JP4235322B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば電子写真複写機、電子写真プリンター等の画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
レーザービームプリンターや複写機といった電子写真方式による電子写真画像形成装置では粉体状の現像剤(以下トナーと呼称する)を使用している。
【0003】
トナーは現像容器内に収容され、トナー搬送手段によりトナー担持体へ搬送され、トナー担持体上に保持される。そしてトナー層厚規制部材(以下ドクターブレードと呼称する)により所定の電荷が付与され、像を担持する像担持体(以下感光体ともいう)上の静電潜像形成部へ移動し、感光体上の静電潜像を可視化する。
【0004】
その後、この可視像は転写手段により紙等の転写材へ転写され、定着装置により定着される。転写材に転写されずに像担持体上に残ったトナーは像担持体上に当接されたクリーニング部材により像担持体上から剥ぎ取られクリーニング容器に送られる。以上で一連の画像形成プロセスが終了し、ユーザーは所望の画像を得ることができる。
【0005】
また、前記トナーは定着性能を向上させる(低い定着温度で定着可能にする)ために、バインダー熱特性、ワックス熱特性を改良してトナーの溶融粘弾性を制御し粘性を高くすることが行われている。
【0006】
ところで、現像法の1つとして、画像形成装置の現像装置の現像剤担持体を感光体と非接触に保持しながら、前記感光体上の潜像の現像を行うジャンピング現像法が知られている。ジャンピング現像法を採用した画像形成装置の一例として、図7に示す従来の画像形成装置について説明する。
【0007】
図7に示す画像形成装置250では、現像容器3内に収容されたトナーを現像剤担持体(以下現像スリーブとする)10上に保持し、現像スリーブ10が図中矢印b方向に回転することにより、保持されたトナー8が像担持体としての感光体1と対向した現像領域へ向けて搬送される。その搬送の際にトナー8は、現像スリーブ10と当接したドクターブレード9により規制されて、現像スリーブ10上に薄層状に塗布される。
【0008】
現像領域において、現像スリーブ10と感光体1とは、50〜500μmの間隙を隔てて保持されており、バイアス電源12により現像スリーブ10に直流に交流を重畳した現像バイアスを印加することにより、現像スリーブ10上に薄層状に塗布されたトナー8が感光体1上の静電潜像に飛翔、付着して、潜像がトナー像として可視化される。なお、前記現像バイアスは、紙間などの非印字領域にも同様に印加されている。
【0009】
そして、前記トナーによって形成された画像を定着させるために、加熱手段を有する定着装置が用いられている。
【0010】
現在広く用いられている定着装置は、アルミニウム製の芯金の上にPFAチューブから成る離型性層を設けたローラ内に、熱源であるハロゲンランプを挿入した定着ローラと、芯金の上にシリコーンゴムから成る弾性層とPFAチューブから成る離型性層を設けた加圧ローラによって構成され、前記双方のローラが当接して形成されるニップ部で記録材上の未定着トナーに熱と圧力を加え定着を完了する。
【0011】
さらに、定着ローラの代わりに耐熱性薄層フィルムを用いたオンデマンド型の定着装置においても加圧ローラとして表面に離型性層を有するシリコーンゴム系のローラが用いられている。
【0012】
オンデマンド加熱手段は、ヒータ基板と発熱抵抗部、表面保護層、サーミスタ、フィルムガイド部材で構成され、この発熱部に上記耐熱性薄膜フィルムが駆動ローラ、従動ローラによって搬送されて加圧ローラとのニップ部で定着を行うものである。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
近年の画像形成装置においては、高精細、高解像度化が要求されるようになってきた。そのため1ドットや細線を忠実に再現でき、画像不良の発生しないものが必須になっている。
【0014】
上記従来の画像形成装置においては、動作が開始されてから、前記現像スリーブ上のトナーが感光体上に現像されるまでの間の回転中(以後前多回転と呼称する)や、連続した画像形成時の記録材間(以後紙間と呼称する)の回転中は、現像スリーブ上のトナーは感光体上に転移することなく、前記ドクターブレードにより摩擦帯電が断続的に行われる。そのために安定した電荷が得られる。特にジャンピング現像法の場合、良好な電荷を得たトナーは感光体上に転移できるが、良好な電荷量が得られなかった場合、感光体上に転移しにくい。
【0015】
そのため、画像先端から始まる現像スリーブの1周分の画像は、それ以降(2周目以降)と比較してトナーが多量に存在する。
【0016】
これにより、画像頁内(1ページの画像内)で、細線の幅が変わる、濃度ムラが発生するなどの弊害が発生していた。またこのような現象の発生により、トナー消費量が多くなってしまっていた。また特開平9−85993号公報では、画像の濃度補正に関する画像処理方法が提案されているが、この方法でも上記のような頁内の濃度ムラに関しては完全に防止することができなかった。
【0017】
次に高温高湿環境下、紙等の記録材において含水分量が多い状態では、転写部で記録材の裏面に供給される転写電荷が記録材の沿面を伝達してリークしやすく、現像スリーブ上で付与されるトナーの単位質量あたりの電荷量(以下Q/Mと称す)が小さいために記録材上に転写形成されたトナー像の電気的な保持力が失われやすい。
【0018】
また、含水分量が多いと、定着ニップ部で発生する蒸気量が増え、特に横線画像で「尾引き」と呼ばれる蒸気の圧力によるトナー飛散が発生していた。そのため、定着装置の加熱部材、又は加圧部材のどちらか一方にバイアスを印加し、記録材を介して電流経路を作り電気的な力でトナー飛散を防止している。
【0019】
しかし、記録材と接地する場所が前記加熱部材と前記加圧部材のニップ部と離れている場合には、記録材が接地部に到達するまでは電流経路ができないために、その部分で尾引きが発生していた。
【0020】
更には、記録材裏面の転写電荷による現像剤像の保持力が弱まるために、尾引きに限らず、記録材に定着されずに加熱部材、または加圧部材に現像剤が付着するオフセット現象なども発生し、加熱部材または加圧部材の1回転後に付着していた現像剤が記録材に定着される画像不良が発生しやすかった。
【0021】
また、加熱部材にオフセット現象により現像剤が付着し、加熱部材に対向して圧接される加圧部材に転移し加圧部材汚れを発生させる要因となっていた。
【0022】
すなわち、従来の画像形成装置においては、トナー消費量を減らすことができ、頁内での濃度ムラを抑制し、細線を忠実に再現でき、尾引き、オフセット現象による画像不良、加圧ローラ汚れを共に解決することが難しかった。
【0023】
本発明の目的は、トナー消費量を抑制するとともに、画像不良を抑制することのできる画像形成装置を提供することである。
【0028】
【課題を解決するための手段】
上記目的は、本発明に係る画像形成装置にて達成される。
【0031】
本発明は、入力画像情報に応じた潜像が形成されるとともに、現像装置により潜像を現像されて現像剤像が形成される像担持体と、該像担持体上の現像剤像が転写された記録材をニップ部において加熱及び加圧して前記現像剤像を前記記録材に定着させる定着装置と、前記定着装置にバイアス電圧を印加するバイアス印加手段と、前記ニップ部の前記記録材搬送方向に対し下流側に設けられ、前記記録材に当接し、前記バイアス電圧の印加に伴う電流が前記記録材を介して流れるように接地された接地電極と、現像剤を付着させるべき領域の一部にスペースを形成することにより、前記記録材上における現像剤の量が少なくなるように、前記入力画像情報を間引く間引き処理を行なう間引き手段と、
を有する画像形成装置において、前記間引き手段は、前記入力画像情報のうち、前記記録材の搬送方向の先端から所定の距離までに対応する入力画像情報に対して前記間引き処理を行い、それ以外の入力画像情報に対しては前記間引き処理を行なわず、前記所定距離は、前記記録材の搬送方向における前記ニップ部から前記記録材が前記接地電極に当接する位置までの距離であることを特徴とする。
【0032】
上記発明では、尾引き、オフセット現象による画像不良、定着装置の汚れ(加圧ローラ汚れ)を防止でき高品位な画像形成が可能になる。
【0039】
【発明の実施の形態】
[第一の参考形態]以下に、本発明の第一の参考形態を添付図面に基づいて説明する。
【0040】
図1は本発明の実施の形態における画像形成装置のブロック構成図である。
【0041】
図中、100は装置全体を制御するCPUであり、200はCPU100の動作処理手順やフォントデータ等を記憶しているROM、300はCPU100のワーク領域や受信バッファとして機能するRAMである。400は、印刷出力ビットマップデータを展開するためのビットマップメモリ、500は上位装置であるホストコンピュータからの印刷データを受信するため、或いは、上位装置にステータス情報を送出するためのインターフェースである。600は本装置に各種指示を与えるために、各種メッセージを表示する表示部を有する操作パネルであり、700はビットマップメモリ400に展開されたイメージデータを、可視画像を記録材上に記録するためのプリンタエンジン部800に出力する画像処理回路である。
【0042】
図2は、本発明の実施の形態を示す画像形成装置の概略構成断面図である。
【0043】
この画像形成装置には、感光体1、帯電ローラ2、現像装置7、クリーニング装置14、転写ローラ13、光学系としてレーザースキャナ4、ミラー6、転写材積載カセット100等が配設されている。
【0044】
この画像形成装置は、被帯電体(像担持体)としての感光体1を備えている。感光体1は、アルミニウム製の導電性基体の表面に光導電性の感光層を積層して構成し、図示矢印a方向に回転駆動される。
【0045】
また、感光体1は、回転過程において帯電ローラ2により負極性の均一帯電を受け、次いで、ビデオコントローラ(不図示)から送られる画像情報の時系列電気デジタル画像信号に対応したレーザー光5がレーザースキャナ4により出力され、画像形成装置本体に設置されているミラー6を介して感光体1に到達することで、感光体1の表面に静電潜像が形成される。
【0046】
上記感光体1の静電潜像は、現像装置7内の現像スリーブ10上に担持されたトナー8により反転現像され、顕像化される。
【0047】
上記トナー像は転写ローラ13の作用によって転写材P上に転写される。トナー像の転写を受けた転写材Pは、上記感光体1から分離されて定着装置1000へ導入され、そこでトナー像の定着を受けた後、画像形成装置本体から排出される。
【0048】
尚、トナー像転写後の感光体1上に残った転写残りトナーは、クリーニング装置14により除去され、次の像形成プロセスが行われる。
【0049】
前記帯電ローラ2は、芯金とその外周のローラ状に被覆された中抵抗弾性ゴム層で構成されていて、芯金の両端を軸受けで回転可能に、かつ帯電ローラ2が常時感光体1に当接するように支持されている。また、帯電ローラ2は感光体1に対して従動回転している。
【0050】
帯電ローラ2の芯金は、DCバイアスとACバイアスを重畳できる帯電バイアス印加電源と電気的に接続しており、この芯金を介して帯電ローラ2にバイアス印加することで感光体1の表面を所定の電位に帯電処理する。
【0051】
前記現像装置7は、非接触現像方式を採用したものでトナー8を担持してこれを感光体1へと搬送するトナー担持体である現像スリーブ10と現像容器3とを有している。
【0052】
現像容器3内には、トナー8を攪拌し、現像スリーブ10の位置する方向にトナー8を送り込むための攪拌部材30があり、矢印e方向に回転している。
【0053】
現像スリーブ10は、素管上にカーボンを分散させた塗料をコートしたものであり、非磁性であって、その素管はアルミニウム、ステンレス鋼等で構成されている。また塗料コートによって現像スリーブ10の表面上は粗さをもっており、その粗さは現像スリーブ10のトナー搬送に寄与する。
【0054】
さらに、現像スリーブ10は、不図示の軸受けによって回転自在に支持されており、感光体1からギヤ(不図示)を介して動力を受けることにより、図示矢印b方向に回転する。また、現像スリーブ10はDCバイアスにACバイアスが重畳できる電源12に接続されており、電源12によるバイアス印加によって、現像スリーブ10上のトナー8が感光体1側に移動することにより、感光体1上の潜像がトナー像として可視化される。また、現像スリーブ10は直径がφ16mmであり、感光体1に対して所定の現像間隔をもって配置されている。
【0055】
本実施の形態における現像スリーブ10上のトナー8の層厚規制を行うトナー層厚規制部材であるドクターブレード9は、摩擦帯電によりトナー8に適正なトリボを与えている。トナー8は、磁性マイナス成分のネガトナーである。
【0056】
ドクターブレード(ウレタンゴム)9は、現像スリーブ10に対して、当接力P(現像スリーブ10の長手方向について1cmあたりの当接荷重;gf/cm)が35gf/cmの状態で当接するように設置されている。ドクターブレード9を保持する板金20は、現像装置7の内壁に固定されている。
【0057】
現像スリーブ10の内部には、マグネットローラ11が固定配設されている。現像スリーブ10内のマグネットローラ11は4つの磁極を持っている。4つの磁極のうち、感光体1に対向して配設してあるのがS1極であり、トナー8が感光体1上に飛翔し現像されるときに、カブリの要因となるトナーを現像スリーブ10上に付着させておくために必要である。
【0058】
S1極の反対側(感光体1側とは反対側)に配設されているのがS2極であり、現像容器3のトナー8を現像スリーブ10に吸着させ、現像スリーブ10の回転に伴いその近傍でトナー8を循環させる機能がある。この循環はトナー8のトリボ付与に寄与する。N1、N2極は共に現像スリーブ10上にコートされているトナー8の搬送及びトリボ付与に寄与する。
【0059】
なお、本実施の形態では、4極構成のマグネットローラを用いたが、上記機能を果たす極が存在すれば、4極に限ることはない。
【0060】
ところで、現像スリーブ10の下部にあたる現像容器3の内側にはトナー吹き出し防止シート18が設けられており、現像スリーブ下部からのトナー漏れを防いでいる。
【0061】
次に本発明に係る画像処理方法(画像の間引き)の詳細な説明をする。本実施の形態において特徴的なことは、印字する画像情報1ページ分のうち、画像先端における現像スリーブ10の1周分の長さ(回転軸と直交する面内における円周の長さ)に相当する一部の画像領域に対して画像処理(間引き)を行うことである。
【0062】
本実施の形態においては、現像スリーブ10の直径がφ16mmであるため、画像先端16πmm分だけ画像処理を行う。
【0063】
また、図3は最外殻部が全て黒である主走査方向mドット×副走査方向nドットの画像データをエッジ部はそのままで、非エッジ部の画像を間引くための画像処理回路700のブロック図である。
【0064】
本実施の形態では、最外殻部が全て黒である主走査方向mドット×副走査方向nドットの画像データをプリントする場合、多値の主走査方向mドット×副走査方向nドットの画像データ901に対し、そのエッジ部をエッジ検出部902で検出し、エッジ検出部902で検出したエッジ部はエッジ部D/D手段903に、また非エッジ部は非エッジ部D/D手段904に夫々出力される。
【0065】
そして、エッジ部D/D手段903において、画像データはD/D変換において補正せずに画像データを保持し、比較器906に供給される。
【0066】
尚、エッジを検出する手段としては、1次微分または2次微分回路で構成することができる。例えば、注目画素を含む適当な大きさのウインドウを用意し、その中で最高濃度と最低濃度とを検出し、その差が所定以上となる部分にエッジ部があると判断する。
【0067】
一方、非エッジ部D/D手段904の画像データは、転写材上にプリントされるプリント画像濃度が画像データ補正前のプリント画像濃度と変わらない程度になるようにしながら、多値の非エッジ部の画像データをグレー濃度が小さくなる方向にD/D変換を行い補正する。補正後の画像データは比較器906に供給され、この画像データに応じてディザ等のハーフトーン2値化処理、又は三角波を用いたPWM処理等の駆動信号生成手段905によりレーザードライバ907の駆動信号を生成し、レーザードライバ907を駆動する。2値化する方法としては、パターンディザ法、誤差拡散法、ハーフトーンスクリーン法等がある。
【0068】
また、例えば 600dpi 画像の場合の、副走査方向3〜8ドット幅の横細線等の特定なパターンは、エッジ部のみ画像データを保持し、非エッジ部の画像データは主走査方向で例えば1ドット2スペース(1d2s)の間隔で画像を間引くなどの処理を行う。
【0069】
上記のような構成、画像処理方法(間引き)を用いて、トナー消費量(トナーが消費されるまでに画像形成される記録紙の枚数)の検討を行った。
【0070】
参考例1 条件:環境 23℃、60%R.H.
【0071】
比較例として、上述した実施例1における画像処理を行わない場合でのトナー消費量の検討も行った。
【0072】
測定結果を表1に示す。
【0073】
【表1】
【0074】
表1より画像先端部(現像スリーブの1周分長さである16πmmの長さを有する画像領域)だけ上記のような画像処理(間引き)を行った場合、1枚あたりのトナー消費量は減り、寿命としては500枚弱増加した。すなわち、画像先端部のみ画像処理を行い間引いたために、1枚あたりのトナー消費量を減らすことができた。
【0075】
参考例2 次に8K(8000枚)まで耐久テストを行ったときの初期、5K(5000枚)、8K(8000枚)のときの4d幅(4ドット幅)のライン幅(横線幅)、1d2sの横線ハーフトーン濃度を測定した。
【0076】
測定方法は、画像先端20mmと画像先端100mmでのライン幅と反射濃度を測定した。濃度測定にはマクベス反射濃度計(マクベス社製)を用いた。
【0077】
比較例として、上述した実施例2における画像処理を行わなかった場合の検討も行った。
【0078】
測定結果を表2に示す。
【0079】
【表2】
【0080】
上記表2に示す参考例2より、ライン幅、ハーフトーン濃度ともに画像処理を行った場合は、先端20mm、先端100mmとの差はほとんど見受けられなかった。これは画像先端部で前記のような画像処理を行った結果、画像先端16πmm部(現像スリーブ1周分)での過剰現像がなくなり、結果的に1ページ内で均一のライン幅、画像濃度が得られた。
【0081】
しかしながら、比較例では、画像先端部で画像処理を行わないために、画像先端部では過剰に現像され、結果的に画像先端部ではライン幅は太り、ハーフトーン濃度は濃くなってしまった。
【0082】
つまり上記のように、先端現像部における現像スリーブ1周分だけ、画像処理による間引き(以下、単に画像処理、又は画像処理間引きという)を行えば、トナー消費量を減らすことができ、また、画像頁内でのライン幅、濃度を一様にすることが可能になる。
【0083】
本実施の形態において、現像スリーブをφ16mmとしたが当然これに限定されるものではない。また上記画像処理間引きの方法は同様の効果が得られればこれに限定されるものではない。
【0084】
更にはプロセススピードも当然上記実施例に限定されるものではない。
【0085】
[第一の実施の形態]
図4は本発明の第一の実施の形態を示す。
【0086】
第一の実施の形態においての現像装置は第一の参考形態と同じものであるため説明は省略する。
【0087】
また画像処理方法も画像処理装置以外は同等であるため説明を省略する。
【0088】
本実施の形態において特徴的なことは、画像(1ページの画像)内で定着フィルムバイアスがかからない部分で画像処理を行うことである。
【0089】
本発明に係る定着装置の詳細な説明をする。
【0090】
図4に本発明の定着装置1000の実施形態の1例を示した。
【0091】
102はヒータであり、セラミック基板上に導電ペーストが印刷されている。導電ペースト部には不図示の電源により給電され発熱し、ヒータ102が所望の温度になるように制御されている。103は定着フィルムであり、3層構造になっている。もっとも内側の層はベース層であり、定着フィルム103のねじれ強度、平滑性などの機械的特性を担う層であり、ポリイミドなどの樹脂でできている。次の層は導電プライマ層であり、カーボンブラックなどの導電性粒子が分散された導電層であり、第三層(最外層)とベース層の接合を行う接着剤の役目も担っている。最も外側の層がトップ層であり、さまざまな画像不良を引き起こさないよう最適な抵抗値と膜厚になるように設計されている。
【0092】
101はヒータホルダであり、ヒータ102を支持し、かつ定着フィルム103の円滑な回転を促す案内部材としての役割も持つ。
【0093】
104は加圧ローラであり、アルミ、鋳鉄などで作られる芯金をシリコーンゴムなど耐熱性がある絶縁の弾性体で覆っている。加圧ローラ104の表層はトナーとの離型性があるフッ素樹脂などがコートされている。
【0094】
51は接地電極であり、アルミ基板に導電性の繊維を植毛処理し、導電性繊維の先端は記録材Pと摺擦するよう配置されている。アルミ基板は電気的に接地されている。定着フィルム103は高圧電源によりトナーの帯電電荷と同極性に給電されている。
【0095】
本実施の形態では、トナーは負の帯電極性を示すことから、定着フィルム103に印加される電圧も負であり、−600Vである。定着フィルム103に印加されたバイアスにより、電流は定着フィルム103から記録材Pを伝わり接地電極51を介してアースに流れる。本実施の形態において、接地電極51の設置位置は定着フィルム103と加圧ローラ104のニップから40mm搬送方向下流側とする。
【0096】
次に、図5に定着ニップ部で発生する尾びきと呼ばれるトナー飛び散り現象を示す。103は定着フィルム、104は加圧ローラで、定着フィルム103と加圧ローラ104との当接部の定着ニップは加熱体により200℃弱の温度に達しており、通紙中は記録材の含有水分が常に蒸発して、その蒸気61が発生している。蒸気61の圧力により、定着ニップから搬送方向上流側の記録材P上のトナー像Tの一部が吹き飛ばされる。吹き飛ばされたトナーは搬送方向上流側に0.1〜1mmずれ、画像が尾を引いているように見えることから尾びきと呼ばれるひげ状の画像不良を引き起こす。
【0097】
図6は図4に示した定着装置の電気的な等価回路の一例を示す。
【0098】
24は定着フィルムの導電プライマ層であり、高圧電源により負の電圧Vが印加されている。Rfpは前記高圧電源の出力端から定着フィルムのプライマ層24の定着ニップ部近傍までの抵抗を表している。この抵抗には定着フィルムの給電接点の接触抵抗、プライマ層24の抵抗等が含まれている。
【0099】
25は定着フィルムのトップ層であり、1×10 8 〜1×10 13 Ωcm程度の比較的高抵抗で離型性の良いフッ素樹脂が分散された厚さ10μm程度のコート層である。抵抗Rftの値はトップ層25の材質と膜の均一性、つまりピンホールリークの密度によって影響を受け、数kΩ〜数百MΩまで変化する。
【0100】
27は加圧ローラである。定着ニップ部の近傍では紙などの記録材Pが加熱され蒸気が常に発生している。定着ニップが蒸気源とみなせ、定着ニップ近傍の記録材の領域Pdは水蒸気により著しく抵抗が下がり、等価回路上直列に挿入される他の抵抗に較べて無視できるほど小さくなる。
【0101】
この領域Pdでは、等価的に等電位とみなすことができる。紙の体積抵抗は定着ニップから離れるに従って増加し、距離に対しての記録材の抵抗値の変化の割合は定着ニップから記録材搬送方向上流側と下流側では蒸気量と記録材の温度の違いから大きく違い、下流側のほうが抵抗値が低い。定着ニップから若干離れると記録材の抵抗は無視できなくなり、定着ニップ近傍から接地電極41までの記録材Pの抵抗をRpで示す。
【0102】
接地電極41は、記録材Pのトナー像が載っている面の裏面に当接するように配置されている。接地電極41の記録材Pとの接点から接地までの抵抗をRgとして表している。
【0103】
本実施の形態において、前記高圧電源の電圧(V)は600Vであり、定着フィルムに印加される電圧は−600Vである。定着フィルムに電圧が印加され、定着フィルムのプライマ層24からトップ層25、記録材P、接地電極41を介して電流が流れるとそれぞれの抵抗の両端に電圧降下による電圧が生じる。抵抗Rftの両端に生じる電圧をVftとすると、導電プライマ層24と記録材Pの等電位部Pdとの間に電界Eftが図の向きに生じる。
【0104】
本実施の形態において、トナーは負の帯電極性を持っているので、生じる電界により、トナーに拘束力Ftが生じる。この拘束力によりトナーTが記録材に押しつけられ、尾引き、オフセットなど、定着不良を防止する。
【0105】
この拘束力を大きくするためには、
▲1▼:高圧電源の電圧(V)の絶対値を大きくする。
【0106】
▲2▼:抵抗Rftの相対値を大きくする。
の2通りの方法がある。
【0107】
上記「丸1」の電圧Vを大きくすると効果がより大きくなっていくが、定着フィルムのトップ層25にかかる電界が大きくなり、絶縁破壊による劣化が進む。劣化を考慮すると定着フィルムにかかる電界は1×10 8 V/m以下が好ましい。本構成では−200Vから効果が出始め、−3000Vでフィルムの劣化が顕著になったことから印加電圧は−200Vから−3000Vの範囲内が好ましい。本実施の形態においては印加電圧を−600Vとした。
【0108】
本実施の形態において、画像先端部(一頁内の画像のうち先端から40mmまでの画像領域)では記録材に電流が流れないため、画像先端部ではトナーTに対して拘束力がなく尾引きが発生してしまう。そこで、本実施の形態では、画像先端部は画像処理によって間引き、画像内で水蒸気の逃げ場を作ることにより尾引きの発生を抑えるのである。
【0109】
また、画像処理によってトナーTが間引かれるので、画像先端部で発生するオフセットや加圧ローラ汚れが抑制される。
【0110】
実施例1 以上のような構成を用いて以下の実験を行った。
【0111】
条件:環境23℃ 60%R.H. 記録紙 含水分量7%
10ppm機(プロセススピード65mm/s)
画像パターンは4d27s横線であり、画像先端部(画像先端における40mmの領域)までは横線の非エッジ部は主走査方向で1d3sの間隔の間引き処理を行った。
【0112】
比較例として、画像先端部の画像処理間引きを行わない場合についても検討を行った。
【0113】
この結果を表3に示す。
【0114】
【表3】
【0115】
表3は100000枚まで耐久した結果である。
【0116】
表3中の尾引き、フィルムオフセット、加圧ローラ汚れは、○、△、×の3段階に分けて評価を行った。○は全く発生せずOKレベル、△は若干発生するが実用上問題ないレベル、×はNGレベルである。
【0117】
まず尾引きに関しては、画像先端40mm以降は、実施例1にしても比較例にしてもOKレベルである。これは先端40mm以降は記録材に電流が流れるために、トナーTは電界によって電気的な力を受けて記録材上で拘束されるため尾引きが発生しない。
【0118】
画像先端40mmに関しては、実施例1に関しては○でありOKレベルである。これは先端40mmでは記録材が接地位置に届いていないため、トナーTには電気的な拘束力がないのであるが、前記のように4dライン(4ドットのライン幅)の非エッジ部で画像処理間引きが行われるため、スペースが生まれその部分から水蒸気が逃げることができ、結果的に尾引きが発生しづらい。
【0119】
しかしながら、比較例に関しては×でNGレベルである。これは前述のとおり、画像先端部(40mm)では記録材が接地位置に届いていないため、トナーTには電気的な拘束力がない。また比較例の場合は画像処理間引きが行われていないために、トナーTが載っている画像部では水蒸気の逃げ場がなくなり、結果的に尾引きが発生してしまうのである。
【0120】
次に、フィルムオフセットに関しては、実施例1ではOKレベルである。これは画像先端40mmでは記録材に電流が流れないためにこの間のトナーTに対する記録材上での拘束力はないのであるが、画像処理間引きを行っているために記録材上のトナー量は少ない。結果的にフィルムをオフセットしてしまうトナーの量もかなり少なくなるためオフセット現象として現れにくかった。
【0121】
比較例では若干発生するが実用上問題ないレベルである。これも前述のとおり画像先端部ではトナーに対して電気的な拘束力がないのであるが、画像処理間引きを行っていないために記録材上のトナーの量が多い。よって若干のオフセット現象が発生してしまう。
【0122】
加圧ローラ汚れに関してもオフセット現象と同様の結果になった。加圧ローラ汚れは定着フィルム上にオフセットしたトナーが加圧ローラに転移して堆積するものだからである。
【0123】
つまり、定着装置にバイアスを印加し記録材の接地位置が定着ニップから離れている場合、その離れている長さ分だけ画像処理間引きをすることにより、電流が流れない部分での尾引き、オフセット、加圧ローラ汚れを防止することが可能になった。
【0124】
尚、本実施の形態において、記録材の接地位置(接地電極41との当接位置)を定着ニップ部から40mmとしたが、当然この長さに限定されるものではない。
【0125】
また画像処理の方法についても同様、上記実施例に限定されるものではない。更にはプロセススピードも当然上記実施例に限定されるものではない。
【0126】
[第二の参考形態]以下に本発明の第二の参考形態を示す。
【0127】
本実施の形態においては第一の参考形態の現像装置、第一の実施の形態の定着装置を含む画像形成装置であるため現像装置、定着装置の説明は省略する。また画像処理方法に関してもほぼ同等であるため説明を省略する。
【0128】
本実施の形態の特徴とするところは、一頁の画像内で画像処理間引きをする範囲を、上記画像の先端から現像スリーブ1周分の長さと、定着ニップから記録材の接地位置までの長さとを比較して、長い方の長さを有する画像先端部に対して画像処理を行うことにある。
【0129】
本実施の形態においては、現像スリーブ1周分が16πmm、定着ニップから記録材の接地位置までの距離が40mmであるため、現像スリーブ1周長さ(16πmm)の画像先端部で画像処理間引きを行った。
【0130】
この構成、画像処理間引き方法で第一の参考形態、第一の実施の形態と同様の実験を行ったが、同様の効果が得られた。
【0131】
つまり上記のような構成を用いれば、トナー消費量を減らすことができ、頁内で画像濃度、ライン幅を同等にすることが可能になり、且つ尾引き、フィルムオフセット、加圧ローラ汚れを防止することが可能になる。
【0132】
尚、本実施の形態において現像スリーブの径をφ16、定着ニップから記録材の接地位置までの距離を40mmとしたが、同様の効果が得られればこれに限定されるものではない。また画像処理間引き方法も同様の効果が得られればこれに限定されない。更にはプロセススピードも当然上記に限定されるものではない。
【0133】
[第三の参考形態]以下に本発明の第三の参考形態を説明する。
【0134】
本実施の形態の特徴とするところは、第二の参考形態で説明した定着フィルムが定着ローラになっていることであり、それ以外の定着装置等の説明は省略する。
【0135】
本実施の形態において、第二の参考形態のプロセススピードの倍である130mm/sのスピードで検討を行ったが同様の効果が得られた。
【0136】
つまり上記のような構成を用いれば、プロセススピードが上がってもトナー消費量を減らすことができ、頁内で画像濃度、ライン幅を同等にすることが可能になり、且つ尾引き、フィルムオフセット、加圧ローラ汚れを防止することが可能になる。
【0137】
尚、本実施の形態において現像スリーブの径をφ16、定着ニップから記録材の接地位置までの距離を40mmとしたが、同様の効果が得られればこれに限定されるものではない。また画像処理間引き方法も同様の効果が得られればこれに限定されない。更にはプロセススビードも当然上記に限定されるものではない。
【0138】
【発明の効果】
以上説明したように、本出願に係る発明によれば、以下の効果を得ることができる。
【0140】
本発明によれば、尾引き、オフセット現像による画像不良、加圧ローラ汚れを防止でき高品位な画像形成が可能になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態の画像形成装置のブロック構成図。
【図2】本発明の第一の実施の形態の画像形成装置の概略構成図。
【図3】本発明の第一の実施の形態の画像処理回路のブロック図。
【図4】本発明の第二の実施の形態の定着装置の概略構成図。
【図5】本発明の第二の実施の形態の現像を説明する図。
【図6】本発明の第二の実施の形態の定着装置を等価回路とみなした図。
【図7】従来の画像形成装置を説明する図。
【符号の説明】
1…感光体
2…帯電ローラ
3…現像容器
4…レーザースキャナ
6…ミラー
7…現像装置
8…トナー
9…ドクターブレード
10…現像スリーブ
11…マグネットローラ
12…電源
13…転写ローラ
14…クリーニング装置
18…トナー吹き出し防止シート
20…板金
41…定着入口ガイド
51…排紙ガイド
100…記録材積載カセット
103…定着フィルム
104…加圧ローラ
105…接地電極
106…導電性加圧ローラ
900…CPU
200…ROM
300…RAM
400…ビットマップメモリ
500…インターフェース
600…操作パネル
700…画像処理回路
800…プリンタエンジン
1000…定着装置
P…記録材
T…トナー粒子
Claims (1)
- 入力画像情報に応じた潜像が形成されるとともに、現像装置により潜像を現像されて現像剤像が形成される像担持体と、
該像担持体上の現像剤像が転写された記録材をニップ部において加熱及び加圧して前記現像剤像を前記記録材に定着させる定着装置と、
前記定着装置にバイアス電圧を印加するバイアス印加手段と、
前記ニップ部の前記記録材搬送方向に対し下流側に設けられ、前記記録材に当接し、前記バイアス電圧の印加に伴う電流が前記記録材を介して流れるように接地された接地電極と、現像剤を付着させるべき領域の一部にスペースを形成することにより、前記記録材上における現像剤の量が少なくなるように、前記入力画像情報を間引く間引き処理を行なう間引き手段と、を有する画像形成装置において、
前記間引き手段は、前記入力画像情報のうち、前記記録材の搬送方向の先端から所定の距離までに対応する入力画像情報に対して前記間引き処理を行い、それ以外の入力画像情報に対しては前記間引き処理を行なわず、
前記所定の距離は、前記記録材の搬送方向における前記ニップ部から前記記録材が前記接地電極に当接する位置までの距離であることを特徴とする画像形成装置。
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