JP2001088226A - 溝形成装置 - Google Patents

溝形成装置

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JP2001088226A
JP2001088226A JP26528899A JP26528899A JP2001088226A JP 2001088226 A JP2001088226 A JP 2001088226A JP 26528899 A JP26528899 A JP 26528899A JP 26528899 A JP26528899 A JP 26528899A JP 2001088226 A JP2001088226 A JP 2001088226A
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JP
Japan
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knife
flap
corrugated cardboard
cardboard sheet
cut
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JP26528899A
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Yasuyuki Baba
康之 馬場
Tadashi Yano
忠 矢野
Kazuya Sugimoto
和也 杉本
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 段ボールシートのフラップの側辺が傾斜する
ように屑を切り取って、フラップに逃がし部を形成しな
がら段ボールシートに溝を形成する加工を行なう場合
に、段ボール箱の寸法等に応じて段ボールシートに溝を
形成する刃(カッタやナイフ等)の位置を調整できるよ
うにする。 【解決手段】 段ボールシート1から屑を切り取って段
ボールシート1のフラップ間の溝を形成する溝形成装置
において、フラップの側辺の少なくとも一部が斜めにな
るようにフラップ間の溝の一部を構成する斜めの切れ目
を入れる第1の刃37と、第1の刃37による切れ目に
連なるように切り込みを入れて段ボールシート1から屑
を切り取ってフラップ間の溝を形成する第2の刃53
(50,51)とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、段ボールシートを
加工して段ボール箱を製造する段ボール製函機に備えら
れ、段ボールシートに溝を形成する、溝形成装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図8は、最も一般的に使われる段ボール
箱(A式箱と称する)を示しており、図7は、その展開
形状を示す図である。このような段ボール箱は、一般に
フレキソプリンタスロッタ,フレキソフォルダグルア等
によって、コルゲータで製造された段ボールシート(ブ
ランクシート,製函原紙ともいう)1を加工して形成さ
れる。
【0003】つまり、段ボールシート1を、スリッタナ
イフ,スロッタナイフ及びフラップカッタにより、図7
中、ハッチングで示すように切り取って、スリット屑
2,スロット屑3及びフラップ屑4を取り除き、フラッ
プ7,グルーフラップ(糊付代)8を形成するととも
に、図7中、破線で示すように段ボールシート1の幅方
向に延びる罫線5を加工することで、段ボールシート1
が形成される。そして、この段ボールシート1を折り畳
み、グルーフラップ8を糊付けする折り畳み加工を行な
って、この折り畳み加工された段ボールシート1を組み
立てることで段ボール箱が形成される。なお、図7に示
すように、段ボールシート1の長手方向に延びる罫線6
は、通常、コルゲータで入れられる。
【0004】ここで、段ボールシート1からスロット屑
3を切り取って段ボールシート1に溝を形成することで
形成される各フラップ7のそれぞれの側辺は平行に形成
され、段ボールシート1の外辺に対して直角に形成され
る。ところで、このような段ボール箱(A式箱)は、図
8に示すように組み立てられるが、フラップ7のうち、
折り畳まれた状態で内側にくる内フラップ7bの側辺を
折り畳む場合に、直立状態になっている折り畳まれた状
態で外側にくる外フラップ7aの側辺に当たって引っ掛
かり、段ボール箱組立時の折り畳み作業がスムーズにい
かないことがある。例えば、段ボールシート1に反りが
あり、フラップ7が内側に反っているような場合や段ボ
ール箱を正確に矩形状に開かないままフラップ7の折り
畳みを行なったような場合に、このような不具合が起こ
り易い。
【0005】特に、近年、オートケーサが多く用いられ
るようになっており、これが機械のジャムアップ等の原
因になっている。このため、図9に拡大して示すよう
に、折り畳んだ状態で内側にくる内フラップ10bの側
辺をわずかに傾斜させて加工することで逃がし部10c
を形成するようになっている。なお、図9中、符号10
aで示す外フラップの側辺は段ボールシート1の外辺に
対して直角に形成される。
【0006】なお、逃がし部10cは内フラップ10b
の全長に亘って形成されることもあるし、図9に拡大し
て示すように内フラップ10bの側辺の一部に形成され
ることもある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のスリ
ッタナイフやスロッタナイフは、段ボールシート1の幅
方向に切り込みを入れるものであり、図7に示すよう
に、フラップ7の側辺が平行になるようにスリット屑2
やスロット屑3(図7参照)を切り取ることはできる
が、図9に示すように、内フラップ10bの側辺に逃が
し部10cが形成されるように段ボールシート1からス
ロット屑11やスリット屑12を切り取る加工を行なう
ことができない。このため、内フラップ10bの側辺の
逃がし部10cは、図10(a), (b)に示すような総
形のナイフ(スロッタナイフ)13を有する打抜ダイ1
4で打抜加工を行なうことにより形成している。なお、
図10(a)は総形のナイフ13を有する打抜ダイ14
の一部を示す模式的な断面図であり、図10(b)は、
円筒状の打抜ダイ14を平面状に展開して示した図であ
る。また、図10(b)中、二点鎖線は打抜ダイ14に
より加工される段ボールシート1を示している。
【0008】この場合、段ボール製函機は、図11に示
すように、給紙部20、印刷部21、排紙部22を備
え、さらに印刷部21と排紙部22との間にダイカット
部(打抜部)60を備えるものとして構成される。な
お、図11中、符号40はアンビル軸を示しており、符
号52は段ボールシート1から切り取られた屑を取り除
くストリッパを示しており、符号55,56は罫線5を
加工する上下のクリーザヘッドを示しており、符号57
はシートを送るための送りロールを示している。
【0009】ダイカット部60には、図11に示すよう
に、ダイカットシリンダ61が備えられている。このダ
イカットシリンダ61には、図12に示すように、多数
のねじ穴62が設けられており、ナイフ13を埋め込ま
れた打抜ダイ14をこれらのねじ穴62にボルト63を
螺合させることでダイカットシリンダ61に固定してい
る。
【0010】また、図10(b)に示すような打抜ダイ
14では、グルーフラップ8の成形及びスリット屑12
の切り離しを行なうことはできないため、これらの成形
及び切り離しは、図11に示すように、シート搬送方向
下流側に配設されたスロッタナイフを構成する上ナイフ
50及び下ナイフ51を備えるスロッタ軸上にフラップ
カッタやスリッタナイフを取り付け、これらのカッタや
ナイフにより加工することになる。
【0011】なお、図13に示すように、打抜ダイ14
にグルーフラップ8を形成するためのフラップカッタ1
5やスリット屑12を切り離すためのスリッタナイフ1
6を追加して配設すれば、スロッタ軸上にフラップカッ
タやスリッタナイフを取り付けることなく、打抜ダイ1
4のみで箱形状に仕上げることもできる。また、グルー
フラップ8側に形成されるフラップ10bの側辺にも逃
がし部10cを形成することもできる。
【0012】しかしながら、例えば特公昭53−330
2号公報(公報1)に開示されているように、フラップ
7の側辺が平行になるように段ボールシート1からスロ
ット屑3(図7参照)を切り取って段ボールシート1に
溝を形成するものでは、段ボール箱の寸法等に応じてス
ロッタナイフ53を移動可能に構成したものも提案され
ているが、フラップ7の側辺が傾斜するように加工して
フラップ7に逃がし部を形成する加工を行なう場合に
は、上述したように(図12参照)、ナイフ13を備え
る打抜ダイ14をダイカットシリンダ61に固定するよ
うにしているため、段ボール箱の寸法に応じてナイフ1
3を移動させるのは困難である。
【0013】このため、上述のような総形のナイフ13
を有する打抜ダイ14によりフラップ7の側辺が傾斜す
るようにスロット屑11を切り取って、フラップ7に逃
がし部を形成しながらスロット溝を形成する加工を行な
う場合、種々の段ボール箱の寸法に応じて打抜ダイ14
を製造しなければならず、打抜ダイ14の製造コストが
かかる。また、段ボール箱の寸法が変わる毎に打抜ダイ
14をそっくり交換しなければならないため、その交換
作業が煩雑で、さらに時間もかかることになり、ひいて
は機械の稼働率を低下させることにもなる。
【0014】そこで、打抜ダイ14をこれに取り付けら
れるナイフ13毎に各ブロックに分割して構成し、段ボ
ール箱の寸法が変わる毎にダイカットシリンダ61上で
各ブロックをそれぞれ位置決めを行ないながら取り付け
ることも考えられるが、これでは細切れの各ブロックの
それぞれについて位置決めを行なって取り付ける必要が
あり、莫大な手間と時間がかかり、ひいては機械の稼働
率を低下させることになる。
【0015】ところで、上述のように、総形のナイフ1
3を有する打抜ダイ14により打抜加工を行なって屑を
切り取り、これにより段ボールシート1に溝を形成する
場合、段ボールシート1から切り取られる屑(例えばス
ロット屑)を除去する必要がある。例えば、実公平6−
34958号公報(公報2)では、打抜ダイにより打抜
加工を行なう際に生じる打抜屑(例えばスロット屑等)
をストリッピングシリンダを用いて除去している。しか
し、このようなストリッピングシリンダを用いて屑を除
去する場合、装置構成が大がかりとなってしまう。
【0016】また、上述のように、総形のナイフ13を
有する打抜ダイ14により、段ボールシート1からスロ
ット屑11を切り取った後、シート搬送方向下流側に配
設されたスロッタナイフ53を構成する上ナイフ50及
び下ナイフ51によりグルーフラップ8の成形及びスリ
ット屑12の切り取りを行なう場合、スロット屑11の
除去をダイカット部60で行ない、スリット屑12及び
フラップ屑4の除去を排紙部22で行なうことになるた
め、ストリッパやストリッピングシリンダ等の屑処理手
段をダイカット部60と排紙部22とに別個に設けるこ
とが必要となる。
【0017】一方、打抜ダイ14に総形のナイフ13の
ほかにフラップカッタ15やスリッタナイフ16も配設
する場合(図13参照)には、屑処理手段を別個に設け
る必要はなくなるが、打抜ダイ14に配設されたナイフ
やカッタにより打抜加工を行なうため、上述の公報2に
開示されているようなストリッピングシリンダを設ける
必要があり、この場合には段ボール箱の寸法等に応じて
ナイフやカッタを備える打抜ダイ14を移動させるのが
困難である。
【0018】本発明は、このような課題に鑑み創案され
たもので、段ボールシートのフラップの側辺が傾斜する
ように屑を切り取って、フラップに逃がし部を形成しな
がら段ボールシートに溝を形成する加工を行なう場合
に、段ボールシートから切り取られる屑をまとめて処理
できるようにして、屑処理を効率的に行なえるようにし
た、溝形成装置を提供することを目的とする。
【0019】また、段ボール箱(段ボールシート)の寸
法等に応じて段ボールシートに溝を形成する刃(カッタ
やナイフ等)の位置調整を容易に行なえるようにし、機
械の稼働率を向上させるとともに、打抜ダイの製造コス
トの低減を図れるようにした、溝形成装置を提供するこ
とを目的とする。また、本発明は、刃(カッタやナイフ
等)の位置調整を妨げないようにしながら、段ボールシ
ートから切り取られた屑の除去を装置の小型化を図りつ
つ、簡単な構成で、容易にかつ確実に行なえるようにし
た、溝形成装置を提供することをも目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1記載
の本発明の溝形成装置は、段ボールシートから屑を切り
取って段ボールシートのフラップ間の溝を形成する溝形
成装置において、フラップの側辺の少なくとも一部が斜
めになるようにフラップ間の溝の一部を構成する斜めの
切れ目を入れる第1の刃と、第1の刃による切れ目に連
なるように切り込みを入れて段ボールシートから屑を切
り取ってフラップ間の溝を形成する第2の刃とを備える
ことを特徴としている。
【0021】請求項2記載の本発明の溝形成装置は、請
求項1記載の構成において、段ボールシートに対して該
第1の刃及び該第2の刃の位置を調整する位置調整手段
を備えることを特徴としている。請求項3記載の本発明
の溝形成装置は、請求項1又は2記載の構成において、
第1の刃及び該第2の刃により切り取られた段ボールシ
ートの屑を除去するストリッパを備えることを特徴とし
ている。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面により、本発明の実施
の形態について説明する。本実施形態にかかる溝形成装
置は、例えば図1に示すような段ボールシート1を加工
して段ボール箱を製造する段ボール製函機に備えられ、
特に、段ボールシート1のフラップの側辺が斜めになる
ように段ボールシート1から屑を切り取って段ボールシ
ート1のフラップ間の溝を形成するものである。
【0023】この段ボール製函機は、図1に示すよう
に、給紙部20,印刷部21,排紙部22を備えて構成
されるが、これらの構成は、従来のフレキソプリンタス
ロッタの構成と同様である。本実施形態では、図1に示
すように、さらに印刷部21と排紙部22との間にフラ
ップ加工ユニット23が設けられている。
【0024】ここで、フラップ加工ユニット23につい
て、図1,図2を参照しながら説明する。フラップ加工
ユニット23は、図2に示すように、複数個(ここでは
4個)のヘッド33,ダイ36,ナイフ(第1の刃)3
7,アンビル軸40を備えて構成される。そして、この
フラップ加工ユニット23により、段ボールシート1に
斜めの切れ目を入れることで、段ボールシート1のフラ
ップの側辺が傾斜するように段ボールシート1のフラッ
プ10bに逃がし部10c(図9参照)を形成する加工
を行なうものである。
【0025】そして、このフラップ加工ユニット23に
より、段ボールシート1に斜めの切れ目を入れた後、後
述するように、排紙部22でこの斜めの切れ目に連なる
ように段ボールシート1からスロット屑11,スリット
屑12及びフラップ屑4を切り取ることで段ボールシー
ト1にスロット溝,グルーフラップ8等を形成する加工
が行なわれ、これにより段ボールシート1に逃がし部1
0cを備えるフラップ10bが形成されるようになって
いる。
【0026】ここで、複数個(ここでは4個)のヘッド
33は、フレーム30に回転自在に支持された軸(第1
の軸)31に軸線方向へ摺動可能に取り付けられてい
る。なお、ここでは、段ボールシート1を折り畳んだ状
態で内側にくる内フラップ10b(図9参照)が段ボー
ルシート1の一側に2枚あり(他側にも2枚ある)、こ
の内フラップ10bの側辺が4つあり、これらの4つの
側辺のそれぞれを傾斜させるように屑を切り取って、そ
れぞれのフラップ10bに逃がし部10cを形成するた
めに、4個のヘッド33を設け、これらのヘッド33に
ナイフ37を埋め込まれたダイ36を取り付けるように
なっている。そして、この軸31が、軸端部に連結され
た歯車32を介して駆動されるようになっている。
【0027】これらの各ヘッド33は、位置決め装置3
4により軸31上の軸線方向位置(水平方向位置)を決
められるようになっている。なお、位置決め装置34
は、第1の刃としてのナイフ37の軸線方向位置を調整
する機能を有するため、これを第1の刃軸線方向位置調
整手段(位置調整手段)ともいう。ここで、位置決め装
置34は、図2に示すように、ステー34a,複数のヨ
ーク34bを備えて構成される。ステー34aは、その
軸線が軸31の軸線に平行になるように、両側のフレー
ム30,30の間に掛け渡されており、このステー34
aに各ヘッド33に連結されたそれぞれのヨーク34b
がステー34aの軸線方向へ摺動可能に取り付けられて
いる。また、各ヨーク34bには図示しないねじ軸に螺
合されており、このねじ軸を図示しないモータで回転駆
動することによって各ヨーク34bをステー34aの軸
線方向に沿ってステー34a上を移動させることができ
るようになっている。これにより、各ヘッド33を軸3
1の軸線方向へ移動させ、その軸線方向位置を調整でき
るようになっている。
【0028】また、これらの各ヘッド33は円筒状に構
成されており、ナイフ37を埋め込まれた2つのダイ3
6がヘッド33の円周方向に沿って直列になるように取
り付けられている。これらのナイフ37を埋め込まれた
ダイ36は、ヘッド33の円周方向位置を調整可能に取
り付けられている。つまり、図6に示すように、各ヘッ
ド33には蟻溝33aがヘッド33の円周方向に沿って
設けられており、各ダイ36には蟻溝36aがヘッド3
3の円周方向に沿って設けられている。そして、ヘッド
33の蟻溝33aに収納されうるナット38と、ダイ3
6の蟻溝36aに収納されうるボルト39とにより、ダ
イ36がヘッド33の外周面に固定されるようになって
いる。これにより、ボルト39を緩めることで、ダイ3
6をヘッド33の円周方向の任意の位置に移動させるこ
とができるようになっている。なお、ナット38,ボル
ト39,蟻溝33a,蟻溝36aにより第1の刃として
のナイフ37の円周方向位置を調整する第1の刃円周方
向位置調整手段(位置調整手段)が構成される。
【0029】ここで、ナイフ37は、図3に示すよう
に、フラップ10bの逃がし部10c(図9参照)の傾
斜に応じた角度(所定角度)の切れ目54を入れるよう
に配設されている。つまり、ナイフ37を埋め込まれた
ダイ36は、ナイフ37が段ボールシート1の搬送方向
に対して斜めになるように配設され、段ボールシート1
に図9のフラップ10bの逃がし部10cの傾斜に応じ
た角度の切れ目54を入れることができるようになって
いる。
【0030】なお、ナイフ37を埋め込まれたダイ36
は、2組設けられている。つまり、段ボールシート1の
一側(段ボール箱の上側又は下側を構成する)のフラッ
プ10bに切れ目54を入れてフラップ10bの逃がし
部10cを形成するものと、段ボールシート1の他側
(段ボール箱の下側又は上側を構成する)のフラップ1
0bに切れ目54を入れてフラップ10bの逃がし部1
0cを形成するものとの2組のダイ36が取り付けられ
ている。
【0031】なお、ナイフ37の長さ(ヘッドの円周方
向への長さ)は、この機械で加工される最長フラップよ
りも長くしてある。なお、図3において、シート1を二
点鎖線、排紙部22で切断加工する部分を破線で示して
いる。また、ナイフ37により加工される切れ目54の
長さ(これはスロッタ溝の一方の側辺の一部を構成す
る)は、後述のスロッタナイフ53を構成する上ナイフ
50及び下ナイフ51で切り取られるスロッタ溝の一方
の側辺の長さと必ずしも同一である必要はなく、ナイフ
37により加工された切れ目54の長さが、後述のスロ
ッタナイフ53を構成する上ナイフ50及び下ナイフ5
1で切り取られるスロッタ溝の一方の側辺の長さよりも
長くても良い。
【0032】また、アンビル軸40は、軸31に対向す
るようにフレーム30に支持されている。そして、この
アンビル軸40は、その軸端部に連結された歯車41を
介して駆動されるようになっている。つまり、歯車41
は、ナイフ37を埋め込まれたダイ36を取り付けられ
る軸31の端部に連結された歯車32と噛み合うように
なっており、これによりナイフ37の周速とアンビル軸
40の周速とが所定の速度比(通常1対1)で回転する
ようになっている。なお、歯車41はフラップ加工ユニ
ット23の上流側の印刷部の歯車と噛み合っており、こ
の印刷部の歯車を介して駆動されるようになっている。
【0033】ここで、ナイフ37とアンビル軸41の表
面との組み合わせは、ソフトカットの組み合わせでも、
ハードカットの組み合わせでも良い。ここで、ソフトカ
ットの組み合わせとは、ナイフ37を鋸刃ナイフにより
構成し、アンビル軸41を弾性体アンビルにより構成す
ることをいう。また、ハードカットの組み合わせとは、
ナイフ37を直刃ナイフにより構成し、アンビル軸41
を硬質アンビルにより構成することをいう。
【0034】次に、排紙部22のスロット加工部につい
て説明する。排紙部22のスロット加工部は、従来のス
ロッタと同様に構成され、フラップ加工ユニット23の
シート搬送方向下流側に配設される。この排紙部22の
スロット加工部は、図5に示すように、段ボールシート
1に形成する溝に幅があり、また厚さもあるため、上ナ
イフ50及びそれを挟むように両側に設けられた下ナイ
フ51からなるスロッタナイフ53を備えて構成され、
これらの両側のエッジで段ボールシート1を切り取って
段ボールシート1に溝を形成する加工を行なうようにな
っている。つまり、上述のように、フラップ加工ユニッ
ト23により、段ボールシート1に斜めの切れ目54を
入れた後、フラップ加工ユニット23のシート搬送方向
下流側に配設された排紙部22のスロット加工部で、第
2の刃としての上ナイフ50及び下ナイフ51によっ
て、上述のナイフ37による斜めの切れ目54に連なる
ように段ボールシート1からスロット屑11を切り取る
ことで段ボールシート1にスロット溝が形成され、これ
により段ボールシート1に逃がし部10cを備えるフラ
ップ10bが形成されるようになっている。
【0035】なお、排紙部22のスロット加工部では、
スロッタナイフ53を構成する第2の刃としての上ナイ
フ50及び下ナイフ51と同様に構成されるスリッタナ
イフ及びフラップカッタも備えられており、これにより
スリット屑12を切り取る加工及びフラップ屑4が切り
取ってグルーフラップ8を成形する加工も行なわれるよ
うになっている。
【0036】そして、これらの上ナイフ50及び下ナイ
フ51により切り取られたスロット屑11,スリット屑
12及びフラップ屑4は下ナイフ51,51間に挟まれ
て移動し、下ナイフ51,51間に挿入されたストリッ
パ52により掻き出されて下ナイフ51から排出される
ようになっている。なお、図1中、符号55,56は罫
線5を加工する上下のクリーザヘッドを示しており、符
号57はシートを送るための送りロールを示している。
【0037】ここで、上ナイフ50は、フレーム30に
回転自在に支持されたスロッタ軸(第2の軸)50aの
軸線方向へ摺動可能に取り付けられた複数個(ここでは
3個)のヘッド50b上に複数のボルト(第2の刃円周
方向位置調整手段,位置調整手段)を介して固定されて
いる。そして、これらのボルトを緩めることでスロッタ
軸50aの円周方向へ移動させて上ナイフ50の円周方
向位置を調整できるようになっている。
【0038】また、これらのヘッド50bは円筒状に構
成されており、上ナイフ50は、ヘッド50bの円周方
向に沿って直列になるように2つ取り付けられている。
つまり、段ボールシート1の一側(段ボール箱の上側又
は下側を構成する)にスロット溝を形成するものと、段
ボールシート1の他側(段ボール箱の下側又は上側を構
成する)にスロット溝を形成するものとの2つの上ナイ
フ50が取り付けられている。また、これらの上ナイフ
50は、スロッタ軸50aの軸線方向へ複数対(ここで
は、3対)設けられている。
【0039】一方、下ナイフ51は、フレーム30に回
転自在に支持されたスロッタ軸(第2の軸)51aの軸
線方向へ摺動可能に取り付けられた複数個(ここでは3
個)の円筒状のヘッド51bに、ヘッド51bの円周方
向に沿ってその全周にわたって取り付けられている。そ
して、これらの各ヘッド50b,51bは、図示しない
位置決め装置によりスロッタ軸50b,51b上の軸線
方向位置(水平方向位置)を決められるようになってい
る。なお、位置決め装置は、第2の刃としての上ナイフ
50及び下ナイフ51の軸線方向位置を調整する機能を
有するため、これを第2の刃軸線方向位置調整手段(位
置調整手段)ともいう。
【0040】例えば、位置決め装置は、軸線がスロッタ
軸50b(51b)の軸線に平行になるように両側のフ
レーム30,30間に掛け渡されたステーと、この軸の
軸線方向へ摺動可能に取り付けられ、各ヘッド50b
(51b)のそれぞれに連結された複数のヨークとを備
えて構成される。そして、ヨークには図示しないねじ軸
が螺合されており、このねじ軸を図示しないモータで回
転駆動することによって各ヨークをステーの軸線方向に
沿ってステー上を移動させることができるようになって
いる。これにより、各ヘッド50b,51bをスロッタ
軸50b,51bの軸線方向へ移動させ、その軸線方向
位置を調整できるようになっている。
【0041】なお、これらのスロッタ軸50a,51a
の軸端部には図示しない駆動歯車が連結されており、こ
れらの駆動歯車を介して回転駆動されるようになってい
る。ストリッパ52は、フラップ加工ユニット23のナ
イフ37及び排紙部22の上ナイフ50及び下ナイフ5
1により切り取られ、下ナイフ51,51間に挟まった
スロット屑11,スリット屑12及びフラップ屑4を下
ナイフ51,51間から掻きだして除去するものであ
る。このため、例えばストリッパ52は、下ナイフ5
1,51間の隙間に挿入しうる板状部材52aを備えて
構成される。この板状部材52aは回転可能に構成され
ており、段ボール箱の寸法に応じて上ナイフ50及び下
ナイフ51の位置調整を行なうべく上ナイフ50及び下
ナイフ51を移動させる場合には、板状部材52aが下
ナイフ51,51間の隙間から外側へ移動するようにな
っている。これにより、段ボール箱の寸法に応じた上ナ
イフ50及び下ナイフ51の位置調整を容易に行なえる
ようになっている。
【0042】本発明の一実施形態としての溝形成装置
は、上述のように構成されるので、この装置による段ボ
ールシート1への溝の形成(フラップ加工)は、以下の
ように行なわれる。つまり、まずフラップ加工ユニット
23で、図3に示すように、ナイフ37によりスロット
溝の一部を構成するように傾斜した切れ目54が入れら
れる。
【0043】次いで、排紙部22のスロット加工部で、
上ナイフ50及び下ナイフ51により、フラップ加工ユ
ニット23で傾斜した切れ目54に連なるようにスロッ
ト溝の残りの部分が切断されてスロット屑11,スリッ
ト屑12が切り取られる。これにより、段ボールシート
1のフラップ10bに逃がし部10c(図9参照)が形
成され、段ボールシート1にスロット溝が形成される。
なお、この排紙部22のスロット加工部では、上ナイフ
50及び下ナイフ51により、フラップ屑4も切り取ら
れ、グルーフラップ8が成形される。
【0044】ここで、排紙部22におけるフラップ加工
の様子を図4,図5を参照しながら説明する。ここで、
図4はスロッタナイフ53を構成する上ナイフ50及び
下ナイフ51での溝加工の様子を側面から見た図であ
り、図5のB−B矢視図に相当する。また、図5は、そ
れぞれの位置での断面図を示している。なお、図4,図
5で段ボールシート1を表すため、段山を描いている
が、これは段山の方向を示すものではない。つまり、段
山は、図4,図5とは異なる方向を向いていても良い。
【0045】図4に示すように、段ボールシート1のス
ロット屑11は上ナイフ50及び下ナイフ51に挟まれ
て、a−a位置,b−b位置,c−c位置の順に加工さ
れていく。なお、図4では、スロット屑11を実線で、
その他のスロットからはずれたシート部分を鎖線で示し
ている。まず、図4のa−a位置では、シートは上ナイ
フ50及び下ナイフ51に挟まれて、押し潰される。こ
の時、シートには予め切れ目54が入れられているか
ら、溝幅からはみでたスロッタ屑54は図のように曲げ
られて、下ナイフ51の間に押し込まれる。
【0046】次に、図4のb−b位置で、上ナイフ50
及び下ナイフ51により、切れ目54のある範囲では、
スロッタ屑11の切れ目54の反対側が切断される。切
れ目54のない範囲では従来のようにスロット屑11の
両側が切断される。そして、図4のc−c位置で、完全
に切断されたスロット屑11は上ナイフ50に押され、
さらに深く下ナイフ51の間に押し込まれる。
【0047】このようにしてシートから切り取られたス
ロット屑11は下ナイフ51の間に押し込まれて保持さ
れ、ストリッパ52により下ナイフ51の間から排出さ
れる。なお、ここではスロッタ屑11について説明した
が、これはスリット屑12及びフラップ屑4についても
同様である。
【0048】したがって、本実施形態にかかる溝形成装
置によれば、以下のような利点がある。つまり、本溝形
成装置によれば、フラップ加工ユニット23で、段ボー
ルシート1の搬送方向に対して斜めに配設されたナイフ
37により段ボールシート1に切れ目54が入れられた
後、排紙部22のフラップ加工部で、ナイフ37による
切れ目54に連なるように上ナイフ50及び下ナイフ5
1により段ボールシート1が切り取られてスロット溝が
形成され、上ナイフ50及び下ナイフ51により段ボー
ルシート1を切り取ってスロット溝等を形成する部分で
スロット屑11,スリット屑12及びフラップ屑4が発
生する。これにより、フラップ加工ユニット23ではス
ロット屑11を処理する必要がなく、排紙部22のフラ
ップ加工部でまとめてスロット屑11,スリット屑12
及びフラップ屑4を処理することができるようになり、
スロット屑11,スリット屑12及びフラップ屑4の処
理を効率的に行なえるという利点がある。
【0049】また、フラップ加工ユニット23で、段ボ
ールシート1に段ボールシート1の搬送方向に対して斜
めに切れ目54を入れるナイフ37がその位置をヘッド
等の位置調整を行なうだけで調整でき、さらに排紙部2
2のフラップ加工部で、ナイフ37による切れ目54に
連なるように段ボールシート1からスロット屑11,ス
リット屑12及びフラップ屑4を切り取る上ナイフ50
及び下ナイフ51がその位置をヘッド等の位置調整を行
なうだけで調整できるようになっており、ナイフ37,
上ナイフ50及び下ナイフ51,スリッタナイフ,フラ
ップカッタの位置をそれぞれ調整可能になっているた
め、段ボール箱の寸法(サイズ)が変わっても、従来技
術のようにフラップに逃がし部を形成しながらスロット
溝を形成する加工を行なう場合に種々の段ボール箱の寸
法に応じて打抜ダイを製造する必要がないため、打抜ダ
イの製造コストを低く抑えることができる。また、従来
技術のように段ボール箱の寸法が変わる毎に打抜ダイを
そっくり交換する必要もないため、機械の稼働率を低下
させることもない。
【0050】また、スロット屑11の処理を排紙部22
のフラップ加工部に設けられたストリッパ52のみで行
なうことができるため、従来の打抜加工による場合のよ
うに特別の屑処理手段、例えばストリッピングシリンダ
等を設ける必要がなく、簡単な構成で、容易に、かつ確
実にスロット屑11の処理が行なえるという利点もあ
る。これにより、従来技術のようにストリッピングシリ
ンダ等を設けたり、ダイカット部及び排紙部に屑処理手
段を設けたりする必要がなくなり、装置が大がかりとな
るのを防止することができることになる。また、従来技
術のようにストリッピングシリンダを用いると、段ボー
ル箱の寸法に応じたナイフの位置調整のための移動が不
可能であったが、ストリッパ52によりスロット屑11
の処理を行なうように構成したことで、段ボール箱の寸
法に応じたナイフの位置調整のための移動を可能にしな
がら、スロット屑11の除去を容易に行なえることにな
る。
【0051】なお、上述の実施形態では、一つのダイで
全ての段ボール箱に対応できるようにしているが、段ボ
ール箱のサイズや逃がし部の角度に応じて数種類のダイ
を用意しておいても良い。これでも、従来に比べれば格
段に少ない種類のダイを製作するだけで良くなる。ま
た、上述の実施形態における第1の刃としてのナイフ3
7や第2の刃としての上ナイフ50及び下ナイフ51の
位置調整方法(移動方法)は、上述の実施形態のものに
限られるものではない。例えば、第1の刃としてのナイ
フ37の軸31の円周方向への位置調整の方法(移動方
法)を、上述の上ナイフ50及び下ナイフ51やフラッ
プカッタの円周方向への位置調整方法と同様に行なうよ
うにしても良い。
【0052】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1記載の本
発明の溝形成装置によれば、第1の刃により段ボールシ
ートのフラップ間の側辺の少なくとも一部が斜めになる
ようにフラップ間の溝の一部を構成する斜めの切れ目が
入れられた後、第1の刃による切れ目に連なるように第
2の刃により段ボールシートから屑が切り取られてフラ
ップ間の溝が形成される。これにより、第1の刃では切
れ目が入れられるだけで段ボールシートから屑は切り取
られず、第2の刃により段ボールシートのフラップ間に
溝が形成される際に段ボールシートから屑が切り取られ
るため、段ボールシートから切り取られる屑をまとめて
処理することができるようになり、屑の処理を効率的に
行なえるという利点がある。
【0053】請求項2記載の本発明の溝形成装置によれ
ば、段ボール箱(段ボールシート)の寸法(サイズ)が
変わっても、段ボールシートに段ボールシートの搬送方
向に対して斜めに切れ目を入れる第1の刃の位置、及び
第1の刃による切れ目に連なるように段ボールシートか
ら屑を切り取る第2の刃の位置が位置調整手段によって
調整される。これにより、従来技術のように種々の段ボ
ール箱の寸法に応じて打抜ダイを製造しておく必要がな
くなり、打抜ダイの製造コストを低減することができる
という利点がある。また、従来技術のように段ボール箱
の寸法が変わる毎に打抜ダイをそっくり交換する必要も
なく、第1の刃及び第2の刃の位置調整を行なうだけで
良いため、機械の稼働率を向上させることができるとい
う利点もある。
【0054】請求項3記載の本発明の溝形成装置によれ
ば、第1の刃及び第2の刃により切り取られた段ボール
シートの屑の処理がストリッパにより行なわれるため、
段ボール箱の寸法に応じた第1の刃及び第2の刃の位置
調整のための移動を可能にしながら、簡単な構成で、容
易に、かつ確実に段ボールシートの屑の処理が行なえる
という利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかる溝形成装置を備え
る段ボール製函機の主要ユニットの内部配置を示す模式
図である。
【図2】本発明の一実施形態にかかる溝形成装置を構成
するフラップ加工ユニットの正面図であって、図1のA
−A矢視図である。
【図3】本発明の一実施形態にかかる溝形成装置を構成
するフラップ加工ユニットでのナイフの配置を示す模式
図である。
【図4】本発明の一実施形態にかかる溝形成装置を構成
する排紙部でのスロッタ加工の過程を示す模式図であ
る。
【図5】本発明の一実施形態にかかる溝形成装置を構成
する排紙部でのスロッタ加工の過程を示す模式的断面図
であって、(a)は図4のa−a位置での加工状態、
(b)は図4のb−b位置での加工状態、(c)は図4
のc−c位置での加工状態を示す図である。
【図6】本発明の一実施形態にかかる溝形成装置のフラ
ップ加工ユニットにおけるナイフの取付構造を説明する
ための模式的断面図である。
【図7】一般的な段ボール箱の展開形状を示す模式図で
ある。
【図8】一般的な段ボール箱を示す模式図であって、そ
の課題を説明するための図である。
【図9】一般的なフラップの側辺を傾斜させて加工して
逃がし部を形成した段ボール箱の展開形状を示す模式図
である。
【図10】一般的なフラップの側辺に逃がし部を形成す
るための総形のナイフを有する打抜ダイを示す模式図で
あって、(a)はその断面図であり、(b)は円筒状の
打抜ダイを平面状に展開して示した図である。
【図11】一般的な段ボール製函機の主要ユニットを示
す模式図である。
【図12】一般的なフラップの側辺に逃がし部を形成す
るための総形のナイフを有する打抜ダイを示す模式図で
ある。
【図13】一般的なフラップの側辺に逃がし部を形成す
るための総形のナイフを有する円筒状の打抜ダイの変形
例を平面状に展開して示した図である。
【符号の説明】
1 段ボールシート(ブランクシート) 2 スリット屑 3 スロット屑 4 フラップ屑 5,6 罫線 7 フラップ 7a 外フラップ 7b 内フラップ 8 グルーフラップ 10 フラップ 10a 外フラップ 10b 内フラップ 10c 逃がし部 11 スロット屑 12 スリット屑 13 総形のナイフ 14 打抜ダイ 20 給紙部 21 印刷部 22 排紙部 23 フラップ加工ユニット 30 フレーム 31 軸(第1の軸) 32 歯車 33 ヘッド 33a,36a 蟻溝(位置調整手段) 34 位置決め装置(位置調整手段) 34a ステー 34b ヨーク 36 ダイ 37 ナイフ 38 ナット(位置調整手段) 39 ボルト(位置調整手段) 40 アンビル軸 41 歯車 50 上ナイフ 50a,51a スロッタ軸(第2の軸) 50b,51b ヘッド 51 下ナイフ 52 ストリッパ 52a 板状部材 53 スロッタナイフ 54 切れ目 55 上クリーザヘッド 56 下クリーザヘッド 57 送りロール
フロントページの続き (72)発明者 杉本 和也 広島県三原市寿町一丁目1番地 三原菱重 エンジニアリング株式会社内 Fターム(参考) 3E075 BA02 CA01 DA03 DA04 DA14 DB02 DB17 FA32 GA02

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 段ボールシートから屑を切り取って該段
    ボールシートのフラップ間の溝を形成する溝形成装置に
    おいて、 該フラップの側辺の少なくとも一部が斜めになるように
    該フラップ間の溝の一部を構成する斜めの切れ目を入れ
    る第1の刃と、 該第1の刃による切れ目に連なるように切り込みを入れ
    て該段ボールシートから屑を切り取って該フラップ間の
    溝を形成する第2の刃とを備えることを特徴とする、溝
    形成装置。
  2. 【請求項2】 該段ボールシートに対して該第1の刃及
    び該第2の刃の位置を調整する位置調整手段を備えるこ
    とを特徴とする、請求項1記載の溝形成装置。
  3. 【請求項3】 該第1の刃及び該第2の刃により切り取
    られた該段ボールシートの屑を除去するストリッパを備
    えることを特徴とする、請求項1又は2記載の溝形成装
    置。
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