JP4236741B2 - 自動車のリヤピラー構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車のリヤピラー構造に関し、特にシートベルトアンカーが配設された自動車のリヤピラー構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に車両のリヤピラーは、上端がサイドレールに結合されると共に、下端がサイドシル或いはホイールエプロンに連結されてルーフを支持すると共に、側方からの衝撃荷重をサイドレール及びサイドシルやホイールエプロン等を介して他の車体構成部材に分散伝達するように構成されている。
【0003】
このためリヤピラーは、リヤクォータパネルに連続形成されたピラーアウタとピラーインナとによって上下方向に延在する閉断面形状に構成され、かつリヤピラーの閉断面内に、上端がサイドレールインナとサイドレールアウタによって車体前後方向に延在する閉断面形状に形成されたサイドレールに連結されたリンフォースアッパが配設されると共に、下端がサイドシル或いはホイールエプロンに連結されたリンフォースリヤクォータが配設されて補剛されている。
【0004】
更に、これらアッパリンフォースの下端近傍或いはリンフォースリヤクォータの上端近傍に設けられたナットプレートによって、後部座席用のシートベルトアンカの一端が取付支持されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記リヤピラーによると、リヤピラーがピラーアウタとピラーインナによって上下方向に延在する閉断面形状に形成され、上端がサイドレールに結合されたアッパリンフォース及び、下端がホイールエプロン或いはサイドシルに結合されたリンフォースリヤクォータによって補剛されている。
【0006】
しかし、リヤピラーを補剛するアッパリンフォースとリンフォースリヤクォータとは互いに分離して配設され、かつアッパリンフォースは上端がサイドレールのサイドレールインナに結合されることから、車体側方からリヤピラーに衝撃荷重が作用すると、アッパリンフォースの下端とリヤクォータリンフォースの上端と間におけるリヤピラーの部位及び、アッパリンフォースの上端が連結されるサイドレールインナの部位に応力が集中する。この結果大きな荷重が作用すると該部に曲げ変形が生じて充分な荷重分散が達成されないおそれがある。
【0007】
これは、衝撃荷重がシートベルトを介して、シートベルトアンカが取付支持されるアッパリンフォースの下端近傍或いはリンフォースリヤクォータの上端近傍に作用した場合にも同様に曲げ変形が生じて充分な荷重分散が達成されないおそれがある。
【0008】
従って、かかる点に鑑みなされた本発明の目的は、車体側方或いはシートベルトアンカからの荷重を確実に分散伝達できてリヤピラーの変形が防止乃至極めて抑制される自動車のリヤピラー構造を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する請求項1に記載の発明は、ピラーアウタとピラーインナとによって形成されたリヤピラーの上部を、サイドレールアウタとサイドレールインナとによって形成されたサイドレールに結合すると共に、上記リヤピラーの下端がホイールハウスに結合する自動車のリヤピラー構造において、上記ピラーアウタと上記ピラーインナとの間に配設されると共に、上端が上記サイドレール内を貫通して上記サイドレールアウタと上記サイドレールインナとに挟持されて結合されたアッパリンフォースと、上記ピラーアウタと上記ピラーインナとの間に配設されると共に、上部が上記アッパリンフォースの下部に重合して結合し、かつ下端が上記ホールハウスに結合されたロアリンフォースとを備え、上記アッパリンフォースと上記ロアリンフォースが重合する上記アッパリンフォースの下部或いは上記ロアリンフォースの上部のいずれか一方にシートベルトを支持するベルトアンカ取付部を形成したことを特徴とする。
【0010】
請求項1の自動車のリヤピラー構造によると、ピラーアウタとピラーインナとによって上下に延在する閉断面形状のリヤピラー内にアッパリンフォースとロアリンフォースが連続結合されて配設され上下方向全範囲に亘って剛性が確保される。しかもピラーアウタ及びピラーインナに結合されたアッパリンフォースの上端が閉断面形状のサイドレール内を貫通してサイドレールアウタ及びサイドレールインナに結合されてリヤピラーとサイドレールとの結合剛性が確保されると共に、ロアリンフォースの下端がホイールハウスに結合されることから、リヤピラーに側方から衝撃荷重が作用した際に、リヤピラーの変形が抑制されて、その衝撃荷重はサイドレール及びホイールハウスを介してルーフやフロア及び他の車体構成部材に確実に分散伝達されて車室内への影響が回避乃至影響が極めて軽減される。
更に、アッパリンフォースの下部或いはロアリンフォースの上部、換言すると、アッパリンフォースとロアリンフォースの結合部近傍にベルトアンカ取付部を形成することによって、シートベルトからの衝撃荷重が集中的に作用した際にも、該部がアッパリンフォース及びロアリンフォースによって特に剛性が確保されることから、該部の変形が抑制されてリヤピラー全体に衝撃荷重が分散され、リヤピラーからサイドレールやホイールハウス等を介してルーフやフロア及び他の車体構成部材に効率的、かつ確実に分散伝達されて乗員を確実に保護することができる。
【0011】
請求項2に記載の発明は、請求項1の自動車のリヤピラー構造において、上記ピラーインナの上端近傍乃至サイドレールインナの下端近傍に挿通孔を穿設する一方、該挿通孔に対向して上記アッパリンフォースに挿通孔を穿設すると共に、該挿通孔と上記ベルトアンカ取付部との間に上記アッパリンフォースの側面から車体外方側に滑らかに突出するガイド部を形成したことを特徴とする。
【0012】
請求項2の発明によると、ピラーインナの上端近傍乃至サイドレールインナの下端近傍に挿通孔を穿設し、この挿通孔に対向してアッパリンフォースに挿通孔を穿設すると共に、挿通孔とベルトアンカ取付部との間に滑らかに突出するガイド部を形成することにより、挿入孔からリヤピラー内に挿入したドレンチューブ等がベルトアンカ取付部に係止されることなく円滑に下方に誘導され、ドレンチューブ等の挿入作業の効率化が得られる。
【0013】
請求項3に記載の発明は、請求項2の自動車のリヤピラー構造において、上記ガイド部は、下降するに従って車体外方側に迫り出して上記ベルトアンカ取付部を上方から覆うように形成されたことを特徴とする。
【0014】
請求項3の発明は、請求項2の発明をより具体的構成にしたものであって、ガイド部を下降するに従って車体外方側に迫り出してベルトアンカ取付部の上方を覆うように形成することによって、挿入孔からリヤピラー内に挿入したドレンチューブ等がベルトアンカ取付部に係止されることなくより円滑に下方に誘導することができる。
【0015】
請求項4に記載の発明は、請求項2または3の自動車のリヤピラー構造において、ガイド部は、上記ベルトアンカ取付部に一体形成されたことを特徴とする。
【0016】
請求項4の発明によると、ガイド部をベルトアンカ取付部と一体形成することにより、ガイド部を簡単に形成することができる。
【0017】
請求項5に記載の発明は、ピラーアウタとピラーインナとによって形成されたリヤピラーの上部を、サイドレールアウタとサイドレールインナとによって形成されたサイドレールに結合すると共に、上記リヤピラーの下端がホイールハウスに結合する自動車のリヤピラー構造において、上記ピラーアウタと上記ピラインナとの間に配設されて下部にシートベルトを支持するベルトアンカ取付部が形成されると共に、上端がサイドレール内を貫通して上記サイドレールアウタ及びサイドレールインナとに挟持されて結合されたリンフォースを備え、上記ピラーインナの上端近傍乃至サイドレールインナの下端近傍に挿通孔を穿設する一方、該挿通孔に対向して上記リンフォースの側面上に挿通孔を穿設すると共に、該挿通孔と上記ベルトアンカ取付部との間に上記リンフォースの側面から車体外方に滑らかに突出するガイド部を形成したことを特徴とする。
【0018】
請求項5の自動車のリヤピラー構造によると、ピラーアウタとピラーインナとによって上下に延在する閉断面形状のリヤピラー内にリンフォースが配設され剛性が確保され、しかもリンフォースの上端が閉断面形状のサイドレール内を貫通してサイドレールアウタ及びサイドレールインナに結合されてリヤピラーとサイドレールとの結合剛性が確保されることから、リヤピラーに側方から衝撃荷重が作用した際にリヤピラーの変形が抑制されて、その衝撃荷重はサイドレール及びホイールハウスを介してルーフやフロア及び他の車体構成部材に確実に分散伝達されて車室内への影響が回避乃至影響が極めて軽減される。更に、リンフォースの下部にベルトアンカ取付部を形成することによって、シートベルトからの衝撃荷重が集中的に作用した際にも、該部がリンフォースによって剛性が確保されることから、該部の変形が抑制されてリヤピラー全体に衝撃荷重が分散され、リヤピラーからサイドレールやホイールハウス等を介してルーフやフロア及び他の車体構成部材に効率的、かつ確実に分散伝達されて乗員を確実に保護することができる。
また、ピラーインナの上端近傍乃至サイドレールインナの下端近傍に挿通孔を穿設し、この挿通孔に対向してリンフォースの側面上に挿通孔を穿設すると共に、挿通孔とベルトアンカ取付部との間に滑らかに突出するガイド部を形成することにより、挿入孔からリヤピラー内に挿入したドレンチューブ等がベルトアンカ取付部に係止されることなく円滑に下方に誘導され、ドレンチューブ等の挿入作業の効率化が得られる。
【0019】
請求項6に記載の発明は、請求項5の自動車のリヤピラー構造において、上記ガイド部は、下降するに従って車体外方側に迫り出して上記ベルトアンカ取付部を上方から覆うように形成されたことを特徴とする。
【0020】
請求項6の発明は、請求項5の発明をより具体的構成にしたものであって、ガイド部を下降するに従って車体外方側に迫り出してベルトアンカ取付部の上方を覆うように形成することによって、挿入孔からリヤピラー内に挿入したドレンチューブ等がベルトアンカ取付部に係止されることなくより円滑に下方に誘導することができる。
【0021】
請求項7に記載の発明は、請求項5または6の自動車のリヤピラー構造において、ガイド部は、上記ベルトアンカ取付部に一体形成されたことを特徴とする。
【0022】
請求項7の発明によると、ガイド部をベルトアンカ取付部と一体形成することにより、ガイド部を簡単に形成することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明による自動車のリヤピラー構造の実施の態様を図1乃至図6によって説明する。なお符号Fは車体前方方向を示している。
【0024】
図1は、自動車1の後部を示す要部斜視図であって、図2は図1のI−I線断面図、図3は図1のII−II線断面図、図4に図1のIII−III線断面図を示し、図5はパネルサイドアウタを省略した図1のA部側面図、図6は図5の要部分解斜視図であり、図7は図1のIV−IV線断面図である。
【0025】
符号10は、Cピラーと称するリヤピラーであり、リヤピラー10の上端はサイドレール20に結合され、下端はホイールエプロン30及びサイドシル40に結合されている。
【0026】
車体外側に配置されるリヤピラー10のピラーアウタ11と、サイドレール20のサイドレールアウタ21と、サイドシル40のサイドシルアウタ41及びリヤクォータアウタ51等は、ピラーアウタ11の上端にサイドレールアウタ21が連続形成され、ピラーアウタ11の下端にリヤクォータアウタ51の前部が連接され、リヤクォータアウタ51の前部下部にサイドシルアウタ41が延設されて一体成形され、一体形成されたピラーアウタ11、サイドレールアウタ21、サイドシルアウタ41、リヤクォータアウタ51等によってパネルサイドアウタ9を形成している。
【0027】
一方、車体内側に配設されるリヤピラー10のピラーインナ12、サイドレール20のサイドレールインナ22、ホイールエプロン30及びサイドシルインナ42等は、ピラーインナ12の上端にサイドレールインナ22が連続形成され、ピラーインナ12の下端にリヤクォータインナ52の前部が連続形成され、リヤクォータインナ52の前端下部にサイドシルインナ42が延設されて一体形成され、一体形成されたピラーインナ12、サイドレールインナ22、リヤクォータインナ52及びサイドシルインナ42等によってパネルサイドインナ8が形成され、リヤクォータインナ52の下部には開口部55が形成されると共にホイールエプロン30が配設されている。
【0028】
リヤピラー10は、ピラーアウタ11、ピラーインナ12、リヤクォータアウタ51、リヤクォータインナ52、アッパリンフォース61及びロアリンフォース62によって形成されている。
【0029】
ピラーアウタ11は、図2及び図3に断面を示すように、上下方向に連続する前面11A、後面11B、側面11Cからなる断面略コ字状で、その前縁及び後縁に前方フランジ11a及び後方フランジ11bが形成され、ピラーアウタ11の上端は図4に示すように断面略コ字状乃至C字状に形成されて車体前後方向に延在するサイドレールアウタ21に連続形成されている。
【0030】
サイドレールアウタ21の上縁には上方フランジ21cが形成され、サイドレールアウタ21の下縁には上記前方フランジ11a及び後方フランジ11bに連続する下方フランジ21dが形成されている。
【0031】
ピラーアウタ11の下端は、その前面11A、後面11B、側面11Cが各々リヤクォータアウタ51の前面51A、窓肩部51B、側面51Cに連続形成され、前方フランジ11aの下端がリヤクォータアウタ51の前面51Aに形成された前方フランジ51aに連続形成すると共に、後方フランジ11bが窓肩部51Bに形成された窓肩部フランジ51bに連続形成されている。
【0032】
ピラーインナ12は、図2及び図3に断面を示すように、上下方向に連続する前面12A、後面12B、側面12Cからなる断面略コ字状で、その前縁及び後縁に各々、上記ピラーアウタ11の前方フランジ11a及び後方フランジ11bに対向する前方フランジ12a及び後方フランジ12bが形成され、ピラーインナ11の上端は図4乃至図6に示すように断面略コ字状乃至C字状に形成されて車体前後方向に延在するサイドレールインナ22に連続形成されている。
【0033】
サイドレールインナ22の上縁には上記サイドレールアウタ21の上方フランジ21cに対向する上方フランジ22cが形成され、サイドレールインナ22の下縁には上記前方フランジ12a及び後方フランジ12bに連続すると共に、サイドレールアウタ21に形成された下方フランジに対向する下方フランジが形成されている。
【0034】
ピラーインナ12の下端は、その前面12A、後面12B、側面12Cが各々リヤクォータインナ52に連続形成され、前方フランジ11aの下端がリヤクォータインナ52に形成された前方フランジ52aに連続形成すると共に、後方フランジ12bが窓肩部52Bに形成された窓肩部フランジ52bに連続形成されている。
【0035】
更に、ピラーインナ12の上端近傍乃至サイドレールインナ22の下端近傍にサンルーフの周縁に形成されたドリップレールから雨水を排水するためのドレンチューブ66を挿通せしめるための挿通孔12hが穿設されている。
【0036】
アッパリンフォース61は、図2、図4及び図6に示すようにピラーインナ12の比較的上部範囲において上記前面12A、後面12B及び側面12Cによって形成される断面略コ字状内に車体内方側から嵌合する前面61A、後面61B、側面61Cを備えた断面略コ字形の基部を有し、その前縁及び後縁に各々、上記ピラーインナ12の前方フランジ12a及び後方フランジ12bに対向する前方フランジ61a及び後方フランジ61bが形成され、側面12Cの上方にサイドレールインナ22に内面に沿って延設部61Dが延設され、延設部61Dの先端部には、上記サイドレールインナ22の上方フランジ22cに対向する一対の上方フランジ61cが形成されている。
【0037】
更に側面61Cの上部乃至延設部61Dには、上記ピラーインナ12に穿設された挿通孔12hに対向する挿通孔61hが穿設され、かつ側面61Cの下端近傍にはシートベルトアンカを取り付けるためのナットプレート65が溶接結合されてベルトアンカ取付部63を形成している。
【0038】
また、アッパリンフォース61の側面61Cには、挿通孔61hの下方において下降するに従って順次車体外方に迫り出してナットプレート65の上方を覆うと共に、挿通孔61hからリヤピラー10内に挿入されたドレンチューブ66をナットプレート65に係止されることなく円滑に下方に誘導するガイド部61Gが突出形成されている。
【0039】
ロアリンフォース62は、図3及び図6に示すように上部がピラーアウタ11の比較的下部範囲において上記前面12A、後面12B及び側面12Cによって形成される断面略コ字状内に車体外方側から嵌合する前面62A、後面62B、側面62Cを備えた断面略コ字形の基部を有して、その前縁及び後縁に各々上記ピラーインナ12の前方フランジ12a及び後方フランジ12bに対向すると共に、上端近傍がナットプレート65の取付高さ位置を含む所定範囲においてアッパリンフォース61の前方フランジ61a及び後方フランジ61bの下部部分に対向する前方フランジ62a及び後方フランジ62bが形成されている。
【0040】
ロアリンフォース62の下端は、リヤクォータインナ52に沿って下方に延在し、リヤクォータインナに一体形成されているリヤアーチ部52に連結されている。尚、リヤクォータインナにホイールエプロン30が連結され、リヤアーチ部とホイールエプロンによって形成されたホイールハウス内にサスペンションが取付けられる構成となっている。
【0041】
次に、このように形成されたリヤピラー部の各パネル部材等の結合について説明する。
【0042】
図6に示すように、パネルサイドインナ8に形成されたピラーインナ12の上部範囲における前面12A、後面12B、側面12Cによって形成される断面コ字状内に車体内方側からアッパリンフォース61を嵌入させて、該アッパリンフォース61の前方フランジ61a、後方フランジ61b及び上方フランジ61cを各々ピラーインナ12の前方フランジ12a、後方フランジ12b及びサイドレールインナ22の上方フランジ22cに重合させる。
【0043】
そして、図7に示すようにロアリンフォース62の前方フランジ62a及び後方フランジ62bの上部をアッパリンフォース61の前方フランジ61a及び後方フランジ61b上に所定範囲aに亘って介在してピラーインナ12の前方フランジ12a及び後方フランジ12b上に重合すると共に、前方フランジ61aをリヤクォータインナ52に前方フランジ52a及びリヤクォータインナ52の内面に重合し、かつ後方フランジ62bをリヤクォータインナ52のリヤアーチ部52に重合する。
【0044】
更に、パネルサイドアウタ9に形成されたサイドレールアウタ21の上方フランジ21cをアッパリンフォース61の上方フランジ61cを介在してサイドレールインナ21の上方フランジ22cに重合し、サイドレールアウタ21の下方フランジ21dを重合する。
【0045】
同様に、図4に示すようにピラーアウタ11の前方フランジ11a及び後方フランジ11bを各々アッパリンフォース61の前方フランジ61a、後方フランジ61b、ロアリンフォース62の前方フランジ62a、後方フランジ62bを介在してピラーインナ12の前方フランジ12a及び後方フランジ12bに重合し、かつリアクォータアウタ51の前方フランジ51aをロアリンフォース62の前方フランジ62aを介在してリヤクォータインナ52の前方フランジ52aに重合すると共に、リヤクォータインナ52の窓肩部フランジ52bにリヤクォータアウタ51の窓肩部フランジ51bを重合する。
【0046】
そして、互いに重合したサイドレールアウタ21の上方フランジ21cとサイドレールインナ22の上方フランジ22cをアッパリンフォース61の上方フランジ61cと共にスポット溶接し、サイドレールアウタ21及びサイドレールインナ22の各下方フランジ61dと62dをスポット溶接結合して車体前後方向に連続する閉断面状にサイドレール20を形成する。
【0047】
更に、リヤピラー10の上部を形成するピラーアウタ11、アッパリンフォース61及びピラーインナ12の各前方フランジ11a、61a及び62aを共にスポット溶接結合し、上記所定範囲aにおいてピラーアウタ11、アッパリンフォース61、ロアリンフォース62及びピラーインナ12の各前方フランジ11a、61a、62a及び12aを共にスポット溶接結合し、かつリヤピラー10の下部を形成する範囲においてピラーアウタ11、ロアリンフォース62及びピラーインナ12の各前方フランジ11a、61a、及び12aを共にスポット溶接結合して上下方向に連続する閉断面形状のリヤピラー10を形成する。
【0048】
リヤピラー10の上部範囲は、図2に示すようにピラーアウタ11とピラーインナ12によって上下方向に連続する閉断面形状が形成されると共に、該閉断面形状内をアッパリンフォース61によって区画して更にリヤピラーインナ12とアッパリンフォース61及びリヤピラーアウタ11とアッパリンフォース61によって各々上下方向に連続する閉断面形状を形成して互いに形状が拘束されて剛性が確保される。
【0049】
リヤピラー10の下部範囲は、図3に示すようにピラーアウタ11とピラーインナ12によって連続する閉断面形状が形成されると共に、該閉断面形状内をロアリンフォース62によって区画して更にリヤピラーインナ12とロアリンフォース62及びリヤピラーアウタ11とロアリンフォース62によって各々上下方向に連続する閉断面形状を形成して互いに形状が拘束されて剛性が確保される。
【0050】
更に、シートベルトアンカ取付部63となる所定範囲aは、図7に示すようにピラーアウタ11とピラーインナ12によって閉断面形状が形成されると共に、該閉断面形状内をアッパリンフォース61及びロアリンフォース62によって区画してリヤピラーインナ12とアッパリンフォース61、リヤピラーアウタ11とアッパリンフォース61、アッパリンフォース61とロアリンフォース62によって各々上下方向に連続する閉断面形状を形成して互いに形状が拘束されて剛性が確保される。
【0051】
この所定範囲aにおいては、ピラーインナ12の前方フランジ12a及び後方フランジ12bを各々一部切り欠き、この切欠部に対応する部位において、重合するピラーアウタ11、アッパリンフォース61、ロアリンフォース62の各前方フランジ11a、61a、62aをスポット溶接結合すると共に、ピラーアウタ11、アッパリンフォース61、ロアリンフォース62の各後方フランジ11a、b1b、62bをスッポット溶接結合することのより、スッポット溶接結合部における重合する結合部材を3枚以内にすることによって、スッポット溶接時の加圧力及び電流密度が充分に確保してより安定した結合強度を確保するように構成することができる。
【0052】
リアクォータアウタ51の前方フランジ51aとロアリンフォース62の前方フランジ62aとリヤクォータインナ52の前方フランジ52aとを共に溶接結合し、ロアリンフォース62の後方フランジ62bをリヤクォータインナ52及びホイールエプロン30に溶接結合してリヤクォータインナ52及びホイールエプロン30とロアリンフォース62によって上下方向に延在する閉断面形状を形成すると共に、リヤクォータインナ52の窓肩部フランジ52bとリヤクォータアウタ51の窓肩部フランジ51bとをスポット溶接結合してリヤクォータアウタ51とリヤクォータインナ52によってリヤクォータ50を形成する。
【0053】
このように構成されたリヤピラー10は、その上部範囲bはピラーインナ12とアッパリンフォース61及びピラーアウタ11とアッパリンフォース61とによって上下方向に連続する閉断面が形成される一方、リヤピラー10の下部範囲cがピラーインナ12とロアリンフォース62及びピラーアウタ11とロアリンフォース62とによって上下方向に連続する閉断面形状が形成されると共に、ロアリンフォース62とリヤクォータインナ52及びホイールエプロン30とによって閉断面形状を形成し、かつアッパリンフォース61の下端部とロアリンフォース62の上端部が所定範囲aに亘って連結されることから全範囲に亘って剛性が確保される。
【0054】
しかもピラーアウタ11及びピラーインナ12に結合されたアッパリンフォース61の延設部61Dが閉断面形状のサイドレール20内を貫通してサイドレールアウタ21とサイドレールインナ22の各上方フランジ21cと22cに挟まれてサイドレールアウタ21及びサイドレールインナ22にスポット溶接結合されてリヤピラー10とサイドレール20との結合剛性が確保される。
【0055】
従ってアッパリンフォース61及びロアリンフォース62によって充分に剛性が確保されたリヤピラー10の上下がサイドレール20及びリヤクォータアウタ51、リヤクォータインナ52、ホイールエプロン30に強固に結合され、リヤピラー10に側方から衝撃荷重が作用した際に、リヤピラー10の変形が抑制されて、その衝撃荷重はサイドレール40及びリヤクォータアウタ51、リヤクォータインナ52、ホイールエプロン30を介してルーフやフロア及び他の車体構成部材に確実に分散伝達されて車室内への影響が回避乃至影響が極めて軽減される。
【0056】
また、アッパリンフォース61の下部とロアリンフォース62の上部と側面視重複する部分、換言するとアッパリンフォース61とロアリンフォース62の結合部近傍に形成されたベルトアンカ取付部63にシートベルトを介して衝撃荷重が集中的に作用した際にも、該部がアッパリンフォース61及びロアリンフォース62によって特に剛性が確保されることから、該部の変形が抑制されてリヤピラー10全体に衝撃荷重が分散され、リヤピラー10からサイドレール10、リヤクォータアウタ51、リヤクォータインナ52、ホイールエプロン30を介してルーフやフロア及び他の車体構成部材に効率的、かつ確実に分散伝達されて乗員を確実に保護することができる。
【0057】
更に、アッパリンフォース61の挿通孔61hとナットプレート65との間にガイド部61Gを突出形成することから、ピラーインナ12及びアッパリンフォース61に穿孔された挿通孔12h及び61hからリヤピラー10内に挿入されたドレンチューブ66は、アッパリンフォース61とピラーアウタ11によって形成された閉断面形状内をアッパリンフォース61及びピラーアウタ11に誘導され、かつチューブガイド部61Gによってナットプレート65との係止が回避されて円滑に下降し、更にロアリンフォース62とピラーインナ12及びロアリンフォース62とリアクォータインナ52等によって形成される閉断面形状内を誘導されてリヤクォータインナ52に開口する開口部55に導かれる。
【0058】
従って、アッパリンフォース61の挿通孔61とナットプレート65の間にガイド部61Gを一体的に形成する簡単な形状にかかわらず、サンルーフ用のドレンチューブ66の配設作業が円滑に行え、作業の効率化が得られる。
【0059】
上記実施の形態では、ベルトアンカをアッパリンフォースの下部に設けたが、ロアリンフォースの上部に設けることも可能であり、またピラーアウタ11、サイドレールアウタ21、リヤクォータアウタ51等が一体形成されたパネルサイドアウタ9を使用した場合を例に説明したが、ピラーアウタを別個に形成することも可能であり、本発明は上記実施の形態に限定されることなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
【0060】
【発明の効果】
以上説明した自動車のリヤピラー構造によると、リヤピラーが、ピラーアウタとピラーインナとによって上下に延在する閉断面形状のリヤピラー内に連続結合されたアッパリンフォースとロアリンフォースが配設されて上下方向全範囲に亘って剛性が確保され、しかもピラーアウタ及びピラーインナに結合されたアッパリンフォースの上端が閉断面形状のサイドレール内を貫通してサイドレールアウタ及びサイドレールインナに溶接結合されてリヤピラーとサイドレールとの結合剛性が確保されると共に、ロアリンフォースの下端がホイールエプロンに結合されることから、リヤピラーに側方から衝撃荷重が作用した際に、リヤピラーの変形が抑制されて、その衝撃荷重はサイドレール及びホイールエプロンを介してルーフやフロア及び他の車体構成部材に確実に分散伝達されて車室内への影響が回避乃至影響が極めて軽減される。
【0061】
また、アッパリンフォースとロアリンフォースの結合部近傍にベルトアンカ取付部を形成することによって、シートベルトからの衝撃荷重が集中的に作用した際にも、該部がアッパリンフォース及びロアリンフォースによって特に剛性が確保されることから、該部の変形が抑制されてリヤピラー全体に衝撃荷重が分散され、リヤピラーからサイドレールやホイールエプロン等を介してルーフやフロア及び他の車体構成部材に効率的、かつ確実に分散伝達されて乗員を確実に保護することができる等自動車の安全性向上に貢献すること大なるものである。
【0062】
更に、ロアリンフォースがリヤクォータインナのホイールエプロン部に結合されることから、サスペンションからの突き上げ入力に対しても剛性向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による自動車のリヤピラー構造の実施の態様を説明する自動車の要部斜視図である。
【図2】図1におけるI−I線断面図である。
【図3】図1におけるII−II線断面図である。
【図4】図1におけるIII−III線断面図である。
【図5】パネルサイドアウタを省略した図1のA部側面図である。
【図6】図5の要部分解斜視図である。
【図7】図1におけるIV−IV線断面図である。
【符号の説明】
1 自動車
10 リヤピラー
11 ピラーアウタ
11A 前面
11B 後面
11C 側面
11a 前方フランジ
11b 後方フランジ
12 ピラーインナ
12A 前面
12B 後面
12C 側面
12a 前方フランジ
12b 後方フランジ
12h 挿通孔
20 サイドレール
21 サイドレールアウタ
21c 上方フランジ
21d 下方フランジ
22 サイドレールインナ
22c 上方フランジ
22d 下方フランジ
30 ホイールエプロン
31 ホイールハウス
61 アッパリンフォース
61A 前面
61B 後面
61C 側面
61G ガイド部
61a 前方フランジ
61b 後方フランジ
61c 上方フランジ
62 ロアリンフォース
62A 前面
62B 後面
62C 側面
62a 前方フランジ
62b 後方フランジ
63 ベルトアンカ取付部
66 ドレンチューブ

Claims (7)

  1. ピラーアウタ(11)とピラーインナ(12)とによって形成されたリヤピラー(10)の上部を、サイドレールアウタ(21)とサイドレールインナ(22)とによって形成されたサイドレール(20)に結合すると共に、上記リヤピラー(10)の下端がホイールハウス(31)に結合する自動車のリヤピラー構造において、
    上記ピラーアウタ(11)と上記ピラーインナ(12)との間に配設されると共に、上端が上記サイドレール(20)内を貫通して上記サイドレールアウタ(21)と上記サイドレールインナ(22)とに挟持されて結合されたアッパリンフォース(61)と、
    上記ピラーアウタ(11)と上記ピラーインナ(12)との間に配設されると共に、上部が上記アッパリンフォース(61)の下部に重合して結合し、かつ下端が上記ホールハウス(52)に結合されたロアリンフォース(62)とを備え、
    上記アッパリンフォース(61)と上記ロアリンフォース(62)が重合する上記アッパリンフォース(61)の下部或いは上記ロアリンフォース(62)の上部のいずれか一方にシートベルトを支持するベルトアンカ取付部(63)を形成したことを特徴とする自動車のリヤピラー構造。
  2. 上記ピラーインナ(12)の上端近傍乃至サイドレールインナ(22)の下端近傍に挿通孔(12h)を穿設する一方、該挿通孔(12h)に対向して上記アッパリンフォース(61)に挿通孔(61h)を穿設すると共に、該挿通孔(61h)と上記ベルトアンカ取付部(63)との間に上記アッパリンフォース(61)の側面から車体外方側に滑らかに突出するガイド部(61G)を形成したことを特徴とする請求項1に記載の自動車のリヤピラー構造。
  3. 上記ガイド部(61G)は、下降するに従って車体外方側に迫り出して上記ベルトアンカ取付部(63)を上方から覆うように形成されたことを特徴とする請求項2に記載の自動車のリヤピラー構造。
  4. 上記ガイド部(61G)は、上記ベルトアンカ取付部(62)に一体形成されたことを特徴とする請求項2または3に記載の自動車のリヤピラー構造。
  5. ピラーアウタ(11)とピラーインナ(12)とによって形成されたリヤピラー(10)の上部を、サイドレールアウタ(21)とサイドレールインナ(22)とによって形成されたサイドレール(20)に結合すると共に、上記リヤピラー(10)の下端がホイールハウス(31)に結合する自動車のリヤピラー構造において、
    上記ピラーアウタ(11)と上記ピラインナ(12)との間に配設されて下部にシートベルトを支持するベルトアンカ取付部(63)が形成されると共に、上端がサイドレール(20)内を貫通して上記サイドレールアウタ(21)及びサイドレールインナ(22)とに挟持されて結合されたリンフォース(61)を備え、
    上記ピラーインナ(12)の上端近傍乃至サイドレールインナ(22)の下端近傍に挿通孔(12h)を穿設する一方、該挿通孔(12h)に対向して上記リンフォース(61)の側面上に挿通孔(61h)を穿設すると共に、該挿通孔(61h)と上記ベルトアンカ取付部(63)との間に上記リンフォース(61)の側面から車体外方に滑らかに突出するガイド部(61G)を形成したことを特徴とする自動車のリヤピラー構造。
  6. 上記ガイド部(61G)は、下降するに従って車体外方側に迫り出して上記ベルトアンカ取付部(63)の上方を覆うように形成されたことを特徴とする請求項5に記載の自動車のリヤピラー構造。
  7. 上記ガイド部(61G)は、上記ベルトアンカ取付部(62)に一体形成されたことを 特徴とする請求項5または6に記載の自動車のリヤピラー構造。
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