JP2000092542A - 移動通信システムで用いられる通信装置 - Google Patents

移動通信システムで用いられる通信装置

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JP2000092542A
JP2000092542A JP25550698A JP25550698A JP2000092542A JP 2000092542 A JP2000092542 A JP 2000092542A JP 25550698 A JP25550698 A JP 25550698A JP 25550698 A JP25550698 A JP 25550698A JP 2000092542 A JP2000092542 A JP 2000092542A
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packets
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JP25550698A
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Yutaka Asanuma
裕 浅沼
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Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 移動無線通信回線の切換処理を行う場合に、
短いパケットの破棄が生じる可能性を減らし、周波数の
利用効率の劣化および遅延の増大を可能な限り防止する
ことを可能とする。 【解決手段】 1つの基準パケットを複数に分割してな
る複数の分割パケットの伝送途中に、ハンドオーバを行
う必要が生じたことをハンドオーバ要否監視手段19a
により検出する。そして伝送を行なっているときには、
ハンドオーバが必要となったことが検出されたとき、ハ
ンドオーバ遅延制御手段19bが伝送中の基準パケット
に属する分割パケットの中で未伝送の分割パケットの伝
送が終了するまで、ハンドオーバ処理の開始を遅延させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線回線では、1
つの基準パケットを複数の分割パケットに分割し、この
分割パケットを伝送する移動通信システムで用いられる
通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】インターネットにおける伝送信号などの
ように断続したデータを伝送する場合、回線や交換機な
どの設備を通信の開始から終了まで常に占有する回線交
換伝送方式よりも、実際のデータの伝送時だけ設備を占
有するパケット伝送方式の方が適している。
【0003】パケット伝送では、1パケット内の情報中
に誤りが発生した場合、パケット全体が破棄され、再送
される。このため、回線の特性に応じてパケット長を最
適に設定すると、回線使用効率が向上する。例えば、伝
送誤り率が高い回線のパケット長を、伝送誤り率の低い
回線のパケット長より短くすることで高いスループット
が得られる傾向がある。また、パケット伝送中の伝送品
質の変動が無視できるようなパケット長を選択するこ
と、すなわち、特性変動の激しい回線のパケット長を特
性変動の緩やかな回線のパケット長より短くすることで
高いスループットが得られる傾向がある。
【0004】このようなことから、1つのデータを特性
の異なる複数の回線を通してパケット伝送する場合に
は、それぞれの伝送回線に応じてパケット構成を変更す
ることが望ましい。このようなケースの具体例として
は、有線で使用されているインターネットのパケット
を、移動無線通信システムで伝送する場合などが挙げら
れる。
【0005】図6は我が国のデジタル移動通信システム
であるPDC(Personal Digital Cellular )で使用さ
れているPDCパケットのプロトコル構成を示す図であ
る。この図に示すようにPDCパケットでは、エンド・
ツー・エンドではTCP/IPによるパケット伝送を行
い、移動無線通信回線ではさらに独自プロトコルを加え
てパケット伝送を行う。
【0006】図7はこのとき移動通信に適するようにパ
ケット構成を変更する様子を模式的に示す図である。移
動無線通信回線では、有線回線よりも誤り率が高く特性
変動が大きいので、移動無線パケットを伝送する方が効
率がよい。1つのTCP/IPパケットのデータを複数
の移動無線パケットに分割し、その1つ1つを伝送す
る。移動無線通信回線での伝送後、受信側で移動無線パ
ケットが集められ、TCP/IPパケットが再組立され
る。つまり、1つの長いパケットを複数の移動無線パケ
ットに分割して伝送し、受信側で元の長いパケットを再
組立する。
【0007】このようにTCP/IPパケットを移動無
線パケットに分割して伝送する場合、1つのTCP/I
Pパケットを構成する複数の移動無線パケットのうちの
1パケットでも伝送できなければ、TCP/IPパケッ
トの伝送は完了せず、伝送に成功した移動無線パケット
も破棄されてしまう。このとき、TCP/IPパケット
は再伝送が試みられるので、無線回線すなわち周波数の
利用効率劣化の原因となる。
【0008】ただし、移動無線パケットは伝送に失敗し
た場合には、ある時間の後に再伝送される。このため、
通常は上述のような移動無線パケットの破棄はあまり発
生しない。
【0009】しかしながら、移動通信システムにおいて
は、図8に示すように移動局MSがこれまで通信してい
た基地局のゾーンZ1から他の基地局のゾーンZ2に移
動する場合には、移動無線通信回線の切り換え、すなわ
ちハンドオーバが生じる。そしてこのハンドオーバの際
には、これまでに使用していた移動無線通信回線が開放
されることになる。
【0010】移動無線パケットの伝送中に、このような
ハンドオーバのためなどに移動無線通信回線が開放され
る場合には、パケットの破棄による周波数利用効率の劣
化が発生する。
【0011】すなわち、1つのTCP/IPパケットを
構成する1組の移動無線パケットの伝送中にハンドオー
バなどにより移動無線通信回線の開放が生じると、それ
までに伝送が済んでいた移動無線パケットは破棄されて
しまう。この結果、伝送済みの無線パケット破棄による
周波数の利用効率の劣化が発生する。
【0012】また、TCP/IPパケット伝送の途中に
回線開放が発生し移動無線パケットが破棄される場合、
新たな回線を設定後、TCP/IPパケットを最初から
伝送することになる。この場合、遅延が大幅に増大する
ので、低遅延を要求される用途では問題となる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】以上のように従来は、
長いパケットを短いパケットに分割してパケット伝送す
る場合、長いパケットを構成する1組の短いパケットの
伝送中に移動無線通信回線の切換処理がなされると、伝
送済みの短いパケットが破棄される場合があり、この場
合には回線再設定後の再伝送によって周波数の利用効率
の劣化および遅延の増大が生じるという不具合があっ
た。
【0014】本発明はこのような事情を考慮してなされ
たものであり、その目的とするところは、移動無線通信
回線の切換処理を行う場合に、短いパケットの破棄が生
じる可能性を減らし、周波数の利用効率の劣化および遅
延の増大を可能な限り防止することができる通信装置を
提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めに本発明は、1つの基準パケットを複数に分割してな
る複数の分割パケットの伝送途中に、使用する無線回線
の切換処理(例えばハンドオーバ処理)を開始すべき所
定の回線切換状況となったか否かを監視する例えばハン
ドオーバ要否監視手段などの回線切換要否監視手段と、
この回線切換要否監視手段により前記回線切換状況とな
ったことが検出されたとき、伝送中の基準パケットに属
する分割パケットの中で未伝送の分割パケットの伝送が
終了するまで、前記無線回線の切換処理の開始を遅延さ
せる例えばハンドオーバ遅延制御手段などの回線切換遅
延手段とを備えた。
【0016】このような手段を講じたことにより、使用
中の無線回線の切換処理を開始すべき所定の回線切換状
況となっても、無線回線の切換処理の開始が遅延され、
伝送中の基準パケットに属する分割パケットの中で未伝
送の分割パケットの伝送が終了するまで分割パケットの
伝送が継続される。従って、使用中の無線回線が無線回
線の切換処理によって切断されるまでの間に1つの基準
パケットを構成する1組の分割パケットの伝送を終わら
せることができる可能性が高められる。
【0017】また前記目的を達成するために本発明はさ
らに、伝送中の基準パケットに属する分割パケットの中
で伝送済みの分割パケットと未伝送の分割パケットとの
比率が所定の閾値以上である場合にのみ、または伝送中
の基準パケットに属する分割パケットの中で未伝送の分
割パケットの数が所定の閾値以下である場合にのみ、あ
るいは上記の2つの条件がともに満たされた場合にの
み、伝送中の基準パケットに属する分割パケットの中で
未伝送の分割パケットの伝送が終了するまで、無線回線
の切換処理の開始を遅延させるようにした。
【0018】このような手段を講じたことにより、使用
中の無線回線が無線回線の切換処理によって切断される
までの間に1つの基準パケットを構成する1組の分割パ
ケットの伝送を終わらせることができる可能性がある場
合にのみ、無線回線の切換処理の開始が遅延される。従
って、無線回線の切換処理の開始が遅延させておきなが
ら、回線再設定後の再伝送をも行わなければならないよ
うな状況が生じてしまうことが防がれる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態につき説明する。 (第1の実施形態)図1は本実施形態の移動通信システ
ムで使用される移動局の構成を示すブロック図である。
【0020】この移動局は、アンテナ1、アンテナ共用
器(DUP)2、受信回路(RX)3、周波数シンセサ
イザ(SYN)4、送信回路(TX)5、CDMA信号
処理部6、制御情報分岐/合成部7、切換部8、音声符
号処理部9、PCM符号処理部10、増幅器11、スピ
ーカ12、マイクロホン13、増幅器14、パケット処
理部15、コネクタ16、記憶部17、コンソールユニ
ット18および制御部19を有している。
【0021】さて、図示しない基地局より送信された無
線信号は、アンテナ1によって受信され、この受信信号
(以下、受信無線周波信号と称する)は、アンテナ共用
器2を介して受信回路3に与えられる。
【0022】受信回路3では、受信無線周波信号が、周
波数シンセサイザ4から出力された受信局部発振信号と
ミキシングされて中間周波信号に周波数変換される。な
お、上記周波数シンセサイザ4から発生される受信局部
発振信号の周波数は、制御部19から指示される。
【0023】受信回路3で得られた中間周波信号は、C
DMA信号処理部6に入力される。CDMA信号処理部
6は、制御部19によってその動作が制御され、中間周
波信号に直交復調処理を施したのち、PN符号を用いて
逆拡散処理を施して、自局宛ての受信データを再生す
る。
【0024】CDMA信号処理部6によって再生された
受信データは、制御情報分岐/合成部7に与えられ、制
御情報とユーザ情報とに分岐される。そして制御情報
は、制御部19に入力される。またユーザ情報は、切換
部8に与えられる。
【0025】切換部8は、制御部19によって切換制御
され、音声通信時には、制御情報分岐/合成部7と音声
符号処理部9とを接続して、ユーザ情報を音声符号処理
部9に与える。また切換部8はデータ通信時には、制御
情報分岐/合成部7とパケット処理部15とを接続す
る。
【0026】音声通信時に切換部8を介して音声符号処
理部9に与えられたユーザ情報は、ここで伸張処理が施
されてディジタル受話信号に変換される。このディジタ
ル受話信号は、PCM符号処理部10に与えられ、アナ
ログ受話信号に復号される。そして、このアナログ受話
信号は、増幅器11にて増幅されたのちスピーカ12よ
り拡声出力される。
【0027】データ通信時に切換部8を介してパケット
処理部15に与えられるユーザ情報は、基準パケット
(例えばTCP/IPパケット)を分割してなる分割パ
ケットとしての移動無線パケットとなっているので、パ
ケット処理部15では、1つの基準パケットを構成する
1組の移動無線パケットを収集して基準パケットが再構
築される。
【0028】この再構築された基準パケットをなすユー
ザ情報は、コネクタ16に接続されるコネクタ20を介
して、PDA(Personal Digital Assistance )やノー
ト型のパーソナルコンピュータ等の外部情報端末21に
与えられる。
【0029】一方、マイクロホン13より入力された話
者の送話信号は、増幅器14にて増幅されたのちPCM
符号処理部10に入力され、PCM符号化処理が施さ
れ、ディジタル送話信号に符号化される。
【0030】このディジタル送話信号は、音声符号処理
部9にて圧縮処理が施され、音声通信時には切換部8を
介して制御情報分岐/合成部7に与えられる。また、外
部情報端末21から出力されたデータは、コネクタ1
6,20を介してユーザ情報としてパケット処理部15
に与えられ、1つの長いパケットが複数の移動無線パケ
ットに分割される。そしてこのような移動無線パケット
よりなるユーザ情報は、データ通信時には切換部8を介
して制御情報分岐/合成部7に与えられる。
【0031】制御情報分岐/合成部7では、音声符号処
理部9またはパケット処理部15から与えられるユーザ
情報に、制御部19より与えられる制御情報が付加され
て送信データが生成される。
【0032】この送信データは、CDMA信号処理部6
に与えられ、制御部19より指示される(基地局より割
り当てられた)PN符号を用いの拡散処理や直交変調処
理が施され、送信用の中間周波信号とされる。
【0033】そしてこの中間周波信号は、送信回路5に
与えられ、周波数シンセサイザ4から発生される送信局
部発振信号とミキシングされて、送信無線周波信号に周
波数変換される。この送信無線周波信号は、アンテナ共
用器2を介してアンテナ1に供給され、このアンテナ1
より基地局に向け送信される。
【0034】記憶部17は、例えばROMやRAMなど
の半導体メモリを用いたもので、制御部19が各種の制
御処理を行うために使用するデータを格納しておく。コ
ンソールユニット18は、ダイヤルキー、発信キー、終
了キー、音量調節キー、モード指定キー等のキー群と、
通話相手端末の電話番号や自機の状態などを表示するた
めのLCD表示器、図示しないバッテリのDischarge 状
態を示す(バッテリの充電を要求する)LEDランプ等
からなる。
【0035】制御部19は、例えばマイクロコンピュー
タを主制御回路として有したもので、各部を統括して制
御することで移動局としての動作を実現する。この制御
部19は、移動局における周知の一般的な制御手段に加
えて、ハンドオーバ要否監視手段19aおよびハンドオ
ーバ遅延制御手段19bを、それぞれソフトウエア処理
によって実現するものとなっている。
【0036】ここでハンドオーバ要否監視手段19a
は、移動無線パケットの送信中に、ハンドオーバを行う
べき所定の状況となったか否かを監視する。そしてハン
ドオーバ遅延制御手段19bは、ハンドオーバ要否監視
手段19aにより移動無線パケットの送信中にハンドオ
ーバを行うべき所定の状況となったことが検出された場
合に、ハンドオーバ処理の開始を遅延させる処理を行
う。
【0037】次に、以上のように構成された移動局の動
作につき、図2に示す制御部19の処理手順を示すフロ
ーチャートを参照して説明する。制御部19は、一連の
データ伝送処理を行っている最中の所定のタイミング
で、使用中の移動無線回線の状況の監視を行い(ステッ
プST1)、ハンドオーバを行う必要があるか否かを確
認する(ステップST2)。なおこのステップST1お
よびステップST2の処理は、ハンドオーバ要否監視手
段19aにより行う。
【0038】ここで、ハンドオーバを行う必要がなけれ
ば、制御部19はここでは特別な処理を行わずにそのま
ま通常通りのデータ伝送処理を継続する。しかし、ハン
ドオーバを行う必要があるならば制御部19は更に、1
つの基準パケットを構成する1組の移動無線パケットの
伝送途中であるか否かの判断を行う(ステップST
3)。
【0039】そして、このときに1組の移動無線パケッ
トの伝送途中であるならば制御部19は、伝送中の1組
の移動無線パケットの伝送が終了するのを待ち受ける
(ステップST4)。
【0040】この待ち受け状態で、伝送中の1組の移動
無線パケットの伝送が終了したならば、制御部19は周
知の手順でハンドオーバ処理を実行する(ステップST
5)。
【0041】しかし、ハンドオーバを行う必要が生じた
ときに、1組の移動無線パケットの伝送途中ではないな
らば、制御部19は処理をステップST3からステップ
ST5に直接的に移行し、すぐにハンドオーバ処理を実
行する。
【0042】なお、以上のステップST3乃至ステップ
ST4の処理は、ハンドオーバ遅延制御手段19bによ
ってなされる。このように本実施形態によれば、ハンド
オーバを行う必要が生じたときに、1組の移動無線パケ
ットの伝送途中であったならば、その1組の移動無線パ
ケットの伝送が終了するまでハンドオーバ処理の開始が
遅延される。従って、使用中の移動無線回線が切断され
るまでの間に1組の移動無線パケットを伝送し終えるこ
とができる確率が高まり、移動無線回線の再設定後に再
送しなければならない確率が低下する。この結果、伝送
遅延の増大が防止でき、効率良くデータ伝送が行える。
【0043】さて、CDMA方式を用いた移動通信シス
テムでは、移動無線回線の品質に応じて送信電力が可変
制御される。そして、本実施形態のようにハンドオーバ
処理の開始を遅延させている間は移動無線回線の品質が
低下するため、送信電力を増大させるように電力制御が
働く可能性がある。
【0044】従ってハンドオーバを遅延することによっ
て、他の移動無線回線への干渉が増大してしまうおそれ
がある。しかし、CDMA方式では、1つの移動無線回
線による干渉は、他の全ての移動無線回線に少しずつ影
響し、他の移動無線回線の品質はわずかに劣化するだけ
である。
【0045】そして本実施形態では、再送を行わなけれ
ばならない確率が減少することから、新たに1つの基準
パケットを構成する一組の移動無線パケットの伝送を最
初から始めることにより、合計の干渉は少なくなる。
【0046】CDMA方式を用いた移動通信システムで
は、干渉によって通話容量が制限されるが、本実施形態
により、同じ周波数帯域でより多くの通話が収容でき、
無線回線すなわち周波数の利用効率を向上することがで
きる。
【0047】(第2の実施形態)本実施形態の移動通信
システムで使用される移動局の構成は前述した第1実施
形態における移動局と同様である。
【0048】ここで本実施形態の移動通信システムでの
移動局が前述した第1実施形態における移動局と異なる
のは、ハンドオーバ遅延制御手段19bの処理内容であ
る。本実施形態において制御部19は、データ伝送処理
中に図3に示すような処理を行う。なお図3において図
2と同一の処理を示すステップには同一の符号を付し、
その詳細な説明は省略する。
【0049】すなわち制御部19は、ステップST1乃
至ステップST3の処理は前述した第1実施形態のとき
と同様にして処理する。そして制御部19は、ステップ
ST3で1組の移動無線パケットの伝送途中であると判
断したならば、その伝送途中である1組の移動無線パケ
ットにおける伝送済みの移動無線パケットの数を未伝送
の移動無線パケットの数で割って求められる値がある値
R以上であるか否かの判断を行う(ステップST1
1)。
【0050】ここで伝送済みの移動無線パケットの数を
未伝送の移動無線パケットの数で割って求められる値が
ある値R以上であると判断できた場合にのみ、制御部1
9はステップST4に移行して1組の移動無線パケット
の伝送が終了するのを待ち受ける。
【0051】一方制御部19は、伝送済みの移動無線パ
ケットの数を未伝送の移動無線パケットの数で割って求
められる値がある値R以上ではないと判断した場合に
は、その送信中の1組の全移動無線パケットを未伝送に
設定し(ステップST12)、この上ですぐにステップ
ST5に移行してハンドオーバ処理を開始する。すなわ
ち伝送済みの移動無線パケットの数を未伝送の移動無線
パケットの数で割って求められる値、すなわち伝送済み
の移動無線パケットの数と未伝送の移動無線パケットの
数との比がある値R以上ではない場合には、伝送中の1
組の移動無線パケットのうちの残りの移動無線パケット
の伝送を即座にあきらめる。
【0052】このように本実施形態によれば、前述した
第1実施形態と同様な効果が得られる上に、本実施形態
によればさらに、伝送済みの移動無線パケットの数と未
伝送の移動無線パケットの数との比が大きく、ハンドオ
ーバの開始を遅延させても1組の移動無線パケットを伝
送し終えることができないことが予測される場合には、
ハンドオーバをすぐに開始し、干渉を無駄に増大させる
ことがない。そして値Rを最適に設定しておけば、トー
タルの伝送電力を最小として、周波数利用効率が最良と
なるように適切に処理できる。
【0053】すなわち、伝送済みのパケット数が少な
く、残りの移動通信パケットが多い場合は、伝送済みの
パケットの破棄を防ぐことによる周波数利用効率の向上
よりも、ハンドオーバを遅延させたことによる干渉の増
大や、品質の悪い移動無線回線を使い続けることによる
過度の再送による周波数利用効率の劣化のほうが大きく
なる可能性があるが、値Rを最適に設定しておくことで
これらをバランスさせ、周波数利用効率を大きくでき
る。
【0054】(第3の実施形態)本実施形態の移動通信
システムで使用される移動局の構成は前述した第1実施
形態における移動局と同様である。
【0055】ここで本実施形態の移動通信システムでの
移動局が前述した第1実施形態における移動局と異なる
のは、ハンドオーバ遅延制御手段19bの処理内容であ
る。本実施形態において制御部19は、データ伝送処理
中に図4に示すような処理を行う。なお図4において図
2と同一の処理を示すステップには同一の符号を付し、
その詳細な説明は省略する。
【0056】すなわち制御部19は、ステップST1乃
至ステップST3の処理は前述した第1実施形態のとき
と同様にして処理する。そして制御部19は、ステップ
ST3で1組の移動無線パケットの伝送途中であると判
断したならば、その伝送途中である1組の移動無線パケ
ットにおける未伝送の移動無線パケットの数がある閾値
Nよりも小さいか否かの判断を行う(ステップST2
1)。
【0057】ここで未伝送の移動無線パケットの数があ
る閾値Nよりも小さいと判断できた場合にのみ、制御部
19はステップST4に移行して1組の移動無線パケッ
トの伝送が終了するのを待ち受ける。
【0058】一方、未伝送の移動無線パケットの数があ
る閾値N以上であると判断した場合には、制御部19は
その送信中の1組の全移動無線パケットを未伝送に設定
し(ステップST22)、この上ですぐにステップST
5に移行してハンドオーバ処理を開始する。すなわち未
伝送の移動無線パケットの数がある閾値N以上である場
合には、伝送中の1組の移動無線パケットのうちの残り
の移動無線パケットの伝送を即座にあきらめる。
【0059】このように本実施形態によれば、前述した
第1実施形態と同様な効果が得られる上に、本実施形態
によればさらに、未伝送の移動無線パケットの数がある
閾値N以上であり、ハンドオーバの開始を遅延させても
1組の移動無線パケットを伝送し終えることができない
ことが予測される場合には、ハンドオーバをすぐに開始
し、干渉を無駄に増大させることがない。そして閾値N
を最適に設定しておけば、トータルの干渉を最小とし
て、周波数利用効率が最良となるように適切に処理でき
る。
【0060】すなわち、伝送済みのパケット数が少ない
場合は、伝送済みのパケットの破棄を防ぐことによる周
波数利用効率の向上よりも、ハンドオーバを遅延させた
ことによる干渉の増大や、品質の悪い移動無線回線を使
い続けることによる過度の再送による周波数利用効率の
劣化のほうが大きくなる可能性があるが、閾値Nを最適
に設定しておくことでこれらをバランスさせ、周波数利
用効率を大きくできる。
【0061】(第4の実施形態)本実施形態の移動通信
システムで使用される移動局の構成は前述した第1実施
形態における移動局と同様である。
【0062】ここで本実施形態の移動通信システムでの
移動局が前述した第1実施形態における移動局と異なる
のは、ハンドオーバ遅延制御手段19bの処理内容であ
る。本実施形態において制御部19は、データ伝送処理
中に図5に示すような処理を行う。なお図5において図
2と同一の処理を示すステップには同一の符号を付し、
その詳細な説明は省略する。
【0063】すなわち制御部19は、ステップST1乃
至ステップST3の処理は前述した第1実施形態のとき
と同様にして処理する。そして制御部19は、ステップ
ST3で1組の移動無線パケットの伝送途中であると判
断したならば、その伝送途中である1組の移動無線パケ
ットにおける伝送済みの移動無線パケットの数を未伝送
の移動無線パケットの数で割って求められる値がある値
R以上であり、かつ未伝送の移動無線パケットの数があ
る閾値Nよりも小さいか否かの判断を行う(ステップS
T31およびステップST32)。
【0064】そして制御部19は、ここで上記の条件が
成り立った場合にのみ、ステップST4に移行して1組
の移動無線パケットの伝送が終了するのを待ち受ける。
一方、上記の条件が成立しなかった場合には、制御部1
9はその送信中の1組の全移動無線パケットを未伝送に
設定し(ステップST33)、この上ですぐにステップ
ST5に移行してハンドオーバ処理を開始する。すなわ
ち上記の条件が成立しなかった場合には、伝送中の1組
の移動無線パケットのうちの残りの移動無線パケットの
伝送を即座にあきらめる。
【0065】このように本実施形態によれば、前述した
第1実施形態と同様な効果が得られる上に、本実施形態
によればさらに、伝送済みの移動無線パケットの数と未
伝送の移動無線パケットの数との比が大きいか、あるい
は未伝送の移動無線パケットの数がある閾値N以上であ
るために、ハンドオーバの開始を遅延させても1組の移
動無線パケットを伝送し終えることができないことが予
測される場合には、ハンドオーバをすぐに開始し、干渉
を無駄に増大させることがない。そして値Rおよび閾値
Nを最適に設定しておけば、トータルの伝送電力および
トータルな干渉をそれぞれ最小として、周波数利用効率
が最良となるように適切に処理できる。
【0066】すなわち、伝送済みのパケット数が少な
く、残りの移動通信パケットが多い場合は、伝送済みの
パケットの破棄を防ぐことによる周波数利用効率の向上
よりも、ハンドオーバを遅延させたことによる干渉の増
大や、品質の悪い移動無線回線を使い続けることによる
過度の再送による周波数利用効率の劣化のほうが大きく
なる可能性があるが、値Rおよび閾値Nを最適に設定し
ておくことでこれらをバランスさせ、周波数利用効率を
大きくできる。
【0067】なお、本発明は前記各実施形態に限定され
るものではない。例えば前記各実施形態では、CDMA
方式の移動通信システムを提示しているが、TDMA方
式やFDMA方式の移動通信システムにも本発明の適用
が可能である。
【0068】また前記各実施形態では、移動局に本発明
を適用した例を示しているが、基地局側からハンドオー
バ処理を起動する移動通信システムでは、基地局に本発
明を適用することもできる。
【0069】また前記各実施形態では、ハンドオーバ処
理の開始を遅延させることとしているが、干渉検出チャ
ネル切替えの際にも本発明の適用が可能である。干渉検
出チャネル切替えとは、TDMA方式やFDMA方式の
移動通信システムにおいて、通信中に干渉はレベルが増
大し一定の品質を満足できなくなった場合に、同一基地
局内の干渉量の少ない移動無線回線に切替えるものであ
る。
【0070】また、ハンドオーバや干渉検出チャネル切
替えの必要がある場合に、切替えるべき別の移動無線回
線が無ければ、使用中の移動無線回線を強制的に切断す
る必要が生じるが、この場合にも本願発明を適用し、移
動無線回線の強制的な切断を遅延させるようにしても良
い。すなわち、このような強制的な切断の処理も、ハン
ドオーバや干渉検出チャネル切替えといったの切替え処
理の一部と考えることができる。このほか、本発明の要
旨を逸脱しない範囲で種々の変形実施が可能である。
【0071】
【発明の効果】本発明によれば、1つの基準パケットを
複数に分割してなる複数の分割パケットの伝送途中に、
使用する無線回線の切換処理を開始すべき所定の回線切
換状況となったか否かを監視する回線切換要否監視手段
と、この回線切換要否監視手段により前記回線切換状況
となったことが検出されたとき、伝送中の基準パケット
に属する分割パケットの中で未伝送の分割パケットの伝
送が終了するまで、前記無線回線の切換処理の開始を遅
延させる回線切換遅延手段とを備えたので、移動無線通
信回線の切換処理を行う場合に、短いパケットの破棄が
生じる可能性を減らし、周波数の利用効率の劣化および
遅延の増大を可能な限り防止することが可能な通信装置
となる。
【0072】また本発明はさらに、伝送中の基準パケッ
トに属する分割パケットの中で伝送済みの分割パケット
と未伝送の分割パケットとの比率が所定の閾値以上であ
る場合にのみ、または伝送中の基準パケットに属する分
割パケットの中で未伝送の分割パケットの数が所定の閾
値以下である場合にのみ、あるいは上記の2つの条件が
ともに満たされた場合にのみ、伝送中の基準パケットに
属する分割パケットの中で未伝送の分割パケットの伝送
が終了するまで、無線回線の切換処理の開始を遅延させ
るようにしたので、無線回線の切換処理の開始が遅延さ
せておきながら、1つの基準パケットを構成する1組の
分割パケットの伝送を終わらせることができないことに
より、送信電力の増大および再伝送の実施の双方により
周波数利用効率が大幅に低下してしまうことを防止でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の移動通信システムで使用される
移動局の構成を示すブロック図。
【図2】第1実施形態のデータ伝送処理における制御部
19の処理手順を示すフローチャート。
【図3】第2実施形態のデータ伝送処理における制御部
19の処理手順を示すフローチャート。
【図4】第3実施形態のデータ伝送処理における制御部
19の処理手順を示すフローチャート。
【図5】第4実施形態のデータ伝送処理における制御部
19の処理手順を示すフローチャート。
【図6】PDCパケットのプロトコル構成を示す図。
【図7】TCP/IPパケットのデータを複数に分割し
て移動無線パケットを構成する様子を示す図。
【図8】ハンドオーバが生じる状況を模式的に示す図。
【符号の説明】
1…アンテナ 2…アンテナ共用器(DUP) 3…受信回路(RX) 4…周波数シンセサイザ(SYN) 5…送信回路(TX) 6…CDMA信号処理部 7…制御情報分岐/合成部 8…切換部 9…音声符号処理部 10…PCM符号処理部 11…増幅器 12…スピーカ 13…マイクロホン 14…増幅器 15…パケット処理部 16…コネクタ 17…記憶部 18…コンソールユニット 19…制御部 19a…ハンドオーバ要否監視手段 19b…ハンドオーバ遅延制御手段 20…コネクタ 21…外部情報端末

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線回線では、1つの基準パケットを複
    数の分割パケットに分割し、この分割パケットを伝送す
    る移動通信システムで使用される通信装置において、 前記分割パケットの伝送途中に、使用する無線回線の切
    換処理を開始すべき所定の回線切換状況となったか否か
    を監視する回線切換要否監視手段と、 この回線切換要否監視手段より前記回線切換状況となっ
    たことが検出されたとき、伝送中の基準パケットに属す
    る分割パケットの中で未伝送の分割パケットの伝送が終
    了するまで、前記無線回線の切換処理の開始を遅延させ
    る回線切換遅延手段とを具備したことを特徴とする通信
    装置。
  2. 【請求項2】 前記回線切換遅延手段は、伝送中の基準
    パケットに属する分割パケットの中で伝送済みの分割パ
    ケットと未伝送の分割パケットとの比率が所定の閾値以
    上である場合にのみ、前記無線回線の切換処理の開始を
    遅延させることを特徴とする請求項1に記載の通信装
    置。
  3. 【請求項3】 前記回線切換遅延手段は、伝送中の基準
    パケットに属する分割パケットの中で未伝送の分割パケ
    ットの数が所定の閾値以下である場合にのみ、前記無線
    回線の切換処理の開始を遅延させることを特徴とする請
    求項1に記載の通信装置。
  4. 【請求項4】 前記回線切換遅延手段は、伝送中の基準
    パケットに属する分割パケットの中で伝送済みの分割パ
    ケットの比率が所定の閾値以上であり、かつ伝送中の基
    準パケットに属する分割パケットの中で未伝送の分割パ
    ケットの数が所定の閾値以下である場合にのみ、前記無
    線回線の切換処理の開始を遅延させることを特徴とする
    請求項1に記載の通信装置。
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