JP4231461B2 - 移動量調整装置 - Google Patents
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例えば、台車に一対のプーリに架設された無端ベルトが設けられ、該無端ベルトが固定側ベルト及び可動側ベルトと各々噛み合っており、台車を固定側ベルトに対して一方側に移動させると、可動側ベルトが台車の2倍の移動速度で移動するようになっている(特許文献1参照)。
一対の回転体に架設されて周回移動する無端状の第1,第2搬送体を一体に支持したまま往復動可能な移動体と、前記移動体を長手方向に同等以下の長さ範囲から所定方向へ移動可能にガイドする固定ガイドと、前記固定ガイドに設けられた入力軸を中心に入力回転体が正逆回転駆動されて該入力回転体と噛み合う前記第1搬送体へ駆動伝達する入力部と、前記第1搬送体と共に周回移動する前記第2搬送体に連繋して直線移動する出力部と、を具備し、前記入力部から前記第1搬送体へ駆動伝達することにより前記固定ガイドの長さ範囲内で前記第2搬送体に連繋する出力部を直線移動させ、当該出力部が前記移動体に設けられたストッパー受け部に突き当たって前記第1,第2搬送体の移動を所定位置で規制したまま前記入力部から前記第1搬送体への更なる駆動伝達により前記移動体を前記固定ガイドの長さ範囲を超えて所定方向へ移動させることを特徴とする。
また、前記第1搬送体及び前記第2搬送体が同軸に設けられた一対の回転体に架設されており、前記第1搬送体及び第2搬送体は入力回転体の回転に伴い同方向へ周回移動することを特徴とする。
また、前記第1搬送体及び第2搬送体が異なる回転軸に設けられた一対の回転体に各々架設され、前記固定ガイドに設けられた入力回転体と前記第1搬送体とが噛み合い、前記回転軸どうしで駆動伝達されて前記第2搬送体は前記第1搬送体の回転方向と反対方向へ周回移動することを特徴とする。
また、前記入力回転体と前記第1搬送体とが噛み合い、前記第1搬送体及び第2搬送体が異なる回転軸に設けられた一対の回転体に各々架設されかつ対向する回転体どうしに挟み込まれて重なり合うことで前記第1搬送体と第2搬送体とが互いに噛み合ったまま反対方向へ周回移動するように設けられることを特徴とする。
また、前記移動体は固定ガイドの長さ範囲内で同軸状に収納されており、前記第2搬送体に設けられた出力部は移動体の長手方向に形成された長孔に沿って移動することを特徴とする。
また、前記固定ガイドより所定方向へ突出して移動した前記移動体は、前記入力部を逆転駆動して前記第2搬送体を通じて前記出力部を逆向きに移動させて前記ストッパー受け部から離間させることにより、当該ストッパー受け部が出力軸に当接する位置まで前記移動体が自重により追従して移動して前記固定ガイド側へ戻ることを特徴とする。
また、一対の回転体に架設されて周回移動する無端状の搬送体を一体に支持したまま往復動可能な移動体と、前記移動体を長手方向に同等以下の長さ範囲から所定方向へ移動可能にガイドする固定ガイドと、前記固定ガイドに設けられた入力軸を中心に入力回転体が正逆回転駆動されて前記搬送体へ駆動伝達する入力部と、前記移動体に設けられ、前記固定ガイドと前記搬送体の何れか一方に連繋して移動を規制する移動規制切換部と、前記搬送体に設けられ、当該搬送体の周回移動に伴って前記移動規制切換部の連繋位置を前記固定ガイドと係止する位置と前記搬送体の回転を規制する位置とで切り換えるストッパーと、を具備し、前記入力回転体が所定方向に回転すると、前記移動規制切換部が前記固定ガイドに係止している間は前記移動体が停止したまま前記搬送体のみが周回移動し、前記ストッパーとの干渉によって、前記移動規制切換部を前記固定ガイドと係止する位置から前記搬送体の周回移動を規制する位置へ切り換えると、前記入力回転体から前記搬送体への更なる駆動伝達により前記移動体を前記固定ガイドの長さ範囲を超えて所定方向へ移動させることを特徴とする。
第1搬送体及び第2搬送体は同軸に設けられた一対の回転体に各々架設されていても良いし、異なる回転軸に設けられた一対の回転体に各々架設され、回転軸どうしで駆動伝達されて第2搬送体は第1搬送体の回転方向と反対方向へ周回移動するようにすることも装置レイアウトによって採用し得る。或いは、移動体に設けられる第1搬送体と第2搬送体とが互いに噛み合って反対方向へ周回移動するように設けることによっても、入力回転方向が同じでも出力取出面が変えられるため、装置バリエーションを増やすことができる。
また、移動体が固定ガイドの長さ範囲内で同軸状に(嵌入されて)収納されているので、装置の設置面積を減らして小型化を図ることができ、出力部は移動体の長手方向に形成された長孔に沿って移動することにより、出力部の移動を長孔でガイドするため搬送体の振れや振動を抑えることができる。
また、出力部はストッパーを兼用しており、移動体に設けられたストッパー受け部にストッパーが突き当たって搬送体の移動が規制されることにより、移動体を構成する部品点数を減らして移動体の小型化低コスト化を図ることができる。
また、入力部を逆転駆動して搬送体の出力部を逆向きに移動させることにより、搬送体の移動規制位置が変化して移動体が当該変更された規制位置位置まで追従して移動して固定ガイド側へ戻るようにすることで、簡易な構成で一定速度で出力部の任意の位置までの往復動が可能になる。
また、移動体に設けられた移動規制切換部が固定ガイドに係止している間は移動体が停止したまま搬送体のみが周回移動し、作動部が移動規制切換部の位置を固定ガイドと係止する位置から搬送体の移動を規制する位置へ切り換えると、入力部から搬送体への更なる駆動伝達により移動体を固定ガイドの長さ範囲を超えて所定方向へ移動させることにより、移動体に複数の搬送体を設けることなく、出力部の移動範囲を任意に調整できる。
図1及び図2において、移動体1には、無端状のタイミングベルト、チェーンなどの第1搬送体2と第2搬送体3とが一対の回転体(プーリ)4、5に架設されて周回移動するようになっている。第1搬送体2及び第2搬送体3は同軸に設けられた一対のプーリ4、5に架設されており、第1搬送体2及び第2搬送体3は入力部6の回転方向と反対方向へ周回移動する。プーリ4、5は回転軸4a、5aが共に筐体状の移動体1内に設けられている。
本実施例は、移動量調整装置を車椅子用の昇降装置として利用する場合について説明する。図9において、車椅子20は台車本体21に平面視円弧状の支持アーム22が昇降可能に設けられている。支持アーム22には、椅子23が両側の肘掛部24にて支持アーム23に連繋して長手方向に沿って回転可能であり、かつ支持アーム22に対して上下方向に着脱可能に連繋している。車椅子20は、把手25を把持して押すことにより、前後輪26、27により走行することができる。
これにより、椅子23に人を載せたまま支持アーム22を所望の高さ位置まで一定速度で上昇させ、椅子23を例えば90度若しくは180度向きを変え、再度一定速度で下降させて椅子23ごと乗せ換えを行なうことができる。駆動源を起動する同時に可動フレーム30が本体フレーム28より突出し始めることがないので、可動フレーム30が作業の邪魔になることはなく、必要に応じて椅子23の昇降量を調整できる。
2 第1搬送体
3 第2搬送体
4、5 プーリ
4a、5a 回転軸
6 入力部
7 入力軸
8 入力回転体
9 ガイドローラ
10 固定ガイド
11 出力軸
12 長孔
13、38 ストッパー受け部
14 移動規制切換アーム
15 支持部
16 係止凹部
17、18 スプロケットホィール
19 ベルトチェーン
20 車椅子
21 台車本体
22 支持アーム
23 椅子
24 肘掛部
25 把手
26 前輪
27 後輪
28 本体フレーム
29 連結ガイド
30 可動フレーム
31、32 軸受部
33 第1のタイミングベルト
34 第2のタイミングベルト
35 連結具
36 ストッパー
37 軸受連結部
Claims (7)
- 一対の回転体に架設されて周回移動する無端状の第1,第2搬送体を一体に支持したまま往復動可能な移動体と、
前記移動体を長手方向に同等以下の長さ範囲から所定方向へ移動可能にガイドする固定ガイドと、
前記固定ガイドに設けられた入力軸を中心に入力回転体が正逆回転駆動されて該入力回転体と噛み合う前記第1搬送体へ駆動伝達する入力部と、
前記第1搬送体と共に周回移動する前記第2搬送体に連繋して直線移動する出力部と、を具備し、
前記入力部から前記第1搬送体へ駆動伝達することにより前記固定ガイドの長さ範囲内で前記第2搬送体に連繋する出力部を直線移動させ、当該出力部が前記移動体に設けられたストッパー受け部に突き当たって前記第1,第2搬送体の移動を所定位置で規制したまま前記入力部から前記第1搬送体への更なる駆動伝達により前記移動体を前記固定ガイドの長さ範囲を超えて所定方向へ移動させることを特徴とする移動量調整装置。 - 前記第1搬送体及び前記第2搬送体が同軸に設けられた一対の回転体に架設されており、前記第1搬送体及び第2搬送体は入力回転体の回転に伴い同方向へ周回移動することを特徴とする請求項1記載の移動量調整装置。
- 前記第1搬送体及び第2搬送体が異なる回転軸に設けられた一対の回転体に各々架設され、前記固定ガイドに設けられた入力回転体と前記第1搬送体とが噛み合い、前記回転軸どうしで駆動伝達されて前記第2搬送体は前記第1搬送体の回転方向と反対方向へ周回移動することを特徴とする請求項1記載の移動量調整装置。
- 前記入力回転体と前記第1搬送体とが噛み合い、前記第1搬送体及び第2搬送体が異なる回転軸に設けられた一対の回転体に各々架設されかつ対向する回転体どうしに挟み込まれて重なり合うことで前記第1搬送体と第2搬送体とが互いに噛み合ったまま反対方向へ周回移動するように設けられることを特徴とする請求項1記載の移動量調整装置。
- 前記移動体は固定ガイドの長さ範囲内で同軸状に収納されており、前記第2搬送体に設けられた出力部は移動体の長手方向に形成された長孔に沿って移動することを特徴とする請求項1記載の移動量調整装置。
- 前記固定ガイドより所定方向へ突出して移動した前記移動体は、前記入力部を逆転駆動して前記第2搬送体を通じて前記出力部を逆向きに移動させて前記ストッパー受け部から離間させることにより、当該ストッパー受け部が出力軸に当接する位置まで前記移動体が自重により追従して移動して前記固定ガイド側へ戻ることを特徴とする請求項1記載の移動量調整装置。
- 一対の回転体に架設されて周回移動する無端状の搬送体を一体に支持したまま往復動可能な移動体と、
前記移動体を長手方向に同等以下の長さ範囲から所定方向へ移動可能にガイドする固定ガイドと、
前記固定ガイドに設けられた入力軸を中心に入力回転体が正逆回転駆動されて前記搬送体へ駆動伝達する入力部と、
前記移動体に設けられ、前記固定ガイドと前記搬送体の何れか一方に連繋して移動を規制する移動規制切換部と、
前記搬送体に設けられ、当該搬送体の周回移動に伴って前記移動規制切換部の連繋位置を前記固定ガイドと係止する位置と前記搬送体の回転を規制する位置とで切り換えるストッパーと、を具備し、
前記入力回転体が所定方向に回転すると、前記移動規制切換部が前記固定ガイドに係止している間は前記移動体が停止したまま前記搬送体のみが周回移動し、前記ストッパーとの干渉によって、前記移動規制切換部を前記固定ガイドと係止する位置から前記搬送体の周回移動を規制する位置へ切り換えると、前記入力回転体から前記搬送体への更なる駆動伝達により前記移動体を前記固定ガイドの長さ範囲を超えて所定方向へ移動させることを特徴とする移動量調整装置。
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JP2006002808A JP2006002808A (ja) | 2006-01-05 |
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JP7118467B1 (ja) | 2020-09-18 | 2022-08-16 | 株式会社岩谷技研 | 被写体を撮影するための撮影方法 |
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2004
- 2004-06-15 JP JP2004177398A patent/JP4231461B2/ja not_active Expired - Fee Related
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