JP4237714B2 - 駆動部隔離foupオープナ - Google Patents
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Description
すなわち、その請求項1に記載された発明は、クリーンルームに取り付けられる駆動部隔離FOUPオープナであり、前記FOUPオープナが、少なくとも、前面開口部がFOUPドアにより閉塞され、内部に半導体ウェハを所定の間隔で、水平に、複数枚収納してなるFOUPを載置して位置決めするドックプレートと、前記ドックプレートを前記FOUPドアが着脱される位置まで移動させるドック移動機構と、前記FOUPドアを着脱して保持する着脱機構と保持機構とを有するポートドアと、前記ポートドアにより閉塞される開口部を有するポートプレートと、前記ポートドアを水平に移動させるためのポートドア進退機構と、前記FOUPドアを格納するために、前記ポートドアが前記FOUPドアを保持した状態で、前記ポートドアを垂直に移動させるためのポートドア昇降機構とを備えてなり、前記クリーンルームに、クリーンルームの内側および外側を隔離する前記ポートプレートを取り付け、前記ポートプレートの前記クリーンルーム側に、前記ポートドアを配置し、前記ポートプレートの前記クリーンルームとは反対の側に、前記ポートドア進退機構の駆動部および前記ポートドア昇降機構の駆動部を配置するととともに、前記ポートドア昇降機構に、前記ポートドア進退機構を取り付け、前記ポートプレートに設けられる案内溝に挿通してアームを設けるとともに、そのアームにて前記ポートドア進退機構の駆動部と前記ポートドアとを結合し、前記ポートプレートの前記クリーンルームとは反対の側に、前記ポートドア進退機構の駆動部および前記ポートドア昇降機構の駆動部を収容する駆動部収容室を配置したことを特徴とする駆動部隔離FOUPオープナである。
その他、前記したような種々の効果を奏することができる。
図1は、本実施例における駆動部隔離FOUPオープナのFOUPドア開放前の概略縦断面図、図2は、図1のFOUPオープナの駆動部収容室壁を除去して見た概略背面図、図3は、図2のIII−III線矢視断面図、図4は、図1のFOUPオープナのポートドア側から見た部分斜視図である。
図1において、FOUPドア13は、FOUPフレーム11から離脱開放される直前にあり、ポートドア23とマッピングセンサ70とは待機状態にある。先ず、ポートドア23がFOUPドア13を吸着保持すると、ポートドア進退機構40が作動して、詳細には図示されないが、ポートドア23が水平方向に後退する。そうすると、センサ取付部材62が、ポートドア・センサ昇降機構50の作動により、ポートドア23とともにマッピングセンサ70がFOUP10内に進入する位置まで下降して、マッピングセンサ70が位置決めされる。
駆動部隔離FOUPオープナ1において、ポートドア進退機構40の駆動部とポートドア昇降機構50の駆動部とが、ポートプレート21を挟んで、ポートドア23が配置されるクリーンルーム(第2制御空間200 )側とは反対の側に配置されるとともに、そこに駆動部収容室が設けられて、この駆動部収容室に配置されることにより、これらの駆動部が、クリーンルーム200から隔離されているので、これらの駆動部において発生する塵埃は、駆動部収容室内に閉じ込められ、ポートプレート21に遮られて、クリーンルーム200 内に侵入することがない。例えば、駆動部のモータ(ポートドア進退機構駆動用モータ43、ポートドア昇降機構駆動用サーボモータ(これは、ポートドア・センサ昇降機構駆動用サーボモータ53により兼ねられる。))を駆動源とする可動部において、摩擦により発生する塵埃がクリーンルーム200 内に飛散することがなくなり、また、可動部に塗布される摺動材や潤滑材の気化による有機物がクリーンルーム200 内に飛散することがなくなる。また、駆動部の保守、点検、修理等の作業をする場合においても、作業者がクリーンルーム200 に入る必要がないので、クリーンルーム200 内において作業用スペースを確保するために機器の移動や取り外しをする必要がなく、これらの作業に伴う塵埃の発生がクリーンルーム200 を汚染することがない。これらにより、クリーンルーム200 を高いクリーン度に維持することができる。
例えば、連結部材55と左右一対の昇降基部材51、51とを連結するのに、これらの位置関係を上下にずらして相互に連結して、連結部材55の左右端および左右の昇降基部材51、51のそれぞれに案内凹溝58を形成するようにすれば、ポートドア・センサ昇降機構50の昇降動の案内をさらに確実に行なうことができる。また、駆動部の駆動源として、モータ43、53、63に代えて、パワーシリンダが使用されてもよい。
Claims (3)
- クリーンルームに取り付けられる駆動部隔離FOUPオープナであり、
前記FOUPオープナが、少なくとも、
前面開口部がFOUPドアにより閉塞され、内部に半導体ウェハを所定の間隔で、水平に、複数枚収納してなるFOUPを載置して位置決めするドックプレートと、
前記ドックプレートを前記FOUPドアが着脱される位置まで移動させるドック移動機構と、
前記FOUPドアを着脱して保持する着脱機構と保持機構とを有するポートドアと、
前記ポートドアにより閉塞される開口部を有するポートプレートと、
前記ポートドアを水平に移動させるためのポートドア進退機構と、
前記FOUPドアを格納するために、前記ポートドアが前記FOUPドアを保持した状態で、前記ポートドアを垂直に移動させるためのポートドア昇降機構と
を備えてなり、
前記クリーンルームに、クリーンルームの内側および外側を隔離する前記ポートプレートを取り付け、
前記ポートプレートの前記クリーンルーム側に、前記ポートドアを配置し、
前記ポートプレートの前記クリーンルームとは反対の側に、前記ポートドア進退機構の駆動部および前記ポートドア昇降機構の駆動部を配置するととともに、前記ポートドア昇降機構に、前記ポートドア進退機構を取り付け、
前記ポートプレートに設けられる案内溝に挿通してアームを設けるとともに、そのアームにて前記ポートドア進退機構の駆動部と前記ポートドアとを結合し、
前記ポートプレートの前記クリーンルームとは反対の側に、前記ポートドア進退機構の駆動部および前記ポートドア昇降機構の駆動部を収容する駆動部収容室を配置した
ことを特徴とする駆動部隔離FOUPオープナ。 - 前記案内溝が、上下方向に細長い長孔からなり、前記ポートプレートの前記開口部の下方部に設けられた、
ことを特徴とする請求項1に記載の駆動部隔離FOUPオープナ。 - 前記駆動部収容室に、前記駆動部収容室内の雰囲気を外部に排出する手段が設けられたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の駆動部隔離FOUPオープナ。
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JP2005064626A JP4237714B2 (ja) | 2005-03-08 | 2005-03-08 | 駆動部隔離foupオープナ |
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Publications (2)
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Family
ID=34737776
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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