカリ性に優れた樹脂により形成されている。支持体14は、生成水容器12の上部開口12aに脱着自在に装着され、この上部開口12aを閉塞する蓋体としても機能する。支持体14の中央部に、電解液を注入するための注入口14aが形成されている。更に、支持体14は、この支持体の下面から延出する注入管14bを一体に有し、この注入管14bは注入口14aに連通している。
筐体18は、耐酸性、耐アルカリ性に優れ、かつ透明で内部が視認可能な材料、例えば、塩化ビニールやポリプロピレンやポリエチレンなどの合成樹脂により形成されている。筐体18は、中間室(電解液室)20を形成する中間フレーム21と、陰極室(生成室)22を形成する陰極ケース24と、撹拌室(生成室)26を形成する撹拌ケース28と、を有している。中間フレーム21の両側に陰極ケース24および撹拌ケース28が接合され、全体として円筒形状をなしている。筐体18の外径は、前述したユニットガイド15の内径とほぼ等しく、ここでは、僅かに小さく形成され、また、支持体14の外径は、生成水容器12の上部開口12aの径とほぼ等しく、あるいは、僅かに大きく形成されている。
中間室20の一方の開口を塞ぐように矩形状の第1隔膜32aが設けられ、中間室20の他方の開口を塞ぐように矩形状の第2隔膜32bが設けられている。第1隔膜32aおよび第2隔膜32bは、互いに対向している。これにより、中間室20は、第1隔膜32aおよび第2隔膜32bの間に仕切られている。中間室20と撹拌室26(生成水容器12内部)との間は第1隔膜32aにより仕切られ、中間室20と陰極室22との間は、第2隔膜32bにより仕切られている。中間室20は、例えば、10mLの容量に形成されている。中間室20の上端は注入管14bを通して注入口14aに連通し、また、中間室20の下端に電解液排水口(第1排水口)20aが形成されている。
本実施形態において、第1隔膜32aおよび第2隔膜32bは、それぞれ透水性を有する隔膜である。例えば、第1隔膜32aおよび第2隔膜32bは、それぞれ、透水性の精密ろ過膜(Microfiltration Membrane : MF膜)や限外ろ過膜(Ultrafiltration Membrane : UF膜)等を用いている。また、第1隔膜32aおよび第2隔膜32bは、例えば、化学耐性と乾燥性に優れたポリフッ化ビニリデン(PolyVinylidene DiFuoride:PVDF)および酸化チタンを含む素材で形成されている。なお、第1隔膜32aおよび第2隔膜32bは、イオン透過性を有する隔膜で構成してもよい。
第1隔膜32aの外側に、矩形板状の陽極(第1電極)34aが隣接、対向して設けられている。陽極34aは撹拌室26内に位置している。第2隔膜32bの外側に矩形板状の陰極(第2電極)34bが隣接、対向して設けられている。陰極34bは陰極室22内に位置している。陽極34aおよび陰極34bは、中間室20、第1および第2隔膜32a、32bを間に挟んで、互いに対向している。陽極34aおよび陰極34bは、耐食性のある金属、例えば、チタンの基材に、必要に応じて適切な触媒を形成したもので、多数の透水性の孔を有している。陽極34aおよび陰極34bは、それぞれ配線80を介して、接続端子84に電気的に接続されている。これらの接続端子84は、支持体14の外周面に露出し、筐体18の軸方向に並んで位置している。
陰極室22は、例えば、20mL程度の容量に形成されている。陰極室22の下端に陰極水排水口(第2排水口)22aが設けられている。また、陰極ケース24の上端部に、陰極室22内で発生するガスを排気するための排気口24a、および生成水容器12内の水を陰極室22に取り込むための注水口24bが形成されている。
ユニットガイド15の一部に、ガイド注水口15aが形成されている。電解ユニット16の筐体18をユニットガイド15に挿通し、電解ユニット16を生成水容器12に装着する際、電解ユニット16の回転方向の位置を、陰極室22の注水口24bがユニットガイド15の注水口15aと一致する位置に合わせることにより、生成水容器12内の水をガイド注水口15aおよび注水口24bから陰極室22内に注水することができる。注水後、電解ユニット16を回動することにより、注水口24bがユニットガイド15によって閉じられ、生成水容器12と陰極室22との水の出入りを遮断する構造としている。
撹拌ケース28によって生成水容器12内から仕切られた撹拌室26は、例えば、20mL程度の容量に形成されている。撹拌室26は、陽極34a近傍の水が上下方向(筐体18の軸方向)に流れる流路を形成している。また、撹拌ケース28は、ケース下部に形成され生成水容器12内の水を撹拌室26に取り込むための取水口28aと、ケース上部に形成され撹拌室26内で生成された陽極生成物を生成水容器12内へ排出する排水口28bと、を有している。
撹拌ケース28は、撹拌室26を挟んで陽極34aに対向する円弧状の壁部を有し、更に、この壁部の内面(ケース内面)に形成された第1凹凸部60、および壁部の外面(ケース外面)に形成された第2凹凸部62を有している。第1凹凸部60および第2凹凸部62は、取水口28aと排水口28bとの間に設けられている。第1凹凸部60は、例えば、複数の凹レンズ61を筐体18の軸方向に並べて構成されている。すなわち、各凹レンズ61は、筐体18の中心軸回りで円周方向に沿って延び、複数の凹レンズ61は、取水口28a近傍から排水口28b近傍まで上下方向に並んで、かつ、連続して設けられている。
撹拌室26内において、陽極34aで発生する酸素を主体とする気泡で下から上へと対流する水の流れを、第1凹凸部60は、渦を巻かせるように左右方向に動かし、陽極34a近傍に層流形成しやすい高濃度の生成水を撹拌する機能を発揮する。すなわち、第1凹凸部60は、上下方向へ動く水の流れを左右方向に変換する対流制御用の凹凸部を構成している。
同様に、第2凹凸部62は、例えば、複数の凹レンズ63を筐体18の軸方向に並べて構成されている。各凹レンズ63は、筐体18の中心軸回りで円周方向に沿って延び、複数の凹レンズ63は、取水口28a近傍から排水口28b近傍まで上下方向に並んで、かつ、連続して設けられている。
撹拌ケース28は透明な材料で形成され、凹レンズ61、63を通して筐体18の内部を視認可能、すなわち、撹拌室26内および陽極34aを視認可能となっている。
図1および図2に示すように、排水機構50は、筐体18の下端部に回動可能に設けられた開閉蓋体52を有している。開閉蓋体52は、下端が閉塞された円筒のキャップ状に形成されている。開閉蓋体52は、筐体18の下端に対向する底壁52aを有し、底壁52aの中央部に例えば、円板状のパッキン(封止部材)58が貼付されている。また、底壁52aの周縁部に複数の円弧状の排水口57が形成されている。パッキン58および底壁52aは弁体として機能する。パッキン58および底壁52aに排水孔59が貫通形成されて、この排水孔59は、開閉蓋体52の回動中心軸に対して偏心して位置している。
開閉蓋体52が図示の閉塞位置にある場合、排水孔59は、電解液排水口20aおよび陰極水排水口22aから外れて位置し、また、パッキン58は筐体18の下端に当接して、電解液排水口20aおよび陰極水排水口22aを密閉している。開閉蓋体52を、排水孔59が電解液排水口20aあるいは陰極水排水口22aと整列する第1開放位置あるいは第2開放位置へ回動することにより、電解液排水口20aあるいは陰極水排水口22aを通して、中間室20の電解液あるいは陰極室22の陰極水を選択的に排水することができる。
図1に示すように、支持台70は、生成水容器12が載置される基台72と、基台72から上方に延出する給電取っ手76と、を備えている。給電取っ手76は、給電部30の一部を構成している。基台72は、載置面を構成する光学拡散板74を有している。光学拡散板74は、生成水容器12の底面とほぼ等しい大きさおよび形状に形成され、例えば、すりガラス、乳白を含有した透明樹脂板等で構成されている。基台72に載置された生成水容器12の底面は、光学拡散板74と対向する。
基台72内に光源75、例えば、LED、および点灯回路77が設けられている。光源75は、光学拡散板74のほぼ中央部に対向して、あるいは全面、あるいはリング状に位置している。光源75を点灯した場合、光源75からの光は、光学拡散板74に入射し、光学拡散板74で拡散され、生成水容器12の底壁を通して生成水容器12内に照射される。一部の光は、撹拌ケース28の凹レンズ63、61を通って撹拌室26内、および陽極34aに照射され、更に、陽極34aで反射した後、再び凹レンズ61、63および生成水容器12を通って外部に出射する。これにより、撹拌室26および陽極34aを明るく照明することができ、生成水容器12の外側から撹拌室26内および陽極34aを容易に視認することができる。
給電取っ手76は、基台72から生成水容器12の側面に沿って、支持体14の側面と対向する位置まで延出している。給電部30は、基台72の内部に設けられた定電流電源回路(制御回路)88と、給電取っ手76の上端部に設けられた一対の通電端子82とを有し、これらの通電端子82は、支持体14の側面に露出する接続端子84と対向可能および接触可能に設置されている。一対の通電端子82は、給電取っ手76内を通って延び配線80を介して定電流電源回路88に電気的に接続されている。点灯回路77は定電流電源回路88に接続されている。本実施形態において、定電流電源回路88は、ケーブル85およびACアダプタ86を介してAC電源に接続可能としている。
なお、電源としてAC電源に限定されることなく、電池や充電可能な2次電池を用いてもよい。
生成水容器12が支持台70上に正しく載置され、更に、電解ユニット16の回転位置を調整すると、電解ユニット16の接続端子84が通電端子82に接触し、配線80を介して定電流電源回路88に導通する。これにより、給電部30から陽極34aおよび陰極34bへ通電可能な状態となる。言い換えると、生成水容器12が支持台70に適正に設置された状態でないと電解ユニット16に給電できない構成としている。そして、定電流電源回路88は、光源75の点灯、および電極への通電時間、通電タイミングを制御する。
以上のように構成された電解水生成装置10により電解水を生成する場合、例えば、塩水から次亜塩素酸水を生成する場合について説明する。
まず、電解ユニット16を取外した状態で、生成水容器12内に所定量の水を入れ、ほぼ1Lの水を収容する。投入する水は、水道水などの一般的に入手可能な水でよい。また、塩化ナトリウム、塩化カリウム等の塩化物を含有する電解液として、予め作成した濃度20%程度の塩水を、注入口14aから電解ユニット16の中間室20に注水する。約10mLの塩水を注入し、中間室20を塩水で満たす。塩水注入の際、排水機構50の開閉蓋体52は、閉塞位置に設定しておく。
次いで、図1に示すように、塩水が注入された電解ユニット16を生成水容器12内に挿入し、支持体14を生成水容器12の上端に載置する。これにより、電解ユニット16が生成水容器12に装着され、生成水容器12内の水に浸漬される。この際、陰極室22の注水口24bがユニットガイド15のガイド注水口15aと対向するように、電解ユニット16の回転位置を調整する。生成水容器12内の水の一部は、ガイド注水口15aおよび注水口24bから陰極室22に流入し、約20mLの水が陰極室22に充填される。また、生成水容器12内の水の一部は、撹拌ケース28の取水口28aから撹拌室26に流入し、撹拌室26が水で満みたされる。
このように撹拌室26は、生成水容器12内に開放した構造となっているため、電解ユニット16の撹拌室26も含めた生成水容器12全体が大きな陽極室(生成室)を成している。従って、電解水生成装置10は、装置全体として、中間室20、陰極室22および陽極室を有する2隔膜3室型の構造を有している。
陰極室22および撹拌室26に水を充填した後、電解ユニット16の接続端子84が給電部30の通電端子82に接触するように、電解ユニット16の回転位置を調整し、陽極34aおよび陰極34bを給電部30に導通する。これにより、給電部30から陽極34aおよび陰極34bへ通電可能な状態となる。また、陰極室22の注水口24bはユニットガイド15により閉じられる。
以上の状態で、給電部30から陽極34aおよび陰極34bに1Aの電解電流を3分程度通電することで、中間室20内の塩水を電解する。中間室20の塩水中において電離しているナトリウムイオンは、陰極34bに引き寄せられ、第2隔膜32bを通過して陰極室22へ流入する。陰極室22において、陰極34bにより水が電気分解されて水素ガスを生成し、この水素ガスとナトリウムイオンとにより水酸化ナトリウム水溶液(アルカリ性水)を生成する。これにより、陰極室22に、pH13前後の20mLの水酸化ナトリウム水が生成される。
中間室20内の塩水中に電離している塩素イオンは、陽極34aに引き寄せられ、第1隔膜32aを通過して、撹拌室(陽極室、生成室)26へ流入する。撹拌室26では、塩素イオンが陽極34aに電子を与えて塩素ガスを形成し水と反応して次亜塩素酸と塩酸を形成するとともに、一部の電解電流は水を分解して酸素ガスを生成する。陽極34aで発生した酸素ガスは気泡となり、その浮力により撹拌室26内の流路を上方向に移動し、排水口28bから生成水容器12内に出た後に生成水容器12内の水面から取水孔17を通して大気に拡散する。
陽極34aで生じた塩酸と次亜塩素酸は、酸素ガスの浮力で生じた下から上への流れに沿って陽極34a近傍に濃い層流を形成する。すなわち、陽極34a近傍では高濃度の塩酸および次亜塩素酸の上下方向の流れを、撹拌ケース28の壁部近傍では低濃度の上下方向の流れを生じる。また、次亜塩素酸はpHが5以下の酸性で一部が塩素ガスを生成するが、前述した高濃度流内では塩素ガスが生じ易い。本実施形態では、撹拌ケース28は、複数の凹レンズ61で形成した第1凹凸部60により、上下方向の流れを渦を巻くように対流させ、陽極34a近傍の高濃度の層流を撹拌するように構成している。これにより撹拌室26内部で局所的な酸の高濃度化を抑制し、塩素ガスが生じにくい環境としている。このようにして撹拌室26内で生成され撹拌された酸性水(次亜塩素酸水および塩酸)は、排水口28bから生成水容器12内の水に撹拌排出される。また、生成水容器12内の水は、随時、取水口28aから撹拌室26内に取り込まれ、酸性水となって生成水容器12内の水に混合される。
また、生成水容器12は三角フラスコ状に形成されているため、水面を小さくしつつ、下部領域になるほど大きな体積を確保している。そのため、撹拌室26の排水口28bを出た酸素ガスは速やかに水面に上昇するが、次亜塩素酸成分を含む水は狭く逃げ場の少ない水面側ではなく体積の大きい下部領域に向かって移動し易くしている。更に、本実施形態では、撹拌ケース28の壁部外面に第2凹凸部62を設けている。そのため、生成水容器12内の下部領域に向かう次亜塩素酸成分の流れは、第2凹凸部62によって撹拌され、電解ユニット16よりも下方の領域に導かれ、生成水容器12内の全体に撹拌される。
これにより、生成水容器12内の下部領域に向かう流れが、生成水容器12内の水に撹拌することなく、再度、撹拌室26の取水口28aから撹拌室26内に取り込まれてしまうことを防止し、撹拌室内の生成物濃度を上げてしまうことが考えられる。
以上により、図1に示したよう、に生成水容器12全体で矢印で示した大きな対流が生じ、撹拌室26の取水口28aから低濃度の水が撹拌室26に取り込まれ、撹拌室26内部で層流を撹拌させて濃度均質化を図るとともに、撹拌室26の排水口28bから出た生成物を含む水も生成水容器12の第2凹凸部62により撹拌させて生成水容器全体で大きな対流が起こるように構成している。この結果、塩素ガスは検知限界以下となり、生成水容器12内の水も生成物濃度が均一な方向に変化した。これにより、生成水容器12内の1Lの水を有効塩素濃度50ppmの次亜塩素酸水に変える、すなわち、生成することができる。
なお、中間室20に一度注入された10mLの塩水は、1L、50ppm濃度の次亜塩素酸水の生成に、10回程度連続使用することができる。
また、上述した電解水生成処理の間、LED75を点灯し、生成水容器12内、撹拌ケース28の壁部、撹拌室26内、および陽極34aを照明する。これにより、電解水生成処理の間、生成水容器12の外側から撹拌室26内および陽極34aを容易に視認することができる。そのため、使用者は、生成水容器12内に正しく水が充填されているか否か容易に確認することができ、異常を一目で判断することができる。従って、水の不足に伴う塩素ガスの発生等を未然に防止することが可能となる。
電解水生成が終了した後、電解ユニット16を生成水容器12から取外し、生成水容器12内に生成された次亜塩素酸水を生成水容器12の上部開口12aおよび取水孔17から排水し各種殺菌用途に用いる。また、陰極室22に生成されたアルカリ性水(水酸化ナトリウム水)を使用する場合は、排水機構50の開閉蓋体52を閉塞位置から第1開放位置へ回し、陰極水排水口22aを開放する。これにより、中間室20内の塩水をそのままにした状態で、アルカリ性水のみを選択的に取り出して、洗浄などに活用することができる。
この状態で塩水だけ電解ユニット16に残っているが、塩水は前述したように50ppmの次亜塩素酸水であれば、10回程度(10L)の生成に使用可能であるから、生成水容器12の水を新しい水に入れ替えて、上述した生成動作を繰り返し電解することができ、塩水を無駄なく有効に消費することができる。
以上のように構成された電解水生成装置10によれば、電解ユニット16で生成する生成物を撹拌室および生成水容器12内で速やかに対流拡散させるとともに、塩素ガスの水面からの拡散を抑制することができる。また、電解水生成装置10によれば、生成水容器12の外側から電解ユニット16内および陽極を容易に視認することができ、電解ユニット16の異常状態を未然に防止することができる。これにより、本実施形態によれば、生成水の濃度均質化を図るとともに塩素ガス生成を抑制し、信頼性の高い静水式の電解水生成装置および電解ユニットが得られる。
本実施形態において、複数の凹レンズ61は同一の形状、寸法、に形成され、取水口28a近傍から排水口28b近傍まで均一に並んで設けられている。これに限らず、取水口28a側(下側)の凹レンズを密に、すなわち、小径のレンズとして、排水口28b側に近付くに従って、凹レンズを疎に、すなわち、大径のレンズとして、形成するようにしてもよい。また、第1凹凸部および第2凹凸部は、光学的な凹レンズに限らず、凸レンズ、光学的な凸レンズ、メニスカスレンズ、プリズム等で形成してもよい。この場合、レンズおよびプリズムは、円弧状に連続している場合に限らず、複数の独立した半球形状のレンズ、プリズム等を用いてもよい。更に、第1凹凸部60および第2凹凸部62は、図3に示すような、複数のリブ63、64により構成してもよい。
照明用の光源75は、LEDに限らず、他の種々の光源を選択可能である。また、光源は、電解水生成中、常時点灯している場合に限らず、間欠的に点滅するようにしてもよく、あるいは、間欠的に発光色を変えるようにしてもよい。更に、光源75は、電解水生成の終了時、短い間隔で点滅し、終了を報知するように制御してもよい。
次に、他の実施形態に係る電解水生成装置について説明する。なお、以下に説明する他の実施形態において、前述した第1の実施形態と同一の部分には、同一の参照符号を付してその詳細な説明を省略し、第1の実施形態と異なる部分を中心に詳しく説明する。
(第2の実施形態)
図4は、第2の実施形態に係る電解水生成装置を示す断面図である。第2の実施形態によれば、電解ユニット16の筐体18は、撹拌ケース28から延出する対流補助板66を一体に有している。この対流補助板66は、撹拌ケース28の取水口28aの上方近傍の位置から、筐体18の外側かつ下方に向かって延出している。対流補助板66は、取水口28aと隙間を置いて対向している。
このような対流補助板66を設けることにより、生成水容器12全体の対流が一層促進され、生成水容器12内の水を効率よく撹拌し、所望濃度の電解水を生成することができる。すなわち、対流補助板66により、撹拌室26の排水口28bから出た濃度の高い水が、直接、撹拌室26の取水口28aから取り込まれることを防止し、生成水容器12の底側の水に撹拌することができる。
第2の実施形態において、電解水生成装置10の他の構成は、前述した第1の実施形態と同様であり、上記の他、第1の実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
(第3の実施形態)
図5は、第3の実施形態に係る電解水生成装置を示す断面図である。第3の実施形態によれば、電解ユニット16の撹拌ケース28は、撹拌室26内に配置された少なくとも1つの仕切り板(フィン)31を有している。ここでは、1つの仕切り板31を有し、この仕切り板31は、ほぼ水平に延在し、撹拌ケース28の長手方向(高さ方向)のほぼ中央に設けられている。撹拌室26は、仕切り板31により、撹拌ケース28の長手方向に並ぶ2つの室26a、26bに仕切られ、各室は陽極34aに接している。2つの室26a、26bの各々は、撹拌ケース28に形成された取水口28aおよび排水口28bを通して外部(生成水容器12内部)に連通あるいは開放している。取水口28aを通して生成水容器12内の水を撹拌室26の各室26a、26bに取り入れ、排水口28bから生成水容器12内へ抜けるようにしている。
また、本実施形態において、撹拌ケース28の壁部外面は、第2凹凸部を持たず、平坦に形成している。
上記のように構成された第3の実施形態によれば、仕切り板31によって撹拌室26を上下方向に複数の室に仕切ることにより、撹拌室内で気泡が大量に積算生成されることを抑制することができる。各室で発生する気泡の量を減らして適時調整し、対流効果を向上することが可能となる。これにより、撹拌室内および生成水容器内で陽極生成物を効率よく撹拌し、均一濃度の電解水を生成することができる。
第3の実施形態において、電解水生成装置10の他の構成は、前述した第1の実施形態と同様であり、上記の他、第1の実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
本発明は上述した実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
上述した実施形態では生成水容器の水を次亜塩素酸水に変える構成を説明したが、陽極と陰極とを入れ替え、すなわち、第1電極を陰極、第2電極を陽極とし、アルカリ性の電解水を生成水容器に生成してもよい。上述した実施形態では、電解液を塩水、生成水を次亜塩素酸水および水酸化ナトリウム水としたが、これらに限定されることなく、本実施形態に係る電解水生成装置は、種々の電解液および種々の生成水を適用することができる。生成水容器は、上述した実施形態に限定されることなく、種々の容器、水槽、その他、水を貯められるものであれば適用することができる。隔膜は、透水性を有する多孔質膜を用いたが、これに限らず、イオン選択性のあるイオン交換膜を用いてもよい。
10…電解水生成装置、12…生成水容器、14…支持体(蓋体)、
16…電解ユニット、18…筐体、20…中間室(電解液室)、22…陰極室、
24…陰極ケース、26…撹拌室(陽極室)、28…撹拌ケース、28a…取水口、
28b…排水口、30…給電部、31…仕切り板、60…第1凹凸部、
61、63…凹レンズ、62…第2凹凸部、66…対流補助板、75…光源

Claims (19)

  1. 水を収容する生成水容器と、
    前記生成水容器と隔膜で仕切られ電解液を収納する電解液室と、前記隔膜を挟んで互いに対向する第1電極および第2電極と、を具備し、前記生成水容器内の水に含浸される電解ユニットと、を備え、
    前記電解ユニットは、前記第1電極を収容する撹拌室と、前記撹拌室の下部に連通する取水口と、前記撹拌室の上部に連通する排水口と、前記第1電極に対向して設けられ前記第1電極の近傍の水を前記取水口から前記排水口へ導く撹拌室壁部と、前記撹拌室壁部の内面に設けられ前記撹拌室内の水の流れを撹拌する凹凸部と、を備えている電解水生成装置。
  2. 前記電解ユニットの撹拌室は、前記撹拌室内の水の流れ方向に並んだ複数の室に仕切られ、各室は、前記第1電極に接している請求項1に記載の電解水生成装置。
  3. 前記電解ユニットは、前記撹拌室壁部の外面に形成され、前記外面に沿って流れる水を撹拌する第2凹凸部を備えている請求項1に記載の電解水生成装置。
  4. 前記撹拌室壁部は、外部から前記撹拌室内を透視可能とする透明性を有している請求項1ないし3のいずれか1項に記載の電解水生成装置。
  5. 前記撹拌室壁部の凹凸部は、複数の光学的な凹レンズ、凸レンズ、メニスカスレンズ、プリズムのいずれかで形成されている請求項4に記載の電解水生成装置。
  6. 前記撹拌室壁部の第2凹凸部は、複数の光学的な凹レンズ、凸レンズ、メニスカスレンズ、プリズムのいずれかで形成されている請求項3に記載の電解水生成装置。
  7. 前記電解ユニットを外部から照明する光源を更に備えている請求項1ないし6のいずれか1項に記載の電解水生成装置。
  8. 前記電解ユニットは、前記撹拌室壁部から延出し、前記取水口と隙間を置いて対向する対流補助板を備えている請求項1ないし7のいずれか1項に記載の電解水生成装置。
  9. 前記生成水容器は、前記生成水容器内に収容された水の水面が前記生成水容器の平均断面積よりも小さくなる形状に形成されている請求項1ないし8のいずれか1項に記載の電解水生成装置。
  10. 前記生成水容器は、下部に対して上部が小径となる三角フラスコ形状である請求項9に記載の電解水生成装置。
  11. 前記生成水容器は、上部に形成された上部開口と、前記上部開口の周縁部から前記生成水容器内に延出するユニットガイドと、を有し、前記電解ユニットは、前記上部開口および前記ユニットガイドを通して前記生成水容器内に挿入され、前記ユニットガイドにより支持固定される請求項1ないし10のいずれか1項に記載の電解水生成装置。
  12. 前記電解ユニットは、前記第2電極で生成された生成物を収容する生成室と、前記生成室に連通する注水口と、を有し、
    前記ユニットガイドは、前記注水口に連通可能なガイド注水口を有し、前記電解ユニットの装着位置に応じて、前記生成室の注水口を閉塞し、あるいは、前記ガイド注水口と前記生成室の注水口とを連通するように構成されている請求項11に記載の電解水生成装置。
  13. 隔膜で仕切られ電解液を収納する電解液室と、
    前記隔膜を挟んで互いに対向する第1電極および第2電極と、
    前記第1電極を収容する撹拌室と、
    前記撹拌室の下部に連通する取水口と、
    前記撹拌室の上部に連通する排水口と、
    前記第1電極に対向して設けられ前記第1電極の近傍の水を前記取水口から前記排水口へ導く撹拌室壁部と、
    前記撹拌室壁部の内面に設けられ前記撹拌室内の水の流れを撹拌する凹凸部と、
    を備えている電解ユニット。
  14. 前記電解ユニットの撹拌室は、前記撹拌室内の水の流れ方向に並んだ複数の室に仕切られ、各室は、前記第1電極に接している請求項13に記載の電解ユニット。
  15. 前記撹拌室壁部の外面に形成され、前記外面に沿って流れる水を撹拌する第2凹凸部を備えている請求項13に記載の電解ユニット。
  16. 前記撹拌室壁部は、外部から前記撹拌室内を透視可能とする透明性を有している請求項13ないし15のいずれか1項に記載の電解ユニット。
  17. 前記撹拌室壁部の凹凸部は、複数の光学的な凹レンズ、凸レンズ、メニスカスレンズ、プリズムのいずれかで形成されている請求項16に記載の電解ユニット。
  18. 前記撹拌室壁部の第2凹凸部は、複数の光学的な凹レンズ、凸レンズ、メニスカスレンズ、プリズムのいずれかで形成されている請求項15に記載の電解ユニット。
  19. 前記電解ユニットは、前記撹拌室壁部から延出し、前記取水口と隙間を置いて対向する対流補助板を備えている請求項13ないし18のいずれか1項に記載の電解ユニット。
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