JP4216821B2 - エスカレータカート - Google Patents
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Description
図1(a)(b)(c)は空港用カートの例で昇り専用で、車体はエスカレータ内で水平な水平部2と二つのステップにまたがる段差部3からなり、水平部が前半分で段差部後半分で回転自由の接合点Rで連結されている、(a)図に示すように平地走行時には一直線で連結部分が接地しないように当りで下に凸の折れ変形が止められている。
従来のエスカレータカートは車体に荷台が固定されていて、エスカレータに固定されるだけで荷台を水平にする機能はついていない。したがってエスカレータ内では荷台がエスカレータの勾配に従って傾斜し、荷物の重心が下階側に移って下階側に転倒する危険性があった。そのため車体は長く荷台は短くする必要があった。傾いた荷台を水平にするには荷台の沈んだ方の端を相当量持ち上げなければならないが、動力なしでは不可能である。本発明は傾いた荷台を持ち上げるのではなく水平な荷台をできるだけ沈まさないようにするものである。
つぎに本発明のカートがエスカレータ内に進入したときいかなる位置にあっても最終的には必ず一定の位置に安定して定着する機構について説明する。ここで最終的に安定して定着する一定の状態とは平行部が同一ステップ上にあって2段にまたがらない状態で荷台が水平になる状態である。
所定の位置への移動はエスカレータの段差が時間とともに成長するので段差に鋭敏に反応して迅速に完了しなければ大きく成長した段差を落下することになり、落下と同時に停止させることが困難になる。本発明は動力に頼らず僅かにできたステップの段差で自重による落下を促すものである。
車輪半径が小さいときステップ面上のどにでもとどまり車輪のとどまる位置は一定しない。平行部を支持する2輪は2段にまたがって傾斜する場合があり同一ステップ上にあるとは限らない。
(d)図に示すように、連結部輪Nだけが乗らない場合前方のハネテコだけで車体全体を後退させ、(e)図に示すように先頭部輪だけが残る場合、破線で示す大径車輪D1の一部分の車輪E1が僅かに回転するだけで車体は水平から大きく傾くまでもなく後退する。
図2(c)のカートは連結部輪が車体前半分ではなく後半分の車体に取り付けられ、下段へ落下移動の始動時に車体前半分が前傾して連結部輪Nは大径車輪Mの中に収納され1つの車輪として動く。図2(d)(e)(f)のように大小両輪の間に短冊状の車輪の必要はない。また連結部輪は下段へ落下後に大径車輪を押し出すように大径車輪の外に出てくるので段差が成長する前に移動は完了する。
キャスター車輪が先頭のカートは下り出口においてキャスター車輪がエスカレータ内で進行方向とは逆方向に向きをかえるので脱出時にキャスター車輪の反転が必要となり支障をきたす。この逆向き使用車は脱出時にカートを押し出すのではなくエスカレータによって強制的に脱出されるようにして脱出してからカートを押すようにしなければならない。
出口において同じレベルの足場からカートを押し出せるのは一瞬であり、このタイミングをはずせばカートを押し出せず止まったカートが出口をふさいでしまう。脱出装置のない既存のカートは間違ったら事故につながるこのような操作に頼っていることになる。したがってカートは何らの操作なしで勝手に脱出するようにしなければならない。
出口の停留事故を防ぐには、出口のステップ上を通過する物体或いは人が静止状態になったときセンサーが感知し、非常停止する自動停止装置が必要で、本発明のカートは出口でエンドプレートの段差を乗り越えず、停留し自動停止装置が働いてエスカレータを止めてしまうことがないようにしなければならない。
図3(a)(b)(c)それぞれは車体が傾斜して落下する一連の動きを車体が動かず地面が動くようにして1つの図に表現するものである。ここで複数の車輪は共通の接線をもち車体を支持する。
従って(a)図において扇形車輪W4,W3,W2,W1の車輪径を次第に大きくすると、動き出せばより動きやすくなり、W0の落下に至るまで車体は途中で止まることはない。
図7は図5で説明した最後尾に大径の車輪を採用した請求項4のカートで車椅子に利用するものである。車椅子の場合人が座る位置が一定しており座席の重心の範囲は平行部車体上の範囲内にあり、荷台を少しでも広くするため荷台端部を段差部で支持する必要はなく、平行部で支持すれば座席の水平は保たれる。
図8に示す最後尾に取り付ける脱出装置は請求項7の脱出装置で、(a)図に示すように上り口では車体の折れ変形に連動して、(b)図に示すように下りにおいては後続のステップの上昇に跳ね上げられてゲタが回転し車体後部を持ち上げ、(c)図に示すように後輪がエンドプレートに乗り上げるとゲタがステップから離れて回転する。
通常ブレーキは押さえる力に比例する摩擦力を利用するが、本発明のブレーキは接触するだけで押さえる力は全くいらない。制動する力は車輪の回転が増すごとに増し、ブレーキの回転軸にはブレーキを押し上げる力が働きブレーキの回転は止まる。図4はこのブレーキを車輪ではなく地面に接触させるものでカートが動こうとするときカートが持ち上げられるようになるのでカートは動かないことになる。
(5) 長穴内を移動する車輪(6)両端にヒンジを有する方杖
(7)ガイドローラー(8)両端にヒンジを有する連結棒タイロッド
(9)スロープ (10)ハネテコ(11)ゲタ (12)当り(13)ゴム等の緩衝材
(14)渦巻き車輪(15)キャスター車輪(16)大径の車輪
(17)連結部輪(18)車輪 (19)半円車輪(20) 取手(21)踊り場
(22)キャスター車輪の取付け枠に付された半球形のゲタ
(23)カゴ (24)椅子(25)円弧の長穴 (26)アーム
(27)引きバネ(28) 押しバネ(29)渦巻きバネ
(30)渦巻き車輪と同軸の車輪(31)ワイヤー(32)地面
(33)エスカレータの蹴込み部分(34)エスカレータの踏面部分
(35)エスカレータのステップ角部(36)エスカレータのエンドプレート
→ 運動の方向 ⇒ 公転の方向
Claims (3)
- 車体の前半分と後半分とそれらを連結する車体中央の連結部と、車体両端を支持する前後輪と、上記連結部を支持する連結部輪と、
平地走行時に上記連結部輪を接地しないようにして上記前後輪でカート全体を支持するようにし車体の上に凹の折れ変形を阻止する当りを備え、
上記当りは上記車体の後半分の回転支軸の周りに回転自在に軸支され、中間に上記車体の前半分の上記連結点から遠い位置にある当りの投入部に当節する部分を備え、先端に昇りのエスカレータ内で下から上昇するステップに接触する部分を備え、
上記当りの先端部分が昇りのエスカレータ内で下から上昇するステップに乗り上げたとき上記当りの中間部分が上記当りの投入部から離れて車体が上に凹の折れ変形するようにし、
上記連結部輪がエスカレータ出口のエンドプレートに乗り上げたとき上記連結部輪の上昇が微量でも、上記連結点から遠い位置にある上記当りの投入部の水平方向の変位は大きいため上記当りの中間部分が上記当りの投入部に投入され上記連結部輪を接地しないようにするエスカレータカート - 車体はエスカレータ内で必ず2段のステップにまたがって固定される段差部と必ず同一のステップ上に固定される平行部とそれらを連結する連結部と、車体両端を支持する前後輪と、上記連結部を支持する連結部輪と、
上記段差部に中間に水平部分を設けるスロープのついた長穴と、上記長穴内を移動し荷台の端部に取付けられる荷台端部の車輪とを備え、
平地走行時に上記荷台端部の車輪が上記水平部分にあって荷台の荷重により上記連結部車輪を宙に浮いた状態にして両端の前後輪だけでカート全体を支持するエスカレータカート - 車体の底部に接線h1を共有する複数の車輪を並べて配置した摺動面を設けて、上記エスカレータカートがエスカレータに進入した直後に上記車体の平行部を支持する2つの車輪の片方が同一ステップ上にないとき、
ステップ角部に沿って上記摺動面が移動して平行部全体を下段に移動させる装置で、
上記複数の車輪は全円の車輪或いは円の一部の短冊状の車輪である滑走装置を備える請求項1または2記載のエスカレータカート
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