JP4235495B2 - 射出成形機および射出成形方法 - Google Patents

射出成形機および射出成形方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、金型を固定側プラテンと可動側プラテンとの間に位置決めして射出成形を行う射出成形および射出成形方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
射出成形機において、金型を交換する場合に、射出成形機の固定側および可動側プラテン間に金型を挿入する方法としては、射出成形機の上下方向から挿入、排出を行う縦入れと、操作側または反操作側から横方向に挿入、排出を行う横入れがある。縦入れの場合、プラテン間の所定の位置に金型を位置決めする方法として、ロケートリング、位置決めブロックが使用されている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
従来、ロケートリング方式による位置決め方法では、射出成形機の固定側プラテンに開けられた穴に、金型に取り付けられたロケートリングを挿入して位置決めを行っている。しかし、ロケートリングを固定側プラテンの穴に挿入する時や、挿入後に、金型の回転方向の位置を調整する時に、金型位置の微調整が必要であり、かなりの時間を必要としている。
【0004】
従来において、これらの問題を解決する方法としては、例えば、位置決めブロック方式がよく使用されている。図26は、位置決めブロックが設置された従来における射出成形機を示す斜視図である。また、図27、図29は、図26の従来の射出成形機100の固定側プラテン103および可動側プラテン104の間から、固定側プラテン108を矢印C−C方向に見た正面図であり、金型挿入途中と、金型位置決め完了後の状態をそれぞれ示している。さらに、図28、図30は、図26の射出成形機100と金型130の中心における矢印C−C方向の中央縦断面図を示しており、金型挿入途中と、金型位置決め完了後の状態をそれぞれ示している。
【0005】
従来の位置決めブロック方式では、射出成形機100の固定側プラテン103の下部に、位置決め突起52が設置されている固定側位置決めブロック151を、ボルト等によって固定する。同時に、可動側プラテン104の下部にも、可動側位置決めブロック154をボルト等によって固定するが、通常、可動側位置決めブロック154には、位置決め突起を設置していない。なお、固定側位置決めブロック151と可動側位置決めブロック154は、射出ノズル102から固定側位置決めブロック151の金型受け面153までの距離と、射出ノズル102から可動側位置決めブロック154の金型受け面155までの距離が同じになるように固定されている。また、位置決め突起152は、テーパー形状となっている。
【0006】
一方、金型130は、金型130の位置決めが完了した際に、射出ノズル102と金型130側の樹脂注入口132との高さ方向が一致するように、固定側取付け板133と可動側取付け板135とが設けられている。
【0007】
そして、金型130の固定側取付け板133の下部中央には、位置決め切欠き137が形成されており、この位置決め切欠き137の形状は、位置決め突起152とほぼ同等な形状をしている。また、この位置決め切欠き137は、金型130の位置決めが完了した際に、射出ノズル102と金型130側の樹脂注入口132との横方向位置が一致するように、固定側取付け板133の下部に形成されている。
【0008】
金型130は、縦入れ式の場合に、天井走行クレーン等によって吊り上げられて、射出成形機100の上空の所定の位置にまで移動された後に、固定側プラテン103と可動側プラテン104との間に降ろされる。
【0009】
しかしながら、天井走行クレーンの停止精度はあまり良くないために、金型130を降下させると、図31のように固定側および可動側プラテン103、104に対して金型130の中心が若干のずれを生じてしまう。この状態で、金型130をさらに降下させると、位置決め突起152がテーパー形状となっているために、金型130の自重によってテーパー形状に倣うように、固定側取付け板133の位置決め切欠き137と位置決め突起152とが係合することによって、横方向の位置ずれが解消されるようになる。固定側取付け板133の置面134と可動側取付け板135の置面136とが、固定側位置決めブロック151の金型受け面153と可動側位置決めブロック154の金型受け面155とに接すると、高さ方向の位置決めが完了する。
【0010】
このように、高さ方向と横方向の位置決め完了後に、可動側プラテン104を固定側プラテン103側に移動し、挿入された金型130を挟み込み、金型クランプ、天井走行クレーンフックの取り外し等の所定の作業を行い、これによって金型の交換が完了する。
【0011】
【特許文献1】
特開平10−44157号公報(第4〜6頁、図1〜3)。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
従来において、このような縦入れ式の金型挿入方法の位置決め手段として、位置決めブロックを使用すれば、ロケートリングを使用する方法と比較して、金型の挿入位置決め時間を短縮することができる。しかしながら、位置決め突起152に金型130の位置決め切欠き137が接触する直前から、金型130の降下速度を減速しなければならない。もしも、金型130の降下速度の減速をせずに、位置決め突起152と位置決め切欠き137とが衝突すると、特に、重量が重い金型130の場合に、位置決め突起152の破壊や、固定側位置決めブロック151の破壊などを招いてしまうことになる。
【0013】
また、金型130の降下速度を減速した場合には、ある程度、位置決め突起152または固定側位置決めブロック151への衝撃は緩和されるが、結果として、金型130の挿入位置決め時間が増大してしまう。さらに、たとえ金型130の降下速度の減速を行ったとしても、天井走行クレーンの降下速度の調整には、限界があり、位置決め突起152または固定側位置決めブロック151へ多少の衝撃を与えてしまうことは避けられない。
【0014】
従って、特に、重量が重い金型130の挿入位置決めを繰り返し行った場合には、固定側位置決め突起152または固定側位置決めブロック151の疲労破壊などを生じてしまう危険がある。また、同様な現象は、可動側位置決めブロック154にも生じる可能性がある。
【0015】
この他、金型の組立方法によっても、問題を生じる可能性がある。通常の金型130は、図32に示すような構成になっており、固定側取付け板133、ランナーストリッパー板138、キャビ板139、コア板140等は、サポートピン143、ガイドピン146およびガイドブシュ144、145、147によって位置決めされている。しかしながら、スペーサーブロック141と可動側取付け板135は、ボルト等によって固定されているだけであり、組立方法によっては、ボルトの許容値分ずれが生じてしまう。
【0016】
この結果、図33に示すように、固定側取付け板133の置面134と可動側取付け板135の置面136の高さが違ってしまう。一方、固定側位置決めブロック151と可動側位置決めブロック154は、射出ノズル102から固定側位置決めブロック151の金型受け面153までの距離と、射出ノズル10から可動側位置決めブロック154の金型受け面155までの距離が、同じになるように固定されているので、金型130を挿入位置決めすると、図34のように、金型130が傾いた状態で停止するようになる。
【0017】
この状態で、可動側プラテン104を移動して金型130を挟み込むと、図34の矢印の方向に力が発生して、図35の状態となってしまう。この図35の状態では、可動側位置決めブロック154の金型受け面155と可動側取付け板135の置面136とは接触しているが、固定側位置決めブロック151の金型受け面153と固定側取付け板135の置面134とは接触していない。これによって、射出ノズル10と金型130側の樹脂注入口132の高さ方向の位置とがずれてしまい、成形時に、樹脂漏れなどの不具合が発生してしまうようになる。
【0018】
金型130によっては、コア板140とスペーサーブロック141、可動側取付け板135の間にノックピン等の位置決め部材を挿入して、固定側取付け板133の置面134と可動側取付け板135の置面136の高さが常に同じになるようにした金型もあるが、位置決め部材を挿入したことによる組立のしにくさや、コストアップ等のためにあまり採用されていない。
【0019】
さらに、位置決めブロックによる金型位置決め方法では、金型の吊り状態によって、適切な位置決めができない場合がある。図36に示すように、可動側取付け板135が下がった状態で、金型130が吊り下げられて、プラテン103、104間に金型130が挿入された場合に、図37、図38のように、可動側取付け板135の置面136が可動側位置決めブロック154の金型受け面155と初めに接触する。さらに金型130を降下させると、位置決め突起152に位置決め切欠き137が挿入されて、左右方向の位置決めがなされるはずであるが、すでに可動側が接地しているために、金型130の横方向の移動が自由にできない。
【0020】
そして、最悪の場合には、位置決め突起152に金型130が乗り上げた状態で停止してしまい、位置決めが不完全になる。このような状態で、可動側プラテン10を移動させて金型130を挟み込むと、射出成形機100の型閉力によって、位置決めブロック151、154が破壊されたり、成形時に、樹脂漏れなどの不具合が発生するようになる。
【0021】
このような課題を解決するために、本発明の目的は、射出成形機の固定側プラテンおよび可動側プラテンの下部に設置された位置決めブロック部材の金型受け面に、ショックアブソーバー等のエネルギー吸収部材を設けて、射出成形機の固定側プラテンと可動側プラテンとの間に金型を挿入する際に、クレーン降下速度を調整することなく、安定して金型の位置決めを行うことができる射出成形および射出成形方法を提供することにある。
【0022】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために、本発明の射出成形、固定側プラテンおよび可動側プラテンの下部に設けられ、これら固定側プラテンと可動側プラテンとの間に吊り下ろされる金型を受けてこれを位置決めするための固定側位置決めブロック部材および可動側位置決めブロック部材を有する射出成形機であって、前記固定側位置決めブロック部材および前記可動側位置決めブロック部材にエネルギー吸収部材をそれぞれ設け、前記可動側位置決めブロック部材に設けられた前記エネルギー吸収部材の反発力が前記固定側位置決めブロック部材に設けられた前記エネルギー吸収部材反発力よりもく設定されていることを特徴とする。
また、本発明による射出成形方法は、射出成形機の固定側プラテン可動側プラテンとの間に吊り下ろされ、これら固定側プラテンおよび可動側プラテンの下部にそれぞれけられた固定側位置決めブロック部材および可動側位置決めブロック部材の金型受け面にそれぞれ接触して位置決めされる金型を用いた射出成形方法であって、前記固定側位置決めブロックおよび前記可動側位置決めブロック、これらの前記金型受け面と共に前記金型接触するエネルギー吸収部材がそれぞれ設けられ、前記可動側位置決めブロック部材に設けられた前記エネルギー吸収部材の反発力を前記固定側位置決めブロック部材に設けられた前記エネルギー吸収部材の反発力よりも強く設定することにより、前記金型前記固定側位置決めブロックの前記金型受け面に接触た後、前記可動側位置決めブロックの前記金型受け面に接触て位置決めされることを特徴とする。
【0023】
このように構成された本発明においては、固定側位置決めブロックの金型受けおよび可動側位置決めブロックの金型受け面にショックアブソーバー等のようなエネルギー吸収部材設けられている。また、本発明は、金型の吊り状態によっては、金型が斜めに挿入される場合もあり得る。このような場合に、エネルギー吸収部材に高さ方向以外の力がかかってしまって、エネルギー吸収部材の破損が起きてしまうので、金型下部とエネルギー吸収部材との間に、金型挿入方向に自由に移動可能なガイドを設置して、エネルギー吸収部材の損傷を防止するようにしている。
【0024】
また、本発明においては、金型の組立誤差によって固定側取付け板の置面と可動側取付け板の置面との高さが違っても、射出ノズルと金型側の樹脂注入口の高さ方向の位置とがずれないようにしなくてはならないので、そこで、射出ノズルから前記位置決めブロック部材の金型受け面までの距離について、固定側は、金型下部から金型の樹脂注入口までの距離とし、可動側は、固定側より長くしている。
【0025】
さらに、本発明の金型位置決め装置においては、金型の吊り状態によって金型が斜めに挿入された場合でも、金型の位置決めが適切に行われるように、位置決めブロック部材に設置されているエネルギー吸収部材の強さを、固定側よりも可動側を強くしている。これによって、金型の位置決めを一層好適に行うことができる。
【0026】
本発明のその他の目的と特徴および利点等は以下の添付図面に沿っての詳細な説明から明らかになろう。
【0027】
【発明の実施の形態】
(実施例1)
は、横型の射出成形機に金型を高さ方向から挿入する際に、すなわち縦入れする際に、位置決めブロック方式によって金型の位置決めを行う際の射出成形機の斜視図である。また、図2は、図1の固定側位置決めブロックを固定側プラテンと可動側プラテンの間から矢印A−A方向に見た正面図であり、図3は、図2のB−B線に沿った断面図を示している。さらに、図4、図6、図8、図10、図12、図14は、図1の固定側プラテンと可動側プラテンの間から固定側プラテンを見た正面図であり、金型挿入途中と、金型位置決め完了後の状態をそれぞれ示す図である。また、図5、図7、図9、図11、図13、図15は、図1の矢印方向に見た中央縦断面図を示しており、金型挿入途中と、金型位置決め完了後の状態をそれぞれ示している。
【0028】
図示されるように、本発明の射出成形機は、例えば横型の射出成形機に適用されるものであり、このような本発明の横型の射出成形機1は、本体となるベース部の上に設置される固定側プラテンと、可動側プラテンとを有している。
【0029】
このような射出成形機において、固定側プラテンと可動側プラテンとは、相対向して設置されていて、これら固定側プラテンと可動側プラテン4とが4本のタイバーによって案内されている。従って、固定側プラテン3に対して可動側プラテンがタイバー5に沿って移動できるように設けられている。
【0030】
また、固定側プラテン3の外側、すなわち図示で左方には、原料挿入用のホッパーを有する射出ユニットが配置されており、この射出ユニットの先端に射出成形機側の樹脂注入口である射出ノズル(図5)が取付けられている。ここで、高さ方向、横方向、厚さ方向を、図1に矢印で示すように定義するものとする。
【0031】
このような本発明の射出成形機1において、固定側プラテン3と可動側プラテン4の間に挿入されて装着される金型30は、固定側取付け板33と、ランナーストリッパー板38と、キャビ板39と、コア板40と、スペーサーブロック41と、可動側取付け板35と、エジェクタプレート42とによって概略構成されている。また、固定側取付け板33とランナーストリッパー板38とキャビ板39は、サポートピン43とガイドブシュ44、45とによって、高さ方向と横方向の位置が規制されており、さらに、キャビ板39とコア板40は、ガイドピン46とガイドブシュ47とによって、同様に、高さ方向および横方向の位置が規制されている。なお、コア板40とスペーサーブロック41と可動側取付け板35は、図示していないボルト等によって固定されている。さらにまた、エジェクタプレート42は、図示していないエジェクタガイドおよびエジェクタガイドブシュ等によって、コア板40と高さ方向と横方向とが規制されている。
【0032】
また、固定側取付け板33の下部には、後述する位置決め突起12と同一形状の位置決め切欠き37が設けられているとともに、金型30の内部に設けられた成形品形状を形成する空間、すなわちキャビティに樹脂を流入させるための金型30側の樹脂注入口32が形成されている。なお、本発明のこの実施例1では、金型30側の樹脂注入口32から固定側取付け板33の置面34までの高さ方向の距離と、金型30側の樹脂注入口32から可動側取付け板35の置面36までの高さ方向の距離とは、同じである。
【0033】
一方、固定側プラテンと可動側プラテンの下部には、固定側位置決めブロック11と可動側位置決めブロック14とが、図示していないボルト等によって取付けられている。なお、図5に示すように、固定側位置決めブロック11の金型受け面13から射出ノズルまでの高さ方向の距離は、金型30側の樹脂流入口32と固定側取付け板33の置面34までの距離とし、可動側位置決めブロック14の金型受け面15から射出ノズルまでの高さ方向の距離は、金型30側の樹脂流入口32と固定側取付け板33の置面34までの距離よりも1mm程度長くなるように設定されている。
【0034】
固定側位置決めブロック11の金型受け面13には、位置決め突起12が設置されている。なお、この位置決め突起12は、図2に示すように、上方に凸状のテーパー形状を有しており、最上部は、所謂Rが付けられたR形状によって構成されている。
【0035】
さらに、固定側位置決めブロック11と可動側位置決めブロック14には、図3に示すようにエネルギー吸収部材としてのショックアブソーバー20が設けられている。このショックアブソーバー20は、いま、固定側プラテン3に設けられるショックアブソーバーを固定側のショックアブソーバー20Aとし、可動側プラテン4に設けられるショックアブソーバーを可動側のショックアブソーバー20Bとするものとする。このような固定側のショックアブソーバー20Aと可動側のショックアブソーバーBは、構成が同じであり、ショックアブソーバー本体23とショックアブソーバーロッド24とを有していて、ショックアブソーバー本体23が、例えばねじ込みによって固定側ブロック11と可動側位置決めブロック14とにそれぞれ取付けられている。
【0036】
これら固体側および可動側ショックアブソーバー20A、20Bのショックアブソーバー本体23の内部は、図示されていないが、ピストンによって仕切られた2箇所の空間が、ピストンに形成されたオリフィス形状を有した穴によって連結されていて、片方の空間が油で満たされている。また、ショックアブソーバー本体23のショックアブソーバーロッド24には、リターン用スプリング25が配置されている。ショックアブソーバー本体23の強さ(ショックアブソーバーロッド24に高さ方向の荷重がかかった場合の反発力)は、内部の空間を連結するオリフィス形状を有した穴の数や大きさを変化させることで調整でき、可動側ショックアブソーバー20Bの強さは、固定側ショックアブソーバー20Aの強さよりやや強く設定されている。
【0037】
このような固定側および可動側のショックアブソーバー20A、20Bの構成は、油圧タイプのショックアブソーバーとして一般的な構成のものを用いることができるものであり、ここには、その詳細を省略するものとする。勿論、これらショックアブソーバー20A、20Bは、油圧タイプに限られるものではなく、空圧タイプや機械的なもの、あるいは他の同様なものを使用することができる。
【0038】
また、固定側および可動側のショックアブソーバー20A、20Bのショックアブソーバーロッド24の上面には、ガイド21が配置されており、このガイド21は、ブシュ22を介して、固定側位置決めブロック11、または可動側位置決めブロック14と横方向と厚さ方向との位置が規制されている。なお、図4で示すようにガイド21の高さは、位置決め突起12より高くなるように設定されている。
【0039】
次に、本発明における射出成形の動作に就いて説明する。
【0040】
まず、図4、図5に示すように、挿入する金型30が固定側プラテンと可動側プラテンとの間に、図示されていない天井走行クレーンなどによって上方から下方に向かって吊り降ろされる。そして、金型30が降下すると、図6、図7に示すように、固定側取付け板33の置面34と可動側取付け板35の置面36とが、固定側ガイド21と可動側ガイド21とにそれぞれ接触する。この時に、固定側の位置決め突起12は、固定側取付け板33の置面34や位置決め切欠き37には接触していない。
【0041】
ついで、金型30をさらに下方に向かって降下させると、ガイド21とショックアブソーバーロッド24とを介して、ショックアブソーバー本体23の内部の油に荷重がかかり、油がオリフィス形状を有した穴を通過するときの抵抗によって反発力が発生する。この時に、可動側のショックアブソーバー20Bが固定側のショックアブソーバー20Aよりも強い設定となっているために、図8、図9に示すように金型30は、徐々に固定側の方に向かって傾きだす。
【0042】
金型30をさらに降下させると、位置決め突起12が位置決め切欠き7に接触するが、横方向の位置が多少ずれていても、位置決め突起12のテーパーによって、位置決め切欠き37が案内されて位置決めが行われ、図10、図11に示すように、固定側取付け板33の置面34が、固定側位置決めブロック11の金型受け面13に接触するまでには、金型30の中心とノズル2の中心とが一致された横方向の位置決めが好適に完了するようになる。
【0043】
そして、金型30をさらに降下させると、図12、図13に示すように可動側取付け板30の置面36が、可動側位置決めブロック1の金型受け面15に接触する。この時に、可動側位置決めブロック1の金型受け面15は、固定側の位置決めブロック11の金型受け面13よりも低い位置に、低く設定されているために、金型30は可動側に傾くようになる。
【0044】
この状態で、可動側プラテン4を固定側プラテンの方向に移動して金型30を挟み込むと、図13の矢印の方向に金型30が押されて、固定側取付け板33の置面34を中心にして金型30が、図示で反時計方向に回転するようになる。この結果、図14、図15の状態となって、金型30の位置決めが良好に行われて位置決めが完了する。
【0045】
この図14、図15の状態では、射出ノズルと金型30の樹脂注入口32との横方向、高さ方向の位置は合っている。また、可動側取付け板35の置面36と可動側位置決めブロック14の金型受け面15との間には空間があるが、位置決めには何等問題がない。また、可動側のショックアブソーバーロッド24は、リターン用スプリング25によって押し上げられるために、ガイド21は、可動側取付け板35の置面36に接触している。
【0046】
この後、金型クランプ、天井走行クレーンフックの取り外し等の所定の作業を行い、これによって金型交換が完了する。このようにして、金型30は、短時間で、しかも特別な微調整を何等必要とすること無く、良好に位置決めされる。
【0047】
(実施例2)
本発明の射出成形の実施例2では、可動側取付け板35が組立の際に、ボルトのクリアランス分だけ上方に上がってしまった場合の例を示す。
【0048】
図16、図18は、図1の固定側プラテン3と可動側プラテンとの間から固定側プラテン側を見た正面図であり、金型挿入途中と、金型位置決め完了後の状態をそれぞれ示している。また、図17、図19は、図1の矢印方向に見た中央縦断面図を示しており、金型挿入途中と、金型位置決め完了後の状態をそれぞれ表す。
【0049】
横型の射出成形機1、および固定側位置決めブロック11、可動側位置決めブロック14の構成は、上述した実例1の場合と同じである。また、挿入する金型30の構成も、上記の実例1と同様である。
【0050】
しかしながら、この実施例においては、図17に示すように、金型30の組立誤差によってボルトのクリアランス分だけ、可動側取付け板35の置面36が、固定側取付け板33の置面34よりも上方に上がっている。
【0051】
このような状態において、いま、図16、図17に示すように、挿入する金型30が固定側プラテンと可動側プラテンとの間に、図示されていない天井走行クレーンなどによって吊り降ろされて、固定側取付け板33の置面34が固定側位置決めブロック11の金型受け面13に接触するまでは、実例1と同様な作動が行われる。
【0052】
金型30をさらに降下させると、可動側位置決めブロック14に配置されているガイド21を介して、ショックアブソーバーロッド24が押し下げられて、図18、図19の状態となる。
【0053】
ここで、本発明では、固定側位置決めブロック11の金型受け面13から射出ノズルまでの高さ方向の距離は、金型30側の樹脂流入口32と固定側取付け板33の置面34までの距離とし可動側位置決めブロック14の金型受け面15から射出ノズルまでの高さ方向の距離は、金型30側の樹脂流入口32と固定側取付け板33の金型設置面34までの距離よりも1mm程度長くなるように設定されている。
【0054】
従って、実施例2のような金型30を挿入して、可動側プラテン4を固定側プラテン3側に移動して金型30を挟み込んでも、図35に示される従来における如く射出ノズルの中心と金型30の中心とがずれた状態にはならない。このために、金型30は、射出ノズルの中心と金型30の中心とが一致した状態に位置決めされるようになる。
【0055】
この後、金型クランプ、天井走行クレーンフックの取り外し等の所定の作業を行い、金型の交換が完了する。これによって、本発明における金型30は、短時間で、しかも特別な微調整を必要とすること無く、良好に位置決めを行うことができる。
【0056】
(実施例3)
本発明における実施例3では、金型30のフック位置が適切ではなく、可動側取付け板35が下った状態で吊り上げられて、プラテン間に挿入された場合の例を示す。
【0057】
図20、図22、図24は、図1の固定側プラテンと可動側プラテンとの間から固定側プラテン側を見た正面図であり、金型挿入途中と、金型位置決め完了後の状態をそれぞれ示している。また、図21、図23、図25は、図1の矢印方向に見た中央縦断面図を示し、金型挿入途中と、金型位置決め完了後の状態とをそれぞれ表す。
【0058】
横型射出成形機1、および固定側位置決めブロック11、可動側位置決めブロック14の構成は、実例1と同様である。挿入する金型30の構成も実例1と同じである。
【0059】
しかしながら、図21に示すように、金型30のフック取付け位置が適切でないために、金型30は、可動側に傾いた状態で吊られている。
【0060】
このような状態において、いま、金型30が天井走行クレーンなどによって吊り降ろされると、図20、図21に示すように、可動側取付け板35の置面36が、まずガイド21と接触する。この時には、固定側取付け板33の置面34は、まだ固定側のショックアブソーバー20Aのガイド21には接触していない。
【0061】
そして、さらに金型30が降下すると、可動側のガイド21を介してショックアブソーバーロッド24が押し下げられ、可動側のショックアブソーバー20Bより反力が発生して作用する。従って、金型30の傾きは徐々に少なくなる。
【0062】
さらに金型30が降下すると、固定側取付け板33の置面34がガイド21と接触し、ガイド21を介してショックアブソーバーロッド24が押し下げられ、固定側のショックアブソーバー20Aからも反力が発生する。ただし、可動側のショックアブソーバー20Bは、固定側のショックアブソーバー20Aよりもやや強い設定となっているために、金型30の降下を継続して、固定側取付け板33の置面34が位置決め突起12の先端部に達する頃には、図22、図23に示すように、金型30の傾きは、固定側に傾いた状態となる。
【0063】
そして、さらに金型30が降下すると、位置決め突起12が位置決め切欠き37に接触して、その形状に基づいて横方向の位置ずれが解消されながら、図24、図25に示すように、固定側取付け板33の置面34が固定側位置決めブロック11の金型受け面13に接触して、位置決め突起12に位置決め切欠き37が係合して横方向の位置決めが完了する。
【0064】
この後の動作については、実施例1における動作と大体同じである。こうして、この後に、金型クランプ、天井走行クレーンフックの取り外し等の所定の作業を行い、金型の交換が完了する。
【0065】
このようにして、本発明によって、金型30は、短時間で、しかも特別な微調整を必要とすること無く良好に位置決めされる。
【0066】
【発明の効果】
上述のように構成された本発明によって、金型を射出成形機のプラテン間に挿入する際に、クレーン降下速度を調整しなくても、位置決めブロックの破壊などの不具合が生じなくなるために、金型の交換時間の一層の短縮が可能となる。
【0067】
また、金型の組立誤差や、または吊りバランスが悪い金型を挿入しても、ショックアブソーバー等のエネルギー吸収部材が破壊されなくなるとともに、安定した位置決めが可能となる。
【0068】
以下に、本発明の実施態様の例に就いて列挙する。
【0070】
(実施態様
前記位置決めブロック部材の金型設置面にエネルギー吸収部材を設置する際に、金型下部とエネルギー吸収部材の間に、金型挿入方向に自由に移動可能なガイドを設置したことを特徴とする金型位置決め装置。
【0071】
(実施態様
前記位置決めブロック部材を射出成形機の固定側プラテンおよび可動側プラテンに設置する際に、金型挿入方向の、射出ノズルから前記位置決めブロック部材の金型設置面までの距離について、固定側は、金型下部から金型の樹脂注入口までの距離とし、可動側は、固定側よりも長くしたことを特徴とする実施態様1に記載の金型位置決め装置。
【0073】
(実施態様
前記エネルギー吸収部材は、ショックアブソーバーであることを特徴とする実施態様1、2のいずれかに記載の金型位置決め装置。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の射出成形の位置決めブロック部材を横型射出成形機に取付け斜視図である。
【図2】 本発明の射出成形の位置決めブロック部材の正面図である。
【図3】 図2のB−B線に沿った断面図である。
【図4】 図1の本発明の横型射出成形機に金型を挿入する手順を示す正面図である。
【図5】 図4に対する中央縦断面図である。
【図6】 図4に続く手順における正面図である。
【図7】 図6に対する中央縦断面図である。
【図8】 図6に続く手順における正面図である。
【図9】 図8に対する中央縦断面図である。
【図10】 図8に続く手順における正面図である。
【図11】 図10に対する中央縦断面図である。
【図12】 図10に続く手順における正面図である。
【図13】 図12に対する中央縦断面図である。
【図14】 図12に続く手順における正面図である。
【図15】 図14に対する中央縦断面図である。
【図16】 図1の横型射出成形機に可動側取付け板が下がっている金型を挿入する手順を示す正面図である。
【図17】 図16に対する中央縦断面図である。
【図18】 図16に続く手順における正面図である。
【図19】 図18に対する中央縦断面図である。
【図20】 図1の横型射出成形機に吊りバランスが悪い金型を挿入する手順を示す正面図である。
【図21】 図20に対する中央縦断面図である。
【図22】 図20に続く手順における正面図である。
【図23】 図22に対する中央縦断面図である。
【図24】 図22に続く手順における正面図である。
【図25】 図24に対する中央縦断面図である。
【図26】 従来の位置決めブロック部材を横型射出成形機に取付けた斜視図である。
【図27】 図26の横型射出成形機に金型を挿入する途中の正面図である。
【図28】 図27に対する中央縦断面図である。
【図29】 図27に続く手順における正面図である。
【図30】 図29に対する中央縦断面図である。
【図31】 図26の横型射出成形機に金型を挿入する際の位置決め方法の詳細を示す正面図である。
【図32】 図31の金型の詳細を示す中央縦断面図である。
【図33】 可動側取付け板が下がっている金型の中央縦断面図である。
【図34】 図26の横型射出成形機に可動側取付け板が下がっている金型を挿入した場合の中央縦断面図である。
【図35】 図34の金型の傾きを直した中央縦断面図である。
【図36】 吊りバランスの悪い金型の中央縦断面図である。
【図37】 図26の横型射出成形機に吊りバランスの悪い金型を挿入した場合の正面図である。
【図38】 図37に対する中央縦断面図である。
【符号の説明】
1 射出成形機
2 射出ノズル
3 固定側プラテン
4 可動側プラテン
5 タイバー
6 射出ユニット
7 ホッパー
11 固定側位置決めブロック
12 位置決め突起
13,15 金型受け
14 可動側位置決めブロック
20 ショックアブソーバー
21 ガイド
22 ブシ
23 ショックアブソーバー本体
24 ショックアブソーバーロッド
25 リターン用スプリング
30 金型
32 樹脂注入口
33 固定側取付け板
34,36 置面
35 可動側取付け板
37 切欠き
38 ランナーストッパー
39 キャビ板
40 コア板
41 スペーサーブロック
42 エジェクタプレート
43 サポートピン
44,45,47 ガイドブシ
46 ガイドピン

Claims (3)

  1. 定側プラテンおよび可動側プラテンの下部に設けられ、これら固定側プラテンと可動側プラテンとの間に吊り下ろされる金型を受けてこれを位置決めするための固定側位置決めブロック部材および可動側位置決めブロック部材を有する射出成形機であって、
    前記固定側位置決めブロック部材および前記可動側位置決めブロック部材にエネルギー吸収部材をそれぞれ設け、前記可動側位置決めブロック部材に設けられた前記エネルギー吸収部材の反発力が前記固定側位置決めブロック部材に設けられた前記エネルギー吸収部材反発力よりもく設定されていることを特徴とする射出成形
  2. 前記固定側位置決めブロックおよび前記可動側位置決めブロックは、前記金型が接触する金型受け面をそれぞれ有し、前記可動側位置決めブロック部材の前記金型受けの位置が前記固定側位置決めブロック部材の前記金型受けの位置よりも低設定されていることを特徴とする請求項1に記載の射出成形
  3. 射出成形機の固定側プラテン可動側プラテンとの間に吊り下ろされ、これら固定側プラテンおよび可動側プラテンの下部にそれぞれけられた固定側位置決めブロック部材および可動側位置決めブロック部材の金型受け面にそれぞれ接触して位置決めされる金型を用いた射出成形方法であって
    前記固定側位置決めブロックおよび前記可動側位置決めブロック、これらの前記金型受け面と共に前記金型接触するエネルギー吸収部材がそれぞれ設けられ、前記可動側位置決めブロック部材に設けられた前記エネルギー吸収部材の反発力を前記固定側位置決めブロック部材に設けられた前記エネルギー吸収部材の反発力よりも強く設定することにより、前記金型前記固定側位置決めブロックの前記金型受け面に接触た後、前記可動側位置決めブロックの前記金型受け面に接触て位置決めされることを特徴とする射出成形方法。
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