JP4231765B2 - 折り畳みベッド - Google Patents

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Description

本発明は、折り畳み操作を円滑に行え、しかも快適性の高い折り畳みベッドに関する。
近年の生活習慣では、ベッドの上で横になってテレビを見たり或いは読書をすること等が頻繁に行われつつある。このようなベッドの使用形態に鑑み、寝台部の一部に上半身を支持するリクライニングフレームを設け、該リクライニングフレームを傾け起き上がらせて、使い勝手を高めたベッドが使用されている。しかしこの種のベッドでは、上半身はリクライニングフレームで支持されて起き上がるが、下半身は水平に伸ばした状態を維持するため、特に長時間この姿勢を保つと腰、膝などに負担が掛かり、だるさなど疲労感を覚えることが多かった。
そこで本出願人は、図16に示すように、前メインフレームaと後メインフレームbとを折り畳み可能に枢結した折り畳みベッドにおいて、前メインフレームaにリクライニングフレームcを後方下傾の起伏自在に枢着し、後メインフレームbの前端に前方下傾の起伏自在に第1フレームdを枢着するとともに該第1フレームdの後端に第2フレームeが逆V字型に折り畳み自在に枢着したベッドを提案している。そして該ベッドは、リクライニングフレームcの後端から垂設された前垂下アームfと第2フレームeの後端から垂設された後垂下アームgとを紐状体hで連結している。これにより、この折り畳みベッドでは、上半身を支持するリクライニングフレームcの起伏動作と、第1フレームd・第2フレームeの折り畳み動作とが、紐状体hで連動するため、上半身の起き上がり動作に追従し、下半身を逆V字状の楽な姿勢で支持することができた(例えば、特許文献1参照。)。
特開2000−125991号公報
しかしながら、前記従来の折り畳みベッドでは、紐状体hがリクライニングフレームc後端の前垂下アームfと第2フレーム後端の後垂下アームg間で、長スパンに亘り架設され、その全長が長くなって装置が大がかりになるという問題があった。また、紐状体は、第2フレームeまでのびているので、図17に示されるように、ベッドを折り畳んだときも、下方まで紐状体hが存在するので、ベッドの見映えを損ねるおそれがあった。
本発明は、反転する紐状体を用いた連動手段を用いて上半身起倒手段、及び脚部動作手段を連結し連動動作させることを基本として、前記した問題点を解消しうる折り畳みベッドの提供を課題としている。
前記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、倒立V字状に折り曲げ可能なベッド主枠に取りつけられ、寝具を載置する寝具受け枠を具えた折り畳みベッドであって、前記寝具受け枠は、非傾動かつ就寝者の臀部を受ける臀支持枠部と、この臀支持枠部の頭側端部で起倒動作可能に取り付けられ上半身を受ける上半身支持枠部と、前記臀支持枠部の脚側端部で傾動動作可能に取り付けられ、かつ逆V字状に折曲げ動作可能な脚支持枠部とを含み、 かつ前記臀支持枠部と、上半身支持枠部と、脚支持枠部とは前記ベッド主枠の縦方向に配され、前記上半身支持枠部は、上半身起倒手段により起倒動作され、前記上半身起倒手段は、上半身支持枠部の臀支持枠部側でベッド幅方向にのびかつ前記ベッド主枠に枢支される起倒主軸と、前記起倒主軸から頭部側にのびかつ前記上半身支持枠部の頭部側に連結して該上半身支持枠部を起倒させる起倒アームと、前記起倒主軸から下方にのびかつ傾動により前記上半身支持枠部を起倒動作させる1本以上の起倒レバーとを含み、前記脚支持枠部は、臀支持枠部側の第1の脚小枠と、該第1の脚小枠と逆V字に折曲げ可能に連結された第2の脚小枠と、これらを傾動・折曲げ動作する脚部動作手段とを具え、前記第1の脚小枠は、その臀支持枠部側をベッド幅方向にのびかつ前記ベッド主枠で回動可能に枢支された脚回動軸に固定され、前記脚部動作手段は、前記脚回動軸から下方にのびかつ傾動により該脚支持枠部を傾動・折曲げ動作させる1以上の脚レバーを含み、前記起倒レバー及び脚レバーは、一端が起倒レバーに固着されるとともに、他端が脚レバーよりも前記第2の脚小枠側かつ水平状態の第1の脚小枠の下方のベッド主枠に固着された滑車に支持されて反転し向き変えして脚レバーに固着される紐状体を具えた連動手段により、互いに逆向きに傾動可能に連結され、しかも前記上半身枠部を起倒動作、又は前記脚支持枠部を傾動・折曲げ動作させる駆動手段を具えたことを特徴とする。
また請求項2記載の発明は、前記上半身支持枠部は、背中を受ける背支持部と、頭部を受ける頭支持部とを含み、
前記起倒アームは、頭支持部を持ち上げる持上げリンクを介して前記頭支持部に連結されることを特徴とする請求項1記載の折り畳みベッドである。
また請求項3記載の発明は、前記起倒アームは、その先端部が前記上半身支持枠部の背面と相対移動可能に連結されることを特徴とする請求項1記載の折り畳みベッド。
また請求項4記載の発明は、前記駆動手段は、直線電動運動器、又はラチェットを用いて前記上半身支持枠部を傾斜位置で係止可能に起倒する手動レバーであることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の折り畳みベッドである。
また請求項5記載の発明は、倒立V字状に折り曲げ可能なベッド主枠に取りつけられ、寝具を載置する寝具受け枠を具えた折り畳みベッドであって、前記寝具受け枠は、非傾動かつ就寝者の臀部を受ける臀支持枠部と、この臀支持枠部の頭側端部で起倒動作可能かつラチェットを用いて傾斜位置で係止可能に取り付けられ上半身を受ける上半身支持枠部と、前記臀支持枠部の脚側端部で傾動動作可能に取り付けられ、かつ逆V字状に折曲げ動作可能な脚支持枠部とを含み、前記臀支持枠部と、上半身支持枠部と、脚支持枠部とは前記ベッド主枠の縦方向に配されるとともに、前記上半身支持枠部は、その臀支持枠部側に固着されかつ下方にのびる突出レバーを具え、前記脚支持枠部は、臀支持枠部側の第1の脚小枠と、該第1の脚小枠と逆V字に折曲げ可能に連結された第2の脚小枠と、これらを傾動・折曲げ動作する脚部動作手段とを具え、前記第1の脚小枠は、その臀支持枠部側をベッド幅方向にのびかつ前記ベッド主枠で回動可能に枢支された脚回動軸に固定され、前記脚部動作手段は、前記脚回動軸から下方にのびかつ傾動により該脚支持枠部を傾動・折曲げ動作させる1以上の脚レバーを含み、前記突出レバー及び脚レバーは、一端が突出レバーに固着されるとともに、他端が脚レバーよりも前記第2の脚小枠側かつ水平状態の第1の脚小枠の下方のベッド主枠に固着された滑車に支持されて反転し向き変えして脚レバーに固着される紐状体を具えた連動手段により互いに逆向きに傾動可能に連結されることを特徴とする。
請求項1記載の折り畳みベッドでは、上半身支持枠部の臀支持枠部側に配される上半身起倒手段の起倒レバーと、第1の脚小枠の臀支持枠部側に配される脚部動作手段の脚レバーとを、脚レバーよりも第2の脚小枠側かつ水平状態の第1の脚小枠の下方のベッド主枠に固着された滑車に支持されて反転し向き変えした紐状体からなる連動手段により互いに逆向きに傾動可能に連結される。これにより、請求項1の折り畳みベッドは、紐状体が、第2の脚小枠までのびることなく長さ方向にコンパクトにできる。また折り畳みベッドは、上半身の起き上がり角度に応じて脚が逆V字に支持されるため、無理のない自然な姿勢を保たれ、快適なリクライニング状態を作り出すことができる。しかも、駆動手段を操作すると、連動手段がその最適なリクライニング状態を自動的に形成するため、使い勝手に優れる。
また、請求項6記載の折り畳みベッドでは、上半身支持枠部の臀支持枠部側に配される突出レバーと、第1の脚小枠の臀支持枠部側に配される脚部動作手段の脚レバーとを、脚レバーよりも第2の脚小枠側かつ水平状態の前記第1の脚小枠の下方のベッド主枠に固着された滑車に支持されて反転し向き変えした紐状体からなる連動手段により互いに逆向きに傾動可能に連結される。これにより、請求項6の折り畳みベッドは、紐状体が、第2の脚小枠までのびることなく長さ方向にコンパクトにできる。また折り畳みベッドは、上半身の起き上がり角度に応じ、脚が逆V字に支持されて快適なリクライニング状態を作り出すことができ、しかも、ラチェットを用いた上半身支持枠部の傾斜を変える操作で、連動手段がその最適なリクライニング状態を自動的に形成するため、使い勝手に優れる。
以下、本発明の実施の一形態を、図示例とともに説明する。図1は本実施形態の折り畳みベッド1Aの分解斜視図、図2はその平面図である。本実施形態の折り畳みベッド1Aは、ベッド主枠2と、該ベッド主枠2の上に配されかつ寝具を載置する寝具受け枠3とを具えるものが例示される。
前記ベッド主枠2は、第1のベッド枠半体31と第2のベッド枠半体32とを、倒立V字状に折り曲げ可能に連結して構成している。
前記第1のベッド枠半体31は、枠材を例えば平面視で略コ字状ないし矩形状(本例ではコ字状)に折り曲げた主枠31aと、縦横にのびる補強材31b、31cとを一体に固着して形成される。第1のベッド枠半体31は、実質的にベッド長さの略半分の長さ(例えば900〜1000mm)をもっている。第1のベッド枠半体31は、ベッド長さ方向の中間部側に位置する内端部が、継ぎ材33にピン等を用いて回動可能に枢着される。また第1のベッド枠半体31の外端部側には、第1の脚部材34, 34が、ベッドの幅方向の両側に設けられる。
前記第1の脚部材34, 34は、本例では逆T字状をなす脚フレーム34aと、その下部に取り付けられたキャスター車輪34bとで構成される。脚フレーム34aは、第1のベッド枠半体31にピンにて回動可能に取り付けられる。また両側の第1の脚部材34, 34は、第1のベッド枠半体31の下方で横方向にのびる連結板35によって一体に固着される。また本形態では、第1のベッド枠半体31の頭側端部に、化粧仕上げされた宮板36が取り付けられたものを例示している。
前記第2のベッド枠半体32は、第1のベッド枠半体31と同様に枠材を略コ字状に折り曲げた主枠32aと、縦横にのびる補強材32b、32cとを一体に固着して形成される。第2のベッド枠半体32も、ベッド長さの約半分の長さをもっている。該第2のベッド枠半体32は、縦方向の中間部に位置する内端部が、前記継ぎ材33にピンにて回動可能に枢着される。本実施形態では、第1、第2のベッド枠半体31、32は、それぞれ縦方向で離間したそれぞれ別の軸で支承されるが、同じ軸で支承することでも良い。
第2のベッド枠半体32の前記主枠32aには、横方向に突出した取付軸37を介して、第2の脚部材38が固着される。これにより、折り畳み時、第1、第2の脚部材34、38が干渉するのを防止できる。第2の脚部材38は、第2のベッド枠半体32から高さ方向に突出する部分によって手摺りを兼ねるとともに、下方にのびる端部には、接地する車輪39が設けられる。これらにより、折り畳み時に、第1、第2のヘッド枠半体31、32を円滑に移動させることができる。また本実施形態では、第2のベッド枠半体32の脚側端部に、化粧仕上げされた飾り板43が取り付けられたものを例示している。
ベッド幅方向の両側に設けられた前記継ぎ材33, 33は、連結材40により一体に固着されるとともに、この連結材40には、中間支脚部41が固着される。中間支脚部41は、水平状態で床面と接地する。これにより、第1、第2の脚部材34、38及び中間支脚部41でベッド荷重を支持し、使用時の安定性を高める。また折り畳みベッド1Aは、継ぎ材33の一端に前記第1のベッド枠半体31を、かつ継ぎ材33の他端に前記第2のベッド枠半体32をそれぞれ枢支している。その結果第1のベッド枠半体31と第2のベッド枠半体32とは、互いに垂直位置となるよう折り曲げることにより折り畳みベッド1Aをコンパクトに収納できる。
中間支脚部41と第1のベッド枠半体31との間、及び、中間支脚部41と第2のベッド枠半体32との間には、夫々折畳み労力を軽減する例えば引張バネ42を架け渡すことができる。そして引張バネ42は、前記折り畳み時の操作力を軽減する。なお引張バネ42は、その架設位置を変えることができ、また電動機などを使用して、自動により折り畳みベッド1Aの折畳み、展開動作を行わせることが可能である。また、前記継ぎ材33は、その側面に横方向に突出した略リング状の持ち手44を有し、該持ち手44を把持することにより、前記ベッドの折り畳み操作を容易かつ安全に行なうことができる。
前記寝具受け枠3は、前記ベッド主枠2の縦方向に配置された、上半身を受ける上半身支持枠部5と、就寝者の臀部を受ける臀支持枠部4と、脚部を支持する脚支持枠部6とからなる。前記寝具受け枠3の横幅は、前記ベッド主枠2よりも広く、例えば800〜1800mm程度に形成される。
前記臀支持枠部4は、パイプ材等を横長矩形状に結合した枠体4Aと、この枠体4Aが囲む空所に配された金網状の下張り材4Bと、折り畳みベッド1Aの縦方向にのびる補強材4Cとからなり、ベッド主枠2の第1のベッド枠半体31の脚側に、ボルトなどを用いて固着される。臀支持枠部4は、縦長さが160〜240mm程度に形成される。
前記上半身支持枠部5は、前記臀支持枠部4の頭側に配され、本形態では、背中を受ける背支持部15と、頭部を受ける頭支持部16とからなる。
前記背支持部15は、パイプ材等を横長矩形状に結合した枠体15Aと、この枠体15A内が囲む空所に配され寝具を載置可能な下張り材15Bと、折り畳みベッド1Aの縦方向にのびる補強材15Cとを含んで構成される。また図5に示すように、この背支持部15の脚側の端部は、前記臀支持枠部4の頭側の端部に、連結金具45とピンP1とを用いて起倒作動可能に連結されている。なお、背支持部15は、その他の部分は第1のベッド枠半体31に固着されていないため、下方の第1のベッド枠半体31の主枠31aによって支持される水平位置と、前記臀支持枠部4に対して折れ曲がり、第1のベッド枠半体31から起き上がる位置とに変化しうる。本形態では、背支持部15は、その脚側の端部を前記臀支持枠部4の頭側の端部に起倒可能に連結しているが、直接第1のベッド枠半体31に起倒可能に連結させてもよい。なお背支持部15は、縦長さが320〜480mm程度に形成される。
前記頭支持部16は、パイプ材等を横長矩形状に結合した枠体16Aと、この枠体16A内が囲む空所に配され寝具を載置可能な下張り材16Bと、折り畳みベッド1Aの縦方向にのびる補強材16Cとを含んで構成され、前記背支持部15の頭側に小間隔を介して配置される。なお頭支持部16は、ユーザの頭部を載置するのに適した縦長さを有し、例えば230〜350mm程度に形成される。
本形態の上半身支持枠部5は、前記背支持部15と前記頭支持部16とが、連結具Jを介して連結されたものが例示される。該連結具Jは、図4に拡大して示すように、背支持部15の頭側に設けられた上下にのびる筒状部46と、該筒状部46を上下にスライドしうるスライド軸47とを具え、背支持部15と頭支持部16とを、高さ方向に位置ずれできかつ傾動可能に連結しうる。
前記筒状部46は、例えば背支持部15の枠体15Aのうち、頭側において横方向にのびる外枠部15A1に取付金具48を介して取付けられる。該取付金具48は、前記外枠部15A1の下部に溶接、ボルト等により一体に固着され頭側に突出する取付基体48aと、一端がこの取付基体48aに対して横方向の水平軸の回りで小角度で傾動可能に設けられしかも他端側に前記筒状部46を固着した首振り部48bとで構成される。
前記取付基体48aは、本実施形態では下解放の溝型鋼が用いられる。また首振り部48bは、ベッド幅方向に離間した垂直片48b1, 48b1を円弧片48b2で連結した平面視略U字状の金具からなる。本例では前記円弧片48b2の内周面に前記筒状部46が例えば溶着されものが例示される。筒状部46は、断面円形のパイプ材からなり、背支持部15の枠体15Aの上面から突出することなく下方へとのびている。
また前記スライド軸47は、円形断面を有した軸部47aと、その下端に設けられた大径の抜け止め部47bとを有し、その上端部が頭支持部16の枠体16Aのうち背支持部15側において横方向にのびる内枠部16A1の下面に溶接、ボルトなどにより一体に固着されている。前記軸部47aは、筒状部46の内径よりも僅かに小さい外径を有し、筒状部46内を円滑にスライドできる。また前記抜け止め部23bは、筒状部46の下端面と当接することによりスライド軸47の最大スライド量を規制できる。
このような連結具Jは、頭支持部16が上半身起倒手段7により上向きに押し上げられると、スライド軸47が筒状部46に対して上昇できる。これにより、図4に示すように、背支持部15に対して段差を有して頭支持部16を上昇させ得る。なお本形態では、前記連結具Jは上半身支持枠部5の下部に配されるため、ユーザの手が届くことがなく、指詰めすることがない点で好ましい。
また本形態の折り畳みベッド1Aは、前記上半身支持枠部5を起倒動作させる上半身起倒手段7と、持上げリンク17と、駆動手段11とを具えている。
前記上半身起倒手段7は、本形態では図1、3に示すように、起倒主軸12と、共に該起倒主軸12からのびる一対の起倒アーム13, 13と、起倒レバー14とを含んで構成されている。
前記起倒主軸12は、第1のベッド枠半体31の補強材31b, 31b間を横方向にのびる円パイプからなり、その両端が前記補強材31bに設けた軸受け片49, 49間に、回転可能に枢支されている。
前記起倒レバー14は、その基部が前記起倒主軸12に固着され、本形態では、第1の起倒レバー14aと、第2の起倒レバー14bとからなる。前記第1の起倒レバー14aは、小間隔を有する一対の長板からなり、その先端に段部を介して間隔を小さく形成された取付部14a1を有する。
前記駆動手段11は、本形態では、電動機などを有する本体部18aと、該電動機の正転、逆転により本体部18aから伸び縮み(出没)自在なロッド18bとを具えるボールネジ機構を用いた直線電動運動器18からなる。該直線電動運動器18は、その本体部18aが第1のベッド枠半体31の補強材31cにブラケットなどを介して枢着されるとともに、そのロッド18bは、前記第1の起倒レバー14aの取付部14a1にピンP2により回転可能に取付けられ、垂直面内を傾動可能に支持されている。そして直線電動運動器18は、そのロッド18bを伸縮すると、前記第1の起倒レバー14aが傾動するとともに前記起倒主軸12が回転し、ひいては、前記起倒アーム13が垂直面内で傾動する。
前記持上げリンク17は、図4に示すように、一端に設けた長孔17cを介して前記起倒アーム13にスライド・回動可能に枢着され、他端が頭支持部16の補強材16Cに金具50を介して枢着されている。また持上げリンク17は、本形態では、長さの等しい第1、第2の持上げリンク17a、17bが含まれ、これにより、起倒アーム13、第1、第2の持上げリンク17a、17b及び頭支持部16とで平行リンク機構を形成している。なお本形態の平行リンク機構は、前記起倒アーム13と、第1、第2の持上げリンク17a、17b間が、長孔17cを介し枢着しているため、前記頭支持部16の持上げ時、上半身支持枠部5の起倒時に、該平行リンク機構、前記連結具Jなどにおいて発生するこじれ、つまりを解消でき、これら動作がスムースとなる点で好ましい。
前記脚支持枠部6は、前記第2のベッド枠半体32に取付けられ、本形態では、前記臀支持枠部4の脚側に配される第1の脚小枠20と、第2の脚小枠21とからなる。
前記第1の脚小枠20は、パイプ材等を横長矩形状に結合した枠体20Aと、この枠体20A内が囲む空所に配され寝具を載置可能な下張り材20Bと、折り畳みベッド1Aの縦方向にのびる補強材20Cとを含んで構成される。また前記第2のベッド枠半体32は、平面視で略コ字状の主枠32aの双方の頭側端部間に、横方向に通る円パイプからなる脚回動軸22を回動可能に枢支している。そして前記第1の脚小枠20は、その頭側の枠体部20A1が、前記脚回動軸22に溶接などで固着され、これにより、第1の脚小枠20は第2のベッド枠半体32に起倒作動可能に取り付けられる。なお第1の脚小枠20は、縦長さが190〜290mm程度に形成される。
前記第2の脚小枠21は、パイプ材等を横長矩形状に結合した枠体21Aと、この枠体21A内が囲む空所に配され寝具を載置可能な下張り材21Bと、折り畳みベッド1Aの縦方向にのびる補強材21Cとを含んで構成される。また図6に示すように、この第2の脚小枠21の頭側の端部と、前記第1の脚小枠20の脚側の端部とは、連結金具51とピンP3とを用いて折り曲げ可能に連結される。なお第2の脚小枠21は、縦長さが520〜780mm程度に形成される。
また本形態の折り畳みベッド1Aは、前記脚支持枠部6を傾動・折曲げ動作する脚部動作手段8を具える。そして該脚部動作手段8は、本形態では図3に示すように、前記脚回動軸22からのびる脚レバー23により形成されたものが例示される。前記脚レバー23は、折り畳みベッド1Aの縦方向に動くことにより前記脚回動軸22が回転し、その結果該脚回動軸22に固着された第1の脚小枠20と第2の脚小枠21とが、逆V字状に傾動・折り曲げ動作する。なお前記脚レバー23は、脚回動軸22の回転を安定とするため、2本以上設けることもよい。また、脚部動作手段8は、前記上半身起倒手段7と同様、脚レバー23の傾動に連動する起倒アームを設け、その先端部で第1の脚小枠20の背部を押し上げる構成を採用することもできる。
前記脚部動作手段8、及び前記上半身起倒手段7は、連動手段10により連結され、連動動作する。そして本形態の連動手段10は、紐状体9と滑車53とを具えたものが例示される。すなわち、前記紐状体9は、その一端が前記脚部動作手段8を構成する脚レバー23の先端部に固着され、他端は前記上半身起倒手段7の第2の起倒レバー14bの先端部に固着され、これにより脚部動作手段8と前記上半身起倒手段7とが紐状体9を介して連結している。
前記紐状体9は、脚レバー23、及び第2の起倒レバー14bから折り畳みベッド1Aの脚側にのび、その中間が、第2のベッド枠半体32に取付けた滑車53に支持されて反転しその向きを変えている。前記滑車53は、脚レバー23よりも第2の脚小枠21側かつ水平状態の第1の脚小枠20下方のベッド主枠2(第2のベッド枠半体32)に固着される。このように、紐状体9は反転して向きを変え配置されているため、例えば前記した従来の折り畳みベッドのように、ベッドの脚側の端部に及んで配されることなどがなくなり、コンパクトに配置される。なお滑車53は、前記第2のベッド枠半体32の補強材32cに固着した溝形金物52に回転可能に取付けられている。また前記紐状体9は、前記第1のベッド枠半体31の脚側において横方向にのびる補強材31cに設けたガイドローラ54に案内されている。
次に叙上の如く構成された本形態の折り畳みベッド1Aの動作を説明する。図6(A)、及び図5に実線で示すように、前記直線電動運動器18のロッド18bがベッドの脚側に突出したとき、上半身起倒手段7の第2の起倒レバー14bと、起倒アーム13とは、図において時計廻りの末端位置にあり、かつ前記脚レバー23は、反時計廻りの末端位置にある。そしてこのとき、上半身支持枠部5、及び脚支持枠部6は、伸展状態を維持し、寝具受け枠3に載置されたマット体からなる寝具Sの表面は、略フラットに形成され、枕を使用して通常の睡眠をとる場合に適している。
次いで、前記直線電動運動器18のロッド18bが少し縮み、起倒主軸12の回転に連動し、起倒アーム13が半時計廻りに起き上がると、前記持上げリンク17が頭支持部16を押し上げる。このとき、前記連結具Jのスライド軸47は、前記抜け止め部23bが筒状部46の下端面に当接するまで、該筒状部46内をスライドする。一方背支持部15は、その自重により第1のベッド枠半体31に載置された水平のままの状態を保つ。これにより、図5に想像線R1で示すように、頭支持部16は、背支持部15と段差を生じつつ傾斜して上昇し、初期リクライニング状態R1をとることができる。
さらに、前記起倒アーム13によりスライド軸47が最大スライド量に達した後もさらに頭支持部16を押し上げると、スライド軸47の抜け止め部13bが筒状部46を持ち上げる。これにより、背支持部15は、頭支持部16とともに持ち上げられ、前記臀支持枠部4と連結された前記ピンP1を支点として起き上がり、頭支持部16と背支持部15との段差が保たれた後期リクライニング状態R2をとることができる。このように本形態では、頭支持部16と背支持部15との段差により、頸部への圧迫を減じつつ頭部を持上げることができ、テレビの視聴、読書などに最適なリクライニング状態を得ることができ、また初期リクライニング状態R1では、枕なしであたかも枕を使用しているのと同じ寝心地を得ることができる点で好ましい。
また、初期、後期を含む前記リクライニング状態Rにおいて、図6(B)に示すように、前記上半身起倒手段7の起倒主軸12に固着された第2の起倒レバー14bは反時計廻りに回転する。このとき一端が第2の起倒レバー14bに固着された紐状体9は、折り畳みベッド1Aの頭側に引き寄せられるが、前記滑車53により方向を180度反転するため、その他端は折り畳みベッド1Aの脚側に引張られ、これに固着した脚レバー23は、時計廻りに回転する。その結果、前記第1の脚小枠20は、その頭側端部が脚回動軸22に固着されているため脚側の端部が起き上がる。そして第1の脚小枠20の脚側端部に折れ曲げ可能に連結された第2の脚小枠21の頭側端部は引き上げられるため、脚支持枠部6は逆V字状に折れ曲がる。
またこのとき、上半身起倒手段7と脚レバー23とは連動手段10を介して連動して動作するため、上半身支持枠部5の起き上がりの角度が小の状態では、脚支持枠部6の傾動の傾き(折れ曲がりの角度)は小さく、上半身支持枠部5の起き上がり角度の増加に追従して脚支持枠部6の傾動の傾きも大きくなる。さらに、前記紐状体9の長さ調整により、上半身支持枠部5の起き上がり角度が或る角度(例えば15〜30度程度)を越えてから、脚支持枠部6の傾動を連動させることもできる。
このように、上半身起倒手段7と脚部動作手段8とが連動手段10により連動し、上半身の起き上がり角度に応じた傾きで脚を逆V字に折り曲げ支持するため、ユーザは各種角度の状態において、無理のない最も自然な姿勢を保つことができ、テレビの視聴、読書などを長時間続けても腰、膝などへの負担が小さく、だるさなど疲労感が減少し、快適なリクライニング状態を作り出すことができる。しかも、駆動手段の操作により、連動手段がその状態を自動的に形成するため、使い勝手に優れる。
他方、リクライニング状態Rにおいて、直線電動運動器18のロッド18bを伸ばすことにより、上半身支持枠部5の起き上がりの角度と、脚支持枠部6の逆V字状の傾きとを徐々に減じ、上半身支持枠部5及び脚支持枠部6は、初期の伸展状態へと連続的に変化できる。なお、直線電動運動器18は、図示しないリモコンを使用し、ユーザが折り畳みベッド1Aに寝た状態で操作することができる。
なお、駆動手段11は、本形態では直線電動運動器18を用いているが、図13に示すように、ラチェット機構を具え、上半身支持枠部5を傾斜位置で係止可能に起倒する手動レバー24により構成することもできる。また、本形態の駆動手段11は、上半身起倒手段7に取付けているが、脚部動作手段8に設けることもよい。また本形態の上半身起倒手段7は、第1、第2の起倒レバー14a、14bを具えるものが例示されるが、1本の起倒レバー14に直線電動運動器18と、紐状体9とを取付けて構成してもよい。
図7、8は、本発明の他の実施形態を例示している。なお、前記の実施形態と同等の構成はその説明を省略し、図中にその符号のみを記している。本形態の上半身支持枠部5は、単一のフレーム体で構成され、その脚側端部は、臀支持枠部4の頭側端部に、連結金具45とピンP1とを用いて起倒作動可能に取付けられている。従って、背中と頭部とは一体の上半身支持枠部5により支持される。
本形態の折り畳みベッド1Aでは、起倒主軸12から相互に平行にのびる2本の起倒アーム13, 13が設けられ、該起倒アーム13は、その先端に支持ローラ55を有し、該支持ローラ55が上半身支持枠部5の背面に当接して、該上半身支持枠部5を押し上げる。なお上半身支持枠部5は、折り畳みベッド1Aの縦方向にのびる補強材に、前記支持ローラ55が転動する滑走面56, 56を設ける。前記ピンP1を軸とした上半身支持枠部5の起倒動作と、起倒主軸12を軸とした起倒アーム13の起倒動作とは、その回転中心位置が異なるため、前記起倒アーム13の先端部と上半身支持枠部5の背面の当接位置は、起倒角度の変化に従い移動する。しかし、前記支持ローラ55は、上半身支持枠部5の背面と相対移動可能に係合するため、摩擦、こじれなどをおこすことなく、起倒動作をスムースに行なうことができる点で好ましい。
本形態の折り畳みベッド1Aは、図9(A)に示すように、直線電動運動器18のロッド18bが伸び、前記起倒アーム13が略水平の位置においては、上半身支持枠部5と、臀支持枠部4と、脚支持枠部6とはベッド主枠2に載置された水平のままの伸展状態を維持する。図9(B)に示すように、直線電動運動器18のロッド18bが縮み、前記起倒アーム13が図において反時計廻りに回転すると、起倒アーム13先端の支持ローラ55が上半身支持枠部5の背面を押し上げ、上半身支持枠部5はピンP1を軸に起き上がる。同時に紐状体9を含む連動手段10を介し、脚部動作手段8が動作し、脚支持枠部6が逆V字状に傾動し折り曲げられる。
図10、11は、本発明の更に異なる実施形態を例示している。本形態の上半身起倒手段7は、上半身支持枠部5の背面に並設された第1、第2の起倒レバー14a、14bからなる。第1の起倒レバー14aは、上半身支持枠部5の背面から折り畳みベッド1Aの脚側に傾斜してのび、小間隔を介し平行な一対の長板体14a1, 14a1からなる。該第1の起倒レバー14aは、その先端がピンP4により直線電動運動器18のロッド18bに回転可能に取付られている。なお、前記ピンP4は、ロッド18bの伸縮動作の遊びを得るため、第1の起倒レバー14a先端の長孔57にスライド可能に取付られている。
前記第2の起倒レバー14bは、上半身支持枠部5の背面に設けた取付板58に突設され、該取付板58に固着された基部14b1と、基部14b1の先端から折り畳みベッド1Aの脚側へのびる腕部14b2とからなり、L字状をなしている。そして前記腕部14b2は、その先端に連動手段10を構成する紐状体9の一端が固着され、該紐状体9の他端は脚部動作手段8の脚レバー23の先端に固着している。
本形態の折り畳みベッド1Aは、図12(A)、(B)に示すように、直線電動運動器18のロッド18bが伸びたとき、上半身支持枠部5と、臀支持枠部4と、脚支持枠部6とはベッド主枠2に載置された水平のままの伸展状態を維持する。図12(C)に示すように、直線電動運動器18のロッド18bが縮み、前記第1の起倒レバー14a先端が折り畳みベッド1Aの頭側に引張られると、臀支持枠部4の頭側の端部にピンP1により起倒作動可能に取付られた上半身支持枠部5は、その頭側端部が起き上がる。そして図12(D)に示すように、上半身支持枠部5背面の第2の起倒レバー14bは、前記ピンP1を中心に反時計廻りに傾動するため、前記紐状体9の一端を折り畳みベッド1Aの頭側に引張り、その結果前記脚部動作手段8が動作し、脚支持枠部6が逆V字状に傾動し折曲げられる。
図13に示す折り畳みベッド1Bは、上半身支持枠部5の脚側端部が、臀支持枠部の頭側端部にピンP1により起倒作動可能に取付られ、しかもラチェットRAを用いて傾斜位置で係止可能に支持されている。前記ラチェットRAは、上半身支持枠部5を複数角度の傾斜位置で係止可能に支持しえ、最大傾斜角度(例えば90度)を越えると係止が解除される周知の構造のものが採用される。そして、上半身支持枠部5はユーザが手動により任意の角度に引き起こして使用する。このとき、上半身支持枠部5の両側部にリクライニンググリップ60が設けられているため、これを握って持上げると操作を簡単に行える。なお前記リクライニンググリップ60は、ソフト感を得るためロープにスポンジを被覆したものが用いられている。
前記上半身支持枠部5は、その背面に突出レバー19を有する。該突出レバー19は、上半身支持枠部5の背面に設けた取付板59に固着された基部19aと、基部19aの先端から折り畳みベッド1Aの脚側へのびる腕部19bとからなり、L字状をなしている。連動手段10は、紐状体9と第2のベッド枠半体32に設け、横方向にのびる支持杆59とからなるものが例示される。紐状体9は、その一端が前記腕部19bの先端に固着され、脚側に向ってのび、中間が前記支持杆59に支持されて反転することにより、その先の向きを頭側に転換し、他端が脚部動作手段8を構成する脚レバー23の先端に固着している。
本形態の折り畳みベッド1Bは、図14(A)に示すように、ラチェットRAによる係止が解除されるとき、上半身支持枠部5と、臀支持枠部4と、脚支持枠部6とはベッド主枠2に載置された水平のままの伸展状態を維持する。図14(B)に示すように、上半身支持枠部5は、ピンP1を中心にを手動で引き起こすと、ラチェットRAにより傾斜位置で係止される。そしてこのとき、上半身支持枠部5背面の突出レバー19は、前記ピンP1を中心に半時計廻りに回転するため、前記紐状体9の一端を折り畳みベッド1Aの頭側に引張り、その結果前記脚部動作手段8が動作し、脚支持枠部6が逆V字状に傾動し折曲げられる。
また、前記紐状体9は、図15(A)に示すように、その端部に設けたフック61を固着している固着具62(蝶ボルト、ナット)を外すことにより、上半身支持枠部5の突出レバー19から取り外すと、脚支持枠部6を逆V字状に折曲げ連動させることなく、上半身支持枠部5のみを起倒作動させることができる。このとき、取り外された紐状体9は、図15(B)に示すように、その端部のフック61を蝶ボルト63によりガイドローラ54の取付プレート64に螺着することにより固定される。
前記フック61を
本発明の折り畳みベッド1Aの分解斜視図である。 その平面図である。 上半身起倒手段、脚部動作手段、及び連動手段を例示する拡大斜視図である。 連結具、及びリンクを例示する拡大斜視図である。 寝具受け枠の変形状態を示す側面略図である。 (A)(B)は、折り畳みベッド1Aの変形状態を示す側面略図である。 折り畳みベッド1Aの異なる実施形態を例示する要部平面図である。 その要部側面図である。 (A)(B)は、その変形状態を示す側面図である。 折り畳みベッド1Aの更に異なる実施形態を例示する平面図である。 (A)(B)は、その変形状態を示す要部側面図である。 (A)〜(D)は、その変形状態を示す側面図である。 本発明の折り畳みベッド1Bの要部側面図である。 (A)(B)は、その変形状態を示す側面図である。 (A)(B)は、その使用方法を説明する要部斜視図である。 従来の折り畳みベッドの側面図である。 その折り畳み状態を示す側面図である。
符号の説明
1A、1B 折り畳みベッド
2 ベッド主枠
3 寝具受け枠
4 臀支持枠部
5 上半身支持枠部
6 脚支持枠部
7 上半身起倒手段
8 脚部動作手段
9 紐状体
10 連動手段
11 駆動手段
12 起倒主軸
13 起倒アーム
14 起倒レバー
15 背支持部
16 頭支持部
17 持上げリンク
18 直線電動運動器
19 突出レバー
20 第1の脚小枠
21 第2の脚小枠
22 脚回動軸
23 脚レバー
24 手動レバー
RA ラチェット
S 寝具

Claims (5)

  1. 倒立V字状に折り曲げ可能なベッド主枠に取りつけられ、寝具を載置する寝具受け枠を具えた折り畳みベッドであって、
    前記寝具受け枠は、
    非傾動かつ就寝者の臀部を受ける臀支持枠部と、
    この臀支持枠部の頭側端部で起倒動作可能に取り付けられ上半身を受ける上半身支持枠部と、
    前記臀支持枠部の脚側端部で傾動動作可能に取り付けられ、かつ逆V字状に折曲げ動作可能な脚支持枠部とを含み、
    かつ前記臀支持枠部と、上半身支持枠部と、脚支持枠部とは前記ベッド主枠の縦方向に配され、
    前記上半身支持枠部は、上半身起倒手段により起倒動作され、
    前記上半身起倒手段は、
    上半身支持枠部の臀支持枠部側でベッド幅方向にのびかつ前記ベッド主枠に枢支される起倒主軸と、
    前記起倒主軸から頭部側にのびかつ前記上半身支持枠部の頭部側に連結して該上半身支持枠部を起倒させる起倒アームと、
    前記起倒主軸から下方にのびかつ傾動により前記上半身支持枠部を起倒動作させる1本以上の起倒レバーとを含み、
    前記脚支持枠部は、
    臀支持枠部側の第1の脚小枠と、該第1の脚小枠と逆V字に折曲げ可能に連結された第2の脚小枠と、これらを傾動・折曲げ動作する脚部動作手段とを具え、
    前記第1の脚小枠は、
    その臀支持枠部側をベッド幅方向にのびかつ前記ベッド主枠で回動可能に枢支された脚回動軸に固定され、
    前記脚部動作手段は、前記脚回動軸から下方にのびかつ傾動により該脚支持枠部を傾動・折曲げ動作させる1以上の脚レバーを含み、
    前記起倒レバー及び脚レバーは、一端が起倒レバーに固着されるとともに、他端が脚レバーよりも前記第2の脚小枠側かつ水平状態の第1の脚小枠の下方のベッド主枠に固着された滑車に支持されて反転し向き変えして脚レバーに固着される紐状体を具えた連動手段により、互いに逆向きに傾動可能に連結され、しかも
    前記上半身枠部を起倒動作、又は前記脚支持枠部を傾動・折曲げ動作させる駆動手段を具えたことを特徴とする折り畳みベッド。
  2. 前記上半身支持枠部は、背中を受ける背支持部と、頭部を受ける頭支持部とを含み、
    前記起倒アームは、頭支持部を持ち上げる持上げリンクを介して前記頭支持部に連結されることを特徴とする請求項1記載の折り畳みベッド。
  3. 前記起倒アームは、その先端部が前記上半身支持枠部の背面と相対移動可能に連結されることを特徴とする請求項1記載の折り畳みベッド。
  4. 前記駆動手段は、直線電動運動器、又はラチェットを用いて前記上半身支持枠部を傾斜位置で係止可能に起倒する手動レバーであることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の折り畳みベッド。
  5. 倒立V字状に折り曲げ可能なベッド主枠に取りつけられ、寝具を載置する寝具受け枠を具えた折り畳みベッドであって、
    前記寝具受け枠は、
    非傾動かつ就寝者の臀部を受ける臀支持枠部と、
    この臀支持枠部の頭側端部で起倒動作可能かつラチェットを用いて傾斜位置で係止可能に取り付けられ上半身を受ける上半身支持枠部と、
    前記臀支持枠部の脚側端部で傾動動作可能に取り付けられ、かつ逆V字状に折曲げ動作可能な脚支持枠部とを含み、
    前記臀支持枠部と、上半身支持枠部と、脚支持枠部とは前記ベッド主枠の縦方向に配されるとともに、
    前記上半身支持枠部は、その臀支持枠部側に固着されかつ下方にのびる突出レバーを具え、
    前記脚支持枠部は、
    臀支持枠部側の第1の脚小枠と、該第1の脚小枠と逆V字に折曲げ可能に連結された第2の脚小枠と、これらを傾動・折曲げ動作する脚部動作手段とを具え、
    前記第1の脚小枠は、
    その臀支持枠部側をベッド幅方向にのびかつ前記ベッド主枠で回動可能に枢支された脚回動軸に固定され、
    前記脚部動作手段は、前記脚回動軸から下方にのびかつ傾動により該脚支持枠部を傾動・折曲げ動作させる1以上の脚レバーを含み、
    前記突出レバー及び脚レバーは、一端が突出レバーに固着されるとともに、他端が脚レバーよりも前記第2の脚小枠側かつ水平状態の第1の脚小枠の下方のベッド主枠に固着された滑車に支持されて反転し向き変えして脚レバーに固着される紐状体を具えた連動手段により互いに逆向きに傾動可能に連結されることを特徴とする折り畳みベッド。
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