JP4216667B2 - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4216667B2
JP4216667B2 JP2003271544A JP2003271544A JP4216667B2 JP 4216667 B2 JP4216667 B2 JP 4216667B2 JP 2003271544 A JP2003271544 A JP 2003271544A JP 2003271544 A JP2003271544 A JP 2003271544A JP 4216667 B2 JP4216667 B2 JP 4216667B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
illumination
light
unit
region
illumination unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003271544A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005033589A (ja
Inventor
由紀夫 小崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nidec Copal Corp
Original Assignee
Nidec Copal Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nidec Copal Corp filed Critical Nidec Copal Corp
Priority to JP2003271544A priority Critical patent/JP4216667B2/ja
Publication of JP2005033589A publication Critical patent/JP2005033589A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4216667B2 publication Critical patent/JP4216667B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Description

本発明は、特に、撮像対象物(例えば、紙幣、パスポート、IDカード、有価証券など)の鑑別などに利用される撮像装置に関するものである。
従来、このような分野の技術として、特開平9−223184号公報がある。この公報に記載された撮像装置は、光源からの光をファイバユニットに一旦入射させ、ファイバユニットから出射する光は、環状の拡散板で拡散させた後に紙幣に照射される。このような照明構造によって、照明効率の高い均一な照明が可能となる。また、ハンディータイプの画像表示装置としては、特開平7−311866号公報が開示されている。この画像表示装置は、紙幣の偽造鑑別に必要な画像をカラー液晶パネルに表示し、目視による紙幣の偽造鑑別を可能にしている。
特開平9−223184号公報 特開平7−311866号公報
しかしながら、前述した従来の撮像装置には、次のような課題が存在している。すなわち、特許文献1における撮像装置は、拡散板を利用して紙幣に均一な光を当てるようにしたものであるが、このような技術的思想は、この特許文献1の開示を待つまでもなく、一般的に行われていることである。また、引用文献2において、光源として利用されるLEDの指向性に起因して、読取窓の外周部分に輝度の高い領域が発生し易い。これは、この読取窓に嵌め込まれている防塵ガラスに光源が反射して、光源がCCDに写り込み易くなっているからである。
本発明は、特に、照明の写り込みが発生しにくく、且つ均一性の高い照明を有し、小型の撮像装置を提供することを目的とする。
本発明に係る撮像装置は、筐体に設けられた読取り窓に装着された窓ガラス板と、読取り窓に向けて光を照射して、撮像対象物を照らし出す第1の照明部と、読取り窓に向けて光を照射する共に、第1の照明部によって作り出された第1の照明領域に部分的に重なるような第2の照明領域を作り出す第2の照明部と、第1及び第2の照明部により照らされた撮像対象物からの反射光を受光して撮像対象物を撮像する撮像部と、筐体内で読取り窓と第1の照明部との間に配置されて、第1の照明領域において第1の照明部側を制限する第1の遮光板と、筐体内で読取り窓と第2の照明部との間に配置されて、第2の照明領域において第2の照明部側を制限する第2の遮光板と、筐体内で第1の遮光板と第1の照明部との間に配置されて、第1の照明領域と第2の照明領域との重なり領域の光を拡散する第1の拡散板と、筐体内で第2の遮光板と第2の照明部との間に配置されて、第1の照明領域と第2の照明領域との重なり領域の光を拡散する第2の拡散板とを備えたことを特徴とする。
窓ガラス板や反射率の高い部位を有する撮像対象物によって画像に照明の写り込みが発生し易くなる。特に、窓ガラス板を備えた撮像装置によって、光沢のある撮像対象物(証明写真など)を撮像する場合、照明の写り込みが極めて発生し易くなる。そこで、第1の照明部からの光と第2の照明部からの光との重なりが少なければ少ない程、読取り窓での照明を均一に近づけることができることに着目して、第1及び第2の遮光板によって重なりの部分を出来るだけ小さくする。しかし、第1及び第2の遮光板によって、光の重なりを完全に無くすように第1及び第2の照明領域を制限することは非常に困難であり、かなり厳格な精度が要求される。そこで、照明の重なりを予定した上で、必然的にできる光の重なり部分で光を均一にするために、第1及び第2の拡散板を利用して、光源の写り込み防止、ムラの少ない均一な照明を達成させている。
また、第1の照明部は、読取り窓に対して斜めから光を照射する複数のLEDを一列に整列させてなる第1のLED群であり、前記第2の照明部は、第1の照明部に対向して平行に配置されると共に、読取り窓に対して斜めから光を照射する複数のLEDを一列に整列させてなる第2のLED群であり、筐体には、撮像部で撮像した像を画像として表示する画像表示部が固定されていると好適である。このように、光源としてLEDを採用し、LEDで作られる照明領域を遮光板で規制する場合、照明が重なっている部分と重なっていない部分との輝度差が極めて大きくなるので、拡散板の重要性が特に増すことになる。そして、画像表示部をもった撮像装置では、画面上で輝度差が大きい部分が発生すると、非常に見づらい画像になってしまうので、前述したような遮光板と拡散板との組み合わせは非常に効果的である。
本発明によれば、照明の写り込みが発生しにくく、且つ均一性の高い照明を有し、小型の撮像装置を可能にする。
以下、図面を参照しつつ本発明に係る撮像装置の好適な実施形態について詳細に説明する。
図1及び図2に示すように、撮像装置1は、撮像対象物(紙幣、パスポート、免許証、IDカード、有価証券など)Sの鑑別などに利用され、特に、光反射によって引き起こされる光源の写り込みに配慮した装置である。この撮像装置1は、遮光及び防塵構造をもった四角柱形状の筺体2を有し、この筺体2の底面には矩形の読取り窓2aが形成され、筐体2には、この読取り窓2aを塞ぐようにして透明な窓ガラス板3が接着剤を介して固定されている。更に、筺体2の上面には、モニタ用の覗き窓として利用するガラス板6が接着剤を介して固定され、筐体2内にはカラー又は白黒の液晶モニタ(画像表示部)8が固定されている。そして、ガラス板6を介して、液晶モニタ8の画面8aを外部に露出させるように、筐体2内に液晶モニタ8を配置させることで、携帯型の撮像装置1が構成される。
さらに、筺体2の内部には、撮像部としてのCCD10が配置され、このCCD10は、回路基板11上にリード部を介して実装されている。そして、この回路基板11は筐体2に固定され、CCD10の撮像面は、読取り窓2aの中心を通る光軸L上に配置される。さらに、このCCD10の前方には、光軸L上に位置する結像レンズ部14が配置され、この結像レンズ部14によって至近距離での撮像を可能にしている。そして、CCD10で撮像された像は、液晶モニタ8に画像として表示される。
さらに、筺体2の内部には、読取り窓2aに向けて光を照射することで撮像対象物Sの照らし出しを可能にする第1の照明部20が配置されている。この第1の照明部20は、一列に整列させた各LED20aからの光を、斜め上方から読取り窓2aに向けて照射する第1のLED群として構成されている。同様に、筺体2の内部には、読取り窓2aに向けて光を照射することで撮像対象物Sの照らし出しを可能にする第2の照明部22が配置されている。この第2の照明部22は、一列に整列させた各LED22aからの光を、斜め上方から読取り窓2aに向けて照射する第2のLED群として構成されている。さらに、筐体2内において、第2の照明部22は、第1の照明部20に対向して配置されると共に、光軸Lを通る平面に対して対称の位置関係をもって配置されている。従って、第1及び第2の照明部20,22は、読取り窓2aに向けて斜め上方から光を出射する位置に固定されている。
しかしながら、このような位置に第1及び第2のLED群20,22を配置した場合、窓ガラス板3や高反射率の部位を有する撮像対象物Sによって、液晶モニタ8の画像に照明の写り込み(LEDの写り込み)が発生することを回避し難い。すなわち、窓ガラス板3を備えた撮像装置1により光沢のある証明写真などを撮像する場合、窓ガラス板3での光の反射と証明写真(撮像対象物S)での光の反射とが同時に発生するので、液晶モニタ8の画面8a上に照明の写り込みが極めて発生し易くなる。
そこで、第1の照明部20の光量を第2の照明部22の光量とを同等にした場合、第1の照明部20からの光と第2の照明部22からの光との重なりが、読取り窓2aで画成される読取り領域P内で少なければ少ない程、読取り窓2aでの照明を均一に近づけることができる。すなわち、第1の照明部20で作り出される第1の照明領域Aと、第2の照明部22で作り出される第2の照明領域Bとの重なり領域Cが、読取り領域Pにおいて少なければ少ない程、読取り窓2aでの照明を均一に近づけることができる。
この点に着目し、筐体2内には、第1の遮光板24が、光軸Lに対して直交するように、第1の照明部20のLED配列方向に対し平行に配置され、この第1の遮光板24を、読取り窓2aと第1の照明部20との間に配置することで、第1の照明部20側が制限された第1の照明領域Aを読取り領域P内に出現させている。同様に、筐体2内には、第2の遮光板26が、光軸Lに対して直交するように、第2の照明部22のLED配列方向に対し平行に配置され、この第2の遮光板26を、読取り窓2aと第2の照明部22との間に配置することで、第2の照明部22側が制限された第2の照明領域Bを読取り領域P内に出現させている。更に、筐体2内において、第1の照明部20と第2の照明部22とが同一の高さレベルに配置されていることに起因して、第1の遮光板24と第2の遮光板26は同一の高さレベルに配置される。また、このように遮光板24,26を配置することで、第1及び第2のLED群20,22のLED写り込みを回避している。
このような遮光板24,26を利用して均一な照明を達成させるためには、第1の照明領域Aと第2の照明領域Bとの重なり領域Cが出来るだけ小さくなるように遮光板24,26の位置調整を行う必要がある。しかしながら、第1及び第2の遮光板24,26によって、光の重なり領域Cを完全に無くすように照明領域A,Bを制限することは非常に困難であり、かなり厳格な精度が要求される。
そこで、照明の重なりを予定した上で、必然的にできる光の重なり部分Cでの光を均一にするため、第1及び第2の拡散板28,30を利用する。この第1の拡散板28は、第1の遮光板24と第1の照明部20との間で第1の遮光板24に対して平行になるように筐体2に固定されている。そして、第1の拡散板28は、筐体2内で光軸2に向けて水平に迫り出すことで重なり領域Cの光を拡散させ、第1の照明領域A内で光拡散領域Dを作り出す。同様に、第2の拡散板30は、第2の遮光板26と第2の照明部22との間で第2の遮光板26に対して平行になるように筐体2に固定されている。そして、第2の拡散板30は、筐体2内で光軸2に向けて水平に迫り出すことで重なり領域Cの光を拡散させ、第2の照明領域B内で光拡散領域Eを作り出す。このような遮光板24,26と拡散板28,30との組み合わせにより、ムラの少ない均一な照明が達成され、液晶モニタ8に映し出された画像が非常に見やすくなる。
特に、光源としてLED20a,22aを採用した場合、照明が重なっている部分Cと重なっていない部分との輝度差が非常に大きくなるので、拡散板28,30の重要性が一段と増すことになる。すなわち、液晶モニタ(画像表示部)8の画面8a上で輝度差が大きい部分あると、非常に見づらい画像になってしまうので、前述したような遮光板24,26と拡散板28,30との組み合わせは非常に効果的である。
本発明に係る撮像装置の一実施形態を示す断面図である。 図1のII−II線に沿う断面図である。
符号の説明
1…撮像装置、2…筐体、2a…読取り窓、3…窓ガラス板、8…液晶モニタ(画像表示部)、10…CCD(撮像部)、20…第1の照明部(第1のLED群)、20a…LED、22…第2の照明部(第2のLED群)、22a…LED、24…第1の遮光板、26…第2の遮光板、28…第1の拡散板、30…第2の拡散板、S…撮像対象物、A…第1の照明領域、B…第2の照明領域、C…重なり領域。

Claims (2)

  1. 筐体に設けられた読取り窓に装着された窓ガラス板と、
    前記読取り窓に向けて光を照射して、撮像対象物を照らし出す第1の照明部と、
    前記読取り窓に向けて光を照射すると共に、前記第1の照明部によって作り出された第1の照明領域に部分的に重なるような第2の照明領域を作り出す第2の照明部と、
    前記第1及び第2の照明部により照らされた前記撮像対象物からの反射光を受光して前記撮像対象物を撮像する撮像部と、
    前記筐体内で前記読取り窓と前記第1の照明部との間に配置されて、前記第1の照明領域において前記第1の照明部側を制限する第1の遮光板と、
    前記筐体内で前記読取り窓と前記第2の照明部との間に配置されて、前記第2の照明領域において前記第2の照明部側を制限する第2の遮光板と、
    前記筐体内で前記第1の遮光板と前記第1の照明部との間に配置されて、前記第1の照明領域と前記第2の照明領域との重なり領域の光を拡散する第1の拡散板と、
    前記筐体内で前記第2の遮光板と前記第2の照明部との間に配置されて、前記第1の照明領域と前記第2の照明領域との重なり領域の光を拡散する第2の拡散板とを備えたことを特徴とする撮像装置。
  2. 前記第1の照明部は、前記読取り窓に対して斜めから光を照射する複数のLEDを一列に整列させてなる第1のLED群であり、前記第2の照明部は、前記第1の照明部に対向して平行に配置されると共に、前記読取り窓に対して斜めから光を照射する複数のLEDを一列に整列させてなる第2のLED群であり、前記筐体には、前記撮像部で撮像した像を画像として表示する画像表示部が固定されていることを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
JP2003271544A 2003-07-07 2003-07-07 撮像装置 Expired - Fee Related JP4216667B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003271544A JP4216667B2 (ja) 2003-07-07 2003-07-07 撮像装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003271544A JP4216667B2 (ja) 2003-07-07 2003-07-07 撮像装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005033589A JP2005033589A (ja) 2005-02-03
JP4216667B2 true JP4216667B2 (ja) 2009-01-28

Family

ID=34209380

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003271544A Expired - Fee Related JP4216667B2 (ja) 2003-07-07 2003-07-07 撮像装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4216667B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007233177A (ja) * 2006-03-02 2007-09-13 Fujitsu Ltd 撮影装置、照明制御装置及び照明制御方法
JP4979977B2 (ja) * 2006-04-26 2012-07-18 三菱電機株式会社 表面状態判別装置及び表面状態判別方法及び表面状態判別プログラム
WO2012071729A1 (zh) * 2010-12-02 2012-06-07 北京新岸线软件科技有限公司 图像采集装置
JP5722605B2 (ja) * 2010-12-08 2015-05-20 株式会社Ihi 水中目視検査装置
JP6088957B2 (ja) * 2013-10-25 2017-03-01 東芝テック株式会社 撮像装置およびオブジェクト認識スキャナ
CN104464077A (zh) * 2014-11-12 2015-03-25 迪堡金融设备有限公司 一种纸币冠字码的识别方法及其装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005033589A (ja) 2005-02-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9332148B2 (en) Reading device
CN110187544B (zh) 显示装置、液晶显示面板及其驱动方法
US8854703B2 (en) Document reading device
US8120762B2 (en) Light guide and optical sensing module input device and method for making same
JP4216667B2 (ja) 撮像装置
JP2008191261A (ja) 液晶表示装置
JP2007187753A (ja) 液晶表示装置
JP2003228689A (ja) コード読取装置
US11184501B2 (en) Reading device
JP2008191262A (ja) 液晶表示装置
CN209803504U (zh) 一种背光模组、显示模组及电子设备
CN209803509U (zh) 一种背光模组、显示模组及电子设备
TWI690855B (zh) 光學資訊讀取裝置
CN209803511U (zh) 一种背光模组、显示模组及电子设备
JP2007156040A (ja) 液晶表示装置
CN209803507U (zh) 一种背光模组、显示模组及电子设备
CN209803510U (zh) 一种背光模组、显示模组及电子设备
CN209803505U (zh) 一种背光模组、显示模组及电子设备
CN110463173B (zh) 读取装置
JP2017194726A (ja) 光輝性媒体の模様変化確認装置
KR102421777B1 (ko) 디스플레이 장치
KR101460686B1 (ko) 홀로그램 처리기능을 가지는 스캔 장치 및 스캔 방법
CN209803508U (zh) 一种背光模组、显示模组及电子设备
JP6216054B2 (ja) 遊技機用表示装置
JP2007156023A (ja) 液晶表示装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060630

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20081104

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20081106

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111114

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees