JP4216647B2 - 超音波送信装置、超音波送受信装置、および探知装置 - Google Patents

超音波送信装置、超音波送受信装置、および探知装置 Download PDF

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    • B06B2201/70Specific application
    • B06B2201/74Underwater

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、超音波を送信する超音波送信装置、この送信された超音波のエコーを受信する超音波送受信装置、およびこれらを用いて物標を探知する探知装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
現在、一般に水中にある物標を探知するためにスキャニングソナー等のソナー装置が用いられている。スキャニングソナーは、周囲の全方位の物標を探知するため、略円筒形状のトランスデューサを備えており、このトランスデューサに配列形成された振動子を駆動させることによって、全周に向けて超音波の送信ビームを形成する。また、トランスデューサの円周方向(方位方向)に並ぶ所定数の振動子を用いて、所定方位に受信ビームを形成し、用いる振動子列の組の選択を切り換えることによって、受信ビームの方位を順次回転させる。このことによって全方位に亘る探知を行う。
【0003】
このようなスキャニングソナーの超音波送受信装置においては、近接する船舶同士間で互いの送信する超音波同士が干渉し合わないように、超音波の出力すなわち、振幅を制御しなければならない場合がある。また、複数の振動子を備えたトランスデューサから超音波を送信する場合、配列形成された振動子から出力される送信ビームのサイドローブの抑制が必要となる。このため、振動子毎に供給する駆動信号を正確に制御して各振動子から送信される超音波信号の振幅を制御しなければならない。
【0004】
一般に、超音波送受信装置の送信部の電力増幅部では、その終段部に複数のスイッチング素子を用いたブリッジ回路が用いられている。このブリッジ回路でスイッチング素子を駆動することにより、振動子を駆動するパルス信号を生成する。そして、このパルス信号により振動子は振動して超音波信号を外部に送信する(例えば、特願2001−401798号公報参照。)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述のブリッジ回路としては、スイッチング素子を4つ用いたフルブリッジ回路とスイッチング素子を2つ用いたハーフブリッジ回路とが存在する。
【0006】
図6はフルブリッジ回路を示す概略構成図である。なお、本図ではスイッチング素子としてFETを用いた例を示す。
【0007】
図6に示すようにフルブリッジ回路は、駆動電圧VB を供給する電圧供給部と接地電位との間に2つのFET11,FET12を直列接続した回路と、2つのFET21,FET22を直列接続した回路とが並列に設けられ、FET11,FET12の接続点とFET21,FET22の接続点とが振動子XDの両端にそれぞれ接続した構成である。
【0008】
このようなフルブリッジ回路では、各FET11,FET12,FET21,FET22に図7(a)〜(d)に示すドライブ信号を入力することで、FET11,FET12,FET21,FET22のオン/オフ状態を制御し、振動子XDに図7(e)に示すパルス信号を供給し、振動子XDが固有共振周波数で振動する。すなわち、FET11,FET21でパルス信号を振動子に供給して、振動子を共振させ自由振動させると、パルス信号を供給しない間も引き続き自由振動を維持する。そして、FET11とFET22とをオン状態にするタイミングと、FET21とFET12とをオン状態にするタイミングとを、振動子XDの共振周波数に対して半周期ずらして同期させて、パルス信号を振動子に連続して供給する。これにより、振動子が連続的に共振するので、自由振動による減衰量が補われ、所定振幅の超音波信号が出力される。ここで、パルス信号のパルス幅を調整することにより超音波信号の振幅が制御されて、所望の振幅の超音波信号が出力される。
【0009】
しかし、このようなフルブリッジ回路では、FETE11,FET21から振動子に駆動電圧が供給されていない状態、すなわち、FET11,FET21がオフ状態のときに、FET12,FET21がオフ状態であると、振動子とFET12,FET21からなる閉ループ回路のインピーダンスが非常に高くなる。ここで、超音波信号の振幅を大きくする場合は、パルス信号のパルス幅が大きくなるため、上記FET11〜FET22の全てがオフ状態となる時間(図6におけるα区間およびβ区間に対応)は短いため、振動子の振動の減衰量は比較的少なくなる。しかし、超音波信号の振幅を小さくする場合は、供給されるパルス幅が短くなるため、FET11〜FET22の全てがオフ状態となる時間は長くなり、フルブリッジ回路と振動子とからなる閉ループ回路が非常に高いインピーダンスを示す時間が長くなるとともに自由振動が制限される。これにより、振動子の振動が極端に減衰して、連続的に超音波信号を送信する場合、非常に損失が大きくなって効率が悪くなる。また、この減衰量が非常に大きく、次のパルスが供給されるまでに振動が停止してしまえば、連続して超音波信号を送信することができなくなる。
【0010】
以上のことは、従来のハーフブリッジ回路についても云える。図8は従来のハーフブリッジ回路を示す概略構成図である。
【0011】
図8に示すようにハーフブリッジ回路は、正の電圧(VB )の供給部と負の電圧(−VB )の供給部との間に2つのFET1 ,FET2 を直列接続した回路が設けられ、FET1 ,FET2 の接続点が振動子XDに接続されているとともに、振動子XDに並列にFET3 が接続された構成である。
【0012】
このようなハーフブリッジ回路では、FET1 ,FET2 に図9(a)、(b)に示すドライブ信号が入力されることで、振動子が固有共振周波数で振動する。ここで、FET3 が常時オフ状態すなわち、FET3 が無い、2つのFETからなる一般のハーフブリッジ回路の場合には、FET1 ,FET2 がともにオフとなるタイミングが生じる。特に、超音波信号の振幅を小さくするためにパルス幅を狭くした場合、2つのFET1 ,FET2 がともにオフ状態となる時間(図9におけるγ区間およびδ区間)が長くなる。このため、振動子とハーフブリッジ回路からなる閉ループ回路が非常に高いインピーダンスを示す時間が長くなるとともに自由振動が制限される。これにより、上述のフルブリッジ回路の場合と同様に、振動子の振動が極端に減衰して、連続的に超音波信号を送信する場合、非常に損失が大きくなって効率が悪くなる。
【0013】
このため、一般のハーフブリッジ回路の負荷(振動子)に並列に新たなFET3 を設ける。FET3 は図8に示すように、FET1 ,FET2 の両方がオフ状態にある時にオン状態となる制御が行われている。これにより、FET1 ,FET2 がオフ状態にあるときに、振動子XDとFET3 との閉ループ回路で低インピーダンスを実現できるので、低損失で自由振動が継続し、連続して超音波信号を送信することができる。
【0014】
しかしながら、このようなハーフブリッジ回路においては、振動子に並列にFETを追加するので、回路が複雑になってしまうという問題がある。
【0015】
この発明の目的は、複数のスイッチング素子からなるハーフブリッジ回路またはフルブリッジ回路を用いて、振動子をパルス信号で駆動して超音波を送信する、高効率で簡素な構造の超音波送信装置、これを用いた超音波送受信装置、およびこれらを用いた探知装置を構成することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】
この発明の超音波送信装置の送信ビーム形成手段は、フルブリッジ回路にドライブ信号を与えるドライブ信号生成手段で、フルブリッジ回路の第1のスイッチング素子がオン状態にある全期間において第2、第3のスイッチング素子をオフ状態にするとともに第4のスイッチング素子をオン状態にし、第3のスイッチング素子がオン状態にある全期間において第4、第1のスイッチング素子をオフ状態にするとともに第2のスイッチング素子をオン状態にし、さらに、第1、第3のスイッチング素子がともにオフ状態にある全期間において第2、第4のスイッチング素子をともにオン状態にするドライブ信号を生成することを特徴としている。
【0017】
ーフブリッジ回路の第1のスイッチング素子がオン状態になり、第2のスイッチング素子がオフ状態になると、その状態を維持する全期間において、ハーフブリッジ回路の第1のスイッチング素子と振動子とが閉ループ回路を形成し、所定駆動電圧すなわち振幅のパルス信号が、オン状態の長さ応じたパルス幅で振動子に供給される。一方、第1のスイッチング素子がオフ状態になり、第2のスイッチング素子がオン状態になると、その状態を維持する全期間において、振動子は第2のスイッチング素子とともに閉ループの低インピーダンス共振回路を構成する。
【0018】
このハーフブリッジ回路と振動子とは、等価的に図10(a)に示すスイッチSWを含む共振回路となる。この共振回路において、SWのA接状態の時が、ハーフブリッジ回路では第1のスイッチング素子がオン状態、第2のスイッチング素子がオフ状態であり、SWのB接状態の時が、第1のスイッチング素子がオフ状態、第2のスイッチング素子がオン状態である。また、振動子は、等価的に抵抗、コイル、およびインダクタの直列回路で示される。
【0019】
この共振回路は、スイッチSWが一旦A接状態になると電源Vから所定電圧が振動子に供給され、スイッチSWがB接状態になると振動子のみの直列共振回路となる。これにより、図10(b)に示すように、所定の振幅および減衰特性を有する固有共振周波数の減衰振動が生じる。
【0020】
このように、ハーフブリッジ回路を駆動し、振動子にパルス信号を供給することで、振動子は固有共振周波数で共振して自由振動を起こし、パルスが供給されていない間もこの振動を維持する。さらに、第1のスイッチング素子の駆動タイミングを振動子の固有共振周波数に同期させることで、第1のスイッチング素子を介して駆動電圧が連続的に供給されるので、振動子は所定の振幅値で振動を続け、超音波信号を送信する。
【0021】
ここで、振動子では供給されるパルス信号のパルス幅に応じて超音波信号の振幅が決定されるので、パルス信号のパルス幅を可変にすることにより、振動子から出力される超音波信号の振幅を制御できる。この制御を行うことで、振動子から送信される超音波信号の振幅制御をトランスデューサに配列形成された振動子毎に行い、所望のウェイト付けが行われた超音波送信ビームを形成する。
【0023】
この構成では、フルブリッジ回路の第1、第4のスイッチング素子がオン状態になり、第2のスイッチング素子がオフ状態になると、その状態を維持する全期間において、第1、第4のスイッチング素子と振動子とが閉ループ回路を構成し、所定駆動電圧すなわち振幅のパルス信号が、オン状態の長さ応じたパルス幅で振動子に供給される。また、第3、第2のスイッチング素子がオン状態になり、第4のスイッチング素子がオフ状態になると、その状態を維持する全期間において、第3、第2のスイッチング素子と振動子とが閉ループ回路を構成し、所定駆動電圧すなわち振幅のパルス信号が、オン状態の長さ応じたパルス幅で振動子に供給される。この第1のスイッチング素子がオン状態になるタイミングと、第3のスイッチング素子がオン状態となるタイミングとは、パルス信号により生じる振動子の共振周期に対して、互いに半周期ずれて同期されている。一方、第1、第3のスイッチング素子がオフ状態になり、第2、第4のスイッチング素子がオン状態になると、その状態を維持する全期間において、振動子は、第2、第4のスイッチング素子とともに閉ループの低インピーダンス共振回路を構成する。
【0024】
このようなフルブリッジ回路を用いた場合にも、上述のハーフブリッジ回路を用いた場合と同様に、振動子の共振と、この共振による振動の維持とを繰り返すことで、連続して超音波信号を送信する。
【0027】
た、この発明は、所定のパルス信号で駆動する振動子と、前記パルス信号の振幅を与える駆動電位と接地電位との間に第1、第2のスイッチング素子の直列回路と、第3、第4のスイッチング素子の直列回路とを並列に接続して、各スイッチング素子に入力されるドライブ信号に基づいて前記パルス信号を生成するフルブリッジ回路と、ドライブ信号を生成するドライブ信号生成手段とを備え、振動子にパルス信号を与えて駆動させることで超音波を送信する送信手段を備えた超音波送信装置において、ドライブ信号生成手段で、フルブリッジ回路の第1のスイッチング素子がオン状態にある全期間において第2、第3のスイッチング素子をオフ状態にするとともに第4のスイッチング素子をオン状態にし、第3のスイッチング素子がオン状態にある全期間において第4、第1のスイッチング素子をオフ状態にするとともに第2のスイッチング素子をオン状態にし、さらに、第1、第3のスイッチング素子がともにオフ状態にある全期間において第2、第4のスイッチング素子をともにオン状態にするドライブ信号を生成することを特徴としている。
【0028】
【発明の実施の形態】
本発明の第1の実施形態に係る超音波送受信装置を備えたスキャニングソナーについて、図を参照して説明する。
【0029】
図1は、スキャニングソナーの送受信チャンネルの構成を示すブロック図である。図1において、ドライバI/F11は、後述するプログラマブル送信ビーム形成制御部26から与えられるCLOCK信号と、スイッチングを制御するディジタル形式の制御信号とに基づいて、ドライバ回路12を制御するドライブ信号を生成する。すなわち、本発明のドライブ信号生成手段とは、ドライバI/F11およびプログラマブル送信ビーム形成部26を示す。ここで、制御信号は、プログラマブル送信ビーム形成制御部26の波形メモリ24に、超音波信号の振幅に応じて、複数種類のパターンで予め記憶されており、送信する超音波信号の振幅が決定されると、この振幅に応じた制御信号がドライバI/F11に入力される。
【0030】
ドライバ回路12は図2に示すハーフブリッジ回路を備えている。
図2は、ドライバ回路12に備えられたハーフブリッジ回路を示す概略構成図である。
【0031】
ハーフブリッジ回路は図2に示すように、請求項1の発明の第1、第2のスイッチング素子に対応する2つのFET1 ,FET2 と振動子に供給する電力を格納するコンデンサCとから構成されており、FET1 ,FET2 のゲート端子G1 ,G2 のそれぞれにドライバI/F11から、図4(c)、(d)に示すドライブ信号1,2が入力される。また、FET1 のドレイン端子D1 がFET2 のソース端子S2 に接続するとともに、該ハーフブリッジ回路の出力端子51を形成している。また、FET1 のソース端子S1 には、振動子(XD)10を駆動する駆動パルス信号の振幅を与えるための電圧(駆動電圧)VB が供給されており、FET2 のドレイン端子D2 は接地されている。さらに、FET1 のゲート端子G1 はコンデンサCを介して接地されている。このハーフブリッジ回路に、図4(c),(d)に示すドライブ信号1,2が入力されることで、FET1 ,FET2 がスイッチングして、図4(e)に示す駆動パルス信号を出力する。この駆動パルス信号は送受切替回路13を介して、振動子10に供給される。振動子10はこの駆動パルス信号により固有の共振周波数で振動して、外部に正弦波状の超音波信号を送信する。
【0032】
送受切替回路13は、送信期間にドライバ回路12から出力された駆動パルス信号を振動子10に導き、受信期間に振動子10が出力した信号をプリアンプ14へ受信信号として導く。プリアンプ14はこの受信信号を増幅し、バンドパスフィルタ(BPF)15は受信信号の周波数帯域以外のノイズ成分を除去する。A/Dコンバータ17はその受信周波数帯域の信号を所定のサンプリング周期でサンプリングして、ディジタルデータ列に変換する。
【0033】
上述の各部分により、送受信チャンネル100は構成されており、この送受信チャンネルを、100a,100b,・・・100nで示すように振動子10の数だけ設けている。これら振動子10は円筒形または球形等のトランスデューサ表面に配列して設置されている。
【0034】
図3は、図1に示した複数の送受信チャンネル100を用いて送信ビームおよび受信ビームを形成するとともに、所定探知範囲の探知画像を生成する制御部のブロック図である。なお、図3におけるインターフェース20は図1に示したインターフェース20を示す。
【0035】
まず、送信系の構成について説明する。
【0036】
図3において、26はプログラマブル送信ビーム形成制御部である。このプログラマブル送信ビーム形成制御部26は、駆動パルス信号生成回路21、波形メモリ24、およびTX−DSP25を含んでいる。駆動パルス信号生成回路21はタイミングジェネレータ22と係数テーブル23とを備えており、FPGAにより構成される。タイミングジェネレータ22は各振動子10への駆動パルス信号の生成タイミングを与える信号を発生する。係数テーブル23は、TX−DSP25で演算するのに必要な係数を予め記憶している。波形メモリ24は、上述のように、ドライブ信号1,2を形成するための、[0,1]の2値からなる制御信号を予め記憶しており、TX−DSP25は、この制御信号を読み出して、各振動子の各チャンネルに与える遅延量を加えた信号を演算する。なお、TX−DSP25は送信毎に係数テーブル23の内容を計算し、更新する。
【0037】
駆動パルス信号生成回路21は、TX−DSP25で演算された制御信号を、タイミングジェネレータ22で生成されたタイミングにより、CLOCK信号とともにインターフェース(I/F)20を介して送受信チャンネル100に出力する。
【0038】
これら、送信ビーム形成制御部26と複数の送受信チャンネル100とを組み合わせることで、本発明の送信ビーム形成手段が構成される。
【0039】
次に、この送信系および送受信チャンネル100の各部における各信号の生成方法を説明する。
図4は、CLOCK信号、制御信号、ドライブ信号1、ドライブ信号2、駆動パルス信号、および超音波信号の関係を示すタイミングチャートである。
【0040】
上述のように、プログラマブル送信ビーム形成制御部26は、制御信号のタイミングを与える矩形波状のCLOCK信号(図4(a))と、ドライブ信号1、ドライブ信号2を生成するための制御信号(図4(b))とを生成する。制御信号は[0,1]からなる2値信号であり、CLOCK信号に同期して送信することで、ドライブ信号1,2のレベルを遷移するか保持するかを与える。
【0041】
ドライバI/F11は、CLOCK信号と制御信号に基づいて、制御信号が「1」であれば、ドライブ信号1、ドライブ信号2のレベルを遷移させ、制御信号が「0」であれば、ドライブ信号1、ドライブ信号2のレベルを保持することで、図4(c)に示すドライブ信号1と、図4(d)に示すドライブ信号2とを生成し、ドライバ回路12に出力する。ここで、ドライバI/F11はドライブ信号1をドライバ回路12のハーフブリッジ回路のFET1 に出力し、ドライブ信号2をFET2 に出力する。
【0042】
ドライバ回路12のハーフブリッジ回路では、ドライブ信号1がHi状態でドライブ信号2がLow状態となると、FET1 がオン状態となり、FET2 がオフ状態となる。そして、所定時間経過後に、ドライブ信号1がLow状態、ドライブ信号2がHi状態に切り替わることで、FET1 がオフ状態となり、FET2 がオン状態となる。これにより、FET1 のソース端子S1 からドレイン端子D1 を通じて、所定パルス幅で駆動電圧VB の信号が出力されることで、図4(e)に示す駆動パルス信号が生成される。この駆動パルス信号が振動子10に入力されると、振動子10は駆動パルス信号の立ち上がりに応じて、固有の共振周波数で共振する。
【0043】
そして、FET1 がオフ状態であってもFET2 がオン状態とすることで、FET2 と振動子10とで低インピーダンス回路が形成されるので、共振による振動子10の振動は大きく減衰されることなく継続される。
【0044】
さらに、振動子10の共振周波数と、ドライブ信号1,2の周波数とを一致させて、FET1 のオン状態への遷移のタイミングを振動子10の振幅が負から正に遷移するタイミングに一致させる。すなわち、共振周波数に同期させることにより、振動子10の自由振動における経時的な減衰が補完される。これにより、所定の周波数で連続して振動子10を振動させ、図4(f)に示す超音波信号を送信することができる。
【0045】
なお、このように駆動パルス信号により振動子を振動させる場合、駆動パルス信号のオン時間幅が、超音波信号の半周期よりも小さい場合には、このオン時間幅が超音波信号の振幅と正の相関を持つ。このため、オン時間幅を調整することにより超音波信号の振幅を制御する。ここで、上述の構成を用いることで、駆動パルス信号のオン時間幅に関係なく、安定して振動子を共振させることができ、振幅制御が容易となる。
【0046】
このような構成とすることにより、簡素な構造のハーフブリッジ回路を用いて振動子を殆ど減衰させることなく、超音波信号を出力できるので、高効率で確実に振幅制御できる、簡素な構造の送信ビーム形成手段、およびこれを備えた超音波送信装置を構成することができる。
【0047】
次に、受信系の構成について説明する。
図3において、バッファメモリ27は、インターフェース20を介して各チャネルからの受信データを一時記憶するメモリである。28はプログラマブル受信ビーム形成制御部であり、RX−DSP29、係数テーブル30、および受信ビーム形成演算部31とから構成されている。RX−DSP29は受信ビーム毎に各振動子による受信信号の位相とウェイト値とを計算して、係数テーブル30へ書き込む。受信ビーム形成演算部31は各振動子の受信信号に対して係数テーブル30に書き込まれた位相とウェイト値との計算を行って合成することにより合成受信信号を得る。この合成受信信号をビーム毎の時系列データとして求め、これをバッファメモリ32へ書き込む。この受信ビーム形成演算部31はFPGAにより構成されている。
【0048】
33はプログラマブルフィルタであり、フィルタDSP34、係数テーブル35、およびフィルタ演算部36から構成される。フィルタ演算部36はFPGAにより構成されている。フィルタDSP34はビーム毎に所定の帯域通過フィルタ特性を得るためのフィルタ係数を計算して、それを係数テーブル35へ書き込む。フィルタ演算部36は係数テーブル35の係数に基づいてFIRフィルタとしての演算を行い、帯域処理済みの受信信号を求める。
【0049】
エンベロープ検出部40は、各受信ビームの帯域処理済み受信信号のエンベロープを検出する。イメージ処理部41は、各受信ビームの各距離における受信信号強度をイメージ情報化してディスプレイ42に出力する。これにより、ディスプレイ42に所定探知範囲の探知画像を表示する。
【0050】
探知操作部39は、探知範囲の指示等を行う入力部である。ホストCPU37はインターフェース38を介して探知操作部39の指示内容を読み取り、上述した各部の制御を行う。
【0051】
上述のように、ドライバ回路を構成することにより、従来と同じ構成部品でありながら損失の少ない超音波送受信装置およびこれを用いた探知装置を構成することができる。
【0052】
次に、第2の実施形態にかかる超音波送受信装置について説明する。
本実施形態に示す超音波送受信装置は、図1に示すドライブ回路12に、図6に示すフルブリッジ回路を用いて、図5に示すドライブ信号を入力したものである。他の構成は、第1の実施形態に示した超音波送受信装置と同じであり、同一部の説明は省略する。
【0053】
図5に示したフルブリッジ回路のFET11,FET12,FET21,FET22はそれぞれ請求項2の発明の第1、第2、第3、第4のスイッチング素子に対応する。
【0054】
送受信チャンネル100のドライバ回路12は、上述の図6に示すような、4つのFETからなるフルブリッジ回路が備えられており、図5に示すドライブ信号11がFET11に、ドライブ信号12がFET12に、ドライブ信号21がFET21に、ドライブ信号22がFET22に入力される。
【0055】
このようなフルブリッジ回路では、ドライブ信号11,22がHi状態でドライブ信号12,21がLow状態となると、FET11,FET22がオン状態となり、FET12,FET21がオフ状態となる。そして、所定時間経過後に、ドライブ信号11がLow状態、ドライブ信号12がHi状態に切り替わることで、FET11がオフ状態となり、FET22がオン状態となる。このため、振動子にはFET11がオン状態であった時間に相当するパルス幅のパルス信号が入力される。これにより、振動子は固有の共振周波数で共振して超音波信号を送信する。この後、FET21がオン状態になり、FET22がオフ状態になるまでは、FET12とFET22のみがオン状態になるため、振動子とFET12,FET22とで低インピーダンス回路が形成される。これにより、FET11のオン状態により発振した振動の減衰を抑制することができる。
【0056】
次に、FET21が所定時間オン状態となることで、このオン状態の長さに応じたパルス幅のパルス信号が振動子に入力され、振動子は固有の共振周波数で共振する。この後、FET11がオン状態になり、FET12がオフ状態になるまでは、再度FET12とFET22のみがオン状態になるため、振動子とFET12,FET22とで低インピーダンス回路が形成される。これにより、FET21のオン状態により発振した振動の減衰を抑制することができる。
【0057】
ここで、FET11がオン状態となるタイミングと、FET21がオン状態となるタイミングとを、振動子の共振周期の半周期でずらし、FET11による共振とFET21による共振とを同期させることにより、連続振動の減衰分を補完することができるので、連続して安定した超音波信号を発振し続けることができる。
【0058】
このように、フルフブリッジ回路を用いても、振動子を殆ど減衰させることなく、超音波信号を出力できるので、高効率で確実に振幅制御できる送信ビーム形成手段、およびこれを備えた超音波送信装置を構成することができる。
【0059】
なお、上述の各実施形態では、超音波信号と同じ周期の駆動パルス信号を用いて、振動子を駆動する方法を示したが、超音波信号よりも短い周期の駆動パルス信号により振動子を駆動してもよい。この場合、振動子の共振周波数の半周期内に供給される複数のパルス信号のパルス幅を合計した幅(オンデューティ比)により、振動子から送信される超音波信号の振幅が制御される。このような駆動方法を用いた場合にも上述の構成は適用でき、且つ同様の効果が期待できる。
【0060】
【発明の効果】
この発明によれば、振動子を振動させる駆動パルス信号を生成するドライバ回路を2つのスイッチング素子からなるハーフブリッジ回路、または4つのスイッチング素子からなるフルブリッジ回路で構成し、上述のように、ブリッジ回路のスイッチング素子を制御することにより、確実に振幅制御ができ、高効率で簡素な構造の超音波送信装置を構成することができる。
【0061】
また、この発明によれば、上述の超音波送信装置と、受信ビーム形成手段を備えた超音波送受信装置と、送信ビームおよび受信ビームを制御する手段を備えることで、探知すべき方位を順次走査して、各方位の受信信号から探知範囲の探知データを求めて表示して、略同時刻に複数の探知方向の探知画像を正確に把握できる高性能な探知装置を構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスキャニングソナーの送受信チャンネルの構成を示すブロック図
【図2】図1に示すドライバ回路12に備えられたハーフブリッジ回路を示す概略構成図
【図3】図1に示した複数の送受信チャンネル100を用いて送信ビームおよび受信ビームを形成するとともに、所定探知範囲の探知画像を生成する制御部のブロック図
【図4】ハーフブリッジ回路を用いた場合のCLOCK信号、制御信号、ドライブ信号、および駆動パルス信号の関係を示すタイミングチャート
【図5】フルブリッジ回路を用いた場合のCLOCK信号、制御信号、ドライブ信号、および駆動パルス信号の関係を示すタイミングチャート
【図6】従来のフルブリッジ回路を示す概略構成図
【図7】図6に示すフルブリッジ回路に入力されるドライブ信号、出力される駆動パルス信号を示すタイミングチャート
【図8】従来のハーフブリッジ回路を示す概略構成図
【図9】図8に示すハーフブリッジ回路に入力されるドライブ信号、出力される駆動パルス信号を示すタイミングチャート
【図10】本発明のハーフブリッジ回路と振動子とから成る閉ループ回路の等価回路図、および該閉ループ回路で発生する自由減衰振動を示す波形図
【符号の説明】
10−振動子
11−ドライバI/F
12−ドライバ回路
13−送受信切替回路
14−プリアンプ
15−帯域通過フィルタ
16−A/D変換回路
17,20−I/F
21−駆動パルス信号生成回路
22−タイミングジェネレータ
23−係数テーブル
24−波形メモリ
25−TX−DSP
26−プログラマブル送信ビーム形成制御部
100−送受信チャンネル

Claims (2)

  1. トランスデューサに備えられた、所定のパルス信号で駆動する複数の振動子と、前記パルス信号の振幅を与える駆動電位と接地電位との間に第1、第2のスイッチング素子の直列回路と、第3、第4のスイッチング素子の直列回路とを並列に接続して、各スイッチング素子に入力されるドライブ信号に基づいて前記パルス信号を生成するフルブリッジ回路と、前記ドライブ信号を生成するドライブ信号生成手段とを備え、前記複数の振動子毎に前記パルス信号を与えて駆動させることで超音波の送信ビームを形成する送信ビーム形成手段を備えた超音波送信装置において、
    前記ドライブ信号生成手段は、前記フルブリッジ回路の第1のスイッチング素子がオン状態にある全期間において前記第2、第3のスイッチング素子をオフ状態にするとともに第4のスイッチング素子をオン状態にし、前記第3のスイッチング素子がオン状態にある全期間において前記第4、第1のスイッチング素子をオフ状態にするとともに第2のスイッチング素子をオン状態にし、さらに、前記第1、第3のスイッチング素子がともにオフ状態にある全期間において前記第2、第4のスイッチング素子をともにオン状態にするドライブ信号を生成することを特徴とする超音波送信装置。
  2. 所定のパルス信号で駆動する振動子と、前記パルス信号の振幅を与える駆動電位と接地電位との間に第1、第2のスイッチング素子の直列回路と、第3、第4のスイッチング素子の直列回路とを並列に接続して、各スイッチング素子に入力されるドライブ信号に基づいて前記パルス信号を生成するフルブリッジ回路と、前記ドライブ信号を生成するドライブ信号生成手段とを備え、前記振動子に前記パルス信号を与えて駆動させることで超音波を送信する送信手段を備えた超音波送信装置において、
    前記ドライブ信号生成手段は、前記フルブリッジ回路の第1のスイッチング素子がオン状態にある全期間において前記第2、第3のスイッチング素子をオフ状態にするとともに第4のスイッチング素子をオン状態にし、前記第3のスイッチング素子がオン状態にある全期間において前記第4、第1のスイッチング素子をオフ状態にするとともに第2のスイッチング素子をオン状態にし、さらに、前記第1、第3のスイッチング素子がともにオフ状態にある全期間において前記第2、第4のスイッチング素子をともにオン状態にするドライブ信号を生成することを特徴とする超音波送信装置
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