JP4231812B2 - 誘導加熱調理器 - Google Patents

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本発明は、加熱コイルに高周波電流を流し、電磁誘導作用により鍋等の負荷を加熱する誘導加熱調理器に関し、特に耳障りな音の発生を防止することができる誘導加熱調理器を提供する。
従来のこの種の誘導加熱調理器は、図12に示すように商用のAC電源1を直流電源回路2に入力し整流して直流化し、この直流電源回路2の出力からインバータ回路4を構成しているスイッチング素子を周波数設定手段5の設定された周波数で駆動して高周波電流を発生させ、この高周波電流を加熱コイル6に流し、この加熱コイル6の近傍に配した鍋等の負荷7に渦電流を発生させ、そのジュール熱によって負荷7自体が自己発熱することで、効率よく加熱することができるものである。
そして、近年、ガスコンロや電熱ヒータによる調理器具に対して、安全性や温度制御特性が優れていることから、これらの置き換えが進んでいる。
このような誘導加熱調理器の火力を調整するには加熱コイル6に流れる高周波電流を制御する必要があり、この加熱コイル6に流れる高周波電流を制御する電力制御方式には大きく分けて二つある。
第1の方式は、インバータ回路4に供給する直流電源回路2の電圧を一定とし、インバータ回路4の動作周波数を変化させるか、または動作周波数を一定とし、デューティを変化させる方法がある。また、第2の方式としては、インバータ回路4に供給する直流電圧を変化させる方法がある。
そして、第1の方式は、インバータ回路4の回路構成が簡略化しやすいものである。
第2の方式は、直流電源回路2からの入力電圧を可変するためにチョッパ方式のスイッチング回路をインバータ回路4の前段に設ける必要があり、回路が複雑になりコストアップの要因となるが、インバータ回路4の動作周波数やデューティを固定できるため、鍋等の負荷7の材質や加熱コイル6と負荷との位置関係の変動によってインバータ回路4の共振状態が変動しても電力制御しやすいという利点がある。また、インバータ回路4に供給する直流電圧を平滑化し易いため、商用電源であるAC電源1の周波数の周期で発生する加熱コイル6の磁力線の強弱による負荷7の振動が激減することにより、耳障りな音の発生を防ぐことができる。
また、第1の方式と第2の方式を組み合わせた第3の方式として、インバータ回路4に供給する直流電源回路2の整流回路部分にサイリスタを用い、AC電源1の波形に対して位相制御を行うことにより、誘導加熱調理器に入力されるAC電源1からの入力電流の値を調整するとともに、入力電流の波形の整形の際に力率が改善されるように制御するものがある(例えば、特許文献1参照)。
特許第2685212号公報
上記の従来技術において、AC電源1の電圧波形に対して、加熱コイル6に流れる高周波電流iLの包絡線がどのような軌跡になるかを示したものが図13であり、図13(a)は上記従来技術の第1の方式の場合であり、(b)は同じく第2の方式の場合であり、(c)は同じく第3の方式の場合である。
図13(a)の第1の方式では、AC電源1を直流電源回路2で整流した脈流電源をインバータ回路4に供給し、発生した高周波電流iLを加熱コイル6に流し負荷7を加熱する場合、負荷7の材質や形状あるいは加熱電力(火力)により、脈流電源の包絡線の周波数成分である100Hzまたは120Hzの振動が発生する場合があり、この振動で発生する音が耳障りである。これは、脈流電源の包絡線にしたがって加熱コイル6から発生する磁力線の強さが周期的に変化するため、負荷7と加熱コイル6の間で吸引力や反発力が発生するからである。
図13(b)の第2の方式では、直流電源回路2の整流した脈流電源をインバータ回路4の前段に設けたスイッチング回路によって脈流電源を定電圧化するものであり、インバータ回路4のインバータ主回路に供給する電源電圧がほぼ一定になるので、上記の100Hzないし120Hzの振動は発生しにくくなる。しかし、インバータ回路4の前段に設けたスイッチング回路のスイッチング周波数によって発生する直流電圧出力の振動成分(リップル)とインバータ回路4の駆動周波数(周波数設定手段5の周波数)の差分成分が可聴周波数内にあると、その差分周波数によって同様の振動が発生する場合があり、これもまた耳障りである。
図13(c)の第3の方式では、上記第1と第2の方式を組み合わせたものと考えられるが、既に述べたように100Hzないし120Hzで振動する高周波電流iLが加熱コイル6を流れるので同様の耳障りな音が発生する問題点がある。
本発明は上記の問題を解決するためになされたものであり、鍋等の負荷を加熱する加熱コイルと、この加熱コイルに高周波電流を流すインバータ回路と、このインバータ回路を構成するスイッチング素子の動作周波数を設定する第1の周波数設定手段と、スイッチング動作を行って前記インバータ回路に電源を供給する出力電圧可変型の直流電源回路と、この直流電源回路のスイッチング動作周波数を設定する第2の周波数設定手段とを有し、前記直流電源回路のリップル成分波形と前記インバータ回路の高周波電流波形の包絡線波形において、
前記第1の周波数設定手段の動作周波数と、前記第2の周波数設定手段の動作周波数との差分周波数によるうなり成分の周波数が、可聴域外の周波数となるように、前記第1の周波数設定手段の動作周波数と、前記第2の周波数設定手段の動作周波数を設定したものである。
本発明の誘導加熱調理器は、上記のように構成したことにより、直流電源回路の出力電圧にリップル成分が残留し、インバータ回路による加熱コイルに流れる高周波電流の包絡線が周期的に変化し、差分周波数による振動が発生しても、その振動周波数は可聴域外となり、使用者には感知されないため快適な調理環境を提供することができる。

また、インバータ回路の駆動周波数を加熱コイルと鍋等の負荷を含めた状態での共振周波数に対して最適に設定した状態で、インバータ回路に入力する直流電源電圧を変化させて加熱電力を可変することができるため、効率良く負荷を加熱することができる。
さらに、直流電源回路をスイッチング動作を行う出力電圧可変型の回路構成とすることにより、力率改善回路を付加して容易に力率を1に近づけることが可能であり、無効電力に起因する電流を減らすことができるため、AC電源の配線に対する負荷を軽減することができる。
以下、本発明の一実施例を図1〜図11を参照して説明する。図1は本発明の一実施例を示すブロック図、図2は同じくインバータ回路の構成例を示す図、図3は同じく図2の構成におけるインバータ回路の動作例を説明する図、図4は同じくインバータ回路の別の構成例を示す図、図5は同じく図4の構成におけるインバータ回路の動作例を説明する図、図6は同じく直流電源回路の構成例を示す図、図7は同じく図6の構成における直流電源回路の動作例を示す図、図8は同じく直流電源回路の別の構成例を示す図、図9は同じく図8の構成における直流電源回路の動作例を示す図、図10は同じくインバータ回路と直流電源回路の組み合わせ動作例を説明する図、図11は同じくインバータ回路と直流電源回路の他の組み合わせ動作例を説明する図である。
図において、1は商用のAC電源。2は直流電源回路で、AC電源1の交流電圧を入力して整流し、スイッチング動作を行い直流電圧を生成する出力電圧可変型の直流電源回路である。
3は第2の周波数設定手段で、直流電源回路2に接続して直流電源回路2のスイッチング動作のスイッチング周波数を設定するとともに出力直流電圧の設定を行うものである。
4はインバータ回路で、直流電源回路2の直流電源を入力し内部のスイッチング素子のスイッチング動作により高周波電流を生成するものである。
5は第1の周波数設定手段で、インバータ回路4のスイッチング素子の動作周波数を設定するものであり、インバータ回路4で生成する高周波電流の周波数を設定している。
6は加熱コイルで、インバータ回路4はこの加熱コイル6に高周波電流を流し、加熱コイル6の近傍にある金属製の鍋等の後記する負荷7に渦電流を生じさせ自己発熱させるものである。
7は鍋等の負荷で、加熱コイル6の近傍に配したとき、加熱コイル6の高周波電流による電磁誘導作用により負荷7に渦電流が流れ、この渦電流によるジュール熱によって負荷7は自己発熱することで効率よく加熱することができるものである。
図2はインバータ回路4の構成例であり、電流共振型インバータの基本の回路構成となっていて、直流電源回路2の出力にスイッチング素子41および42の直列接続体と、前記スイッチング素子41、42に逆並列に接続したダイオード43および44の直列接続体を接続し、その中点に加熱コイル6および共振コンデンサ45の一端を接続し、その他端を直流電源回路2の出力端子に接続したものである。
この構成において、スイッチング素子41および42を排他的にオンオフさせることによって、加熱コイル6と共振コンデンサ45に高周波の共振電流を流すことができる。
図3は図2のインバータ回路4の回路構成における動作例を説明する図であり、上アームのスイッチング素子41の駆動信号41Gと下アームのスイッチング素子42の駆動信号42G、および、加熱コイル6に流れる電流iLの例を示したものである。
駆動信号41Gをt41の期間オンすると直流電源回路2の正側から加熱コイル6と共振コンデンサ45で構成される共振回路に電流が流れ始める。その後、駆動信号41Gをオフし、適当なブランク時間tbをとった後に駆動信号42Gをt42の期間オンすると、共振回路電流が直流電源回路2の負側のループを流れる。この動作を繰り返すことにより加熱コイル6に高周波電流iLを流すことができる。
高周波電流iLの周期Tは、スイッチング素子41の駆動信号41Gのオン期間t41および42Gのオン期間t42とブランク時間tbで決定される。加熱電力(火力)は前記オン期間t41、t42を変更することによって行うが、方法としては、周期Tを固定してt41とt42の比を変えるものと、t41とt42を同時に変更して周期Tを可変する方法がある。
図4はインバータ回路4の別の回路構成例であり、電圧共振型インバータの基本の回路構成となっていて、直流電源回路2の出力に加熱コイル6と共振コンデンサ48の並列共振回路を接続し、その他端にスイッチング素子46と逆並列に接続したダイオード47を接続したものである。
この構成において、スイッチング素子46をオンさせると加熱コイル6に電流が流れ、オフすると共振回路の共振コンデンサ48に還流するとともにスイッチング素子46に印加される電圧が正弦半波状となるので、そのゼロ点近傍で再度スイッチング素子46をオンさせる。
図5は図4のインバータ回路4の回路構成における動作例を説明する図であり、スイッチング素子46の駆動信号46Gと加熱コイル6に流れる電流iLの例を示したものである。
駆動信号46Gをt46の期間オンすると直流電源回路2の正側から加熱コイル6に電流が流れる。オフすると加熱コイル6の電流は共振コンデンサ48に還流し始め、共振コンデンサ48の充電が完了し、放電し始め、スイッチング素子46にかかる電圧がゼロボルトになるようなタイミングで再びオンさせる。
加熱電力(火力)は駆動信号46Gのオン時間t46を変化させることで行うが、オフ時間toffは共振回路の共振周波数で決定される。したがって、基本的には、インバータ電力を可変すると動作周波数は変化する。
図6は直流電源回路2の回路構成の例であり、降圧型チョッパ回路を用いた出力電圧可変型スイッチング電源回路構成となっていて、AC電源1をダイオードブリッジ20で整流し、チョークコイル21およびコンデンサ22で平滑した後、スイッチング素子23、ダイオード24、チョークコイル25、平滑コンデンサ26で構成するスイッチング部に接続する。
スイッチング素子23にパルス駆動信号を与えることによって、AC電源1の電圧よりも低い略安定化した任意の直流電圧を生成することができる。
図7は図6の直流電源回路2の回路構成における動作例を説明する図であり、スイッチング素子23の駆動信号23Gと出力電圧Voutの例を示す。(a)は出力電圧Voutを高く設定する場合で、(b)は低く設定する場合である。
駆動信号23Gは周期Tのうちton期間オンさせるデューティ制御信号であり、ton期間中にチョークコイル25にエネルギを供給し、オフ期間中はダイオード24とチョークコイル25を経由または平滑コンデンサ26から負荷側に電力を供給する。したがって、ton期間中の出力電圧Voutは上昇傾向にあり、逆にオフ期間中は出力電圧Voutが低下するので、リップル成分が残る。
図8は直流電源回路2の別の回路構成の例であり、昇降圧型チョッパ回路を用いた出力電圧可変型スイッチング電源回路構成となっていて、AC電源1をダイオードブリッジ20で整流し、チョークコイル21およびコンデンサ22で平滑した後、スイッチング素子23、ダイオード24、チョークコイル25、平滑コンデンサ26で構成するスイッチング部に接続する。
スイッチング素子23にパルス駆動信号を与えることによって、任意の略安定化した直流電圧を生成することができる。
図9は図8の直流電源回路2の回路構成における動作例を説明する図であり、スイッチング素子23の駆動信号23Gと出力電圧Voutの例を示す。(a)は出力電圧Voutを高く設定する場合で、(b)は低く設定する場合である。
駆動信号23Gは周期Tのうちton期間オンさせるデューティ制御信号であり、ton期間中にチョークコイル25にエネルギを供給するとともに平滑コンデンサ26から負荷側に電力を供給し、オフ期間中はチョークコイル25から負荷にエネルギを供給する。したがって、ton期間中の出力電圧は低下傾向にあり、逆にオフ期間中に上昇するのでリップル成分が残る。
以上述べたように、直流電源回路2をスイッチング回路で構成するので、力率改善回路を導入することもでき、力率を1に近づけることが可能であり、無効電力に起因する電流を減らすことができるため、AC電源1の配線に対する負荷を軽減できる利点がある。
図10はインバータ回路4と直流電源回路2の組み合わせ場合の動作例を示しており、インバータ回路4は図2の回路構成とし、直流電源回路2は図6の回路構成とし、これらの組み合わせにおける動作を示す。
波形D1およびD2はインバータ回路4のスイッチング素子の上と下アームのそれぞれの駆動信号波形であり、D3は直流電源回路2の内部スイッチング素子46の駆動信号を示し、直流電源回路2の出力電圧波形Voutと加熱コイル6に流れる電流波形iLを示したものである。
図10(a)では、インバータ回路4の駆動周波数のf1と直流電源回路2の駆動周波数のf2の関係を、
f1=f2
とした場合の動作である。
直流電源回路2の出力電圧波形Voutは、加熱コイル6の電流波形iLと同一の周波数で動作するので、加熱コイル6の電流のピーク値の包絡線はほぼ一定となる。したがって、加熱コイル6に流れる電流波形iLのうなり成分は
|f1−f2|=0
となるので、異音は発生しない。
また、図10(b)では、インバータ回路4の駆動周波数のf1と直流電源回路2の駆動周波数のf2の関係を、
f1=f2/2
とした場合においての加熱コイル6に流れる電流波形iLのうなり成分は
|f1−f2|=f2/2
となるが、インバータ回路4の駆動周波数のf1は、
f1≧20kHz(電波法の規定により)と設定されるため、
f2/2≧20kHz
となり、うなり音としては20kHz超の音が発生することになるが、可聴域外の周波数であるため人間には認識されない。
同様に、f1=f2/n (n=自然数)と設定した場合には、発生するうなり音が可聴域外の周波数になるので人間には認識されない。
同時に、第1の周波数設定手段5と第2の周波数設定手段3の連携をとりやすいという利点がある。つまり、第1の周波数設定手段5の出力を逓倍することで第2の周波数設定手段3の周波数を得るようにすればよい。
図11は、図10の接続例において、インバータ回路4の駆動周波数のf1と直流電源回路2の駆動周波数のf2の関係を、
|f1−f2|≦Δf
とした場合の動作を示している。
図11に示すように、直流電源回路2の出力電圧波形Voutは、加熱コイル6の電流波形iLに対して、ΔT(=1/Δf)ずつずれていく。したがって、加熱コイル6の電流波形iLはΔfの周波数成分を持つ包絡線となり、うなり音として発生することになるが、ここでは、Δfを、
Δf≦20Hz
のように可聴域外の周波数とすることにより、人間には認識されない。
同様に、インバータ回路4の駆動周波数のf1と直流電源回路2の駆動周波数のf2の関係を、
|f1−f2|≧Δf
とし、Δfを可聴域外周波数に設定することでも可能であり、こうすれば発生するうなり音は人間には認識されない。
なお、直流電源回路2の直流電圧出力はほぼ平滑されているため、従来のように100Hzないし120Hzで発生する加熱コイル6に流れる電流の変動が無くなる。これにより、非磁性金属で構成される鍋が反発力で振動する現象および異音の発生が低減される。
また、図10、11で示したインバータ回路4と直流電源回路2の組み合わせは、既に述べたそれぞれの回路構成の組み合わせでも実現でき、さらには種々の回路構成においても動作原理が同様であれば効果がある。
以上、説明したような構成をとることにより、インバータ回路4の駆動周波数と、直流電源回路2のスイッチング周波数が互いに整数倍(1、2、〜)に設定あるいは互いの周波数差を可聴域外に設定することで、直流電源回路2の出力電圧にリップル成分が残留し、インバータ回路4による加熱コイル6に流れる高周波電流の包絡線が周期的に変化し、差分周波数による振動が発生しても、その振動周波数は可聴域外となり、使用者には感知されないため快適な調理環境を提供することができる。
また、インバータ回路4の駆動周波数を加熱コイル6と鍋等の負荷7を含めた状態での共振周波数に対して最適に設定した状態で、インバータ回路4に入力する直流電源電圧を変化させて加熱電力を可変することができるため、効率良く負荷7を加熱することができる。
さらに、直流電源回路2をスイッチング動作を行う出力電圧可変型の回路構成とすることにより、力率改善回路を付加して容易に力率を1に近づけることが可能であり、無効電力に起因する電流を減らすことができるため、AC電源1の配線に対する負荷を軽減することができる。
本発明の一実施例を示すブロック図である。 同じくインバータ回路の構成例を示す図である。 同じく図2の構成におけるインバータ回路の動作例を説明する図である。 同じくインバータ回路の別の構成例を示す図である。 同じく図4の構成におけるインバータ回路の動作例を説明する図である。 同じく直流電源回路の構成例を示す図である。 同じく図6の構成における直流電源回路の動作例を示す図である。 同じく直流電源回路の別の構成例を示す図である。 同じく図8の構成における直流電源回路の動作例を示す図である。 同じくインバータ回路と直流電源回路の組み合わせ動作例を説明する図である。 同じくインバータ回路と直流電源回路の他の組み合わせ動作例を説明する図である。 従来技術を説明するブロック図である。 同じく加熱コイルに流れる高周波電流の包絡線の軌跡を示す図である。
符号の説明
2 直流電源回路
3 第2の周波数設定手段
4 インバータ回路
5 第1の周波数設定手段
6 加熱コイル

Claims (1)

  1. 鍋等の負荷を加熱する加熱コイルと
    この加熱コイルに高周波電流を流すインバータ回路と
    このインバータ回路を構成するスイッチング素子の動作周波数を設定する第1の周波数設定手段と
    スイッチング動作を行って前記インバータ回路に電源を供給する出力電圧可変型の直流電源回路と
    この直流電源回路のスイッチング動作周波数を設定する第2の周波数設定手段とを有し、
    前記直流電源回路のリップル成分波形と前記インバータ回路の高周波電流波形の包絡線波形において、
    前記第1の周波数設定手段の動作周波数と、前記第2の周波数設定手段の動作周波数との差分周波数によるうなり成分の周波数が、可聴域外の周波数となるように、前記第1の周波数設定手段の動作周波数と、前記第2の周波数設定手段の動作周波数を設定したことを特徴とする誘導加熱調理器。
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