JP4218235B2 - 半導体装置の製造方法及びエピタキシャル膜の膜厚測定方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法及びエピタキシャル膜の膜厚測定方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、オフ角のある半導体基板の上面に形成されたホモエピタキシャル膜を備えてなる半導体装置の製造方法及びホモエピタキシャル膜の膜厚測定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般的なSi半導体装置を製造する場合において、Si基板の上面に形成されたエピタキシャル膜の膜厚を評価(測定)する従来技術として、SIMS法や断面SEMやショットキー法(MOSダイオード法)やFTIR法が使用されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、SIMS法は、1つの地点の膜厚評価に時間がかかるという問題点があった。また、断面SEMは、エピタキシャル膜の導電型が下地の導電型と異なっている場合にしか適用できないという不具合と、基板断面の観察が必要なため、基板を破壊しなければならないという問題点があった。
【0004】
更に、ショットキー法やMOSダイオード法においては、エピタキシャル膜の不純物濃度が高い場合、電圧印加時に電界が破壊電界強度に達し、空乏層が基板まで達するまでにブレークダウンが発生し、膜厚評価ができないという問題点があった。その上、ショットキー法やMOSダイオード法の場合、測定用の電極を別途設けなければならないという不具合もあった。
【0005】
また、FTIR法は、非破壊で光学的にエピタキシャル膜の膜厚を測定することができる方法である。しかし、測定可能となるエピタキシャル膜の不純物濃度及び膜厚に制限があるため、不純物濃度が大きかったり、膜厚が薄かったりすると、測定できないという問題点があった。
【0006】
一方、SiC(炭化珪素)半導体装置(例えばEC−FET)を製造する場合も、チャネルエピタキシャル膜の膜厚制御が極めて重要であるが、製造工程の途中においてエピタキシャル膜の膜厚を測定することは、1つの地点でもできなかった。もちろん、数地点の膜厚を測定することが必要なSiC基板面内でのチャネルエピタキシャル膜(n−層)の膜厚分布の確認は不可能であった。
【0007】
そこで、本発明の目的は、製造工程の途中においても、エピタキシャル膜の膜厚の測定が容易に可能となる半導体装置の製造方法及びエピタキシャル膜の膜厚測定方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明によれば、半導体基板の上面にパターン形状が長方形の凹部または凸部を形成する工程と、前記半導体基板の上面にステップフロー成長のホモエピタキシーを実行してホモエピタキシャル膜と結晶形が基板と異なる欠陥層とを形成する工程と、前記欠陥層のオフ方向の長さ寸法を測定することに基づいて前記ホモエピタキシャル膜の膜厚を測定する工程とを備えたので、製造工程の途中においても、ホモエピタキシャル膜の膜厚の測定が容易に可能となる。ここで、前記欠陥層のオフ方向の長さ寸法に基づいて前記ホモエピタキシャル膜の膜厚を計算により求めることが可能であるということは、本発明者らが実験的及び理論的に発見したことである。
【0009】
請求項2の発明によれば、前記半導体基板のオフ角を、前記半導体基板のC軸に対して1度以上10度以下に設定したので、前記半導体基板の上面に欠陥層を確実に形成することができる。
【0010】
この場合、請求項3の発明のように、前記半導体基板を結晶形が4H、6H、15RのSiC基板で構成することが好ましい。
【0011】
請求項4の発明によれば、前記凹部の深さ寸法または凸部の高さ寸法を0.1μm以上に設定したので、前記半導体基板の上面に測定可能な欠陥層を確実に形成することができる。
【0013】
請求項の発明によれば、前記凹部または凸部の長方形のパターン形状の長辺の方向が、前記半導体基板のオフ方向に対して45〜135度の範囲に収まるように構成したので、前記半導体基板の上面に欠陥層を確実に形成することができる。
【0014】
請求項の発明によれば、前記凹部または凸部の長方形のパターン形状の長辺の方向が、前記半導体基板のオフ方向に対してほぼ垂直となるように構成したので、欠陥層のパターン形状が台形状となり、前記凹部または凸部の段差部に対して垂直方向に延びる欠陥層の長さを測定すれば、この測定した長さに基づいて、ホモエピタキシャル膜の膜厚を算出(測定)することができる。
【0016】
請求項の発明によれば、前記凹部または凸部を前記半導体基板の上面に複数形成するように構成したので、ホモエピタキシャル膜の複数の地点の膜厚を測定できる。
【0017】
請求項の発明においては、前記複数の凹部または凸部の長方形のパターン形状の長辺の長さを異ならせ且つ近接させて配置するように構成したので、複数の欠陥層の各パターン形状を視認することによってホモエピタキシャル膜の膜厚をほぼ推定することができる。というのは、長方形の長辺の長さが短いと、欠陥層のパターン形状が三角形となり、長方形の長辺の長さが長いと、欠陥層のパターン形状が台形となることから、上記したように構成すれば、欠陥層の長さを測定しなくても、複数の欠陥層の各パターン形状によってホモエピタキシャル膜の膜厚をほぼ推定することができる。
【0018】
請求項の発明によれば、前記複数の凹部または凸部を異なる間隔で配置したので、欠陥層の長さを測定しなくても、隣接する凹部または凸部に欠陥層が接触するか否かを視認することによってホモエピタキシャル膜の膜厚をほぼ推定することができる。
【0019】
請求項10の発明によれば、前記ホモエピタキシャル膜の膜厚を、50nm以上に設定したので、前記半導体基板の上面に測定可能な欠陥層を確実に形成することができる。
請求項11の発明によれば、請求項1の発明とほぼ同じ作用効果を得ることができる。
請求項12の発明によれば、請求項7の発明とほぼ同じ作用効果を得ることができる。
【0020】
請求項13の発明によれば、請求項1の発明とほぼ同じ作用効果を得ることができる。
【0021】
請求項14の発明によれば、SiC基板の上面に凹部を形成する工程と、前記SiC基板の上面にステップフロー成長のホモエピタキシーを実行してホモエピタキシャル膜と結晶形が基板と異なる3CのSiCの欠陥層とを形成すると共に、前記ホモエピタキシャル膜で前記凹部を埋め、このとき、前記欠陥層のオフ方向の長さ寸法を測定することに基づいて前記ホモエピタキシャル膜の膜厚を測定する工程と、前記欠陥層を研磨量の膜厚モニタとして前記欠陥層が消失するまで前記SiC基板の上面を研磨する工程とを備えたので、ホモエピタキシャル膜で前記凹部の埋め込みが完了したか否かを容易に判定することができ、且つ、欠陥層が研磨量の膜厚モニタとなるため、研磨量のオーバーエッチングを防止することができる。
【0022】
請求項15、16の発明によれば、請求項2、3の発明とほぼ同じ作用効果を得ることができる。
【0023】
請求項17の発明によれば、前記半導体基板の構造をn−/n+構造とした場合、n−層の面内膜厚異常を製造工程の途中で判別することができる。
【0024】
請求項18の発明によれば、前記凹部の深さ寸法を0.5μm以上に設定したので、研磨後に埋込み層を残すことができる。
【0025】
請求項19、20、21、22の発明によれば、請求項5、7、8、9の発明とほぼ同じ作用効果を得ることができる。
【0028】
【発明の実施の形態】
以下、本発明をSiC半導体装置に適用した第1の実施例について、図1ないし図3を参照しながら説明する。本実施例においては、図1及び図2に示すように、半導体基板として例えばSiC基板(SiCウエハ)1を使用しており、このSiC基板1は結晶形が例えば4HのSiC基板であり、所定のオフ角θを有している。
【0029】
ここで、オフ角θを構成する一方の軸2がC軸であり、このC軸2は、SiC基板1の(0001)結晶面(図1及び図2中の破線参照)に対する法線である。オフ角θを構成する他方の軸3は、SiC基板1の表面(上面)に対する法線である。そして、本実施例の場合、上記オフ角θは、SiC基板1のC軸2に対して例えば1度以上10度以下となるように設定されている。
【0030】
さて、SiC基板1の上面に所定のデバイス(チップ)を製造する半導体プロセスを実行する場合において、SiC基板1の上面にホモエピタキシャル膜4(図1(c)及び図2参照)を形成する必要があるときには、次に述べるようにして、ホモエピタキシャル膜4の膜厚tを測定する。
【0031】
この場合、ホモエピタキシャル膜4を形成する前に、図1(a)及び(b)に示すように、オフ角θが判明しているSiC基板1の上面に凹部5を例えばRIE等の加工方法によって形成する(工程1)。尚、上記凹部5を形成する位置は、SiC基板1(即ち、SiCウエハ)の上面であれば任意の位置で良く、デバイス(チップ)を作り込む領域の外部であっても良いし、内部であっても良い。また、上記凹部5のパターン形状は、図3に示すように、細長い長方形(即ち、溝状)である。そして、この長方形のパターン形状の長辺の方向が、SiC基板1のオフ方向Aに対してほぼ垂直となるように構成されている。
【0032】
更に、上記凹部5の深さ寸法は、例えば0.1μm以上に設定すれば良い。ここで、上記凹部5の深さ寸法は、例えば0.5μm以上に設定することが一層好ましい構成である。
【0033】
次に、SiC基板1の上面にホモエピタキシーを実行して,ホモエピタキシャル膜4と欠陥層6とを形成する(工程2)。この場合、ホモエピタキシャル膜4と同時に欠陥層6が形成される理由は、凹部5の図1中の左の角部(段差部)には、a面情報がないため、(0001)ファセット面(オフ角がない面)が発生し、その上に欠陥層6が発生するためである。この欠陥層6は、結晶形が例えば3CのSiCである。この構成の場合、凹部5の図1中の左の段差部は、ステップフロー下流側が高くなる段差であると呼ぶこともでき、この段差から欠陥層6が発生するということができる。
【0034】
また、上記ホモエピタキシャル膜4は、例えば1200〜1700℃程度の範囲でCVD成長させて形成されたものである。この場合、1200℃以下に設定すると、上記段差部以外からも欠陥層が発生することが実験により確認されており、また、1700℃以上に設定すると、上記段差部から欠陥層が発生し難くなることが実験により確認されている。
【0035】
更に、上記SiC基板1の上面の顕微鏡写真を撮影すると、欠陥層6の領域の表面凹凸は、ホモエピタキシャル膜4の領域の凹凸と異なる。即ち、欠陥層6は、表面凹凸が大となるため、例えばSEMや光学顕微鏡等で容易に視認することが可能である。
【0036】
尚、ホモエピタキシーを実行してホモエピタキシャル膜4を形成する場合、ホモエピタキシャル膜4の膜厚を50nm以上に設定することが好ましい。このように構成すると、オフ角θが8度の場合、欠陥層6の寸法L(オフ方向Aに沿う方向の長さ寸法)が366nm以上となり、SEMで欠陥層6を測定可能となる。また、ホモエピタキシャル膜4の膜厚を300nm以上に設定すると、オフ角θが8度の場合、欠陥層6の寸法Lが2.1μm以上となり、光学顕微鏡で欠陥層6を測定可能となる。
【0037】
そして、本実施例においては、欠陥層6のオフ方向Aの長さ寸法Lを測定することに基づいて、ホモエピタキシャル膜4の膜厚tを後述する演算により求める(測定する)(工程3)。この場合、欠陥層6のオフ方向Aの長さ寸法Lのうちの、凹部5の開口部からオフ方向Aへ延びる長さ寸法をL´とすると、この長さ寸法L´と、ホモエピタキシャル膜4の膜厚tと、オフ角θとの間には、次の関係式が理論的に成り立つ。
【0038】
tanθ=t/L´
従って、次の式
t=L´×tanθ
で、膜厚tを計算することができる。
【0039】
ここで、欠陥層6のオフ方向Aの長さ寸法Lと、凹部5の開口部からオフ方向Aへ延びる長さ寸法をL´とを、顕微鏡(写真)で区別することは実際にはかなり困難である。また、凹部5のオフ方向の幅寸法が小さいときや、凹部5の深さ寸法が浅いときには、LとL´との差αはある値以上大きくならないことがわかっている。更に、オフ角θが例えば8度の場合、LとL´との差αは、最大でも15%程度であることがわかっている。
【0040】
従って、現実的には、L´の代わりにLを用いて、即ち、次の式
t=L×tanθ
で膜厚tを計算しても支障がないことが、実験等によって確認されている。
【0041】
そこで、本実施例においては、欠陥層6の上記寸法Lを測定した後、次の式
t=L×tanθ
によってホモエピタキシャル膜4の膜厚tを算出するようにしている。
【0042】
このような構成の本実施例によれば、SiC基板1の上面に凹部5を形成した後、SiC基板1の上面にホモエピタキシーを実行してホモエピタキシャル膜4と欠陥層6とを形成し、そして、欠陥層6のオフ方向の長さ寸法Lを測定することに基づいてホモエピタキシャル膜4の膜厚tを算出して求める、即ち、測定するように構成したので、製造工程(半導体プロセス)の途中においても、ホモエピタキシャル膜4の膜厚tの測定が容易に且つ速やかに可能となる。
【0043】
また、上記実施例においては、SiC基板1のオフ角θを、SiC基板1のC軸3に対して1度以上10度以下に設定したので、SiC基板1の上面に欠陥層6を確実に形成することができる。尚、オフ角θを1度未満または10度を越えるように設定すると、欠陥層が良好には発生しないことを実験によって確認している。
【0044】
更に、上記実施例では、凹部5の深さ寸法を0.1μm以上に設定したので、SiC基板1の上面に測定可能な欠陥層6を確実に形成することができる。この場合、例えばSEMによって欠陥層6の寸法Lを測定することが可能である。ここで、凹部5の深さ寸法を0.5μm以上に設定すれば、光学顕微鏡によって欠陥層6の寸法Lを測定することが可能となる。
【0045】
また、上記実施例では、図3に示すように、凹部5のパターン形状を長方形としたので、欠陥層6のパターン形状が台形となり、凹部5の大きさ及び欠陥層6の大きさを必要最小の大きさとすることができる。これにより、SiC基板1の上面において無駄なスペース(膜厚t測定専用のスペース)の発生を極力防止することができ、デバイス(チップ)作成に有利となる。
【0046】
更に、上記実施例では、凹部5の長方形のパターン形状の長辺の方向が、SiC基板1のオフ方向Aに対してほぼ垂直となるように構成したので、欠陥層6のパターン形状が台形状となり、凹部5の段差部に対して垂直方向に延びる欠陥層6の長さLを測定すれば、この測定した長さLに基づいて、ホモエピタキシャル膜4の膜厚tを算出(測定)することができる。
【0047】
図4は、本発明の第2の実施例を示すものである。第1の実施例と同一部分には、同一符号を付している。この第2の実施例では、凹部7のパターン形状を三角形とし、この三角形の長い一辺の方向を、SiC基板1のオフ方向Aに対してほぼ垂直となるように構成した。これにより、第2の実施例においても、第1の実施例とほぼ同じパターン形状(即ち、台形状)の欠陥層6が発生する。
【0048】
そして、上述した以外の第2の実施例の構成は、第1の実施例の構成と同じ構成となっている。従って、第2の実施例においても、第1の実施例と同様な作用効果を得ることができる。尚、凹部5、7のパターン形状は、長方形や三角形に限られるものではなく、他の形状、例えば多角形としても良い。
【0049】
図5は、本発明の第3の実施例を示すものである。第1の実施例と同一部分には、同一符号を付している。この第3の実施例では、凹部5の長方形のパターン形状の長辺の方向を、SiC基板1のオフ方向Aに対して傾けるように構成した。具体的には、上記長辺の方向とSiC基板1のオフ方向Aとがなす角度をφとしたときに、45度<φ<135度となるように構成した。このように構成すると、良好な欠陥層8を確実に形成できることを実験により確認している。尚、角度φを45度以下または135度以上に設定すると、欠陥層が良好に形成されないことを実験により確認している。
【0050】
そして、上記構成の場合も、図3に示す欠陥層8の寸法Lを測定することにより、ホモエピタキシャル膜4の膜厚tを算出することができる。尚、上述した以外の第3の実施例の構成は、第1の実施例の構成と同じ構成となっている。従って、第3の実施例においても、第1の実施例と同様な作用効果を得ることができる。
【0051】
図6は、本発明の第4の実施例を示すものである。第1の実施例と同一部分には、同一符号を付している。この第4の実施例では、凹部9のパターン形状を、円形に設定した。この構成によれば、SiC基板1のオフ方向Aが不明であっても、オフ方向Aと反対方向に欠陥層10が発生する。このため、SiC基板1のオフ方向が判明する。そして、欠陥層10のオフ方向Aに沿う方向の長さ寸法Lを測定し、この寸法Lに基づいてホモエピタキシャル膜4の膜厚を算出(測定)することができる。
【0052】
尚、上述した以外の第4の実施例の構成は、第1の実施例の構成と同じ構成となっている。従って、第4の実施例においても、第1の実施例と同様な作用効果を得ることができる。
【0053】
図7は、本発明の第5の実施例を示すものである。第1の実施例と同一部分には、同一符号を付している。この第5の実施例では、図7に示すように、SiC基板(SiCウエハ)1上に複数例えば4個の凹部5を形成するように構成したものである。上述した以外の第5の実施例の構成は、第1の実施例の構成と同じ構成となっている。
【0054】
従って、第5の実施例においても、第1の実施例と同様な作用効果を得ることができる。特に、第5の実施例によれば、凹部5をSiC基板1の上面に複数個形成したので、製造工程の途中で、ホモエピタキシャル膜4の複数の地点の膜厚を測定することができ、ホモエピタキシャル膜4の膜厚の分布異常を検知することが可能となる。
【0055】
図8は、本発明の第6の実施例を示すものである。第1の実施例と同一部分には、同一符号を付している。この第6の実施例では、図8に示すように、SiC基板(SiCウエハ)1上におけるデバイスパターン以外の領域に、複数例えば5個の凹部5を形成するように構成したものである。上述した以外の第6の実施例の構成は、第1の実施例の構成と同じ構成となっている。
【0056】
従って、第6の実施例においても、第1の実施例と同様な作用効果を得ることができる。特に、第6の実施例によれば、製造工程の途中で、ホモエピタキシャル膜4の複数の地点の膜厚を測定することができ、膜厚の分布異常を検知することができると共に、デバイスパターンに悪影響を与えることを防止できる。
【0057】
図9及び図10は、本発明の第7の実施例を示すものである。第1の実施例と同一部分には、同一符号を付している。この第7の実施例では、図9に示すように、SiC基板1上に、複数例えば3個の長方形の凹部5a、5b、5cを形成すると共に、これら複数の凹部5a、5b、5cの長方形の長辺の長さを異ならせ且つ近接させて配置するように構成した。この構成の場合、3個の欠陥層6a、6b、6cの各パターン形状を視認することによってホモエピタキシャル膜4の膜厚tをほぼ推定することができる。
【0058】
具体的には、まず、オフ角θが8度のSiC基板1について、欠陥層6の長さ寸法Lと、ホモエピタキシャル膜4の膜厚tとの関係を調べ、下記の表1を作成しておく。この場合、tanθ=t/Lが成り立つ。
【0059】
【表1】
Figure 0004218235
【0060】
次に、ホモエピタキシャル膜4の膜厚tが1.0μmのときに、欠陥層6のパターン形状が三角形となる場合の凹部5の長さ寸法K(図10参照)を求める。この長さ寸法Kは、次の式で計算できる。
【0061】
K=2×L×tanβ
ここで、図10に示す角度βは、CVD成長条件で変化するが、本出願人の実験の場合、例えば22度であったため、この条件でKを算出してみた。また、上記表1から、膜厚tが1.0μmの場合、欠陥層6の長さ寸法Lは7.1μmとなる。従って、K=5.7μmが算出された。続いて、膜厚tが2.0μm、3.0μmの場合の各Kをそれぞれ算出し、下記の表2を作成した。
【0062】
【表2】
Figure 0004218235
【0063】
そして、図9に示す3個の凹部5a、5b、5cの各長さ寸法K1、K2、K3を、それぞれ17.2μm、11.5μm、5.7μmとすると、上記表2から、下記の表3、即ち、判定表が得られる。
【0064】
【表3】
Figure 0004218235
【0065】
従って、図9に示す状態の場合には、ホモエピタキシャル膜4の膜厚tは、1.0μmより大きく、2.0μm未満であることが見るだけで判明する。即ち、このように構成すると、欠陥層6a、6b、6cの長さを測定しなくても、複数の欠陥層6a、6b、6cの各パターン形状によってホモエピタキシャル膜4の膜厚tをほぼ正確に推定することができる。
【0066】
一方、図11に示す本発明の第8の実施例のように、複数例えば4個の凹部5d、5e、5f、5gのパターン形状を長方形に形成すると共に、これら4個の凹部5d、5e、5f、5gを異なる間隔で配置しても、欠陥層6d、6e、6f、6gの長さを測定しなくても、隣接する凹部に欠陥層が接触するか否かを視認することによってホモエピタキシャル膜4の膜厚tをほぼ正確に推定することができる。
【0067】
その理由は、図11に示す4個の凹部5d、5e、5f、5gの各間隔寸法d1、d2、d3を、それぞれ7.1μm、14.2μm、21.3μmとすると、上記表2から、下記の表4、即ち、判定表が得られる。
【0068】
【表4】
Figure 0004218235
【0069】
従って、図11に示す状態の場合には、ホモエピタキシャル膜4の膜厚tは、1.0μmより大きく、2.0μm未満であることが見るだけで判明する。即ち、このように構成すると、欠陥層6d、6e、6f、6gの長さを測定しなくても、複数の欠陥層6d、6e、6f、6gの各パターン形状を視認することによってホモエピタキシャル膜4の膜厚tをほぼ正確に推定することができる。
【0070】
尚、上記各実施例においては、SiC基板1の上面にホモエピタキシャル膜4の膜厚測定用の凹部5、7、9等を形成するように構成したが、これに限られるものではなく、膜厚測定用の凸部を形成するように構成しても良い。この凸部を形成しても、凹部の場合と同様にして、欠陥層が発生し、この欠陥層の長さ寸法Lを測定することに基づいてホモエピタキシャル膜4の膜厚tを測定することができる。上記凸部のパターン形状や突出寸法等は、凹部のパターン形状や深さ寸法等とほぼ同様にして設定すれば良い。
【0071】
また、上記各実施例においては、結晶形が4HのSiC基板1に適用したが、これに限られるものではなく、結晶形が6Hまたは15RのSiC基板に適用しても良い。更に、SiC基板の構造をn−/n+構造とした場合において、n−層をエピタキシーで形成するときに、上記膜厚測定用の凹部を形成しておけば、n−層の面内膜厚異常を製造工程の途中で判別することが可能となる。
【0072】
図12及び図13は、本発明の第9の実施例を示すものである。第1の実施例と同一部分には、同一符号を付している。この第9の実施例では、凹部5の内部にホモエピタキシャル膜を埋め込むように構成している。
【0073】
具体的には、図12(a)、(b)に示すように、例えばn−/n+構造のSiC基板11を用意し、このSiC基板11(のn−層)の上面に凹部5を形成する(工程1)。この場合、凹部5は、図13に示すように、正方形状のパターン形状のものが複数個形成されている。そして、正方形の凹部5の一辺の方向が、SiC基板11のオフ方向Aとほぼ垂直となるように構成されている。
【0074】
続いて、図12(c)に示すように、SiC基板11の上面にホモエピタキシーを実行して、例えばP型のホモエピタキシャル膜4と欠陥層6とを形成すると共に、上記ホモエピタキシャル膜4で凹部5を埋め込む(工程2)。この場合、ホモエピタキシーの条件は、第1の実施例の場合とほぼ同じであり(欠陥層6を発生させるCVD成長条件)、膜厚だけを凹部5を埋め込むことが可能な程度に設定している。
【0075】
そして、上記欠陥層6の長さ寸法Lを測定することにより、ホモエピタキシャル膜(即ち、埋め込みエピ層)4の膜厚を測定する。そして、この膜厚の測定により、凹部5内への埋め込みが完了しているか否かを正確に判断することができる。
【0076】
続いて、図12(d)に示すように、欠陥層6が消失するまで,SiC基板11の上面を研磨(エッチング)する(工程3)。この場合、欠陥層6が研磨量の膜厚モニタとなるから、研磨量の制御が容易となる。これにより、オーバーエッチングを防止することができる。また、研磨のストップマークを形成する工程を省略することができる。
【0077】
尚、上述した以外の第9の実施例の構成は、第1の実施例の構成と同じ構成となっている。従って、第9の実施例においても、第1の実施例とほぼ同様な作用効果を得ることができる。
【0078】
図14は、本発明の第10の実施例を示すものである。第9の実施例と同一部分には、同一符号を付している。この第10の実施例では、凹部5のパターン形状をほぼ6角形としたものである。そして、この6角形の凹部5の一辺の方向が、SiC基板11のオフ方向Aとほぼ垂直となるように構成している。上述した以外の第10の実施例の構成は、第9の実施例の構成と同じ構成となっている。従って、第10の実施例においても、第9の実施例とほぼ同様な作用効果を得ることができる。
【0079】
図15は、本発明の第11の実施例を示すものである。第9の実施例と同一部分には、同一符号を付している。この第11の実施例では、凹部5のパターン形状を円形としたものである。この構成の場合、SiC基板11のオフ方向が不明であっても、欠陥層6を確実に発生させることができる。
【0080】
尚、上述した以外の第11の実施例の構成は、第9の実施例の構成と同じ構成となっている。従って、第11の実施例においても、第9の実施例とほぼ同様な作用効果を得ることができる。
【0081】
また、上記各実施例においては、半導体基板として例えばSiC基板(即ち、SiC半導体装置)に適用したが、これに代えて、通常のSi基板(即ち、Si半導体装置)に適用しても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す半導体装置の製造工程を示す図
【図2】SiC基板の破断斜視図
【図3】SiC基板の部分上面図
【図4】本発明の第2の実施例を示す図3相当図
【図5】本発明の第3の実施例を示す図3相当図
【図6】本発明の第4の実施例を示す図3相当図
【図7】本発明の第5の実施例を示すSiC基板全体の上面図
【図8】本発明の第6の実施例を示す図7相当図
【図9】本発明の第7の実施例を示す図3相当図
【図10】図3相当図
【図11】本発明の第8の実施例を示す図9相当図
【図12】本発明の第9の実施例を示す図1相当図
【図13】SiC基板の上面図
【図14】本発明の第10の実施例を示す図13相当図
【図15】本発明の第11の実施例を示す図13相当図
【符号の説明】
1はSiC基板(半導体基板)、2はC軸、4はホモエピタキシャル膜、5は凹部、6は欠陥層、7は凹部、8は欠陥層、9は凹部、10は欠陥層、11はSiC基板を示す。

Claims (22)

  1. オフ角のある半導体基板の上面にホモエピタキシャル膜を形成する構成を備えた半導体装置の製造方法において、
    前記半導体基板の上面にパターン形状が長方形の凹部または凸部を形成する工程と、
    前記半導体基板の上面にステップフロー成長のホモエピタキシーを実行してホモエピタキシャル膜と結晶形が基板と異なる欠陥層とを形成する工程と、
    前記欠陥層のオフ方向の長さ寸法を測定することに基づいて前記ホモエピタキシャル膜の膜厚を測定する工程とを備えたことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 前記半導体基板のオフ角を、前記半導体基板のC軸に対して1度以上10度以下に設定したことを特徴とする請求項1記載の半導体装置の製造方法。
  3. 前記半導体基板は、結晶形が4H、6H、15RのSiC基板であることを特徴とする請求項1または2記載の半導体装置の製造方法。
  4. 前記凹部の深さ寸法または凸部の高さ寸法を0.1μm以上に設定したことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の半導体装置の製造方法。
  5. 前記凹部または凸部の長方形のパターン形状の長辺の方向が、前記半導体基板のオフ方向に対して45〜135度の範囲に収まるように構成したことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の半導体装置の製造方法。
  6. 前記凹部または凸部の長方形のパターン形状の長辺の方向が、前記半導体基板のオフ方向に対してほぼ垂直となるように構成したことを特徴とする請求項5記載の半導体装置の製造方法。
  7. 前記凹部または凸部が、前記半導体基板の上面に複数形成されていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の半導体装置の製造方法。
  8. 前記複数の凹部または凸部の長方形のパターン形状の長辺の長さを異ならせ且つ近接させて配置したことを特徴とする請求項記載の半導体装置の製造方法。
  9. 前記複数の凹部または凸部を異なる間隔で配置したことを特徴とする請求項記載の半導体装置の製造方法。
  10. 前記ホモエピタキシャル膜の膜厚を、50nm以上に設定したことを特徴とする請求項1ないし9のいずれかに記載の半導体装置の製造方法。
  11. オフ角のある半導体基板の上面にホモエピタキシャル膜を形成する構成を備えた半導体装置の製造方法において、
    前記半導体基板の上面にパターン形状が円形の凹部または凸部を形成する工程と、
    前記半導体基板の上面にステップフロー成長のホモエピタキシーを実行してホモエピタキシャル膜と結晶形が基板と異なる欠陥層とを形成する工程と、
    前記欠陥層のオフ方向の長さ寸法を測定することに基づいて前記ホモエピタキシャル膜の膜厚を測定する工程とを備えたことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  12. 前記凹部または凸部が、前記半導体基板の上面に複数形成されていることを特徴とする請求項11記載の半導体装置の製造方法。
  13. オフ角のある半導体基板の上面にパターン形状が長方形の凹部または凸部を形成する工程と、
    前記半導体基板の上面にステップフロー成長のホモエピタキシーを実行してホモエピタキシャル膜と結晶形が基板と異なる欠陥層とを形成する工程と、
    前記欠陥層のオフ方向の長さ寸法を測定することに基づいて前記ホモエピタキシャル膜の膜厚を測定する工程とを備えてなるエピタキシャル膜の膜厚測定方法。
  14. オフ角のあるSiC基板の上面にホモエピタキシャル膜を形成する構成を備えた半導体装置の製造方法において、
    前記SiC基板の上面に凹部を形成する工程と、
    前記SiC基板の上面にステップフロー成長のホモエピタキシーを実行してホモエピタキシャル膜と結晶形が基板と異なる3CのSiCの欠陥層とを形成すると共に、前記ホモエピタキシャル膜で前記凹部を埋め、このとき、前記欠陥層のオフ方向の長さ寸法を測定 することに基づいて前記ホモエピタキシャル膜の膜厚を測定する工程と、
    前記欠陥層を研磨量の膜厚モニタとして前記欠陥層が消失するまで前記SiC基板の上面を研磨する工程とを備えたことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  15. 前記SiC基板のオフ角を、前記SiC基板のC軸に対して1度以上10度以下に設定したことを特徴とする請求項14記載の半導体装置の製造方法。
  16. 前記SiC基板は、結晶形が4H、6H、15RのSiC基板であることを特徴とする請求項14または15記載の半導体装置の製造方法。
  17. 前記SiC基板の構造は、n−/n+構造であることを特徴とする請求項16記載の半導体装置の製造方法。
  18. 前記凹部の深さ寸法を0.5μm以上に設定したことを特徴とする請求項14ないし17のいずれかに記載の半導体装置の製造方法。
  19. 前記凹部のパターン形状を、多角形に設定したことを特徴とする請求項14ないし18のいずれかに記載の半導体装置の製造方法。
  20. 前記凹部の多角形のパターン形状の1つの辺の方向が、前記半導体基板のオフ方向に対してほぼ垂直となるように構成したことを特徴とする請求項19記載の半導体装置の製造方法。
  21. 前記凹部のパターン形状を、円形に設定したことを特徴とする請求項14ないし18のいずれかに記載の半導体装置の製造方法。
  22. 前記凹部が、前記SiC基板の上面に複数形成されていることを特徴とする請求項14ないし21のいずれかに記載の半導体装置の製造方法。
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