JP4493133B2 - 移動局の端末装置および通信方法 - Google Patents

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    • H04W52/54Signalisation aspects of the TPC commands, e.g. frame structure

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、マルチ−ライン(multi−line)無線電話システムに関し、特に、無線電話システムにおいてバッテリで作動する無線送受信機(handset:ハンドセット)の電力を節約する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
無線電話システムを含む、電話および電話システムの使用が普及している。無線電話システムでは、コードレスまたはワイヤレス電話のハンドセット・ユニット(送受信機)は、アナログまたはディジタルの無線信号により、ベース・ユニット(典型的に、標準的な電話線を介して外部の電話回線網に接続される)と通信する。このようにして、ユーザはワイヤレスの送受信機を使用して、ベース・ユニットおよび電話回線網を通して、別のユーザと通話する。
【0003】
また、マルチ−ライン無線電話システムは、種々の状況(例えば、多数の電話のユーザとのビジネス)にも使用される。このようなシステムで使用する送受信機は、典型的に、例えば、広帯域のTime Division Multiple Access(TDMA:時分割多重アクセス)のようなディジタル通信スキームにより、N個の送受信機と同時に通話する。TDMAシステムでは、単一のRFチャンネルが使用され、各送受信機は、全体的なサイクル/エポック内の専用のタイム・スライス/タイム・スロットの間にデータを送信/受信する。そのエポックの他のタイム・スロットの間、送受信機は電力を節約するために「オフ」状態にある
【0004】
このようなシステムでは、送受信機は典型的にバッテリを電源とする。従って、一部には、送受信機のバッテリの電力を節約するために、能率的な電力の使用が無線システムとって重要である。また、送受信機から信号を送信する際、あまりに多量の電力が使用されて、受信機の飽和(saturation)のような、通信上の問題を生じることもある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従って、ディジタル無線電話システムの送受信機ような、無線送受信機における電力を節約するために、典型的に種々の技術が使用される。例えば、1つの技術では、送受信機は、スリープ(sleep)モードにされ、監視機能以外のすべてがパワーダウン(停止)される。しかしながら、このようなシステムでは、送受信機はベース・ユニットと最後に通信したときの位置から移動される。このため、送受信機は通信を再び確立する必要があるときに多量の電力を使用する。この初期の過大な電力の使用は、ベース・ユニットの受信機を飽和させ(saturate)、同期を遅延させ、送受信機のバッテリから電力を不必要に流出させる。
【0006】
【課題を解決するための手段】
無線電話システムは、バッテリで起動される複数の無線送受信機と、ベース・ユニットを備え、ベース・ユニットはベース・トランシーバを備える。各送受信機は、送受信機トランシーバを備え、ベース・トランシーバを介して、ベース・ユニットと共有のチャンネルで無線リンクを確立し、ベース・トランシーバは、一定の送受信機トランシーバに順方向(forward)データ・メッセージを送信する。順方向データ・メッセージは、順方向データ・メッセージがベース・トランシーバから送信されたときの出力レベルを識別する順方向出力レベル情報を含んでいる。受信機は順方向データ・メッセージを受信してそれにロック(lock;固定)する。送信機は、順方向出力レベル情報に従って定められる戻り(return)出力レベルで、戻りデータ・メッセージをベース・トランシーバに送信する。
【0007】
【発明の実施の形態】
図1に、本発明の実施例に従って、TDMAマルチ−ライン無線電話システム100のブロック図を示す。TDMAシステム100はベース・ユニット110を含み、ベース・ユニット110は、受信機112と送信機111を備え、電話線115を介して、外部の電話回線網116に結合される。また、システム100は、N個の無線送受信機 1201、1202、 ...120N を含む。各無線送受信機は、送信機121および受信機122のような、送信/受信ユニット(transceiver:トランシーバ)、および送受信機1201のバッテリ123バッテリを備える。任意の時間に、これらの送受信機の幾つかは作動している、すなわちオフ・フック(off−hook;電話を呼び出している状態)であるか、またはどの送受信機も作動していない。従ってシステム100は、ベース・ステーション110と各送受信機 120i(1≦i≦N)との間の無線回線網を提供する。1つの実施例では、システム100は4個の送受信機 1201 〜 1204 を含み、そのすべてが同時に作動していることもある。別の実施例では、システム100は別の数の送受信機(例えば、N=12)を含み、そのうち、一度に、例えば、8個まで作動することができる。
【0008】
ここで使用される送受信機は、リンクがベース・ユニットと確立されたときに「作動」する。作動している送受信機は、オフ−フック(電話を呼び出している状態)であるか、またはオン−フック(電話を呼び出していないが、作動している状態)である。作動していない送受信機は、電源を入れられベース・ユニットにロックしてベース・ユニットと同期するまでは、ベース・ユニットからの呼出し/データを受信することができない。例えば、ベース・ユニットと送受信機との距離が長くなりすぎるか、あるいはその間に障害物が入るか、あるいはベース・ユニットの交流電源が失われるか、あるいは送受信機のバッテリがきれるか除去されるといつでも、リンクは失われる。また、オフ−フックとオン−フックに切り替わる送受信機の通常の「オン/オフ」ボタンのほかに、主電源スイッチは送受信機へのすべての電力を切ることができ、それにより、リンクを遮断して、ベース・ユニットとのTDMA通信の目的で送受信機を作動させないようにする。作動していない送受信機は、通信が再開される前に、ベース・ユニットとのリンクを確立(または再確立)しなければならない。このため、順方向チャンネルまたはダウンリンクは、特定の送受信機のための専用のTDMAエポック・データ・スロットの間に、ベース・ユニットからロックされる必要があり、且つ戻りチャンネル・リンク/アップリンクは、送受信機からベース・ユニットへ送り返されてベース・ユニットによりロックされる必要がある。ベース・ユニットから送受信機へ送信される信号/データ・メッセージは順方向(forward)信号と呼ばれ、送受信機からベース・ユニットへ送信される信号/データ・メッセージは戻り(return)信号と呼ばれる。
【0009】
先に説明したように、送受信機は典型的にバッテリで起動されるので、能率的な電力の使用は無線電話システムにとって重要である。従って、1つの実施例では、本発明は、単一のチャンネルで多数のトランシーバをベース・ステーションに接続するために、TDMAシステムとプロトコルから成る。特に、システム100は、ディジタルTDMAスキーム(以下に詳しく説明する)を使用し、これにより、作動している各送受信機は、TDMAエポックの大部分の間、監視機能を除いて「オフ」(すなわち、データを送信も受信もしておらず、従って、送受信機のバッテリ123から多量の電力を使用していない状態)になっており、それ自体に割り当てられたタイム・スライス/タイム・スロットの間だけ「オン」になっている(以下に詳しく説明する)ので、電力が能率的に使用される。1つの実施例では、送受信機の電力は、少なくともそのCPUとトランシーバ(受信機と送信機)のスイッチを切ることにより切られ、所定のスロット・タイムにCPUを起動させる(wake up)だけの電力が、クロックおよび関連するタイマーまたは監視回路にのみ入れられたままになっている。
【0010】
しかしながら、TDMAのような時分割多重(Time−Division Multiplexing:TDM)技術を使用し、且つ各トランシーバ(送受信機)のタイム・スロットの間だけトランシーバにスイッチを入れることは種々の問題を生じ得る。例えば、送受信機は、信号がベース局110から送受信機の1つに送信されているときそれを感知するRFエネルギ検出器を使用するので、1台の送受信機に予定される通信が他の送受信機を作動させ、それらの他の送受信機のにバッテリ123を不必要に消耗させる。従って、本発明では、各送受信機は、それ自体のタイム・スロットでの送信にのみ「聞き入る(listen)」ように慎重に同期される。
【0011】
図2に、図1のTDMAシステム100のTDMAスキームのフィールドの概略図が示されている。フィールド210は、TDMAスキームの1フィールドであり、データ・パケット構造220とオーディオ・パケット構造230から成る。1つの実施例では、2msのディジタル・データの1フィールド210は、合計9個のパケット、すなわち、1個のデータ・パケット220と、8個のオーディオ・パケット(例えば、オーディオ・パケット230)から成る。各データ・パケットは一組のデータであり、他の送受信機がこのシステムのデータ・チャンネルでデータを受信/送信しない個別のタイム・スライスの間に、ベース・ユニットから一定の送受信機に(またはその逆に)伝送される。各オーディオ・パケットは一組のオーディオ・データであり、他の送受信機がこのシステムのデータ・チャンネルでデータを受信/送信しない全体的な「エポック(epoch)」スキーム内の一定のタイム・スライスの間に、ベース・ユニット110から一定の送受信機120iに(またはその逆に)伝送される。図2に示すデータ・パケットも、同期データ・メッセージ(「署名パケット(signature packet)」とも呼ばれる)として機能し、その機能についてはあとで詳しく述べる。
【0012】
「オフ」状態と「オン」状態は何れも、作動している送受信機(すなわち、そのリンクがすでに確立されている送受信機)のサイクルの一部分であることが理解されるであろう。作動しているオフ−フックの送受信機は、TDMAエポックの一部分でのみ「オン」になることにより、使用電力を節約する。従って、作動しているオフ−フックの送受信機は、各TDMAエポックの間に所定のデータ/オーディオのタイム・スロットで電源が入り、オーディオとデータの両方を受信/送信する。作動しているオン−フック(スリープ・モード)の送受信機は、送受信機がTDMAエポックの更に多くの期間の間オフになっている「睡眠」モードに入ることにより、更に多くの電力を節約する。スリープ・モードの送受信機は、その割り当てられたデータ受信スロットの間、周期的に、例えば、各TDMAエポックごとに一回あるいは幾つかのTDMAエポックにつき一回、オンになるだけで、入来するデータ、例えば、かかってきた電話を受けるために送受信機が「オフ・フック」になる(外される)べき、入来する電話の呼出し、あるいはユーザのために局所に表示すべき、入来する発信者のID情報を “探知(sniff)”する。作動モードのオフ−フックまたはオン−フック(スリープ・モード)で、TDMAサイクルの全期間の間ではなくその一部の期間だけ送受信機に電源が入れられて電力を節約する。また、送受信機がオン・フックである(すなわち、スリープ・モードである)とき、送受信機は、オーディオ・パケット・スロットの間にも、あるいは各エポックごとのデータ・パケット・スロットの間にも、オンになる必要はないので、一層多くの電力が節約される。
【0013】
図のように、各タイプのパケットは、種々のサブ−フィールドまたはセクションを含んでいる。例えば、データ・パケット220は、パケット・シンク・バイト(packet sync bytes)フィールド229、4−ビットのスロット番号フィールド226、4−ビットの出力レベル・フィールド227、リピート・シンク(repeat sync)フィールド228、FEC(Forward Error Correction:順方向誤り訂正)フィールド222、およびガード・タイム(guard time)フィールド223から成る。データ・パケット220内のデータは、ベース・ユニットと特定の送受信機との間の通信に使用され、種々のタイプの情報、例えば、電話の発信者のID情報、レンジおよび出力情報などを含んでいる(以下に更に述べる)。
【0014】
オーディオ・パケット230は、オーディオ・パケット・ヘッダ231とFECデータ・セクション232とガード・タイム233から成る。例えば、オーディオ・パケット・ヘッダ231は、オーディオ・パケット(例えば、送受信機)、エポックにおける現在の場所、などを識別する情報を含んでいる。
【0015】
1つの動作モードにおいて、作動しているオフ−フックの各送受信機は、オーディオ・データを受信するために送受信機に割り当てられたエポックの各タイム・スライスの間に16個の4−ビットADPCM(Adaptive Differential Pulse Code Modulation:適応差分パルス符号変調)サンプルを受信し;オーディオ・データを送信するために送受信機に割り当てられたエポックの各タイム・スライスの間に16個の適応差分パルス符号変調サンプルをベース・ユニットに送信する。別の動作モードでは、各サンプルの質を2−ビットのサンプルに下げることにより、サンプルの数は各タイム・スライスにつき32に倍増される。適応差分パルス符号変調および関連する技術的な問題は、International Telecommunication Union(ITU:国際電気通信連合)の勧告 G.727,(12/1990),A5−,4−,および2−ビット・サンプル Embedded適応差分パルス符号変調,@http://www.itu.ch,に詳細に記述されている。スリープ・モードでは、作動している送受信機がオーディオ・パケットを受信または送信するためオンになることはない。
【0016】
従って、オーディオ・パケット230は、主要な64−ビットの「オーディオ・データ」部分から成り、これは、16個の4−ビット適応差分パルス符号変調サンプル(高品質)、または32個の2−ビット適応差分パルス符号変調サンプル(低品質)から成る。理解されるように、2msフィールドの場合、高品質(1オーディオ・パケットまたは1タイム・スライスにつき16個の4−ビット適応差分パルス符号変調サンプル)では、32Kbpsの適応差分パルス符号変調(デフォルト・オーディオ・データ)が得られ、低品質(1オーディオ・パケットにつき、2個の送受信機間で32個の2−ビット・サンプルが共有される)では、16Kbpsが得られる。
【0017】
本発明では、以下に詳しく述べるように、同期データ・メッセージは出力レベル情報から成り、この情報は、リンクを確立または再確立するために、作動していない送受信機により使用され、あるいは戻りチャンネルの適正な出力レベルを絶えず維持するために、作動していない送受信機により使用される。
【0018】
TDMAスキーム200は、一定の送受信機120iによって、その送受信機がベース・ユニット110とリンクを確立するすなわち作動すると、使用される。しかしながら、各送受信機は独立して移動可能であり、ベース・ユニット110に対して異なる物理的位置にあるので、ベース・ユニット110と送受信機が互いに同期しリンクを確立するために、種々異なるパラメータがベース・ユニット110と送受信機により必要とされる。送受信機120iにより確立されなければならい1つのパラメータは、戻りチャンネル・リンク/アップリンク(uplink)で伝送する適正な出力レベルである。
【0019】
本発明なしでは、リンクを確立する(または再確立する)間、送受信機120iは、それが同期することのできる信号をベース・ユニット110から受信(ダウンリンク:downlink)する。この同期データ・メッセージ(例えば、データ・パケット220)のダウンリンクは、その特定の送受信機に割り当てられているTDMAエポックの適正なデータ・スロットの間に受信される。しかしながら、送受信機120iがRF信号に応答してリンク(戻りチャンネル、またはアップリンク)を完成するとき、リンクが確立される前に、適正なレベルでそれを行わなければならない。本発明なしでは、送受信機120iは、数千個以上もある種々のパラメータ(種々のキャリア・オフセット、電力レベル、その他のパラメータ、およびその置換を含む)の組合せを試みなければならない。ベース・ユニット110または送受信機120iからの送信のための出力レベルは、例えば、1mWから1Wまで変化する。このプロセスは、リンクを確立する際に何秒間もの遅延を生じ、戻りチャンネル・リンクの間に過大な出力が送受信機120iから送られると、ベース・ユニット110を飽和させ、その結果、入来信号のディジタル・スペクトルが破壊される。また、使用される出力レベルが高すぎると、送受信機のバッテリ123を消耗させる。
【0020】
本発明は、独立した自動利得制御(AGC)を使用して、信号のダイナミックレンジによる信号強度の変化に追従(track)しあるいはロック(lock)するのを助ける。しかしながら、AGCは典型的に、非常に大きなダイナミック・レンジ(例えば、ダイナミック・レンジ100dB)を有する本システム100のようなシステムに追従することはできない。以下に更に詳しく述べるように、本発明により、AGCのみを使用する場合よりも、ずっと大きなダイナミック・レンジが追従され(track)且つ処理される。
【0021】
本発明では、ベース・ユニット110は同期データ・メッセージの中に出力レベルの情報を含んでいる。これは、作動していない送受信機により検出され、リンクを確立するために使用され、あるいは作動している送受信機により使用され、それによって、適正な電力レベルを維持する。ここで図3に関して述べると、本発明の実施例に従う図1のシステム100の動作方法を示す流れ図300が示されている。
【0022】
送受信機120iが作動していないとき、その送受信機に対する適正なTDMAエポック・データ・スロットの間、ベース・ユニットは次第に高まる出力レベルで同期データ・メッセージを周期的に送信して、ダウンリンクしようとする。或る実施例では、送受信機120iが作動していないとき、ベース・ユニット110は、1つのTDMAエポックにつき一度、同期データ・メッセージ(例えば、データ・パケット220)を送信し、この場合、連続する各データ・パケット220は、最大値に達するまで次第に高まる出力レベルで送信され、その後、サイクルは最低の出力レベルから始まり、繰り返される。別の実施例では、送受信機120iが作動していないとき、ベース・ユニット110は、幾つかのTDMAエポックにつき、例えば、4番目のTDMAエポックごとに、一度、同期データ・メッセージを送信する。
【0023】
或る実施例では、このサイクルの間、リンクが確立されるまで、あるいはリンクが確立されずに最大出力が使用されたあとでサイクルが繰り返されるまで(例えば、送受信機120iがレンジをはずれたり、バッテリの電力がなくなることもある)、ベース・ユニット110は20dB刻みで出力を連続的にステップ・アップする。ベース・ユニット110は、同期データ・メッセージの中に、現在の同期データ・メッセージの送信出力レベルについての情報を含んでいる。従って、同期が達成されるまで、ベース・ユニット110は現在の出力ベルを、次の同期データ・メッセージ(順方向パケットまたは順方向データ・メッセージ)の中に符号化してから、パケットを現在の出力レベルで送信する(ステップ301、302)。戻りパケットが最終的に受信されると、同期が達成される(ステップ303、304)が、もしそうでなければ、ベース・ユニット110は現在のレベルが最大レベルにあるかどうか検査する(ステップ305)。もしそうであれば、出力レベルは最低レベルに初期化され、戻りパケットが最終的に受信されるまで、サイクルは繰り返される(ステップ306)。もしそうでなければ、出力レベルは、より高い次の出力レベルに増大され、戻りパケットが最終的に受信されるまでこのサイクルが繰り返される(ステップ306)。
【0024】
送受信機120iは、リンクして作動状態になろうとしているとき、適正な出力レベルを有するダウンリンク同期データ・メッセージの1つに最終的にロックする。その4−ビットの出力レベル・フィールド227から、送受信機120iはそのメッセージがどの出力レベルでベース・ユニットより送信されたのかを判断することができる(ステップ312)。次に、送受信機120iはこの埋込み(embedded)出力レベル情報を使用して、戻りチャンネル・リンク/アップリンクに対しそれ自体の出力レベルを適正に設定し、それから、首尾よくロックされた順方向パケットから読み出される現在の順方向パケットの出力レベルに従って設定された出力レベルで、戻りパケットを送信する(ステップ313)。これは、過大なRF出力でベース・ユニットを飽和させるのを防ぎ、また送受信機120iのバッテリの電力を保存する。
【0025】
戻りチャンネル・リンクがダウンリンクの埋込み(embedded)出力レベル情報を使用する、初期のリンクが確立されると、微調整されたレンジング(ranging)をベース・ユニットと送受信機によって達成することができ、AGCレベルの情報を交換し、且つ強固なリンクを維持するために最適の出力レベルを確立する。
【0026】
従って、本発明では、ある特定の送受信機が作動していないときはいつも、TDMAスキーム200を使用して、同期データ・メッセージとしてデータ・パケット220を送信する。特定の送受信機120iが作動していない(リンクが現在確立されていない)とき、ベース・ユニット110は、以下の情報を含んでいる同期データ・メッセージ220を周期的に送信する:
1.2つのデータ・パケット・シンク・バイト(パケット・シンク・バイト・フィールド229);
2.スロット情報を有する4−ビット・ワード(スロット番号フィールド226);
3.送信されている出力レベルを示す4−ビット・ワード(出力レベル・フィールド227);および
4.スタートアップで送受信機120iをロックするのを助ける、冗長シンク情報バイト(リピート・シンク・フィールド228)。
【0027】
本発明は、各リンクについて、独立したAGC、搬送波追従ループ(Carrier Tracking Loop:CTL)、および等化器ループを使用して、これら3つのループまたはブロックに関連する復調パラメータおよび状態を独立して追従する。これら3つのループに関連し、且つ同期を改善しまたは許すために調節される状態およびパラメータは、一般にここでは、復調パラメータと呼ばれる。各送受信機は独立して移動しており、潜在的にユニークな位置にあるので、その送受信機のためのタイム・スライスの開始時に各送受信機と同期するために、ベース・ユニット110は異なるパラメータ(適正な出力レベルを含む)を必要とする。従って、同期データ・メッセージの中に含まれる出力情報も、すでに作動している送受信機により、それ自体の出力レベルを絶えず更新し且つそのリンクを維持するために、使用される。
【0028】
従って、送受信機120iが作動しているがスリープ・モードにあるとき、送受信機120iは周期的にそのチャンネルを“探索(sniff)”する;すなわち、送受信機120iは、送信された同期データ・メッセージ220にロックし、そのタイミングの同期を調整し、システムにうまくロックしたときにベース・ユニットより送信された出力を貯える。この“探索(sniffing)” は、その特定の送受信機に割り当てられたTDMAエポック・データ・スロットの間、各エポックごとに一度行われるか、あるいは幾つかのエポックが飛ばされて、数個のエポックにつき“探索(sniff)”されるだけである。作動していない送受信機に関して上述したように、送受信機がスリープ・モードにある(すなわち、作動してはいるがオン−フック状態である)とき、ベース・ユニット110は同期データ・メッセージ220を各TDMAエポックにつき一度または幾つかのTDMAエポックにつき一度、送信する。リンクはすでに確立されており、したがって、ダウンリンクと戻りチャンネル・リンクについて適正な出力レベルが知られているので、通信チャンネルに変化がなければ、リンクの何れの側にも出力レベルに変化を生じる必要はない。もし、例えば、スリープ・モードの間に、送受信機120iがベース・ユニット110から遠く離れて移動すると、弱くなりすぎている(すなわち、SNR閾値以下に降下し始めている)受信された信号から、送受信機120iはそれ自体の送信出力レベルを増加する必要があることを認識することができる。埋込まれた(embedded)出力レベル情報から、送受信機はベース・ユニット110から受信された弱すぎる信号の出力レベルを知るので、この出力レベル情報を使用して、それ自体の出力レベルをどれだけ増大すべきかを判断する。また、送受信機120iは、ベース・ユニット110に、その出力レベルを増大する必要があることを知らせることもできる。出力レベルが高くなりすぎて飽和が起こり始まる場合にも、同様な調節を行うことができる。
【0029】
もし、ベース・ユニット110の出力が低くなりすぎて、信号がSNR閾値より低く下がりそのためリンクが失われるならば、あるいはもし、出力が高くなりすぎて、そのため、受信機122または受信機112の飽和によりリンクが失われるならば、送受信機120iはロックを失い、上述した初期化のプロセスが始まる。したがって、もしロックが失われると、送受信機120iはベース・ユニット110からの、異なる出力レベルの信号を待つ。ベース・ユニット110は、予期されたアクノレッジメント(acknowledgement:確認応答)メッセージを送受信機120iから受信しないと、ロックが失われたことを感じとり、上述のように、一連の出力レベルを循環し始める。1つの実施例では、もしロックが失われているならば、最低の出力レベルから新しくスタートする代りに、ベース・ユニット110は、最後に使用された出力レベルからスタートし、最大出力に達するまで、連続する各同期データ・メッセージ220ごとにスッテプ・アップし始め、最大レベルに達したときにふたたび最低出力レベルから循環が始まる。
【0030】
本発明では幾つかの利点が得られる。第1に、戻りチャンネル・リンクのための正確な出力レベルが、それが開始される前に、知られるので、比較的素早いリンクの確立または再確立が得られる。第2に、たいていの場合、送受信機は戻りチャンネル・リンクを、リンクを確立できる合理的な出力レベルで開始するので、送受信機のバッテリの電力が節約される。
【0031】
一例として、使用する送受信機120iとベース・ユニット110に対し10個の出力レベルがあると仮定し、出力レベル1は最も弱く、出力レベル10は最大出力レベルであるとする。他の要素も適正な出力レベルに影響を及ぼすが、適正な出力レベルは主として、ベース・ユニット110と送受信機120i間の距離の関数である。この例では、送受信機120iがベース・ユニット110から約50フィート離れた位置にあると仮定し、ベース・ユニット110とリンクを再確立する必要があるとする。これは、例えば、送受信機120iがすべての出力を失ったあとで起動(パワーアップ)されるときの場合である。送受信機120iに割り当てられたTDMAタイム・スロットにおいて、ベース・ユニット110は、次第に高まる出力レベルで、連続する同期データ・メッセージを送信する。ベース・ユニット110は、適切なメッセージが送受信機120iから返信されてくるまで、このようなメッセージを、10個の各出力レベルで10個まで送信する。十分な出力レベルは5であると仮定し、従って適切な出力レベルは送受信機120iとベース・ユニット110間の距離で与えられる。多くの場合、ダウンリンクにとって適正な出力レベルは、戻りチャンネル・リンクにとって適正な出力レベルと同じであると考えられる。従って、ベース・ユニット110が5番目の同期データ・メッセージを送信すると、送受信機120iはこのデータ・メッセージにロックし、また、出力レベル5が適正な出力レベルであったことを、埋込み出力レベル情報から判断する。リンクを完成させるためにアクノレッジメント・メッセージを返送する際に、送受信機120iは適正な出力レベルになると思われる出力レベル5で応答する。
【0032】
別の実施例では、10個以上の出力レベルがあり、ベース・ユニット110および送受信機120iに利用できる最大出力レベルおよび出力レベルの数は同じである必要はない。従って一般に、ベース・ユニット110より送信され送受信機120iがそれにロックするメッセージの中に埋め込まれた出力レベル情報に基づいて、送受信機120iはそれ自体の初期出力レベルを設定する。例えば、ベース・ユニットから送受信機への送信には、送受信機からベース・ユニットへの送信の場合の、平均して,2倍の出力を使用することが望ましいであろう。この場合、もし出力レベル8がベース・ユニット110で使用されるならば、送受信機120iは、例えば、出力レベル4を使用する(線型の出力レベルのステップを仮定する)。
【0033】
上述した無線電話システムのディジタル通信に加えて、本発明は、例えば、BPSK(Bi Phase Shift Keying)、QPSK、CAPおよびQAMにも利用されと共に、米国で使用するために提案されたGrand Alliance HDTV(High Definition Television)システムで使用されるようなVSB変調システムにも利用される。当業者は、開示された送信機の変調システムを望ましい変調スキームに適合させるために、どのような設計変更が必要とされるかを認識し、望ましい変調スキームで動作するために、図示された構成要素をどのように設計すべきかを理解するであろう。
【0034】
当業者は、本発明の原理に従う上述した無線システムは、セル電話(移動電話)システムであって、ベース・ユニット110は、セルラー(cellular)電話ネットワーク内のセル(cell)の1つを受け持つベース・ステーション(基地局)を表していることを認識するであろう。
【0035】
本発明の性質を説明するために上述した、詳細、材料、および部品の構成には種々の変更が、特許請求の範囲に記載さた本発明の原理および範囲から離れることなく、当業者により行われることが理解されるであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に従う、TDMAマルチ−ライン無線電話システムのブロック図である。
【図2】図1のシステムのTDMAスキームで使用される、フィールド、データ・パケットおよびオーディオ・パケットの構成を示す。
【図3】本発明の実施例に従う、図1のシステムの動作方法を説明する流れ図である。
【符号の説明】
100 TDMAマルチ−ライン無線電話システム
110 ベース・ユニット
111 送信機
112 受信機
115 電話ライン
116 外部の回線網
1201、1202、...120N 無線送受信機(ハンドセット;トランシーバ)
121 送信機
122 受信機
123 バッテリ

Claims (2)

  1. 基地局と通信するための移動局の端末装置であって、
    前記基地局より次第に高まる出力レベルで送信される順方向データ・メッセージであって、該順方向データ・メッセージが前記基地局により現在送信されているときの順方向出力レベルを識別する順方向出力レベル情報を有する順方向データ・メッセージを受信して該順方向データ・メッセージにロックする受信機と、
    前記順方向出力レベル情報に従って定められた戻り出力レベルで送信される戻りデータ・メッセージを前記基地局に送信して、前記基地局が自身の出力レベルを、前記移動局の端末装置と通信を確立するために必要な最小出力レベルに調節することを可能にする送信機を備えることを特徴とする移動局の端末装置
  2. 受信機と送信機を備える移動局の端末装置において、基地局と通信する方法であって、
    前記基地局により次第に高まる出力レベルで送信される順方向データ・メッセージであって、該順方向データ・メッセージが前記基地局より現在送信されているときの順方向出力レベルを識別する順方向出力レベル情報を有する順方向データ・メッセージを前記受信機で受信して該順方向データ・メッセージにロックするステップと、
    前記送信機により、前記順方向出力レベル情報に従って定められた戻り出力レベルで、戻りデータ・メッセージを前記基地局に送信して、前記基地局が自身の出力レベルを、前記移動局の端末装置と通信を確立するために必要な最小出力レベルに調節することを可能にするステップと、を含むことを特徴とする方法。
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