JP4233518B2 - 鍋蓋受け具 - Google Patents

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Description

この発明は鍋蓋受け具に関し、特に鍋が大型で鍋蓋が大きい場合にも鍋の背後に大きなスペースを必要とせずに鍋蓋を載せておくことができ、しかも鍋蓋の汁によって鍋の周囲が汚れず、さらには鍋蓋を閉じるときにも鍋蓋を簡単に取り扱うことのできるようにした受け具に関する。
例えば、鍋で煮炊きする場合、鍋の口を鍋蓋を閉じて熱効率を高めておくのがよいが、十分に加熱された後は吹きこぼれを避けるために鍋蓋を開けておくことがある。また、煮炊きが済んだ後、冷めるまで鍋蓋を開けておくこともある。かかる場合、鍋蓋を鍋の近くの適当な箇所に載せておくと、調理の邪魔になるばかりでなく、鍋蓋から汁が滴って鍋蓋の周囲を汚してしまう。
これに対し、鍋の外側に蓋受け具を取付け、受け具に鍋蓋を横向きに載せあるいは縦向きに載せておくことが提案されている(特許文献1、特許文献2)。
特開平07−313372号公報 実開昭59−171642号公報
しかし、特許文献1記載の蓋受け具では鍋蓋を横向きに載せるようにしているので、鍋の背後に大きなスペースを必要とし、特に大型の鍋の場合には鍋蓋も大きくなるので、狭い調理場において大きな蓋受け具のスペースを確保するのは実際には困難である。また、摘まみを上にして蓋受け具に鍋蓋を載せると、鍋蓋が蓋受け具上を滑るおそれがあるばかりでなく、鍋蓋から汁が下方に滴って汚れてしまう一方、摘まみを下にして蓋受け具に鍋蓋を載せると、汁の滴りは少ないものの、鍋蓋を閉じるときに摘まみが鍋蓋の下側に隠れてしまい、鍋蓋を取り扱い難い。
他方、特許文献2記載の鍋受け具では受け皿に縦向きに載せているので、必要なスペースが特許文献1記載の蓋受け具に比して小さいものの、鍋が大型で鍋蓋も大きい場合には鍋の背後に蓋受け具のスペースを確保するのが難しいことがあり、又鍋蓋の汁が受け皿に滴るので、衛生上、受け皿を頻繁に洗浄する必要があって煩わしい。
本発明はかかる問題点に鑑み、鍋が大型で鍋蓋が大きい場合にも鍋の背後に大きなスペースを必要とせずに鍋蓋を載せておくことができ、しかも鍋蓋の汁によって鍋の周囲が汚れず、さらには鍋蓋を閉じるときにも鍋蓋を簡単に取り扱うことのできるようにした鍋蓋受け具を提供することを課題とする。
本件発明者は上述の課題を解決すべく鋭意研究を重ねたところ、鍋内側で鍋上方の空間を利用して鍋蓋を縦置きにすればよいことに着目し、本発明を完成するに至った。
そこで、本発明に係る鍋蓋受け具は、鍋蓋を鍋内側にて縦向きに載せておくことのできるようにした鍋蓋受け具であって、鍋の外面に当接される基部と、該基部から延び、鍋の上端縁を越える部分を有し、鍋の少なくとも内面に当接される脚部と、上記基部と脚部とによって鍋の内側空間に保持され、鍋蓋が縦向きに載せられる蓋載せ部と、を備えたことを特徴とする。
本発明の特徴の1つは基部と脚部とによって鍋の壁面を挟み、脚部前方の蓋載せ部に鍋蓋を鍋内側において縦向きに載せておくようにした点にある。
これにより、大型の鍋で鍋蓋が大きい場合にも鍋内側で鍋上方の空間に鍋蓋を置くことができ、鍋の周囲に大きなスペースを必要とせず、調理場が狭い場合であっても鍋蓋が邪魔になることはない。
また、鍋蓋を縦向きに載せているので、鍋蓋が滑ることもなく、又鍋を閉じる場合にも鍋蓋を簡単に取り扱うことができる。
さらに、鍋蓋から汁が滴っても鍋内であるので、鍋の周囲を汁で汚すことはなく、衛生上も好ましい。
鍋蓋受け具は金属材料や合成樹脂材料を用い、板を立体的に構成した形状に製作してもよいが、その場合には鍋蓋の汁が上手く下方に滴るように多数の穴を形成しておくのが好ましい。また、製造コストを考慮すると、立体的な板状ではなく、下記の実施形態に示されるように骨組み形状に製作するのがよい。例えば、ばね性を有する線材を曲成することによって製作されることができる。
脚部は鍋の上端縁を越える部分を有し、少なくとも鍋の内面と当接される形状であればよく、例えば下記の実施形態に示されるような鍋の内面のみに当たる形状とすることもでき、又脚部で鍋の壁面を挟み込む、つまり鍋の外面及び内面に当たる形状とすることもできる。
また、立体的な板状の場合には広い当たり面積及び保持する面積を確保できるので、脚部及び蓋載せ部は1つでもよいが、骨組み形状の場合には縦向きの鍋蓋を安定に載せておく上で、複数の脚部、1又は複数の蓋載せ部とするのがよい。
鍋蓋が大きい場合、鍋蓋受け具に加わる負荷が大きく、鍋蓋受け具が変形してしまうおそれがある。そこで、脚部と蓋載せ部との間に鍋蓋の荷重を受けて弾性変形する荷重受け部をさらに設け、過大な荷重を荷重受け部で緩和するのがよい。
鍋蓋受け具を骨組み形状に製作する場合、具体的には下記のように構成するのがよい。即ち、基部は弧状となし、複数の脚部は弧状基部の一端から連続しかつ相互に間隔を次第に広げるように鍋内に向けて延び、この複数の脚部は鍋の上端縁を越える乗り越え部分とこの乗り越え部分から鍋の内面に沿って下方に延びて鍋内面に当接される当たり部分とを有し、荷重受け部は上記脚部の下端から連続し、鍋の内面に沿って上方に延びる部分を有し、蓋載せ部は荷重受け部の先端から連続しかつ相互の間隔を次第に狭めるように鍋の中心に向けて延び、鍋蓋が縦向きに載せられる曲成部分を有しているように構成するのが好ましい。
以下、本発明を図面に示す具体例に基づいて詳細に説明する。図1ないし図6は本発明に係る鍋蓋受け具の好ましい実施形態を示す。本例の鍋蓋受け具10は例えばばね鋼線を用いて骨組み形状に製作され、鍋30の外面に当接される円弧状の基部11を有し、この円弧状基部11から左右の脚部12が相互の間隔を次第に広げるように二股状に延びている。
この脚部12は鍋30の上端縁を乗り越える弧状の乗り越え部分12Aと、乗り越え部分12Aから鍋30の内面に沿って下方に延びて鍋30の内面に当接する当たり部分12Bとから構成されている。
また、左右の脚部12の下端には荷重受け部13が各々連続されている。この荷重受け部13は脚部12の下端から脚部12の乗り越え部分12Aの高さ程度まで上方に延び、さらにその半分の高さまで下方に折り返された形状となっている。
この荷重受け部13の先端には蓋載せ部14が連続され、左右の蓋載せ部14は相互の間隔を次第に狭くするように鍋30の内方に向けて延設されている。この左右の蓋載せ部14は各々荷重受け部13の高さまで上方に曲成した後、荷重受け部13の先端と同じ高さまで下方に折り返し、さらに前方に延設し、再び荷重受け部13の高さまで上方に曲成し、左右の蓋載せ部14の先端を一体的に連続させた形状となっており、上方に立ち上がった部分の間が鍋蓋31を縦向きに載せるための曲成部分14Aとなっている。
また、鍋蓋受け具10を鍋30にセットした時に、脚部12、荷重受け部13及び蓋載せ部14の高さが鍋30の上端縁よりも上方に突出しない高さに設定されている。
本例の鍋蓋受け具10を用いる場合、図3及び図4に示されるように、脚部12の乗り越え部分12Aが鍋30の上端縁を乗り越えるように基部11と脚部12の乗り越え部分12Aとの間に鍋30の壁面を挟み込む。
鍋30で煮炊きを行う場合には鍋蓋31の上端開口に鍋30を載せればよく、鍋蓋受け具10の高さが鍋30の上端縁の高さ以下となっているので、鍋30を鍋蓋31でほぼ閉じることができる。なお、鍋蓋31で鍋30をピッタリと閉じる必要がある場合には鍋蓋31を開けた時に鍋蓋受け具10を鍋30にセットし、鍋蓋31を縦向きに載せるようにすればよい。
煮炊き中の鍋30の鍋蓋31を開けた場合、鍋蓋31を鍋蓋受け具10の蓋載せ部14の曲成部分14Aに縦向きに載せる。すると、図6に示されるように、鍋蓋31の荷重は蓋載せ部14から荷重受け部13に伝わり、荷重受け部13が弾性変形することにより鍋蓋31の荷重を緩和して脚部12及び基部11に伝えるので、鍋蓋31は図5に示されるように鍋30の内側空間に確実に保持される。
その結果、鍋蓋31が大きい場合にも鍋30の内側空間に鍋蓋31を縦向きに置くことができるので、鍋30の周囲に鍋蓋31を置くための大きなスペースを必要とせず、狭い調理場であっても鍋蓋31が邪魔になることはない。
また、鍋蓋31を縦向きに載せているので、鍋蓋31が安定して滑ることはなく、又鍋30を閉じる場合にも鍋蓋31を簡単に取り扱うことができる。
さらに、鍋蓋31から汁が滴っても鍋30内に滴るので、鍋30の周囲を汁で汚すことはなく、衛生的である。
なお、上記実施形態では左右2つの脚部12を設けるようにしたが、この脚部12、従って荷重受け部13及び蓋載せ部12は3つ以上設けるようにしてもよい。また、荷重受け部13を脚部12の乗り越え部分12Aの高さまで上方に延設するようにしたが、その半分又はそれ以下の高さまでとしてもよい。さらに、鍋蓋受け具10の強度が十分に確保できる場合、あるいは鍋蓋31が比較的軽量である場合等には荷重受け部13は必ずしも設ける必要はない。
また、鍋蓋受け具10をばね鋼線を用いて製作するようにしたが、耐熱性のプラスチック材料で骨組み形状に製作してもよい。さらに、鍋蓋受け具10は骨組み形状ではなく、金属材料又はプラスチック材料を用い、板を上記実施形態の外形状に似せた立体形状に加工するようにしてもよく、この場合には鍋蓋31の汁が鍋30内に効率よく滴るようにパンチング加工しておくのが好ましい。
本発明に係る鍋蓋受け具の好ましい実施形態を示す概略斜視図である。 上記実施形態が適用される鍋及び鍋蓋を示す概略斜視図である。 上記実施形態を鍋にセットした状態を示す概略斜視図である。 図3の要部拡大図である。 上記実施形態において鍋蓋を縦向きに載せた状態を示す図である。 上記実施形態の荷重緩和の作用を説明するための図である。
符号の説明
10 鍋蓋受け具
11 基部
12 脚部
12A 乗り越え部分
12B 当たり部分
13 荷重受け部
14 蓋載せ部
14A 曲成部分
30 鍋
31 鍋蓋

Claims (4)

  1. 鍋蓋を鍋内側にて縦向きに載せておくことのできるようにした鍋蓋受け具であって、
    鍋の外面に当接される基部と、
    該基部から延び、鍋の上端縁を越える部分を有し、鍋の少なくとも内面に当接される脚部と、
    上記基部と脚部とによって鍋の内側空間に保持され、鍋蓋が縦向きに載せられる蓋載せ部と、を備え、
    上記基部が弧状をなし、
    複数の上記脚部が上記弧状基部の一端から連続しかつ相互に間隔を次第に広げるように鍋内に向けて延び、該複数の各脚部は鍋の上端縁を越える乗り越え部分と該乗り越え部分から鍋の内面に沿って下方に延びて鍋内面に当接される当たり部分とを有し、
    上記荷重受け部は上記脚部の下端から連続し、鍋の内面に沿って上方に延びる部分を有し、
    上記蓋載せ部は上記荷重受け部の先端から連続しかつ相互の間隔を次第に狭めるように鍋の中心に向けて延び、鍋蓋が縦向きに載せられる曲成部分を有していることを特徴とする鍋蓋受け具。
  2. 上記基部、脚部及び蓋載せ部は、骨組み形状に構成されている請求項1記載の鍋蓋受け具。
  3. 上記脚部と蓋載せ部との間に設けられ、鍋蓋の荷重を受けて弾性変形する荷重受け部をさらに備えた請求項1又は2記載の鍋蓋受け具。
  4. ばね性を有する線材を曲成することによって製作されている請求項1ないし3のいずれかに記載の鍋蓋受け具。
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