JP2000201094A - トランシ―バおよび通信方法 - Google Patents

トランシ―バおよび通信方法

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JP2000201094A
JP2000201094A JP11370579A JP37057999A JP2000201094A JP 2000201094 A JP2000201094 A JP 2000201094A JP 11370579 A JP11370579 A JP 11370579A JP 37057999 A JP37057999 A JP 37057999A JP 2000201094 A JP2000201094 A JP 2000201094A
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    • H04W52/54Signalisation aspects of the TPC commands, e.g. frame structure

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 バッテリで作動する無線送受信機の電力を節
約する。 【解決手段】 無線電話システム100は、バッテリで
作動される複数の無線送受信機120,120,…
120と、ベース・ユニット110を備え、ベース・
ユニット110はベース・トランシーバを備えている。
各送受信機120(120,…120)は、ベー
ス・トランシーバを介してベース・ユニット110と共
有するチャンネルで無線リンクを確立するために 送受
信機トランシーバを備えている。ベース・トランシーバ
は、順方向データ・メッセージを一定の送受信機トラン
シーバに送信する。順方向データ・メッセージには、そ
れがベース・トランシーバによって送信されたときの出
力レベルを識別する順方向出力レベル情報が含まれてい
る。受信機112は順方向データ・メッセージを受信し
てそれにロックする。送信機111は、順方向出力レベ
ル情報に従い定められる戻り出力レベルで、戻りデータ
・メッセージをベース・トランシーバに送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マルチ−ライン
(multi−line)無線電話システムに関し、特
に、無線電話システムにおいてバッテリで作動する無線
送受信機(handset:ハンドセット)の電力を節約
する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】無線電話システムを含む、電話および電
話システムの使用が普及している。無線電話システムで
は、コードレスまたはワイヤレス電話のハンドセット・
ユニット(送受信機)は、アナログまたはディジタルの
無線信号により、ベース・ユニット(典型的に、標準的
な電話線を介して外部の電話回線網に接続される)と通
信する。このようにして、ユーザはワイヤレスの送受信
機を使用して、ベース・ユニットおよび電話回線網を通
して、別のユーザと通話する。
【0003】また、マルチ−ライン無線電話システム
は、種々の状況(例えば、多数の電話のユーザとのビジ
ネス)にも使用される。このようなシステムで使用する
送受信機は、典型的に、例えば、広帯域のTime D
ivision Multiple Access(T
DMA:時分割多重アクセス)のようなディジタル通信
スキームにより、N個の送受信機と同時に通話する。T
DMAシステムでは、単一のRFチャンネルが使用さ
れ、各送受信機は、全体的なサイクル/エポック内の専
用のタイム・スライス/タイム・スロットの間にデータ
を送信/受信する。そのエポックの他のタイム・スロッ
トの間、送受信機は電力を節約するために「オフ」状態
にある
【0004】このようなシステムでは、送受信機は典型
的にバッテリを電源とする。従って、一部には、送受信
機のバッテリの電力を節約するために、能率的な電力の
使用が無線システムとって重要である。また、送受信機
から信号を送信する際、あまりに多量の電力が使用され
て、受信機の飽和(saturation)のような、
通信上の問題を生じることもある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、ディジタル無
線電話システムの送受信機ような、無線送受信機におけ
る電力を節約するために、典型的に種々の技術が使用さ
れる。例えば、1つの技術では、送受信機は、スリープ
(sleep)モードにされ、監視機能以外のすべてが
パワーダウン(停止)される。しかしながら、このよう
なシステムでは、送受信機はベース・ユニットと最後に
通信したときの位置から移動される。このため、送受信
機は通信を再び確立する必要があるときに多量の電力を
使用する。この初期の過大な電力の使用は、ベース・ユ
ニットの受信機を飽和させ(saturate)、同期
を遅延させ、送受信機のバッテリから電力を不必要に流
出させる。
【0006】
【課題を解決するための手段】無線電話システムは、バ
ッテリで起動される複数の無線送受信機と、ベース・ユ
ニットを備え、ベース・ユニットはベース・トランシー
バを備える。各送受信機は、送受信機トランシーバを備
え、ベース・トランシーバを介して、ベース・ユニット
と共有のチャンネルで無線リンクを確立し、ベース・ト
ランシーバは、一定の送受信機トランシーバに順方向
(forward)データ・メッセージを送信する。順
方向データ・メッセージは、順方向データ・メッセージ
がベース・トランシーバから送信されたときの出力レベ
ルを識別する順方向出力レベル情報を含んでいる。受信
機は順方向データ・メッセージを受信してそれにロック
(lock;固定)する。送信機は、順方向出力レベル
情報に従って定められる戻り(return)出力レベ
ルで、戻りデータ・メッセージをベース・トランシーバ
に送信する。
【0007】
【発明の実施の形態】図1に、本発明の実施例に従っ
て、TDMAマルチ−ライン無線電話システム100の
ブロック図を示す。TDMAシステム100はベース・
ユニット110を含み、ベース・ユニット110は、受
信機112と送信機111を備え、電話線115を介し
て、外部の電話回線網116に結合される。また、シス
テム100は、N個の無線送受信機 1201、12
2、 ...120N を含む。各無線送受信機は、送信
機121および受信機122のような、送信/受信ユニ
ット(transceiver:トランシーバ)、およ
び送受信機1201のバッテリ123バッテリを備え
る。任意の時間に、これらの送受信機の幾つかは作動し
ている、すなわちオフ・フック(off−hook;電
話を呼び出している状態)であるか、またはどの送受信
機も作動していない。従ってシステム100は、ベース
・ステーション110と各送受信機 120i(1≦i≦
N)との間の無線回線網を提供する。1つの実施例で
は、システム100は4個の送受信機 1201 〜 12
4 を含み、そのすべてが同時に作動していることもあ
る。別の実施例では、システム100は別の数の送受信
機(例えば、N=12)を含み、そのうち、一度に、例
えば、8個まで作動することができる。
【0008】ここで使用される送受信機は、リンクがベ
ース・ユニットと確立されたときに「作動」する。作動
している送受信機は、オフ−フック(電話を呼び出して
いる状態)であるか、またはオン−フック(電話を呼び
出していないが、作動している状態)である。作動して
いない送受信機は、電源を入れられベース・ユニットに
ロックしてベース・ユニットと同期するまでは、ベース
・ユニットからの呼出し/データを受信することができ
ない。例えば、ベース・ユニットと送受信機との距離が
長くなりすぎるか、あるいはその間に障害物が入るか、
あるいはベース・ユニットの交流電源が失われるか、あ
るいは送受信機のバッテリがきれるか除去されるといつ
でも、リンクは失われる。また、オフ−フックとオン−
フックに切り替わる送受信機の通常の「オン/オフ」ボ
タンのほかに、主電源スイッチは送受信機へのすべての
電力を切ることができ、それにより、リンクを遮断し
て、ベース・ユニットとのTDMA通信の目的で送受信
機を作動させないようにする。作動していない送受信機
は、通信が再開される前に、ベース・ユニットとのリン
クを確立(または再確立)しなければならない。このた
め、順方向チャンネルまたはダウンリンクは、特定の送
受信機のための専用のTDMAエポック・データ・スロ
ットの間に、ベース・ユニットからロックされる必要が
あり、且つ戻りチャンネル・リンク/アップリンクは、
送受信機からベース・ユニットへ送り返されてベース・
ユニットによりロックされる必要がある。ベース・ユニ
ットから送受信機へ送信される信号/データ・メッセー
ジは順方向(forward)信号と呼ばれ、送受信機
からベース・ユニットへ送信される信号/データ・メッ
セージは戻り(return)信号と呼ばれる。
【0009】先に説明したように、送受信機は典型的に
バッテリで起動されるので、能率的な電力の使用は無線
電話システムにとって重要である。従って、1つの実施
例では、本発明は、単一のチャンネルで多数のトランシ
ーバをベース・ステーションに接続するために、TDM
Aシステムとプロトコルから成る。特に、システム10
0は、ディジタルTDMAスキーム(以下に詳しく説明
する)を使用し、これにより、作動している各送受信機
は、TDMAエポックの大部分の間、監視機能を除いて
「オフ」(すなわち、データを送信も受信もしておら
ず、従って、送受信機のバッテリ123から多量の電力
を使用していない状態)になっており、それ自体に割り
当てられたタイム・スライス/タイム・スロットの間だ
け「オン」になっている(以下に詳しく説明する)の
で、電力が能率的に使用される。1つの実施例では、送
受信機の電力は、少なくともそのCPUとトランシーバ
(受信機と送信機)のスイッチを切ることにより切ら
れ、所定のスロット・タイムにCPUを起動させる(w
ake up)だけの電力が、クロックおよび関連する
タイマーまたは監視回路にのみ入れられたままになって
いる。
【0010】しかしながら、TDMAのような時分割多
重(Time−DivisionMultiplexi
ng:TDM)技術を使用し、且つ各トランシーバ(送
受信機)のタイム・スロットの間だけトランシーバにス
イッチを入れることは種々の問題を生じ得る。例えば、
送受信機は、信号がベース局110から送受信機の1つ
に送信されているときそれを感知するRFエネルギ検出
器を使用するので、1台の送受信機に予定される通信が
他の送受信機を作動させ、それらの他の送受信機のにバ
ッテリ123を不必要に消耗させる。従って、本発明で
は、各送受信機は、それ自体のタイム・スロットでの送
信にのみ「聞き入る(listen)」ように慎重に同
期される。
【0011】図2に、図1のTDMAシステム100の
TDMAスキームのフィールドの概略図が示されてい
る。フィールド210は、TDMAスキームの1フィー
ルドであり、データ・パケット構造220とオーディオ
・パケット構造230から成る。1つの実施例では、2
msのディジタル・データの1フィールド210は、合
計9個のパケット、すなわち、1個のデータ・パケット
220と、8個のオーディオ・パケット(例えば、オー
ディオ・パケット230)から成る。各データ・パケッ
トは一組のデータであり、他の送受信機がこのシステム
のデータ・チャンネルでデータを受信/送信しない個別
のタイム・スライスの間に、ベース・ユニットから一定
の送受信機に(またはその逆に)伝送される。各オーデ
ィオ・パケットは一組のオーディオ・データであり、他
の送受信機がこのシステムのデータ・チャンネルでデー
タを受信/送信しない全体的な「エポック(epoc
h)」スキーム内の一定のタイム・スライスの間に、ベ
ース・ユニット110から一定の送受信機120i
(またはその逆に)伝送される。図2に示すデータ・パ
ケットも、同期データ・メッセージ(「署名パケット
(signature packet)」とも呼ばれ
る)として機能し、その機能についてはあとで詳しく述
べる。
【0012】「オフ」状態と「オン」状態は何れも、作
動している送受信機(すなわち、そのリンクがすでに確
立されている送受信機)のサイクルの一部分であること
が理解されるであろう。作動しているオフ−フックの送
受信機は、TDMAエポックの一部分でのみ「オン」に
なることにより、使用電力を節約する。従って、作動し
ているオフ−フックの送受信機は、各TDMAエポック
の間に所定のデータ/オーディオのタイム・スロットで
電源が入り、オーディオとデータの両方を受信/送信す
る。作動しているオン−フック(スリープ・モード)の
送受信機は、送受信機がTDMAエポックの更に多くの
期間の間オフになっている「睡眠」モードに入ることに
より、更に多くの電力を節約する。スリープ・モードの
送受信機は、その割り当てられたデータ受信スロットの
間、周期的に、例えば、各TDMAエポックごとに一回
あるいは幾つかのTDMAエポックにつき一回、オンに
なるだけで、入来するデータ、例えば、かかってきた電
話を受けるために送受信機が「オフ・フック」になる
(外される)べき、入来する電話の呼出し、あるいはユ
ーザのために局所に表示すべき、入来する発信者のID
情報を “探知(sniff)”する。作動モードのオ
フ−フックまたはオン−フック(スリープ・モード)
で、TDMAサイクルの全期間の間ではなくその一部の
期間だけ送受信機に電源が入れられて電力を節約する。
また、送受信機がオン・フックである(すなわち、スリ
ープ・モードである)とき、送受信機は、オーディオ・
パケット・スロットの間にも、あるいは各エポックごと
のデータ・パケット・スロットの間にも、オンになる必
要はないので、一層多くの電力が節約される。
【0013】図のように、各タイプのパケットは、種々
のサブ−フィールドまたはセクションを含んでいる。例
えば、データ・パケット220は、パケット・シンク・
バイト(packet sync bytes)フィー
ルド229、4−ビットのスロット番号フィールド22
6、4−ビットの出力レベル・フィールド227、リピ
ート・シンク(repeat sync)フィールド2
28、FEC(Forward Error Corr
ection:順方向誤り訂正)フィールド222、お
よびガード・タイム(guard time)フィール
ド223から成る。データ・パケット220内のデータ
は、ベース・ユニットと特定の送受信機との間の通信に
使用され、種々のタイプの情報、例えば、電話の発信者
のID情報、レンジおよび出力情報などを含んでいる
(以下に更に述べる)。
【0014】オーディオ・パケット230は、オーディ
オ・パケット・ヘッダ231とFECデータ・セクショ
ン232とガード・タイム233から成る。例えば、オ
ーディオ・パケット・ヘッダ231は、オーディオ・パ
ケット(例えば、送受信機)、エポックにおける現在の
場所、などを識別する情報を含んでいる。
【0015】1つの動作モードにおいて、作動している
オフ−フックの各送受信機は、オーディオ・データを受
信するために送受信機に割り当てられたエポックの各タ
イム・スライスの間に16個の4−ビットADPCM
(Adaptive Differential Pu
lse Code Modulation:適応差分パ
ルス符号変調)サンプルを受信し;オーディオ・データ
を送信するために送受信機に割り当てられたエポックの
各タイム・スライスの間に16個の適応差分パルス符号
変調サンプルをベース・ユニットに送信する。別の動作
モードでは、各サンプルの質を2−ビットのサンプルに
下げることにより、サンプルの数は各タイム・スライス
につき32に倍増される。適応差分パルス符号変調およ
び関連する技術的な問題は、Internationa
l Telecommunication Union
(ITU:国際電気通信連合)の勧告 G.727,
(12/1990),A5−,4−,および2−ビット
・サンプル Embedded適応差分パルス符号変
調,@http://www.itu.ch,に詳細に
記述されている。スリープ・モードでは、作動している
送受信機がオーディオ・パケットを受信または送信する
ためオンになることはない。
【0016】従って、オーディオ・パケット230は、
主要な64−ビットの「オーディオ・データ」部分から
成り、これは、16個の4−ビット適応差分パルス符号
変調サンプル(高品質)、または32個の2−ビット適
応差分パルス符号変調サンプル(低品質)から成る。理
解されるように、2msフィールドの場合、高品質(1
オーディオ・パケットまたは1タイム・スライスにつき
16個の4−ビット適応差分パルス符号変調サンプル)
では、32Kbpsの適応差分パルス符号変調(デフォ
ルト・オーディオ・データ)が得られ、低品質(1オー
ディオ・パケットにつき、2個の送受信機間で32個の
2−ビット・サンプルが共有される)では、16Kbp
sが得られる。
【0017】本発明では、以下に詳しく述べるように、
同期データ・メッセージは出力レベル情報から成り、こ
の情報は、リンクを確立または再確立するために、作動
していない送受信機により使用され、あるいは戻りチャ
ンネルの適正な出力レベルを絶えず維持するために、作
動していない送受信機により使用される。
【0018】TDMAスキーム200は、一定の送受信
機120iによって、その送受信機がベース・ユニット
110とリンクを確立するすなわち作動すると、使用さ
れる。しかしながら、各送受信機は独立して移動可能で
あり、ベース・ユニット110に対して異なる物理的位
置にあるので、ベース・ユニット110と送受信機が互
いに同期しリンクを確立するために、種々異なるパラメ
ータがベース・ユニット110と送受信機により必要と
される。送受信機120iにより確立されなければなら
い1つのパラメータは、戻りチャンネル・リンク/アッ
プリンク(uplink)で伝送する適正な出力レベル
である。
【0019】本発明なしでは、リンクを確立する(また
は再確立する)間、送受信機120 iは、それが同期す
ることのできる信号をベース・ユニット110から受信
(ダウンリンク:downlink)する。この同期デ
ータ・メッセージ(例えば、データ・パケット220)
のダウンリンクは、その特定の送受信機に割り当てられ
ているTDMAエポックの適正なデータ・スロットの間
に受信される。しかしながら、送受信機120iがRF
信号に応答してリンク(戻りチャンネル、またはアップ
リンク)を完成するとき、リンクが確立される前に、適
正なレベルでそれを行わなければならない。本発明なし
では、送受信機120iは、数千個以上もある種々のパ
ラメータ(種々のキャリア・オフセット、電力レベル、
その他のパラメータ、およびその置換を含む)の組合せ
を試みなければならない。ベース・ユニット110また
は送受信機120iからの送信のための出力レベルは、
例えば、1mWから1Wまで変化する。このプロセス
は、リンクを確立する際に何秒間もの遅延を生じ、戻り
チャンネル・リンクの間に過大な出力が送受信機120
iから送られると、ベース・ユニット110を飽和さ
せ、その結果、入来信号のディジタル・スペクトルが破
壊される。また、使用される出力レベルが高すぎると、
送受信機のバッテリ123を消耗させる。
【0020】本発明は、独立した自動利得制御(AG
C)を使用して、信号のダイナミックレンジによる信号
強度の変化に追従(track)しあるいはロック(l
ock)するのを助ける。しかしながら、AGCは典型
的に、非常に大きなダイナミック・レンジ(例えば、ダ
イナミック・レンジ100dB)を有する本システム1
00のようなシステムに追従することはできない。以下
に更に詳しく述べるように、本発明により、AGCのみ
を使用する場合よりも、ずっと大きなダイナミック・レ
ンジが追従され(track)且つ処理される。
【0021】本発明では、ベース・ユニット110は同
期データ・メッセージの中に出力レベルの情報を含んで
いる。これは、作動していない送受信機により検出さ
れ、リンクを確立するために使用され、あるいは作動し
ている送受信機により使用され、それによって、適正な
電力レベルを維持する。ここで図3に関して述べると、
本発明の実施例に従う図1のシステム100の動作方法
を示す流れ図300が示されている。
【0022】送受信機120iが作動していないとき、
その送受信機に対する適正なTDMAエポック・データ
・スロットの間、ベース・ユニットは次第に高まる出力
レベルで同期データ・メッセージを周期的に送信して、
ダウンリンクしようとする。或る実施例では、送受信機
120iが作動していないとき、ベース・ユニット11
0は、1つのTDMAエポックにつき一度、同期データ
・メッセージ(例えば、データ・パケット220)を送
信し、この場合、連続する各データ・パケット220
は、最大値に達するまで次第に高まる出力レベルで送信
され、その後、サイクルは最低の出力レベルから始ま
り、繰り返される。別の実施例では、送受信機120i
が作動していないとき、ベース・ユニット110は、幾
つかのTDMAエポックにつき、例えば、4番目のTD
MAエポックごとに、一度、同期データ・メッセージを
送信する。
【0023】或る実施例では、このサイクルの間、リン
クが確立されるまで、あるいはリンクが確立されずに最
大出力が使用されたあとでサイクルが繰り返されるまで
(例えば、送受信機120iがレンジをはずれたり、バ
ッテリの電力がなくなることもある)、ベース・ユニッ
ト110は20dB刻みで出力を連続的にステップ・ア
ップする。ベース・ユニット110は、同期データ・メ
ッセージの中に、現在の同期データ・メッセージの送信
出力レベルについての情報を含んでいる。従って、同期
が達成されるまで、ベース・ユニット110は現在の出
力ベルを、次の同期データ・メッセージ(順方向パケッ
トまたは順方向データ・メッセージ)の中に符号化して
から、パケットを現在の出力レベルで送信する(ステッ
プ301、302)。戻りパケットが最終的に受信され
ると、同期が達成される(ステップ303、304)
が、もしそうでなければ、ベース・ユニット110は現
在のレベルが最大レベルにあるかどうか検査する(ステ
ップ305)。もしそうであれば、出力レベルは最低レ
ベルに初期化され、戻りパケットが最終的に受信される
まで、サイクルは繰り返される(ステップ306)。も
しそうでなければ、出力レベルは、より高い次の出力レ
ベルに増大され、戻りパケットが最終的に受信されるま
でこのサイクルが繰り返される(ステップ306)。
【0024】送受信機120iは、リンクして作動状態
になろうとしているとき、適正な出力レベルを有するダ
ウンリンク同期データ・メッセージの1つに最終的にロ
ックする。その4−ビットの出力レベル・フィールド2
27から、送受信機120iはそのメッセージがどの出
力レベルでベース・ユニットより送信されたのかを判断
することができる(ステップ312)。次に、送受信機
120iはこの埋込み(embedded)出力レベル
情報を使用して、戻りチャンネル・リンク/アップリン
クに対しそれ自体の出力レベルを適正に設定し、それか
ら、首尾よくロックされた順方向パケットから読み出さ
れる現在の順方向パケットの出力レベルに従って設定さ
れた出力レベルで、戻りパケットを送信する(ステップ
313)。これは、過大なRF出力でベース・ユニット
を飽和させるのを防ぎ、また送受信機120iのバッテ
リの電力を保存する。
【0025】戻りチャンネル・リンクがダウンリンクの
埋込み(embedded)出力レベル情報を使用す
る、初期のリンクが確立されると、微調整されたレンジ
ング(ranging)をベース・ユニットと送受信機
によって達成することができ、AGCレベルの情報を交
換し、且つ強固なリンクを維持するために最適の出力レ
ベルを確立する。
【0026】従って、本発明では、ある特定の送受信機
が作動していないときはいつも、TDMAスキーム20
0を使用して、同期データ・メッセージとしてデータ・
パケット220を送信する。特定の送受信機120i
作動していない(リンクが現在確立されていない)と
き、ベース・ユニット110は、以下の情報を含んでい
る同期データ・メッセージ220を周期的に送信する: 1.2つのデータ・パケット・シンク・バイト(パケッ
ト・シンク・バイト・フィールド229); 2.スロット情報を有する4−ビット・ワード(スロッ
ト番号フィールド226); 3.送信されている出力レベルを示す4−ビット・ワー
ド(出力レベル・フィールド227);および 4.スタートアップで送受信機120iをロックするの
を助ける、冗長シンク情報バイト(リピート・シンク・
フィールド228)。
【0027】本発明は、各リンクについて、独立したA
GC、搬送波追従ループ(Carrier Track
ing Loop:CTL)、および等化器ループを使
用して、これら3つのループまたはブロックに関連する
復調パラメータおよび状態を独立して追従する。これら
3つのループに関連し、且つ同期を改善しまたは許すた
めに調節される状態およびパラメータは、一般にここで
は、復調パラメータと呼ばれる。各送受信機は独立して
移動しており、潜在的にユニークな位置にあるので、そ
の送受信機のためのタイム・スライスの開始時に各送受
信機と同期するために、ベース・ユニット110は異な
るパラメータ(適正な出力レベルを含む)を必要とす
る。従って、同期データ・メッセージの中に含まれる出
力情報も、すでに作動している送受信機により、それ自
体の出力レベルを絶えず更新し且つそのリンクを維持す
るために、使用される。
【0028】従って、送受信機120iが作動している
がスリープ・モードにあるとき、送受信機120iは周
期的にそのチャンネルを“探索(sniff)”する;
すなわち、送受信機120iは、送信された同期データ
・メッセージ220にロックし、そのタイミングの同期
を調整し、システムにうまくロックしたときにベース・
ユニットより送信された出力を貯える。この“探索(s
niffing)”は、その特定の送受信機に割り当て
られたTDMAエポック・データ・スロットの間、各エ
ポックごとに一度行われるか、あるいは幾つかのエポッ
クが飛ばされて、数個のエポックにつき“探索(sni
ff)”されるだけである。作動していない送受信機に
関して上述したように、送受信機がスリープ・モードに
ある(すなわち、作動してはいるがオン−フック状態で
ある)とき、ベース・ユニット110は同期データ・メ
ッセージ220を各TDMAエポックにつき一度または
幾つかのTDMAエポックにつき一度、送信する。リン
クはすでに確立されており、したがって、ダウンリンク
と戻りチャンネル・リンクについて適正な出力レベルが
知られているので、通信チャンネルに変化がなければ、
リンクの何れの側にも出力レベルに変化を生じる必要は
ない。もし、例えば、スリープ・モードの間に、送受信
機120iがベース・ユニット110から遠く離れて移
動すると、弱くなりすぎている(すなわち、SNR閾値
以下に降下し始めている)受信された信号から、送受信
機120iはそれ自体の送信出力レベルを増加する必要
があることを認識することができる。埋込まれた(em
bedded)出力レベル情報から、送受信機はベース
・ユニット110から受信された弱すぎる信号の出力レ
ベルを知るので、この出力レベル情報を使用して、それ
自体の出力レベルをどれだけ増大すべきかを判断する。
また、送受信機120iは、ベース・ユニット110
に、その出力レベルを増大する必要があることを知らせ
ることもできる。出力レベルが高くなりすぎて飽和が起
こり始まる場合にも、同様な調節を行うことができる。
【0029】もし、ベース・ユニット110の出力が低
くなりすぎて、信号がSNR閾値より低く下がりそのた
めリンクが失われるならば、あるいはもし、出力が高く
なりすぎて、そのため、受信機122または受信機11
2の飽和によりリンクが失われるならば、送受信機12
iはロックを失い、上述した初期化のプロセスが始ま
る。したがって、もしロックが失われると、送受信機1
20iはベース・ユニット110からの、異なる出力レ
ベルの信号を待つ。ベース・ユニット110は、予期さ
れたアクノレッジメント(acknowledgeme
nt:確認応答)メッセージを送受信機120iから受信
しないと、ロックが失われたことを感じとり、上述のよ
うに、一連の出力レベルを循環し始める。1つの実施例
では、もしロックが失われているならば、最低の出力レ
ベルから新しくスタートする代りに、ベース・ユニット
110は、最後に使用された出力レベルからスタート
し、最大出力に達するまで、連続する各同期データ・メ
ッセージ220ごとにスッテプ・アップし始め、最大レ
ベルに達したときにふたたび最低出力レベルから循環が
始まる。
【0030】本発明では幾つかの利点が得られる。第1
に、戻りチャンネル・リンクのための正確な出力レベル
が、それが開始される前に、知られるので、比較的素早
いリンクの確立または再確立が得られる。第2に、たい
ていの場合、送受信機は戻りチャンネル・リンクを、リ
ンクを確立できる合理的な出力レベルで開始するので、
送受信機のバッテリの電力が節約される。
【0031】一例として、使用する送受信機120i
ベース・ユニット110に対し10個の出力レベルがあ
ると仮定し、出力レベル1は最も弱く、出力レベル10
は最大出力レベルであるとする。他の要素も適正な出力
レベルに影響を及ぼすが、適正な出力レベルは主とし
て、ベース・ユニット110と送受信機120i間の距
離の関数である。この例では、送受信機120iがベー
ス・ユニット110から約50フィート離れた位置にあ
ると仮定し、ベース・ユニット110とリンクを再確立
する必要があるとする。これは、例えば、送受信機12
iがすべての出力を失ったあとで起動(パワーアッ
プ)されるときの場合である。送受信機120iに割り
当てられたTDMAタイム・スロットにおいて、ベース
・ユニット110は、次第に高まる出力レベルで、連続
する同期データ・メッセージを送信する。ベース・ユニ
ット110は、適切なメッセージが送受信機120i
ら返信されてくるまで、このようなメッセージを、10
個の各出力レベルで10個まで送信する。十分な出力レ
ベルは5であると仮定し、従って適切な出力レベルは送
受信機120iとベース・ユニット110間の距離で与
えられる。多くの場合、ダウンリンクにとって適正な出
力レベルは、戻りチャンネル・リンクにとって適正な出
力レベルと同じであると考えられる。従って、ベース・
ユニット110が5番目の同期データ・メッセージを送
信すると、送受信機120iはこのデータ・メッセージ
にロックし、また、出力レベル5が適正な出力レベルで
あったことを、埋込み出力レベル情報から判断する。リ
ンクを完成させるためにアクノレッジメント・メッセー
ジを返送する際に、送受信機120iは適正な出力レベ
ルになると思われる出力レベル5で応答する。
【0032】別の実施例では、10個以上の出力レベル
があり、ベース・ユニット110および送受信機120
iに利用できる最大出力レベルおよび出力レベルの数は
同じである必要はない。従って一般に、ベース・ユニッ
ト110より送信され送受信機120iがそれにロック
するメッセージの中に埋め込まれた出力レベル情報に基
づいて、送受信機120iはそれ自体の初期出力レベル
を設定する。例えば、ベース・ユニットから送受信機へ
の送信には、送受信機からベース・ユニットへの送信の
場合の、平均して,2倍の出力を使用することが望まし
いであろう。この場合、もし出力レベル8がベース・ユ
ニット110で使用されるならば、送受信機120
iは、例えば、出力レベル4を使用する(線型の出力レ
ベルのステップを仮定する)。
【0033】上述した無線電話システムのディジタル通
信に加えて、本発明は、例えば、BPSK(Bi Ph
ase Shift Keying)、QPSK、CA
PおよびQAMにも利用されと共に、米国で使用するた
めに提案されたGrandAlliance HDTV
(High Definition Televisi
on)システムで使用されるようなVSB変調システム
にも利用される。当業者は、開示された送信機の変調シ
ステムを望ましい変調スキームに適合させるために、ど
のような設計変更が必要とされるかを認識し、望ましい
変調スキームで動作するために、図示された構成要素を
どのように設計すべきかを理解するであろう。
【0034】当業者は、本発明の原理に従う上述した無
線システムは、セル電話(移動電話)システムであっ
て、ベース・ユニット110は、セルラー(cellu
lar)電話ネットワーク内のセル(cell)の1つ
を受け持つベース・ステーション(基地局)を表してい
ることを認識するであろう。
【0035】本発明の性質を説明するために上述した、
詳細、材料、および部品の構成には種々の変更が、特許
請求の範囲に記載さた本発明の原理および範囲から離れ
ることなく、当業者により行われることが理解されるで
あろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に従う、TDMAマルチ−ライ
ン無線電話システムのブロック図である。
【図2】図1のシステムのTDMAスキームで使用され
る、フィールド、データ・パケットおよびオーディオ・
パケットの構成を示す。
【図3】本発明の実施例に従う、図1のシステムの動作
方法を説明する流れ図である。
【符号の説明】
100 TDMAマルチ−ライン無線電話システム 110 ベース・ユニット 111 送信機 112 受信機 115 電話ライン 116 外部の回線網 1201、1202、...120N 無線送受信機(ハ
ンドセット;トランシーバ) 121 送信機 122 受信機 123 バッテリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ポール ゴザード ナツトソン アメリカ合衆国 インデイアナ州 インデ イアナポリス サウス・エマーソン・アベ ニユー 147 (72)発明者 クマー ラマズワミイ アメリカ合衆国 インデイアナ州 インデ イアナポリス カレツジ・ドライブ ♯ビ ー 9417 (72)発明者 ドン−チヤン シユー アメリカ合衆国 インデイアナ州 インデ イアナポリス ブリツジヤー・ノース・ド ライブ 3772

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第2のトランシーバと通信するためのトラ
    ンシーバであって、 (a)前記第2のトランシーバより送信される順方向デ
    ータ・メッセージを受信してそれにロックする受信機
    と、 (b)順方向出力レベル情報に従って定められる戻り出
    力レベルで戻りデータ・メッセージを前記第2のトラン
    シーバに送信する送信機と、から成り、 前記順方向データ・メッセージは、該メッセージが前記
    第2のトランシーバより送信されたときの順方向出力レ
    ベルを識別する順方向出力レベル情報から成る、前記ト
    ランシーバ。
  2. 【請求項2】受信機と送信機を備えるトランシーバにお
    いて、第2のトランシーバと通信する方法であって、 (a)第2のトランシーバより送信される順方向データ
    ・メッセージを受信機で受信してそれにロックするステ
    ップと、 (b)順方向出力レベル情報に従い定められる戻り出力
    レベルで戻りデータ・メッセージを第2のトランシーバ
    に送信機で送信するステップと、から成り、 前記順方向データ・メッセージは、該メッセージが前記
    第2のトランシーバより送信されたときの順方向出力レ
    ベルを識別する順方向出力レベル情報から成る、通信方
    法。
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