JP4236947B2 - 濾過器付きコップ蓋 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、紙製又はプラスチック製のコップを用いて緑茶や紅茶等を入れる場合に、最適に使用できる濾過器付きコップ蓋に関する。
【0002】
【従来の技術】
紙製又はプラスチック製のコップに対しては、例えば、特許文献1に記載のように、蓋を被せることが知られており、これによって、内部の飲料の冷えるのを防止すると共に、内容物が容易に零れるのを防止している。
また、特許文献2や特許文献3には、コップの蓋に飲み口を設けたものも提案されている。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−284206号公報(図1〜図3)
【特許文献2】
特開2002−240841号公報(図4〜図5)
【特許文献3】
登録実用新案3036444号公報(図1〜図3)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1記載のコップ蓋、特許文献2記載のコップ用蓋及び特許文献3記載の飲用蓋付きコップにおいては、蓋の一部に開口部が設けられ、この部分から内部の飲料物を飲むことは可能であるが、飲料がお茶や紅茶の場合には、茶葉が飲料に混じる。ここで、パックに入った状態の茶葉をコップに入れれば、茶葉が飲料に混じることはないが、茶葉の量は人によって好みがあり、更に、パックに入った茶葉はその種類も限定されて、お茶好きの人の要望には応じられないという問題がある。また、パックに入ったお茶は、パック自体の臭いが付着して美味しくないという問題もあった。
【0005】
このような問題は、単に紅茶やお茶だけでなく、煎じて飲用するものや、固形状物が混じる飲料に共通に発生する問題であった。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたもので、飲料に混じった例えば茶葉等の固形物を濾過して、純粋な飲料のみを飲むことができる濾過器付きコップ蓋を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記目的に沿う第1の発明に係る濾過器付きコップ蓋は、コップに被せる蓋であって、一方に空気抜き孔を、他方に複数の小孔を有する濾過部が設けられている濾過器付きコップ蓋において、それぞれの小孔の周縁の一部には、裏面側に目詰まり防止用突起が設けられていることを特徴とする。これによって、飲料中に入っている固形状物(例えば、茶葉)を除去できる。
【0007】
また、第2の発明に係る濾過器付きコップ蓋は、コップに被せる蓋であって、一方に空気抜き孔を、他方に複数の小孔を有する濾過部が設けられている濾過器付きコップ蓋において、それぞれの小孔の周縁の全部には、裏面側に目詰まり防止用突起が設けられていることを特徴とする。これによって、飲料中の固形状物が目詰まり防止用突起に引っ掛かり、小孔の閉塞を防止する。
【0008】
第3の発明に係る濾過器付きコップ蓋は、請求項1又は2に記載の濾過器付きコップ蓋において、目詰まり防止用突起は、小孔を打ち抜いた小片からなることを特徴とする。これによって、簡単に小孔と目詰まり防止用突起とを形成できる。
【0009】
第4の発明に係る濾過器付きコップ蓋は、コップに被せる蓋であって、一方に空気抜き孔を、他方に複数の小孔を有する濾過部が設けられている濾過器付きコップ蓋において、各小孔の間に目詰まり防止用突起が設けられていることを特徴とする。これによって、固形状物が目詰まり防止用突起に引っ掛かり、小孔の閉塞を防止できる。
【0011】
第5の発明に係る濾過器付きコップ蓋は、請求項1〜4のいずれか1項に記載の濾過器付きコップ蓋において、コップの上端に嵌入してシールを行う環状装着部と、環状装着部の直内側にある環状突出部とを有し、空気抜き孔は、環状突出部の一方に、濾過部は、環状突出部の他方に設けられていることを特徴とする。第6の発明に係る濾過器付きコップ蓋は、請求項5に記載の濾過器付きコップ蓋において、濾過部がある側の環状突出部の側壁は内側に窪んだ堰部が設けられていることを特徴とする。これによって、飲料より比重の大きい固形状物は、堰部に引っ掛かって、小孔がこの固形状物によって塞がれるのを防止できる。
【0012】
そして、第7の発明に係る濾過器付きコップ蓋は、請求項1〜6のいずれか1項に記載の濾過器付きコップ蓋において、濾過部は、コップの上端に嵌入してシールを行う環状装着部の内側に設けられた円形突出部又は環状突出部に設けられていることを特徴とする。第8の発明に係る濾過器付きコップ蓋は、請求項7記載の濾過器付きコップ蓋において、濾過部は環状装着部の内側であって、コップ蓋の中心から偏心した位置に設けられていることを特徴とする。
【0014】
第9の発明に係る濾過器付きコップ蓋は、請求項5〜8のいずれか1項に記載の濾過器付きコップ蓋において、環状装着部には、コップの上端に外側に折り返して形成されたカール部を掛止するロック機構が形成されていることを特徴とする。これによって、蓋を確実にコップに固定することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発明の理解に供する。
図1(A)は本発明の第1の実施の形態に係る濾過器付きコップ蓋の斜視図、(B)は同部分断面図、図2(A)、(C)は本発明の第2の実施の形態に係る濾過器付きコップ蓋の斜視図、(B)は同平面図、図3(A)は本発明の第3の実施の形態に係る濾過器付きコップ蓋の斜視図、(B)は同平面図、図4(A)は本発明の第4の実施の形態に係る濾過器付きコップ蓋の斜視図、(B)は同平面図、図5(A)は濾過部の第1具体例を示す平面図、(B)は同側断面図、図6(A)は濾過部の第2具体例を示す平面図、(B)は同側断面図、図7(A)は濾過部の第3具体例を示す平面図、(B)は同側断面図、図8(A)は濾過部の第4具体例を示す平面図、(B)は同側断面図、図9(A)は濾過部の第5具体例を示す平面図、(B)は同側断面図、図10(A)は濾過部の第6具体例を示す平面図、(B)は同側断面図、図11(A)、(B)は本発明の第5の実施の形態及びその変形例に係る濾過器付きコップ蓋の斜視図、図12(A)、(B)は本発明の第6の実施の形態及びその変形例に係る濾過器付きコップ蓋の斜視図、図13(A)は本発明の第6の実施の形態に係る濾過器付きコップ蓋の部分断面図、(B)〜(D)はコイルバネの説明図、図14(A)は本発明の第7の実施の形態に係る濾過器付きコップ蓋の説明図、(B)はその部分断面図、図15(A)は同濾過器付きコップ蓋の使用状態の説明図、(B)、(C)はその変形例に係る濾過器付きコップ蓋の説明図、図16(A)〜(E)は同濾過器付きコップ蓋の更なる変形例の部分断面図である。
【0016】
図1(A)、(B)に示す本発明の第1の実施の形態に係る濾過器付きコップ蓋10は、薄いプラスチック又は金属からなって、コップ11の上に被さるようになっている(以下の実施の形態でも同じ)。この実施の形態においては、コップ11は紙又はプラスチック製の有底逆円錐台状の容器からなって、頂部が外側に折り曲げられて膨出部(カール部の一例)12が形成されている。濾過器付きコップ蓋10には、この円形の膨出部12が嵌入する環状装着部13が設けられている。この環状装着部13は濾過器付きコップ蓋10の周囲を断面逆U字状に折り曲げて形成され、外側壁には円周方向に内側に窪む複数の凹み(ロック機構の一例)14が設けられ、一旦環状装着部13に嵌入したコップ11の膨出部12が容易に抜けないようになっている。そして、膨出部12の表面と環状装着部13の内側壁が接して、内部の飲料の漏れるのを防止するシールが形成されている。
【0017】
環状装着部13の直内側には、半径方向に一定の幅を有する環状突出部15を備えている。環状突出部15の幅は、この濾過器付きコップ蓋10の半径rに対して、例えば、0.15r〜0.35rの範囲で形成されている。そして、環状突出部15の一方の表面中央には、例えば、0.3〜1mmの直径の円形孔からなる空気抜き孔16が設けられ、環状突出部15の他方の表面には、複数の小孔18からなる濾過部17が設けられている。即ち、環状突出部15の表面に空気抜き孔16と濾過部17が対向して設けられている。
【0018】
濾過部17の詳細については後述するが、この実施の形態では、各小孔18が三角形の開口からなって、その一端には開口を抜き落とした小片(目詰まり防止用突起の一例)19が小孔18の一部から内側(裏面側)に折れ曲がっている。この小片19によって、小孔18内に流れ込もうとする茶葉等の固形状物、異物が止められ、小孔18の閉塞を起こすことなく飲料を流すことができる。小孔18の数は、例えば6〜10個程度が適切であるが、本発明はこれより少ない場合であっても多い場合であっても適用される。
【0019】
環状突出部15の内側には、平面視して円形の窪み20が設けられているが、この窪み20は必須の要件ではなく、例えば、環状突出部15の表面をそのまま中心位置まで延長してもよい。この場合は、前記した環状突出部15は実質的になくなるので、空気抜き孔16及び濾過部17は、円形突出部の両側に位置することになる(以下の実施の形態においても同様)。
【0020】
使用にあっては、コップ11内に好みの量のお茶又は紅茶の葉を入れてお湯を注ぎ、この濾過器付きコップ蓋10を被せて短時間放置し、濾過部17を下にして濾過器付きコップ蓋10のコップ11を斜めに倒すと、濾過部17からお茶又は紅茶が排出される。飲む人の好みによるが、濾過部17に口を付けてそのまま飲んでもよいし、場合によって別のコップ等に移して内容物を飲むことができる。この場合、お茶の葉又は紅茶の葉は、濾過部17で濾されて出でこないことになる。
【0021】
続いて、図2(A)〜(C)に示す本発明の第2の実施の形態に係る濾過器付きコップ蓋21について説明するが、図1に示す濾過器付きコップ蓋10と同一の構成要素については同一の符号を付してその詳しい説明を省略する(以下の実施の形態でも同じ)。
この実施の形態に係る濾過器付きコップ蓋21は環状突出部15の一方に、空気抜き孔16が、他方に濾過部22が設けられている。この実施の形態では濾過部22は直径が例えば1〜3mm程度の小孔23を複数(例えば、6〜20個)設けて形成されている。そして、環状突出部15の外側の側壁24には堰部25が設けられている。
【0022】
この堰部25は、濾過部22の内側面とは2〜3mmの距離を離し、しかも、濾過部22を内側から覆う広さを有している。堰部25の厚みは1〜3mmとなって、側壁24を外側から内側に向けて窪めることによって形成され、26はこの窪みの開口端を示す。この堰部25を設けることによって、お茶又は紅茶の茶葉は、堰部25で引っ掛かって、濾過部22を閉塞しないので、濾過部22から円滑にコップ11内の飲料が排出される。
【0023】
図3(A)、(B)は、本発明の第3の実施の形態に係る濾過器付きコップ蓋27を示すが、図に示すように、環状装着部13の内側には、円形突出部28が設けられ、その一部が欠けて段差部29が設けられ、この段差部29に濾過部30が設けられている。濾過部30は複数(例えば6〜20)の小孔31(詳細は以下に説明する)が設けられている。この濾過部30と反対側の円形突出部28には空気抜き孔16が設けられている。この濾過器付きコップ蓋27を使用する場合には、小孔31によって茶葉等の固形部が分離されて、飲料が積極的に濾過部30から排出される。
【0024】
図4(A)、(B)には、本発明の第4の実施の形態に係る濾過器付きコップ蓋32を示すが、図に示すように、環状突出部15の一部が欠けて段差部33を有し、この部分に濾過部34を備えている。濾過部34は複数(6〜20)の小孔35(詳細は以下に説明する)からなっている。この濾過器付きコップ蓋32を使用する場合には、小孔35によって茶葉等の固形物が分離されて、飲料が積極的に濾過部34から排出される。
【0025】
次に、図5〜図7を参照しながら、第1〜第4の実施の形態に係る濾過器付きコップ蓋10、21、27、32において使用した濾過部17、22、30、34に形成された小孔18、23、31、35について詳細に説明する。
図5(A)、(B)には、第1の実施の形態に係る濾過器付きコップ蓋10に使用した小孔18を示すが、二等辺三角形の開口からなって、底辺38に連結する小片19が内側に例えば45度〜90度程度折れ曲がって小孔18の一部の端部に設けられている。小片19は開口(即ち、小孔18)を打ち抜き形成したものである。
【0026】
底辺38の寸法は例えば1〜3mm、斜辺39の寸法は約1〜5mm程度となっている。隣り合う小孔18の隙間は0.5〜5mmとなっている。濾過部17には小孔18が約6〜20個程度設けられている。なお、この小孔18を、第2〜第4の実施の形態に係る濾過器付きコップ蓋21、27、32の濾過部22、30、34に適用することは当然可能である。なお、第2の実施の形態に係る濾過器付きコップ蓋21においては、濾過部22の直下に堰部25があるので、折れ曲がった小片19がこの堰部25に衝突しないようにしておく。この小片19によって茶葉による小孔18の閉塞を防ぐことができる。この実施の形態では、開口の形状を二等辺三角形としたが、他の三角形やその他の多角形(例えば、四角形)であっても本発明の濾過器付きコップ蓋の濾過部の小孔として使用できる。
【0027】
図6(A)、(B)には、第2の実施の形態に係る濾過器付きコップ蓋21の濾過部22に使用された小孔23を示すが、前述のように、直径が1〜4mmの貫通孔が多数密に配置されている。隣り合う小孔23の間隔は0.5〜5mm程度である。この小孔23は、第1、第3、第4の実施の形態に係る濾過器付きコップ蓋10、27、32の小孔18、31、35にも適用できる。この場合、茶葉の比重が大きくて飲料中に沈みやすいもの等に特に効果がある。
【0028】
図7(A)、(B)には、第3の実施の形態に係る濾過器付きコップ蓋27の濾過部30に設けられた小孔31を示すが、隣り合う小孔31の間に内側を向いた目詰まり防止用突起40が設けられている。小孔31の直径は例えば1〜4mmであり、隣り合う小孔31の隙間Cは1〜5mm程度であって、その間に目詰まり防止用突起40が設けられている。目詰まり防止用突起40の根元部分の直径は例えば1〜4mmとなって、その長さは例えば1〜5mm程度となっている。
【0029】
これによって、茶葉等がこの目詰まり防止用突起40の頂部に引っ掛かって小孔31の茶葉による閉塞を防止できる。なお、目詰まり防止用突起40の先端は閉塞していてもよいし、開口していてもよい。この小孔31及び目詰まり防止用突起40を用いた濾過部30は、第1、第2、第4の実施の形態に係る濾過器付きコップ蓋10、21、32の濾過部17、22、34にも適用できる。この小孔31と目詰まり防止用突起40との配列はランダムであり、必ずしも小孔31の間に目詰まり防止用突起40がなくてもよく、この場合であっても本発明が適用される。
【0030】
図8(A)、(B)には、別の具体例に係る濾過部41を示すが、それぞれの小孔42は細長い開口からなって、小孔41の一部(一側)から内側に折れ曲げ形成された目詰まり防止用突起の一例である小片44を有している。小片44は小孔42を部分抜きした片からなって、先部が半円状の小孔42の基部が30〜90度の範囲で内側に折れ曲がって形成されている。小孔42の幅は1〜4mm、隣り合う小孔42の隙間は0.5〜5mmとなっている。これによって、茶葉等の異物は、小片44に引っ掛かり、小孔42を閉塞しない。
【0031】
図9(A)、(B)には、他の具体例に係る濾過部45を示すが、それぞれの小孔46は矩形の開口からなって、その一部(即ち、一辺)に折り曲げた状態で取付けられた目詰まり防止用突起の一例である小片48が設けられている。小片48は小孔46を部分抜きして形成されたものである。小孔46の大きさは、約1〜4mm程度となって、隣り合う開口の隙間は0.5〜5mm程度となっている。これによって、茶葉等の異物は、小片48に引っ掛かって、小孔46を閉塞しないことになる。
【0032】
図10(A)、(B)には、更に他の具体例に係る濾過部49を示すが、濾過部49は複数の小孔50を有し、小孔50は実質的に円形の開口からなって、小孔50の周囲(即ち、小孔50の周縁全部)に目詰まり防止用突起の一例である複数の折り曲げ片52が設けられている。折り曲げ片52は実質円形の小孔50の軸心を中心にして複数(この例では8)に分けた二等辺三角形の片からなって、小孔50に対して30〜90度の角度で裏面側に折り曲げられている。小孔50の直径は1〜4mmであり、その隙間は0.5〜5mm程度である。これによって、茶葉等の異物は、折り曲げ片52に引っ掛かる。
【0033】
図8〜図10に示す濾過部41、45、49は第1〜第4の実施の形態に係る濾過器付きコップ蓋10、21、27、32の濾過部17、22、30、34に適用することは当然可能であり、例えば、図5〜図10に示した濾過部を組み合わせて、濾過器付きコップ蓋の濾過部とすることもできる。いずれの場合であっても、茶葉等の異物はこれらの濾過部によって除去できる。
【0034】
続いて、図11(A)に示す本発明の第5の実施の形態に係る濾過器付きコップ蓋54について説明するが、周囲の環状装着部13の内側に、偏心して突出部55が設けられ、この突出部55に濾過部56が設けられている。この濾過部56は突出しているので、注ぎ口として有効であるが、直接口を付けて飲料物を飲む飲み口にもなる。なお、濾過部56の反対側位置には空気抜き孔57が設けられている。
【0035】
図11(B)には、濾過器付きコップ蓋54の変形例に係る濾過器付きコップ蓋58が示されているが、環状装着部13の内側に偏って配置される突出部59が円弧状となっている。突出部59の上面は平面状となって、濾過部60が設けられている。
前記した濾過部56、60には、図5(A)、(B)に示した濾過部17、図6に示した濾過部22、図7に示した濾過部30、図8に示した濾過部41、図9に示した濾過部45、図10に示した濾過部49のいずれであっても使用することができる。
【0036】
図12(A)、図13(A)に本発明の第6の実施の形態に係る濾過器付きコップ蓋61を示すが、図に示すように、コップの上端に装着する環状装着部13の内側に、環状突出部62が設けられ、その一部が大きくなって貫通孔からなる飲み口63が設けられている。この飲み口63の内側には、飲み口63と一体となって濾過部を構成する螺旋状物の一例でるコイルバネ64が設けられている。このコイルバネ64の形状としては、例えば、図13(A)に示すように円筒状となっていてもよいが、図13(B)、(C)に示すように、円錐状又は円錐台状のコイルスプリング64aであってもよく、場合によっては、図13(D)に示すように、楕円錐状のコイルスプリング65であってもよい。
【0037】
濾過器付きコップ蓋61の変形例に係る濾過器付きコップ蓋66を図12(B)に示すが、環状装着部13の内側に円形突出部67を有し、この円形突出部67の一方側に偏って飲み口68が設けられ、飲み口68の内側に、前記した螺旋状物が設けられている。
なお、この飲み口68の反対側の位置には、図示しない空気抜き孔が設けられているが、飲み口が十分に大きい開口面積を有する場合には、空気抜き孔は省略することができる。
また、螺旋状物の材質は、金属であってもよいが、プラスチック等で構成するのが好ましく、更に飲み口を塞ぐ部分に螺旋状の切り込みを入れて、下側に引伸しコイルバネを構成してもよい。
【0038】
続いて、図14(A)、(B)に示す本発明の第7の実施の形態に係る濾過器付きコップ蓋70について説明するが、図に示すように、この濾過器付きコップ蓋70は、コップ71に被せ、しかも一方には飲み口72を他方には空気抜き孔73を有する蓋本体74と、蓋本体74の直下部に設けられるフィルター部材75とを有する。
フイルター部材75の周囲には、コップ71の上端に装着される環状装着部76を備え、内側には、フイルター77が設けられている。この実施の形態では、フィルター77は不織布(又は織布)からなっているが、プラスチック素材に多数の小孔を形成したものであってもよい。
【0039】
前記蓋本体74は、フイルター部材75の環状装着部76が下から入り込む別の環状装着部78を周囲に有し、この環状装着部78の内側にある円形突出部79の一方側には飲み口(注ぎ口ともなる)72が形成されている。
従って、この濾過器付きコップ蓋70を使用する場合には、コップ71の上にフイルター部材75を被せ、次に蓋本体74を被せる。そして、飲み口72が下になるようにしてコップ71を傾けると、コップ71内の飲用物(例えば、お茶、紅茶等)が飲み口72からでる。この場合、飲用物内に混入する茶葉等の異物は、フイルター部材75で濾過され、飲み口72から出ない。
【0040】
図15(A)は、前記濾過器付きコップ蓋70の使用状態を概念的に示した断面図であるが、コップ71の上縁周囲に形成された膨出部80に、フイルター部材75の環状装着部76と、蓋本体74の環状装着部78を重ねて装着している。図15(B)、(C)に、この濾過器付きコップ蓋70の変形例に係る濾過器付きコップ蓋81を示すが、図に示すように、コップ71に被さる蓋本体82の内側に、フイルター部材83の装着部84を設けて、蓋本体82にフイルター部材83を取付け、このフイルター部材83の取付けられた蓋本体82を、周囲の環状装着部85を介してコップ71の膨出部80に被せるようにしている。
【0041】
なお、86、87は側壁88、89に設けられた凹みを示し、一旦装着されたフイルター部材83の抜けを防止し、更にコップ71に被せた蓋本体82の抜けを防止している。また、この実施の形態においても、飲み口の孔が大きい場合には、空気抜き孔は省略することもできる。
また、図16(A)〜(E)に示すように、周縁の異なったフイルター部材83a〜83eであっても本発明は適用される。この場合、内側のフィルターとある程度硬質に形成されている周縁とは一体物であってもよいし、別物を接合したものであってもよい。
【0042】
また、前記実施の形態において、フイルター部材83、83a〜83eと蓋本体82とは分離可能であったが、これらを一体化することもできる。この場合、フイルター部材は環状装着部85の内側又はその上側、例えば、装着部84とフイルター部材の周囲を一体化させることになる。
【0043】
前記実施の形態においては、理解を容易にするため、具体的に寸法や数を示して実施の形態を説明したが、本発明の要旨を変更しない範囲でその寸法や数を変更する場合も本発明の権利範囲に含まれる。
また、前記それぞれの実施の形態に係る発明の一部を組み合わせて構成した濾過器付きコップ蓋であっても本発明の権利範囲に含まれる。
そして、前記実施の形態は、単なる逆円錐台状のコップに適用した場合について説明したが、通常のコーヒー等のコップ、ガラスやクリスタル製のコップに本発明に係る濾過器付きコップ蓋を使用する場合も当然本発明の権利範囲に含まれる。
【0044】
【発明の効果】
請求項1〜10及びこれに従属する請求項14記載の濾過器付きコップ蓋は、一方に空気抜き孔を、他方に複数の小孔を有する濾過部が設けられているので、この濾過部によって飲料中に入っている固形状物(例えば、お茶や紅茶の葉)を除去できる。
【0045】
特に、請求項2記載の濾過器付きコップ蓋は、それぞれの小孔の周縁の一部には、裏面側に目詰まり防止用突起が設けられ、請求項3記載の濾過器付きコップ蓋においては、それぞれの小孔の周縁の全部には、裏面側に目詰まり防止用突起が設けられているので、飲料中の固形状物が目詰まり防止用突起に引っ掛かり、小孔の閉塞を防止する。
従って、濾過部の目詰まりが確実に防止される。
【0046】
請求項4記載の濾過器付きコップ蓋は、目詰まり防止用突起は、小孔を打ち抜いた小片からなる。これによって、簡単に小孔と目詰まり防止用突起とを形成でき、結果として安価の濾過器付きコップ蓋を提供できる。
請求項5記載の濾過器付きコップ蓋は、小孔とは別に、各小孔の間に目詰まり防止用突起が設けられているので、固形状物が目詰まり防止用突起に引っ掛かり、小孔の閉塞を防止できる。
【0047】
請求項6記載の濾過器付きコップ蓋は、飲み口の内側に螺旋状物が設けられているので、これによって固形状物が引っ掛かって濾過が行え、しかも、その構造が簡単である。
請求項7記載の濾過器付きコップ蓋は、コップの上端に嵌入してシールを行う環状装着部と、環状装着部の直内側にある環状突出部とを有し、空気抜き孔は、環状突出部の一方に、濾過部は、環状突出部の他方に設けられているので、確実に飲料中の固形物を排除できて、濾過部の目詰まりを防止できる。
【0048】
請求項8記載の濾過器付きコップ蓋は、濾過部がある側の環状突出部の側壁は内側に窪んだ堰部が設けられている。これによって、飲料より比重の大きい固形状物は、堰部に引っ掛かって、小孔がこの固形状物によって塞がれるのを防止できる。
【0049】
請求項9記載の濾過器付きコップ蓋は、濾過部は、コップの上端に嵌入してシールを行う環状装着部の内側に突出して設けられ、請求項10記載の濾過器付きコップ蓋は、濾過部は環状装着部の内側に偏心して設けられているので、これを注ぎ口とした場合には注ぎやすく、飲み口とした場合にはこの部分が口に入り飲みやすい。
【0050】
請求項11〜13記載の濾過器付きコップ蓋は、コップに被せ、しかも上部に飲み口を有する蓋本体と、蓋本体の直下部にあるフィルター部材とを有しているので、固形状物を確実にフイルター部材で濾過でき、濾過された飲料物を飲み口から放出するので、飲みやすく、更に注ぎ易い。
請求項12記載の濾過器付きコップ蓋は、蓋本体及びフィルター部材の双方は周囲に、コップの上端に装着される環状装着部をそれぞれ有するので、双方がコップに装着でき、繰り返し使用する場合には、片側のみを交換して使用することもできる。
【0051】
また、請求項13記載の濾過器付きコップ蓋は、蓋本体の周囲にはコップの上端に装着される環状装着部を有し、フィルター部材は、蓋本体に取付けられているので、濾過器付きコップ蓋の取付けが容易であり、更に、コップとのシールもよい。
そして、請求項14記載の濾過器付きコップ蓋は、環状装着部には、コップの上端に外側に折り返して形成されたカール部を掛止するロック機構が形成されている。これによって、蓋を確実にコップに固定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明の第1の実施の形態に係る濾過器付きコップ蓋の斜視図、(B)は同部分断面図である。
【図2】(A)、(C)は本発明の第2の実施の形態に係る濾過器付きコップ蓋の斜視図、(B)は同平面図である。
【図3】(A)は本発明の第3の実施の形態に係る濾過器付きコップ蓋の斜視図、(B)は同平面図である。
【図4】(A)は本発明の第4の実施の形態に係る濾過器付きコップ蓋の斜視図、(B)は同平面図である。
【図5】(A)は濾過部の第1具体例を示す平面図、(B)は同側断面図である。
【図6】(A)は濾過部の第2具体例を示す平面図、(B)は同側断面図である。
【図7】(A)は濾過部の第3具体例を示す平面図、(B)は同側断面図である。
【図8】(A)は濾過部の第4具体例を示す平面図、(B)は同側断面図である。
【図9】(A)は濾過部の第5具体例を示す平面図、(B)は同側断面図である。
【図10】(A)は濾過部の第6具体例を示す平面図、(B)は同側断面図である。
【図11】(A)、(B)は本発明の第5の実施の形態及びその変形例に係る濾過器付きコップ蓋の斜視図である。
【図12】(A)、(B)は本発明の第6の実施の形態及びその変形例に係る濾過器付きコップ蓋の斜視図である。
【図13】(A)は本発明の第6の実施の形態に係る濾過器付きコップ蓋の部分断面図、(B)〜(D)はコイルバネの説明図である。
【図14】(A)は本発明の第7の実施の形態に係る濾過器付きコップ蓋の説明図、(B)はその部分断面図である。
【図15】(A)は同濾過器付きコップ蓋の使用状態の説明図、(B)、(C)はその変形例に係る濾過器付きコップ蓋の説明図である。
【図16】(A)〜(E)は同濾過器付きコップ蓋の更なる変形例の部分断面図である。
【符号の説明】
10:濾過器付きコップ蓋、11:コップ、12:膨出部、13:環状装着部、14:凹み、15:環状突出部、16:空気抜き孔、17:濾過部、18:小孔、19:小片、20:窪み、21:濾過器付きコップ蓋、22:濾過部、23:小孔、24:側壁、25:堰部、26:開口端、27:濾過器付きコップ蓋、28:円形突出部、29:段差部、30:濾過部、31:小孔、32:濾過器付きコップ蓋、33:段差部、34:濾過部、35:小孔、38:底辺、39:斜辺、40:目詰まり防止用突起、41:濾過部、42:小孔、44:小片、45:濾過部、46:小孔、48:小片、49:濾過部、50:小孔、52:折り曲げ片、54:濾過器付きコップ蓋、55:突出部、56:濾過部、57:空気抜き孔、58:濾過器付きコップ蓋、59:突出部、60:濾過部、61:濾過器付きコップ蓋、62:環状突出部、63:飲み口、64:コイルバネ、64a:コイルスプリング、65:コイルスプリング、66:濾過器付きコップ蓋、67:円形突出部、68:飲み口、70:濾過器付きコップ蓋、71:コップ、72:飲み口、73:空気抜き孔、74:蓋本体、75:フィルター部材、76:環状装着部、77:フイルター、78:環状装着部、79:円形突出部、80:膨出部、81:濾過器付きコップ蓋、82:蓋本体、83、83a〜83e:フイルター部材、84:装着部、85:環状装着部、86、87:凹み、88、89:側壁
Claims (9)
- コップに被せる蓋であって、一方に空気抜き孔を、他方に複数の小孔を有する濾過部が設けられている濾過器付きコップ蓋において、
それぞれの前記小孔の周縁の一部には、裏面側に目詰まり防止用突起が設けられていることを特徴とする濾過器付きコップ蓋。 - コップに被せる蓋であって、一方に空気抜き孔を、他方に複数の小孔を有する濾過部が設けられている濾過器付きコップ蓋において、
それぞれの前記小孔の周縁の全部には、裏面側に目詰まり防止用突起が設けられていることを特徴とする濾過器付きコップ蓋。 - 請求項1又は2に記載の濾過器付きコップ蓋において、
前記目詰まり防止用突起は、前記小孔を打ち抜いた小片からなることを特徴とする濾過器付きコップ蓋。 - コップに被せる蓋であって、一方に空気抜き孔を、他方に複数の小孔を有する濾過部が設けられている濾過器付きコップ蓋において、
前記各小孔の間に目詰まり防止用突起が設けられていることを特徴とする濾過器付きコップ蓋。 - 請求項1〜4のいずれか1項に記載の濾過器付きコップ蓋において、
前記コップの上端に嵌入してシールを行う環状装着部と、該環状装着部の直内側にある環状突出部とを有し、前記空気抜き孔は、前記環状突出部の一方に、前記濾過部は、前記環状突出部の他方に設けられていることを特徴とする濾過器付きコップ蓋。 - 請求項5に記載の濾過器付きコップ蓋において、
前記濾過部がある側の前記環状突出部の側壁は内側に窪んだ堰部が設けられていることを特徴とする濾過器付きコップ蓋。 - 請求項1〜6のいずれか1項に記載の濾過器付きコップ蓋において、
前記濾過部は、前記コップの上端に嵌入してシールを行う環状装着部の内側に設けられた円形突出部又は前記環状突出部に設けられていることを特徴とする濾過器付きコップ蓋。 - 請求項7記載の濾過器付きコップ蓋において、
前記濾過部は前記環状装着部の内側であって、当該コップ蓋の中心から偏心した位置に設けられていることを特徴とする濾過器付きコップ蓋。 - 請求項5〜8のいずれか1項に記載の濾過器付きコップ蓋において、
前記環状装着部には、前記コップの上端に外側に折り返して形成されたカール部を掛止するロック機構が形成されていることを特徴とする濾過器付きコップ蓋。
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