JP4223038B2 - 化粧シート自動貼り方法と化粧シート自動貼り装置 - Google Patents

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Description

本発明は、枚葉にカットされた状態の合成樹脂製の化粧シートを、接着剤が塗布された合板等の台板上に貼り付ける技術に関する。
接着剤が塗布された合板等の台板上に化粧シートを貼り付ける場合、台板と化粧シートとの間に空気が入り易く、気泡の混入した化粧板は美感上からも接着強度の面からも使用に耐えない。そのため本出願人は空気の混入のない化粧シート自動貼り方法を先に出願済みではあるが、さらに空気排出処理を高精度かつ高速で実現する技術を開発したのでここに出願するものである。
本発明は、化粧シートを合板等の台板上に貼り付ける技術において、高精度かつ高速で空気排出処理のできる化粧シート自動貼り方法と化粧シート自動貼り装置の提供をその目的とする。
本発明の請求項1記載の化粧シート自動貼り方法は、枚葉にカットされた状態の合成樹脂製の化粧シートを、接着剤が塗布された合板等の台板上に貼り付ける化粧シート自動貼り方法において、
化粧シートを吸着した吸着箱の長手方向の一端を降下させるとともに、所定に位置決めされた台板の先端に化粧シートの先端を接着し、その後吸着箱の下方に待機する傾斜台上に化粧シートを受け渡しし、化粧シートの先端接着状態での所要寸法前進位置で、その先端接着部を全幅に渡り押圧子で貼り付け、貼り付け後、一対の引き込みロールによって線接触状態で順次に台板上に化粧シートを貼り付け、化粧シートの後端部を傾斜台から上部の引き込みロールの前面に構える吸引口を開口した吸着壁体に吸引受け渡しし、最後端まで線接触状態で貼り付けして成る。
請求項2記載の化粧シート自動貼り装置は、化粧シートをストックして所要位置で横移動機構を介して各葉毎に吸着箱に受け渡しする化粧シート供給部と、接着剤の塗布された台板を所要のタイミングで送り出す台板送り部と、吸着箱に吸着した化粧シートを台板上に受け渡しする化粧シート受け渡し部と、化粧シートと台板の両者を挟持接着する貼り付け部とから成る化粧シート自動貼り装置において、
化粧シート受け渡し部には、吸着箱の長手方向の各端を降下させる姿勢制御に係わる昇降ユニットを設けるとともに、吸着箱の下方には台板の送出方向へ所要の前傾姿勢で前後進する傾斜台を配設して成り、
貼り付け部には、受け入れ端の一対の引き込みロールの後方で台板の全幅に対応するに足る幅の昇降自在な押圧子を設けるとともに、上部引き込みロールの後面に多数の吸引口を開口した吸着壁体を添設して成る。
以上のように本発明によれば、合板等の台板に接着される化粧シートは、吸着箱から解放されて所要の前傾姿勢の傾斜台から一対の引き込みロールによって線接触状態で貼り付けられるから、高精度かつ高速で空気が排出され、しかも、化粧シートの後端部は傾斜台から離れた瞬間台板上に垂れ下がることなく、上部の引き込みロールの前面に添設される吸着壁体に吸着されるから、最後端に至るまで空気を混入させることなく貼り付けでき、きれいで高品質の化粧板を能率よく生産できる効果がある。
吸着箱の底面積は化粧シートを吸着するに十分な大きさで、例えば幅3尺で長さ6尺のものであり、下面には化粧シートを吸着するための多数の適宜な小穴が開口され、各小穴の集合を長手方向に区切った複数の小部屋毎に配分し、各小部屋はフレキシブルダクトに接続され、その他端のバキュームファンに接続される吸引部で、エアシリンダーのロッドに取着されたダンパーの前後進によって独立して吸着力のオン、オフ制御がなされる。
したがって、吸着箱の下面(吸着面)全面で吸着することから、順次に長手方向一端から他端に向けて、或は所要の順序で吸着状態を選択的に制御できるのである。
また、吸着箱を昇降させる吸着ユニットは、サーボモータによるボールネジの回転で昇降させるものから、流体圧制御によるものなどである。さらに、台板の先端に化粧シートの先端を確実に接着するための押圧子は、昇降部と一体のものから、独立的に排気方向へ回転できるものも含まれる。
本発明の化粧シート自動貼り方法を実施した化粧シート自動貼り装置Aの実施例を説明すると、図1、図2に示すように、化粧シート供給部1と、接着剤の塗布された台板2を送り出す台板送り部3と、吸着箱4に吸着した化粧シート5を台板2に受け渡しする化粧シート受け渡し部6と、化粧シート5と台板2の両者を挟持状態で接着する貼り付け部7とから成る化粧シート自動貼り装置、詳しくは、図2の左側の台板送り部3より送り込まれた台板2が右側の貼り付け部7へ送られる行程に対し、交叉方向から側方の化粧シート供給部1の化粧シート5を吸着箱4により供給する装置において、化粧シート受け渡し部6には化粧シート5を吸着するに十分な大きさの幅3尺で長さ6尺の底面積を有し、底面に化粧シート5を吸着する多数の小穴を開口した吸着箱4が、その長手方向両端を各昇降ユニット8のロッド9に吊下される。前記小穴は長手方向に区切った小部屋10に配分され、各小部屋10はフレキシブルダクト11の一端に接続され、その他端はバキュームファンに接続される吸引部12に接続され、吸引部12でエアシリンダー13のロッドに取着されたダンパー(図外)の前後進によって独立して吸着力の発現、解放の制御がなされる。
吸着箱4の下方には、図4に示すように、台板2の送出方向へ所要(吸着箱4による化粧シート5の先端を台板2上へ接着する前傾姿勢より緩やかな角度)の前傾姿勢で前後進自在な傾斜台14が配設される。貼り付け部7には、図3に示すように、上下一対の引き込みロール15の後方において台板2の全幅に対応できる幅で矢印に示すように昇降する接着押圧部16の押圧子17を設けるとともに、上部の引き込みロール15の後面に多数の吸引口を開口した円弧状の吸着面を有する吸着壁体18を添設して成る。
このようにして成る化粧シート自動貼り装置Aは、台板送り部3から送り出された台板2を化粧シート受け渡し部6で所定の位置に位置決めし、その位置の台板2の先端に化粧シート5の先端が接着される位置で、台板2の送出方向に沿って前方側の昇降ユニット8のロッド9を降下させ、化粧シート5の吸着状態の吸着箱4の一端を下降させて両者の先端を接着し、接着と同時に吸着を解放して化粧シート5を傾斜台14に受け渡しし、然る後に台板2を所要寸法前進させて押圧子17の直下に停止させ、その位置で押圧子17により両者の先端が確実に接着され、押圧子17の上昇退避を待って送り出しコンベヤ19により台板2が化粧シート5を伴って貼り付け部7へ送り出され、上下一対の引き込みロール15によって化粧シート5が台板2に線接触状態で貼り付けられるから、この接触部の空気は接触ラインから順次に絞り出されるように排出されるため化粧シート5と台板2の間に混入することがない。化粧シート5がその後端部に至っては傾斜台14からずり落ちて台板2に不用意に接着することなく上部の引き込みロール15の前面に添設された吸着壁体18に受け渡しされ、結局最後端まで線接触状態で化粧シート5が台板2に貼り付けられ、高精度かつ高速で空気が排出されて気泡の全くないきれいな高品質の化粧板が能率よく生産される。
したがって本発明によれば、化粧シート5を接着する接着剤の種類を問わず、特に高粘度で温度低下によって硬化が急速に進み後工程で脱気し難いとき等に一層効果的である。
本発明は高精度かつ高速で空気を排出して化粧シートを合板等の台板に貼り付けでき、きれいで高品質の化粧板を生産できるから化粧板の生産業界における大なる需要が期待される。
本発明の化粧シート自動貼り装置の要部の正面図。 同上図1の平面図。 貼り付け部7の部分拡大説明図。 吸着箱4と傾斜台14との関係を示す部分拡大説明図。
符号の説明
1:化粧シート供給部
2:台板
3:台板送り部
4:吸着箱
5:化粧シート
6:化粧シート受け渡し部
7:貼り付け部
8:昇降ユニット
9:ロッド
10:小部屋
11:フレキシブルダクト
12:吸引部
13:エアシリンダー
14:傾斜台
15:引き込みロール
16:接着押圧部
17:押圧子
18:吸着壁体
19:送り出しコンベヤ
A:化粧シート自動貼り装置

Claims (2)

  1. 枚葉にカットされた状態の合成樹脂製の化粧シートを、接着剤が塗布された合板等の台板上に貼り付ける化粧シート自動貼り方法において、
    化粧シートを吸着した吸着箱の長手方向の一端を降下させるとともに、所定に位置決めされた台板の先端に化粧シートの先端を接着し、その後吸着箱の下方に待機する傾斜台上に化粧シートを受け渡しし、化粧シートの先端接着状態で所要寸法前進位置で、その先端接着部を全幅に渡り押圧子で貼り付け、貼り付け後、一対の引き込みロールによって線接触状態で順次に台板上に化粧シートを貼り付け、化粧シートの後端部を傾斜台から上部の引き込みロールの前面に構える吸引口を開口した吸着壁体に吸引受け渡しし、最後端まで線接触状態で貼り付けできることを特徴とする化粧シート自動貼り方法。
  2. 化粧シートを所要位置で横移動機構を介して各葉毎に吸着箱に受け渡しする化粧シート供給部と、接着剤の塗布された台板を送り出す台板送り部と、吸着箱に吸着した化粧シートを台板上に受け渡しする化粧シート受け渡し部と、化粧シートと台板の両者を挟持接着する貼り付け部とから成る化粧シート自動貼り装置において、
    化粧シート受け渡し部には、吸着箱の長手方向の各端を降下させる姿勢制御に係わる昇降ユニットを設けるとともに、吸着箱の下方には台板の送出方向へ所要の前傾姿勢で前後進する傾斜台を配設して成り、
    貼り付け部には、受け入れ端の一対の引き込みロールの後方で台板の全幅に対応するに足る幅の昇降自在な押圧子を設けるとともに、上部引き込みロールの後面に多数の吸引口を開口した吸着壁体を添設して成る化粧シート自動貼り装置。
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