JP4226510B2 - 真空熱処理炉 - Google Patents

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本発明はラジアントチューブ内に挿入された電気ヒータや燃焼ガスの加熱により熱処理を行う真空熱処理炉に関し、特に真空熱処理炉へのラジアントチューブ取付の改良に関する。
真空熱処理炉の加熱方法は、ガスによる燃焼方式か電気ヒータ方式に大別される。シビアな温度管理が要求される場合は、電気ヒータ方式が一般的である。さらに、真空熱処理炉においては、外部と遮断するために、一端が閉じられ、他端が開口するラジアントチューブ内にガスの燃焼部や、電気ヒータ部を挿入し、ラジアントチューブを外部と真空シールできるように真空熱処理炉内に挿入して炉内を加熱している。例えば、特許文献1は、ガスによる燃焼方式のものであり、一端が閉じ他端が開口し円盤状のフランジを有するラジアントチューブ内に燃焼ガスを送り込み反転させ加熱している。ラジアントチューブの真空熱処理炉への固定は、炉体に設けられ炉体内部に貫通する貫通穴を備えた上向きに取付面を有する固定フランジとバーナーボディ間に密封部材であるOリングとラジアントチューブのフランジとを接触させ挟持し固定している。さらに、Oリングを保護するための水冷ジャケットを固定フランジ側あるいはバーナーボディ側に設け接触させている。
特許文献2は抵抗発熱体(電気ヒータ等)を用いたものであり、同様に、一端が閉じ他端が開口し円盤状のフランジを有するラジアントチューブ内に抵抗発熱体を挿入して加熱している。ラジアントチューブの真空熱処理炉への固定は、炉体に設けられ炉体内部に貫通する貫通穴を備えた上向きに取付面を有する固定フランジと蓋板間に密封部材であるOリングとラジアントチューブのフランジ、Oリングを順次配設しボルトナットで挟持固定している。蓋板には抵抗発熱体に接続保持される端子棒を支持する碍子が取り付けられ抵抗発熱体が保持されている。端子棒とラジアントチューブとの間にセラミックスファイバ等の断熱材が挿入されている。また、ラジアントチューブ材質は金属製チューブ、Al23アルミナ、SiO2酸化ケイ素、Zr23ジルコニアなどの酸化物性セラミックスに代えて、Sic,Si34,C等の各種炭化物、窒化物、炭素、黒鉛などを主成分とする非酸化物性セラミックスが使用されている。
特開平7−190629号公報 要約、図1、図4 特開2003−42664号公報 段落0014、図3
しかしながら、特許文献1のガス燃焼方式ではラジアントチューブの材質は明記されていないが、チューブ部は燃焼ガスで熱せられ、ラジアントチューブ外管のフランジ部は水冷ジャケットで冷却されているため温度分布が異なり、熱膨張による歪みの逃げ場がなくラジアントチューブ破損の可能性があるという問題があった。
また、特許文献2の電気ヒータ方式では非酸化物性セラミックス製ラジアントチューブのフランジ部を炉体の固定フランジと蓋板でボルト締めする構造である。このため、ボルトの締付力でセラミックスが破損する恐れがあることと、セラミックスの加熱時の熱膨張でフランジ部とチューブ部の温度差による熱応力で割れ等の可能性があるという問題があった。また、セラミックス材質チューブのフランジ部にボルト取付穴の加工とOリングの溝加工及びフランジ両面のある程度の面粗さと平行度が必要であり、加工が困難であるという問題があった。また、非酸化物性のセラミックスの使用に限られ、酸化物性のセラミックスでは実用化できないという問題があった。
さらに、特許文献1のガス燃焼方式ではガスバーナ、特許文献2の電気ヒータ方式ではヒータ自体の故障、破損などが発生した場合には、固定フランジ、ラジアントチューブ、バーナーボディ(水冷ジャケット)又は蓋の全てを分解するようになっているので、真空熱処理炉の操業を止め、保全作業を行わなければならないという問題があった。
本発明の課題は前述した問題点に鑑みて、ラジアントチューブのガス燃焼、電気ヒータによる温度上昇時の熱膨張による破損、破壊を防ぐと共に、ラジアントチューブがセラミックス等の脆性材料の場合でも、ボルトの締付力による破損等を回避することである。また、セラミックス等の脆性材料へのボルト取付穴加工、Oリング溝加工、フランジ部の両面加工及び外周加工を回避することである。さらには、ガスバーナー、電気ヒータの故障、破損時において、炉の操業を止めないで、すなわち真空炉の真空破壊せず炉冷をしないで電気ヒータ等の修理、交換を可能にすることである。
本発明においては、真空雰囲気内で被処理物の加熱処理を行う真空熱処理炉の炉体に設けられ炉体内部に貫通する貫通穴を備えた上向きに取付面を有する固定フランジと、前記固定フランジの貫通穴に挿入され一端が閉塞され他端が開口し前記開口側に円盤状のフランジを有するラジアントチューブと、前記ラジアントチューブ内に挿入された加熱装置と、前記加熱装置を支持する支持台と、を有する真空熱処理炉において、前記ラジアントチューブは前記フランジの下面が前記固定フランジの取付面に密封部材を介して載置されており、前記支持台は、前記固定フランジに固定され、前記支持台には、前記固定フランジ側より、前記フランジの外周部及び上面と隙間を有するようにされた逃げ部と、前記加熱装置の加熱部が貫通可能にされかつ前記フランジ外径より小さくされた貫通穴と、前記加熱装置を支持する支持部と、が順次設けられている真空熱処理炉を提供することにより前述した課題を解決した。
即ち、ラジアントチューブのフランジと支持台とは隙間を設けて配置され、ラジアントチューブのフランジの下面は固定フランジの取付面に密封部材を介して載置しただけなので、ラジアントチューブのフランジをボルトで挟持しないので無理な力がかからない。また、熱変形によってもフランジが支持台内部と干渉したりしない。また、固定フランジの取付面との他は高い精度を必要としない。また、炉内が真空雰囲気であるため、ラジアントチューブのフランジの下面側に炉外の大気圧と炉内の真空雰囲気をシールする密封用Oリングを配置し載置するだけで、炉内の排気時チューブの内径断面積分の大気圧と真空雰囲気の圧力差でフランジ下面と密封用Oリングを密着するので容易に炉内外の遮断が行える。なお、外周方向すきまはフランジの外周加工の精密仕上げを必要なくするため、加工寸法ばらつき分に若干量を加え厚み方向すきまはOリングのつぶし代分に若干量を加える程度が好ましい。また、若干量はフランジ押え金ラジアントチューブとの熱膨張差分であればよい。
また、請求項2に記載の発明においては、前記支持台の他端側の加熱装置を支持する支持部は、前記支持台の前記固定フランジへの着脱とは独立して前記加熱装置を前記支持部及び前記ラジアントチューブ内から着脱可能にした。これにより、ラジアントチューブは真空熱処理炉にシール状態で取り付けたまま、加熱装置を外すことができる。また、ラジアントチューブ及び加熱装置は真空熱処理炉に多数設けるので、一部を停止交換している間でも炉内の熱の下降は少なく、また、予備を設ければ温度の低下もなく所定の温度制御が可能である。
さらに、請求項3に記載の発明においては、前記フランジの外周部及び上面と逃げ部との隙間に緩衝部材を挿入した。ラジアントチューブのフランジと外周方向と厚み方向に入れられた耐熱性緩衝体により、固定フランジ取付面に載せられたラジアントチューブの動きが防止されるので、真空熱処理炉のラジアントチューブ装着部の輸送時や地震等の振動によりすきま内で動くことがない。
また、請求項4に記載の発明においては、前記フランジ下面の前記固定フランジ取付面に当接する部分のみ機械加工仕上げするようにした。即ち、ラジアントチューブは炉体上の固定フランジ取付面に載せるだけの構造とし、フランジ下面のみ仕上加工しボルト取付穴及びフランジ上面は加工しないようにした。
本発明によれば、ラジアントチューブは特に取付け手段を必要とせず、排気による真空状態で大気圧によるOリングシールとしたので、排気を継続中なら真空熱処理炉を外部と遮断できる。また、ラジアントチューブのフランジと支持台とは隙間を設けて配置され、ラジアントチューブのフランジの下面を固定フランジの取付面に密封部材を介して載置し、フランジをボルト等で挟持せず、また熱変形で支持台内部と干渉させないようにしたので、ラジアントチューブの材料がセラミックス等の脆性材料の場合でもボルトの締付力による破損等を回避し、ラジアントチューブの熱膨張による破損、破壊を防ぐものとなった。さらに、破壊し易い酸化物性セラミックス、熱変形しやすい金属製等も使用可能であり、汎用性が高く、コストも低いラジアントチューブを使用できるものとなった。また、炉内の昇温、降温時において、ラジアントチューブを拘束していないため、前述したような非酸化物性セラミックス、酸化物性セラミックスのいずれのセラミックスのラジアントチューブでも問題はない。
また、請求項2に記載の発明においては、支持台の固定フランジへの着脱とは独立して加熱装置をラジアントチューブ内から着脱可能にし、ラジアントチューブを真空熱処理炉にシール状態としたまま加熱装置を外すことができるので、ガスバーナー、電気ヒータの故障、破損時において、炉の操業を止めないで、電気ヒータの修理、交換を可能となった。また、炉の温度を下げなくてもよいのでエネルギーが無駄にならない
さらに、請求項3に記載の発明においては、フランジの外周部及び上面と隙間に緩衝部材を挿入し、ラジアントチューブの動きを防止し、輸送時や地震等の振動によりすきま内で動かないようにしたので、輸送や取扱が容易になった。また、炉内での保守作業中にラジアントチューブに触れても破損しにくいものとなった。
また、請求項4に記載の発明においては、フランジ下面の固定フランジ取付面のみ機械加工仕上げし、ボルト取付穴及びフランジ上面は加工しないでよいので、セラミックス等の脆性材料へのボルト取付穴加工、Oリング溝加工、フランジ部の両面加工及び外周加工を回避し、加工も簡単で低コストのラジアントチューブとなった。
本発明の実施の形態を図面により説明する。図1は本発明の実施の形態を示す真空熱処理炉の断面図、図2は本発明の実施の形態を示す真空熱処理炉のラジアントチューブの取付部の断面図である。図1に示すように真空熱処理炉1の炉体2の内部2aは酸化アルミナ系の断熱材21で囲まれ、炉体下部の炉床上2bにトレイ又はバスケットに入れたワーク(被加熱物)22が搬入される。ワーク22の両側面22a,22bにあたる部分には炉体上部2cに取付けられた固定フランジ3の貫通穴3bからラジアントチューブ4が挿入配置されている。図2に示すように、炉体2と一体になっている固定フランジ3には中央に貫通穴3bが設けられ上面に取付面3aが設けられている。取付面3aにはOリング溝3cが設けられ、Oリングの上側の一部が取付面より上側に突出するように密封用Oリング6(密封部材)がはめ込まれている。固定フランジ3は上下の二部品に分かれており、上側固定フランジ3eには水冷溝23aが設けられている。下側固定フランジ3dには水冷溝23aに沿ってOリング溝3f,3fが設けられOリングの上側の一部が取付面より上側に突出するように水冷ジャケット用Oリング24,24がはめ込まれ、上側固定フランジと図示しないボルトにより固着されており、水冷ジャケット23を形成する。Oリングの材質は耐熱、耐水性を有する合成ゴム系のものであり、例えばフッ素ゴムである。
固定フランジ3の貫通穴3bにラジアントチューブ4が挿入されている。ラジアントチューブ4は先端4bが閉塞され、長尺円筒状チューブの上部に円盤状のフランジ5が設けられている。フランジ5の下面5bは平滑な平面に加工され、固定フランジ3の取付面3aに設けられた密封用Oリング6の上に載せられている。炉内2aが大気圧下では密封用Oリング6はつぶれていない状態であるが、炉内の排気を開始し真空状態になるとラジアントチューブの内側断面積の大気圧分で密閉用Oリングがつぶれ、シールする。これによりラジアントチューブ4は特に取付け用のボルト類を使用しないで、置くだけでよい。また、密封用Oリング6は水冷ジャケット23により冷却され、高温にならないようにされている。
ラジアントチューブ4の材質は加熱温度に耐えられるものなら、特に問題はないが気密性を有することが必要であり、例えば耐熱鋳鋼、耐熱ステンレス、非酸化物性セラミックス、酸化物性セラミックスといった材料である。フランジ5の外側の固定フランジ3の取付面3aに支持台8が図示しないボルトで固定されている。支持台8の下端内部には逃げ部8cが設けられ、ラジアントチューブ4のフランジ5とは隙間9を有しており、干渉しないようにされている。支持台8の逃げ部8cとフランジ5は外周方向はわずかにすきまを設け、厚み方向は密封用Oリング6のつぶし代分にわずかのすきまを加えたすきまを設ける。逃げ部8cに続いて上部に貫通穴8aが設けられている。この貫通穴8aの径dはラジアントチューブ4のフランジ外径Dより小さくされており、フランジ5が上方に抜けないようにされており、支持台8を固定フランジ3から外さないとラジアントチューブが取り出せないようになっている。
電気ヒータ7は棒状の電気ヒータ本体(加熱部)7aの端部に鍔7bが形成され、鍔の反ヒータ本体側に二個のヒータ端子7c,7cが設けられ図示しない電源に接続されている。ヒータ本体7aの外径daは支持台8の貫通穴8a及びラジアントチューブ4のチューブ内径Daより小さくされ、ラジアントチューブ内に挿入可能にされている。電気ヒータ7をラジアントチューブ内4aに挿入して、前述した支持台8の貫通穴8aの上部に形成された電気ヒータの鍔7bが当接する段部8dに鍔を当接させ、図示しないボルトで電気ヒータの鍔を押さえ板8eと段部8dとの間に挟持固定することにより、電気ヒータを支持台8で支持する。押さえ板8eを外すことにより電気ヒータ7をラジアントチューブ内4aから取り出すことができる。従って、電気ヒータ7が故障又は破損といったトラブル時、炉内2aの排気を続け押え板8eを外すことにより、電気ヒータ7を炉の操業を止めないで交換できる。
次に、本発明の他の実施の形態について説明する。図3は本発明の他の実施の形態を示す真空熱処理炉のラジアントチューブの取付部の部分断面図である。前述した図2とはほぼ同様であるので、同部品については同符号を付し説明の一部を省略する。図3に示すようにこのものは、図2に対してフランジ外周方向に弾性をもつ外周方向緩衝体10、厚み方向部に弾性をもつ厚み方向緩衝体11が設けられている。緩衝体10,11の材質は耐熱性及び弾力性のあるフッ素ゴム、石綿ガスケット等を使用すればよい。厚み方向緩衝体11の厚み寸法は、密封用Oリング6がつぶされていない状態で支持部8の逃げ部8cの厚み方向高さよりフランジ厚み及び密封用Oリング6の飛び出し量を差し引いた値とほぼ等しくする。運搬時、メンテナンス時には緩衝10,11等で固定され、真空排出時には密封用Oリング6がつぶれた状態で隙間ができるようにするのがよい。また、外周方向緩衝体10の外径寸法は、支持部逃げ部8cの内径よりわずかに小さく、内径寸法はフランジ5の外径Dよりわずかに大きくして微少隙間を与え固定フランジ貫通穴3bとラジアントチューブ4の外径とが干渉しなようにする一方、わずかに動くようにして外力や温度による変形を防止する。
さらに、本発明の別の実施の形態について説明する。図4は本発明の別の実施の形態を示す真空熱処理炉のラジアントチューブの取付部の部分断面図である。前述した図2、3とはほぼ同様であるので、同部品については同符号を付し説明の一部を省略する。図4に示すようにこのものは、図3に対して密封用Oリング6をアセタール樹脂等の比較的高温に耐えかつ弾力性がある材質のカラー6aに装着して、密封用Oリング6とカラー6aとで密封部材6′としたものである。カラー6aは固定フランジ3の取付面3aに設けられた段部の上向き面3gとカラー用Oリング25でシールされ、水冷ジャケット23によりカラー6a及び密封用Oリング6が冷却される。従って、ラジアントチューブ4の材質がセラミックス等の脆性材質であっても、堅い固定フランジ3に対して弾力性があるカラー6aで受けるようにされているので、炉体2にラジアントチューブを組み込む際に、衝撃による割れやチップを防止することができる。また、取扱が容易となる。
なお、前述した実施の形態においては、加熱装置7は電気ヒータの場合について述べたが、燃焼ガスの場合も同様であることはいうまでもない。
本発明の実施の形態を示す真空熱処理炉の断面図である。 本発明の実施の形態を示す真空熱処理炉のラジアントチューブの取付部の断面図である。 本発明の他の実施の形態を示す真空熱処理炉のラジアントチューブの取付部の部分断面図である。 本発明の別の実施の形態を示す真空熱処理炉のラジアントチューブの取付部の部分断面図である。
符号の説明
1 真空熱処理炉
2 炉体
2a 炉体内部
3、3d、3e 固定フランジ
3a 固定フランジの取付面
4 ラジアントチューブ
4a ラジアントチューブ内
5 フランジ
5a フランジの上面
5b フランジ下面
5d フランジの外周部
6 密封部材(密封用Oリング)
6′ 密封部材
6b カラー
7 加熱装置(電気ヒータ、燃焼ガス)
7a 加熱部(電気ヒータ本体)
8 支持台
8a (支持台の)貫通穴
8b 支持部
8c 逃げ部
9 隙間
10、11 緩衝
d 支持部貫通穴内径
D フランジ外径

Claims (4)

  1. 真空雰囲気内で被処理物の加熱処理を行う真空熱処理炉の炉体に設けられ炉体内部に貫通する貫通穴を備えた上向きに取付面を有する固定フランジと、前記固定フランジの貫通穴に挿入され一端が閉塞され他端が開口し前記開口側に円盤状のフランジを有するラジアントチューブと、前記ラジアントチューブ内に挿入された加熱装置と、前記加熱装置を支持する支持台と、を有する真空熱処理炉において、前記ラジアントチューブは前記フランジの下面が前記固定フランジの取付面に密封部材を介して載置されており、前記支持台は、前記固定フランジに固定され、前記支持台には、前記固定フランジ側より、前記フランジの外周部及び上面と隙間を有するようにされた逃げ部と、前記加熱装置の加熱部が貫通可能にされかつ前記フランジ外径より小さくされた貫通穴と、前記加熱装置を支持する支持部と、が順次設けられていることを特徴とする真空熱処理炉。
  2. 前記支持台の支持部は、前記支持台の前記固定フランジへの着脱とは独立して前記加熱装置を前記支持部及び前記ラジアントチューブ内から着脱可能にされていることを特徴とする請求項1に記載の真空熱処理炉。
  3. 前記隙間に緩衝部材が挿入されていることを特徴とする請求項1又は2記載の真空熱処理炉。
  4. 前記フランジの下面の前記固定フランジ取付面に当接する部分のみが機械加工仕上げされていることを特徴とする請求項1又は2又は3記載の真空熱処理炉。
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