JP4230281B2 - 2方向墨出し用レーザ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、壁、天井、床等の被照射物に鉛直方向と水平方向の投射線を投射する墨出し用レーザ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の2方向墨出し用レーザ装置として、例えば、特許文献1に示すものがあるが、そのレーザモジュールを支持するホルダが、円盤形のジンバル機構により、2つの軸心回りに揺動可能に支持されている。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−271882号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このようなジンバル機構は径方向寸法が大きいために、墨出し用レーザ装置全体の小型化が難しい。
【0005】
本発明は前記従来の問題に鑑みてなされたもので、ホルダの支持機構を簡略化して、小型の2方向墨出し用レーザ装置を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本発明の2方向墨出し用レーザ装置は、左右の長手方向を持つ形状の揺動ブロックに、レーザモジュールを支持するホルダが、前後方向に延びる第1の軸心回りに左右に揺動自在に支持され、前方に延びる一対の支持アームに、前記揺動ブロックの左右の端部が、前記第1の軸心と直交して左右方向に延びる第2の軸心回りに前後に揺動自在に支持されている。
【0007】
この構成によれば、ホルダの支持機構が簡略化され、特に前後方向の寸法を小さくできるので、2方向墨出し用レーザ装置が小型化される。
【0008】
本発明、さらに以下の構成を備える。まず、前記揺動ブロックには、前記ホルダの上部が左右に揺動可能な間隙をもって挿通される上下方向の貫通孔と、前記第1の軸心を中心とする前後方向の貫通孔と、前記第2の軸心を中心とする左右方向の貫通孔とが設けられ、前記ホルダの上部には、前記第1の軸心を中心とする前後方向の貫通孔が設けられ、前記一対の支持アームには、前記第2の軸心を中心とする左右方向の貫通孔が設けられている。
【0009】
そして、前記揺動ブロックの前後方向の貫通孔における前側と後側にそれぞれ転がり軸受が挿入されて各外輪が接着で固定され、各内輪と前記ホルダの上部の前後方向の貫通孔に第1の支軸が挿入されて接着で固定されることにより、前記ホルダが第1の軸心回りに左右に揺動自在に支持されている。一方、前記揺動ブロックの左右方向の貫通孔における左側と右側にそれぞれ転がり軸受が挿入されて各外輪が接着で固定され、各内輪と前記支持アームの左右方向の貫通孔に第2の支軸が挿入されて接着で固定されることにより、前記揺動ブロックおよびホルダが第2の軸心回りに前後に揺動自在に支持されている。また、前記第2の支軸が、左右に分割された2本の支軸からなる。ここで、前記各外輪と対応する貫通孔、および、前記各内輪と対応する支軸が、接着前のはめあいにおいて、すきまばめにされている。この構成によれば、ホルダの左右、前後の揺動を円滑にできるので、揺動停止時のホルダの位置の再現性が高まる。
【0010】
また、本発明において、前記ホルダの下部に取り付けられた非磁性の導体からなる被制動部材と、その被制動部材よりも下方に固定された磁石体とを有して、前記ホルダの揺動を制動する制動手段を備え、前記磁石体が輪状であり、その磁石体に対向する被制動部材の下面が球面であることが好ましい。この構成によれば、固定された磁石体に対して揺動する被制動部材を十分に接近させることができるので、小型の制動手段で十分な制動力が得られる。ここで、さらに、前記輪状の磁石体の輪の中に配置された反射型フォトインタラプタと、前記被制動部材の下面に貼付された反射板とを有して、前記ホルダの揺動角度が所定の許容範囲を越えたことを検出する過大傾斜検出手段を備えることが好ましい。この構成によれば、磁石体の輪の中のスペースを利用して、コンパクトに過大傾斜検出手段を備えることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態である2方向墨出し用レーザ装置を図面にしたがって説明する。図1に示すように、若干縦長のケース1の上部前壁11が若干上向きに傾斜しており、この傾斜壁11に上下方向U,Dに延びる第1通過孔31が形成され、下部の垂直な前壁12に左右方向L,Rに延びる第2通過孔32が形成されている。装置の内部に塵埃等が入るのを防止するために、各通過孔31,32には、裏側から一回り大きなガラスまたはプラスチック製の平坦な板状の透明部材が貼られている。また、前記傾斜壁11には、スイッチノブ33が左右方向L,Rにスライド自在に取り付けられている。ケース1は、上部前壁11、下部前壁12、左右の側壁13,14および上壁15を有する第1ケース半体10と、図2に示す後壁21および底壁22を有する第2ケース半体20とからなる。底壁22には、回動自在な台座23が取り付けられている。
【0012】
ケース1内には、第1ケース半体10を取り外した状態を示す図2のように、ケース1の後壁21で形成された保持プレートの上部に、平面視でU字形の支持部材35が取り付けられている。この支持部材35の胴体36の両端の一対の支持アーム37L,37Rは、前方Fに延びており、これら一対のアーム37L,37R間に、左右の長手方向を持つ形状の揺動ブロック70の左右の端部が支持されている。揺動ブロック70は、例えば円柱の側面の対向する部分を平坦に削った形状で、その平坦な面が上下面になるように配置されている。この揺動ブロック70には、ホルダ42が取り付けられている。このホルダ42には、鉛直方向にレーザ光を投射する第1レーザモジュール43と、その下方に位置して水平方向にレーザ光を投射する第2レーザモジュール44とが取り付けられている。
【0013】
ホルダ42の支持構造の詳細を、図4の平面断面図に示す。まず、揺動ブロック70には、ホルダ42の上部が左右L,Rに揺動可能な間隙をもって挿通される上下方向の貫通孔71と、前後方向F,Bに延びる第1の軸心51を中心とする前後方向F,Bの貫通孔72と、左右方向L,Rに延びる第2の軸心52を中心とする左右方向L,Rの貫通孔73とが設けられ、ホルダ42の上部には、第1の軸心51を中心とする前後方向F,Bの貫通孔42aが設けられ、一対の支持アーム37L,37Rには、第2の軸心52を中心とする左右方向L,Rの貫通孔38が設けられている。揺動ブロック70の前後方向F,Bの貫通孔72、左右方向L,Rの貫通孔73、支持アーム37の左右方向L,Rの貫通孔38は、それぞれ2つに分断されている。
【0014】
そして、揺動ブロック70の前後方向F,Bの貫通孔72における前側72Fと後側72Bにそれぞれ転がり軸受74F,74Bが挿入されて各外輪74Fa,74Baが接着で固定され、各内輪74Fb,74Bbとホルダ42の上部の前後方向F,Bの貫通孔42aに第1の支軸75が挿入されて接着で固定されることにより、ホルダ42が第1の軸心51回りに左右L,Rに揺動自在に支持されている。一方、揺動ブロック70の左右方向L,Rの貫通孔73における左側73Lと右側73Rにそれぞれ転がり軸受74L,74Rが挿入されて各外輪74La,74Raが接着で固定され、各内輪74Lb,74Rbと支持アーム37の左右方向L,Rの貫通孔38L,38Rに第2の支軸76が挿入されて接着で固定されることにより、揺動ブロック70およびホルダ42が第2の軸心52回りに前後F,Bに揺動自在に支持されている。ここで、第2の支軸76は、左右に分割された2本の支軸76L,76Rからなる。
【0015】
各外輪74Fa,74Ba,74La,74Raと対応する貫通孔72F,72B,73L,73R、および、各内輪74Fb,74Bb,74Lb,74Rbと対応する支軸75,76L,76Rは、接着前のはめあいにおいて、わずかにすきまばめになるようにする。このような支持構造によれば、圧入などにより転がり軸受74F,74B,74L,74Rに歪みが生じることがなく、ホルダ42の左右L,R、前後F,Bの揺動を円滑にできるので、揺動停止時のホルダ42の位置の再現性が高まる。
【0016】
図2のホルダ42の側方には、後壁21と底壁22にわたって、電池ボックス55が設けられており、その内部に、装置全体の電源となる図示しない電池、例えば3Vの電池が収納されている。電池ボックス55の前面には、ロックアーム56が、ねじ体からなる軸支部材57により、上下方向U,Dの中間部に位置する第3の軸心53の回りに揺動自在に支持され、さらに、復帰ばね(引っ張りのコイルばね)54が取り付けられている。第3の軸心53は前後方向F,Bに延びている。ロックアーム56の下部には、ストッパ片58が取り付けられており、このストッパ片58の上面に、軟質ウレタン製の緩衝材59が貼り付けられている。
【0017】
ホルダ42の下部近傍の正面断面図である図5に示すように、この2方向墨出し用レーザ装置は、ホルダ42の揺動を制動する制動手段80を備えており、その制動手段80は、ホルダ42の下部に取り付けられた非磁性の導体例えば銅からなる被制動部材88と、その被制動部材88よりも下方に固定された例えばNd −Fb −B磁石である磁石体82とを有している。磁石体82は輪状で、磁束を有効活用して制動力を増すための底付き円筒状の鉄製ヨーク81とともに、基板64を介して、ケース1の底壁22(図3)に固定されている。
【0018】
ヨーク81の外周は、磁石体82の上面よりもわずかに高いが、被制動部材88がホルダ42とともに前後左右に揺動しても、磁石体82およびヨーク81に干渉せず、しかも十分に接近して強い制動力が得られるように、磁石体82に対向する被制動部材88の下面88aが、揺動の中心である第1の軸心51と第2の軸心52(図3)との交点を中心とする球面に形成されている。また、前記ストッパ片58および緩衝材59には、磁石体82およびヨーク81に干渉しないように、貫通孔61が形成されている。この構成によれば、小型の制動手段80で十分な制動力が得られる。
【0019】
また、この2方向墨出し用レーザ装置は、ホルダ42の揺動角度が所定の許容範囲を越えたことを検出する過大傾斜検出手段90を備えており、その過大傾斜検出手段90は、前記輪状の磁石体82の輪の中に配置された反射型フォトインタラプタ93と、被制動部材88の下面88aに貼付された例えば白い紙製の反射板94とを有している。反射型フォトインタラプタ93は、前記ヨーク81の底に開けられた孔を通って、基板64に取り付けられている。この構成によれば、磁石体82の輪の中のスペースを利用して、コンパクトに過大傾斜検出手段90を備えることができる。
【0020】
図3に示すように、ホルダ42に支持されたレーザモジュール43,44に電流を供給するために、3本の銅線45がホルダ42の後方に配置されている。各銅線45の一端が、ホルダ42の後部に設けられた端子(図示せず)にはんだ付けされてレーザモジュール43,44に電気的に接続されるとともに、他端が、支持部材35の胴体36に設けられた端子46にはんだ付けされてリード線47、基板64を介して前記電池に接続されている。一方、各レーザモジュール43,44のオン、オフのために、スイッチノブ33(図1)の裏に設けられたスイッチ基板からもリード線が延び、その先端のコネクタが基板64に設けられたコネクタ65に接続される。前記3本の銅線45はいずれも長さが6cm程度であるが、ホルダ42の揺動の抵抗にならないよう、直径0.04mm以下0.02mm以上の細めの銅線を用いることが好ましく、この例では、ポリウレタンの皮膜付きで直径0.04mmの銅線が用いられている。直径0.02mm以上としたのは、組立て時の作業性などの理由による。
【0021】
前述のホルダ42の支持構造に加えてこの直径0.04mmの銅線45を採用することにより、ホルダ42の左右L,R、前後F,Bの揺動をさらに円滑にでき、揺動停止時のホルダ42の位置の再現性がいっそう高まる。例えば、この装置の検査において、第1ケース半体10を取り外した状態で床に置き、レーザ光を発生させて5m離れた壁に投射した際の投射線と、装置の位置はそのままで手動でホルダ42を揺動させて再度停止した際の投射線とのずれが、最大の箇所でも1mm未満で実際には認知できない程度である。
【0022】
以上のような構成において、図1のスイッチノブ33の操作により、垂直ライン、水平ライン、2本ライン、およびオフに切り換えられる。スイッチノブ33が垂直ライン位置に設定されると、図2の第1レーザモジュール43から鉛直方向に延びるレーザ光が発生し、図1の第1通過孔31を通って外部の被照射物、例えば建築物の床、壁または天井に投射される。スイッチノブ33が水平ライン位置に設定されると、図2の第2レーザモジュール44から水平方向に延びるレーザ光が発生し、図1の第2通過孔32を通って外部の被照射物、例えば建築物の壁に投射される。スイッチノブ33が2本ライン位置に設定されると、鉛直方向に延びるレーザ光と水平方向に延びるレーザ光の両方が発生して投射される。なお、スイッチノブ33がオフ以外の位置に設定されると、後述するホルダ42のロックが解除されて揺動可能になる。
【0023】
この墨出し用レーザ装置が水平面から傾斜した床のような場所に設置された場合、図3に示すように、ホルダ42が第1の軸心51の回りに揺動し、さらに揺動ブロック70が第2の軸心52の回りに揺動する。ホルダ42が揺動すると、被制動部材88に磁石体82およびヨーク81の磁界による渦電流が生じ、ホルダ42の揺動方向とは逆方向の電磁力が被制動部材88にかかるので、ホルダ42の揺動が制動され、鉛直姿勢に停止する。これにより、投射されるレーザ光は、常に鉛直方向または水平方向に延びる。
【0024】
ケース1の揺動許容角度、つまりホルダ42の揺動許容角度は、両軸心51,52の回りに+−5°程度に設定されており、ケース1がこれを越えて傾斜すると、反射型フォトインタラプタ93と被制動部材88の下面88aの反射板94(図5)との位置がずれて、反射型フォトインタラプタ63が受光しなくなり、これにより、自動的に消灯回路(図示せず)が作動して、レーザ光の照射が停止される。
【0025】
ここで、反射型フォトインタラプタ93は、ホルダ42の直下に配置されているから、ケース1の過大傾斜を正確に検出できる。すなわち、ホルダ42の側方に過大傾斜を検出するセンサを配置した従来の場合は、センサの位置が特にホルダ42の上下軸心方向にずれると、傾斜が同じでもセンサ位置での揺動ストロークが変わってくるので、個体ごとのセンサ調整が必要になるうえに、ホルダ42の2方向の揺動に対してセンサの感度を同一に設定するのが難しく、検出動作が安定しない欠点があった。
【0026】
これに対し、本実施形態では、反射型フォトインタラプタ93がホルダ42の直下に位置しているから、個体が異なっても傾斜が同じであれば反射型フォトインタラプタ93に対するホルダ42の揺動ストロークは同じになり、しかも、図5に示すように、ホルダ42の2方向の揺動に対して、被制動部材88の球面である下面88aに貼られた反射板94と反射型フォトインタラプタ93とのギャップが一定になっており、反射型フォトインタラプタ93の作動が安定化される。さらに、被制動部材88の下面88aは、揺動距離が最も大きくなるので、反射型フォトインタラプタ93による揺動角度の検出が容易になる。
【0027】
スイッチノブ33(図1)を右側にスライドしてオフ位置に設定すると、図2に示すように、スイッチノブ33によってA方向に押されてロックアーム56が、二点鎖線で示すように回動し、ストッパ片58が上方へ回動して、このストッパ片58の上面の軟質ウレタン製の緩衝材59が被制動部材88の下面88aを上方Uへ押圧する。これにより、ホルダ42が揺動ブロック41および支持アーム37に押しつけられて、揺動不能にロックされる。このロック姿勢は安定しており、運搬時などに振動を受けても転がり軸受74(図4)が磨耗ないし損傷を受けないので、転がり軸受74(図4)の磨耗・損傷による揺動停止時のホルダ42の位置の再現性の低下ひいては墨出し精度の低下が抑制される。スイッチノブ33(図1)をオフ位置から左側にスライドすると押圧が解除されて、ロックアーム56が復帰ばね54により実線で示す待機位置に復帰する。
【0028】
以上のように、ホルダ42の支持機構は、左右L,Rの長手方向を持つ形状の揺動ブロック70と一対の支持アーム37などからなる簡略で小さな構造で、特に前後方向F,Bの寸法が従来のジンバル機構よりも小さくなるので、2方向墨出し用レーザ装置が小型化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である墨出し用レーザ装置を示す斜視図である。
【図2】図1の直立状態のケース内部を示す斜視図である。
【図3】図1の傾斜状態のケース内部を示す斜視図である。
【図4】ホルダの支持構造の詳細を示す平面断面図である。
【図5】ホルダの下部近傍を示す正面断面図である。
【符号の説明】
37…支持アーム、38…支持アームの左右方向の貫通孔、42…ホルダ、42a…ホルダ上部の前後方向の貫通孔、43,44…レーザモジュール、51…第1の軸心、52…第2の軸心、70…揺動ブロック、71…揺動ブロックの上下方向の貫通孔、72…揺動ブロックの前後方向の貫通孔、73…揺動ブロックの左右方向の貫通孔、74…転がり軸受、74a…転がり軸受の外輪、74b…転がり軸受の内輪、75…第1の支軸、76…第2の支軸、80…制動手段、88…被制動部材、88a…被制動部材の下面、90…過大傾斜検出手段、93…フォトインタラプタ、94…反射板、F,B…前後方向、L,R…左右方向、U,D…上下方向。

Claims (3)

  1. 鉛直方向と水平方向のレーザ光を投射する2方向墨出し用レーザ装置であって
    左右の長手方向を持つ形状の揺動ブロックに、レーザモジュールを支持するホルダが、前後方向に延びる第1の軸心回りに左右に揺動自在に支持され、
    前方に延びる一対の支持アームに、前記揺動ブロックの左右の端部が、前記第1の軸心と直交して左右方向に延びる第2の軸心回りに前後に揺動自在に支持され
    前記揺動ブロックには、前記ホルダの上部が左右に揺動可能な間隙をもって挿通される上下方向の貫通孔と、前記第1の軸心を中心とする前後方向の貫通孔と、前記第2の軸心を中心とする左右方向の貫通孔とが設けられ、
    前記ホルダの上部には、前記第1の軸心を中心とする前後方向の貫通孔が設けられ、
    前記一対の支持アームには、前記第2の軸心を中心とする左右方向の貫通孔が設けられ、
    前記揺動ブロックの前後方向の貫通孔における前側と後側にそれぞれ転がり軸受が挿入されて各外輪が接着で固定され、各内輪と前記ホルダの上部の前後方向の貫通孔に第1の支軸が挿入されて接着で固定されることにより、前記ホルダが第1の軸心回りに左右に揺動自在に支持され、
    前記揺動ブロックの左右方向の貫通孔における左側と右側にそれぞれ転がり軸受が挿入されて各外輪が接着で固定され、各内輪と前記支持アームの左右方向の貫通孔に第2の支軸が挿入されて接着で固定されることにより、前記揺動ブロックおよびホルダが第2の軸心回りに前後に揺動自在に支持され、
    前記第2の支軸が、左右に分割された2本の支軸からなり、
    前記各外輪と対応する貫通孔、および、前記各内輪と対応する支軸が、接着前のはめあいにおいて、すきまばめにされている2方向墨出し用レーザ装置。
  2. 請求項1において、
    前記ホルダの下部に取り付けられた非磁性の導体からなる被制動部材と、その被制動部材よりも下方に固定された磁石体とを有して、前記ホルダの揺動を制動する制動手段を備え、
    前記磁石体が輪状であり、その磁石体に対向する被制動部材の下面が球面である2方向墨出し用レーザ装置。
  3. 請求項において、
    前記輪状の磁石体の輪の中に配置された反射型フォトインタラプタと、前記被制動部材の下面に貼付された反射板とを有して、前記ホルダの揺動角度が所定の許容範囲を越えたことを検出する過大傾斜検出手段を備えた2方向墨出し用レーザ装置。
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