JP4224879B2 - Self-propelled crane - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、多用途作業に対応可能な自走式クレーンに関するものであり、特にクローラクレーンに好適である。
【0002】
【従来の技術】
自走式クレーンの一種であるクローラクレーンは、安定性に優れ、不整地や軟弱地での走行性能がよい等の利点があり、その作業用途は一般に多岐にわたる。このため、クローラクレーンとしては、例えば3点式,おりたたみリーダ,標準クレーン等の作業用アタッチメントを組み込んだ各種専用機が使用されている。
【0003】
図9は、くいやくい打ち装置をつり上げるための巻上装置と走行装置を有するクローラクレーン51に、くいを所定の角度で正確に打ち込めるように打ち込み方向を規制するリーダアタッチメント52を組み込んだ3点式の例を示している。ここでは、前部アウトリガ53を備えたリーダ54の下部は、クレーン本体であるベースマシン55と連結され、リーダ54の上部はベースマシン後方左右に連結された2本のステー56で支持されている。またベースマシン55にはステー56を支えるための後部アウトリガ57を備えている。この他、リーダ操作用の油圧源を備え、リーダ54は左右前後の傾斜角の調整ができるようになっている。さらに、回転もできる2面式リーダでは、掘削と打ち込みの作業の切り換えが簡単にできるようにもなっている。
【0004】
図10は、おりたたみリーダを組み込んだ例であり、ここでは、リーダ58の下部はベースマシン55とベースマシン前部の上下2個所で連結されている。図11は、標準クレーンを組み込んだ例であり、ここでは、ブーム59の下部はベースマシン55に前後方向に揺動自在に取り付けられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来構成では、それぞれが専用機であるため、作業目的に応じた専用設計が施されており、他機種に対応できなかった。例えば、図9に示した3点式の専用機では、後部アウトリガ57はベースマシン55に常設されており、他機種との組み替えが不可能であった。また、この場合には、後部アウトリガ57と転倒防止用のカウンタウエイト60との干渉防止のために、専用のカウンタウエイト形状が必要であり、部品の共通化さえできない状況から、コストアップの問題を生じていた。
【0006】
また、図10に示したおりたたみリーダの専用機では、ベースマシン55の前部におけるリーダ58の取り付け位置P1,P2で大きな支持力を必要とするため、取り付け位置P1,P2間のスパンが大スパンとなり、ベースマシン55の高さが大きくなって、装置のコンパクト化が期待できない。さらには、コストアップにもつながるといった問題を生じていた。
【0007】
本発明は、従来構成の問題点を解決すべく創案されたもので、多用途目的に対応可能であり、またこれによってコンパクト化とコストダウンをも達成しうる自走式クレーンを提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
第1の発明は、旋回フレーム前方に、異なる種類の複数の作業用アタッチメントが取り替え可能に取り付けられる自走式クレーンにおいて、上記旋回フレームの前端部の下部には、上記作業用アタッチメントを取り替え自在に係合可能な第1係合部が設けられ、上記旋回フレームの前端部の上部には、上記作業用アタッチメントを取り替え自在に係合可能な第2係合部が設けられ、上記旋回フレームの後方でかつ上記旋回フレームの上部には、上記作業用アタッチメントを取り替え自在に係合可能な第3係合部が設けられ、上記複数の作業用アタッチメントは、上記第2係合部に取り替え自在に係合される作業用アタッチメントと、上記第1係合部及び上記第3係合部に取り替え自在に係合される作業用アタッチメントと、上記第1係合部、上記第2係合部及び上記第3係合部に取り替え自在に係合される作業用アタッチメントとを含むことを特徴とする自走式クレーンとして構成されている。
【0009】
このような構成によれば、旋回フレームにそれぞれ設けられた上記第1〜第3係合部に作業用アタッチメントを取り替え自在に係合させることができるため、クレーン本体に各種作業用アタッチメントを容易に組み込むことができる。その結果、多用途目的に対応可能な自走式クレーンを得ることができる。
【0010】
また、この構成において、作業用アタッチメントを支持する際に、旋回フレーム前端部の下部に設けられた上記第1係合部とともに旋回フレームの前端部の後方でかつ旋回フレームの上部に設けられた上記第3係合部を利用する場合には(この場合にはアダプタを用いるのが好適である)、作業用アタッチメントの支持部間のスパンが大きくとれるので、従来の専用機のように旋回フレームの上下寸法が大きくなる心配がなく、旋回フレームの小型化、さらにはこれによるコストダウンが実現できる。
【0011】
第2の発明は、旋回フレーム前方に、異なる種類の複数の作業用アタッチメントが取り替え可能に取り付けられる自走式クレーンにおいて、上記旋回フレームの前端部の下部には、上記作業用アタッチメントを取り替え自在に係合可能な第1係合部が設けられ、上記旋回フレームの前端部の上部には、上記作業用アタッチメントを取り替え自在に係合可能な第2係合部が設けられ、上記旋回フレームの後方でかつ上記旋回フレームの上部には、上記作業用アタッチメントを取り替え自在に係合可能な第3係合部が設けられ、上記旋回フレームの後端部には、作業用アウトリガを着脱自在に係合可能な第4係合部が設けられ、上記複数の作業用アタッチメントは、上記第2係合部に取り替え自在に係合される作業用アタッチメントと、上記第1係合部及び上記第3係合部に取り替え自在に係合される作業用アタッチメントと、上記第1係合部、上記第2係合部及び上記第3係合部に取り替え自在に係合される作業用アタッチメントとを含むことを特徴とする自走式クレーンとして構成されている。
【0012】
このような構成によれば、上記第1の発明による作用効果が得られることに加えて、旋回フレームの後端部に設けられた上記第4係合部に、作業用アウトリガを着脱自在に係合させることができるため、クレーン本体に作業用アウトリガを必要な時にのみ容易に組み込むことができる。その結果、多用途目的に対応可能な自走式クレーンを得ることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照して本発明の実施の形態について説明し、本発明の理解に供する。なお、以下の実施の形態は本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
【0014】
図1,図2は、本実施の形態に係る自走式クレーンの一種であるクローラクレーン(以下、単に「クローラクレーン」という。)の旋回フレームの詳細構造を示す上面図と側面図、図3,図4は、クローラクレーンの全体構成を示す上面図と側面図である。図3,図4に示すように、本クローラクレーン1は、旋回フレーム2の前方に、作業用アタッチメント3を取り付け可能としている点は従来例と同様である。しかし、本クローラクレーン1では、図1,図2に示すように、旋回フレーム2の前端部と、この前端部の後方かつ旋回フレーム2の上部に、作業用アタッチメント3を取り替え自在に係合可能なピン穴(係合部に相当)4,5,6,7をそれぞれ設けた点で従来例と異なる。また、旋回フレーム2の後端部に、作業用アウトリガ8を着脱自在に係合可能なピン穴(係合部に相当)9,10を設けた点でも、従来例と異なる。以下、本クローラクレーン1に各種作業用アタッチメントを組み込んだ例について説明する。
【0015】
図5は、3点式の作業用アタッチメントを組み込んだ例である。図3〜図5において、本クローラクレーン1では、左右に走行用クローラ11を備えた走行体12上に、剛体の旋回フレーム2が旋回自在に搭載されている。旋回フレーム2の前端部には、作業用アタッチメント3の一例である3点式のリーダ13の下部が連結されている。その後方のフレーム上には、主巻ドラム14,補巻ドラム15,ブーム起伏用ドラム16が一列に配置され、各作業用ロープの巻回を行うようになっている。
【0016】
ここで旋回フレーム2は、図1,図2に示すように、側面左右縦板2aをベースにした箱構造となっており、これにより十分な剛性を有するものとなっている。側面左右縦板2aの前端部には、上下に2つのピン穴4,5が設けられ、このうちのピン穴5によってリーダ13の下部から延ばされたステー17が連結されている。また、側面左右縦板2aの前端部の後方かつ側面左右縦板2aの上部には、2つのピン穴6,7が並べて設けられており、ステー17から分岐されたステー18がこれらのピン穴6,7にアダプタ19を介して取り付けられている。アダプタ19は、例えば三角プレート状に形成され、その下部がピン穴6,7に係合されかつ上部がステー18に係合されるようになっている。すなわち、本実施の形態では、ステー17,18の旋回フレーム2との各係合部間の距離を極力長くとることができるので、旋回フレーム2の前端部のピン穴4,5間のスパンを大きくとらなくても、十分な支持力を得ることができる。逆にいえば、旋回フレーム2の前端部のピン穴4,5間のスパンを抑えて旋回フレーム2の小型化を図ることができる。なお、アダプタ19は、ピン穴6,7の使用時にのみ使用されるものである。
【0017】
ブーム起伏用ドラム16の後部つまり旋回フレーム2の後端部には、転倒防止用のカウンタウエイト20がもともと3層構造で搭載されているが、ここでは3層のカウンタウエイト20の最下層のものに代えて、図6(a)〜(c)に示すような、アウトリガ取付用部材21が設けられている。同図(a)は上面図,(b)は後面図,(c)はI―I線部分断面図である。このアウトリガ取付用部材21の上面に、リーダ13の上部から延ばされた2本のステー14がそれぞれ連結されており、このステー14によってリーダ13が垂直に支持されている。さらに、このステー14を支持するために、アウトリガ取付用部材21の左右張出部に作業用アウトリガ8が伸縮自在に取り付けられている。このため、側面左右縦板2aの後端部には、上下に2つのピン穴9,10が設けられ、ここに作業用アウトリガ8が連結されるようになっている。すなわち、側面左右縦板2aの後端部に、アウトリガ取付部材21のブラケット部分21aが嵌め込まれ、このブラケット部分21aにピン穴9,10を係合させるようになっている。アウトリガ取付部材21の左右両側の端面には作業用アウトリガ8が取り付けられ、また、アウトリガ取付部材21の左右両側の上方にはステー14が取り付けられるようになっている。さらに、アウトリガ取付部材21の上方にはカウンタウエイト20が搭載されるが、このアウトリガ取付部材21によるカウンタウエイトの重量欠損分を補償するため、アウトリガ取付部材21中には鉄屑等のハンチングをつめている。
【0018】
一方、図3,図4における旋回フレーム2の前方に向かって左側に張り出したフレーム上には図示しないエンジンが配置され、このエンジンによって、やはり図示しない油圧ポンプ等からなるパワープラントを駆動して各ドラムや旋回装置等に圧油を供給するとともに、走行用の駆動力をも供給するようになっている。他方、旋回フレーム2の前方に向かって右側に張り出したフレーム上には、運転室22が設けられ、ここで作業者が各種の操作を行えるようになっている。以上のように、本クローラクレーン1は、3点式の作業用アタッチメントに容易に対応することができる。
【0019】
次いで、作業用アタッチメントを3点式から例えばおりたたみリーダ式のものに取り替える。この場合には、図1,図2および図7に示すように、リーダ22の下部は前部アウトリガ22aによって支持されている。また、シリンダ23の一端が側面左右縦板2aの前端部の上側のピン穴4に取り付けられ、他端がステー25に取り付けられている。リーダ22の中央下部から分岐されたステー24が側面左右縦板2aの前端部の下側のピン穴5に取り付けられている。さらに、リーダ22の中央下部から分岐されたステー25が側面左右縦板2aの前端部の後方に並べて設けられたピン穴6,7に上記したようなアダプタ19を介して取り付けられる。この場合には、後部アウトリガは不要であるので、側左右面縦板2aの後端部の上下ピン穴9,10は使用されない。以上のように、本クローラクレーン1は、おりたたみリーダ式の作業用アタッチメントにも容易に対応することができる。
【0020】
次いで、作業用アタッチメントを例えば標準クレーン用のものに取り替える。この場合には、図1,図2および図8に示すように、ブーム26が左右側面縦板2aの前端部の上側のピン穴4に取り付けられるのみである。したがって、この場合には、その他のピン穴5,6,7,9,10は使用されない。以上のように、本クローラクレーン1は、標準クレーン用の作業用アタッチメントにも容易に応することができる。また、上記と同様に、他の各種作業用アタッチメントにも容易に対応できることはいうまでもない。
【0021】
このように、旋回フレーム2の前端部と、この前端部の後方に、それぞれ設けられたピン穴4,5,6,7によって、クレーン本体であるベースマシンに各種作業用アタッチメントを容易に組み込むことができる。また、旋回フレーム2の後端部に設けられたピン穴9,10に、作業用アウトリガ8を着脱自在に係合させることができるため、ベースマシンに作業用アウトリガを必要な時にのみ容易に組み込むことができる。その結果、多用途目的に対応可能なクローラクレーンを得ることができる。
【0022】
なお、上記実施の形態では、旋回フレーム2の各種作業用アタッチメント3との係合部は、いずれもピン結合用のピン穴であるとしたが、ピン結合用の突起部や、その他の結合方法によるもの、例えばボルト穴であるとしてもよい。また、上記実施の形態では、自走式クレーンとして、クローラクレーンを例示したが、他の自走式クレーン、例えばホイールクレーンにも適用できることはもちろんである。
【0023】
【発明の効果】
以上の説明のとおり、本発明によれば、旋回フレームの前端部の上部及び下部と、この前端部の後方でかつ旋回フレームの上部に、それぞれ設けられた穴に作業用アタッチメントを取り替え自在に係合させることができるため、クレーン本体に各種作業用アタッチメントを容易に組み込むことができる。また、旋回フレームの後端部に設けられた穴に、作業用アウトリガを係合させることができるため、クレーン本体に作業用アウトリガを容易に組み込むことができる。その結果、多用途目的に対応可能なクローラクレーンを得ることができる。また、作業用アタッチメントの支持部間スパンが大きい場合にも容易に対応できるので、旋回フレームが小型化でき、コストダウンにもつながる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るクローラクレーンの旋回フレームの詳細構造を示す上面図である。
【図2】本発明の実施の形態に係るクローラクレーンの旋回フレームの詳細構造を示す側面図である。
【図3】本発明の実施の形態に係るクローラクレーンの全体構成を示す上面図である。
【図4】本発明の実施の形態に係るクローラクレーンの全体構成を示す側面図である。
【図5】3点式の作業用アタッチメントを組み込んだ例を示す全体構成図である。
【図6】作業用アウトリガ取付部材の詳細構造図である。
【図7】おりたたみリード式の作業用アタッチメントを組み込んだ例を示す全体構成図である。
【図8】標準クレーン式の作業用アタッチメントを組み込んだ例を示す全体構成図である。
【図9】従来の3点式の作業用アタッチメントを組み込んだ例を示す全体構成図である。
【図10】従来のおりたたみリード式の作業用アタッチメントを組み込んだ例を示す全体構成図である。
【図11】従来の標準クレーン式の作業用アタッチメントを組み込んだ例を示す全体構成図である。
【符号の説明】
1 クローラクレーン(自走式クレーンの一種)
2 旋回フレーム
3 作業用アタッチメント
4,5,6,7,9,10 ピン穴(係合部に相当)
8 作業用アウトリガ[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a self-propelled crane that can handle multipurpose work, and is particularly suitable for a crawler crane.
[0002]
[Prior art]
A crawler crane, which is a type of self-propelled crane, has advantages such as excellent stability and good running performance on rough and soft terrain, and its work applications are generally diverse. For this reason, as a crawler crane, for example, various dedicated machines incorporating a work attachment such as a three-point type, a tatami folding reader, and a standard crane are used.
[0003]
FIG. 9 shows three points in which a
[0004]
FIG. 10 shows an example in which a folding reader is incorporated. In this example, the lower portion of the
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
In the above conventional configuration, since each is a dedicated machine, a dedicated design according to the work purpose has been applied, and it was not possible to cope with other models. For example, in the three-point type dedicated machine shown in FIG. 9, the
[0006]
Further, since the exclusive device for the folding reader shown in FIG. 10 requires a large supporting force at the attachment positions P1 and P2 of the
[0007]
The present invention was devised to solve the problems of the conventional configuration, and can provide a self-propelled crane that can be used for multiple purposes and that can achieve downsizing and cost reduction. It is the purpose.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
The first invention is a self-propelled crane in which a plurality of different types of work attachments are replaceably attached to the front of the swing frame . The work attachment can be replaced at the lower part of the front end of the swing frame. A first engaging portion that can be engaged is provided, and a second engaging portion that is detachably engageable with the work attachment is provided on an upper portion of the front end portion of the swivel frame, and is located at the rear of the swivel frame. In addition, a third engagement portion that can replaceably engage the work attachment is provided at an upper portion of the revolving frame, and the plurality of work attachments are replaceably engaged with the second engagement portion. A work attachment to be combined, a work attachment that is replaceably engaged with the first engagement portion and the third engagement portion, and the first engagement portion, It is configured as a self-propelled crane; and a working attachment which is engaged freely engaged replaced serial second engagement portion and the third engaging portion.
[0009]
According to such a configuration, it is possible to engage freely engaged replaced working attachment to the first to third engaging portion provided, respectively Re revolving frame Niso, various working attachment to the crane body Can be easily incorporated. As a result, it is possible to obtain a self-propelled crane that can be used for various purposes.
[0010]
Further, in this configuration, when the work attachment is supported, the first engagement portion provided at the lower portion of the front end portion of the turning frame and the rear portion of the front end portion of the turning frame and the upper portion of the turning frame are provided. When using the third engaging portion (in this case, it is preferable to use an adapter), the span between the support portions of the work attachment can be made large, so that the swivel frame can be made like a conventional dedicated machine. There is no concern about the increase in the vertical dimension, and it is possible to reduce the size of the revolving frame and further reduce the cost.
[0011]
According to a second aspect of the present invention, in the self-propelled crane in which a plurality of different types of work attachments are replaceably attached to the front of the swivel frame, the work attachment is replaceable at a lower portion of the front end portion of the swivel frame. A first engaging portion that can be engaged is provided, and a second engaging portion that is detachably engageable with the work attachment is provided on an upper portion of the front end portion of the swivel frame, and is located at the rear of the swivel frame. in and on the upper part of the revolving frame, the working attachment a third engaging portion engageable freely is provided replaceable in the rear end of the revolving frame, detachably engaging a working outriggers the fourth engaging portion is provided capable, the plurality of working attachment includes a working attachment which is engaged freely engaged replaced with the second engagement portion, the first A work attachment that is replaceably engaged with the joint portion and the third engagement portion, and is replaceably engaged with the first engagement portion, the second engagement portion, and the third engagement portion. It is comprised as a self-propelled crane characterized by including a working attachment .
[0012]
According to such a configuration, in addition to obtaining the effects of the first invention , the work outrigger is detachably engaged with the fourth engagement portion provided at the rear end portion of the turning frame. Therefore, the work outrigger can be easily incorporated into the crane body only when necessary. As a result, it is possible to obtain a self-propelled crane that can be used for various purposes .
[0013]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the accompanying drawings for understanding of the present invention. The following embodiment is an example embodying the present invention, and does not limit the technical scope of the present invention.
[0014]
1 and 2 are a top view and a side view showing a detailed structure of a swing frame of a crawler crane (hereinafter simply referred to as “crawler crane”), which is a kind of self-propelled crane according to the present embodiment, and FIG. FIG. 4 is a top view and a side view showing the overall configuration of the crawler crane. As shown in FIGS. 3 and 4, the present crawler crane 1 is the same as the conventional example in that a
[0015]
FIG. 5 shows an example in which a three-point work attachment is incorporated. 3 to 5, in the present crawler crane 1, a
[0016]
Here, as shown in FIGS. 1 and 2, the revolving
[0017]
A
[0018]
On the other hand, an engine (not shown) is arranged on a frame projecting to the left side toward the front of the
[0019]
Next, the working attachment is replaced from a three-point type, for example, a folding type. In this case, as shown in FIGS. 1, 2, and 7, the lower portion of the
[0020]
The working attachment is then replaced with, for example, a standard crane. In this case, as shown in FIGS. 1, 2 and 8, the
[0021]
As described above, various work attachments can be easily incorporated into the base machine, which is the crane body, by the front end portion of the revolving
[0022]
In the above embodiment, the engaging portion of the
[0023]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, the work attachment can be freely replaced in the upper and lower portions of the front end portion of the revolving frame and the holes provided behind the front end portion and in the upper portion of the revolving frame. Since they can be combined, various work attachments can be easily incorporated into the crane body. In addition, since the work outrigger can be engaged with the hole provided in the rear end portion of the turning frame, the work outrigger can be easily incorporated into the crane body. As a result, it is possible to obtain a crawler crane that can be used for various purposes. In addition, since it is possible to easily cope with a case where the span between the support portions of the work attachment is large, the turning frame can be reduced in size and the cost can be reduced.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a top view showing a detailed structure of a turning frame of a crawler crane according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a side view showing a detailed structure of a turning frame of the crawler crane according to the embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a top view showing the overall configuration of the crawler crane according to the embodiment of the present invention.
FIG. 4 is a side view showing the overall configuration of the crawler crane according to the embodiment of the present invention.
FIG. 5 is an overall configuration diagram showing an example in which a three-point work attachment is incorporated.
FIG. 6 is a detailed structural view of a working outrigger mounting member.
FIG. 7 is an overall configuration diagram showing an example in which a folding lead type work attachment is incorporated.
FIG. 8 is an overall configuration diagram showing an example in which a standard crane type work attachment is incorporated.
FIG. 9 is an overall configuration diagram showing an example in which a conventional three-point work attachment is incorporated.
FIG. 10 is an overall configuration diagram showing an example in which a conventional folding lead type work attachment is incorporated.
FIG. 11 is an overall configuration diagram showing an example in which a conventional standard crane type work attachment is incorporated.
[Explanation of symbols]
1 Crawler crane (a type of self-propelled crane)
2 Swivel
8 Work outrigger
Claims (4)
上記旋回フレームの前端部の下部には、上記作業用アタッチメントを取り替え自在に係合可能な第1係合部が設けられ、上記旋回フレームの前端部の上部には、上記作業用アタッチメントを取り替え自在に係合可能な第2係合部が設けられ、上記旋回フレームの後方でかつ上記旋回フレームの上部には、上記作業用アタッチメントを取り替え自在に係合可能な第3係合部が設けられ、
上記複数の作業用アタッチメントは、上記第2係合部に取り替え自在に係合される作業用アタッチメントと、上記第1係合部及び上記第3係合部に取り替え自在に係合される作業用アタッチメントと、上記第1係合部、上記第2係合部及び上記第3係合部に取り替え自在に係合される作業用アタッチメントとを含むことを特徴とする自走式クレーン。 In a self-propelled crane in which a plurality of different types of work attachments are replaceably mounted in front of the swivel frame,
A first engagement portion is provided at the lower portion of the front end portion of the swivel frame so that the work attachment can be replaced. The work attachment can be replaced at the upper portion of the front end portion of the swivel frame. A second engagement portion that can be engaged with the second attachment portion, and a third engagement portion that is detachably engageable with the work attachment at the rear of the turning frame and on the upper portion of the turning frame,
The plurality of work attachments are work attachments that are replaceably engaged with the second engagement portion, and work attachments that are replaceably engaged with the first engagement portion and the third engagement portion. A self-propelled crane comprising: an attachment; and a work attachment that is replaceably engaged with the first engagement portion, the second engagement portion, and the third engagement portion .
上記旋回フレームの前端部の下部には、上記作業用アタッチメントを取り替え自在に係合可能な第1係合部が設けられ、上記旋回フレームの前端部の上部には、上記作業用アタッチメントを取り替え自在に係合可能な第2係合部が設けられ、上記旋回フレームの後方でかつ上記旋回フレームの上部には、上記作業用アタッチメントを取り替え自在に係合可能な第3係合部が設けられ、上記旋回フレームの後端部には、作業用アウトリガを着脱自在に係合可能な第4係合部が設けられ、
上記複数の作業用アタッチメントは、上記第2係合部に取り替え自在に係合される作業用アタッチメントと、上記第1係合部及び上記第3係合部に取り替え自在に係合される作業用アタッチメントと、上記第1係合部、上記第2係合部及び上記第3係合部に取り替え自在に係合される作業用アタッチメントとを含むことを特徴とする自走式クレーン。In a self-propelled crane in which a plurality of different types of work attachments are replaceably mounted in front of the swivel frame,
A first engagement portion is provided at the lower portion of the front end portion of the swivel frame so that the work attachment can be replaced. The work attachment can be replaced at the upper portion of the front end portion of the swivel frame. A second engagement portion that can be engaged with the second attachment portion, and a third engagement portion that is detachably engageable with the work attachment at the rear of the turning frame and on the upper portion of the turning frame, the rear end of the revolving frame, a fourth engaging portion engageable detachably a working outriggers are provided,
The plurality of work attachments are work attachments that are replaceably engaged with the second engagement portion, and work attachments that are replaceably engaged with the first engagement portion and the third engagement portion. A self-propelled crane comprising: an attachment; and a work attachment that is replaceably engaged with the first engagement portion, the second engagement portion, and the third engagement portion .
Priority Applications (5)
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