JP4230620B2 - 受注データ確認装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、通信販売システムのように、遠隔地からFAXや電話や郵便で商品を受注して、その受注データを処理する受注処理装置に係わり、特にこの受注処理装置に組込まれ、受注データが正しく入力されたことを確認する受注データ確認装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、通信販売システムにおける通信販売業者(会社)においては、遠隔地に在住している各顧客からの販売商品に対する注文を受ける手法として、FAX、電話、郵送等が一般的である。
【0003】
図11は、通信販売システムにおける顧客からの注文を受ける受付処理装置の概略構成を示すブロック図である。予め各顧客に対して、例えば図12に示す発注伝票等の帳票1が配布されている。この帳票1には、発注番号、発注日付、顧客コード、取引区分、商品コード、数量、単価、金額、納期等の複数の項目からなる発注(受注)データを発注者(顧客)が記入するための複数の欄2が設けられている。
【0004】
顧客は発注(受注)データが記入された帳票1をFAX端末3を用いて電話網4を介して通信販売業者(受注側)のFAX―OCR5へ送信する。FAX―OCR5は受信した帳票1に記載された受注(発注)データの各項目を文字認識して、受注データ確認装置6へ送出する。受注データ確認装置6は、別途、プリンタを用いて受注(発注)データの各項目を受信帳票1aとして印字出力する。
【0005】
また、FASX端末3を有さない顧客は電話端末7を用いて、帳票1に記入した発注(受注)データを通信販売業者(受注側)の電話端末8を介して担当者へ告げる。電話端末8の担当者は顧客が告げる受注(発注)データの各項目を新規の帳票1bに書込んでOCR9へ設定する。OCR9は担当者にて設定された帳票1bに記載された受注(発注)データを文字認識して、受注データ確認装置6へ送出する。
【0006】
なお、電話端末8の担当者は顧客が告げる受注(発注)データをキーボードを用いて、直接受注データ確認装置6へ入力することも可能である。
【0007】
さらに、顧客は帳票1を通信販売業者(受注側)へ郵送することも可能である。この場合、通信販売業者(受注側)の担当者は郵送されてきた帳票1をOCR9へ設定する。OCR9は設定された帳票1cに記載された受注(発注)データを文字認識して、受注データ確認装置6へ送出する。
【0008】
受注データ確認装置6は、入力された図12に示す帳票1に記載されていた発注番号、発注日付、顧客コード、取引区分、商品コード、数量、単価、金額、納期等からなる受注(発注)データを表示画面6aへ表示出力する。
【0009】
通信販売業者(受注側)の担当者は、この表示画面6aに表示された受注データが、手元にある帳票1a、1b、1cに記載された受注データと完全に一致していることを目視で確認する。完全に一致している場合は、キーボード又はマウスを用いて送信指示を入力すると、受注データ確認装置6に入力された受注データはホストコンピユータからなるデータ処理装置10へ送出される。
【0010】
完全に一致していない場合は、FAX―OCR5、OCR9の読取(文字認識)誤差、又は担当者のキー入力操作ミスが発生したので、受注データ確認装置6の表示画面6aに表示された受注データをキーボードのキー操作で訂正する。訂正が終了して、表示画面6aに表示された受注データが、手元にある帳票1a、1b、1cに記載された受注データと完全に一致していることを確認の後、送信指示を入力すると、受注データ確認装置6に入力された受注データはホストコンピユータからなるデータ処理装置10へ送出される。
【0011】
データ処理装置10は、受注データ確認装置6から入力された正しい受注データを用いて、通信販売に関する各種のデータ処理を実施する。
【0012】
このように、受注処理装置内に、受注データ確認装置6を設けることによって、OCR5,9の読取誤差や担当者のキー入力操作に起因する誤った受注データがデータ処理装置10へ入力されることが未然に防止される。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したような機能を有した受注データ確認装置6が組込まれた受注処理装置においてもまだ改良すべき次のような課題があった。
【0014】
すなわち、OCR5,9の読取誤差や担当者のキー入力操作は受注データにおけるどの項目が誤り易いか見当がつかないので、通信販売業者(受注側)の担当者は、入力された全ての帳票における受注データを受注データ確認装置6の表示画面6aで確認する必要がある。
【0015】
一般に、通信販売システムにおいては、毎日、膨大な数の商品を受注するので、この受注データの確認作業は担当者にとってかなり煩雑である。したがって、通信販売業者にとって、受注事務の処理効率を向上させる目的で、FAX―OCR5やOCR9を導入したが、期待したほど受注事務の処理効率が向上できない問題が生じる。
【0016】
このような不都合を解消するために、受注データ確認装置5に対して、入力された受注データに含まれる日付の実在性、商品コードの実在性、顧客コードの実在性等を自動的にチェックする機能を付加した受注データ確認装置が提唱されている。
【0017】
しかし、図12に示すように、帳票(発注伝票)1には、上述した日付、商品コード、顧客コードの他にも、取引区分、数量、単価、金額、納期等の重要な多数の項目があり、結果として、依然として、入力された全ての帳票における受注データを受注データ確認装置6の表示画面6aで確認する必要がある。
【0018】
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、入力された受注データと各顧客毎の過去の平均的な受注データとを比較することによって、入力された受注データに含まれる重要な項目に対するOCRの読取誤差や人為的なキー入力操作ミスの有無判定を自動的に行い、担当者が目視で確認する必要のある受注データ数を極力少なくでき、OCRの読取操作やマニュアル操作を経て順次入力される受注データに対する受注事務の処理効率を大幅に向上できる受注データ確認装置を提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】
本発明は、帳票に記載された日付、顧客、商品、受注数、受注数を含む受注データがOCRで読取られて入力され、この入力された受注データに対して各種データ処理を実施する受注処理装置に組込まれ、帳票に記載された受注データが正しくOCRで読取られて入力されたことを確認する受注データ確認装置である。
【0020】
そして、本発明の受注データ確認装置においては、過去に入力された各顧客の各商品毎の受注データを記憶する顧客商品マスタファイルと、新規の受注データが入力される毎に、入力された受注データに含まれる顧客と商品との組合せが顧客商品マスタファイルに記憶されていないとき注意情報を出力する手段と、顧客と商品との組合せが顧客商品マスタファイルに記憶されており、かつ入力された受注データに含まれる受注数が顧客商品マスタファイルに記憶されている受注データの受注数から得られる許容範囲を外れたとき注意情報を出力する手段と、いずれかの注意情報が出力されると、入力された受注データを注意情報とともにデータ訂正・確認画面に表示出力する手段と、受注する各商品の品名、単価、受注可能期間を記憶する商品マスタファイルと、入力された受注データに含まれる日付が前記商品マスタファイルに記憶されている該当商品の受注可能期間を外れたときエラー情報を出力する手段と、このエラー情報が出力されると、入力された受注データをエラー情報とともにデータ訂正・確認画面に表示出力する手段と、各データ訂正・確認画面に表示された受注データが前記帳票に記載された受注データに一致するようにキーボードを用いて実行された確認操作又は訂正操作された受注データで前記入力した受注データを修正する受注データ修正手段と、この受注データ修正手段で修正された受注データを用いて顧客商品マスタファイルに記憶されている受注データを更新するファイル学習手段とを備えている。
【0021】
このように構成された受注データ確認装置においては、過去に入力された各顧客の各商品毎の受注データを記憶する顧客商品マスタファイルが設けられている。そして、新規入力された受注データに含まれる顧客と商品との組合せが顧客商品マスタファイルに記憶されていないとき注意情報が出力される。また、該当商品の受注数が過去の受注数から得られる許容範囲を外れた場合に注意情報が出力される。
【0022】
したがって、日付単独や顧客単独や商品単独の有無判定以外にも、組合せで判定することによって、該当顧客に対する商品や該当商品の受注数の各妥当性も自動的に判定される。
また、入力された受注データに含まれる日付が、該当商品の受注可能期間を外れると、データ訂正・確認画面が表示されるので、帳票を確認し、OCRの読取ミス(エラー)の場合は入力された受注データを訂正する。
さらに、顧客商品マスタファイルには常時最新の受注データが考慮された受注データが記憶されていることになり、受注データ確認がより確実になる。
【0023】
また、別の発明においては、上述した発明の受注データ確認装置に対して、さらに、顧客と商品との組合せが顧客商品マスタファイルに記憶されており、かつ入力された受注データに含まれる受注額が、顧客商品マスタファイルに記憶されている受注額から得られる許容範囲を外れたとき注意情報を出力する手段を付加している。
【0024】
このように構成された受注データ確認装置においては、入力された受注データの受注額が、過去の受注額の近傍値の場合は、OCRの読取誤差、人為的なキー入力ミスはないと判断して、注意情報は出力されない。
【0029】
また、別の発明においては、顧客商品マスタファイルには平均的受注データが記憶されている。
【0030】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面を用いて説明する。
図1は実施形態に係る受注データ確認装置及びこの受注データ確認装置が組込まれた受注処理装置の概略構成を示すブロック図である。図11に示す従来の受注処理装置と同一部分には同一符号を付して、重複する部分の詳細説明を省略する。
【0031】
この実施形態の受注処理装置においては、図11に示した従来の受注処理装置における受注データ確認装置6の代りに実施形態の受注データ確認装置11が設けられている。この受注データ処理装置11には、FAX―OCR5、OCR9から文字認識された帳票1a,1cの受注データが入力される。さらに、電話端末8の担当者からキーボードを介して顧客が告げた受注(発注)データが入力される。
【0032】
受注データ処理装置11内には、顧客マスタファイル12、商品マスタファイル13、顧客商品マスタファイル14及び受注履歴ファイル15が設けられている。
【0033】
顧客マスタファイル12内には、図2に示すように、この受注処理装置において予め登録された各顧客毎に、顧客コード、顧客名、住所、電話、その他情報が記憶されている。この顧客マスタファイル12を検索する場合は顧客コードを検索キーとする。
【0034】
商品マスタファイル13内には、図3に示すように、この受注処理装置において販売する各商品毎に、商品コード、商品名、単価、受注有効期間等が記憶されている。なお、受注有効期間は主にこの商品が果物等の季節商品の場合に設定される。この商品マスタファイル13を検索する場合は商品コードを検索キーとする。
【0035】
顧客商品マスタファイル14には、過去に入力された各顧客の各商品毎の平均的受注データが記憶されている。具体的には、図4に示すように、顧客コードと商品コードとの組合せ毎に、1枚の帳票1で受注される該当商品の平均受注数量、単価、受注日から発送日までの期間を示す平均納品期間、1回の受注から次の受注までの期間を示す受注サイクル、有効履歴データ数、過去に該当商品を受注した平均受注期間等が記憶されている。
【0036】
なお、平均受注期間は、顧客が該当商品を発注する時期が中元期間や歳暮期間に限定される場合に有効である。この顧客商品マスタファイル14を検索する場合は顧客コードと商品コードとの組合せコードを検索キーとする。
【0037】
受注履歴ファイル15内には、図5に示すように、上述した顧客商品マスタファイル14で定義した、顧客コードと商品コードとの組合せコード毎に、例えば、過去5〜8回分の受注の履歴(実績)データが時系列的に記憶保持される。すなわち、過去5〜8回分の最新のデータのみが記憶保持される。
【0038】
図1における受注データ確認装置11のデータ入力部16は、FAX―OCR5、OCR9やキーボードから帳票1a,1b、1cの受注データが入力されると、この入力された受注データをデータ編集部17へ送出する。データ編集部17は、受注データを図6に示すフォーマットに編集して、データバッファ18に書込む。編集された受注データ19には、受注NO、受注日付、伝票日付、顧客コード、取引区分、商品コード、数量、単価、受注額、納期等の各項目が含まれる。
【0039】
比較対照部20は、データバッファ18に記憶された図6に示す受注データ19の各項目と上述した各ファイル12,13,14の各項目とを比較対照して、受注データ19に明らかに誤りである項目が発見されると、該当項目を指定したエラー情報をエラーバッファ21へ書込む。また、比較対照部20は、受注データ19に誤りの可能性がある項目が発見されると、該当項目を指定した注意情報を注意バッファ22へ書込む。
【0040】
比較結果判定部23は、エラーバッファ21及び注意バッファ22にエラー情報及び注意情報が記録されていない場合は、データバッファ18の受注データ19をデータ送信部24へ送出する。データ送信部24は入力された受注データ19を外部のデータ処理装置10へ送出する。比較結果判定部23は、エラーバッファ21及び注意バッファ22にエラー情報及び注意情報が記録されていた場合は、データバッファ18の受注データ19をデータ送信部24へ送出せずに、エラー情報及び注意情報を付加して比較結果表示部25へ送出する。
【0041】
比較結果表示部25は、入力された受注データ19の各項目を帳票1と同一フォーマットで表示するとともに、エラー情報及び注意情報が付された項目を赤色表示及び黄色表示する。訂正処理部26は、キーボード等の入力操作部27を介して入力された訂正指示に従って受注データ19の誤った項目を訂正し、訂正後の受注データ19をデータ送信部24へ送信する。なお、注意情報のみで、かつ訂正する必要がないと担当者に確認された場合は、訂正せずに受注データ19をそのままデータ送信部24へ送信する。
【0042】
ファイル更新部28は、今回入力又は訂正された正しい受注データ19で受注履歴ファイル15を更新する。さらに、ファイル学習部29は更新後の受注履歴ファイル15の記憶内容を用いて顧客商品ファイル14に記憶されている平均的受注データを更新する。
【0043】
次に、このような構成の受注データ確認装置11の詳細確認動作を図7乃至図10の流れ図を用いて説明する。
【0044】
図7において、データ入力部16へ受注データが入力されると(S1)、入力された受注データを編集して(S2)、新たな受注データ19として、データバッファ18へ書込む(S3)。
【0045】
次に、比較対照部20が起動して、データバッファ18へ書込まれた受注データ19の受注日付を読出す(S4)。そして、この受注日付がシステムが計時している今日の日付DのA(A=2〜3)日前の日付(D―A)から今日の日付Dまでの期間[(D―A)〜D]に入っていなければ(S5)、OCR5,9の読取誤差、人為的なキー入力ミスが発生したと判断して、該当日付項目のエラー情報をエラーバッファ21へ書込む(S6)。
【0046】
同様に、データバッファ18へ書込まれた受注データ19の伝票日付を読出す(S7)。そして、この伝票日付がシステムが計時している今日の日付DのB(B=3〜5)日前の日付(D―B)から今日の日付Dまでの期間[(D―B)〜D]に入っていなければ(S8)、OCR5,9の読取誤差、人為的なキー入力ミスが発生したと判断して、該当日付項目のエラー情報をエラーバッファ21へ書込む(S9)。
【0047】
次に、データバッファ18へ書込まれた受注データ19の取引区分を読出す(S10)。この取引区分が予め定められた掛売上げ/現金売上げ以外の場合は(S11)、OCR5,9の読取誤差、人為的なキー入力ミスが発生したと判断して、該当取引区分項目のエラー情報をエラーバッファ21へ書込む(S12)。
【0048】
次に、図8において、データバッファ18へ書込まれた受注データ19の顧客コードを読出す(S13)。この顧客コードが顧客マスタファイル12に記憶されていない場合は(S14)、OCR5,9の読取誤差、人為的なキー入力ミスが発生したと判断して、該当顧客コード項目のエラー情報をエラーバッファ21へ書込む(S15)。
【0049】
同じく、データバッファ18へ書込まれた受注データ19の商品コードを読出す(S16)。この商品コードが商品マスタファイル13に記憶されていない場合は(S17)、OCR5,9の読取誤差、人為的なキー入力ミスが発生したと判断して、該当商品コード項目のエラー情報をエラーバッファ21へ書込む(S18)。
【0050】
次に、データバッファ18へ書込まれた受注データ19の受注日付を読出す(S19)。商品マスタファイル13の該当商品に受注有効期間が書込まれていて、かつ前記受注日付がこの受注有効期間に含まれない場合は(S20)、OCR5,9の読取誤差、人為的なキー入力ミスが発生したか、元々顧客が受注有効期間を無視してこの商品を発注したと判断して、該当受注日付項目のエラー情報をエラーバッファ21へ書込む(S21)。
【0051】
次に、データバッファ18へ書込まれた受注データ19の顧客コードと商品コードとの対を読出す(S22)。顧客商品マスタファイル14にこの顧客コードと商品コードとの対が書込まれていない場合(S23)、OCR5,9の読取誤差、人為的なキー入力ミスが発生したか、顧客が今回新たな商品を発注したと判断して、該当顧客コードと商品コードとの対に対する注意情報を注意バッファ22へ書込む(S24)。
【0052】
次に、図9において、データバッファ18へ書込まれた受注データ19の数量を読出す(S25)。この読出した数量が、顧客商品マスタファイル14の該当顧客コードと該当商品コードとの対に対して記憶された該当商品の平均受注量の例えば±20%の許容範囲に入っていない場合(S26)、OCR5,9の読取誤差、人為的なキー入力ミスが発生したか、顧客が前回と大幅に異なる数量を発注したと判断して、該当数量に対する注意情報を注意バッファ22へ書込む(S27)。
【0053】
同じく、データバッファ18へ書込まれた受注データ19の受注額を読出す(S28)。この読出した受注額が、顧客商品マスタファイル14の該当顧客コードと該当商品コードとの対に対して記憶された該当商品の平均受注額の例えば±20%の許容範囲に入っていない場合(S29)、OCR5,9の読取誤差、人為的なキー入力ミスが発生したか、顧客が前回と大幅に異なる数量を発注したと判断して、該当受注額に対する注意情報を注意バッファ22へ書込む(S30)。
【0054】
さらに、データバッファ18へ書込まれた受注データ19の納期を読出す(S31)。この読出した納期が、顧客商品マスタファイル14の該当顧客コードと該当商品コードとの対に対して記憶された該当商品の平均受注納期の例えば±20%の許容範囲に入っていない場合(S32)、OCR5,9の読取誤差、人為的なキー入力ミスが発生したか、又は、顧客が前回と大幅に異なる納期で発注したと判断して、該当納期に対する注意情報を注意バッファ22へ書込む(S33)。
【0055】
以上の比較対照部20の比較対照処理が終了すると、比較結果判定部23及び比較結果表示部25が起動する。すなわち、エラーバッファ21及び注意バッファ22にエラー情報及び注意情報が記録されていない場合は(S34、S35)、データバッファ18の受注データ19をデータ送信部24を介してデータ処理装置10へ送出する(S37)。
【0056】
エラーバッファ21及び注意バッファ22にエラー情報及び注意情報が記録されていた場合は(S34、S35)、データバッファ18の受注データ19の各項目を帳票1と同一フォーマットでエラー訂正・確認画面に表示するとともに、エラー情報及び注意情報が付された項目を赤色表示及び黄色表示する(S36)。
【0057】
また、エラー情報及び注意情報が発生すると、必要に応じて、受注履歴ファイル15内の該当顧客の受注履歴を表示することによって、エラー訂正を容易にすることが可能である(S36a)。
【0058】
そして、図10において、担当者による受注データ19の各項目に対する手元の帳票1a、1b、1cを用いた訂正操作又は確認操作が実施されると(S38)、訂正又は確認後の受注データ19をデータ送信部24を介してデータ処理装置10へ送出する(S39)。
【0059】
以上で、入力された一つの受注データに対するデータ処理装置10に対する送信処理が終了したので、ファイル更新部28が起動して、今回入力された正しい受注データ19で顧客コードと商品コードとの対に対応する受注履歴ファイル15を更新する。具体的には、受注履歴ファイル15内の最も古い受注データ19を破棄して、今回の受注データ19を新規に書込む(S40)。
【0060】
さらに、ファイル学習部29は更新後の受注履歴ファイル15の記憶内容を用いて顧客商品ファイル14に記憶されている平均的受注データを更新する。具体的には、受注履歴ファイル15内に記憶されている複数の受注データ19の各項目の平均値を算出して、算出された各項目の平均値を受注履歴ファイル15の各項目の領域に書込む(S41)。
【0061】
このように構成された受注データ確認装置11においては、図4に示すように、過去に顧客側から入力された各顧客の各商品毎の受注データ19に含まれる受注量、単価、納期期間、受注期間の平均的データが記憶されている。さらに、顧客マスタファイル12及び商品マスタファイル13が設けられている。
【0062】
そして、新規入力された受注データに含まれる顧客や商品が顧客マスタファイル12及び商品マスタファイル13に登録されていない場合は勿論のこと、受注データに含まれる顧客と商品との組合せが顧客商品マスタファイル14に記憶されていないときや、該当商品の受注数が過去の平均受注数から得られる許容範囲を外れた場合には、入力された受注データ19の各項目が訂正・確認画面に表示される。この場合、明らかな誤り項目は赤色表示され、誤りか顧客の注文が新規注文か過去の注文と大きく外れた場合の項目は黄色表示される。
【0063】
したがって、担当者は、この訂正・確認画面を見て、入力された受注データ19の各項目に対する訂正及び確認操作を実施すればよい。
【0064】
さらに、入力された受注データ19の受注額が、顧客商品マスタファイル14に記憶された該当商品の過去の平均受注額の許容範囲を外れると注意情報が出力される。
【0065】
逆に言えば、例えは、顧客の注文内容が、前回と同じ商品でありかつ前回と同じ程度の受注数の場合は、OCR5,9の読取誤差、人為的なキー入力ミスはないと判断して、該当受注データ19の目視確認を省略できるので、入力された全受注データ数に対する目視確認数を減少でき、担当者の負担を軽減でき、受注データ19に対する受注事務処理効率を向上できる。
【0066】
また、入力された受注データ19に含まれる日付が、該当商品の受注可能期間を外れると、データ訂正・確認画面が表示される。これは、例えば販売商品が果物等の季節商品の場合であって、顧客が有効期間でないのに誤って発注した場合であっても、この誤りを簡単に発見できる。
【0067】
さらに、顧客商品マスタファイル14に記憶されている受注データの各項目は一つの受注データが入力される毎に最新の平均データに更新されるので、顧客商品マスタファイル14には常時最新の受注データが考慮された平均的受注データが記憶されていることになり、受注データ確認がより確実になる。
【0068】
なお、本発明は上述した実施形態に限定されるものではない。例えば、図6に示した受注データ19における単価に数量を乗算した値が、同じく、受注データ19における受注額に一致しなければ、OCR5,9の読取誤差、人為的なキー入力ミスが発生したと判断して、エラー情報をエラーバッファ21に書込むようにしてもよい。
【0069】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の受注データ確認装置においては、入力された受注データと各顧客毎の過去の平均的な受注データとを比較して、許容範囲を超えた場合のみ入力された受注データを注意情報とともにデータ訂正・確認画面に表示出力している。
【0070】
したがって、入力された受注データに含まれる重要な項目に対するOCRの読取誤差や人為的なキー入力操作ミスの有無判断をを自動的に行い、担当者が目視で確認する必要のある受注データ数を極力少なくでき、OCRの読取操作やマニュアル操作を経て順次入力される受注データに対する受注事務の処理効率を大幅に向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る受注データ確認装置及びこの受注データ確認装置が組込まれた受注処理装置の概略構成を示すブロック図
【図2】同実施形態の受注データ確認装置に組込まれた顧客マスタファイルの記憶内容を示す図
【図3】同実施形態の受注データ確認装置に組込まれた商品マスタファイルの記憶内容を示す図
【図4】同実施形態の受注データ確認装置に組込まれた顧客商品マスタファイルの記憶内容を示す図
【図5】同実施形態の受注データ確認装置に組込まれた受注履歴ファイルの記憶内容を示す図
【図6】同実施形態の受注データ確認装置に入力されて編集された受注データのフォーマットを示す図
【図7】同実施形態の受注データ確認装置におけるデータ確認処理動作を示す流れ図
【図8】同じく同実施形態の受注データ確認装置におけるデータ確認処理動作を示す流れ図
【図9】同じく同実施形態の受注データ確認装置におけるデータ確認処理動作を示す流れ図
【図10】同じく同実施形態の受注データ確認装置におけるデータ確認処理動作を示す流れ図
【図11】従来の受注データ確認装置が組込まれた受注処理装置の概略構成を示すブロック図
【図12】発注(受注)データが記載された帳票を示す図
【符号の説明】
1…帳票
2…欄
3…FAX端末
4…電話網
5…FAX―OCR
6,11…受注データ確認装置
7,8…電話端末
9…OCR
10…データ処理装置
12…顧客マスタファイル
13…商品マスタファイル
14…顧客商品マスタファイル
15…受注履歴ファイル
20…比較対照部
21…エラーバッファ
22…注意バッファ
23…比較結果判定部
24…データ送信部
25…比較結果表示部
26…訂正処理部
28…ファイル更新部
29…ファイル学習部

Claims (3)

  1. 帳票に記載された日付、顧客、商品、受注数、受注額を含む受注データがOCRで読取られて入力され、この入力された受注データに対して各種データ処理を実施する受注処理装置に組込まれ、前記帳票に記載された受注データが正しくOCRで読み取られて入力されたことを確認する受注データ確認装置において、
    過去に入力された各顧客の各商品毎の受注データを記憶する顧客商品マスタファイルと、
    新規の受注データが入力される毎に、入力された受注データに含まれる顧客と商品との組合せが前記顧客商品マスタファイルに記憶されていないとき注意情報を出力する手段と、
    前記顧客と商品との組合せが前記顧客商品マスタファイルに記憶されており、かつ入力された受注データに含まれる受注数が前記顧客商品マスタファイルに記憶されている受注データの受注数から得られる許容範囲を外れたとき注意情報を出力する手段と、
    前記いずれかの注意情報が出力されると、前記入力された受注データを注意情報とともにデータ訂正・確認画面に表示出力する手段と、
    受注する各商品の品名、単価、受注可能期間を記憶する商品マスタファイルと、
    前記入力された受注データに含まれる日付が前記商品マスタファイルに記憶されている該当商品の受注可能期間を外れたときエラー情報を出力する手段と、
    このエラー情報が出力されると、前記入力された受注データをエラー情報とともにデータ訂正・確認画面に表示出力する手段と、
    前記各データ訂正・確認画面に表示された受注データが前記帳票に記載された受注データに一致するようにキーボードを用いて実行された確認操作又は訂正操作された受注データで前記入力した受注データを修正する受注データ修正手段と、
    この受注データ修正手段で修正された受注データを用いて前記顧客商品マスタファイルに記憶されている受注データを更新するファイル学習手段と
    を備えた受注データ確認装置。
  2. 前記顧客と商品との組合せが前記顧客商品マスタファイルに記憶されており、かつ入力された受注データに含まれる受注額が、前記顧客商品マスタファイルに記憶されている受注データの受注額から得られる許容範囲を外れたとき注意情報を出力する手段を備えた請求項1記載の受注データ確認装置。
  3. 前記顧客商品マスタファイルに記憶されている受注データは平均的受注データである請求項1記載の受注データ確認装置。
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