JP4231277B2 - 環状カーボネートの製造法 - Google Patents

環状カーボネートの製造法 Download PDF

Info

Publication number
JP4231277B2
JP4231277B2 JP2002333567A JP2002333567A JP4231277B2 JP 4231277 B2 JP4231277 B2 JP 4231277B2 JP 2002333567 A JP2002333567 A JP 2002333567A JP 2002333567 A JP2002333567 A JP 2002333567A JP 4231277 B2 JP4231277 B2 JP 4231277B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reaction
glyceryl ether
mol
cyclic carbonate
general formula
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2002333567A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2004168674A (ja
Inventor
宗尚 奥津
智人 木附
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kao Corp filed Critical Kao Corp
Priority to JP2002333567A priority Critical patent/JP4231277B2/ja
Publication of JP2004168674A publication Critical patent/JP2004168674A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4231277B2 publication Critical patent/JP4231277B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Catalysts (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は環状カーボネートの製造法に関する。
【0002】
【従来の技術】
環状カーボネートはポリエステルやポリカーボネート、ポリウレタン、ポリアミド等のポリマー合成原料、界面活性剤及び潤滑油等、応用分野が広いことが知られている。また米国特許第2856413号記載されているように、樹脂改質剤として有用な各種エポキシドヘの変換も容易である。
【0003】
1,2−ジオール類より環状カーボネートを合成する方法としては、一般的には1,2−ジオール類にホスゲンを反応させる方法(特許文献1参照)や、ジアルキルカーボネートとの交換反応(特許文献2参照)等が知られている。また、金属触媒を用いて一酸化炭素を高圧下反応させる方法も知られている(特許文献3参照)。しかしながらこれらの方法は、いずれも原料の取り扱いや収率等に問題がある場合が多い。
一方、安価な原料である尿素をSn触媒により反応させ、環状カーボネートを得る方法が開示されている(特許文献4参照)。しかしながら開示されている方法では尿素に対して1,2−ジオール化合物を過剰に用いる必要があり、定量的にまたは高収率で1,2−ジオール化合物から環状カーボネートを得ることは難しい。
【0004】
【特許文献1】
特開平06−009610号公報
【特許文献2】
米国特許第5091543号
【特許文献3】
特開平6−157509号公報
【特許文献4】
特開平4−211075号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従って本発明の目的は、簡便、安全かつ定量的に又は高収率で環状カーボネートを製造する方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは上記課題を解決すべく鋭意研究した結果、1,2−ジオール化合物と低級カルバミン酸エステルとを、酸触媒を用いて反応させることにより、環状カーボネートが製造でき、特にトリフルオロメタンスルホン酸のランタン塩を触媒として用いると効率良く製造できることを見出した。
すなわち本発明は、一般式(1):
【0007】
【化4】
Figure 0004231277
【0008】
(式中、R1は1個又は2個以上の置換基を有してもよい総炭素数20以下の直鎖又は分岐鎖のアルキル基若しくはアルコキシ基、又は水酸基を示し、R2は水素原子又は水酸基を示す。)で表される1,2−ジオール化合物を、一般式(2):
【0009】
【化5】
Figure 0004231277
【0010】
(式中、R3は炭素数4以下の直鎖若しくは分岐鎖のアルキル基又はベンジル基を示し、R4及びR5はそれぞれ独立して水素原子又は炭素数8以下の直鎖又は分岐鎖のアルキル基を示す。)で表される低級カルバミン酸エステルと、酸触媒の存在下にて反応させる、一般式(3):
【0011】
【化6】
Figure 0004231277
【0012】
(式中、R1及びR2は上記と同じ意味を示す。)で表される環状カーボネートの製造法を提供するものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
一般式(1)で表される1,2−ジオール化合物において、R1としてのアルキル基又はアルコキシ基の置換基としては、水酸基及びアルコキシ基が例示でき、アルコキシ基が好ましい。R1の総炭素数は、5〜20が好ましく、置換基の数は1〜3が好ましく、特に1が好ましい。R2は水素原子が好ましい。かかる1,2−ジオール化合物の例として、モノ(C1−C20アルキル)グリセリルエーテル、C3−C23アルカン−1,2−ジオール等のジオールの他に、グリセリン、エリスリトール、ソルビトール等の還元糖類のようなビシナルジオール骨格を持つポリオール類が挙げられる。好ましい1,2−ジオール化合物は、モノ(C1−C20アルキル)グリセリルエーテル、グリセリン、ソルビトールであり、特にモノ(イソアミル)グリセリルエーテル、モノオクチルグリセリルエーテル、モノ(2−エチルヘキシル)グリセリルエーテル、モノデシルグリセリルエーテル、モノ(イソデシル)グリセリルエーテル、モノテトラデシルグリセリルエーテル、モノヘキサデシルグリセリルエーテル、モノヘキサデシルグリセリルエーテル、モノオクタデシルグリセリルエーテル、モノ(イソオクタデシル)グリセリルエーテル、モノドデシルグリセリルエーテルが好ましい。
【0014】
一般式(2)で表される低級カルバミン酸エステルにおいてR3及びR4は水素原子又は炭素数8以下のアルキル基であるのが好ましく、特に水素原子が好ましい。好ましい低級カルバミン酸エステルの例としては、カルバミン酸メチル、カルバミン酸エチル、カルバミン酸プロピル、カルバミン酸ブチル、及びカルバミン酸ベンジルが挙げられ、特にカルバミン酸メチルが好ましい。
【0015】
本発明における1,2−ジオール化合物とカルバミン酸エステルの比率は、低級カルバミン酸エステルがやや過剰になるように用いると良く、具体的には1,2−ジオール化合物1molに対して低級カルバミン酸エステルを1.0〜1.5mol倍量、好ましくは1.0〜1.2mo1倍量用いるとよい。
【0016】
本発明の好ましい一態様によると、一般式(1a):
【0017】
【化7】
Figure 0004231277
【0018】
(式中、R1は1個又は2個以上の置換基を有してもよい総炭素数20以下の直鎖又は分岐鎖のアルキル基若しくはアルコキシル基、又は水酸基を示す)で表される1,2−ジオール化合物を、一般式(2a):
【0019】
【化8】
Figure 0004231277
【0020】
(式中、R3は炭素数4以下の直鎖若しくは分岐鎖のアルキル基又はベンジル基を示す。)で表される低級カルバミン酸エステルと、酸触媒の存在下にて反応させる、一般式(3a):
【0021】
【化9】
Figure 0004231277
【0022】
(式中、R1は上記と同じ意味を示す。)で表される環状カーボネートの製造法が提供される。
【0023】
本発明における酸触媒としては、p−トルエンスルホン酸又はトリフルオロメタンスルホン酸のような通常の酸触媒を使用することができるが、p−トルエンスルホン酸又はトリフルオロメタンスルホン酸の金属塩は、使用量が少なくても高収率で環状カーボネートが得られる点から好ましい。それらの金属塩の中で、トリフルオロメタンスルホン酸のランタニド塩、特にランタン又はサマリウム塩、或は銅塩又は亜鉛塩が好ましく、トリフルオロメタンスルホン酸ランタンが特に好ましい。
p−トルエンスルホン酸又はトリフルオロメタンスルホン酸のような通常の酸触媒の好ましい使用量は、原料の1,2−ジオール化合物に対して1〜200mol%である。酸触媒がトリフルオロメタンスルホン酸金属塩の場合、触媒の使用量は、原料の1,2−ジオール化合物に対して0.01〜10mol%が好ましく、0.1〜5mol%が更に好ましい。
トリフルオロメタンスルホン酸金属塩を酸触媒として用いると、触媒量が少なくてすむ理由は、次のように考えられる。酸触媒にp−トルエンスルホン酸等の通常の酸触媒を用いると、副生物(アミン又はアンモニア)のために、その酸触媒が失活してしまい、比較的多量の酸触媒が必要である。更にこれらの副生物を反応系中から除去できれば原理的には少量の触媒の使用で反応を続けることが可能であるが、副生物が酸触媒と反応してしまう前に完全に反応系外へ除去することは容易ではない。従って、通常の酸触媒でも反応は進行するが、反応収率は、ほぼ酸触媒量に比例する。一方、触媒としてトリフルオロメタンスルホン酸金属塩を用いると、それらが特異的に、副生物で失活することなく触媒的に反応が進行する。したがって、トリフルオロメタンスルホン酸金属塩を使用する場合、少量の触媒の使用で、目的とする環状カーボネートを高収率で得ることが可能となる。
【0024】
本発明の反応温度は100〜140℃が好ましく、110〜130℃が更に好ましい。
また本発明において、反応時に窒素等の不活性ガスの流通下で行っても、密閉容器中で行っても、反応はともに良好に進行する。
【0025】
【実施例】
実施例1
200mL容四つロフラスコにモノオクチルグリセリルエーテル40.8g(0.20mo1)、カルバミン酸メチル16.5g(0.22mo1)、トリフルオロメタンスルホン酸ランタン2.0g(3.5mmol)を仕込み、80℃に昇温して均一に溶解させた。更に攪拌しながら、窒素流通下、120℃に昇温し、そのまま24時間反応させた。反応終了後、室温まで冷却し、反応物をガスクロマトグラフィーにより分析した結果、モノオクチルグリセリルエーテルの環状カーボネート体への変換率は80%であった。
【0026】
比較例1
200mL容四つロフラスコにモノオクチルグリセリルエーテル40.8g(0.20mo1)、カルバミン酸メチル16.5g(0.22mo1)を仕込み、80℃に昇温して均一に溶解させた。更に、酸化ランタン2.0gを加え、そのまま攪拌しながら、窒素流通下、120℃に昇温し、24時間反応させた。反応後室温まで冷却し、反応物をガスクロマトグラフィーにより分析した結果、モノオクチルグリセリルエーテルの環状カーボネート体の生成は全く認められなかった。
【0027】
実施例2
200mL容四つロフラスコにモノオクチルグリセリルエーテル40.8g(0.20mo1)、カルバミン酸メチル16.5g(0.22mo1)、トリフルオロメタンスルホン酸2.0g(9.8mmo1)を仕込み、80℃に昇温して均一に溶解させた。更に攪拌しながら窒素流通下、120℃に昇温し、そのまま24時間反応させた。反応終了後、室温まで冷却し、反応物をガスクロマトグラフィーにより分析した結果、モノオクチルグリセリルエーテルの環状カーボネート体への変換率は10%であった。
【0028】
実施例3
200mL容四つロフラスコにモノオクチルグリセリルエーテル40.8g(0.20mo1)、カルバミン酸メチル16.5g(0.22mo1)、p−トルエンスルホン酸1水和物2.0g(10mmo1)を仕込み、80℃に昇温して均一に溶解させた。更に攪拌しながら、窒素流通下、120℃に昇温し、そのまま24時間反応させた。反応終了後、室温まで冷却し、反応物をガスクロマトグラフィーにより分析した結果、モノオクチルグリセリルエーテルの環状カーボネート体への変換率は8%であった。
【0029】
実施例4
200mL容耐圧ガラス製反応容器フラスコにモノオクチルグリセリルエーテル40.8g(0.20mol)、カルバミン酸メチル16.5g(0.22mo1)、トリフルオロメタンスルホン酸ランタン2.0g(3.5mmo1)を仕込み、80℃に昇温して均一に溶解させた。更に120℃に昇温し、そのまま24時間反応させた。反応終了後、室温まで冷却し、反応物をガスクロマトグラフィーにより分析した。実施例1の場合と比較して、黄褐色の着色が強いものの、環状カーボネート体への変換率は実施例1と同様(80%)であった。
【0030】
実施例5
200mL容四つロフラスコにモノオクチルグリセリルエーテル40.8g(0.20mol)、カルバミン酸メチル16.5g(0.22mol)、トリフルオロメタンスルホン酸サマリウム2.0g(3.3mmol)を仕込み、80℃に昇温して均一に溶解させた。更に攪拌しながら、窒素流通下、120℃に昇温し、そのまま24時間反応させた。反応終了後、室温まで冷却し、反応物をガスクロマトグラフィーにより分析した結果、モノオクチルグリセリルエーテルの環状カーボネート体への変換率は54%であった。
【0031】
実施例6
300mL容四つロフラスコにモノドデシルグリセリルエーテル63.2g(0.20mo1)、カルバミン酸メチル16.5g(0.22mo1)、トリフルオロメタンスルホン酸ランタン2.0g(3.5mmo1)を仕込み、80℃に昇温して均一に溶解させた。更に攪拌しながら、窒素流通下、120℃に昇温し、そのまま24時間反応させた。反応終了後、室温まで冷却し、反応物をガスクロマトグラフィーにより分析した結果、モノオクチルグリセリルエーテルの環状カーボネート体への変換率は73%であった。
【0032】
実施例7
200mL容四つロフラスコにグリセリン20.0g(0.22mol)、カルバミン酸メチル16.5g(0.22mol)、トリフルオロメタンスルホン酸ランタン2.0g(3.5mmo1)を仕込み、80℃に昇温して均一に溶解させた。更に攪拌しながら、窒素流通下、120℃に昇温し、そのまま24時間反応させた。反応終了後、室温まで冷却し、反応物をガスクロマトグラフィーにより分析した結果、グリセリンカーボネートヘの変換率は70%であった。
【0033】
実施例8
200mL容四つロフラスコにモノオクチルグリセリルエーテル40.8g(0.20mol)、カルバミン酸ブチル25g(0.22mol)、トリフルオロメタンスルホン酸ランタン2.0g(3.5mmo1)を仕込み、80℃に昇温し、均一に溶解させた。更に攪拌しながら、窒素流通下、120℃に昇温し、そのまま24時間反応させた。反応後、室温まで冷却し、反応物をガスクロマトグラフィーにより分析した結果、モノオクチルグリセリルエーテルの環状カーボネートヘの変換率は80%であった。
【0034】
実施例9
200mL容四つロフラスコにモノオクチルグリセリルエーテル40.8g(0.20mol)、カルバミン酸メチル16.5g(0.22mo1)、トリフルオロメタンスルホン酸亜鉛2.0g(5.5mmo1)を仕込み、80℃に昇温して均一に溶解させた。更に攪拌しながら、窒素流通下、120℃に昇温し、そのまま24時間反応させた。反応終了後、室温まで冷却し、反応物をガスクロマトグラフィーにより分析した結果、モノオクチルグリセリルエーテルの環状カーボネート体への変換率は56%であった。
【0035】
実施例10
200mL容四つロフラスコにモノオクチルグリセリルエーテル40.8g(0.20mol)、カルバミン酸メチル16.5g(0.22mol)、トリフルオロメタンスルホン酸銅2.0g(5.5mmol)を仕込み、80℃に昇温して均一に溶解させた。更に攪拌しながら、窒素流通下、120℃に昇温し、そのまま24時間反応させた。反応終了後、室温まで冷却し、反応物をガスクロマトグラフィーにより分析した結果、モノオクチルグリセリルエーテルの環状カーボネート体への変換率は52%であった。
【0036】
実施例11
200mL容四つロフラスコにモノオクチルグリセリルエーテル40.8g(0.20mo1)、カルバミン酸メチル16.5g(0.22mo1)、p−トルエンスルホン酸1水和物20.0g(0.1mo1)を仕込み、80℃に昇温して均一に溶解させる。更に攪拌しながら、120℃に昇温し、そのまま24時間反応させる。高変換率でモノオクチルグリセリルエーテルの環状カーボネート体が得られる。
【0037】
実施例12
200mL耐圧ガラス製反応容器フラスコにモノオクチルグリセリルエーテル40.8g(0.20mo1)、カルバミン酸ベンジル33.2g(0.22mo1)、トリフルオロメタンスルホン酸ランタン2.0g(3.5mo1)を仕込み、80℃に昇温して均一に溶解させた。更に攪拌しながら120℃に昇温し、そのまま24時間反応させた。反応終了後、室温まで冷却し、反応物をガスクロマトグラフにより分析した。モノオクチルグリセリルエーテルの環状カーボネート体への変換率は35%であった。
【0038】
【発明の効果】
本発明によると、簡便に、安全かつ定量的に又は高収率で環状カーボネートを製造することができる。

Claims (4)

  1. 一般式(1):
    Figure 0004231277
    (式中、Rは1個又は2個以上の置換基を有してもよい総炭素数20以下の直鎖又は分岐鎖のアルキル基若しくはアルコキシ基、又は水酸基を示し、Rは水素原子又は水酸基を示す。)で表される1,2−ジオール化合物を、一般式(2):
    Figure 0004231277
    (式中、Rは炭素数4以下の直鎖若しくは分岐鎖のアルキル基又はベンジル基を示し、R及びRはそれぞれ独立して水素原子又は炭素数8以下の直鎖又は分岐鎖のアルキル基を示す。)で表される低級カルバミン酸エステルと、トリフルオロメタンスルホン酸金属塩の存在下にて反応させる、一般式(3):
    Figure 0004231277
    (式中、R及びRは上記と同じ意味を示す。)で表される環状カーボネートの製造法。
  2. トリフルオロメタンスルホン酸金属塩がトリフルオロメタンスルホン酸のランタニド塩、銅塩及び亜鉛塩から選ばれる1種又は2種以上である請求項記載の環状カーボネートの製造法。
  3. トリフルオロメタンスルホン酸金属塩がトリフルオロメタンスルホン酸ランタンである請求項記載の環状カーボネートの製造法。
  4. 一般式(1)で表される1,2−ジオール化合物が、モノ(C〜C20アルキル)グリセリルエーテル及びグリセリンから選ばれる化合物である、請求項1〜のいずれか1項記載の環状カーボネートの製造法。
JP2002333567A 2002-11-18 2002-11-18 環状カーボネートの製造法 Expired - Fee Related JP4231277B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002333567A JP4231277B2 (ja) 2002-11-18 2002-11-18 環状カーボネートの製造法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002333567A JP4231277B2 (ja) 2002-11-18 2002-11-18 環状カーボネートの製造法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004168674A JP2004168674A (ja) 2004-06-17
JP4231277B2 true JP4231277B2 (ja) 2009-02-25

Family

ID=32698240

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002333567A Expired - Fee Related JP4231277B2 (ja) 2002-11-18 2002-11-18 環状カーボネートの製造法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4231277B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2004168674A (ja) 2004-06-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3905242B2 (ja) グリセリンカーボネートの製造法
JP3374863B2 (ja) ジアルキルカーボネートの製造方法
KR101804762B1 (ko) 알킬렌 카보네이트 제조용 촉매, 그 제조 방법 및 상기 촉매를 이용한 알킬렌 카보네이트 제조 방법 및 장치
EP3235801B1 (en) Carboxylic acid ester production method
EP0581131B1 (en) A process for producing alkylene carbonates
JPH04211075A (ja) アルキレンカーボネートの製造法
KR101684044B1 (ko) 이치환된 카보다이이미드 및 다이프로필렌 트라이아민의 반응에 의한 1,5,7-트라이아자바이사이클로[4.4.0] 데스-5-엔의 제조 방법
Distaso et al. Group 3 metal (Sc, La) triflates as catalysts for the carbomethoxylation of aliphatic amines with dimethylcarbonate under mild conditions
TWI516494B (zh) Method for producing zinc toluenesulfonate, method for producing zinc toluenesulfonate and amine formate
JP4732058B2 (ja) グリセリンカーボネートの製造法
JP4231277B2 (ja) 環状カーボネートの製造法
CN101468959A (zh) 一种环己氨基甲酸酯的合成方法
JPH0967365A (ja) アルキレンカーボネートの製造方法
JP4521027B2 (ja) ジアルキルジカーボネートの製造方法
TWI433726B (zh) 用於醇類醯化反應或酯化反應之可回收催化劑
KR101742989B1 (ko) 알킬렌 카보네이트의 제조방법 및 그를 위한 촉매 조성물
Kawthekar et al. Asymmetric ring opening of epoxides catalyzed by novel heterobimetallic Schiff-bases containing transition metal salts
JPS6321659B2 (ja)
KR101232125B1 (ko) 알킬렌 카보네이트의 제조방법 및 그를 위한 촉매
JP3417418B2 (ja) アルキレンカーボネートの製造法
KR102438038B1 (ko) 알킬렌 카보네이트 제조용 균일계 촉매, 그 제조 방법 및 상기 촉매를 이용한 알킬렌 카보네이트 제조 방법
JP5250225B2 (ja) グリセリンカーボネートの製造法
JP3800247B2 (ja) 6員環カーボネートの製造方法
JP2003183198A (ja) ジアルキルカーボネートとグリコールの同時製造方法
KR102100611B1 (ko) 고리형 카보네이트 제조용 금속 착화합물 촉매 및 이를 이용한 고리형 카보네이트의 제조방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041201

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080624

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080625

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080807

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20081202

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20081205

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111212

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111212

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121212

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121212

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131212

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees