JP4219480B2 - パンチユニット - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、複写機などに装着されて複写済みの印刷用紙などにパンチ穴を穿設するパンチユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のパンチユニットは、板金加工された多数の板状部品により組み立てられたフレームにポンチシャフト及びダイシャフトが取り付けられており、ダイが装着されるフレームにはパンチかすの案内板が設けられていた。また、各シャフトは、複数のポンチ及びダイの間に設けられた複数の軸受けによって支持されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、フレームを多数の板状部品から組み立て制作することは、その加工が煩雑であるばかりかり、パンチかすの案内板などの付属の板金部品が増加して組立にも多くの手間がかかる不都合がある。更に、各シャフトを支持する軸受けが、ポンチ及びダイの間に設けられているので、その組立手順が複雑化し、時間の掛かるものとなっていた。
【0004】
本発明は、上記事情に鑑み、フレームの加工が簡単で、板金部品を極力低減することが出来、その組立も短時間で簡単に行うことの出来るパンチユニットを提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、ポンチフレーム(2)及びダイフレーム(3)と、
該ポンチフレーム(2)に回転自在に支持されるポンチシャフト(9)と、
前記ダイフレーム(3)に回転自在に支持されるダイシャフト(15)と、
前記ポンチシャフト(9)に装着された複数のポンチ(11)と、
前記ダイシャフト(15)に装着された複数のダイ(19)と、を備え、
前記ポンチシャフト(9)とダイシャフト(15)を回転させることにより、前記ダイ(19)とポンチ(11)を係合させてシート媒体にパンチ穴を穿設することの出来るパンチユニット(1)において、
前記ポンチフレーム(2)及びダイフレーム(3)は、アルミの押し出し又は引き抜きにより一体成形された閉鎖断面を有する筒状の本体(2a,3a)と、該本体の両側端に固定される側板(4A)(4B)と、からなり、
前記ダイシャフト(15)は、前記ダイフレーム(3)の前記本体(3a)に収納されて、前記側板(4A,4B)に回転自在に支持され、
前記ポンチシャフト(9)は、前記ポンチフレーム(2)の前記本体(2a)に収納されて、前記側板(4A,4B)に回転自在に支持され、
前記ダイフレーム(3)及びポンチフレーム(2)の前記本体(3a)(2a)は、媒体通過空間(5)を存して対向して配置され、シート媒体の入口側(E)が前記媒体通過空間を外方に向けて広がるように離れる方向に傾斜して案内面(3c)(2c)を形成し、
かつ該本体の隅部の内の複数の隅部分に、前記側板固定用の溝(3f…)(2f…)を軸方向に形成してなる、ことを特徴とする。
【0006】
請求項2の発明は、前記本体(2a,3a)に形成された溝(2f…)(3f…)は、前記案内面(2c)(3c)となる部分を除いた隅部分に形成され、前記媒体通過空間(5)の反対側の2箇所の隅部分に形成された溝が前記本体(2a)(3a)の内側に形成され、かつ前記シート媒体の排出側隅部分に形成された溝が、前記媒体通過空間を形成するパンチ対向面(2b)(3b)を延長するように前記本体の外側に形成されてなる。
【0008】
請求項3の発明は、前記ダイフレーム(3)の本体(3a)内部に、少なくとも一つのパンチかすガイド面(3h)が前記本体と共に一体成形されていることを特徴として構成される。
【0009】
請求項4の発明は、前記ダイ(19)は、筒状に形成されたダイホルダ(17)を介して前記ダイシャフト(15)に装着されており、
前記ダイホルダ(17)には、該ダイホルダ(17)の径方向の寸法(W2)を小さくする切り欠き部(17b)が形成されて構成される。
【0010】
請求項5の発明は、前記切り欠き部(17b)は、前記ダイホルダ(17)の複数箇所に形成されて構成される。
【0012】
【発明の効果】
請求項1の発明は、ポンチフレーム(2)及びダイフレーム(3)の本体(2a、3a)を閉鎖断面を有する筒状の一体成形部材で形成したので、従来のフレームを多数の板状部品から組み立て形成する場合に比して、加工が極めて容易であり、部品点数を大幅に減少することが出来るばかりか、従来の多数の板状部品を組み立てる方法に比して、板金部品が大幅に減り、組立工数を大幅に削減することが可能となる。
【0013】
また、閉鎖断面形状のポンチフレーム(2)及びダイフレーム(3)により大きな剛性を発揮することが出来、薄肉断面の一体成形部材でも、パンチ動作に耐え得る十分な強度を発揮することが出来、製品の軽量化を図ることが出来る。
【0014】
更に、ポンチフレーム(2)及びダイフレーム(3)の本体(2a、3a)を、押し出しあるいは引き抜き加工により1行程で加工することが出来、加工工数を大幅に削減することが出来る。
【0015】
ポンチシャフト(9)及びダイシャフト(15)が、ポンチフレーム(2)及びダイフレーム(3)の両端部でぞれぞれ回転自在に支持されるので、従来のように、ポンチやダイの間に軸受けを配置する必要が無くなり、組み立て作業を簡単かつ迅速に行うことが出来る。
【0016】
請求項3の発明は、パンチかすガイド面(3h)が前記本体と共に一体成形されているので、従来のように板金加工されたパンチかすの案内板をいちいちフレームに取り付ける手間が無くなり、フレームの構成を単純化することが出来るばかりか、組み立て作業を簡単かつ迅速に行うことが出来る。
【0017】
請求項4及び5の発明は、切り欠き部(17b)により、ダイフレームの寸法(W3)を、ダイホルダ(17)の切り欠き部(17b)の寸法(W2)に合わせて小さく形成することが出来、ダイフレーム(3)の軽量小型に寄与する事が出来る。
【0019】
なお、括弧内の番号等は、図面における対応する要素を示す便宜的なものであり、従って、本記述は図面上の記載に限定拘束されるものではない。
【0020】
【発明の実施の形態】
パンチユニット1は、図1に示すように、側板4A、4Bにより互いに平行に配置位置決めされたポンチフレーム2及びダイフレーム3を有しており、ポンチフレーム2及びダイフレーム3は、図3に示すように、アルミの押し出し(又は、引き抜き)材により一体形成された箱形の閉鎖断面を有する筒状の本体2a、3aをそれぞれ有している。なお、側板4A、4Bは、後述する溝2f、3fの端部に螺設されたねじを介してねじ止めされている。
【0021】
本体2a、3aは、外周部に、パンチ対向面2b、3bが互いに対向する形で形成されており、パンチ対向面2b、3b間には、媒体通過空間5が、前述の側板4A、4Bにより所定の間隙Wで形成されている。パンチ対向面2b、3bの図3右方には、案内面2c、3cが、媒体通過空間5をパンチ対向面2b、3b側から図中右方の外方に向けて末広がりとなる形で形成されている。
【0022】
媒体通過空間5の図中左方は、パンチ対向面2b、3bが図中左方に伸延した形で形成されて媒体排出部6を形成しており、更にパンチ対向面2b、3bには、本体2a、3aの軸心方向である、図1矢印A、B方向に所定の間隔でポンチ突出穴2d及びダイ突出穴3dが、互いに対向する形で3組穿設されている。
【0023】
ダイ突出穴3dの、図1下方には、各ダイ突出穴3dに対応する形でパンチかす排出穴3eがそれぞれ貫通穿設されており、パンチかす排出穴3bは、図3に示すように、本体3aの紙排出部6側に設けられている。
【0024】
本体2a、3aの3隅には、図3に示すように、溝2f、3fが本体の軸心方向に3カ所づつ矢印A、B方向に形成されており、本体3aの図3左下位置の溝3fの、パンチかす排出穴3eに対応した部分には、パンチかす排出棒7が設けられている。パンチかす排出棒7には、V字型に形成された係合部7aが形成されており、係合部7aは、溝3fに、図4破線で示すように、弾性的に係合してパンチかす排出棒7をダイフレーム3に着脱自在に装着している。
【0025】
パンチかす排出棒7の先端は屈曲した形に形成されて掻き落とし部7bを形成しており、掻き落とし部7bは、図4に示すように、先端が後述するダイホルダ17内に挿入されている。
【0026】
ダイフレーム3の本体3aの内側には、パンチかすガイド面3hがダイホルダ17の回転方向である図3矢印C方向に沿った形で斜めに形成されており、ガイド面3h、溝2f、3fなどは本体2a、3aの成形時に、押し出し又は引き抜きにより一体的に成形加工されている。
【0027】
ポンチフレーム2の本体2aには、ポンチシャフト9が本体2aの両側の側板4A、4Bに設けられたベアリング10、10を介して回転自在に支持されており、ポンチシャフト9は、両端のベアリング10により支持される軸受け部10a、10aの径よりも中央部のポンチ支持部9bの径が大径となっている。ポンチ支持部9bには、3個のポンチ11が各ポンチ突出穴2dに対応する形で取り付けねじ12により固着されており、各ポンチ11は、ポンチシャフト9が1回転する間に、一度だけ各ポンチ突出穴2dから同時にダイ突出穴3d方向に突出することが出来る。
【0028】
ポンチ支持部9の図1右方にはギヤ13が固着しており、ギヤ13はダイシャフト15の一端に設けられたギヤ16と噛合している。ダイシャフト15は、ダイフレーム3に側板4A、4B及びベアリング10、10を介してその両端を回転自在に支持されている。ダイシャフト15も、ポンチシャフト9と同様に、両端のベアリング10により支持される軸受け部15a、15a及び中央部のダイ支持部15bを有しており、軸受け部15a、15aの径よりも中央部のダイ支持部15bの径は大径となっている。ダイ支持部15bには、3個のダイホルダ17が各ダイ突出穴3dに対応する形で取り付けねじ12により固着されており、各ダイホルダ17に装着されたダイ19は、ダイシャフト15が1回転する間に、一度だけ各ダイ突出穴3dから同時にポンチ突出穴2d方向に突出することが出来る。
【0029】
ダイホルダ17は、図3及び図4に示すように、略円筒状の本体17aを有しており、本体17aには直径がDの円筒部分と、その円筒部分を切り欠いた切欠き部17bが形成されている。この切り欠き部17bにより、ダイホルダ17の切り欠き部17b部分の径方向の寸法W2は、前述の直径Dよりも小さく、ダイフレーム3の本体3aの、パンチ打ち抜き方向である図3上下方向の内寸W3よりも小さく形成されている。
【0030】
本体17aには中実円盤状のシャフト支持部17cが形成されており、シャフト支持部17cの図4右方には、中空筒状に形成されたダイ支持部17dが形成されている。ダイ支持部17dの円筒部分にはダイ19が、ダイ支持部17dをダイシャフト15方向に貫通する形で設けられており、本体17aの中央部には軸穴17eが矢印A、B方向に貫通穿設されている。軸穴17eには、前述のダイシャフト15が挿着されており、各ダイホルダ17は本体17aに螺合した取り付けねじ12によりダイシャフト15に固着されている。
【0031】
また、ポンチシャフト9及びダイシャフト15は、ポンチフレーム2及びダイフーム3内で、ポンチ11及びダイホルダ17を装着した状態で、本体内面と干渉することなく回転可能に軸支されており、対応する各ポンチ11及びダイ19は、ポンチシャフト9及びダイシャフト15が一回転する毎に、図3に示すように、各ポンチ11が対応するダイ19に同時に嵌入係合するように、各シャフト9、15のギヤ13、16の噛み合い位相が調整されている。なお、ダイシャフト15の、図1左端部は、ダイフレーム3から左方に突出しており、入力軸部15cを構成している。
【0032】
パンチユニット1は、以上のような構成を有するので、図示しない紙などのシート媒体は図3矢印E方向から搬入されパンチユニット1のポンチフレーム2とダイフレーム3の間の媒体通過空間5に挿入される。媒体通過空間5には、その入り口部が、本体2a、3aに形成された案内面2c、3cにより末広がりに形成されているのでシート媒体は、円滑に媒体通過空間5内に案内される形で挿入される。なお、シート媒体が媒体通過空間5内に挿入される時点では、ダイ19及びポンチ11は、媒体通過空間5に対向した状態にはなく、ポンチ11はその先端がポンチフレーム2内の本体3a内部に、ダイ19もダイホルダ17によりダイフレーム3の本体3a内部に、共に退避した状態に位置決めされているので、シート媒体の媒体通過空間5内への挿入は、媒体がダイ19及びポンチ11にひっ掛かることなく円滑に挿入される。
【0033】
シート媒体が媒体通過空間5内に挿入され、所定位置に停止されたところで、図示しないモータなどの駆動手段が駆動されて、ダイシャフト15の入力軸部15cを矢印C方向に回転駆動させる。すると、ダイシャフト15もダイホルダ17と共にC方向に回転を開始し、ギヤ16、13を介してポンチシャフト9も、図3F方向に回転を開始する。ダイシャフト15及びポンチシャフト9が回転すると、ダイホルダ17及びポンチ11も矢印C、及びF方向に移動を開始し、両者は、ポンチ突出穴2d及びダイ突出穴3dから媒体通過空間5内に突出し、媒体通過空間5内に挿入された状態のシート媒体を、図3の上下両側から挟み込み、ポンチ11がダイ19内に嵌入してシート媒体にパンチ穴を打ち抜く。
【0034】
更に、ダイシャフト15及びポンチシャフト9は回転し続け、ダイホルダ17及びポンチ11も矢印C、及びF方向に回転を継続すると、ポンチ11はダイ19から再度離れ、所定位置に停止される。このときポンチ11が打ち抜いたパンチかす21は、図4に示すように、ダイホルダ17の筒状のダイ支持部17d内に落下する。
【0035】
パンチされたシート媒体は、図3左方へ搬出され、次いで、次にパンチすべきシート媒体が図中右方から再度挿入される形で、連続的にポンチ11及びダイ19によるパンチ動作が行われてゆく。こうして、連続的にパンチ動作が行われると、パンチかす21が、ダイホルダ17のダイ19とダイシャフト15の間の空間22に、図4に示すように詰まってしまう状態になるが、当該空間22には、既に述べたように、パンチかす排出棒7の先端の掻き出し部7bが嵌入しているので、仮にパンチかす21が、ダイホルダ17のダイ19とダイシャフト15の間の空間22に詰まってしまっても、ダイホルダ17が回転する度に、パンチかす排出棒7が当該詰まったパンチかす21をダイホルダ17外部に掻き出すので、パンチかす21がダイホルダ17内に詰まってしまい、ダイ19からの新たなパンチかす21の排出が困難となり、パンチ動作が不安定となるような事態の発生は未然に防止される。
【0036】
また、ダイホルダ17からダイフレーム3の本体3a内部に排出されたパンチかす21は、本体3a内部に形成されたパンチかすガイド面3hによりガイドされる形で矢印C方向に移動し、排出穴3eから外部に排出される。
【0037】
パンチユニット1よるパンチ動作はこのように行われるが、このパンチユニット1を組み立てる場合には、以下の手順で行う。
【0038】
まず、ポンチ11をポンチシャフト9の所定位置に、取り付けねじ12により装着すると共に、ダイ19の装着されたダイホルダ17をダイシャフト15の所定位置に取り付けねじ12により装着する。この状態で、ポンチシャフト9及びダイシャフト15をポンチフレーム2及びダイフレーム3内に挿入し、側板4A、4B、ベアリング10を介してそれらフレーム内に回転自在に支持する。この際、ダイホルダ17の円筒部分の直径Dは、ダイフレーム3の本体3aの図3上下方向の内寸W3よりも大きく、そのままでは、ダイホルダ17をダイフレーム3内に挿入することが出来ないが、既に述べたように、ダイホルダ17には、径方向の寸法W2が、W3よりも小さな切り欠き部17bが形成されているので、当該切り欠き部17bを図3に示すように、図中下方に位置させた状態でダイフレーム3の本体3a内にダイシャフト15と共に挿入することにより、ダイホルダ17とダイフレーム3が干渉することが無くなり、円滑に組み立て動作を行うことが出来る。
【0039】
こうして、ダイシャフト15及びポンチシャフト9が各フレーム内に挿入されたところで、ダイ19とポンチ11の位相合わせを行い、ギヤ13、16を装着し、組立が終了する。
【0040】
なお、ダイフレーム3に形成された排出穴3eは、パンチかす21をダイフレーム3外部に排出することができれば、パンチユニット1の設置状態や、シート媒体の挿入方向などに応じて、どのような位置に形成しても良く、例えば図3の矢印Gに示す位置に形成する事も当然可能である。
【0041】
また、パンチかす案内面3hも、パンチユニット1の設置状態や、シート媒体の挿入方向、ダイホルダ17の回転方向などによるパンチかすの流れに応じて、ダイフレーム3の本体3a内部のどのような位置に形成しても良く、また図3の断面における複数箇所、例えば、図3のダイホルダ17の左側ばかりか、右側の位置Hなどに形成することも可能である。
【0042】
更に、ダイホルダ17に形成される切り欠き部17bの形状、個数及び形成位置は、ダイホルダ17の円筒部分の直径Dよりも、ダイホルダ17の径方向の寸法W2を小さくすることが出来る限り、任意である。例えば、図7に示すように、2カ所の切り欠き部17b、17bを、ダイホルダ17の両側に180゜ピッチで形成することも可能である。
【0043】
本発明の実施の形態から外れるが、図7に示すように、一枚の板材23を板金による折り曲げ加工により、図6に示すように筒状に、複数の部品に分かれることなく一体的に成形して形成したものもある。
【図面の簡単な説明】
【図1】パンチユニットの一例を示す正面図。
【図2】図1の底面図。
【図3】図1のI−I断面図。
【図4】図1のパンチユニットのダイホルダ部分の拡大断面図。
【図5】パンチユニットの別の例を示す断面図。
【図6】ダイフレーム及びポンチフレームの別の例を示す斜視図。
【図7】図6のダイフレーム及びポンチフレームの板金加工に際した展開図である。
【符号の説明】
1 パンチユニット
2 ポンチフレーム
3 ダイフレーム
2a、3a 本体
3h パンチかすガイド面
9 ポンチシャフト
11 ポンチ
15 ダイシャフト
17 ダイホルダ
17b 切り欠き部
19 ダイ
23 板材
W2 寸法
Claims (5)
- ポンチフレーム及びダイフレームと、
該ポンチフレームに回転自在に支持されるポンチシャフトと、
前記ダイフレームに回転自在に支持されるダイシャフトと、
前記ポンチシャフトに装着された複数のポンチと、
前記ダイシャフトに装着された複数のダイと、を備え、
前記ポンチシャフトとダイシャフトを回転させることにより、前記ダイとポンチを係合させてシート媒体にパンチ穴を穿設することの出来るパンチユニットにおいて、
前記ポンチフレーム及びダイフレームは、アルミの押し出し又は引き抜きにより一体成形された閉鎖断面を有する筒状の本体と、該本体の両側端に固定される側板と、からなり、
前記ダイシャフトは、前記ダイフレームの前記本体に収納されて、前記側板に回転自在に支持され、
前記ポンチシャフトは、前記ポンチフレームの前記本体に収納されて、前記側板に回転自在に支持され、
前記ダイフレーム及びポンチフレームの前記本体は、媒体通過空間を存して対向して配置され、シート媒体の入口側が前記媒体通過空間を外方に向けて広がるように離れる方向に傾斜して案内面を形成し、かつ該本体の隅部の内の複数の隅部分に、前記側板固定用の溝を軸方向に形成してなる、
ことを特徴とするパンチユニット。 - 前記本体に形成された溝は、前記案内面となる部分を除いた隅部分に形成され、前記媒体通過空間の反対側の2箇所の隅部分に形成された溝が前記本体の内側に形成され、かつ前記シート媒体の排出側隅部分に形成された溝が、前記媒体通過空間を形成するパンチ対向面を延長するように前記本体の外側に形成されてなる、
請求項1記載のパンチユニット。 - 前記ダイフレームの本体内部に、少なくとも一つのパンチかすガイド面が前記本体と共に一体成形されていることを特徴とする、請求項1記載のパンチユニット。
- 前記ダイは、筒状に形成されたダイホルダを介して前記ダイシャフトに装着されており、
前記ダイホルダには、該ダイホルダの径方向の寸法を小さくする切り欠き部が形成されている、請求項1又は2記載のパンチユニット。 - 前記切り欠き部は、前記ダイホルダの複数箇所に形成されている、請求項4記載のパンチユニット。
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