JP4227567B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

この発明は、遊技機及び遊技機の検査方法並びにプログラムに関し、特に書き換え可能なRFIDを用いて検査を行うためのものに関する。
従来の遊技機で、遊技性に係る主要な制御を行うメイン基板等の電子部品に、非接触でIDコード等の製品情報を認識可能とするRFID(Radio Frequency Identification、以下「RFID」という。)を装着したものがある。
上記RFIDは、集積回路(記憶部を含む。)と、無線回路と、アンテナとを備える応答機である。これに対応する質問機としてRFIDから情報を読み取ったり情報を書き込んだりするための読込・書込装置(以下「RFIDリーダ/ライター」という)がある。これは、制御部と、無線回路と、アンテナとを備えるものである。RFIDが非接触で通信を行うための方式として、13.56MHzの交流磁界によるコイルの相互誘導を利用して通信する電磁結合型・電磁誘導型、2.45GHzのマイクロ波で送受信を行うマイクロ波型がある。
遊技機における従来のRFIDの使用方法は、RFIDに一定値のデータを記憶しておき、このデータを他のデータと照合させ、双方のデータが合致するかどうかを判断させるものであった。従来のRFIDは読み取り専用で製品出荷後にデータを書き換えることができなかった。
本発明は、書き換え可能なRFIDを用いて遊技機の管理を行うとするものであり、遊技機を設置した後に異常の有無を検査可能にするものである。
本発明は、CPU及び半導体メモリを含む電子部品を搭載した基板と、前記基板の電気的接続のための複数の電線を含むハーネスとを備える遊技機において、
情報の記憶及び書き換えが可能なRFIDを、遊技機の部品である前記CPU、前記半導体メモリ、前記基板及び前記ハーネスの少なくとも2つに設け、
さらに、前記RFIDと無線で通信を行い前記RFIDの情報の読み出し及び書き込み処理を行うRFIDリーダ/ライターを遊技機内に備え、
前記RFIDは、予め当該RFIDが設けられた部品の出荷時の製品情報を記憶するとともに、前記RFIDリーダ/ライターにより他の部品の製品情報の書き込みを受けてこれを記憶するものであり、
前記RFIDリーダ/ライターは、
前記RFIDが設けられた前記部品のいずれかが交換されたかどうか判定し、
前記RFIDが設けられた前記部品のいずれかが交換されたとき、交換後の当該部品に設けられた前記RFIDから前記出荷時の製品情報を読み出し、
交換後の当該部品に設けられた前記RFIDから読み出した前記出荷時の製品情報から他の前記RFIDに書き込むための前記他の部品の製品情報を生成し、
前記RFIDの前記他の部品の製品情報を書き換え、
予め定められたタイミングで前記RFIDから前記出荷時の製品情報と前記他の部品の製品情報とを読み出し、
いずれかの前記部品の前記RFIDに記憶された前記他の部品の製品情報と、当該製品情報に対応する前記部品に設けられた前記RFIDに記憶された前記出荷時の製品情報とが一致するかどうか判定し、
これらの情報が異なる場合に異常が有ると判定する、ことを特徴とするものである。
予め定められたタイミングとして、例えばタイマーにより定期的に読み出し・書き換えたり、部品交換時に読み出し・書き換えを行うようにする。部品交換時は、スイッチ操作又は筐体出口に設けたアンテナで検出することができる。
書き換え用の情報として、ROMの特徴値(検査合計、ハッシュ値、など)、部品の製品情報、部品の交換履歴(いつどの部品を交換したか、など)を用いることができる。
判定の例を挙げる。定期的に書き換えることにしているにもかかわらずRFIDの情報が更新されていないとき異常と判定する。部品の製品情報が一致しないとき異常と判定する。RFIDの部品の交換履歴が一致しないとき異常と判定する。RFIDのROMの特徴値が与えられた特徴値と一致しないとき異常と判定する。
RFID(Radio Frequency Identification)とは、電子的なタグの一種であり、内部に電子的な情報をもち、読取装置と電波で通信することで物を識別する装置である。一般的には、RFIDはアンテナと、無線回路と、情報を記憶したり読み出したりするための制御回路と、情報を記憶するメモリとを備える。RFIDについて、移動体識別装置、リモートID、ICタグ、IDタグ、RFタグ、無線タグ、電子タグ、トランスポンダなどさまざまな名称が用いられているが、本明細書において上記機能を実現できるものをRFIDと呼ぶことにする。
前記RFIDリーダ/ライターは、具体的には、
前記RFIDの情報を予め定められた情報に書き換えるときに、時刻情報又は更新回数あるいはこれらの少なくともひとつを所定の関数や論理演算で変形した情報を含む遊技機に固有な情報を前記RFIDに書き込み、
異常の有無を判定するときに、読み出した情報が前記固有な情報と異なる場合、又は、複数のRFID間で前記固有な情報に不一致があった場合に異常が有ると判定する。
前記RFIDリーダ/ライターは、具体的には、
前記RFIDの情報を予め定められた情報に書き換えるときに、前記RFIDに予め記憶されている製品情報を読み出し、当該製品情報を他のRFIDに書き込み、
異常の有無を判定するときに、前記RFIDから読み出した製品情報が他のRFIDから読み出した製品情報と異なる場合に異常が有ると判定する。
前記RFIDリーダ/ライターは、具体的には、
前記RFIDの情報を予め定められた情報に書き換えるときに、前記半導体メモリの内容を読み出し、前記半導体メモリの内容に対応する固有の特徴値を生成し、前記特徴値を前記RFIDに書き込み、
異常の有無を判定するときに、前記RFIDから読み出した特徴値が予め与えられた特徴値又は前記RFIDから読み出した特徴値と異なる場合に異常が有ると判定する。
前記RFIDを検出するためのアンテナを、遊技機前面の扉の端部(例えば図13(a)のA)、前記扉の端部に対応する筐体の角(例えば図13(a)のA’)又は前記扉の端部と前記筐体の角の間(例えば図13(b)のA’’)に設け、
前記RFIDリーダ/ライターは、前記アンテナで前記RFIDを検出したときに前記RFIDの情報を読み出すようにしてもよい。
本発明によれば、遊技機の部品であるROM,CPU、基板、ハーネス等の少なくともひとつにRFIDを設けて、これらに関する情報をRFIDリーダ/ライターで書き換えるとともに前記情報を読み取って管理するようにしたので、遊技機の設置後において部品の異常を容易に発見することができる。部品交換を伴う不正行為を有効に防止することができる。
発明の実施の形態1.
この発明の実施の形態に係る遊技機について図面を参照して説明する。
図1は遊技機(スロットマシン、回胴式遊技機とも呼ばれる)の正面図である。
スロットマシン10で遊技を楽しもうとする遊技者は、まずメダル貸機(図示しない)等から遊技媒体であるメダルを借り、メダル投入装置のメダル投入口100に直接メダルを入れる。メダル投入口100は、スロットマシン10の正面で略中央の高さに設けられている。
スロットマシン10は、四角箱状の筐体11を有する。前記筐体11の中央部及び上部には、遊技者側に向かって臨む四角窓状の表示窓12が形成されている。そして、この中央部の表示窓12の中央には、三個の回転リール40の図柄61を見ることができる図柄表示窓13が形成されている。ベットスイッチ16は、回転リール40の下方に位置するスイッチであって、メダル投入口100に連続してメダル投入をして貯留させた貯留メダル数を減じてメダル投入に代える。精算スイッチ17は、回転リールの斜め下方に位置するスイッチであって、貯留した投入メダルを払い出す。スタートスイッチ30は回転リール40の斜め下方に位置するレバーであって、遊技メダルの投入若しくはベットスイッチ16の投入を条件に、リールユニット60の駆動を開始させる。ストップスイッチ50は、リールユニット60の駆動を停止させるためのものである。リールユニット60は、三個の回転リール40とから構成されている。そして、各回転リール40は、合成樹脂からなる回転ドラムと、この回転ドラムの周囲に貼付されるテープ状のリールテープ42とを備えている。このリールテープ42の外周面には、複数個(例えば21個)の図柄61が表示されている。62は各種の演出を行うための液晶表示部である。
スロットマシン10の内部には、後述のように、スロットマシン10の全体の動作を制御するための制御装置が内蔵されている。制御装置は、CPUを中心に構成され、ROM、RAM、I/O等を備えている。そして、CPU(処理部)が遊技者の操作を受けてROM(記憶部)に記憶されたプログラムを読み込むことで動作させるものであり、具体的には、スタートスイッチ30及びストップスイッチ50の操作に基づき回転リール40の回転及び停止を制御するとともに、ランプやスピーカ等の表示を制御する。CPUが動作する際に必要な一時的なデータなどはRAM(記憶部:一般にRAMは揮発性メモリであり、その電源断によりデータは原則失われるが、本遊技機においてはその一部又は全部についてバッテリなどのバックアップ電源が用意されていることがあり、この場合は電源断でもデータは失われない)に記憶される。CPUはROMに記録されたプログラムに従って所定の動作を行うとともに、処理に必要な一時的なデータをRAMに記録するとともに記録されたデータを必要に応じて読み出して参照する。
スタートスイッチ30は、前述のように回転リール40の斜め下方に位置するレバーであって、遊技メダルの投入若しくはベットスイッチ16の投入を条件に、または、入賞判定に応じて得られる「再遊技(Replay)」時には前遊技からの所定時間経過を条件に、リールユニット60の駆動を開始させるためのものである。
ストップスイッチ50は、前述のようにリールユニット60の駆動を停止させるためのものである。具体的には、ストップスイッチ50は、各回転リール40に対応した三個のスイッチから構成され、各回転リール40の下方に1個ずつ配置されているものである。回転リール40に対応したストップスイッチ50の操作により、当該対応した回転リール40の回転を停止するように設定されている。
メダルの投入若しくはベットスイッチ16の投入を条件に、または、前記「再遊技(Replay)」時には前遊技から所定時間経過を条件に、スタートスイッチ30を操作すると、リールユニット60が駆動され、三個の回転リール40が回転を開始する。その後、ストップスイッチ50の一個を操作すると、当該対応する回転リール40の回転が停止する。そして、ストップスイッチ50を三個全て操作すると、三個の回転リール40の回転が全て停止する。このとき、表示窓13の有効入賞ライン上に、予め設定された図柄61が停止すると入賞と判定され、図示しないホッパーユニットを介して所定枚数のメダルが払い出される。なお、メダルを払い出す代わりに、クレジットしてもよい。
図2はスロットマシン10の電気的な概略構造を示すブロック図である。この図において電源系統についての表示は省略されている。スロットマシン10は、その主要な処理装置としてメイン基板1とこれからコマンドを受けて動作するサブ基板2とを備える。なお、少なくともメイン基板1は、外部から接触不能となるようにケース内部に収容され、これら基板を取り外す際に痕跡が残るように封印処理が施されている。
メイン基板1は、遊技者の操作を受けて内部抽選を行ったり、リールの回転・停止やメダルの払い出しなどの処理を行うためのものである。メイン基板1は、予め設定されたプログラムに従って制御動作を行うCPUと、前記プログラムを記憶する記憶手段であるROMおよび処理結果などを一時的に記憶するRAMを含む。
サブ基板2は、メイン基板1からコマンド信号を受けて内部抽選の結果を報知したり各種演出を行うためのものである。サブ基板2は、前記コマンド信号に応じた予め設定されたプログラムに従って制御動作を行うCPUと、前記プログラムを記憶する記憶手段であるROMおよび処理結果などを一時的に記憶するRAMを含む。コマンドの流れはメイン基板1からサブ基板2への一方のみであり、逆にサブ基板2からメイン基板1へコマンド等が出されることはない。
メイン基板1にはスタートスイッチ30,ストップスイッチ50,リール駆動部70,リール位置検出回路71、ホッパー駆動部80、ホッパー81及びホッパー81から払い出されたメダルの枚数を数えるためのメダル検出部82が接続されている。サブ基板2には液晶表示装置62の制御基板200、スピーカ201、LED基板202などの周辺基板(ローカル基板)が接続されている。
本発明の実施の形態は、ソケットやコネクタで装着され容易に交換可能で、不正行為者に狙われやすいROM、CPU、基板、基板間を接続するワイヤハーネス(以下、単にハーネスと記す)にRFIDを取り付けたことを特徴とする。なお、リールユニット70,71、ホッパーユニット80,81,82、図示しない電源ユニットにRFIDを取り付けるようにしてもよい。メイン基板1のCPU1aにはRFID1a−Rが、同ROM1bにはRFID1b−Rが、メイン基板1にはRFID1−Rがそれぞれ取り付けられている。サブ基板2のCPU2aにはRFID2a−Rが、同ROM2bにはRFID2b−Rが、サブ基板2にはRFID2−Rがそれぞれ取り付けられている。メイン基板1とサブ基板2を接続するハーネス3にはRFID3−Rが取り付けられている。各RFIDはそれぞれしっかりと固定されていて容易に取り外せないようになっている。
RFIDとは電子的なタグの一種であり、内部に電子的な情報をもち、読取装置と電波で通信することで物(本発明の実施の形態ではROM、CPU、基板、ハーネス)を識別する装置である。RFIDは、保持する情報量が多い、離れていても認識することができる、多数のRFIDを同時に認識することができる、保持している情報量を書き換えることができる、といった特徴を備える。図示しないが、RFIDは、アンテナと、無線回路と、情報を記憶したり読み出したりするための制御回路と、情報を記憶するメモリとを備える。
各RFIDには製品情報や履歴情報などの管理情報を記憶することができる。例えば製品情報として次のような情報を予め記憶している。
(1)ID番号
(2)メーカー情報
(3)ユニット名(例:コード)
(4)工場製造日
(5)工場検査日
(6)出荷日
(7)出荷先(例:コード)
(8)設置日
(9)設置場所
(10)取付部品名(例:コード)
(11)リサイクルのパラメータ
(12)回収日
本発明の実施の形態は、遊技機の筐体内にRFIDリーダ/ライター4をさらに備えることを特徴とする。RFIDリーダ/ライター4は、遊技機の筐体内の各RFIDと通信を行い、その情報を読み取るとともに、必要に応じて情報を書き込むことができる。例えば、電磁結合型・電磁誘導型のRFIDであればコイル(アンテナ)を各部品の近くに配置することにより、RFIDリーダ/ライター4は全てのRFIDと通信可能になる。マイクロ波型であれば、指向性アンテナを複数設けて各RFIDに向けたり、無指向性アンテナを用いることにより、RFIDリーダ/ライター4は全てのRFIDと通信可能になる。
RFIDリーダ/ライター4は、図示しないが、アンテナと、無線回路と、RFIDに情報を記憶させたりRFIDから情報を読み出したりするための制御回路と、情報を表示するための表示装置と、他のコンピュータと通信するためのネットワーク装置とを備える。本発明の実施の形態に係るRFIDリーダ/ライター4はその機能として、図3(a)の読み出し処理を行う読み出し処理部41と、図3(b)の書き込み処理を行う書き込み処理部42とを備える。これら処理部41,42は、RFIDリーダ/ライター4に追加したCPUなどのハードウエアで実現してもよいし、RFIDリーダ/ライター4にプログラムを追加してソフトウエアで実現してもよい。
なお、筐体外のRFIDリーダ/ライター5(例えばハンディタイプのもの)を用いて遊技機の筐体内の各RFIDと通信することもできる。
本発明の実施の形態は、遊技機の筐体内のROM、CPU、基板、ハーネス等のそれぞれにRFIDを設けるとともに、遊技機の筐体内にRFIDリーダ/ライターを設けることを特徴とする。RFIDにはROM、CPU、基板、ハーネス等に関する情報を記憶し、ROM、CPU、基板、ハーネス等の情報が変わったときにアクティブにRFIDライターによってRFIDの情報を書き換え、RFIDの情報に状況の変化を反映させることを特徴とする。
本発明の実施の形態に係る方法の概要を図3に基づき説明する。図3(a)はRFIDリーダ/ライターにより行われるRFID読み出し処理を示し、図3(b)は同RFID書き換え処理を示す。
S1:RFID読み出しタイミングに該当する場合(YES)、RFIDの情報の読み出しを行う。どのようなタイミングで読み出しを行うかは予め定められている。例えば、タイマーを用いて定期的に読み出したり、外部からの信号やスイッチ操作に応じて読み出したりする。
S2:RFIDの情報を読み出す。RFIDリーダ/ライター4は各RFIDと通信可能になっており、各RFIDから情報を読み出す。
S3:読み出した情報に問題がないかどうか判定する。例えば、RFIDの情報(ROMのバージョンなど)が前回と変わっていて、しかもその変更が更新履歴に現れていない場合、RFIDの固有情報(ROMの検査合計など)が予め登録された情報と一致しない場合、RFIDリーダ/ライター4で書き込んだ管理情報(書き込み処理を行った時刻など筐体固有の情報)が一部のRFIDで異なっている場合など、問題あり(NG)と判定する。問題がなければ(OK)、RFIDの書き換え処理を実行する。
S4:判定結果に問題があれば、不正行為によりROMなどが交換された可能性があるから、エラー報知を行う。筐体のブザーの吹鳴やランプの点滅を行うことが考えられるが、RFIDリーダ/ライター4のエラー出力を外部に引き出すようにしてもよい。
S10:RFID読み出し処理で問題が生じなければ、予め定められたタイミングでRFIDを書き換える。例えば、例えば、タイマーを用いて定期的に読み出したり、外部からの信号やスイッチ操作に応じて読み出したりする。また、部品交換時に書き換えるようにしてもよい。
S11:RFIDの少なくとも一部の情報を書き換え、内容を更新する。本発明の実施の形態は、RFIDの情報を工場出荷・機器設置の時点のままの固定値とするのではなく、アクティブに変化させることを特徴とする。これによりRFIDを単なる機器管理・部品管理としてではなく、不正行為防止にも用いることができるようになる。例えば、書き換えの時刻情報(時刻情報を特定の関数や論理演算で加工した情報でもよい)を履歴情報として書き込む。あるいは、ROMに記憶されているデータから得られる特徴値(検査合計、ハッシュ値など)を書き込むようにしてもよい。また、部品が交換されたときに、その部品のRFIDに書き込まれたバージョン情報を書き込むようにしてもよい。部品の交換履歴を書き込むようにしてもよい。以上の情報は遊技機固有の情報であり機種に共通な情報ではないので不正行為者が予め知ることは困難である。したがって、不正に部品交換をおこなうとRFIDの情報に不一致が生じ、前述のS3で問題ありと判定される。
なお、正当な管理者が部品交換を行う場合には、携帯端末であるRFIDリーダ/ライター5でRFIDの書き換えを行ったり、RFIDリーダ/ライター4に情報を送ってエラーを回避したり、エラー報知が行われたときにこれをリセットしたりすることで作業に支障がないようにできる。
発明の実施の形態2.
発明の実施の形態2について図面を参照して説明する。
発明の実施の形態2は、RFIDの読み出しをタイマーに基づき所定間隔で行うとともに、RFIDに出荷時に記録されている製品情報に加えて、機器に装着後における更新情報を記憶するというものである。
まず、図4を参照してRFID書き換え処理について説明する。
S20:RFIDリーダ/ライター4に設けられている図示しないタイマーをセットする。
S21:タイマーによりRFID書き換えタイミングかどうか判定する。例えば、タイマーに基づき一定間隔で処理を実行したり、タイマーが出力する日付・曜日の情報に基づき営業開始時又は営業終了時(休業日は除く)に処理を実行することが考えられる。
S22:RFID書き換えタイミングに該当する場合、RFIDの更新情報を生成する。更新情報を遊技機それぞれに固有のものとすれば、ROMなどが不正に交換されたときにこれを検出することができる。
固有の情報としてタイマーの時刻情報を用いることができる。時刻情報とは年・月・時・分・秒・曜日などのデータのことであり、本発明の実施の形態ではこれらのうちの少なくともひとつを使用する。分・秒のデータを用いれば遊技機ごとに異なるデータとなる可能性が高く、情報を固有のものとする観点からは好ましい。タイマーによる書き換え間隔を遊技機ごとに異なるようにすると効果的である。書き換えを行うタイミングの時刻情報をそのまま使用してもよいが、時刻情報を所定の関数や論理演算で変形した情報をRFIDに書き込むようにしてもよい。例えば時刻情報を暗号化することにより安全性をさらに高めることができる。
時刻情報に代えて、あるいは時刻情報とともに、更新回数(書き換えの回数)又はこれを所定の関数や論理演算で変形した情報をRFIDに書き込むようにしてもよい。
S23:生成した更新情報をRFIDに書き込む。
S24:RFIDリーダ/ライター4に更新情報(更新時刻、更新回数など)を記憶する。後にRFIDの更新情報を照合する必要が生じたときのために記憶しておく。
以上の手順で書き込んだRFIDの情報の例を図5(a)に示す。RFID1−R,1b−R、1a−R、2−R、2b−R、2a−R、3−Rには、それぞれ固有の製品情報a〜gが予め記憶されている。これに図4の処理で更新情報xを追加している。更新情報は同じ遊技機内のRFIDについては同じ(更新情報x)になっている。
これに対して、図5(b)は一部の部品(サブ基板のROM、ハーネス)を交換した場合を示す。サブ基板のROMを他の遊技機のものと交換するとこれに貼付したRFIDも同時に交換される。この場合、RFIDの製品情報は同じ(製品情報e)であるが、更新情報は遊技機固有のものであるため更新情報は異なっている(更新情報xではなく更新情報yになっている)。また、ハーネスを新品のものと交換すると、RFIDの製品情報は同じ(製品情報g)であるが、更新情報は記憶されていない。部品を交換すると更新情報に上記のような変化が生じる。
次に図6を参照してRFID読み出し処理について説明する。
S30:RFIDリーダ/ライター4に設けられている図示しないタイマーをセットする。この処理はS20と共通にしてもよい。
S31:タイマーによりRFID書き換えタイミングかどうか判定する。例えば、タイマーに基づき一定間隔で処理を実行したり、タイマーが出力する日付・曜日の情報に基づき営業開始時又は営業終了時(休業日は除く)に処理を実行することが考えられる。
S32:RFIDの情報を読み出す。RFIDリーダ/ライター4は各RFIDと通信可能になっており、各RFIDから情報を読み出す。
S33:読み出したRFIDの情報を更新情報と比較して問題がないかどうか判定する。
例えば、RFIDの更新情報をS24で記憶した情報と比較し、不一致のものがあれば問題ありと判定する。最新の更新情報がxであれば、図5(a)の場合は問題がないが、同図(b)の場合はサブ基板のROMとハーネスについて一致しないので問題あり、と判定する。
あるいは、各RFIDの更新情報が一致しているかどうかを調べるようにしてもよい。この場合、S24の更新情報の記憶は不要であるが、上記と同じ結果を得ることができる。
S34:判定結果に問題があればエラー報知を行う。
なお、正規の管理者が部品の交換を行う場合でも、S33でNGとなりエラー報知することになるが、エラー報知が行われたときにこれをリセットしたりすることで作業に支障がないようにできる。あるいは、正当な管理者が部品交換を行う場合には、携帯端末であるRFIDリーダ/ライター5でRFIDの書き換えを行えばエラーを回避することができる。
図7(a)に携帯用RFIDリーダ/ライター5によるRFID読み出し処理を示す。当該装置を用いて特定の遊技機の部品が不正に交換されていないかをチェックできる。当該装置を遊技機に近づけ(好ましくは遊技機の扉を開けてその内部にアンテナを挿入し)、所定の操作を行うことによりRFID読み出し処理を実行する。S32b〜S34bの各処理は図6で示したものと同じであるので、その説明は省略する。
図7(b)にRFIDリーダ/ライター5によるRFID書き換え処理を示す。正規に部品を交換した場合にこの処理を行えば、エラーを発生させることなくRFIDの情報を更新することができる。
発明の実施の形態3.
発明の実施の形態3について図面を参照して説明する。
発明の実施の形態3は、RFIDの読み出しを部品交換時に行うとともに、RFIDに出荷時に記録されている製品情報に加えて、機器に装着後における他の部品の製品情報を記憶させるというものである。例えば、基板に設けたRFIDにROMの製品情報を記憶したとする。このような場合にROMをROM1からROM2に交換した場合にはRFIDの情報は「ROM1」から「ROM2」に書き換えられる。これをRFIDリーダ/ライターで読むとROMがROM1からROM2に変わっていることが判る。
図8を参照してRFID書き換え処理について説明する。この処理はRFIDリーダ/ライター4で行うが、携帯用のRFIDリーダ/ライター5で行うこともできる。
S40:部品が交換されたかどうか判定する。例えば、部品交換時に操作するスイッチを遊技機の筐体内に設け、このスイッチが操作されたときにRFID書き換え処理を行うようにする。あるいは、遊技機の扉近傍にRFIDを検出するアンテナを設け、このアンテナでRFIDを検出したとき(扉部分を部品が通過したとき)部品交換と判定するようにしてもよい(後述の図13の説明参照)。
S41:RFIDの情報を読み出す。各部品のRFIDから製品情報を読み出す。メイン基板1のRFID1−R乃至ハーネスのRFID3−Rから、製品情報a乃至製品情報gが読み出される。
S42:RFIDの更新情報を生成する。収集した製品情報a乃至製品情報gから各RFIDに書き込むための他の部品の製品情報を生成する。自分自身の製品情報を不要なので、それを除いたほかの部品の製品情報を生成する。
S43:RFIDの情報を書き換える。
S44:RFIDリーダ/ライター4に更新情報を記憶する。後にRFIDの更新情報を照合する必要が生じたときのために記憶しておく。
以上の処理で書き込まれたRFIDの情報の例を図9に示す。部品交換の度に遊技機の各部品の製品情報が各RFIDに記憶される。図8の手順を踏まずに部品交換されると、交換された部品の製品情報と他の部品の製品情報が一致しなくなるので、不正な部品の有無を判定することができる。
次に図10を参照してRFID読み出し処理について説明する。
S50:RFIDリーダ/ライター4に設けられている図示しないタイマーをセットする。
S51:タイマーによりRFID書き換えタイミングかどうか判定する。例えば、タイマーに基づき一定間隔で処理を実行したり、タイマーが出力する日付・曜日の情報に基づき営業開始時又は営業終了時(休業日は除く)に処理を実行することが考えられる。
S52:RFIDの情報を読み出す。RFIDリーダ/ライター4は各RFIDと通信可能になっており、各RFIDから情報を読み出す。
S53:読み出したRFIDの情報を他の部品の製品情報と比較して問題がないかどうか判定する。
具体的には、一部の部品についてRFIDの製品情報(ROMのバージョンなど)が一致しない場合、問題あり(NG)と判定する。例えば、メイン基板のROMの製品情報は他の部品のRFIDに記憶されている他の部品の製品情報によれば製品情報bであるのに、実際に装着されているROMのRFIDによれば製品情報b’になっているような場合である。問題がなければ(OK)、RFIDの書き換え処理を実行する。
S54:判定結果に問題があればエラー報知を行う。
なお、図10の処理を携帯用RFIDリーダ/ライターで行うようにしてもよい。その場合、S50、S51の処理は不要である。
発明の実施の形態4.
発明の実施の形態4について図面を参照して説明する。
発明の実施の形態4は、RFIDの書き換え処理をROMの交換時に行うとともに、RFIDに出荷時に記録されている製品情報に加えて、ROMの検査合計などの固有の特徴値を記憶するというものである。ROMの交換時にCPUがROMの検査合計を読み出してRFIDに記憶させておくようにし、RFIDリーダ/ライター4、5には予め当該ROMの検査合計を登録するようにしておく。そうすればRFIDリーダ/ライター4,5でROMの特徴値を読んだときに、これを予め登録されたROMの特徴値と比較し、これらが一致しない場合にはROMに交換されたことをチェックできる。
図11を参照してRFID書き換え処理について説明する。この処理はRFIDリーダ/ライター4で行うが、携帯用のRFIDリーダ/ライター5で行うこともできる。
S60:ROMが交換されたかどうか判定する。例えば、ROM交換時に操作するスイッチを遊技機の筐体内に設け、このスイッチが操作されたときにRFID書き換え処理を行うようにする。
あるいは、遊技機の扉近傍にRFIDを検出するアンテナを設け、このアンテナでRFIDを検出したとき(扉部分をROMが通過したとき)部品交換と判定するようにしてもよい。不正行為の際は扉をわずかに開けてROM交換を行うと考えられるので、図13(a)に示すように扉の端部にアンテナAを設けたり、扉の端部に対応する本体の前面角にアンテナA’を設けるようにすることが、不正行為検出のために好ましいと思われる。あるいは、図13(b)に示すように扉の先端と本体の前面角の間にアンテナA’’を設けてもよい。上記アンテナは、不正行為の際に扉をわずかに開けてROM交換を行うことを検出するためのものであり、したがってそのような行為の際にRFIDを装着したROMが通過する経路の近傍又は当該経路に沿って設けられる。上記扉の端部とはそのような意味であり、上記不正なROM交換の際にROMが通過する経路であって遊技機筐体の内部と外部の境界近傍(より正確には境界近傍の遊技機筐体の内部側)を意味する。
S61:ROMの情報を読み出す。例えば、ROM交換後の電源投入又はリセットによりCPUが初期動作を行う際に、ROMの内容を読み出すようにする。
S62:読み出したROMの内容に基づきROMの特徴値、典型的には検査合計を生成する。検査合計以外にも所定の関数や論理式で求めた特徴値を使用することができる。なお、S60乃至S61はRFIDリーダ/ライター4,5ではなくメイン基板1のCPUやサブ基板2のCPUで行うようにもできる。RFIDリーダ/ライター4,5は、例えば基板側のRFIDによりCPUと通信可能に構成されている。
S63:RFIDの情報を書き換える。
S64:RFIDリーダ/ライター4に更新情報を記憶する。後にRFIDの更新情報を照合する必要が生じたときのために記憶しておく。
以上の処理でROM交換の度にROMの特徴値が各RFIDに記憶される。
次に図12を参照してRFID読み出し処理について説明する。
S70:交換された新しいROMの特徴値を取得する。上記S64で記憶した更新情報を利用できる。
S71:RFIDリーダ/ライター4に設けられている図示しないタイマーをセットする。
S72:タイマーによりRFID書き換えタイミングかどうか判定する。例えば、タイマーに基づき一定間隔で処理を実行したり、タイマーが出力する日付・曜日の情報に基づき営業開始時又は営業終了時(休業日は除く)に処理を実行することが考えられる。
S73:RFIDの情報を読み出す。RFIDリーダ/ライター4は各RFIDと通信可能になっており、各RFIDから情報を読み出す。
S74:読み出したRFIDの情報をROMの特徴値(S64で予め記憶されたもの、又は、RFIDから読み出された特徴値)と比較して問題がないかどうか判定する。特徴値が一致しないということは、ROMが不正に交換されたと判定できるから、S75に進み、エラー報知する。
S75:判定結果に問題があればエラー報知を行う。
なお、図12の処理を携帯用RFIDリーダ/ライターで行うようにしてもよい。その場合、S71、S72の処理は不要である。
本発明の実施の形態によれば、ROM,CPU、基板、ハーネス等のそれぞれにRFIDを設けて、これらに関する情報をRFIDリーダ/ライターで書き換えるとともに、前記情報を読み取って管理するようにしたので、不正な部品交換等の異常を容易に発見することができる。遊技機に対する不正行為を有効に防止することができる。
なお、以上の説明において回胴式遊技機を例に挙げたが本発明はこれに限定されない。弾球遊技機のような他の遊技機にも適用できるのは言うまでも無い。
本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることは言うまでもない。
また、本明細書において、手段とは必ずしも物理的手段を意味するものではなく、各手段の機能が、ソフトウェアによって実現される場合も包含する。さらに、一つの手段の機能が、二つ以上の物理的手段により実現されても、若しくは、二つ以上の手段の機能が、一つの物理的手段により実現されてもよい。
遊技機(スロットマシン)の正面図である。 本発明の実施の形態に係る遊技機のブロック図である。 図3(a)は本発明の実施の形態1に係るRFID読み出し処理のフローチャート、図3(b)は同RFID書き換え処理のフローチャートである。 本発明の実施の形態2に係るRFID書き換え処理のフローチャートである。 図5(a)は本発明の実施の形態2に係るRFID書き換え処理によりRFIDに書き込まれた情報の説明図、図5(b)は部品が交換されたときのRFIDの情報の説明図である。 本発明の実施の形態2に係るRFID読み出し処理のフローチャートである。 図7(a)は本発明の実施の形態2に係る携帯用RFIDリーダ/ライターによるRFID読み出し処理のフローチャート、図7(b)は同RFID書き換え処理のフローチャートである。 本発明の実施の形態3に係るRFID書き換え処理のフローチャートである。 本発明の実施の形態3に係るRFID書き換え処理によりRFIDに書き込まれた情報の説明図である。 本発明の実施の形態3に係るRFID読み出し処理のフローチャートである。 本発明の実施の形態4に係るRFID書き換え処理のフローチャートである。 本発明の実施の形態4に係るRFID読み出し処理のフローチャートである。 本発明の実施の形態4に係るアンテナ配置の説明図である。
符号の説明
1 メイン基板
1−R メイン基板のRFID
1a メイン基板のCPU
1a−R メイン基板のCPUのRFID
1b メイン基板のROM
1b−R メイン基板のROMのRFID
2 サブ基板
2−R サブ基板のRFID
2a サブ基板のCPU
2a−R サブ基板のCPUのRFID
2b サブ基板のROM
2b−R サブ基板のROMのRFID
3 ハーネス
3−R ハーネスのRFID
4 遊技機筐体内のRFIDリーダ/ライター
41 読み出し処理部
42 書き込み処理部
5 携帯用RFIDリーダ/ライター
10 スロットマシン
11 筐体
12 表示窓
13 図柄表示窓
16 ベットスイッチ
17 精算スイッチ
30 スタートスイッチ
40 回転リール
42 リールテープ
50 ストップスイッチ
60 リールユニット
61 図柄
62 液晶表示部
70 リール駆動部
71 リール位置検出回路
80 ホッパー駆動部
81 ホッパー
82 メダル検出部
100 メダル投入口
200 液晶制御基板
201 スピーカ
202 LED基板
304 メダル払い出し口
311 メダル受け部(下皿)
A、A’、A’’ アンテナ

Claims (5)

  1. CPU及び半導体メモリを含む電子部品を搭載した基板と、前記基板の電気的接続のための複数の電線を含むハーネスとを備える遊技機において、
    情報の記憶及び書き換えが可能なRFIDを、遊技機の部品である前記CPU、前記半導体メモリ、前記基板及び前記ハーネスの少なくとも2つに設け、
    さらに、前記RFIDと無線で通信を行い前記RFIDの情報の読み出し及び書き込み処理を行うRFIDリーダ/ライターを遊技機内に備え、
    前記RFIDは、予め当該RFIDが設けられた部品の出荷時の製品情報を記憶するとともに、前記RFIDリーダ/ライターにより他の部品の製品情報の書き込みを受けてこれを記憶するものであり、
    前記RFIDリーダ/ライターは、
    前記RFIDが設けられた前記部品のいずれかが交換されたかどうか判定し、
    前記RFIDが設けられた前記部品のいずれかが交換されたとき、交換後の当該部品に設けられた前記RFIDから前記出荷時の製品情報を読み出し、
    交換後の当該部品に設けられた前記RFIDから読み出した前記出荷時の製品情報から他の前記RFIDに書き込むための前記他の部品の製品情報を生成し、
    前記RFIDの前記他の部品の製品情報を書き換え、
    予め定められたタイミングで前記RFIDから前記出荷時の製品情報と前記他の部品の製品情報とを読み出し、
    いずれかの前記部品の前記RFIDに記憶された前記他の部品の製品情報と、当該製品情報に対応する前記部品に設けられた前記RFIDに記憶された前記出荷時の製品情報とが一致するかどうか判定し、
    これらの情報が異なる場合に異常が有ると判定する、ことを特徴とする遊技機。
  2. 部品交換時に操作するスイッチを遊技機の筐体内に設け、
    前記RFIDリーダ/ライターは、前記スイッチが操作されたときに部品が交換されたと判定することを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  3. 前記RFIDを検出するためのアンテナを、遊技機前面の扉の端部、前記扉の端部に対応する筐体の角又は前記扉の端部と前記筐体の角の間に設け、
    前記RFIDリーダ/ライターは、前記アンテナで前記RFIDを検出したときに部品が交換されたと判定することを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  4. 前記RFIDリーダ/ライターは、時刻情報又は更新回数あるいはこれらの少なくともひとつを所定の関数や論理演算で変形した情報を含む遊技機に固有な情報を前記RFIDに書き込むことを特徴とする請求項1乃至請求項3いずれかに記載の遊技機。
  5. 前記RFIDリーダ/ライターは、前記半導体メモリの内容を読み出し、前記半導体メモリの内容に対応する固有の特徴値を生成し、前記特徴値を前記RFIDに書き込むことを特徴とする請求項1乃至請求項3いずれかに記載の遊技機。
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