JP4224078B2 - 内燃機関 - Google Patents

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Description

この発明は、2つの吸気弁を有し、主に一方の吸気弁を開弁させて、燃焼空間内に旋回空気流動を発生させる内燃機関に関する。
従来、2つの吸気弁を有し、主に一方の吸気弁を開弁させて、燃焼空間内へ過剰に空気を流入させることでシリンダの内壁面に沿った強い旋回空気流動を発生させ、その後、他方の吸気弁を遅いタイミングで開弁させて、過剰な空気を排気する内燃機関が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−211699号公報
しかしながら、このものの場合、旋回空気流動が主に燃焼空間内の内壁に沿って形成され、また、噴射され気化した燃料は燃焼空間内の中心付近に存在するため、燃料に十分な空気を供給できないという問題点があった。
この発明は、上述のような問題点を解決することを課題とするものであって、その目的は、燃焼空間内の旋回空気流動の影響を燃焼空間内の中心付近にも行き渡るようにし、燃料に十分な空気を供給する内燃機関を提供するものである。
この発明に係る内燃機関は、シリンダと、前記シリンダの上部に設けられ、前記シリンダの一端部を閉塞するシリンダヘッドと、前記シリンダ内で往復摺動し、前記シリンダおよび前記シリンダヘッドと協同して燃焼空間を区画するピストンと、前記シリンダヘッドに、一端部が前記燃焼空間に臨み、開閉することで、前記燃焼空間への空気の流入を制御し、前記燃焼空間内で前記シリンダ内壁に沿った一方向の渦を発生させるように設けられた第1の吸気弁と、前記シリンダヘッドに、一端部が前記燃焼空間に臨み、開閉することで、前記燃焼空間への空気の流入を制御し、前記燃焼空間内で前記シリンダ内壁に沿った逆方向の渦を発生させるように設けられた第2の吸気弁とを備え、前記第1の吸気弁は、前記ピストンが吸気上死点に達する前後で徐々に開弁し、その後全開し、さらに前記ピストンが圧縮上死点に達するまでに全閉し、前記第2の吸気弁は、前記第1の吸気弁より遅れて開弁し、その後前記第1の吸気弁から前記燃焼空間へ流入する空気の速度が最も速くなる時に全開となり、さらに前記第1の吸気弁より早く全閉する。
この発明に係る内燃機関によれば、燃焼空間内の旋回空気流動の影響を燃焼空間内の全領域に行き渡るようにし、燃料に十分な空気を供給するができる。
以下、この発明の各実施の形態を図に基づいて説明するが、各図において、同一または相当の部材、部位については、同一符号を付して説明する。
実施の形態1.
図1は実施の形態1に係る内燃機関の要部断面図である。
実施の形態1に係る内燃機関は、円筒形状のシリンダ1と、このシリンダ1の上部に設けられ、シリンダ1の上部を閉塞したシリンダヘッド2と、シリンダ1内で上下に往復摺動し、シリンダ1とシリンダヘッド2と協同して燃焼空間4を区画する円筒形状のピストン3と、燃焼空間4に臨んでシリンダヘッド2に設けられ、燃焼空間4への空気の流入を制御する第1の吸気弁5aおよび第2の吸気弁5bと、燃焼空間4から燃焼ガスを排気する第1の排気弁6aおよび第2の排気弁6bと、燃焼空間4に一端部が臨んでシリンダヘッド2に設けられ、燃焼空間4内の燃料9に放電エネルギーにより点火させる点火プラグ7と、燃焼空間4に一端部が臨んでシリンダヘッド2に設けられ、燃焼空間4内に燃料9を噴射する燃料噴射装置8とを備えている。
図4に示すように、第1の吸気弁5aは、開弁すると、燃焼空間4内でシリンダ1の内壁に沿った一方向の渦が発生するように設けられている。
第2の吸気弁5bは、開弁すると、燃焼空間4内でシリンダ1内壁に沿った逆方向の渦が発生するように設けられている。
図5に示すように、燃料噴射装置8は、シリンダ1の中心付近に燃料9を噴射するように設けられている。
第1の吸気弁5aおよび第2の吸気弁5bは、図示しない制御装置により開閉するように制御されている。
この制御装置は、図示しないセンサから信号を受信して、第1の吸気弁5aおよび第2の吸気弁5bの開度と回転軸の回転数とを算出し、また、回転軸の出力を推定する機能を有している。
また、この制御装置には、予め第1の吸気弁5aおよび第2の吸気弁5bの開弁の開始時期、全開となる時期、閉弁の開始時期、全閉となる時期および全開時の弁リフト量等と、燃料噴射量等と、回転軸の回転数および回転軸の出力との組合せが記憶されている。
次に、実施の形態1に係る内燃機関の動作について説明する。
図2は参考として、吸気弁と排気弁との代表的な動作を示しており、所謂排気オーバーラップを有する場合、吸気弁はクランク角が0度である吸気上死点よりも早く開弁を開始する。つまり、クランク角が0度前後では、吸気弁および排気弁がともに開弁している状態となる。
図3は参考として、ピストンの代表的な動作を示しており、吸気上死点以降では、ピストンは下死点に向かって下降し、燃焼空間の拡大に伴って吸気弁から空気が流入する。
同様にして、実施の形態1では、まず、第1の吸気弁5aは、クランク角が0度である吸気上死点前から開弁を開始する。吸気上死点以降のピストン3は、下降速度を徐々に増加させ、それに伴い空気が第1の吸気弁5aから燃焼空間4に流入し、燃焼空間4のシリンダ1の内壁に沿った旋回空気流動10が形成される。
燃焼空間4内の空気は、旋回空気流動10の影響により、同じ方向に移動するが、多くの場合は、その動きは旋回空気流動10に比べて小さい。その結果、旋回空気流動10とそれ以外の燃焼空間4内の空気は、移動速度が一致しないため、その界面付近には、無数の渦11が発生していると考えられる。
渦11は、小さい空間での活発な空気の動きを伴うため、噴射され気化した燃料9への空気の供給に有効であるとともに、燃焼開始後の火炎伝播特性の向上にも寄与する。
図5に示すように、この状態での旋回空気流動10や渦11は、燃焼空間4の外周寄り空間12に存在し、噴射された燃料9は内周寄り空間13に存在する。
次に、図7に示すように、第2の吸気弁5bは、第1の吸気弁5aの開弁時期から遅れて開弁を開始する。
図8は、クランク角とピストン3の移動速度との関係を示した図であり、第1の吸気弁5aからの空気の流入する速度が最も速い時はクランク角が75度前後である。第2の吸気弁5bは、この第1の吸気弁5aからの空気の流入する速度が最も速い時に第2の吸気弁5bは全開となる。
その結果、図6に示すように、旋回空気流動10に対向した強い対向空気流動14がシリンダ1内壁に沿って発生する。旋回空気流動10と対向空気流動14とが衝突することにより、強くかつ細かな旋回渦15が燃焼空間4内全体に渡って多く発生する。
その後、第2の吸気弁5bは、旋回空気流動10の強度を著しく低下させないように、第1の吸気弁5aの全閉より早い時期に全閉する。
この実施の形態1に係る内燃機関によれば、第1の吸気弁5aから燃焼空間4に流入した空気が形成するシリンダ1の内壁に沿った旋回空気流動10に吸気行程の一時期に、第2の吸気弁5bから流入させた対向空気流動14を衝突させることにより、強くかつ細かな旋回渦15を多く発生させるので、燃焼空間4中心付近に強い流動の影響を伝達し、噴射され気化した燃料9へ十分な空気が供給され、排気ガス性状を含む燃焼特性の改善効果が得られる。
実施の形態2.
実施の形態2に係る内燃機関の構成は、実施の形態1と同様であるので説明を省略し、実施の形態2に係る内燃機関の動作について説明する。
まず、図9に示すように、第1の吸気弁5aと第2の吸気弁5bは、ほぼ同じ時期に開弁を開始する。同時に空気が流入されることにより、燃焼空間4内では、旋回空気流動10および対向空気流動14は発生しない。
次に、第1の吸気弁5aから流入する空気の速度が最も速くなる時までに、第2の吸気弁5bは全開となる。
その後、第2の吸気弁5bは、閉弁が開始され、第1の吸気弁5aが全閉するよりも早い時期に全閉する。この時、燃焼空間4内で、旋回空気流動10が発生する。また、この旋回空気流動10は、既に流入した燃焼空間4内の空気と衝突することで細かな旋回渦15が燃焼空間4内全体に渡って発生する。
この実施の形態2に係る内燃機関によれば、第1の吸気弁5aおよび第2の吸気弁5bから燃焼空間4に空気が流入し、その後、第1の吸気弁5aからの流入する空気により旋回空気流動10が発生するので、この旋回空気流動10が既に流入した燃焼空間4内全体の空気と衝突して、燃焼空間4内全体に渡って細かな旋回渦15を発生させることができる。その結果、燃焼空間4中心付近に噴射され気化した燃料9へ十分な空気が供給され、排気ガス性状を含む燃焼特性の改善効果が得られる。
実施の形態3.
実施の形態3に係る内燃機関の構成は、実施の形態1と同様であるので説明を省略し、実施の形態3に係る内燃機関の動作について説明する。
まず、図10に示すように、第2の吸気弁5bは、第1の吸気弁5aとほぼ同じ時期または早い時期に開弁を開始する。
さらに、第2の吸気弁5bは、第1の吸気弁5aの開弁速度より速い速度で開弁して全開となる。これにより、第2の吸気弁5bにより、対向空気流動14が発生する。
その後、第2の吸気弁5bは、第1の吸気弁5aから流入する空気の速度が最も速くなる時までに閉弁を開始する。
その結果、第1の吸気弁5aから流入する空気により、旋回空気流動10が発生し、対向空気流動14と衝突することで、実施の形態1のものより強く細かい旋回渦15が燃焼空間4全体に渡って多く発生する。
この実施の形態3に係る内燃機関によれば、第2の吸気弁5bから燃焼空間4へ流入する空気により対向空気流動14が発生し、その後、第1の吸気弁5aから燃焼空間4へ流入する空気により旋回空気流動10が発生して、対向空気流動14と旋回空気流動10とが衝突して実施の形態1のものより強く細かな旋回渦15を多く発生させることができるので、燃焼空間4中心付近により強い流動の影響を伝達し、噴射され気化した燃料9へ十分な空気を供給し、排気ガス性状を含む燃焼特性の改善効果が得られる。
実施の形態4.
実施の形態4に係る内燃機関の構成は、実施の形態1と同様であるので説明を省略し、実施の形態4に係る内燃機関の動作について説明する。
燃焼空間4への空気の流入は、内燃機関の1サイクルに1回の断続で行われる。空気は、第1の吸気弁5aおよび第2の吸気弁5bの開弁の開始により、燃焼空間4に流入し始めるが、空気の粘性、慣性力、空気管壁等との摩擦抵抗等の影響により、空気の流入する速度は、第1の吸気弁5aおよび第2の吸気弁5bの開度やピストン3の上下方向の移動速度で一義的には決定されず、上記実施の形態1で説明したように第1の吸気弁5aから流入する空気の速度が最も速くなる時が、クランク角が75度前後であるとは限らない。
特に、回転軸の高回転数や流入空気量が増大する高出力時には、流入する空気の速度が最も速くなる時が回転軸の回転数や回転軸の出力が低い時に比べて遅くなるという特性がある。
そこで、より有効な旋回渦15を発生させるためには、旋回空気流動10を対向空気流動14と強く衝突させる必要があるので、回転軸の回転数や回転軸の出力に応じて、図11に示すように、第2の吸気弁5bの開弁の開始時期、全開となる時期、閉弁の開始時期、全閉となる時期および全開時の弁リフト量を変更する。
変更する内容は、図示しない制御装置の内部に記憶されており、図示しないセンサが回転軸の高回転数または回転軸の高出力を検知して、それらの結果に応じて、第2の吸気弁5bの開弁の開始時期、全開となる時期、閉弁の開始時期、全閉となる時期および全開時の弁リフト量を変更する。
この実施の形態4に係る内燃機関によれば、回転軸の回転数や回転軸の出力に応じて、第2の吸気弁5bの全開となる時期、開弁期間の長さおよび全開時の弁リフト量を変更できるので、回転軸の回転数または回転軸の出力が変化した場合であっても、効率よく旋回空気流動10と対向空気流動14とを強く衝突させて、燃焼空間4全体に渡って旋回渦15を発生させることができる。
なお、上記各実施の形態では、燃料噴射装置をシリンダヘッドの中央付近に配置して、シリンダ内に燃料を直接噴射することで燃焼を成立させる内燃機関について説明したが、勿論このものに限らない。
第1の吸気弁および第2の吸気弁により発生する細かな旋回渦は、燃焼開始後の火炎伝播特性の向上にも寄与するので、例えば、燃料噴射装置をシリンダヘッド中央付近以外に配置して、燃焼空間内に燃料を直接噴射することで燃焼を成立させる内燃機関であってもよく、また、燃料を各吸気弁の上流部分に噴射して空気と共に燃焼空間内に流入させる内燃機関であってもよい。
また、上記各実施の形態では、点火プラグをシリンダヘッドに設けて説明したが、勿論このものに限らず、点火プラグを用いない自己着火による内燃機関であってもよい。
また、上記各実施の形態では、燃料を気化させて燃焼させると説明したが、勿論このものに限らず、気体燃料を燃焼させる内燃機関であってもよい。
実施の形態1に係る内燃機関の要部断面図である。 吸気弁と排気弁とにおけるクランク角と弁リフト量との関係を示す代表的な特性図である。 ピストンとクランク角との関係を示す代表的な図である。 図1の第1の吸気弁から流入した旋回空気流動を示した図である。 第1の吸気弁による旋回空気流動の位置と燃料噴射装置による燃料の位置との関係を示した図である。 第1の吸気弁による旋回空気流動と第2の吸気弁による対向空気流動とが衝突して、旋回渦を発生させる様子を示す図である。 図1の第1の吸気弁および第2の吸気弁のクランク角と弁リフト量との関係を示す特性図である。 クランク角とピストンの移動速度との関係を示す図である。 実施の形態2に係る第1の吸気弁および第2の吸気弁のクランク角と弁リフト量との関係を示す図である。 実施の形態3に係る第1の吸気弁および第2の吸気弁のクランク角と弁リフト量との関係を示す図である。 実施の形態4に係る第1の吸気弁、低回転数と低出力時における第2の吸気弁および高回転数と高出力時における第2の吸気弁の、各々のクランク角と弁リフト量との関係を示す特性図である。
符号の説明
1 シリンダ、2 シリンダヘッド、3 ピストン、4 燃焼空間、5a 第1の吸気弁、5b 第2の吸気弁、6a 第1の排気弁、6b 第2の排気弁、7 点火プラグ、8 燃料噴射装置、9 燃料、10 旋回空気流動、11 渦、12 外周寄り空間、13 内周寄り空間、14 対向空気流動、15 旋回渦。

Claims (4)

  1. シリンダと、
    前記シリンダの上部に設けられ、前記シリンダの一端部を閉塞するシリンダヘッドと、
    前記シリンダ内で往復摺動し、前記シリンダおよび前記シリンダヘッドと協同して燃焼空間を区画するピストンと、
    前記シリンダヘッドに、一端部が前記燃焼空間に臨み、開閉することで、前記燃焼空間への空気の流入を制御し、前記燃焼空間内で前記シリンダ内壁に沿った一方向の渦を発生させるように設けられた第1の吸気弁と、
    前記シリンダヘッドに、一端部が前記燃焼空間に臨み、開閉することで、前記燃焼空間への空気の流入を制御し、前記燃焼空間内で前記シリンダ内壁に沿った逆方向の渦を発生させるように設けられた第2の吸気弁とを備え、
    前記第1の吸気弁は、前記ピストンが吸気上死点に達する前後で徐々に開弁し、その後全開し、さらに前記ピストンが圧縮上死点に達するまでに全閉し、
    前記第2の吸気弁は、前記第1の吸気弁より遅れて開弁し、その後前記第1の吸気弁から前記燃焼空間へ流入する空気の速度が最も速くなる時に全開となり、さらに前記第1の吸気弁より早く全閉することを特徴とする内燃機関。
  2. シリンダと、
    前記シリンダの上部に設けられ、前記シリンダの一端部を閉塞するシリンダヘッドと、
    前記シリンダ内で往復摺動し、前記シリンダおよび前記シリンダヘッドと協同して燃焼空間を区画するピストンと、
    前記シリンダヘッドに、一端部が前記燃焼空間に臨み、開閉することで、前記燃焼空間への空気の流入を制御し、前記燃焼空間内で前記シリンダ内壁に沿った一方向の渦を発生させるように設けられた第1の吸気弁と、
    前記シリンダヘッドに、一端部が前記燃焼空間に臨み、開閉することで、前記燃焼空間への空気の流入を制御し、前記燃焼空間内で前記シリンダ内壁に沿った逆方向の渦を発生させるように設けられた第2の吸気弁とを備え、
    前記第1の吸気弁は、前記ピストンが吸気上死点に達する前後で徐々に開弁し、その後全開し、さらに前記ピストンが圧縮上死点に達するまでに全閉し、
    前記第2の吸気弁は、前記第1の吸気弁とほぼ同じタイミングで開弁し、その後前記第1の吸気弁から前記燃焼空間へ流入する空気の速度が最も速くなる時までに全開となり、さらに前記第1の吸気弁より早く全閉することを特徴とする内燃機関。
  3. シリンダと、
    前記シリンダの上部に設けられ、前記シリンダの一端部を閉塞するシリンダヘッドと、
    前記シリンダ内で往復摺動し、前記シリンダおよび前記シリンダヘッドと協同して燃焼空間を区画するピストンと、
    前記シリンダヘッドに、一端部が前記燃焼空間に臨み、開閉することで、前記燃焼空間への空気の流入を制御し、前記燃焼空間内で前記シリンダ内壁に沿った一方向の渦を発生させるように設けられた第1の吸気弁と、
    前記シリンダヘッドに、一端部が前記燃焼空間に臨み、開閉することで、前記燃焼空間への空気の流入を制御し、前記燃焼空間内で前記シリンダ内壁に沿った逆方向の渦を発生させるように設けられた第2の吸気弁とを備え、
    前記第1の吸気弁は、前記ピストンが吸気上死点に達する前後で徐々に開弁し、その後全開し、さらに前記ピストンが圧縮上死点に達するまでに全閉し、
    前記第2の吸気弁は、前記第1の吸気弁とほぼ同じタイミングで、または、前記第1の吸気弁より先に開弁し、前記第2の吸気弁の開弁の速度は、前記第1の吸気弁の開弁の速度より速く、その後前記第1の吸気弁から前記燃焼空間へ流入する空気の速度が最も速くなる時までに閉弁を開始することを特徴とする内燃機関。
  4. 前記第2の吸気弁は、前記ピストンに連結された回転軸の回転数および前記回転軸の出力に応じて、開弁の開始時期、全開となる時期、閉弁の開始時期、全閉となる時期を変更することを特徴とする請求項1ないし請求項3の何れか1項に記載の内燃機関。
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