JP4232704B2 - 画像読取送信装置、及び、画像読取送信方法 - Google Patents

画像読取送信装置、及び、画像読取送信方法 Download PDF

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Description

本発明は、画像を読み取りメールに添付して外部装置に送信する機能を有する画像読取送信装置に関し、特に、送信時における利用者の利便性を向上するための技術に関する。
紙上に記載された画像を読み取ってメールと共に外部装置に送信する場合には、まず画像読取装置において画像を読み取って画像データを生成してPCへ転送し、PCにおいて送信先ごとにメールを作成して、転送された画像データをそれぞれ添付して送信する方法が一般的である。
また、定型フォーム原稿の通信コストを低減する為に、予め記憶しておいた枠取り等の定型フォームを受信画像に合成するファクシミリ装置が特開平6−125450号公報に開示されている。
また、受信側における利便性の向上の為に、送信者名、サブジェクト名、画像ファイルの読取条件等を、画像ファイルとともに送信する画像処理装置が特開2002−27189号公報に開示されている。
特開平6−125450号公報 特開2002−27189号公報
上記のような方法では、毎回、送信作業者は、画像の読み取り作業とともに、送信先のアドレスを検索して送信先ごとにメールを作成する作業を行わねばならず、作業が繁雑であり、利便性の向上が望まれる。
本発明は、送信時における利用者の利便性を向上させた画像読取送信装置、及び画像読取送信方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る画像読取送信装置は、画像を読み取ってメールとして外部装置に送信する機能を有する画像読取送信装置であって、検索対象とメール作成に係る項目とを対応付けた組を複数記憶している記憶手段と、文字又は記号の記載を含む画像を読み取って画像データを得る読取手段と、読取手段により得られた画像データを文字認識又はパターン認識して検索対象を検索する検索手段と、検索手段により検索された検索対象に対応付けて記憶されているメール作成に係る項目を含めてメールを作成するメール作成手段と、メール作成手段により作成されたメールを送信する送信手段とを備えることを特徴とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る画像読取送信方法は、画像を読み取ってメールとして外部装置に送信する機能を有する画像読取送信装置における画像読取送信方法であって、前記画像読取送信装置は、検索対象とメール作成に係る項目とを対応付けた組を複数記憶している記憶手段を備え、文字又は記号の記載を含む画像を読み取って画像データを得る読取ステップと、読取ステップにより得られた画像データを文字認識又はパターン認識して検索対象を検索する検索ステップと、検索ステップにより検索された検索対象に対応付けて記憶されているメール作成に係る項目を含めてメールを作成するメール作成ステップと、メール作成ステップにより作成されたメールを送信する送信ステップとを含むことを特徴とする。
課題を解決するための手段に記載した構成により、画像の記載内容に応じた項目をメールに含ませることができ、送信先ごとにメールを作成する作業を軽減することができる。
従って、送信時における利用者の利便性を向上させることができる。
ここで、画像読取送信装置において、前記記憶手段は前記検索対象の文字である書類種別名と前記メール作成に係る項目である書類種別ごとの定型文とを対応付けた組を複数記憶しており、前記読取手段は書類種別名の記載を含む画像を読み取り、前記検索手段は記憶手段に記憶された書類種別名のうち読み取られた画像に含まれる書類種別名の記載と一致する書類種別名を検索し、前記メール作成手段は、検索手段により検索された書類種別名に対応付けて記憶されている定型文をメールの本文とすることを特徴とすることもできる。
これにより、画像に記載された書類種別名に応じて、メールの本文を作成することができるので、メールを作成する作業を軽減することができる。
ここで、画像読取送信装置において、前記記憶手段は前記検索対象の文字である送信先名と前記メール作成に係る項目であるメールアドレスとを対応付けた組を複数記憶しており、前記読取手段は、送信先名の記載を含む画像を読み取り、前記検索手段は記憶手段に記憶された送信先名のうち読み取られた画像に含まれる送信先名の記載と一致する送信先名を検索し、前記メール作成手段は、検索手段により検索された送信先名に対応付けて記憶されているメールアドレスを送信先アドレスとして設定する送信先設定手段と、読取手段により得られた画像データを添付ファイルとして添付する添付手段とを含むことを特徴とすることもできる。
これにより、画像に記載された送信先名に応じて、送信先アドレスを設定することができるので、メールを作成する作業を軽減することができる。
ここで、画像読取送信装置において、前記記憶手段は、さらに、送信先名ごとに対応付けて前記添付ファイルの取り扱いに関するコメントを記憶しており、前記メール作成手段は、さらに、検索手段により検索された送信先名ごとに対応付けて記憶されているコメントを対応するメールの本文に含ませるコメント挿入手段を含むことを特徴とすることもできる。
これにより、送信先別のコメントを自動作成することができるので、さらに、メールを作成する作業を軽減することができる。
ここで、画像読取送信装置において、前記検索手段は、さらに、読み取られた画像に含まれる送信先名の記載のうち前記記憶手段に記憶されている複数の送信先名のいずれとも一致しない送信先名を検索し、前記メール作成手段は、さらに、検索手段により検索されたいずれとも一致しない送信先名の記載に対応するメールアドレスの入力を利用者に対して催促して受け付けるメールアドレス受付手段を含み、前記送信先設定手段は、さらに、メールアドレス受付手段により受け付けられたメールアドレスを送信先アドレスとして設定することを特徴とすることもできる。
これにより、未登録者のメールアドレスの入力を催促して受け付けることができるので、送信先の漏れが生じにくい。
ここで、画像読取送信装置において、前記記憶手段は前記検索対象の文字である書類種別名と前記メール作成に係る項目である1つ以上のメールアドレスからなるグループとを対応付けた組を、複数記憶しており、前記読取手段は書類種別名の記載を含む画像を読み取り、前記検索手段は、記憶手段に記憶された書類種別名のうち、読み取られた画像に含まれる書類種別名の記載と一致する書類種別名を検索し、前記メール作成手段は、検索手段により検索された書類種別名に対応付けて記憶されている1つ以上のメールアドレスのそれぞれを送信先アドレスとして設定する送信先設定手段と、読取手段により得られた画像データを添付ファイルとして添付する添付手段とを含むことを特徴とすることもできる。
これにより、書類種別名別に、送信先グループを自動的に決定することができるので、メールを作成する作業を軽減することができる。
ここで、画像読取送信装置において、前記記憶手段は、さらに、メールアドレスごとに対応付けて前記添付ファイルの取り扱いに関するコメントを記憶しており、前記メール作成手段は、さらに、検索手段により検索されたメールアドレスごとに対応付けて記憶されているコメントをメールの本文に含ませるコメント挿入手段を含むことを特徴とすることもできる。
これにより、送信先別のコメントを自動作成することができるので、さらに、メールを作成する作業を軽減することができる。
ここで、画像読取送信装置において、 前記記憶手段は前記検索対象の記号と前記メール作成に係る項目である書類種別名とを対応付けた組を複数記憶しており、前記読取手段は記号の記載を含む画像を読み取り、前記検索手段は記憶手段に記憶された検索対象の記号のうち読み取られた画像に含まれる記号の記載と一致する記号を検索し、前記メール作成手段は、検索手段により検索された記号に対応付けて記憶されている書類種別名を含めてメールを作成することを特徴とすることもできる。
これにより、記号を認識するので、認識処理が軽く、かつ誤認識が生じにくい。
ここで、画像読取送信装置において、 前記記憶手段は1つ以上の空欄を備えたフォーム文を記憶し前記検索対象の抽出範囲と当該フォーム文の空欄とを対応付けた組を空欄の数だけ記憶しており、前記メール作成手段は、前記読取手段により得られた画像データ中の前記抽出範囲ごとの記載を前記フォーム文の対応する空欄にそれぞれはめ込んでメールの本文を作成することを特徴とすることもできる。
これにより、フォーム文の空欄へ抽出範囲内の記載内容をはめ込んで、メールの本文を自動的に作成することができるので、読み取った画像に応じたメールを作成することができるとともに、作業を軽減することができる。
ここで、画像読取送信装置において、当該画像読取送信装置は、さらに、前記抽出範囲の設定及び変更を利用者から受け付ける範囲設定手段を備えることを特徴とすることもできる。
これにより、利用者が抽出範囲の設定を行うことができるので、記載内容をより適切に反映したメールを作成することができる。
ここで、画像読取送信装置において、前記記憶手段は前記検索対象の文字と前記メール作成に係る項目である空欄を備えたフォーム文とを対応付けた組を複数記憶しており、前記読取手段は文字を含む画像を読み取り、前記検索手段は、記憶手段に記憶された検索対象の文字のうち読み取られた画像に含まれる文字の記載と一致する文字を検索し、前記メール作成手段は、前記フォーム文の空欄に検索手段により検索された文字をはめ込んでメールの本文を作成する本文作成手段を含むことを特徴とすることもできる。
これにより、フォーム文の空欄へ検索対象と一致する文字をはめ込んで、メールの本文を自動的に作成することができるので、読み取った画像に応じたメールを作成することができるとともに、作業を軽減することができる。
ここで、画像読取送信装置において、前記記憶手段は前記検索対象の文字である記載項目名と前記メール作成に係る項目であるフォーム文の空欄とを対応付けた組を複数記憶しており、前記読取手段は記載項目名と記載項目名ごとの記載内容を含む画像を読み取り、前記検索手段は記憶手段に記憶された記載項目名のうち読み取られた画像に含まれる記載項目名の記載と一致する記載項目名を検索し、前記メール作成手段は、読取手段により得られた画像データから検索手段により検索された記載項目名ごとの記載内容を抽出する抽出手段と、前記フォーム文の空欄に抽出手段により抽出された記載内容をはめ込んでメールの本文を作成する本文作成手段とを含むことを特徴とすることもできる。
これにより、フォーム文の空欄へ記載項目名ごとの記載内容をはめ込んで、メールの本文を自動的に作成することができるので、読み取った画像に応じたメールを作成することができるとともに、作業を軽減することができる。
ここで、画像読取送信装置において、前記記憶手段は前記検索対象の文字である特定の文字と前記メール作成に係る項目であるフォーム文の空欄とを対応付けた組を複数記憶しており、前記読取手段は特定の文字から始まる文字列の記載を含む画像を読み取り、前記検索手段は記憶手段に記憶された特定の文字のうち読み取られた画像に含まれる特定の文字の記載と一致する特定の文字を検索し、前記メール作成手段は、読取手段により得られた画像データから検索手段により検索された特定の文字に続く文字列を抽出する抽出手段と、前記フォーム文の空欄に抽出手段により抽出された文字列をはめ込んでメールの本文を作成する本文作成手段とを含むことを特徴とすることもできる。
これによりフォーム文の空欄へ特定の文字列に続く記載内容をはめ込んで、メールの本文を自動的に作成することができるので、読み取った画像に応じたメールを作成することができるとともに、作業を軽減することができる。
ここで、画像読取送信装置において、当該画像読取送信装置は、さらに、前記メール作成手段により作成されたメールを表示する表示手段と、送信前に利用者から表示手段により表示されたメールの編集を受け付ける編集手段と備えることを特徴とすることもできる。
これにより、自動的に作成されたメールを、利用者が送信前に確認して編集することができるので、必要事項が完璧に記載されていない原稿を用いて後で編集することや、誤認識や誤記があっても原稿の再読み取りをすることなく容易に修正することができ、使い勝手がよい。
(実施の形態1)
<概要>
本発明の実施の形態1は、送信時における利用者の利便性を向上させる為に、画像を読み取って得た画像データを文字認識又はパターン認識して、送信先名と「議事録」等の書類種別名とを認識し、送信先名から送信先メールアドレスや送信先別のコメントを検索し、また、書類種別名から定型文を検索してメールを自動作成し、画像データを添付して送信する画像読取送信装置である。
<構成>
図1は、本発明の実施の形態1における画像読取送信装置10の概要を示す図である。
本発明の実施の形態1における画像読取送信装置10は、画像を読み取ってメールとして外部装置に送信する機能を有し、図1に示すように、記憶部11、読取部12、検索部13、メール作成部14、表示部15、編集部16、及び送信部17を備える。
記憶部11は、ハードディスク等であり、検索対象の文字又は記号等とメール作成に係る項目とを対応付けた組を、複数記憶している。実施の形態1では、検索対象の所定の文字が書類種別名であれば、メール作成に係る項目は書類種別名ごとの定型文であり、あるいは、検索対象の所定の文字が送信先名であれば、メール作成に係る項目はメールアドレス、及び、添付ファイルの取り扱いに関するコメントである。
図2は、記憶部11に記憶されている内容の一例を示す図である。
図2に示した例では、検索対象の書類種別名「議事録」に定型文「議事録を送付します。」とを対応付けた組、検索対象の書類種別名「技術メモ」に定型文「技術メモを送付しますので、ご意見をお聞かせください。」とを対応付けた組、検索対象の書類種別名「見積り」に定型文「見積りを送付しますので、ご検討の程よろしくお願い致します。」とを対応付けた組、検索対象の送信先名「小西一郎」にメールアドレス「konishi@aaa.co.jp」とコメント「関係各位へ転送してください。」とを対応付けた組、検索対象の送信先名「美濃田花子」にメールアドレス「hanako@bbb.co.jp」と「承認願います。」とを対応付けた組、検索対象の送信先名「田畑みのる」にメールアドレス「minoru@ccc.co.jp」とコメント「閲覧後破棄してください。」とを対応付けた組、及び、検索対象の送信先名「資料室」にメールアドレス「shiryo@ddd.co.jp」と「保管してください。」とを対応付けた組等が記憶部11に記憶されている。
読取部12は、文字又は記号の記載を含む画像を読み取って画像データを得て、内蔵のメモリやハードディスク等に記憶しておく。
実施の形態1では、読取部12は書類種別名や送信先名の記載を含む画像を読み取ることとする。
なお本明細書において、文字又は記号とは、「漢字」「平仮名」「片仮名」「アルファベット」「マーク」及び「バーコード」等の文字認識又はパターン認識が可能なものの全てをいう。
図3は、実施の形態1において、読取部12により読み取られる画像の一例を示す図である。
図3に示した例では、書類種別名「議事録」、及び、送信先名となる出席者名「小西一郎」及び「美濃田花子」の記載を含む議事録の画像を読取部12が読み取る。
検索部13は、読取部12により得られた画像データを文字認識又はパターン認識して、読み取られた画像に含まれる文字又は記号の記載と一致する検索対象の文字又は記号を、記憶部11から検索する。
ここで本発明の各実施の形態で用いる文字認識やパターン認識は、例えば、メディアドライブ社「WinReader Hands V2.0」であり、従来技術なのでその詳細な説明を省略する。
実施の形態1では、検索部13は、記憶部11に検索対象として記憶された書類種別名のうち、読み取られた画像に含まれる書類種別名の記載と一致する書類種別名「議事録」を検索し、また、記憶部11に検索対象として記憶された送信先名のうち、読み取られた画像に含まれる送信先名の記載と一致する送信先名「小西一郎」、及び「美濃田花子」を検索する。
メール作成部14は、検索部13により検索された所定の文字又は記号に対応付けて記憶されているメール作成に係る項目を含めて、メールを作成するものであり、送信先設定部141、コメント挿入部142、定型文挿入部143、及び添付部144を含む。
送信先設定部141は、検索部13により検索された送信先名に対応付けて記憶されているメールアドレスを送信先アドレスとして設定し、送信先アドレスごとにメールを作成する。
ここでは例えば、「小西一郎」、及び「美濃田花子」に対応付けて記憶されているメールアドレス「konishi@aaa.co.jp」、及び「hanako@bbb.co.jp」をそれぞれ送信先アドレスとする2つのメールを作成する。
コメント挿入部142は、検索部13により検索された送信先名ごとに対応付けて記憶されているコメントを、対応するメールの本文に含ませる。
ここでは例えば、メールアドレス「konishi@aaa.co.jp」を送信先アドレスとするメールの本文に、コメント「関係各位へ転送してください。」を含ませ、同様に、メールアドレス「hanako@bbb.co.jp」を送信先アドレスとするメールの本文に、コメント「承認願います。」を含ませる。
定型文挿入部143は、検索部13により検索された書類種別名に対応付けて記憶されている定型文を、それぞれのメールの本文に含ませる。
ここでは例えば、上記2つのメールの本文の先頭に、書類種別名「議事録」に対応付けて記憶されている定型文「議事録を送付します。」を挿入する。
添付部144は、読取部12により得られた画像データを、添付ファイルとしてメールに添付する。
表示部15は、液晶パネル等の表示機器に、操作選択画面、設定変更画面、及び作成されたメール等を表示する。
編集部16は、送信前に利用者から、表示部15により表示されたメール等の編集を受け付ける。ここでは、編集部16はタッチパネルとなっており、表示部15の画面に表示されたキーの位置を利用者がタッチすることにより、利用者からの様々な入力を受け付けることができる。
ここで利用者は、メールのメールアドレスや本文等の変更、追加、削除等を行うことができる。例えば、読み取られた画像から書類種別名が検索されなかった場合には、利用者からメールの本文の入力を受け付け、また、読み取られた画像に含まれる送信先名のうち、記憶されている複数の送信先名のいずれとも一致しない為に、メールが作成されない未登録の送信先名がある場合には、利用者からこの送信先名に対応するメールアドレスの入力を受け付けて、受け付けられたメールアドレスを送信先アドレスとするメールを作成する。
なお、未登録の送信先名を文字認識や記載位置等により検索して、これに対するメールアドレスの入力を利用者に対して催促してもよい。
図4(a)、(b)は、作成されたメールの確認画面の表示例を示す図である。
図5(a)、(b)は、添付ファイルの確認画面の表示例を示す図である。
図6(a)は、編集画面の表示例を示す図である。
図6(b)は、メール追加画面の表示例を示す図である。
図7(a)は、修正対象選択画面の表示例を示す図である。
図7(b)は、定型文修正画面の表示例を示す図である。
図4(a)の添付ファイルの確認画面において、「次へ」のキーを利用者がタッチすると他のメールの確認画面図4(b)を表示し、「添付ファイル確認」のキーを利用者がタッチすると添付ファイルの確認画面(図5(a))に切り替わり、「編集」のキーを利用者がタッチすると編集画面(図6(a))に切り替わり、「送信」のキーを利用者がタッチするとメールが送信される。
同様に、4(b)の添付ファイルの確認画面において、「次へ」のキーを利用者がタッチすると他のメールの確認画面(図4(a))を表示し、「添付ファイル確認」のキーを利用者がタッチすると添付ファイルの確認画面(図5(a))に切り替わり、「編集」のキーを利用者がタッチすると編集画面(図省略)に切り替わり、「送信」のキーを利用者がタッチするとメールが送信される。
また、図5(a)の添付ファイルの確認画面において、「前ページ」のキーは前のページが無いので無効になっており、「次ページ」のキーを利用者がタッチすると添付ファイルの次のページの画面(図5(b))を表示し、「確認終了」のキーを利用者がタッチするとメールの確認画面図(4(a)又は(b))の表示に戻る。
同様に、図5(b)の添付ファイルの確認画面において「前ページ」のキーを利用者がタッチすると添付ファイルの前のページの画面(図5(a))を表示し、「次ページ」のキーは次のページが無いので無効になっており、「確認終了」のキーを利用者がタッチするとメールの確認画面(図4(a)又は(b))の表示に戻る。
また、図6(a)の編集画面において、「次へ」のキーを利用者がタッチすると他のメールの編集画面(図省略)を表示し、「追加」のキーを利用者がタッチするとメールの追加画面(図6(b))を表示し、「削除」のキーを利用者がタッチするとメールが削除されて他のメールの確認画面(図4(b))を表示し、「修正」のキーを利用者がタッチすると修正対象選択画面(図7(a))を表示し、「編集中止」のキーを利用者がタッチすると編集を中止してメールの確認画面(図4(a))の表示に戻り、「編集完了」のキーを利用者がタッチすると編集を完了してメールの確認画面(図4(a))の表示に戻る。
また、図6(b)のメール追加画面において、「中止」のキーを利用者がタッチするとメールの追加を中止して編集画面(図6(a))の表示に戻り、「完了」のキーを利用者がタッチするとメールの追加を完了して追加したメールの編集画面(図省略)を表示する。
また、図7(a)の修正対象選択画面において、修正対象を選択することができ、「送信先修正」のキーを利用者がタッチすると送信先修正画面(図省略)を表示し、「定型文修正」のキーを利用者がタッチすると定型文修正画面(図7(b))を表示し、「コメント修正」のキーを利用者がタッチするとコメント修正画面(図省略)を表示する。
また、図7(b)の定型文修正画面において、定型文を修正することができ、「中止」のキーを利用者がタッチすると定型文の修正を中止して修正対象選択画面(図7(a))の表示に戻り、「完了」のキーを利用者がタッチすると定型文の修正を完了して修正対象選択画面(図7(a))の表示に戻る。
送信部17は、利用者から指示を受けて、作成されたメールを送信する。
<動作>
図8は、本発明の実施の形態1における画像読取送信装置10による画像を読取り送信する手順を示す図である。
以下に図8を用いて、画像を読取り送信する手順を説明する。
(1)利用者により、「Scan」ボタンが押されるまで待つ(ステップS101)。
図9は、表示部15により表示された初期画面を示す。
ここでは、図9に示したようなコピーモードの初期画面が表示された状態から、「Scan」ボタンが押されスキャンモードに入る。
(2)「Scan」ボタンが押されスキャンモードに入ると、スキャンモードの選択状態となり、従来の通常スキャンモード、及び、本発明の自動配信スキャンモードのいずれかのスキャンモードの選択を利用者に即す。
図10は、表示部15により表示されたスキャンモード選択画面を示す。
ここでは、スキャンモードに入ったときには、直前に選択されたスキャンモードがデフォルトで選択された状態になっており、利用者の選択を受付け、選択されている方の表示が強調表示される(ステップS102)。
(3)利用者により原稿が読み取りトレー等にセットされ、スタートボタンが押されるまで待つ(ステップS103)。
(4)読み取りスタートボタンが押されると、そのときに選択されているスキャンモードが、通常スキャンモードであるか、自動配信スキャンモードであるかを判断する(ステップS104)。
(5)通常スキャンモードである場合には、読取部12が、原稿の画像を読み取って画像データを得て、読取り処理を終了する(ステップS105)。
(6)自動配信スキャンモードである場合には、読取部12が、図3に示すような送信先名の記載を含む画像を読み取って画像データを得る(ステップS106)。
(7)検索部13によりまだ検索されていない送信先名が、記憶部11に残っているかを判断する(ステップS107)。
(8)検索していない送信先名が残っている場合には、検索部13が、記憶部11に記憶している残っている送信先名を、順に1つずつ検索対象として、読取部12により得られた画像データに含まれているかを検索する(ステップS108)。
含まれていない場合には、まだ検索されていない送信先名があるか否かの判断に戻る。
(9)含まれている場合には、送信先設定部141が、検索部13により検索された送信先名に対応付けて記憶されているメールアドレスを、送信先アドレスとして設定したメールを作成する(ステップS109)。
ここでは例えば、送信先名「小西一郎」を検索してメールアドレス「konishi@aaa.co.jp」を送信先アドレスとして設定したメールを作成し、また送信先名「美濃田花子」を検索してメールアドレス「hanako@bbb.co.jp」を送信先アドレスとして設定したメールを作成する。
(10)コメント挿入部142が、検索部13により検索された送信先名ごとに対応付けて記憶されているコメントを、対応するメールの本文に含ませ、検索されていない送信先名があるか否かの判断に戻る(ステップS110)。
ここでは例えば、メールアドレス「konishi@aaa.co.jp」を送信先アドレスとするメールの本文に、コメント「関係各位へ転送してください。」を含ませ、同様に、メールアドレス「hanako@bbb.co.jp」を送信先アドレスとするメールの本文に、コメント「承認願います。」を含ませる。
(11)まだ検索していない送信先名が残っていない場合には、作成されたメールがあるか否かを判断する(ステップS111)。
(12)作成されたメールがない場合には、利用者に入力を即して、送信先のメールアドレス、及びコメントの入力を受け付ける(ステップS112)。
図11(a)は、表示部15により表示された送信先のメールアドレスの入力画面を示す。
図11(b)は、表示部15により表示されたコメントの入力画面を示す。
(13)送信先のメールアドレス及びコメントの入力を受け付けると、送信先設定部141が、受け付けたメールアドレスを送信先アドレスとして設定したメールを作成し、コメント挿入部142が、受け付けたコメントを、対応するメールの本文に含ませる(ステップS113)。
(14)作成されたメールがある場合には、検索部13によりまだ検索されていない書類種別名が、記憶部11に残っているかを判断する(ステップS114)。
(15)検索していない書類種別名が残っていない場合には、利用者に入力を即して、定型文の入力を受け付ける(ステップS115)。
図12は、表示部15により表示された定型文の入力画面を示す。
(16)定型文の入力を受け付けると、定型文挿入部143が、受け付けた定型文を、それぞれのメールの本文に含ませる(ステップS116)。
(17)検索していない書類種別名が残っている場合には、検索部13が、記憶部11に記憶している残っている書類種別名を、順に1つずつ検索対象として、読取部12により得られた画像データに含まれているかを検索する(ステップS117)。
含まれていない場合には、まだ検索されていない書類種別名が残っているかの判断に戻る。
(18)含まれている場合には、定型文挿入部143が、検索部13により検索された書類種別名に対応付けて記憶されている定型文を、それぞれのメールの本文に含ませる(ステップS118)。
ここでは例えば、上記2つのメールの本文の先頭に、書類種別名「議事録」に対応付けて記憶されている定型文「議事録を送付します。」を挿入する。
(19)添付部144が、画像データを添付ファイルとして、それぞれのメールに添付する(ステップS119)。
(20)表示部15が、作成された各メールを表示する(ステップS120)。
(21)編集部16が、利用者から、表示されたメールの編集を受け付ける(ステップS121)。
(22)送信部17が、利用者から送信指示を受けるまで待つ(ステップS122)。
(23)利用者から指示を受けると、作成されたメールを送信して、読取り送信処理を終了する(ステップS123)。
<まとめ>
以上のように、本発明の実施の形態1によれば、画像に記載された送信先名に応じて送信先アドレスを設定でき、また、送信先別のコメントを自動作成することができ、また、画像に記載された書類種別名に応じて定型文を設定できるので、メールを作成する作業を軽減することができ、送信時における利用者の利便性を向上させることができる。
(実施の形態2)
<概要>
本発明の実施の形態2は、送信時における利用者の利便性を向上させる為に、画像を読み取って得た画像データを文字認識又はパターン認識して「議事録」等の書類種別名を認識し、書類種別名から送信先メールアドレス、送信先別のコメント、及び定型文を検索してメールを自動作成する画像読取送信装置である。
<構成>
図13は、本発明の実施の形態2における画像読取送信装置20の概要を示す図である。
本発明の実施の形態2における画像読取送信装置20は、画像を読み取ってメールとして外部装置に送信する機能を有し、図13に示すように、記憶部21、読取部12、検索部23、メール作成部24、表示部15、編集部16、及び送信部17を備える。
なお、実施の形態1と同様の構成要素には同一番号を付し、その説明を省略する。
記憶部21は、ハードディスク等であり、検索対象の所定の文字又は記号等とメール作成に係る項目とを対応付けた組を、複数記憶している。実施の形態2では検索対象の所定の文字は「議事録」「技術メモ」「見積り書」等の書類の種別を示す書類種別名であり、メール作成に係る項目は、書類種別名ごとに対応付けられた定型文、書類種別名ごとに対応付けられた1つ以上の送信者名からなるグループ、送信者名ごとに対応付けられたメールアドレス、及び、送信者名ごとに対応付けられた添付ファイルの取り扱いに関するコメントとである。
図14は、記憶部21に記憶されている内容の一例を示す図である。
実施の形態2では、読取部12は書類種別名の記載を含む画像を読み取ることとする。
実施の形態2において、読取部12により読み取られる画像は、実施の形態1と同様に、図3に示す画像である。
検索部23は、読取部12により得られた画像データを文字認識又はパターン認識して、読み取られた画像に含まれる文字又は記号の記載と一致する検索対象の文字又は記号を、記憶部21から検索する。
実施の形態2では、検索部23は、記憶部21に検索対象として記憶された書類種別名のうち、読み取られた画像に含まれる書類種別名の記載と一致する書類種別名「議事録」を検索する。
メール作成部24は、検索部23により検索された所定の文字又は記号に対応付けて記憶されているメール作成に係る項目を含めて、メールを作成するものであり、送信先設定部241、コメント挿入部242、定型文挿入部143、及び添付部144を含む。
送信先設定部241は、検索部23により検索された書類種別名に対応付けて記憶されている1つ以上の送信者名のメールアドレスのそれぞれを、送信先アドレスとして設定する。
ここでは例えば、「議事録」に対応付けて記憶されている送信者名「小西一郎」のメールアドレス「konishi@aaa.co.jp」、及び送信者名「美濃田花子」のメールアドレス「hanako@bbb.co.jp」をそれぞれ送信先アドレスとする2つのメールを作成する。
コメント挿入部242は、検索部23により検索された書類種別名に対応付けて記憶されている送信者名ごとのコメントを、対応するメールの本文に含ませる。
ここでは例えば、メールアドレス「konishi@aaa.co.jp」を送信先アドレスとするメールの本文に、コメント「関係各位へ転送してください。」を含ませ、同様に、メールアドレス「hanako@bbb.co.jp」を送信先アドレスとするメールの本文に、議事録の定型文「議事録を送付します。」とコメント「承認願います。」を含ませる。
<動作>
図15は、本発明の実施の形態2における画像読取送信装置20による画像を読取り送信する処理の手順を示す図である。
なお、実施の形態1の図8と同様のステップには同一番号を付し、その説明を省略する。
以下に図15を用いて、画像を読取り送信する処理の手順を説明する。
(1)〜(6)図8の(1)〜(6)と同様(ステップS101〜S106)。
(7)検索部23によりまだ検索されていない書類種別名が、記憶部21に残っているかを判断する(ステップS201)。
(8)検索していない書類種別名が残っていない場合には、利用者に入力を即して、送信先のメールアドレス、定型文、及びコメントの入力を受け付ける(ステップS202)。
(9)送信先のメールアドレス、定型文、及びコメントの入力を受け付けると、送信先設定部241が、受け付けたメールアドレスを送信先アドレスとして設定したメールを作成し、コメント挿入部242が、受け付けたコメントを、対応するメールの本文に含ませ、定型文挿入部143が、受け付けた定型文を、それぞれのメールの本文に含ませる(ステップS203)。
(10)検索していない書類種別名が残っている場合には、検索部23が、記憶部21に記憶している残っている書類種別名を、順に1つずつ検索対象として、読取部12により得られた画像データに含まれているかを検索する(ステップS204)。
含まれていない場合には、まだ検索されていない書類種別名があるか否かの判断に戻る。
(11)含まれている場合には、送信先設定部241が、検索部23により検索された書類種別名に対応付けて記憶されている送信先名ごとのメールアドレスを送信先アドレスとして設定したメールを作成する(ステップS205)。
ここでは例えば、書類種別名「議事録」を検索して、送信先名「小西一郎」のメールアドレス「konishi@aaa.co.jp」を送信先アドレスとして設定したメールと、送信先名「美濃田花子」のメールアドレス「hanako@bbb.co.jp」を送信先アドレスとして設定したメールとを作成する。
(12)コメント挿入部242が、検索部23により検索された書類種別名に対応付けて記憶されている送信先名ごとのコメントを、対応するメールの本文に含ませる(ステップS206)。
ここでは例えば、メールアドレス「konishi@aaa.co.jp」を送信先アドレスとするメールの本文に、とコメント「関係各位へ転送してください。」を含ませ、同様に、メールアドレス「hanako@bbb.co.jp」を送信先アドレスとするメールの本文に、コメント「承認願います。」を含ませる。
(13)定型文挿入部143が、検索部23により検索された書類種別名に対応付けて記憶されている定型文を、それぞれのメールの本文に含ませる(ステップS207)。
ここでは例えば、上記2つのメールの本文の先頭に、書類種別名「議事録」に対応付けて記憶されている定型文「議事録を送付します。」を挿入する。
(14)〜(18)図8の(19)〜(23)と同様(ステップS119〜S123)。
<まとめ>
以上のように、本発明の実施の形態2によれば、画像に記載された書類種別名に応じて定型文と送信先アドレスを設定でき、また、送信先別のコメントを自動作成することができるので、メールを作成する作業を軽減することができ、送信時における利用者の利便性を向上させることができる。
(実施の形態3)
<概要>
本発明の実施の形態3は、送信時における利用者の利便性を向上させる為に、画像を読み取って得た画像データ中に記載されたマークをパターン認識して書類種別名を特定し、書類種別名から送信先メールアドレス、送信先別のコメント、及び定型文を検索してメールを自動作成する画像読取送信装置であり、実施の形態2との差分は、実施の形態2が画像データ中に記載された書類種別名を直接的に認識して特定するのに対して、実施の形態3では画像データ中に記載されたマークを認識して、マークに対応付けられた書類種別名を間接的に特定する点である。
<構成>
図16は、本発明の実施の形態3における画像読取送信装置30の概要を示す図である。
本発明の実施の形態3における画像読取送信装置30は、画像を読み取ってメールとして外部装置に送信する機能を有し、図16に示すように、記憶部31、読取部12、検索部33、メール作成部34、表示部15、編集部16、及び送信部17を備える。
なお、実施の形態1と同様の構成要素には同一番号を付し、その説明を省略する。
記憶部31は、ハードディスク等であり、検索対象の所定の文字又は記号等とメール作成に係る項目とを対応付けた組を、複数記憶している。実施の形態3では検索対象の所定の記号は「○」「△」「□」等の書類の種別を示す書類種別マークであり、メール作成に係る項目は、書類種別マークに対応付けられた書類種別名、書類種別名ごとに対応付けられた定型文、書類種別名ごとに対応付けられた1つ以上の送信者名からなるグループ、送信者名ごとに対応付けられたメールアドレス、及び、送信者名ごとに対応付けられた添付ファイルの取り扱いに関するコメントとである。
図17は、記憶部31に記憶されている内容の一例を示す図である。
実施の形態3では、読取部12は書類種別マークの記載を含む画像を読み取ることとする。
図18は、実施の形態3において、読取部12により読み取られる画像の一例を示す図である。
図18に示した例では、予め定められた一枚目の左上部隅の位置に書類種別マークが記載された議事録の画像を読取部12が読み取る。
検索部33は、読取部12により得られた画像データを文字認識又はパターン認識して、読み取られた画像に含まれる文字又は記号の記載と一致する検索対象の文字又は記号を、記憶部31から検索する。
実施の形態3では、検索部33は、記憶部31に検索対象として記憶された書類種別マークのうち、読み取られた画像に含まれる書類種別マークの記載と一致する書類種別マーク「○」を検索する。
メール作成部34は、検索部33により検索された所定の文字又は記号に対応付けて記憶されているメール作成に係る項目を含めて、メールを作成するものであり、送信先設定部341、コメント挿入部342、定型文挿入部143、及び添付部144を含む。
送信先設定部341は、検索部33により検索された書類種別マークに対応付けて記憶されている書類種別名を特定し、この書類種別名に対応付けて記憶されている1つ以上の送信者名のメールアドレスのそれぞれを、送信先アドレスとして設定する。
ここでは例えば、「○」に対応付けて記憶されている「議事録」を特定し、「議事録」に対応付けて記憶されている送信者名「小西一郎」のメールアドレス「konishi@aaa.co.jp」、及び送信者名「美濃田花子」のメールアドレス「hanako@bbb.co.jp」をそれぞれ送信先アドレスとする2つのメールを作成する。
コメント挿入部342は、特定された書類種別名に対応付けて記憶されている送信者名ごとのコメントを、対応するメールの本文に含ませる。
ここでは例えば、メールアドレス「konishi@aaa.co.jp」を送信先アドレスとするメールの本文に、コメント「関係各位へ転送してください。」を含ませ、同様に、メールアドレス「hanako@bbb.co.jp」を送信先アドレスとするメールの本文に、議事録の定型文「議事録を送付します。」とコメント「承認願います。」を含ませる。
<動作>
図19は、本発明の実施の形態3における画像読取送信装置30による画像を読取り送信する処理の手順を示す図である。
なお、実施の形態1の図8と同様のステップには同一番号を付し、その説明を省略する。
以下に図19を用いて、画像を読取り送信する処理の手順を説明する。
(1)〜(6)図8の(1)〜(6)と同様(ステップS101〜S106)。
(7)検索部33によりまだ検索されていない書類種別マークが、記憶部31に残っているかを判断する(ステップS301)。
(8)検索していない書類種別マークが残っていない場合には、利用者に入力を即して、送信先のメールアドレス、定型文、及びコメントの入力を受け付ける(ステップS302)。
(9)送信先のメールアドレス、定型文、及びコメントの入力を受け付けると、送信先設定部341が、受け付けたメールアドレスを送信先アドレスとして設定したメールを作成し、コメント挿入部342が、受け付けたコメントを、対応するメールの本文に含ませ、定型文挿入部143が、受け付けた定型文を、それぞれのメールの本文に含ませる(ステップS303)。
(10)検索していない書類種別マークが残っている場合には、検索部23が、記憶部31に記憶している残っている書類種別マークを、順に1つずつ検索対象として、読取部12により得られた画像データに含まれているかを検索する(ステップS304)。
含まれていない場合には、まだ検索されていない書類種別マークがあるか否かの判断に戻る。
(11)含まれている場合には、送信先設定部341が、検索部33により検索された書類種別マークに対応付けて記憶されている書類種別名を特定し、この書類種別名に対応付けて記憶されている送信先名ごとのメールアドレスを送信先アドレスとして設定したメールを作成する(ステップS305)。
ここでは例えば、書類種別マーク「○」を検索して書類種別名「議事録」を特定して、送信先名「小西一郎」のメールアドレス「konishi@aaa.co.jp」を送信先アドレスとして設定したメールと、送信先名「美濃田花子」のメールアドレス「hanako@bbb.co.jp」を送信先アドレスとして設定したメールとを作成する。
(12)コメント挿入部342が、特定された書類種別名に対応付けて記憶されている送信先名ごとのコメントを、対応するメールの本文に含ませる(ステップS306)。
ここでは例えば、メールアドレス「konishi@aaa.co.jp」を送信先アドレスとするメールの本文に、とコメント「関係各位へ転送してください。」を含ませ、同様に、メールアドレス「hanako@bbb.co.jp」を送信先アドレスとするメールの本文に、コメント「承認願います。」を含ませる。
(13)定型文挿入部143が、特定された書類種別名に対応付けて記憶されている定型文を、それぞれのメールの本文に含ませる(ステップS307)。
ここでは例えば、上記2つのメールの本文の先頭に、書類種別名「議事録」に対応付けて記憶されている定型文「議事録を送付します。」を挿入する。
(14)〜(18)図8の(19)〜(23)と同様(ステップS119〜S123)。
<まとめ>
以上のように、本発明の実施の形態3によれば、画像に記載された書類種別マークをパターン認識して書類種別名を特定し、書類種別名に応じて定型分と送信先アドレスを設定でき、また、送信先別のコメントを自動作成することができるので、メールを作成する作業を軽減することができ、送信時における利用者の利便性を向上させることができる。
(変形例1)
本発明の変形例1は、実施の形態1〜3のいずれかの画像読取送信装置において、定型文挿入部143の代わりに、画像を読み取って得た画像データ中の抽出範囲内の記載を、フォーム文の空欄にはめ込んでメールの本文を自動作成する本文作成部41と、抽出範囲を設定する範囲設定部42とを追加するものである。
図20は、本発明の変形例1における画像読取送信装置40の一例の概要を示す図である。
図20に示した画像読取送信装置40は、実施の形態1の画像読取送信装置10から定型文挿入部143を削除し、代わりに本文作成部41と範囲設定部42とを追加したものである。
なお、実施の形態2の画像読取送信装置20から定型文挿入部143を削除し、代わりに本文作成部41と範囲設定部42とを追加してもよいし、実施の形態3の画像読取送信装置30から定型文挿入部143を削除し、代わりに本文作成部41と範囲設定部42とを追加してもよい。
ここで、変形例1の記憶部は、1つ以上の空欄を備えたフォーム文と、空欄ごとに対応付けられた抽出対象の抽出範囲を示す座標値とを記憶する。
図21は、変形例1において、各実施の形態の記憶部に記憶されるフォーム文の一例を示す図である。
図21に示した例では、フォーム文「テーマ:[空欄2]、の[空欄1]を送付します。」が記憶され、このフォーム文の[空欄1]に抽出範囲1を示す座標値を対応付けた組と、同フォーム文の[空欄2]に抽出範囲2を示す座標値を対応付けた組とが記憶されている。
変形例1の読取部は、抽出範囲1及び抽出範囲2に文字の記載を含む画像を読み取ることとする。
図22は、読取部12により読み取られる画像の一例を示す図である。
ここで図22において、抽出範囲1及び抽出範囲2を破線で示している。
本文作成部41は、読取部12により得られた画像データから抽出範囲ごとに記載されている文字を抽出し、記憶されているフォーム文の対応する空欄に抽出した文字をはめ込んで、メールの本文を作成する。
ここでは例えば、フォーム文「テーマ:[空欄2]、の[空欄1]を送付します。」の[空欄1]に、図20に示した画像の抽出範囲1内に記載された文字「議事録」をはめ込み、同フォーム文の[空欄2]に、図20に示した画像の出範囲2内に記載された文字「7月の目標」をはめ込んで、メールの本文「テーマ:7月の目標、の議事録を送付します。」を作成する。
図23(a)、(b)は、作成されたメールの確認画面の表示例を示す図である。
なお、ここで各空欄に文字をはめ込む際には、文字認識して得た文字コード形式ではめ込んでもよいし、文字認識せずに読み取ったままのビットマップ形式ではめ込んでもよい。
範囲設定部42は、抽出範囲の設定及び変更を、利用者から受け付ける。
ここで範囲設定部42による抽出範囲の設定及び変更は、画像を読み取る前に予め行っておいてもよいし、画像を読み取った後に液晶パネル等の表示機器に表示させた画像上で行っても良い。
以上のように、本発明の変形例1によれば、抽出範囲内の文字をフォーム文の空欄にはめ込んでメールの本文を自動作成することができるので、メールを作成する作業を軽減することができ、送信時における利用者の利便性を向上させることができる。
(変形例2)
本発明の変形例2は、実施の形態1〜3のいずれかの画像読取送信装置において、定型文挿入部143の代わりに、画像を読み取って得た画像データを文字認識又はパターン認識して検索された「議事録」等の書類種別名を、フォーム文の空欄にはめ込んでメールの本文を自動作成する本文作成部51を追加するものである。
図24は、本発明の変形例2における画像読取送信装置50の一例の概要を示す図である。
図24に示した画像読取送信装置50は、実施の形態1の画像読取送信装置10から定型文挿入部143を削除し、代わりに本文作成部51を追加したものである。
なお、実施の形態2の画像読取送信装置20から定型文挿入部143を削除し、代わりに本文作成部51を追加してもよいし、実施の形態3の画像読取送信装置30から定型文挿入部143を削除し、代わりに本文作成部51を追加してもよい。
ここで、変形例2の記憶部は、検索対象である「議事録」「技術メモ」「見積り書」等の書類の種別を示す書類種別名と、空欄を備えたフォーム文とを記憶する。
図25は、各実施の形態の記憶部に記憶されるフォーム文の一例を示す図である。
図25に示した例では、「議事録」「技術メモ」「見積り書」等の書類種別名に、空欄を備えたフォーム文「[空欄]を送付します。」を対応付けた組が記憶されている。
変形例2の読取部は、書類種別名の記載を含む画像を読み取ることとする。
本文作成部51は、検索された書類種別名を、記憶されているフォーム文の空欄にはめ込んで、メールの本文を作成する。
ここでは例えば、フォーム文「[空欄]を送付します。」の[空欄]に書類種別名「議事録」をはめ込んで、メールの本文「議事録を送付します。」を作成する。
図26(a)、(b)は、作成されたメールの確認画面の表示例を示す図である。
以上のように、本発明の変形例2によれば、画像に記載された書類種別名をフォーム文の空欄にはめ込んでメールの本文を自動作成することができるので、メールを作成する作業を軽減することができ、送信時における利用者の利便性を向上させることができる。
(変形例3)
本発明の変形例3は、実施の形態1〜3のいずれかの画像読取送信装置において、定型文挿入部143の代わりに、検索された「テーマ」等の記載項目名の記載内容を抽出する抽出部61と、抽出された記載内容をフォーム文の空欄にはめ込んでメールの本文を自動作成する本文作成部62とを追加するものである。
図27は、本発明の変形例3における画像読取送信装置60の一例の概要を示す図である。
図27に示した画像読取送信装置60は、実施の形態1の画像読取送信装置10から定型文挿入部143を削除し、代わりに抽出部61と本文作成部62とを追加したものである。
なお、実施の形態2の画像読取送信装置20から定型文挿入部143を削除し、代わりに抽出部61と本文作成部62とを追加してもよいし、実施の形態3の画像読取送信装置30から定型文挿入部143を削除し、代わりに抽出部61と本文作成部62とを追加してもよい。
ここで、変形例3の記憶部は、検索対象である「テーマ」「開催日」等の記載項目の種別を示す記載項目名と、空欄を備えたフォーム文とを記憶する。
図28は、変形例3において、各実施の形態の記憶部に記憶される記載項目名及びフォーム文の一例を示す図である。
図28に示した例では、フォーム文「[空欄2]に開催された テーマ:[空欄1]、の議事録を送付します。」が記憶され、記載項目名「テーマ」にフォーム文の[空欄1]を対応付けた組と、記載項目名「開催日」にフォーム文の[空欄2]を対応付けた組とが記憶されている。
変形例3の読取部は、記載項目名と当該記載項目名ごとの記載内容とを含む画像を読み取ることとする。
図29は、読取部12により読み取られる画像の一例を示す図である。
変形例3では、書類種別名の代わりに記載項目名が検索される。
ここでは例えば、記載項目名「テーマ」及び記載項目名「開催日」が検索される。
抽出部61は、検索された記載項目名の後の文字列を記載項目名の記載内容として抽出する。
ここでは例えば、記載項目名「テーマ」の後の文字列「7月の目標」を抽出し、記載項目名「開催日」の後の文字列「6月25日」を抽出する。
本文作成部62は、抽出部61により抽出された記載内容を、検索された記載項目名に対応付けて記憶されているフォーム文の空欄にはめ込んで、メールの本文を作成する。
ここでは例えば、フォーム文「[空欄2]に開催された テーマ:[空欄1]、の議事録を送付します。」の[空欄1]に、記載項目名「テーマ」の後の文字列「7月の目標」をはめ込み、同フォーム文の[空欄2]に、記載項目名「開催日」の後の文字列「6月25日」をはめ込んで、メールの本文「6月25日に開催された テーマ:7月の目標、の議事録を送付します。」を作成する。
図30(a)、(b)は、作成されたメールの確認画面の表示例を示す図である。
以上のように、本発明の変形例3によれば、記載項目別の記載内容をフォーム文の空欄にはめ込んでメールの本文を自動作成することができるので、メールを作成する作業を軽減することができ、送信時における利用者の利便性を向上させることができる。
(変形例4)
本発明の変形例4は、実施の形態1〜3のいずれかの画像読取送信装置において、定型文挿入部143の代わりに、検索された「#」等の特定の文字に続く文字列を抽出する抽出部71と、抽出された文字列をフォーム文の空欄にはめ込んでメールの本文を自動作成する本文作成部72とを追加するものである。
図31は、本発明の変形例4における画像読取送信装置70の一例の概要を示す図である。
図31に示した画像読取送信装置70は、実施の形態1の画像読取送信装置10から定型文挿入部143を削除し、代わりに抽出部71と本文作成部72とを追加したものである。
なお、実施の形態2の画像読取送信装置20から定型文挿入部143を削除し、代わりに抽出部71と本文作成部72とを追加してもよいし、実施の形態3の画像読取送信装置30から定型文挿入部143を削除し、代わりに抽出部71と本文作成部72とを追加してもよい。
ここで、変形例4の記憶部は、検索対象である「#」「&」等の特定の文字と、空欄を備えたフォーム文とを記憶する。
図32は、変形例4において、各実施の形態の記憶部に記憶される特定の文字及びフォーム文の一例を示す図である。
図32に示した例では、フォーム文「[空欄2]に開催された テーマ:[空欄1]、の議事録を送付します。」が記憶され、特定の文字「#」にフォーム文の[空欄1]を対応付けた組と、特定の文字「&」にフォーム文の[空欄2]を対応付けた組とが記憶されている。
変形例4の読取部は、特定の文字で始まる文字列を含む画像を読み取ることとする。
図33は、読取部12により読み取られる画像の一例を示す図である。
変形例4では、書類種別名の代わりに特定の文字が検索される。
ここでは例えば、特定の文字「#」及び、特定の文字「&」が検索される。
抽出部71は、検索された特定の文字に続く文字列を抽出する。
ここでは例えば、特定の文字「#」で始まる文字列「#7月の目標」の「7月の目標」を抽出し、特定の文字「&」で始まる文字列「&6月25日」の文字列「6月25日」を抽出する。
本文作成部72は、抽出部72により抽出された文字列を、検索された特定の文字に対応付けて記憶されているフォーム文の空欄にはめ込んで、メールの本文を作成する。
ここでは例えば、フォーム文「[空欄2]に開催された テーマ:[空欄1]、の議事録を送付します」の[空欄1]に、特定の文字「#」で始まる文字列「#7月の目標」の「7月の目標」をはめ込み、同フォーム文の[空欄2]に、特定の文字「&」で始まる文字列「&6月25日」の文字列「6月25日」をはめ込んで、メールの本文「6月25日に開催された テーマ:7月の目標、の議事録を送付します。」を作成する。
図34(a)、(b)は、作成されたメールの確認画面の表示例を示す図である。
以上のように、本発明の変形例4によれば、特定の文字に続く文字列をフォーム文の空欄にはめ込んでメールの本文を自動作成することができるので、メールを作成する作業を軽減することができ、送信時における利用者の利便性を向上させることができる。
なお、上記実施の形態1〜3、及び変形例1〜4は、それぞれを任意に組み合わせて実施することもできる。
また、コンピュータに本実施の形態1及び2のような動作を実行させることができるプログラムがコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録され、この記録媒体が流通し取り引きの対象となり得る。また、当該プログラムは、例えばネットワーク等を介して流通して取り引きの対象となり得、また、表示装置に表示されたり印刷されて、利用者に提示されることもあり得る。
ここでコンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、例えば、フロッピー(登録商標)
ディスク、CD、MO、DVD、メモリカード等の着脱可能な記録媒体、及び、ハードディスク、半導体メモリ等の固定記録媒体等であり、特に限定されるものではない。
本発明は、画像を読み取って送信するファクシミリやMFP(Multi Function Peripheral:デジタル複合機)などの技術分野に広く適用することができる。本発明によって、読み取った画像の内容に応じて、送信先の設定や追記内容の作成等を自動的に行うことができるので、利用者の作業を軽減することができその産業的利用価値は極めて高い。
本発明の実施の形態1における画像読取送信装置10の概要を示す図である。 記憶部11に記憶されている内容の一例を示す図である。 実施の形態1において、読取部12により読み取られる画像の一例を示す図である。 図4(a)、(b)は、作成されたメールの確認画面の表示例を示す図である。 図5(a)、(b)は、添付ファイルの確認画面の表示例を示す図である。 図6(a)は、編集画面の表示例を示す図である。
図6(b)は、メール追加画面の表示例を示す図である。
図7(a)は、修正対象選択画面の表示例を示す図である。 図7(b)は、定型文修正画面の表示例を示す図である。 本発明の実施の形態1における画像読取送信装置10による画像を読取り送信する手順を示す図である。 表示部15により表示された初期画面を示す。 表示部15により表示されたスキャンモード選択画面を示す。 図11(a)は、表示部15により表示された送信先のメールアドレスの入力画面を示す。
図11(b)は、表示部15により表示されたコメントの入力画面を示す。
表示部15により表示された定型文の入力画面を示す。 本発明の実施の形態2における画像読取送信装置20の概要を示す図である。 記憶部21に記憶されている内容の一例を示す図である。 本発明の実施の形態2における画像読取送信装置20による画像を読取り送信する処理の手順を示す図である。 本発明の実施の形態3における画像読取送信装置30の概要を示す図である。 記憶部31に記憶されている内容の一例を示す図である。 実施の形態3において、読取部12により読み取られる画像の一例を示す図である。 本発明の実施の形態3における画像読取送信装置30による画像を読取り送信する処理の手順を示す図である。 本発明の変形例1における画像読取送信装置40の一例の概要を示す図である。 変形例1において、各実施の形態の記憶部に記憶されるフォーム文の一例を示す図である。 読取部12により読み取られる画像の一例を示す図である。 図23(a)、(b)は、作成されたメールの確認画面の表示例を示す図である。 本発明の変形例2における画像読取送信装置50の一例の概要を示す図である。 各実施の形態の記憶部に記憶されるフォーム文の一例を示す図である。 図26(a)、(b)は、作成されたメールの確認画面の表示例を示す図である。 本発明の変形例3における画像読取送信装置60の一例の概要を示す図である。 変形例3において、各実施の形態の記憶部に記憶される記載項目名及びフォーム文の一例を示す図である。 読取部12により読み取られる画像の一例を示す図である。 図30(a)、(b)は、作成されたメールの確認画面の表示例を示す図である。 本発明の変形例4における画像読取送信装置70の一例の概要を示す図である。 変形例4において、各実施の形態の記憶部に記憶される特定の文字及びフォーム文の一例を示す図である。 読取部12により読み取られる画像の一例を示す図である。 図34(a)、(b)は、作成されたメールの確認画面の表示例を示す図である。
符号の説明
10 画像読取送信装置
11 記憶部
12 読取部
13 検索部
14 メール作成部
141 送信先設定部
142 コメント挿入部
143 定型文挿入部
144 添付部
15 表示部
16 編集部
17 送信部
20 画像読取送信装置
21 記憶部
23 検索部
24 メール作成部
241 送信先設定部
242 コメント挿入部
30 画像読取送信装置
31 記憶部
33 検索部
34 メール作成部
341 送信先設定部
342 コメント挿入部
40 画像読取送信装置
41 本文作成部
42 範囲設定部
50 画像読取送信装置
51 本文作成部
60 画像読取送信装置
61 抽出部
62 本文作成部
70 画像読取送信装置
71 抽出部
72 本文作成部

Claims (14)

  1. 画像を読み取って、メールとして外部装置に送信する機能を有する画像読取送信装置であって、
    検索対象である書類種別名と、メール作成に係る項目である書類種別ごとの定型文とを対応付けた組を、複数記憶している記憶手段と、
    書類種別名の記載を含む画像を読み取って、画像データを得る読取手段と、
    読取手段により得られた画像データを文字認識又はパターン認識して、記憶手段に記憶された書類種別名の中から、読み取られた画像に含まれる書類種別名の記載と一致する書類種別名を検索する検索手段と、
    検索手段により検索された書類種別名に対応付けて記憶されている定型文をメールの本文として、メールを作成するメール作成手段と、
    メール作成手段により作成されたメールを送信する送信手段と
    を備えることを特徴とする画像読取送信装置。
  2. 前記記憶手段は、さらに、検索対象である送信先名と、メール作成に係る項目であるメールアドレスとを対応付けた組を、複数記憶しており、
    前記読取手段は、書類種別名の記載だけでなく、さらに、送信先名の記載を含む画像を読み取り、
    前記検索手段は、さらに、記憶手段に記憶された送信先名のうち、読み取られた画像に含まれる送信先名の記載と一致する送信先名を検索し、
    前記メール作成手段は、
    前記検索手段により検索された送信先名に対応付けて記憶されているメールアドレスを、送信先アドレスとして設定する送信先設定手段と、
    前記読取手段により得られた画像データを、添付ファイルとして添付する添付手段とを含むこと
    を特徴とする請求項1に記載の画像読取送信装置。
  3. 前記記憶手段は、さらに、送信先名ごとに対応付けて、前記添付ファイルの取り扱いに関するコメントを記憶しており、
    前記メール作成手段は、さらに、検索手段により検索された送信先名ごとに対応付けて記憶されているコメントを、対応するメールの本文に含ませるコメント挿入手段を含むこと
    を特徴とする請求項に記載の画像読取送信装置。
  4. 前記検索手段は、さらに、読み取られた画像に含まれる送信先名の記載のうち、前記記憶手段に記憶されている複数の送信先名のいずれとも一致しない送信先名を検索し、
    前記メール作成手段は、さらに、検索手段により検索されたいずれとも一致しない送信先名の記載に対応するメールアドレスの入力を、利用者に対して催促して受け付けるメールアドレス受付手段を含み、
    前記送信先設定手段は、さらに、メールアドレス受付手段により受け付けられたメールアドレスを、送信先アドレスとして設定すること
    を特徴とする請求項に記載の画像読取送信装置。
  5. 前記記憶手段は、さらに、前記検索対象である書類種別名と、メール作成に係る項目である1つ以上のメールアドレスからなるグループとを対応付けた組を、複数記憶しており、
    前記メール作成手段は、
    前記検索手段により検索された書類種別名に対応付けて記憶されている1つ以上のメールアドレスのそれぞれを、送信先アドレスとして設定する送信先設定手段と、
    前記読取手段により得られた画像データを、添付ファイルとして添付する添付手段とを含むこと
    を特徴とする請求項1に記載の画像読取送信装置。
  6. 前記記憶手段は、さらに、メールアドレスごとに対応付けて、前記添付ファイルの取り扱いに関するコメントを記憶しており、
    前記メール作成手段は、さらに、検索手段により検索されたメールアドレスごとに対応付けて記憶されているコメントを、メールの本文に含ませるコメント挿入手段を含むこと
    を特徴とする請求項に記載の画像読取送信装置。
  7. 前記記憶手段は、さらに、検索対象の記号と、メール作成に係る項目である書類種別名とを対応付けた組を、複数記憶しており、
    前記読取手段は、さらに、記号の記載を含む画像を読み取り、
    前記検索手段は、さらに、記憶手段に記憶された検索対象の記号のうち、読み取られた画像に含まれる記号の記載と一致する記号を検索し、
    前記メール作成手段は、さらに、検索手段により検索された記号に対応付けて記憶されている書類種別名を含めて、メールを作成すること
    を特徴とする請求項1に記載の画像読取送信装置。
  8. 前記記憶手段は、さらに、1つ以上の空欄を備えたフォーム文を記憶し、前記検索対象である書類種別名の抽出範囲と、当該フォーム文の空欄とを対応付けた組を、空欄の数だけ記憶しており、
    前記メール作成手段は、さらに、前記読取手段により得られた画像データ中の前記抽出範囲ごとの記載を、前記フォーム文の対応する空欄にそれぞれはめ込んで、メールの本文を作成すること
    を特徴とする請求項1に記載の画像読取送信装置。
  9. 当該画像読取送信装置は、さらに、
    前記抽出範囲の設定及び変更を、利用者から受け付ける範囲設定手段を備えること
    を特徴とする請求項に記載の画像読取送信装置。
  10. 前記記憶手段は、さらに、検索対象の文字と、メール作成に係る項目である空欄を備えたフォーム文とを対応付けた組を、複数記憶しており、
    前記読取手段は、書類種別名の記載だけでなく、さらに、文字を含む画像を読み取り、
    前記検索手段は、さらに、前記記憶手段に記憶された検索対象の文字のうち、読み取られた画像に含まれる文字の記載と一致する文字を検索し、
    前記メール作成手段は、さらに、前記フォーム文の空欄に、検索手段により検索された文字をはめ込んで、メールの本文を作成する本文作成手段を含むこと
    を特徴とする請求項1に記載の画像読取送信装置。
  11. 前記記憶手段は、さらに、検索対象である記載項目名と、メール作成に係る項目であるフォーム文の空欄とを対応付けた組を、複数記憶しており、
    前記読取手段は、書類種別名の記載だけでなく、さらに、記載項目名と記載項目名ごとの記載内容を含む画像を読み取り、
    前記検索手段は、さらに、前記記憶手段に記憶された記載項目名のうち、読み取られた画像に含まれる記載項目名の記載と一致する記載項目名を検索し、
    前記メール作成手段は、
    前記読取手段により得られた画像データから、検索手段により検索された記載項目名ごとの記載内容を抽出する抽出手段と、
    前記フォーム文の空欄に、抽出手段により抽出された記載内容をはめ込んで、メールの本文を作成する本文作成手段とを含むこと
    を特徴とする請求項1に記載の画像読取送信装置。
  12. 前記記憶手段は、さらに、検索対象である特定の文字と、メール作成に係る項目であるフォーム文の空欄とを対応付けた組を、複数記憶しており、
    前記読取手段は、書類種別名の記載だけでなく、さらに、特定の文字から始まる文字列の記載を含む画像を読み取り、
    前記検索手段は、さらに、前記記憶手段に記憶された特定の文字のうち、読み取られた画像に含まれる特定の文字の記載と一致する特定の文字を検索し、
    前記メール作成手段は、
    読取手段により得られた画像データから、検索手段により検索された特定の文字に続く文字列を抽出する抽出手段と、
    前記フォーム文の空欄に、抽出手段により抽出された文字列をはめ込んで、メールの本文を作成する本文作成手段とを含むこと
    を特徴とする請求項1に記載の画像読取送信装置。
  13. 当該画像読取送信装置は、さらに、
    前記メール作成手段により作成されたメールを表示する表示手段と、
    送信前に、利用者から、表示手段により表示されたメールの編集を受け付ける編集手段と備えること
    を特徴とする請求項1から1の何れか1項に記載の画像読取送信装置。
  14. 画像を読み取って、メールとして外部装置に送信する機能を有する画像読取送信装置における画像読取送信方法であって、
    前記画像読取送信装置は、
    検索対象である書類種別名と、メール作成に係る項目である書類種別ごとの定型文とを対応付けた組を、複数記憶している記憶手段を備え、
    書類種別名の記載を含む画像を読み取って、画像データを得る読取ステップと、
    読取ステップにより得られた画像データを文字認識又はパターン認識して、記憶手段に記憶された書類種別名の中から、読み取られた画像に含まれる書類種別名の記載と一致する書類種別名を検索する検索ステップと、
    検索ステップにより検索された書類種別名に対応付けて記憶されている定型文をメールの本文として、メールを作成するメール作成ステップと、
    メール作成ステップにより作成されたメールを送信する送信ステップと
    を含むことを特徴とする画像読取送信方法。
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