JP4223773B2 - 無線通信端末 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、無線通信端末からの指示に応じて基地局が送信電力を増減する例えばCDMA(Code Division Multiple Access)方式を採用した自動車電話システムや携帯電話システムなどの移動無線通信システムに適合する無線通信端末に関する。
【0002】
【従来の技術】
W−CDMA方式の移動無線通信システムでは、以下に詳述するクローズドループ送信電力制御という技術が用いられている(例えば、非特許文献1を参照)。
【0003】
クローズドループ送信電力制御では、受信側において通信チャネルの品質測定を行い、その測定結果により、受信中の通信チャネルが所要の品質を満たすように、送信電力制御(TPC:Transmitter Power Control)ビットを折り返しのチャネル(DPCCH:Dedicated Physical Control Channel)を用いて伝送し、送信側に送信電力のUp/Downを指示することで、受信中の通信チャネルの電力値を制御している。そしてこのクローズドループ送信電力制御には、インナーループ(Inner Loop)制御と、アウターループ(Outer Loop)制御とがある。
【0004】
下り通信チャネルにおけるインナーループ送信電力制御では、移動局において、受信SIR(Signal-to-Interference Ratio)を測定する。この測定した受信SIRが目標SIRに達していない場合には“Up”コマンドを、受信SIRが目標SIR値以上であった場合には“Down”コマンドをTPCビットとして移動局が送信する。基地局では、当該TPCビットを受信し、その復号結果に基づいて送信電力を±1dB変化させる。このようなクローズドループの制御を、スロット周期で行う。なおスロット周期は、1無線フレーム周期10msの15分の1であり、0.667msである。
【0005】
アウターループ送信電力制御は、上記のインナーループ送信電力制御における目標SIR値を、BER(Bit Error Rate)やBLER(Block Erorr Rate)などの通信品質値がある目標品質値となるように変化させる。通信品質値は、ある程度長区間(数百msから数s)で測定し、この測定結果に基づいて目標品質値を得るための適切な目標SIR値を設定する。
【0006】
【非特許文献1】
3GPP TS 25.214 V4.1.0 (2001-06)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述した従来技術においては、無線回線容量の増大を計るために、個々の移動局の通信チャネルが所要の品質を満たす範囲で、出来る限り基地局からの送信電力を低くする。例えばパケットの場合、移動局におけるアウターループ送信電力制御での目標BLER値は数%に設定されている。そのため、確率的に数%の受信データをCRC-NGにより取りこぼしてしまうことになり、再送が必要となる。
【0008】
一方、終話時(通信終了時)の呼制御メッセージとして、最後に基地局から“RRC CONNECTION RELEASE”が送信され、それを受信すると移動局は基地局に対して、“RRC CONNECTION RELEASE COMPLETE”を送信して初めて、呼を終了することができ、PCH(Paging Channel)の待ち受け状態になることができる。ところが、前記2つのメッセージが送受信されるRLC(Radio Link Control)コネクションは、非確認型(UM:Unacknowledge Mode)であるため、移動局が受信に失敗しても、基地局のRLC Sub-Layer(Layer2)による再送は行われない。そのため、終話時(通信終了時)に基地局から送信される“RRC CONNECTION RELEASE”を移動局が受信し損ねると、移動局のLayer3が、“RRC CONNECTION RELEASE”受信待ちのタイムアウトをするまで、移動局は呼を終了することができなくなる。この場合、PCH待ち受け状態にもなれず、終話後にすぐに発呼を行うことができなくなってしまうという不具合があった。
【0009】
本発明はこのような事情を考慮してなされたものであり、非確認型のメッセージを受信し損ねてしまう確率を低減することを可能とすることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1の態様による無線通信端末は、基地局が無線通信端末からの増加指示または減少指示に応じてその無線通信端末に割り当てた個別チャネルの送信電力を増加および減少する移動無線通信システムに適合する無線通信端末であって、前記個別チャネルの受信に関する第1品質値を測定する第1測定手段と、前記第1測定手段により測定された第1品質値と所定の目標第1品質値との大小関係に基づいて前記増加指示または前記減少指示を生成する指示生成手段と、前記個別チャネルの受信に関する第2品質値を測定する第2測定手段と、前記目標第1品質値を生成するもので、前記第2測定手段により測定された第2品質値を所定の目標第2品質値に近づけるべく前記生成する目標第1品質値を変化する目標生成手段と、ジャンプアップ指示に応じて前記目標第1品質値を一定量ジャンプアップさせる制御手段と、非確認型のメッセージが到来するのに先立って前記基地局へと送信するべきメッセージの送信に基づいて前記ジャンプアップ指示を前記制御手段へと与える指示手段とを備える。
本発明の第2の態様による無線通信端末は、基地局が無線通信端末からの増加指示または減少指示に応じてその無線通信端末に割り当てた個別チャネルの送信電力を増加および減少する移動無線通信システムに適合する無線通信端末であって、前記個別チャネルの受信に関する第1品質値を測定する第1測定手段と、前記第1測定手段により測定された第1品質値と所定の目標第1品質値との大小関係に基づいて前記増加指示または前記減少指示を生成する指示生成手段と、前記個別チャネルの受信に関する第2品質値を測定する第2測定手段と、前記目標第1品質値を生成するもので、前記第2測定手段により測定された第2品質値を所定の目標第2品質値に近づけるべく前記生成する目標第1品質値を変化する目標生成手段と、ジャンプアップ指示に応じて前記目標第1品質値を一定量ジャンプアップさせる制御手段と、非確認型のメッセージが到来するのに先立って前記基地局から送信されるべきメッセージの受信に基づいて前記ジャンプアップ指示を前記制御手段へと与える指示手段とを備える。
本発明の第3の態様による無線通信端末は、基地局が無線通信端末からの増加指示または減少指示に応じてその無線通信端末に割り当てた個別チャネルの送信電力を増加および減少する移動無線通信システムに適合する無線通信端末であって、前記個別チャネルの受信に関する第1品質値を測定する第1測定手段と、前記第1測定手段により測定された第1品質値と所定の目標第1品質値との大小関係に基づいて前記増加指示または前記減少指示を生成する指示生成手段と、ジャンプアップ指示に応じて前記目標第1品質値を一定量ジャンプアップさせる制御手段と、非確認型のメッセージが到来するのに先立って前記基地局へと送信するべきメッセージの送信に基づいて前記ジャンプアップ指示を前記制御手段へと与える指示手段とを備える。
本発明の第4の態様による無線通信端末は、基地局が無線通信端末からの増加指示または減少指示に応じてその無線通信端末に割り当てた個別チャネルの送信電力を増加および減少する移動無線通信システムに適合する無線通信端末用の無線通信端末にであって、前記個別チャネルの受信に関する第1品質値を測定する第1測定手段と、前記第1測定手段により測定された第1品質値と所定の目標第1品質値との大小関係に基づいて前記増加指示または前記減少指示を生成する指示生成手段と、ジャンプアップ指示に応じて前記目標第1品質値を一定量ジャンプアップさせる制御手段と、非確認型のメッセージが到来するのに先立って前記基地局から送信されるべきメッセージの受信に基づいて前記ジャンプアップ指示を前記制御手段へと与える指示手段とを備える。
【0011】
このような手段を講じたことにより、非確認型のメッセージが到来するのに先立って目標第1品質値を一定量ジャンプアップされる。従って、非確認型のメッセージが到来するのに先立って増加指示が強制的に生成され、これにより基地局に対して送信電力の増加が指示される。そしてこれにより、所定のデータを大きな送信電力で送信させることが可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら本発明の一実施形態について説明する。なおここでは、3GPP TS 25.214 V4.1.0 (2001-06)に規定されたW−CDMA方式に準拠する移動無線通信システムに適合した無線通信端末を対象とする。
【0013】
図1は本実施形態に係る無線通信端末のブロック図である。
【0014】
この図に示すように本実施形態の無線通信端末は、アンテナ1、無線部2、CDMA処理部3、圧縮伸長部4、PCM処理部5、通話部6、ユーザインタフェース部7、記憶部8および主制御部9を有している。無線部2は、デュプレクサ(DUP)2a、受信回路(RX)2b、周波数シンセサイザ(SYN)2cおよび送信回路(TX)2dを有する。通話部6は、レシーバアンプ6a、スピーカ6b、マイクロホン6cおよび送話アンプ6dを有する。ユーザインタフェース部7は、表示部7aおよび入力部7bを有する。
【0015】
図示しない基地局から送信された無線信号は、アンテナ1で受信されたのち無線部2に入力される。無線部2では、上記無線信号はデュプレクサ2aを介して受信回路2bに入力される。無線信号は、周波数シンセサイザ2cから出力された受信局部発振信号と受信回路2bにおいてミキシングされることで中間周波信号に周波数変換される。なお、上記周波数シンセサイザ2cから発生される受信局部発振信号の周波数は、主制御部9から出力される制御信号によって設定される。
【0016】
上記中間周波信号は、CDMA処理部3に入力される。CDMA処理部3は、網側より割り当てられたスクランブリングコードとチャネライゼーションコードによって上記中間周波信号を逆拡散処理する。続いてCDMA処理部3は、例えばQPSK(Quadrature Phase Shift Keying)変調方式に対応する直交復調を行い、これによりデータレートに応じた所定のフォーマットの復調データまたはパケットデータに変換する。そしてCDMA処理部3は、この変換された復調データを圧縮伸長部4に与え、パケットデータを主制御部9に与える。
【0017】
圧縮伸長部4は、上記CDMA処理部3から出力された復調データに対し、主制御部9から通知される受信データレートに応じた伸長処理を施す。さらに圧縮伸長部4は、ビタビ復号などを用いた復号処理および誤り訂正復号処理を行って、ベースバンドの音声データを再生する。圧縮伸長部4は、音声データをPCM処理部5に与える。
【0018】
PCM処理部5は、圧縮伸長部4から出力されたディジタルの音声データをPCM復号してアナログの音声信号を得る。この音声信号は、レシーバアンプ6aで増幅されたのち、スピーカ6bより音声として出力される。
【0019】
話者が発した音声は、マイクロホン6cにより音声信号に変換される。この音声信号は、送話アンプ6dに入力される。音声信号は、送話アンプ6dにより適正レベルまで増幅されたのち、PCM処理部5へと与えられる。
【0020】
PCM処理部5は、上記音声信号に対してPCM符号化処理を施し、ディジタルの音声データを得る。PCM処理部5は、この音声データを圧縮伸長部4に与える。
【0021】
圧縮伸長部4は、音声データのエネルギー量を検出し、この検出結果に基づいてデータレートを決定する。そして圧縮伸長部4は、上記音声データを上記データレートに応じたフォーマットの信号にQCELP方式により圧縮する。さらに圧縮伸長部4は、音声データに対して例えば畳み込み符号化による誤り訂正符号化処理を施したのちCDMA処理部3へ出力する。
【0022】
CDMA処理部3は、圧縮伸長部4から個々に与えられる各種伝送チャネルの送信データを多重化する。さらにCDMA処理部3は、多重化後の送信データにより搬送波信号を変調する。この変調には、例えばQPSKが用いられる。CDMA処理部3は、変調された搬送波信号に対して、送信チャネルごとに割り当てられたPN符号を用いてスペクトラム拡散処理を施して送信信号を得る。そしてCDMA処理部3は、上記送信信号を無線部2の送信回路2dへと与える。
【0023】
送信回路2dは、上記送信信号を、周波数シンセサイザ2cから発生される送信局部発振信号と合成することで無線周波信号に変換する。そして、送信回路2dは、主制御部9により通知される送信データレートに基づいて、上記無線周波信号の有効部分だけを高周波増幅した上で出力する。この送信回路2dから出力された無線周波信号は、デュプレクサ2aを介してアンテナ1に供給され、このアンテナ1から接続中の基地局へ向けて送信される。
【0024】
入力部7bには、各種のキーを含むキー群が設けられている。入力部7bは、これらのキーの押下による使用者指示を入力する。また表示部7aには、LCD(liquid crystal display)およびLED(light emitting diode)等が設けられている。表示部7aは、これらLCDおよびLEDを用いて、通信相手の端末の電話番号および例えば着信状態などのような自端末の動作状態をはじめ、WEBサイトからのダウンロード情報、送受信メール、動画像、図示しないバッテリのDischarge状態等を表示する。
【0025】
記憶部8は、例えばROM、DRAM(dynamic RAM)、SRAM(static RAM)、あるいはフラッシュメモリなどを適宜用いてなる。この記憶部8は、主制御部9用の動作プログラムを記憶する。また記憶部8は、各種の設定情報や各種の受信データ、あるいは本装置で作成された各種のデータなど、さまざまなデータを記憶する。
【0026】
主制御部9は、記憶部8に記憶されている動作プログラムに基づくソフトウェア処理により各部の制御処理を行うことで、無線通信端末としての動作を実現する。また主制御部9は、ジャンプアップ指示部9aとして動作する。
【0027】
ここでジャンプアップ指示部9aは、CDMA処理部3に対して目標SIR値を一定量ΔSIR[dB]だけジャンプアップするよう指示する。
【0028】
ところでCDMA処理部3には、TPCモジュール3aが設けられている。図2はTPCモジュール3aのブロック図である。
【0029】
図2に示すようにTPCモジュール3aは、長区間品質測定部11、目標品質設定部12、BLER比較判定部13、目標SIR生成部14、SIR測定部15、SIR比較判定部16およびTPCビット生成部17を有している。目標SIR生成部14はさらに、目標SIR出力部14a、増減制御部14bおよびジャンプアップ制御部14cを有している。
【0030】
CDMA処理部3にて受信ベースバンド信号を逆拡散部3bで逆拡散された後、Rake受信部3cにてRake合成および誤り訂正・復号化がなされた受信データ系列は、長区間品質測定部11へと与えられる。長区間品質測定部11では、上記受信データ系列において、CRC結果が一致したトランスポートブロックの個数によりBLERを数百msから数s程度の長区間で測定する。長区間品質測定部11は、この測定により得られた値(以下、測定BLER値と称する)をBLER比較判定部13へと与える。目標品質設定部12は、所要とするBLER値(以下、目標BLER値と称する)をBLER比較判定部13へと与える。BLER比較判定部13は、測定BLER値と目標BLER値との差に比例した値として目標SIRの補正値を求める。そしてBLER比較判定部13は、上記補正値を増減制御部14bへと与える。
【0031】
目標SIR生成部14では、アウターループ送信電力制御のための目標SIR値を目標SIR出力部14aで出力し、この目標SIR値をSIR比較判定部16へと与える。目標SIR出力部14aが出力する目標SIR値は、上記補正値に基づく増減制御部14bによる制御の下に増減される。具体的には、増減制御部14bは、新たに求められた補正値がBLER比較判定部13から与えられた場合に、目標SIR出力部14aが出力する目標SIR値をその新たな補正値を加算した値に更新するように目標SIR出力部14aを制御する。これにより目標SIR値は、測定BLER値が目標BLER値より大きい場合、すなわち受信品質が悪い場合には大きくされ、逆に測定BLER値が目標BLER値より小さい場合、すなわち受信品質が良い場合には小さくされる。ジャンプアップ制御部14cには、主制御部9からのジャンプアップ指示が与えられる。ジャンプアップ制御部14cは、上記ジャンプアップ指示が与えられた場合に、そのジャンプアップ指示に示されているジャンプアップ量ΔSIRを加算した値に目標SIR値を更新するように目標SIR出力部14aを制御する。なお、増減制御部14bによる更新制御と、ジャンプアップ制御部14cによる更新制御とが同時に生じた場合、双方の更新制御をともに有効としても良いし、ジャンプアップ制御部14cによる更新制御のみを有効としても良い。
【0032】
SIR測定部15は、Rake受信部3cから入力される信号電力値と干渉電力値とに基づいて受信SIR値を測定する。SIR測定部15は、測定した受信SIR値をSIR比較判定部16へと与える。SIR比較判定部16は、SIR測定部15から与えられる受信SIR値と、目標SIR出力部14aから与えられる目標SIR値とを比較し、受信SIR値が目標SIR値以上であるか否かを判定する。SIR比較判定部16は、上記の判定の結果をTPCビット生成部17へと与える。TPCビット生成部17は、SIR比較判定部16での判定結果に基づき、受信SIR値が目標SIR値に達していない場合には“Up”コマンドを示すTPCビットを出力し、また受信SIR値が目標SIR値以上である場合には“Down”コマンドを示すTPCビットを出力する。このTPCビットは、UL−DPCCHにマッピングされて基地局へと送られる。
【0033】
次に以上のように構成された無線通信端末の動作につき説明する。なお、音声通話機能などのような無線通信端末における一般的な機能を実現するための処理は従来と同様であるのでその説明は省略する。また、本実施の形態では、TV電話機能に関する構成はないが、カメラとMPEG処理部を追加することで、同じ回線交換系のサービスである前記音声通話と同様に実現できる。ここでは、下り通信チャネルの送信電力制御に関する動作につき詳しく説明する。
【0034】
長区間品質測定部11、目標品質設定部12、BLER比較判定部13、目標SIR出力部14aおよび増減制御部14bによりアウターループ送信電力制御に必要な目標SIR値の生成制御が、またSIR測定部15、SIR比較判定部16およびTPCビット生成部17によりアウターループ送信電力制御によるTPCビットの生成処理が周知のように行われる。
【0035】
図3は目標SIR値と測定BLER値との関係を示すグラフである。図3の上側のグラフが長区間品質測定部11で測定される測定BLER値の時間変化を示しており、図3の下側のグラフが目標SIR出力部14aから出力される目標SIR値の時間変化を示している。図3における時間軸は、上側および下側のグラフで同期している。
【0036】
アウターループ送信電力制御が安定して機能している場合、図3における時刻t1以前の期間のように、測定BLER値が目標BLER値に近づくように目標SIR値が調整される。このときに目標SIR値は、図3に示すようにある値SIR_aの近辺で増減されることとなる。
【0037】
このような状態から主制御部9からジャンプアップ制御部14cへとジャンプアップ量ΔSIRを示したジャンプアップ指示を与えると、ジャンプアップ制御部14cは目標SIR値をΔSIRだけジャンプアップするように目標SIR出力部14aを制御する。この制御の下に目標SIR出力部14aは、図3における時刻t1のように、目標SIR値をそれまでの値SIR_aにΔSIRを加算した値SIR_bへとジャンプアップさせる。
【0038】
さて、目標SIR値がジャンプアップされるまでは前述のように目標SIR値はSIR_aの近辺で増減されていたから、測定SIR値がこの値SIR_aの近傍となるようにアウターループ送信電力制御が行われている。このため、目標SIR値が値SIR_bへとジャンプアップされたことにより、測定SIR値が目標SIR値を下回ることとなり、“Up”コマンドを示すTPCビットがTPCビット生成部17から出力されるようになる。そしてこの結果として基地局の送信電力が増加される。
【0039】
基地局の送信電力が増加されれば、下り通信チャネルの通信品質は向上する。このため測定BLER値は図3に示すように時刻t1においては大幅に低下する。図3の例では、測定BLER値は0%(エラーなし)まで低下している。
【0040】
しかしこの後は、アウターループ送信電力制御が通常通りに機能し、測定BLER値を目標BLER値に近づけるような送信電力制御が行われる。目標品質設定部12が出力する目標BLER値は変更していないので、時刻t1以前の期間と同様な状態に戻るべく送信電力制御が行われる。ただし、長区間品質測定部11でのBLER値の測定は数百msから数s程度の長区間で行われるので、送信電力制御は図3に示すように緩やかに行われ、やがてある時刻t2において測定BLER値が目標BLER値に収束する。
【0041】
このように、目標SIR値をジャンプアップさせてからある程度の期間は、BLER値が低減された状態となる。そしてこの期間には、データの受信をより確実に行うことが可能となる。
【0042】
そこで主制御部9は、非確認型のメッセージなどのような確実に受信したいデータが到来するのに先立つ所定のタイミングで、上記のジャンプアップ指示を行うようにする。以下に、ジャンプアップ指示を行うタイミングの具体例を説明する。なおここでは、確実に受信したいデータを終話時の呼制御メッセージとして基地局から送信される“RRC CONNECTION RELEASE”とする。
【0043】
図4および図5はパケット通信時のLayer3メッセージのシーケンス図であり、図4は移動局側切断の場合を示し、図5は網側切断の場合を示す。
【0044】
図4および図5に示すように、パケット通信の切断時には、“DEACTIVATE PDP CONTEXT REQUEST”“DEACTIVATE PDP CONTEXT ACCEPT”“RRC CONNECTION RELEASE”“RRC CONNECTION RELEASE COMPLETE”なるメッセージが移動局と基地局との間で順次授受される。なお、“DEACTIVATE PDP CONTEXT REQUEST”および“DEACTIVATE PDP CONTEXT ACCEPT”は、移動局側切断の場合と網側切断の場合とで送信方向が逆となる。
【0045】
このように、“RRC CONNECTION RELEASE”が送られてくるのに先立ち、必ず“DEACTIVATE PDP CONTEXT REQUEST”の授受が行われる。そこで主制御部9は、この“DEACTIVATE PDP CONTEXT REQUEST”を送信したタイミングt11または“DEACTIVATE PDP CONTEXT REQUEST”を受信したタイミングt12をトリガにして、ジャンプアップ指示をジャンプアップ制御部14cへと与える。“DEACTIVATE PDP CONTEXT REQUEST”と“RRC CONNECTION RELEASE”との間には“DEACTIVATE PDP CONTEXT ACCEPT”が授受されるために若干の時間が経過するので、上記のジャンプアップ指示に応じて基地局の送信電力が増加された後に“RRC CONNECTION RELEASE”が送信されることになる。しかし、“DEACTIVATE PDP CONTEXT REQUEST”“DEACTIVATE PDP CONTEXT ACCEPT”“RRC CONNECTION RELEASE”は連続的に授受されるものであり大きなウェイト時間は生じないため、“DEACTIVATE PDP CONTEXT REQUEST”の授受が行われてから“RRC CONNECTION RELEASE”が送信されるまでにそれほど多くの時間は要さない。これにより、図3における時刻t1から時刻t2までの期間中に“RRC CONNECTION RELEASE”の送信が行われることとなる。この結果、無線通信端末ではこの“RRC CONNECTION RELEASE”を低BLER環境下で受信することができ、受信し損なう確率を極めて小さくすることができる。
【0046】
図6および図7はAMR(音声通話)通信時およびAV(TV電話)通信時のLayer3メッセージのシーケンス図であり、図6は移動局側切断の場合を示し、図7は網側切断の場合を示す。
【0047】
図6および図7に示すように、AMR通信およびAV通信の切断時には、“DISCONNECT”“RELEASE”“RELEASE COMPLETE”“RRC CONNECTION RELEASE”“RRC CONNECTION RELEASE COMPLETE”なるメッセージが移動局と基地局との間で順次授受される。なお、“DISCONNECT”“RELEASE”“RELEASE COMPLETE”は、移動局側切断の場合と網側切断の場合とで送信方向が逆となる。
【0048】
このように、“RRC CONNECTION RELEASE”が送られてくるのに先立ち、必ず“DISCONNECT”の授受が行われる。そこで主制御部9は、この“DISCONNECT”を送信したタイミングt21または“DISCONNECT”を受信したタイミングt22をトリガにして、ジャンプアップ指示をジャンプアップ制御部14cへと与える。“DISCONNECT”と“RRC CONNECTION RELEASE”との間には“RELEASE”“RELEASE COMPLETE”が授受されるために若干の時間が経過するので、上記のジャンプアップ指示に応じて基地局の送信電力が増加された後に“RRC CONNECTION RELEASE”が送信されることになる。しかし、“DISCONNECT”“RELEASE”“RELEASE COMPLETE”“RRC CONNECTION RELEASE”は連続的に授受されるものであり大きなウェイト時間は生じないため、“DISCONNECT”の授受が行われてから“RRC CONNECTION RELEASE”が送信されるまでにそれほど多くの時間は要さない。これにより、図3における時刻t1から時刻t2までの期間中に“RRC CONNECTION RELEASE”の送信が行われることとなる。この結果、無線通信端末ではこの“RRC CONNECTION RELEASE”を低BLER環境下で受信することができ、受信し損なう確率を極めて小さくすることができる。
【0049】
“RRC CONNECTION RELEASE”を移動局が受信し損ねると、無線通信端末は“RRC CONNECTION RELEASE”受信待ちの所定の時間がタイムアウトをするまで呼を終了することができない。この期間には、無線通信端末はPCH待ち受け状態にもなれないことから、ユーザが直ちに発呼操作を行うことができない状態に陥ってしまうこととなる。しかし本実施形態によれば、“RRC CONNECTION RELEASE”を高い確率で受信することが可能であるから、上記の状態に陥ってしまうことを防止することができる。
【0050】
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。例えばBLER比較判定部13へと与える測定BLER値を一定値を加算した値に一時的に置き換えることによっても目標SIR値をジャンプアップさせることが可能である。
【0051】
本発明は上記実施形態のように“RRC CONNECTION RELEASE”などのような非確認型のデータの受信に関して適用するのが特に効果的であるが、いかなるデータであっても、1度で確実に受信したい場合には本発明を適用することが有効である。
【0052】
ジャンプアップ指示を行うタイミングは、例えば図6および図7における“RELEASE”の授受を行うタイミングなどのような別のタイミングとしても良い。すなわち、目標SIR値のジャンプアップにともなう基地局の送信電力の増加が完了したのち、かつアウターループ送信制御により測定BLER値が目標BLER値に収束するまでの間に確実に受信したい対象のデータが送られてくるように、プロトコルなどの諸条件を考慮してジャンプアップ指示を行うタイミングを定めればよい。
【0053】
一定量ΔSIRを予めジャンプアップ制御部14cに持たせておき、主制御部9からはトリガとしてのみジャンプアップ指示を与えるようにしても良い。
【0054】
同様な送信電力制御を行うのであれば、W−CDMA方式以外の方式においても本発明の適用が可能である。
【0055】
BLER値に代えてBER値を用いるなどのように、第1品質値および第2品質値ともに別の種類の品質値を用いることが可能である。
【0056】
また、本発明は、インナーループ送信電力制御にも適用可能である。但し、インナーループ送信電力制御の場合には、測定BLER値と目標BLER値の比較による目標SIR値の制御が行われない。インナーループ送信電力制御に本発明を適用する場合には、増減制御部14bから目標SIR出力部14aへの変更制御が行われないことを意味する。従って、一旦目標SIR値がジャンプアップされると自動的に元の目標SIR値には戻らないので、例えば、目標SIR出力部14a内にタイマを設けて、目標SIR値がジャンプアップした数秒後に元の値にジャンプダウンするようにすればよいし、または、主制御部9が、確実に受信したい対象のデータを受信完了したのを確認した直後に、マイナスの値のΔSIR値をジャンプアップ制御部14cに通知することで、ジャンプアップ制御部14cが元の目標SIR値に戻すように目標SIR出力部を制御するので、図2の構成例がそのまま適用可能である。
【0057】
このほか、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形実施が可能である。
【0058】
【発明の効果】
本発明によれば、非確認型のメッセージを受信し損ねてしまう確率を低減することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る無線通信端末のブロック図。
【図2】図1中のTPCモジュール3aのブロック図。
【図3】目標SIR値と測定BLER値との関係を示すグラフ。
【図4】パケット通信時のLayer3メッセージの移動局側切断の場合におけるシーケンス図。
【図5】パケット通信時のLayer3メッセージの網側切断の場合におけるシーケンス図。
【図6】AMR(音声通話)通信時およびAV(TV電話)通信時のLayer3メッセージの移動局側切断の場合におけるシーケンス図。
【図7】AMR(音声通話)通信時およびAV(TV電話)通信時のLayer3メッセージの網側切断の場合におけるシーケンス図。
【符号の説明】
1…アンテナ
2…無線部
2a…デュプレクサ
2b…受信回路
2c…周波数シンセサイザ
2d…送信回路
3…CDMA処理部
3a…TPCモジュール
3b…逆拡散部
3c…Rake受信部
4…圧縮伸長部
5…PCM処理部
6…通話部
6a…レシーバアンプ
6b…スピーカ
6c…マイクロホン
6d…送話アンプ
7…ユーザインタフェース部
7a…表示部
7b…入力部
8…記憶部
9…主制御部
9a…ジャンプアップ指示部
11…長区間品質測定部
12…目標品質設定部
13…BLER比較判定部
14…目標SIR生成部
14a…目標SIR出力部
14b…増減制御部
14c…ジャンプアップ制御部
15…SIR測定部
16…SIR比較判定部
17…TPCビット生成部

Claims (8)

  1. 基地局が無線通信端末からの増加指示または減少指示に応じてその無線通信端末に割り当てた個別チャネルの送信電力を増加および減少する移動無線通信システムに適合する無線通信端末において、
    前記個別チャネルの受信に関する第1品質値を測定する第1測定手段と、
    前記第1測定手段により測定された第1品質値と所定の目標第1品質値との大小関係に基づいて前記増加指示または前記減少指示を生成する指示生成手段と、
    前記個別チャネルの受信に関する第2品質値を測定する第2測定手段と、
    前記目標第1品質値を生成するもので、前記第2測定手段により測定された第2品質値を所定の目標第2品質値に近づけるべく前記生成する目標第1品質値を変化する目標生成手段と、
    ジャンプアップ指示に応じて前記目標第1品質値を一定量ジャンプアップさせる制御手段と、
    非確認型のメッセージが到来するのに先立って前記基地局へと送信するべきメッセージの送信に基づいて前記ジャンプアップ指示を前記制御手段へと与える指示手段とを具備したことを特徴とする無線通信端末。
  2. 基地局が無線通信端末からの増加指示または減少指示に応じてその無線通信端末に割り当てた個別チャネルの送信電力を増加および減少する移動無線通信システムに適合する無線通信端末において、
    前記個別チャネルの受信に関する第1品質値を測定する第1測定手段と、
    前記第1測定手段により測定された第1品質値と所定の目標第1品質値との大小関係に基づいて前記増加指示または前記減少指示を生成する指示生成手段と、
    前記個別チャネルの受信に関する第2品質値を測定する第2測定手段と、
    前記目標第1品質値を生成するもので、前記第2測定手段により測定された第2品質値を所定の目標第2品質値に近づけるべく前記生成する目標第1品質値を変化する目標生成手段と、
    ジャンプアップ指示に応じて前記目標第1品質値を一定量ジャンプアップさせる制御手段と、
    非確認型のメッセージが到来するのに先立って前記基地局から送信されるべきメッセージの受信に基づいて前記ジャンプアップ指示を前記制御手段へと与える指示手段とを具備したことを特徴とする無線通信端末。
  3. 前記目標生成手段は、
    前記第2測定手段により測定された第2品質値と前記目標第2品質値とを比較する比較手段と、
    前記目標第1品質値を出力するもので、前記の比較手段での比較結果に応じて出力する目標第1品質値を変化する出力手段とを具備し、
    かつ前記制御手段は、前記出力手段が出力する目標第1品質値を前記一定量ジャンプアップさせることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の無線通信端末。
  4. 前記目標生成手段は、
    前記第2測定手段により測定された第2品質値と前記目標第2品質値とを比較する比較手段と、
    前記目標第1品質値を出力するもので、前記の比較手段での比較結果に応じて出力する目標第1品質値を変化する出力手段とを具備し、
    かつ前記制御手段は、前記第2測定手段により測定された第2品質値として前記比較手段に与える値を前記一定量に応じた所定量ジャンプアップさせることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の無線通信端末。
  5. 基地局が無線通信端末からの増加指示または減少指示に応じてその無線通信端末に割り当てた個別チャネルの送信電力を増加および減少する移動無線通信システムに適合する無線通信端末において、
    前記個別チャネルの受信に関する第1品質値を測定する第1測定手段と、
    前記第1測定手段により測定された第1品質値と所定の目標第1品質値との大小関係に基づいて前記増加指示または前記減少指示を生成する指示生成手段と、
    ジャンプアップ指示に応じて前記目標第1品質値を一定量ジャンプアップさせる制御手段と、
    非確認型のメッセージが到来するのに先立って前記基地局へと送信するべきメッセージの送信に基づいて前記ジャンプアップ指示を前記制御手段へと与える指示手段とを具備したことを特徴とする無線通信端末。
  6. 基地局が無線通信端末からの増加指示または減少指示に応じてその無線通信端末に割り当てた個別チャネルの送信電力を増加および減少する移動無線通信システムに適合する無線通信端末において、
    前記個別チャネルの受信に関する第1品質値を測定する第1測定手段と、
    前記第1測定手段により測定された第1品質値と所定の目標第1品質値との大小関係に基づいて前記増加指示または前記減少指示を生成する指示生成手段と、
    ジャンプアップ指示に応じて前記目標第1品質値を一定量ジャンプアップさせる制御手段と、
    非確認型のメッセージが到来するのに先立って前記基地局から送信されるべきメッセージの受信に基づいて前記ジャンプアップ指示を前記制御手段へと与える指示手段とを具備したことを特徴とする無線通信端末。
  7. 前記制御手段は、前記個別チャネルを介して所定のデータを受信後の所定のタイミングでなされるジャンプダウン指示に応じて前記目標第1品質値を一定量ジャンプダウンさせることを特徴とする請求項5または請求項6に記載の無線通信端末。
  8. 前記制御手段は、前記個別チャネルを介して所定のデータが送られてくるのに先立つ所定のタイミングでなされるジャンプアップ指示に応じて前記目標第1品質値を一定量ジャンプアップさせた一定時間後に、前記目標第1品質値を一定量ジャンプダウンさせることを特徴とする請求項5または請求項6に記載の無線通信端末。
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