JP4220785B2 - 携帯機器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、着脱自在に装填される電池を電源として駆動する携帯機器に関する。
【0002】
【従来の技術】
デジタルカメラ等の携帯機器は、電池が着脱自在に装填され、この電池を電源として機器類を駆動するものが多い。このような携帯機器では、機器本体に設けられた電池残量検出手段により電池残量を検出して、電池残量を表示手段に表示を行う技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
ユーザは、この表示手段により、電池残量を確認して電池残量がなくなると電池交換を行う。一般に普及している乾電池や同形状の充電池などでは、電池の残量を表示する表示手段が設けられていない。このため、ユーザが電池交換を行う際に、使用済みの電池と未使用の電池との区別が付かずに、誤って使用済みの電池を再使用してしまったり、未使用の電池を破棄してしまったり、充電済みの充電池を再充電してしまうという問題があった。また、電池を複数本使用するような機器では、一本でも使用済みの電池が混ざっていると、乾電池の液漏れ・発熱・破裂の恐れや、すぐに電池が使用不可能になってしまうなどの問題があった。
【0004】
このような問題を解決するために、電池本体の集電体の一部に電池容量表示部を設け、この電池容量表示部に電気化学的酸化還元反応により色変化するエレクトロクロミック物質を設けることにより、電池容量表示部に電池容量を表示する技術が知られている(例えば、特許文献2参照)。
【0005】
【特許文献1】
特開平5−66251号公報
【特許文献2】
特開平6−283212号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記特許文献2記載の電池容量表示機能付き電池では、電池そのもののコストが高くなるという欠点があった。また、この電池容量表示機能付き電池以外の電池を使用した場合には、電池交換時に使用済み電池と未使用の電池との区別が困難であり、誤って使用済みの電池を再使用してしまうという問題があった。
【0007】
本発明は、上記問題点を解決するためのもので、使用済みの電池にマーキングすることにより、電池交換時に誤って再使用してしまうことを防止する携帯機器を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するために、本発明の携帯機器は、電池が着脱自在に装填され、この電池を電源として駆動する携帯機器であり、電池の残量を検出する検出手段と、この検出手段により検出された電池の残量に基づいて、電池にマーキングするマーキング手段とを備えたことを特徴とするものである。
【0009】
また、マークマーキング手段は、電池残量に対応する複数種類のマーキングを行うことを特徴とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
本実施形態においては、携帯機器として、デジタルカメラを用いて説明を行う。図1は、デジタルカメラの外観斜視図である。デジタルカメラ10は、その背面に、複数のボタンで構成される操作部11、接眼側ファインダ窓12、LCD表示パネル等で構成される表示部13が設けられている。操作部11は、各種モードの切替え等を行う時に、撮影者によって操作される。表示部13は、記録済みの画像や各種メッセージが表示され、電子ビューファインダとしても使用される。また、下面には、電池14を電池ホルダ15から着脱する際に開放される開放蓋16が設けられている。この開放蓋16の裏面には、電池14の正極と負極に接触する端子が設けられている。この電池14としては、例えば、単三型のアルカリ電池等が使用される。
【0011】
図示しないが、デジタルカメラ10の前面には、撮影レンズ,対物側ファインダ窓等が設けられている。また、上面には、撮影する際に撮影者によって押圧操作されるシャッタボタンが設けられている。
【0012】
前述した電池ホルダ15は、図2に示すように、電池14が装填される電池収納部20が設けられており、収納部20の開口20aから電池14の装填及び取出しが行われる。また、収納部20の底面20bには、電池14の正極及び負極と接触する端子21が設けられている。
【0013】
さらに、この電池ホルダ15の上面には、電池14の一部を露出させるための開口22が設けられおり、この開口22の上部にマーキング部30が配置されている。このマーキング部30の下部には、電池14の露出部分にマーキングを行うための印画ヘッド31が設けられている。この印画ヘッド31は、4つのヘッド31a,31b,31c,31dで構成されている。4つのヘッド31a〜31dは、無数の気孔が形成され、インクの浸含性を有する特殊なゴムで、それぞれが構成されており、その下面(印画面)には電池14の外形と同形状の円筒面を有している。
【0014】
ヘッド31a,31b,31c,31dは、この特殊なゴムで構成されているため、インクを吸収して保持することが可能である。このマーキング部30には、図示せぬ駆動機構が設けられており、これらのヘッド31a〜31dを電池14に向けて下方に移動させる。マーキング部30は、後述するように、デジタルカメラ10の全体を制御するCPUに接続されており、CPUの指令により1つのヘッドが択一的に下方に移動されて電池14の露出面に押圧されることにより、インクが付着されてマーキングが行われる。
【0015】
また、これらのヘッド31a〜31dは、それぞれ異なる色のインクが供給されている。これにより、マーキング部30は、電池14に4種類の色でマーキングすることが可能である。これらのヘッド31a〜31dには、インクが充填された予備タンクを設けても良い。この4種類の色は、電池14の残量に対応するように設定されており、電池14の残量が設定されている電圧範囲と一致したときに対応する色のヘッドを下方に移動させてマーキングを行う。この電池範囲は、新品の電池を使用した場合の電圧から電池交換が必要になるエンド電圧までの間で4段階設定され、この4段階の電圧範囲のそれぞれに4種類の色が対応されている。
【0016】
図3は、デジタルカメラ10の電気的構成を示すブロック図である。電池14は、DC/DCコンバータ等で構成される給電回路40に接続されており、この給電回路40が、デジタルカメラ10の全体の制御を行うCPU41、及び各周辺構成への電力供給を行う。また、給電回路40には、DC入力端子42が接続されており、ACアダプタからDC入力端子42を介して電力供給される。
【0017】
給電回路40には、電圧検出回路である電池残量検出部43が接続されており、電池の残量を検出する。この電池残量検出部43は、A/Dコンバータ44を介してCPU41に接続されている。検出された電圧値は、電池残量検出部43からA/Dコンバータ44に送信されてデジタル信号に変換され、CPU41に送信される。
【0018】
CPU41は、マーキング部30に接続されており、取得した電池電圧のデータに基づいて、マーキング部30を制御することにより電池14にマーキングを行う。
【0019】
CPU41には、カメラ部45,記録部46,表示部13が接続されており、CPU41により、それぞれが制御される。カメラ部45は、撮像素子、A/Dコンバータ、及び信号処理回路等で構成されており、デジタルカメラ10のカメラの主要機能を備えている。記録部46は、画像データを一時的に保存するバッファメモリや、メモリカード等の記録メディア等で構成されている。表示部13は、LCD表示パネル等で構成されており、記録された画像データの再生、及び各種メッセージの表示等を行う。また、表示部13は、電子ビューファインダとしても使用される。この表示部13は、CPU41が取得した電池残量のデータや、電池切れを示すメッセージを表示する。
【0020】
次に、以上のように構成されたデジタルカメラ10の作用について、図4のフローチャートを参照して説明を行う。図1に示すように、電池14は、開放蓋16を開放することにより、電池ホルダ15内に装填される。
【0021】
デジタルカメラ10は、電池14が装填された状態で電源がONにされると、CPU41は、電池残量検出部43からA/Dコンバータ44を介して、電池残量のデータを取得する。この電池残量のデータは、表示部13に表示される。
【0022】
CPU41は、取得した電池残量のデータに基づいて、電池14へのマーキングが必要か否かの判定を行う。この判定は、電池残量がマーキングの必要な電圧範囲であるか否かの第1の判定と、その電圧範囲でのマーキングが既にされているか否かの第2の判定との2つの判定により行われる。第1の判定において、電池残量がマーキングが必要である電圧範囲であると判定され、且つ第2の判定において、その電圧範囲でのマーキングがされていないと判定された場合には、CPU41は、マーキング部30を制御して、電圧範囲に対応する色のマーキングを行う。
【0023】
第1の判定において、電池残量がマーキングが必要な電圧範囲でないと判定され、且つ第2の判定において、その電圧範囲でのマーキングが既にされていると判定された場合には、マーキングを行わずに次の処理に進む。
【0024】
その後、CPU41は、取得した電池電圧のデータに基づいて、電池交換が必要か否かの判定を行う。この判定は、電池電圧が予め設定されたエンド電圧より少ないか否かにより行われる。
【0025】
電池電圧がエンド電圧よりも高く、電池交換が必要ないと判定された場合には、撮影者による撮影処理、及び記録済みの画像データの再生等が可能な状態となり、CPU41は、撮影者から撮影や再生の指令を取得した時に、その指令に基づいて各種処理を実行する。このように指令を数回実行した場合、または、一定時間経過した場合には、再び前述した電池残量検出の処理を行う。
【0026】
電池電圧がエンド電圧よりも低く、電池交換が必要であると判定された場合には、CPU41は、表示部13に電池交換を促すメッセージを表示する。
【0027】
撮影者は、電池交換のメッセージを確認した後に、デジタルカメラ10の開放蓋16を開放して電池交換を行う。この時、電池ホルダ15から取り出した使用済みの電池14には、マーキングがされているので、未使用の電池と区別が付きやすいので、電池交換の際に誤って使用済みの電池14を再使用してしまったり、未使用の電池を誤って捨てることはない。また、電池交換が必要のない状態で電池14を電池ホルダ15から取り出した場合でも、電池残量に応じて異なるマーキングがされているので、撮影者は電池の残量を容易に把握することができる。
【0028】
なお、本実施形態においては、電池残量に対応する4種類の色のマーキングを行ったが、これに限るものではなく、電池交換が必要になった時点で、一種類のマーキングのみを行っても良い。この場合でも、電池交換の際に未使用の電池との区別が容易であるので、間違って再使用することはない。
【0029】
また、本実施形態においては、電池を単三型の乾電池を用いて説明したが、これに限るものではなく、他の形状の乾電池を使用しても良いし、電池の本数も2本ではなく、1本や3本以上でも良い。この場合は、ヘッドの形状を適宜変更する必要がある。さらに、消去可能なインクを使用すれば充電式の二次電池でも使用することができ、充電完了時にマーキングを消去すれば良い。
【0030】
さらに、印画ヘッドにインクを浸含させたゴムを用いてマーキングを行ったが、マーキング部にサーマルヘッドやLED等を設け、電池の表面に感熱紙や感光紙を巻き付けておくことにより、マーキングにインクが不要となり使い勝手が良くなる。
【0031】
また、本実施形態においては、携帯機器としてデジタルカメラを用いて説明を行ったが、これに限るものではなく、他の携帯機器でも発明を実施可能である。
【0032】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の携帯機器によれば、電池残量検出手段により電池の残量を検出して、検出した残量に基づいて電池に残量を示すマークをマーキングするマーキング手段を設けたので、電池残量が少なくなって電池交換を行う場合に、撮影者が携帯機器本体から電池を取り出した時に、使用済みの電池と未使用の電池の区別が容易に付くので、誤って使用済みの電池を再使用したり、未使用の電池を捨ててしまったり、充電済みの電池を再充電してしまうことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】デジタルカメラの外観斜視図である。
【図2】電池ホルダとマーキング部を示す外観斜視図である。
【図3】デジタルカメラの電気構成を示すブロック図である。
【図4】デジタルカメラの作用を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
10 デジタルカメラ
13 表示部
14 電池
15 電池ホルダ
30 マーキング部
31 印画ヘッド
31a〜31d ヘッド
40 給電回路
41 CPU
43 電池残量検出部
Claims (2)
- 電池が着脱自在に装填され、この電池を電源として駆動する携帯機器において、
前記電池の残量を検出する検出手段と、この検出手段により検出された電池残量に基づいて、前記電池にマーキングするマーキング手段とを備えたことを特徴とする携帯機器。 - 前記マークマーキング手段は、前記電池残量に対応する複数種類のマーキングを行うことを特徴とする請求項1記載の携帯機器。
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JP2003007316A JP4220785B2 (ja) | 2003-01-15 | 2003-01-15 | 携帯機器 |
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JP2004220932A JP2004220932A (ja) | 2004-08-05 |
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JP2003007316A Expired - Fee Related JP4220785B2 (ja) | 2003-01-15 | 2003-01-15 | 携帯機器 |
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2003
- 2003-01-15 JP JP2003007316A patent/JP4220785B2/ja not_active Expired - Fee Related
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